2025年12月31日

2025年を振り返って

いよいよ、2025年も最後の日になりました。「今年はどんなことがあったんだっけ?」と一年を振り返るのに、日記代わりに書いているこのブログは役に立ちます。

元旦には「楽しいことが起きそうな予感のする新年」という記事を書いています。2025年の目標は、前年に続いて「出来るだけたくさん楽しいことをする」ことだと書いていますが、その目標以外に大きな願いがあるとも書いています。それは、うちの息子が働き始めることでした。

痔の問題があってこれまでの数年間を無駄にして来た息子は、メンタルヘルスの問題も生じて自分の部屋から出ることがめったにない暮らしが長く続きました。現在も就職は出来ていませんが、今年は働きに行くことが出来たんです。

最初は、治療薬の治験の被験者になってお金を稼ごうとしたんですが、上手く行きませんでした。でも、治験に参加するための検査で腎臓結石があることが分かったのは良かったですし、未知の環境で知らない人と話をするということが良い経験になったと思います。

息子は、ツールショップの新店舗準備のアルバイトに行くことが出来ました。ドリルビットを組み立てる内職も続けました。こうして稼いだお金で、ついに念願だった日本旅行が出来たんです。先月はフォークリフト免許も取得しましたし、来年は就職できるかもしれません。

うちの娘は、臨床心理士になるための8年がかりの勉強がついに終わり、今年は痛みの治療を専門に行うクリニックで働き始めましたが、そのクリニックには半年も勤めず転職しました。クリニックを経営している会社にいろいろ問題があったんです。

新しく勤め始めたのは司法心理学事務所で、犯罪を犯した人の責任能力を調べる精神鑑定をしたり、メンタルヘルスの問題や知的障害のある犯罪者にカウンセリングを行うのが仕事です。週2〜3日は一般の心理クリニックでもカウンセリングを行っています。

娘も、今年は念願だった日本旅行が出来ました。友人に恵まれている娘は、プライベートも仕事も充実しているようですから私も嬉しいです。住む場所が決まっていないということだけが問題です。来年中には良いアパートが見つかって、新しい暮らしが始まるでしょう。


さて、私にとっての2025年は、父親の死というニュースで始まりました。父親のことを考えるとつらかったことばかりが思い出されるので、もう考えないようにしています。

私にとっての今年のハイライトは、19年ぶりに日本に行き、岡山の実家に帰ったことです。それが出来たのは、父親がもうその家にいないという事実が私の不安を消したからでした。

今年90歳になった母と会い、声がかれるほどしゃべりました。妹達やその家族とも会えました。友人のJ子とは小旅行も楽しみました。食べたかった美味しいものを思う存分食べ、メジャーリーグ野球のワールドシリーズもライブ放送で見ることが出来て、1ヶ月はあっという間に終わりました。

また来年も行きたいです。出来れば毎年行きたいです。でも、死ぬまでに一度くらいはヨーロッパに行きたいとも思っているので、経済力のない私はいろいろよく考えて計画しなくてはいけません。

うちの夫はと言いますと、遺伝性黄斑変性「スターガルト病」が進行し続けていて、目はさらに見えなくなって来ています。まだ文字が読めるから仕事を続けられているわけですが、先日は左目ではもう文字を読めないと分かりました。

1月になったらまた目の検査に行って眼底の写真を撮ってもらいます。1年間でどのくらい進行したかが分かると、残る右目が見えなくなるのがいつ頃になりそうか見当がつきます。

うちの夫は、この目の病気に加えて、腎臓を提供した後の血圧問題も続いていますが、私に一番影響があるのは双極性障害による気分のムラです。私が日本に行っていた間は「うつ期」になっていたようです。そういう時には、仕事に行くだけでもしんどいはずですが、食事の準備も洗濯も全部自分でしなくてはいけなくて大変だったでしょう。

双極性障害の人と一緒に暮らすのはいろいろ大変なんですけど、悪い時はあるけど、いい時もあるんですよ。今日は水曜日で仕事が休みなので、私が観たいと言っていた映画「レンタルファミリー」を観に行こうと誘ってくれました。

映画を観る前にどこかでお昼ご飯を食べようとも話しています。こういう不通のことが出来る時は、それをしっかり楽しみたいです。

映画の帰りにスーパーに寄って、晩ご飯の「かけ蕎麦」の材料を買って来ますよ。今晩の「かけ蕎麦」は具沢山にするつもりです。

それでは皆さん、良い大晦日をお過ごしください。


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2025年12月30日

水は有限な資源という認識

ヴィクトリア州各地にあるダムの貯水量がこの1年間で20%近く減り、現在は61%にまで下がっており、このままでは水道の使用制限が始まる可能性があるというニュースを読みました。

2009年に「ブラックサタデー」と呼ばれる甚大な被害が出た森林火災が起きた頃、ヴィクトリア州では長引いたエルニーニョの影響で10年近くも降雨不足が続き、各地のダムは干上がりかけていました。

森林や草地が乾燥し切っていたところへ、百年に一度あるかないかという高温強風の天気になって、大規模森林火災が発生したわけなんですけど。

ダムが干上がりかけていてもメルボルン都市圏では断水することはなかったのですが、水の使用については様々な制限が設けられました。庭や芝生への水撒きやホースを使った洗車などは禁止になりましたし、シャワーは4分以内にしましょうといった節水キャンペーンが行われました。

義母(夫の母親)の家に近いマルンダ貯水ダムを見に行ったのを覚えていますが、底が見えそうなほど干上がっているのを見て怖くなりました。家族旅行で行ったバララットという街では、レイク・ウェンドリー(Lake Wendouree)という湖が枯れた草っぱらになっていました。メルボルンオリンピックでヨット競技が行われた場所だったんですけど。

10年間もほとんど雨らしい雨が降らなかったわけで、危機感が深刻になったヴィクトリア州では、州政府が莫大な予算を投じて「海水淡水化プラント」(Desalination Plant)を建造したんですよ。海の水を真水に変える工場です。

しかし、その「海水淡水化プラント」が完成した2012年には干ばつは解消していてダムの貯水量も80%以上に回復していましたので、この「海水淡水化プラント」が使われることはほとんど無かったんです。

当初のプラント建築費用だけで35億ドルかかり、使わないのに年間の維持費が毎年7億ドル以上かかると聞くこの「海水淡水化プラント」が、ついに必要になるんでしょうかね。そうなると水道料金の値上げが心配です。


メルボルン都市圏の人口は、私がここに住み始めた1993年には3ミリオン(300万人)でしたが、調べてみたら昨年は5ミリオン(500万人)を超えているんです。現在はおそらく550万人を超えているそうで、近いうちに600万人を超えると思われます。

メルボルン都市圏に限らず、ヴィクトリア州全体でも人口は増えているんだそうですよ。自然な人口増加に加えて、海外からの移民や国内の他地域からの移住者が要因と言われています。

2000年代にダムが干上がりかけた頃の人口は400万人もいませんでしたが、現在は550万人を超えているんです。水の需要もその分多いわけですからね、再び同じような水不足になると問題はより深刻ですよ。

乾燥大陸とも言われるオーストラリアですから、水は有限な資源だという認識を持つことが大切です。日頃から節水に取り組むことが大事だと思います。


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2025年12月29日

暑い日の晩ご飯

さあ、今年も残すところ今日を入れてあと3日です。今日は35度とまた暑くなります。スーパーの買い物に行く必要がありますが、朝の涼しいうちに行っておかなくちゃあいけません。

すでに窓の外の日除けを下ろし、カーテンもすべて閉めて家の中ができるだけ暑くならないようにしています。私達が住んでいる家にはエアコンが無いので、扇風機だけが頼りですから。

夕方の暑くなったキッチンで、大汗をかきながらガスコンロの前に立って晩ご飯を作るなんてまっぴらなので、涼しいうちにカレーでも作っておきます。

昨夜は、暑い日の定番の一つ「寿司ライスボウル」にしました。いつもはスモークサーモンを乗せるんですが、あいにくそんなものは無かったので、クリスマスの残り物のハムを使いました。

大きな深皿にお茶碗2杯分くらいの寿司飯を入れて、ハムと炒り卵、キュウリとツナをマヨネーズで和えたのや枝豆、残り物の蒸し野菜とレタスとスナップエンドウをたっぷり乗せました。トマトも乗せたかったんですけど、トマトはありませんでした。

下の写真が昨夜作った「寿司ライスボウル」です。見た目はイマイチですけど、こういうのでいいんですよ。何を乗せても美味しいんですから。


明日も暑いので、何にしましょうかね。麺を茹でないといけないけど、そのくらいは頑張って「冷やし中華」にしようかなあと思っています。まだハムが残っていますしね。


西向きの大きな窓があるキッチンは、窓の外に日除けのオーニングを付けてからは地獄のような危険な暑さにはならなくなりましたが、暑いのは暑いんです。

首にタオルを巻いて汗をふきふきお料理するなんて、私はもうしたくないんですよ。だから、暑い日の晩ご飯は、「寿司ライスボウル」「冷やし中華」「カレーライス」でいいんです。

この3つの料理は、使う材料を変えると違う料理みたいになりますしね、とにかく美味しいですから。

うちの男達、どんなに暑い日も、何を作ろうかと悩むこともなく、時間が来れば美味しい晩ご飯が出てくるっていう暮らし、少しはありがたいと思っていますかねえ。


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2025年12月28日

麺料理とお餅作り

今朝はまだ寒いので厚手のカーディガンを着ていますが、今日はこれから気温は30度まで上がる予報です。そして、しばらく暑い日が続くようです。

毎年大晦日には年越し「麺料理」を食べます。最初は日本の伝統に則って「かけ蕎麦」を作っていたんですけど、大晦日があまりに暑いと「かけ蕎麦」なんて食べたくないんです。冷たい「ざる蕎麦」にするとおかずをどうするかという問題があります。

「ざる蕎麦」のおかずは「かき揚げ天ぷら」が好きなので、結局大汗をかきながら天ぷらをあげる羽目になったりしますから、細く長い麺料理なら何でもいいということになったのです。

ちなみに、大晦日に年越し蕎麦を食べるのは、細く長い麺を食べて寿命を願うのが理由だと私は思っていたんですが、切れやすい蕎麦を食べてその年の災難や苦労を断ち切るという理由があるとどこかで読みました。

ということは、切れにくい麺だと良くないかもしれませんが、我が家の伝統なので麺料理なら何でもいいんです。「冷やし中華」「パッタイ」になったこともありましたけど、今年の大晦日は涼しいらしいので「かけ蕎麦」にします。


そして元旦ですが、毎年うちの夫は仕事だし、普通の一日と変わりませんから、おせち料理なんて作りません。お雑煮だって食べません。暑い日にお雑煮なんて食べたくないからですが、天気予報を見ると今のところ元旦はあんまり暑くないようなので、晩ご飯にお雑煮を作ろうかなと思っています。

お餅は、近所には売っている店がないので自分で作ります。象印の餅つき機を持っていたんですが、使わないので売ってしまいました。使わなくなったのは、電子レンジで作るようになったからです。

餅粉と水を濃厚なクリームくらいの柔らかさに溶いたのをチンすれば簡単に作れるんですよ。英語で書いたレシピはこちらです。


直径4センチくらいの小さい丸餅8個分の材料は次の通りです。

餅粉(Glutinous Rice Flour) 110グラム
温かい水 1/2カップ(125ml)

ゴムベラを濡らすためのお湯と出来上がったお餅を丸める時に使う片栗粉も必要です。

餅粉と温かい水を耐熱容器に入れて混ぜます。濃厚なクリームくらいのドロっとした感じになるように、必要なら餅粉や水の量を調整してください。これを電子レンジでお餅になるまで1分ずつ加熱します。加熱する度にお湯で濡らしたゴムべらでよく混ぜます。

ネトネトくっつきますから、ゴムベラは必要に応じてお湯で濡らしながら混ぜます。白い部分がなくなってお餅になったら、片栗粉を広げたお皿に出し、丸い形にまとめます。

オーストラリアにお住いの方なら、スーパーで売っている「Glutinous Rice Flour」で作れますよ。私はいつもこれを使います。


タイの餅米なので風味が違いますが、私はもう慣れたせいか十分に美味しく感じます。日本の餅粉が手に入るなら、それで美味しいのが作れるでしょう。白玉粉でも作れますが、食感は違ってきます。

お餅を食べたいけど手に入らない方は、やってみてください。


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2025年12月27日

義母宅でのクリスマスと写真

クリスマスに何ヶ月ぶりかで義母の家に行きました。

着いてすぐにスパークリングワインを飲み始め、義母のパートナーが準備したポテトチップスや私が作って行った「スパイシーアーモンド」と「カレー味カシューナッツ」を食べながらしゃべっていると、隣りの家に住んでいる義弟家族がやって来ました。

スペイン人の奥さんが作った小さなブリオッシュにエビが挟んである料理や高級チーズの盛り合わせをいただきながらしゃべっていると、今度は義母が用意していた生牡蠣とエビが登場しました。

こうしてずっと飲んだり食べたりしていたので、メインであるランチを食べる頃には皆んなお腹が一杯になっていたのですよ。

ランチは、大きな骨付きハムにマーマレードを塗って焼いたものとジャガイモをローストしたもの、それと私が作って行った2種類のサラダだったんですが、皆んなハムとジャガイモを食べるだけで、サラダはほとんど減りませんでした。

せっかく作って行ったサラダを食べてもらえなかったのも残念でしたけど、帰る前に義母が義弟のスペイン人の奥さんに「いろいろ本当にありがとう」と盛大にお礼を言っているのを聞いて、私の中でプツンと何かが切れたのでございますよ。

私には感謝の言葉の一つ無かったですから。

持ち寄りパーティー式クリスマスだったんですから、持って行った料理にいちいちお礼を言われることなど期待してはいませんでしたけど、誰からも何も言われないというのはちょっと悲しいです。

そして、持って行った料理を食べてもらえずに持って帰るのは、とても残念でしたよ。努力が完全に無駄になりました。

来年はもう作りません!


写真を少し撮って来ました。岡山に住んでいる私の母は、この義母の家に来たことがあるので懐かしいかもしれませんから、写真をここに載せます。

これが、うちの夫が小さな古いコテッジをリフォーム増築して建てた家を取り壊した跡に、義弟夫婦が建てた家です。プロの大工さんに建ててもらった素敵な家です。


自分が頑張って建てた家が取り壊されて、うちの夫は悲しかったんですよ。その家には日本式のお風呂場も作っていたんですけど、すべて壊されてなくなりました。

その家の前の池でボート遊びをするためでしょうか、こんな物が作ってありました。


下の写真は、うちの息子が生まれた時に記念に植えた、枝がクネクネ曲がっている柳の木です。大きくなっています。来年で30年になるんですから、大きくなって当たり前ですね。


息子が小さかった頃に埋めたドングリから育ったオークの木も、ゆっくりですが大きくなっています。


牧場の丘の上からの眺めは変わりません。

義母とパートナーが趣味で牛を飼っていたこともありますが、今は何も飼っていませんし、牧場は何にも使っていません。義母や義弟夫婦がここで屋外パーティーをするだけです。


私の両親が植えてくれたモミジの木はまだ生き残っていますが、枝が減って小さくなっていました。悲しい姿だったので写真に撮りませんでした。義弟夫婦が家を建てた時に、工事のじゃまになる枝を切ったのかもしれません。

これは去年撮った写真です。


こんなに大きく立派に育っていたんですけどねえ。

でもまあ、ここはもう私達の家じゃあないんですから、あれこれ言えません。また枝が増えて大きくなるといいですけどね。


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2025年12月26日

乳がんの手術のついでにやったこと

うちの夫の大勢いる従兄弟姉妹のうち、一番若いAちゃん(まだ30代)が乳がんと診断されたという話を「乳がんのセルフチェック」という記事に書いたのは先月の終わりのことです。

Aちゃんはすぐに手術を受けて経過は良好だと聞いていたんですが、驚くべき話を聞きました。

皆さんご存知のように、乳がんの手術は部分切除と全切除に分かれますよね。全切除の場合は、乳房の再建手術をされる方も多いと聞きます。

Aちゃんの乳がんは、まだ小さかったこともあって部分切除だったそうなんですが、部分切除とは言ってもかなりの組織を切除するわけですよ。片方の乳房だけ大きさや形が変わります。

そこで、Aちゃんが何をしたかと言いますと、どうせたくさんの組織を切除するのなら「ついでに」ということで、乳房を小さくする「乳房縮小手術」をやってもらったんですって。もちろん乳がんが無かった方の乳房もです。

ここだけの話ですけど、Aちゃんの胸のサイズはブラジャーのカップサイズで言うと「L」だったんだそうですよ。

うちの夫が聞いた話なので、聞き間違いかもしれません。「L」じゃあなくて「I」(アイ)じゃあないかと義母は言っていましたが、どちらにしても大変大きいサイズです。

私はオーストラリアに来てから驚くべき大きさのブラジャーを見たことがありますけど、「I」とか「L」なんていうカップサイズは見たことがありません。

Aちゃんには、乳房が異常に大きくなる原因となる疾患があったんだそうです。あまり大きくなり過ぎると、様々な健康問題を生じます。肩こりや腰痛は想像できますけど、皮膚炎という問題もあるそうです。重くて邪魔になって動きにくく、精神的な苦痛の原因にもなります。

ですからね、Aちゃんにとって乳がんの手術は乳房を小さくするチャンスでもあったのです。

手術を終えて、Aちゃんは小さくなった乳房に満足しているそうですよ。「L」から「E」になったそうです。「E」は小さくはないですけど、そりゃあまあ「L」に比べたら格段に軽くてラクになったでしょう。


言っときますけど、こういう手術はもちろん公的医療制度ではカバーされませんから、公立の病院では無理です。民間の医療保険に入っていて、その保険がカバーする場合は、民間の病院でそうした手術が受けられるということです。

もちろん手術費用を全額自己負担すれば、誰でも手術は受けられるでしょうけどね。

Aちゃんは遺伝子検査も受けたそうです。乳がん再発のリスクが心配される遺伝子の変異は見つからなかったそうです。これから放射線治療を受けることになるそうですが、家族は皆んな安堵しています。

それにしても、びっくりするニュースでした。


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2025年12月25日

持ち寄りクリスマス

今日はクリスマスですね。

私達はクリスマスに関心が無いので何もしません。ただ、クリスマスの日のお昼には、家族が誰かの家に集まって、飲んで食べるだけです。昨年は義弟の家に集まりました。今日は義母(夫の母親)の家に集まることになっています。

ドバイ在住の義妹は帰って来ていませんので、集まるのは義母とそのパートナー、義弟家族3人と私達家族4人の9人です。

義母は目がよく見えなくなっていますので料理は出来ないはずなんですが、義母の家に集まってクリスマスランチを食べるということは、これまでいつもそうだったように、私達が義母の家に着くなり「ジャガイモの皮をむけ」「野菜を切れ」とあれこれ指図されて料理に追われるんだろうと思っていました。

義母はクリスマスには伝統的なロースト料理を作りたいはずですから、もう我慢してやるしか無いと思っていたんですけど、うちの夫が聞いた話では肉のローストはしないそうです。スモークしてある肉を買って来ると言っていたそうです。

今年のクリスマスは、皆んながいろいろな料理を持ち寄る「ポトラックパーティー式」ですると聞きましたので安心しました。私はサラダを2種類作って持って行きます。そして、おつまみ用に「スパイシーアーモンド」「カレー味カシューナッツ」を作って行きます。このナッツ2種類は、家族に大好評で皆んな私が持って来ると期待しているはずですから。


さあ、これからいろいろお料理をしなくてはいけませんので大忙しです。

メルボルンでは、気温が40度を超えるような酷暑のクリスマスになることもあるんですが、今日は寒いです。今も暖房を入れていますけど、今日の予想最高気温は17度ですから、ロースト料理をするには絶好の天気ですよ。

でもいいんです。買って来たスモークした肉とサラダで十分なんです。どうせ、9人ではとても食べ切れないほどの大量の食べ物が集まって、ランチの前にはみんなお腹いっぱいになってしまうんですから。

お腹いっぱいになってしまっても、メインのランチは食べるんですよ。

とにかく、クリスマスの日は、お腹がパンパンになるまで食べて飲んで、もう食べれないと言いながらクリスマスプディングやデザートも食べて、ちょっと昼寝をしてから、夕方にはまた残り物を食べるという一日なんです。

うちの家族だけの話ではなく、皆さんそんな感じだそうですよ。

皆さんもいっぱい食べて、楽しいクリスマスをお過ごしください。


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2025年12月24日

神経耳科医の診察を受けることになりました

昨夜は、親しい友人のエクリーさん夫婦が毎年主催するクリスマス・イブイブパーティーに行きましたが、すぐに帰って来ました。暗くなってからの運転が不安だったからです。

昨日の朝、痛くて困っていた腰痛は夕方には良くなっていたんですけど、朝は気にならなかっためまいがひどくなっていました。

車の運転はしたくなかったのですが、うちの夫は視力のせいで運転が出来ませんから私が運転するしかないのでしてね、安全のために交通量が少ない山の中の裏道を通って行きましたよ。ノロノロ運転で。

目がぐるぐる回転していたわけではありません。回転していたら運転など出来ません。頭を動かした時にクラ〜となるんです。左右から車が来ていないか確認したりする時が一番いけません。

もう慣れっこになっていますから、少々クラクラしていても運転は出来るんですよ。でも、クラクラの程度によっては運転するのは危険だと自分で判断出来ますから、そういう時にはしていません。

時々耳石が原因のめまいが起きますが、それとはめまいの種類が違います。これは、4年前に起きた前庭神経炎による回転するめまいの後遺症だとずっと思って来ました。

あの時は、数日間入院するほどのひどいめまいで、何日も目がまわり続けました。普通の暮らしが出来るようになるまでに何ヶ月もかかりましたけど、すっかり元通りにはなっていないんです。ずっと不調は続いています。ものすごくクラクラするか少しクラ〜とするか、程度の違いだけです。

先日、血圧の薬の処方箋をもらうために新しいGP(一般開業医)の診察を受けました。かかりつけのリム医師がいるクリニックが遠くて不便に感じるようになったので、家から歩いて行けるクリニックに行ってみたんです。初めて会った医者ですからいろいろ健康問題を話したんですけど、私の最大の健康問題は「めまい」であるという話をしました。

そして、4年前の前庭神経炎のことや、その後の経過について話したら、専門医の診察を受けることを勧められたんです。紹介状を書いてくださったので公的医療制度のメディケア(Medicare)で医療費の一部がカバーされるそうです。

紹介されたのは、前庭機能(内耳関連のバランス機能)の評価と管理を専門に行うクリニックです。神経耳科の専門医が、最新の技術を用いた検査で前庭機能を評価するんだそうです。

私は、明らかに平衡感覚に障害があるわけですが、自分でいろいろ勉強した結果から言うと、炎症のダメージで死んでしまった前庭神経の細胞は元には戻りませんから、生き残った細胞で機能を補うための前庭リハビリをするくらいしか、治療法は無いように思うんですけど。

クリニックは2月まで予約でいっぱいでした。めまいで困っている人が大勢いるということですね。2月4日に予約が取れました。検査は2時間かかると言われましたが、どんなことをするんでしょうか。


どうして前庭神経炎なんかになったんですかね。前庭神経炎の原因は、まだ解明されていないそうですが、ヘルペスウイルスが関与しているという説が有力です。そして、免疫力が低下した時には再活性化して神経に炎症を起こすらしいのですけど。

口唇ヘルペスが出るような時にクラクラがひどくなるので、私はその説を信じますよ。めまいというのは、生活の質に大きな影響があります。出来ることが限られてしまいますからね。

ホントに困ります…


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2025年12月23日

スーパーで腰痛悪化

昨日は朝からいろいろと用事がありました。

まずはヘアカット。長年お世話になっている美容師のLさんがいたヘアサロンが閉店して、同じ経営者の別のヘアサロンに異動したので遠くなりまして、車で20分はかかります。朝9時半の予約だったので、家事を済ませてから9時に家を出ました。

ヘアサロンは月曜日は休みなんですけど、クリスマス前は月曜日も営業しているんです。行ってみるとお客さんでいっぱいでした。あんなに大勢の美容師が同時に働いているのは初めて見ました。

ヘアカットの後、ガソリンスタンドに寄って車を満タンにしてから、「イーストランド」というショッピングセンターに行ったんですが、私は忘れていましたよ、このショッピングセンターがクリスマス前にどういう状態になるか。

駐車場に入った途端に大渋滞。入口からはるか遠くでも駐車スペースはゼロ。停める場所を探している車があっちからもこっちからも来るので、駐車場は危険な混雑でした。

一つ上の階の駐車場もその上の階も同じ状態で、車を停められる場所が見つからなかったので、買い物はあきらめて帰ろうとしたんですが、私は行ったことがない駐車場に迷い込んでしまい、出口を見つけるのに苦労しました。

魚屋に行きたかったんですけど、残念ながらあきらめるしかなかったです。

食品の買い物は、我が家の近所のショッピングスクエアですることにしました。こちらの駐車場も見たことがないほど車でいっぱいで、入口から遠い所にやっと駐車スペースを見つけました。

中に入ると、それほど混雑していませんでした。いつもより少し多い程度でした。「イーストランド」とは違って、基本的に食品と日用品を売る店しか入っていませんので、クリスマスショッピング向きの場所ではありませんから。

ここのスーパーで事故発生!

使っていたトロリー(ショッピングカート)の車輪の具合が良くなかったんです。方向を変えるのが上手く行かなくて、「これは問題かも」とは思ったんですよ。実は、2〜3日前から私は腰を痛くしていたからです。

しかし、いったんスーパーの中に入って買い物を始めてしまうと、トロリーを交換するために外に出るのは簡単ではないんです。スーパーの入口にも出口にもゲートがあるのでね。だからそのトロリーをそのまま使っていたんです。

「あっ!」と思った時にはもう遅い。

車輪の不具合のせいで腰のヘンな所に力を入れたんです。それまで、ちょっと痛い程度だった腰痛が、すぐにでもベッドに横になりたい腰痛に変わっていました。

頑丈なトロリーは歩行補助器代わりになるくらいですから、しがみついているうちはいいけど、お会計をしてから遠くに停めた車まで戻って、荷物を積み込み、運転して家まで帰ることを思うと冷や汗が出ました。

「困ったな」と思っていると、なんと、10メートルほど離れた所にうちの息子がいるではありませんか。今年のクリスマスは持ち寄りパーティー式なので、息子が作る予定の料理の材料を買いに来ていたのです。

重いトロリーを押すのも、荷物を車に積み込むのも、トロリーを返却場所まで持って行くのも、息子にやってもらいました。助かりましたよ。


腰痛は今日もひどいです。

昨晩は痛くて寝返りがうてず、夜中に何とか起きて抗炎症鎮痛薬を飲みました。薬の効き目が切れて来ていて、また痛くなっています。

今日は、親しい友人のエクリーさん夫婦主催の毎年恒例クリスマス・イブイブパーティーがあるのに、車を運転して行けるんでしょうか。こんなに腰が痛いと困りますよ。

まあとにかく、車輪の調子が悪いスーパーのトロリーのせいで、これまでに何度も腰を痛めていますけど、気がついた時点ですぐに何とかした方がいいですね。スタッフの人に事情を話せば助けてくれるはずですから。


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2025年12月22日

ドイツから届いたメッセージ

今朝起きたら、ドイツのベルリンにお住まいだというルーマニア人の方から嬉しいメッセージが届いていました。

この方の子供の頃の思い出は、おばあさんが作ってくれた美味しい食べ物のことでいっぱいなんだそうです。家族の中で唯一の料理好きだったというそのおばあさんは、その方が16歳の時に亡くなられました。

そして、大人になるにつれ、おばあさんとともに子供時代の大切なものも失われてしまったことに気付かされたんだそうです。

おばあさんが作ってくれた懐かしい料理を食べたいと思い、似たようなレシピを見つけて作ってみても同じ味にはならなかったからです。

私のウェブサイトは、私の息子と娘が食べて育った料理を、彼等が自分で作れるようにと作り方をレシピに書いて載せたのが始まりです。そのことを知ったそのルーマニア人の女性は、羨ましかったんだそうですよ。

私がウェブサイトに載せているレシピの多くは和食です。お醤油やみりんや砂糖で味付けしますから、その方が懐かしく思い出すおばあさんのルーマニア料理とは大違いですが、「家の味」というものの大切さに共感したそうです。

それで、椎茸と油揚げの煮物とか、ひき肉で作る簡単すき焼きとか、こんにゃくを炒めたのとか、梅干しを使った料理とか、そんな料理に挑戦してくださっているんだそうです。

この方から、以前レシピの不明瞭な点を指摘されたことや作り方について質問されたことがあったんですけど、今日はそういうコメントを投稿してくださっていて、私は大変嬉しくなりました。

自分の子供達のために書き始めたレシピを、ドイツのベルリンでルーマニア人の方が作ってくださっていると考えるだけでワクワクします。


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2025年12月21日

砂糖のパワー

住んでいたシェアハウスを出て、私達家族が住む家に泊まっていた娘が、昨日家を出ました。休暇で家を留守にする親しい友人のLさん宅に、ハウスシッターとしてしばらく住むのです。

ハウスシッターというのは、留守中の家に住み込んで、家や庭の手入れ、そして特にペットの世話をすることです。娘はLさんの犬の世話をしょっちゅう頼まれてやっているので、犬も娘によく慣れています。

クリスマスには、義母(夫の母親)の家に家族が集まることになっていますが、娘はその犬を連れて行くんだそうです。Lさんの家はメルボルンの西側にあるので、そこから義母の家まで車で2時間はかかりますよ。

まあとにかく、娘が出て行ったので大散らかりだった家の中がやっとマシになりました。娘が置いて行った物がまだまだたくさんありますけど、ごみ屋敷のようになっていたダイニングルームは元に戻りました。

たくさん持って帰っていた食品は、ほとんど置いて行きました。一昨日友人に会った時に買って食べたというチーズケーキの残りも冷蔵庫に置いて行きました。

昨日、元気がなくなっていた私は、そのチーズケーキを一切れ食べたんです。甘い物を食べたのは久しぶりでした。

そうしたら…

不思議なことに憂鬱だった気分があっという間にマシになったんですよ。これこそ砂糖のパワーだなと思いました。

砂糖はエネルギー源になるだけではなく、脳内でセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質を分泌させて不安や緊張を緩和し、気分を安定させる効果があると言われますよね。

うちの息子がハイスクールの頃、ある日精神的に不安定になった時にコンビニに寄って「マグナム」というチョコレートコーティングのアイスクリームを買って食べさせたら、たちまち気分が安定したことがあります。

あれでチョコレートの持つ効果を経験した息子は、先日うちの夫が怒りを爆発させて精神不安定になった時にも、チョコレートを買って来たんですけど。

メンタルヘルスの問題で砂糖を過剰摂取することは肥満問題につながりますが、一時的に気分を落ち着かせるために砂糖のパワーを利用するのは悪いことではないと思っています。ハリー・ポッターでも、チョコレートが精神的ダメージの回復に使われていました。

まあとにかく、一切れのチーズケーキで少し元気が出た私ですが、昨日はめまいがひどかったので結局一日を寝て過ごす羽目になりました。目が回っていては外出など出来ませんから。

今朝はめまいはマシです。気分もマシです。娘の荷物があった間は掃除機をかけていませんので、掃除をしなくちゃあいけないんですが、まだそんな気にはなりません。

今日もゴロゴロして過ごします。


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2025年12月20日

今、ちょっと疲れています

家族全員がメンタルヘルスの問題を抱えているような家庭内で、クッション材のような立ち位置にいる人間は、

疲れるんですよ…

「周囲の人の感情に敏感な人ほど慢性的なストレスを抱えやすい」と言われますけど、私は他人の感情を敏感に感じ取る性質です。周囲の空気を読み過ぎるところがありますから、そのせいで苦しむことがあるんです。

赤の他人のことなら気にすることもないわけですが、一緒に暮らす家族だと無視するわけにも行きません。自分がどう行動するのが最善かを判断するために、家族のメンバーのメンタル状態を常に気にしています。

上手く行く時にはいいんですが、逆の場合は自分の努力に反して彼らのイライラや怒りが自分に向けられるので、私自身のメンタルがやられて、時には限界が来ます。

今それ…

毎日私がやっていることは、彼らの世話です。洗濯をして掃除をしてご飯を作ってあげて片付けて。そして、コミュニケーションをきちんと取らない家族の間に入って、気を使いながら話をつなげます。

お互いが直接話をして嫌な思いをするのを避けたいんでしょう、うちの家族は真剣な話し合いを避ける傾向があります。それぞれが不満に思っていることや批判を私に話すもんだから、私は板挟みになるんです。

そして、間に入った私の言い方が悪かったりして問題が起きると、彼らのイライラや怒りが私に向けられるというわけです。

ちょっと疲れたので、元気が出るまでは自分優先で暮らすことにします。


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2025年12月19日

猛暑の日の出来事いろいろ

昨日は暑かったです。最高気温は40度の予報でしたが39度でした。

お昼前にはもう37度を超えていてすごい暑さでした。エアコンが無い我が家では扇風機だけが頼りです。この家には、エヴァポラティブクーラー(蒸発冷却式クーラー)はあるんですが、お日様が出ている日中に使っても涼しくはならず湿度が上がるだけですから、役には立たないのです。

そんな酷暑だった昨日、うちの夫が勤めるツールショップには長袖の上着を着込んだ一人の男がやって来たそうです。こういう人は一瞬で「要注意人物」と判断されます。スタッフが店内にたくさん設置されている防犯カメラで監視していると、男が商品を上着の中に隠したのを確認しました。

そのまま店を出ようとした男をドアのところで止めて、上着の中に隠していた商品を見つけて取り返し、「さっさと出て行け!」と追い出したそうです。

この程度のことでは警察を呼んだりしません。もうね、こういうのは日常茶飯事で多過ぎるんですって。泥棒や万引き犯へのスタッフの対応についてもいろいろ決まりが出来ているそうで、スタッフの方から犯人の身体に接触するには注意が必要なんですって。

先週は、窃盗目的で入店したことが明らかだった男がスタッフに付きまとわれて腹を立て、スタッフを殴って怪我をさせるという事件も起きました。しょっちゅうこういう事件が起きますのでね、ツールショップの仕事は、商品を売る仕事が好きだというだけでは務まりません。

さて、今日は35度の予報です。昨日よりマシです。夜になったらクールチェンジが来て気温が下がり、明日の朝は肌寒いくらいになるはずです。そして、当分の間は涼しい日が続くそうです。

クリスマスの日は予想最高気温が19度ですから、義母がロースト料理をしても大丈夫です。

今年のクリスマスは、義母の家に集まることになっているんですよ。義母は目が悪くてお料理は出来なくなっていますが、お肉はパートナー(事実婚の夫)が屋外のケトル型BBQで焼くんでしょうし、それ以外の料理は家族に作業をさせるでしょう。

義母の家でクリスマスを祝う時には、これまで度々嫌な思いをして来ました。家に着くなり、さあジャガイモの皮をむけ、野菜を切れとあれこれ指図されるのが私は嫌だったんですよ。

そして、私はキッチンで大忙しなのに、うちの夫はビールを片手にしゃべって飲んで食べているだけなんていうのが許しがたかったです。最近は、皆んなが仕事を分担しようという態度を見せますが、キッチンが狭いので働ける人数に限りがあります。

しかし、年に一度のことですし、毎年あることでもないので、あれこれ指図されても私は我慢してやるつもりですよ。今年はうちの娘も行くことになっているので、娘が仕切ってくれるかもしれませんし。

娘は長年レストランでアルバイトをしましたので、こういうことが得意なのです。そして、他人に指示を出して仕事をやらせるのも上手いですから。


クリスマスの日の天気が、昨日のような酷暑になったことが何度もあります。義母は、どんなに暑くてもいつも通りの伝統的なロースト料理を作り、何時間もかけてクリスマスプディングを茹で、オーブンやコンロの熱で家の中が蒸し風呂みたいになって「暑さ我慢大会」みたいになった年もありました。

古いエアコンがあったのに、義母がエアコンは使いたくない言うので扇風機2台だけで、ひたすら暑さに耐えながらロースト料理を食べたという、トラウマになったクリスマスでした。

それを教訓に、肉は屋外で焼くことにした年のクリスマスの日に、酷暑と乾燥で森林火災警報が出て「屋外での火の使用全面禁止」になったんですけど、義母の家に着いたらウェバー(ケトル型BBQ)から大きな炎が上がっていました。

あの時は、うちの夫が義母を説得して七面鳥のローストは諦めさせたんですが、豚のローストだけは諦めませんでした。私達が重さ10キロの骨付きハムを持参していたので、それで十分だと言ったんですけど、どうしても豚のローストだけは諦めず、法律を犯してガス式のBBQで焼いたんですよ。

ロースト料理はクリスマスの伝統ですけど、オーストラリアの真夏のクリスマスにはふさわしくないんです。多文化多民族社会になっている現在のオーストラリアでは、クリスマスに食べる料理もいろいろです。

昨年は義弟宅で、シーフードと私が作って行った2種類のサラダを食べましたが、私はああいうのでいいと思うんですけどね、義母は伝統的なロースト料理にこだわりがあるんでしょう。

とりあえず、今年のクリスマスは涼しいと分かりましたので、「暑さ我慢大会」にはなりませんから安心です。


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2025年12月18日

「ばけばけ」と小泉セツさん

近頃の我が家は、あまり楽しいことがありません。そんな暮らしの中で、私の最大の楽しみになっているのがNHKの朝ドラ「ばけばけ」です。

NHKの朝ドラを日本国外からどうやって観ているのかと言いますと、ちょっと秘密の方法を使っているのでございますよ。

「ばけばけ」の主人公のおトキちゃんは、「Kwaidan」(怪談)を書いたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻であった小泉セツさんがモデルです。

朝ドラというのは放送時間が15分ですが、ドラマ部分は実質15分もありませんし、この「ばけばけ」は話の進行が遅くてですね、はっきり言わせてもらうとドラマの展開にちょっとイライラしていたんですよ。どうでもいいようなエピソードや不愉快な演出もあったりして。

でも、やっと面白くなって来ました。

最近一番受けたのは、おトキちゃんに恋心を寄せる松江中学の生徒(年齢的には高校生から大学生くらい)と、あるお寺にデートに行った時のエピソードです。今風に言うと「神回」の一つだったでしょう。

幽霊が出ると言われているお寺にデートに行くんですけど、おトキちゃんというのは、今風に言うと「怪談オタク」とも言えるちょっと変わった人です。幽霊とか墓場とか死者の魂とか、多くの人が気味が悪いとか怖いと思うようなことが好きなんです。

そういう人がですね、お寺に着くなり「おる!やっぱりおる!分かる!」と大喜びして、テンション上がりっぱなしなんですけど、おトキちゃんを演じる女優さんが見事なオタクぶりを演じました。

デートに誘った生徒は、おトキちゃんの様子にドン引きして一人でさっさと帰ってしまうんですが、この回はサイコーでしたよ。

そして、先週からは待ちに待った怪談エピソードが始まり、面白くなって来たんです。

ラフカディオ・ハーンをモデルにしたヘブン先生という人物が、毎日金縛りにあうようになります。これについて、おトキちゃんは「ええなあ」とうらやましがったりもします。そして、ヘブン先生はお寺でお祓いを受けることになります。

お祓いが終わった後、そのお寺に伝わる怪談を聞くことになるんですが、これがヘブン先生が怪談にハマるきっかけになるわけです。その怪談を語るお寺の住職を伊武雅刀さんが演じました。本物の住職のようでしたよ。

伊武雅刀さんが「宇宙戦艦ヤマト」のデスラー総統の声をやっていたということを知っている方がどのくらいいらっしゃるか知りませんが、この方の声はやはり素晴らしいし、しゃべりが上手いです。

伊武雅刀さんが語った怪談「水飴を買う女」は、時間の関係でお話が短かったですけど、それは仕方がないですね。

そして今週は、ついに待ちに待った場面がやって来ました。おトキちゃんがヘブン先生に自分は怪談が大大大大大好きで、たくさんの怪談を知っていると告白します。そして、いよいよ、おトキちゃんがヘブン先生に怪談を聞かせることになるのです。

朝ドラは15分ですから、すぐに終わってしまいます。そして、毎回いいところで「明日に続く!」になります。続きが早く観たくてしようがないです。


「ばけばけ」をきっかけに、私はラフカディオ・ハーンが書いた英語版の「Kwaidan」を読んでみました。昔の日本の幽霊話や伝説をまとめた本ですから、英語で読むとかなり違和感がありました。和訳で読んだ方がいい感じです。

それでも、ラフカディオ・ハーンが英語で書き残したおかげで今に伝わる物語がいくつもあるんだそうですね。ラフカディオ・ハーンが書き残せたのは、彼に話して聞かせた小泉セツさんがいたからですよ。彼の執筆活動を支えたこの優れたアシスタントなしでは作品を書き残せなかったんですから、物語も失われていた可能性があります。

セツさんは、ハーンに聞かせる物語を探していろいろリサーチをしたそうですが、「本を見る、いけません。ただあなたの話、あなたの言葉、あなたの考えでなければ、いけません」とハーンが言うので、物語を聞かせるためには「自分の物」にしてしまっている必要があったために、夢にまで見るようになったそうですよ。

そうしたことは、小泉セツさんの回想記「思ひ出の記」に書かれています。「思ひ出の記」は、青空文庫で読むことが出来ますよ。

「ばけばけ」では、アシスタントとしてのおトキちゃんの活躍も描かれるんじゃあないかと期待しています。今のところは、言葉の壁があってヘブンさんは物語を理解するのにかなり苦労していますけど、おトキちゃんの英語学習も描かれるでしょうか。

毎日とても楽しみな「ばけばけ」です。


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2025年12月17日

家の中に花がたくさんある理由

うちの娘が「ダンプスター・ダイビング」ということをやっているという話は、このブログで何度も書きましたが。

簡単に説明すると、スーパーなどが食品を廃棄する業務用ゴミ廃棄コンテナから、まだ食べられる食品を無断でもらって来ることです。

捨てられている物をもらうのなら違法性は無いように思いますが、多くの業務用ゴミ廃棄コンテナは施錠されているんですよ。これを無断で開けるというところに違法性があるわけで、夜の闇にまぎれてこっそり行う理由はそこにあるんだろうと思います。

大学院も卒業して臨床心理士となった今、もしも捕まったらキャリアを棒に振るようなことは止めてくれと私も頼みましたので、娘は「ダンプスター・ダイビング」は止めたんです。

その代わりに、スーパーが廃棄する食品をチャリティ団体に寄付してもらう活動をしているんです。毎週火曜日の夕方に協賛するスーパーに行って商品を受け取り、それをチャリティ団体に届けて、自分も少しもらって来るんですよ。

先週、これまで住んでいたシェアハウスを出た娘は、今は一時的に私達家族と一緒に住んでいますので、昨日はもらった物を家に持って帰りました。

果物が少しと賞味期限の迫った肉類やパンやパック野菜などでしたが、大量の花も持って帰ったんです。ほとんどがユリの花でした。花が開いて来ているので廃棄すると言うんですって。捨てるのはもったいないけどチャリティ団体は引き取らないので、娘が全部もらって帰ったんです。

大きな花瓶はたくさん持っていませんから、飲料用のグラスも使って、とりあえず水につけました。


これを捨てようとしていたんですよ。もらって来た食品だってね、まだ十分に食べられるものばかりなんです。もらいに行かなかったら廃棄されるわけです。もったいことですよね。

ゴミ廃棄コンテナからこっそり無断でもらって来るのではなく、店が寄付してくれる物をもらって来るわけですから違法性はありません。店側は廃棄する手間が省ける上に社会に貢献できるということで、良い活動だと思います。


ところで、ユリの花はですねえ、黄色い花粉が飛び散って汚れるので、花が開いたら花粉が出る前に雄しべを取り除くといいです。これ、私は今年になって知ったことなんですけど。

雄しべの先の花粉が出来る部分だけを指先でつまむと、簡単にポロッと取れるんです。花粉がまだ出ていないので指も汚れません。雌しべがあった方が花はきれいですけど、花粉で汚れるのが嫌な方はオススメですよ。

今日は最高気温が35度、明日は38度の予報です。エアコンのないこの家は日中すごい暑さになりますので、ユリの花も次々に開いてしまうでしょう。せっせと雌しべ取りをしなくちゃあいけません。


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2025年12月16日

新しく採用されたスタッフの悲劇

うちの息子に、正社員として就職するチャンスが巡って来たという話は「フォークリフト免許取得へ」という記事に書いた通りなんですが、それを書いたのは12月1日のことです。

実を言うと、その仕事というのは、うちの夫が勤めるツールショップ会社の仕事だったんですけど、フォークリフトの免許が必要だということだったので息子は免許を取りに行くことを決めて、無事に免許を取得したのが先週のことです。

問題になっていたスタッフの解雇が決まったと聞いたので、求人広告が出たら申し込む予定でしたが、息子が調べたところ、求人は10日も前に出されていたことが分かりました。

解雇が決定するずっと前から新しいスタッフ探しが始まっていたわけですよ。遅過ぎたかもしれないと思いながら、まだ求人サイトに広告が出ていたので急いで申込みをしたのが土曜日です。

そして、昨日の月曜日、新しく採用されたスタッフが働き始めたそうです。つまり、息子が申し込みをした土曜日よりも前に新しいスタッフは採用されていたということですね。

非常に残念でした。


その新しく採用されたスタッフですが、月曜日の朝7時から働き始めましたが、2時間もしないうちに家に帰ったんだそうです。「もう辞めたのか!」と思ったら、辞めたんじゃあなかったんですって。

日曜日の夜に、シドニーのボンダイビーチで起きた銃撃事件のニュースは皆さんもお聞きになっていると思いますが、その人の家族(子供です)が銃弾を受けて入院していることが、昨日の朝になって分かったんだそうです。

お母さんがシドニーに行く手伝いをするために、働き始めたばかりだった昨日の朝、家に帰らなくてはいけなくなったんだそうです。お気の毒なことです。銃弾を受けたその子が心身ともに回復して、元気になりますようにとお祈りします。

私はその人のことを、うちの息子がもらえる可能性があった仕事を奪った人みたいに感じてしまいましたが、全くそうではありません。うちの息子の対応が遅過ぎただけです。

息子は、別の仕事を探すしかないです。フォークリフト免許を取得したので出来る仕事が増えましたからね、頑張って欲しいです。


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2025年12月15日

身に覚えのないアザや水ぶくれ

これって、老化が原因なんですよねえ。

昨日、鏡に映る自分の左腕の肘の下あたりに黒っぽい紫色のアザがあるのに気がつきまして、「え?いつ打った?」と思ったのですよ。見ようと思ったって見えないところですから、鏡に映ったのを見て初めて分かったのですけど。

紫色のアザって、要するに内出血ですからね、色が濃かったから結構強く打ったと思うし、痛かったはずなんですけど記憶にないんです。

そう言えば、右の手首の内側のところには火傷の跡があるんですよ。もう2週間ぐらい前のことですが、赤い水ぶくれが出来ているのに気がついて、「え?いつ火傷した?」と思ったのですけど、これも記憶になかったんです。

こういうことが、時々起きます。

これね、打ったり火傷をしたりした時のことを忘れてしまっているんじゃあないんです。気がついていないんです。

歳を取ってくると感覚が鈍化して、痛みとかに気づきにくくなるんですって。私はまだそこまで歳を取っているとは思っていませんけど、まだ65歳ですからね。でも、晩ご飯を作ったり掃除をしたり忙しくしている時には、他のことで頭がいっぱいで少々の痛みだと自覚しないことがあるんです。

その時は「痛っ!」とか「熱っ!」くらいは感じているかもしれませんが、後で覚えているほど自覚しないと言うか。

それに、老化によって皮膚や血管が弱くなると、軽くぶつけただけでも内出血が起こりやすくなって、身に覚えのないアザが出現することも増えるそうですし。

しかしまあ、手首に赤い水ぶくれが出来ているのを見た時には正直言ってびっくりしましたよ。熱かったはずなんですけどねえ。手首の内側だし、どういう状況で火傷したんだかよく分かりません。

危ない、危ない…


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2025年12月14日

映画「国宝」を観ました

昨日、うちの夫が映画「国宝」を観に行こうと誘ってくれました。こういう嬉しいことは、年に1回か2回あります。

実を言いますと、先日エンニオ・モリコーネという有名な作曲家の映画音楽コンサートに行きたいかと誘ってくれたんです。

一緒に暮らし始めて30年以上になりますけど、夫がコンサートに誘ってくれたことは1回しか無いので、「こりゃあ裏に何かあるな」と思ったら、友人のCさんとそのコンサートに行くことにしたから私も来たいかと聞いてくれたのでした。

映画音楽と言ってもマカロニ・ウエスタン映画だと言うので私は行かないことにしましたが、少し腹が立ったんです。私達夫婦2人だけでは滅多にどこにも行かないのに、友人と一緒にコンサートに行くと決めた後で誘ってくれても嬉しくないと教えたんです。

うちの夫はですね、他人の気持ちに鈍感と言うか、「気づいて欲しい」「察して欲しい」が通用しない人ですから、何か腹が立つようなことがあったら、その理由をいちいち説明しておかないといけません。

その時に、観たい映画が2つあることも教えたんです。先週の木曜日から公開されている「国宝」と、今月末から公開される「レンタル・ファミリー」です。

そうしたら、エンニオ・モリコーネの件で反省していたらしい夫が、仕事が休みだった昨日、「国宝」を観に行こうと誘ってくれたわけですよ。喜んで観に行きました。(私が車を運転してです。途中で夫の仕事の用事もしながらです。)

映画館はガラ空きでした。「国宝」の上映室には私達を入れて10人もいなかったでしょう。日本の大ヒット作品は、こちらではあまり注目されていないようです。上映している映画館も少ないです。

さて、この映画「国宝」ですけど、上映時間174分は長過ぎるとは感じなかったですが、途中ちょっとだれるというか、早く終われとイライラするというか、編集でカットするなり短くするなり出来たと思うシーンがいろいろありました。

原作の小説があるそうですから、実際にはもっと多くの物語があったんでしょうが、不要と思うシーンや長過ぎるシーン、あるいは演出がくどいシーンがあったのは残念でした。ビデオだったら早送りしたと思います。

そういう気になる部分はありましたけど、そんな演出や編集の問題点を帳消しにするのが俳優さん達の見事な演技です。ベテランから若手まで多くの俳優さん達が見事な演技をされていますが、何と言っても吉沢亮さんと横浜流星さんという若い俳優さん2人の演技に尽きます。

「よくこれだけ演じ切ったものだ」と私は感嘆しました。

主人公の「喜久雄」を演じた吉沢亮さんは、もちろん素晴らしかったですけどね、気持ちを揺さぶられたのは、歌舞伎役者の跡取り息子「俊介」を演じた横浜流星さんの方です。非常に複雑な感情を見事に表現しておられました。

物語の中で重要な意味を持つ「曽根崎心中」という歌舞伎の演目が2回演じられるのですが、「俊介」が客席で観ていた1回目も、ヒロインのお初を演じた2回目も、横浜流星さんは壮絶とも言える演技を見せます。

私は、その演技に圧倒され、胸がえぐらるようで、何度も涙が出ました。この方は、今年のNHK大河ドラマ「べらぼう」で主人公の蔦屋重三郎を演じておられましたね。これからの活躍が楽しみな俳優さんです。


「国宝」のエンディングは弱かったですよ。主人公がずっと探し求めていた「景色」が見えたようには感じられない、残念な映像と終わり方だったと私は思いました。

それから、主人公の老けメイクが下手過ぎました。今どきは特殊メイク技術も進化しています。もっと自然に主人公が歳を取って行くのを表現した映画は多いですよ。もう少し何とか出来たんじゃあないかと残念でした。

でもまあ、いい映画でしたよ。歌舞伎に興味がないうちの夫も、俳優達の演技は見事だったと言っていました。

この映画を見てから、私は歌舞伎に夢中になっていた頃のことを懐かしく思い出しました。高校時代から大学を卒業して就職した頃までのことです。当時、坂東玉三郎さんと片岡孝夫(現: 片岡仁左衛門)さんのお二人が「孝玉コンビ」として絶大な人気を博していましてね、私もファンだったんです。

若い頃の玉三郎さんは、女形として比べられる人がいないほどの美しさでした。長身な玉三郎さんと、玉三郎さんよりもさらに長身の片岡孝夫さんは、美男美女コンビとして大変な人気だったんですよ。

お二人が共演した「東海道四谷怪談」をNHKが放送したのを観たのは今でも覚えています。就職してから、京都の南座に歌舞伎を観に行ったこともあります。片岡孝夫さんが出演された演目があったんですが、玉三郎さんとの共演ではなかったので魅力に欠けました。

映画「国宝」がきっかけで歌舞伎を観に行きたいと思う人が増えているという話ですね。映画の中の「曽根崎心中」は本当に素晴らしかったですから、私も「曽根崎心中」を最初から最後まで通して見たいと思いましたよ。

出来れば、吉沢亮さんと横浜流星さん主演で。


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2025年12月13日

サマードレスの季節に思う

昨日は暑かったです。

明日から3日ほど涼しい日が続いて、水曜日からは35度超えの暑さになるらしいです。商店街などにいらっしゃるサンタクロースさんには、つらい天気になりますよ。

ところで、暑い日には暑い日用の服を着るのは当たり前で、昨日ショッピングセンターに行った時にはサマードレス姿の女性を何人も見かけました。

サマードレスというのは、肩や背中までかなり露出するデザインが多いですが、毎年この時期になると思うんですけどね、どうしてオーストラリア人達は、

ブラジャーの肩紐が丸見えで平気なの?

サマードレスだけじゃあなくてね、暑い日にはタンクトップやキャミソールのトップを着ている人も多いですけど、そういう服の下に普通のブラジャーを付けているから肩紐が(場合によってはブラそのものが)丸見えなんですよ。

ファッションとしてわざと見せている人もいるんでしょうが、ここで話題にしているのはそういう人達ではありません。

さすがに若い女の子達は、そのへんはやっぱり気をつけているようで、ブラの肩紐が丸見えの人はまず見かけません。ドレスでもタンクトップでもキャミソールでも「ブラ付き」というのがありますしね。

丸見えスタイルは中年以上に多いです。私はそういう服は着ませんが、もし着るなら服のデザインに応じて肩紐が見えないように工夫をすると思いますけどねえ。

少しでも肩紐が目立たないようにということなんでしょうか、肌色のブラを付けている人も多いですけど、ベージュ色のブラはいかにも下着っていう感じがします。

開いた口が塞がらなかった人もいましたよ。オフショルダーのドレスの下に普通のブラを付けていたんです。肩紐を取り外せるタイプとか肩紐が無いデザインとか、ブラにもいろいろあるじゃあないですか?ドレスにお金をかけられるなら、ブラにもお金をかけたらどうなんでしょうか。

他人の着ている物にああだこうだと言わないのがオーストラリア流ですから、皆さん着たいものを着たいように着て、それで良しとも言えますけど。私はブラの肩紐が丸見えはカッコ悪いと思うのです。

でも、恰幅のいいオバチャンがですね、ブラの肩紐なんて気にもしないで、たるんだ太い腕も堂々と見せてサマードレスを着こなしていたりすると、カッコいいと思ったりもするんですよ。

とても私には出来ませんから。


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2025年12月12日

リンゴ消費アップの秘訣

うちの男達は、小腹が空くとトーストを焼いて食べます。チーズを乗せたりピーナッツバターやジャムをべっとり塗ったりして。ダイエットには良くないんですよ。だから、時々しかパンを焼かないようにしています。

パンがないと、クラッカーを食べます。チーズと一緒に。私がそういう物を買って来ないので、うちの夫は自分で買って来ます。カマンベールとかブリーといった柔らかいチーズを。

わざわざお店にチーズを買いに行く時は、ついでにチョコレートも買って来ます。小腹が空いた時にテレビを見ながらチョコレートを食べるのは良くないんですよ。1枚(200グラムぐらいのやつ)を一気食いなんてことをしてしまいますからね。

うちの夫は腎臓を一つ提供した後、高血圧が問題になっているんです。肥満ですから減量しないといけないと本人も分かっているはずなんですけど、晩ご飯の後には甘い物を食べるという食文化で育っているせいか、我慢が出来ないらしいです。

だから、私は必ず果物を用意しているんですけど、果物はなかなか食べません。下の写真のように用意しておくんですが、息子が朝ご飯のポリッジ(オーツ麦のミルク粥)にバナナを入れるくらいなもんです。


ところが最近、

リンゴの消費がアップしているんです!

私の母がやっていたことを、私が真似しているからです。

10月に実家に滞在していた間、私の母はいつも季節の果物である柿やリンゴを切って、皮もちゃんとむいて、すぐに食べられる状態にしたのをボウルに入れて置いておくので、私は小腹が空くとついその果物に手が伸びたのですけど、それを真似してやっているんです。

夫が仕事から帰って来る夕方が近づくと、リンゴなどの果物を切って、すぐに食べられるようにして置いておくんです。ついでに、ミニトマトとかスナップエンドウなんかも洗って、すぐ食べられる状態にして入れておくと、帰って来るなりポリポリ食べます。

バナナ以外の果物を食べることなど滅多にないうちの息子も、リンゴの皮をむいたのが切ってあればポリポリ食べます。

これは食後のデザート用にも有効です。


ただねえ、リンゴの皮をむくのは手が痛くなるんですよ。ナイフを持つ右手より、リンゴを持って支える左手の親指の付け根あたりに出来ているコブの辺りが痛くなるんです。

オーストラリアに住むようになって、リンゴもナシも桃も皮をむかなくなりましたけど、リンゴは種類によっては皮がゴツいから、むいた方が美味しいですね。息子がリンゴを食べるのも皮をむいてあるからかもしれません。

出来ればこんなことはしたくないと思いながら、男達のためにやっています。時々「手が痛いのに、なんでこんなことまでしてやるの?」とアホらしくなりますけど。

ホントにもう、こんなに頑張ってあげているんだから、もう少し本気で減量に取り組んでもらいたいものですよ。


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2025年12月11日

ユズの花とミョウガの葉っぱ

昨日の朝、洗濯物を外に干していたら、かすかないい匂いがしました。柑橘系の花のようなほんのり甘い香りでした。

もしかしたらユズの花が咲いたのかと思って見に行くと、やはり咲き始めていました。夕方、洗濯物を入れる頃にはもっと咲いていましたよ。


ミツバチがブンブンと飛び回っていました。花はたくさん咲きそうですが、何個の実がなるでしょうかね。植木鉢で育てていますし、この木には小さな実しかなりませんが、七味を作ったりお吸い物に入れて香りを楽しんだりするのには十分です。


地面に植え替えたいんですけど、私達は借家暮らしで、いずれまた引っ越さなくてはいけませんから植えられません。これ以上大きくしないように枝を剪定しながら、これからもこの植木鉢で育てます。


今住んでいる家に引っ越して来た時に、ユズの鉢ともう一つ大事な鉢を持って来ました。これです。


もっと大きな鉢に植え替えなくちゃあいけないのに、そのままにしていますが、この大きな葉っぱをたくさん茂らせているのはミョウガです。根本に1本だけ生えているのは青ジソです。

残念ながらミョウガの花蕾は出て来ないんですけど、葉っぱは「けんびき焼き」を作るのに使います。

「けんびき焼き」とは「ミョウガの葉焼き」とも呼ばれるものの一種で、岡山県の郷土料理です。中には小豆のあんこが入っています。餅粉や米粉を使うレシピもあるようですが、本来は小麦粉で作ります。

下の写真は、初めてミョウガの葉っぱを収穫できた時に作ったもの。小さめの葉っぱが4枚だけ収穫できたので、4個だけ作りました。今年なら何十個も作れます。


興味のある方は、レシピをご覧ください。本来は小麦粉で作るのですけど、少し餅粉も混ぜると食感が柔らかくなると思います。

大きな植木鉢に植え替えたら、花蕾が出てくるようになるかもしれませんねえ。そうしたら、ミョウガをお料理に使えます。シーズンが終わったら植え替えます。


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2025年12月10日

フォークリフト免許と引っ越し

昨日の記事の続きになりますが、うちの息子は無事にフォークリフト免許を取得しました。

1日目の学科と実技の講習は、たったの3時間だけ。2日目の昨日は、試験日でした。2クラス分の生徒16人が出席し、まずは学科の試験があったそうです。

学科試験に合格した人が数学の試験に進み、それに合格した人だけが実技試験を受けることが出来るということでした。

息子から学科試験も数学の試験も合格したというメッセージが届いたのは9時半頃でしたが、早く終わりそうだと書いていました。何故なら、息子のクラスの他の生徒達(タバコを吹かし続ける中年のおじさんおばさん達)の半数が不合格になったからです。

息子の学科試験は、2問が不正解だったそうですよ。とは言っても、1つは間違っていたわけではなくて欠けている内容があっただけ。もう1つは専門用語を間違っていただけなんですよ。数学の方は満点だったそうです。

生徒達は、学科試験に出ると思われる問題とその答えを渡されていましたのでね、答えを丸暗記しておけば誰でも合格するだろうと息子は言っていましたけど、知的能力が足りない方もいらっしゃるわけです。

実技試験を受けるまで4時間近くも待たされて、やっと自分の番が来て合格したので帰って来ました。2日目はほとんどが待ち時間だったと言っていました。

まあとにかく、フォークリフト免許を取得しましたので、これから就職の方がどうなるかですよ。上手く行って欲しいです。


ところで、昨夜は私は8時半頃には寝てしまったんですが、私が寝た後に娘が帰って来たそうです。再び車を荷物で一杯にして。

今朝起きたら、キッチンが食べ物でいっぱいでした。冷蔵庫にも冷凍庫にもいっぱい食べ物が入っていました。

炊飯器や掃除機や洗濯物干しまで、娘がシェアハウスで使っていた物を全部持って帰っていました。今夜からこの家に住むそうです。クリスマスまでの2週間だけですけど。

ストレスでイライラしていますからね、仕事に影響が出るといけませんから、娘は居間に布団を敷いて寝ると言っていましたけど、私が使っている予備の寝室(半分は物置き)を娘に使わせます。

私は夫婦の寝室の大きなベッドでうちの夫と一緒に寝るしか無いですが、夫と一緒では眠れない可能性があります。もしも眠れなかったら、夫は居間のソファーで寝ると言ってくれています。いつでもどこでも簡単に熟睡出来る人ですからね、最悪の場合はそうしてもらいますよ。

娘の住む家が早く見つかるといいですけど、良いアパートが見つかるまではこの家に住めばいいので、焦る必要はありません。


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2025年12月9日

フォークリフト免許講習

今日は、うちの息子のフォークリフト免許講習の2日目です。

未知のことに挑戦したりする時に、心配したり緊張したりしやすい人ですが、昨日の1日目を終えて帰って来た息子を見て安心しました。もう心配も緊張もしていません。

息子が選んだ教習所のフォークリフト免許コースは、1日半かかります。

教習所によっては、3日コースだったりします。ビデオを見させたりして学科の講習に何時間もかける教習所もあるようですが、息子が選んだ教習所では学科の講習は大変短かったそうです。

コースに申し込むと学科教本みたいなものが送られて来て、教習所へ行くまでにそれを読んで自分で勉強しておかなくてはいけないんですって。働きながら免許を取ろうとしているような人には、自分の家で自分のペースで勉強出来ますし、教習所で過ごす時間が短くなるので利点があります。

息子のクラスの生徒数は8人で、息子以外はタバコを吹かし続ける中年のおじさんおばさん達ばかりだったそうです。

1日目の講習は3時間でした。まず、勉強して来ているはずの学科について生徒達が質問されました。答えられない人もいたそうです。勉強して来ていなかったか、学習能力が低過ぎるかです。

でもね、おそらく皆んな学科試験は合格するだろうと息子は言いました。何故なら、試験に出ると思われる問題とその答えを全員がもらったからです。答えを丸暗記して行けば誰でも合格出来るというわけです。

学科についての質問の後で、フォークリフトの運転や操作を習ったそうですが、とても簡単だったと息子は言いました。それでも、指示される操作や運転が出来ない人がいたんだそうです。「どうしてあれが出来ないのか分からない」と息子が思うほど苦労していたのは、おばさん達でした。

そういう人もいるのですよ。私も苦労しそうな気がします。

息子の運転技能練習はすぐに合格レベルだったようで、もう帰ってもいいと言われたから早く帰ったそうですよ。


2日目の今日は試験日です。6時間の予定です。まず最初に学科試験があるそうです。試験問題は英語ですし、選択式ではなくて筆記式だそうですから、英語の読み書きが出来ない人には難しいでしょう。

学科が合格した人は、数学の試験に進めます。算数と言った方がいいかもしれません。計算機を使ってもいいそうです。それに合格した人だけが、実技の試験を受けることが出来るそうです。

グーグルなどで検索すると、フォークリフト免許は簡単に取得出来ると書いてあります。息子の話を聞くと実際に簡単そうですけど、それでも合格出来ない人はいるのでございますよ。

油断せず、全部の試験に合格して、無事に免許を取得して帰宅することを祈ります。

ちなみに、私はお弁当を作って息子に持たせました。照り焼きチキン入りです。試験日に何か一つでも楽しみなことがあると、気が休まるかと思います。


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2025年12月8日

家族全員メンタル不調

心の病気があったりメンタルが不調だったりする人の家族には、大きな心理的負担がかかります。私が具合が悪くなったきっかけは、当時パニック障害で苦しんでいたうちの夫のパニック発作を日常的に目撃して強い不安を感じ始めたことでしたし、家族は注意が必要なんですよ。

私は、長年苦しんだうつ病や不安障害からほぼ回復しましたが、脆弱性は残っています。ストレスには弱いです。何かの拍子にまた再発するんじゃあないかという不安はあります。

最近うちの夫がまた不安定になっていましたから影響がありましたけど、何とかやって来ました。

そんな昨日のお昼前です。うちの娘が車にいっぱい荷物を積んでやって来たんです。突然のことで驚きました。娘は大変イライラしていて機嫌が悪かったです。

住んでいるシェアハウスの部屋の元の住人である友人が、長い海外滞在から帰って来ることになったので、シェアハウスを出ないといけないという話は聞いていたんですけど、今週の木曜日から我が家に2週間ほど住むことになると言いました。

そして、2週間この家に住むことを考えると不安な気持ちが強くなっていると言ったんです。娘にとっての不安の原因が家の中にあったので、家族と一緒に住むことと不安な気持ちが結びついているんでしょう。

クリスマス休暇は犬の世話を頼まれている友人の家に住み、その後1ヶ月間ほど別の家に住みという具合に、これから住む場所が頻繁に変わるんだそうです。アパート探しはしていますが、まだ良い所が見つかっていませんので、それもストレスの原因になっているでしょう。それ以外にもいろいろあるんだと言いました。

うちの娘は臨床心理士で、心の問題を抱える皆さんにカウンセリングやセラピーを行うのが仕事ですけど、自分自身が大学生の頃にお世話になっていた臨床心理士のセラピーを受けることにしたそうですから、よほど何かしんどいことが起きているんですよ。

詳しいことは分かりませんが、私は不安定になっている娘に気を使います。心配にもなりますし動揺してしまいますが、そういうのは隠さなくてはいけません。

うちの息子も、昨日は様子がおかしかったです。息子は今日からフォークリフト免許を取得するための講習や試験を受けに行きます。こういう事に強い不安や緊張を感じる人ですから、昨日はイライラしていたんでしょう。

こういう時に、

トラブルは起きるものなんですよ…

イライラしていた娘は、クリスマス前の職場の会食(忘年会みたいなもの)があって出かけようとしたんですけど、車のエンジンがかからなかったんです。

私のカローラを貸してやろうにも、レストランまで送って行こうにも、娘がガレージのすぐ前に車を停めていたので私のカローラを出せません。これでますますストレスを溜めた娘の機嫌は最悪になりました。

娘がウーバー(タクシーみたいなもの)を呼んで出かけた後、息子が娘の車をチェックしてくれました。バッテリーが上がっていたので、ジャンプスターターを使ってみましたがエンジンはかかりませんでした。

その後、今度は息子に大きなストレスがかかる出来事があって不機嫌になったので、私は大いに気を使いました。機嫌の悪い娘が帰って来てからさらに気を使い、私のメンタルは限界ギリギリでしたよ。


娘の車は、RACVのロードサービスに来てもらいました。やっぱりバッテリーが死んでいました。車が動くようになって娘は少し元気になり、親友のJさんに会いに行きました。娘に何が起きているのか私には分かりませんが、Jさんと話をして少しでも楽になるといいです。

息子は今朝早くフォークリフト免許の講習に行きました。明日が試験です。

うちの夫は、昨晩は親しい友人のCさん(モルモン教徒)の教会で行われるコンサートに行きました。Cさんが合唱団に入っているので招待されたんです。今朝はご機嫌でしたから、私は少し気が楽になりました。

家族全員がメンタルヘルスの問題を抱えていると、一番安定している私がしっかりしないといけないんですけど、時々逃げたくなることがありますよ。昨日はとてもしんどい一日でした。


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2025年12月7日

雨の土曜日と目のこと

今朝は暖房をつけています。寒い朝です。メルボルンの天気は暑くなったり寒くなったり、ホントに大変ですよ。

昨日は天気が悪かったんですが、うちの夫がスーパーに買い物に行きませんかと誘うので行きました。たとえ行き先がスーパーでも、夫がどこかに一緒に行きませんかと誘ってくれることは滅多に無いし、最近元気が無くなっていましたからね。

車の運転が出来なくなっている夫がスーパーに買い物に行こうと誘う時は、スーパーに行きたい理由があるんでしょうからね、あれこれ言わずに一緒に行くことにしています。

ショッピングスクエアは、私達が住んでいる家からは歩いて行ける距離ですが、昨日は雨が降っていましたし、どうせ車で出かけるのなら新しいドアマットを買いたかったので、まずホームセンターに行きました。

そうしたら、家を出た頃には冷たい小雨だったのが、ホームセンターに着いた頃にはザンザン降りになっていて、傘を持っていなかった私は出来るだけ濡れたくないから久しぶりに走りましたよ。もうね、この歳になると走るということはめったにしないんです。走ってもかなり濡れましたけど。

ホームセンターでは、ドアマットだけでなく夫が勤めるツールショップのトイレ掃除用品も買いました。夫が買い物に行きたかったのは、それが理由かもしれません。夫が選んだトイレ洗剤は、ノズルのデザインが使いにくい形状だったので私がダメ出し。普段掃除をしない人は、そういうことに気づかないんですよね。

再びザンザン降りの中を車まで走ってベチャベチャに濡れた後、ショッピングスクエアに行きました。昨日は土曜日でしたから駐車場が満車状態で、屋外の遠いところにしかスペースが見つかりませんでした。

こんなひどい天気の、しかも混雑する土曜日に買い物に来るなんて、私なら絶対に避けるんですけどね。文句を言ってもしようがないので、雨に濡れながら行きましたよ。急に小降りになったので助かりましたけどね。

「何が買いたいの?」と夫に聞くと、「バナナとか…」としか言いませんでした。結局ね、特に買いたい物など無かったのです。やっぱり買いたかったのは、会社のトイレ掃除用品だったのかもしれません。

それでも、2人でああだこうだと言いながらスーパーの中を歩くのは悪くなかったです。


夫は、まだ「うつ期」を脱していません。顔を見れば私には分かります。

朝起きる時間が来ると「ハアアアア…」と苦しそうな声を上げているのが聞こえて来ますし、とにかくいつもだるそうです。イライラはしていません。父親の家で怒りを爆発させてしまったことを後悔したようですから、あれがきっかけでまた元気がなくなった可能性もあります。

そして、さらに元気がなくなるようなことがあったのですよ。

遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」で目が見えなくなって来ている夫は、本を読むということはもうしなくなっているんですけど、昨日の朝は珍しく薄い本を読んでいたんです。

その時に、片方の目だけで読めるかどうか、ふと思いついてやってみたんだそうですよ。そして、症状がひどい方の左目だけでは、もう文字が見えないと分かったそうです。

まだ見えるのは、右目にまだ視細胞が生き残っている部分があるからですが、一年前に比べてどの程度進行したか来月の検査で分かるでしょう。

文字が読めなくなる時が近づいています。昨日の朝それに気づいたのなら、元気がなくなるのも分かります。同情します。


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2025年12月6日

マイキー myki カード

日本に行った時、心配だったことの一つが公共交通機関を利用する際の運賃支払い方法でした。話に聞いていた各種ICカードを使わなくても、従来通りに切符を買って利用することも出来たので安心しましたが、何十年も前と同じく現金で支払う方法一択のバスもあってびっくりしましたよ。

うちの息子は、切符を買ったりすることもせず、新幹線や特急の予約も運賃の決済も全部インターネットでやって、iPhone一つで改札口を通過していましたけど、ああいうのは私にはよく分かりません。

まあとにかく、運賃の支払い方法がいろいろあるのは助かりますけどね、メルボルンでは支払い方法は一つしかないんですよ。

公共交通機関(電車、トラム、バス)を利用する場合は、「myki」(マイキー)と呼ばれるICカードで支払う方法しかないんです。旅行者の方で電車に1回乗るだけでも「mykiカード」を購入しなくてはいけませんから面倒だと思います。


このカードは随時入金式のカードで、乗降時にカードリーダー(緑の四角い機械)にタッチすると、利用した区間や時間に応じて「mykiカード」から運賃が引き落とされるんです。

残高を確認する機械はどこの駅にもありますし、アプリや「Transport Victoria」(ヴィクトリア州交通局)のウェブサイトでアカウントを作れば確認でき、必要に応じて入金しておかないといけません。残高不足のカードで利用すると不正乗車になってしましますから。

こういうのが苦手な方は、公共交通機関を利用しにくいと思います。特に旅行者の方は、残高が残っている「mykiカード」をどうするかという問題も生じるわけですよ。捨てるのはもったいないということで、私はそういうカードをもらったことがあります。

ところで、

私の「mykiカード」は見た目は普通の「mykiカード」と変わりませんけどシニア用のカードなので、このカードを使えば常にシニア料金で公共交通機関が利用できるわけですが、何ヶ月か前に使った時に20ドルくらい入金した後、一度も使っていませんでした。だから残高は20ドルくらいあったんです。

その「mykiカード」がもうすぐ有効期限切れになるというメールが来ていたんですが、気になっていたのに何もしないでいるうちに期限切れ前日になってしまいましてね。

期限が切れても、無料で新しいカードを作ってもらえて残高の移動もできるそうですが、それを知らなかったので期限切れ前日に駅まで行って更新してもらったんです。

更新する方法はいろいろあるんですよ。一番簡単なのは「mykiカード」を使うことですが、使う予定はありませんでした。駅にある残高の確認や入金をする機械でも更新できるそうですが、使い方が良く分からなかったので駅の窓口で更新してもらうことにしました。

窓口で「このカードの期限が切れたんですけど…」と言ってカードを渡したら、3秒で更新が完了しました。やっぱり、人間の駅員さんにお願いするのが一番です。困った時に相談できる駅員さんがいる駅は、利用する者としては大きな安心です。


ところが、日本のJRの駅は次々に無人化されてしまったそうですね。

岡山県では、「みどりの窓口」がある駅は4つしかないんですよ。岡山市に2つと倉敷市に2つだけです。それ以外の駅は全部無人化されて、機械だけになっていたのでびっくりしました。

実家近くの駅から成田空港まで、特急と新幹線と成田エクスプレスで行くための切符を買うのに困りましたよ。駅にはそうした切符が買える機械は一つしかなくてね、どうやって買えばいいのか分からないし、モタモタしているうちに後ろに人が並ぶしで、本当に困りました。

結局あの時は、「みどりの窓口」がある一番近い駅である倉敷駅まで1880円もかけて行ったんです。切符を買うだけのために。

次に日本に行く時には、インターネットで予約や決済をする方法を勉強してから行かないといけません。

世の中、便利になったんだか不便になったんだか。


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2025年12月5日

暑い一日と花粉症

昨日の日本は寒かったようですね。岡山の田舎に住む母からは、「今朝は初雪です」というLINEが入りました。「見たかったなあ」と思いました。雪なんてもう20年間見ていませんからね、次に日本に行くのは冬にしようと思ったんですけど。

メルボルンは暑かったですよ。朝から気温が20度以上あって、午後には34度を超えました。11月の初めに日本から帰って来て以来、一番暑い日でした。

私達が住んでいる家にはエアコンがないので、扇風機が頼りです。東向きの大きな窓とキッチンの西向きの窓には日除けのオーニングを付けたので、以前のように暑くはなりませんけど、昨日はシーリングファン(天井の扇風機)も回しました。

晩ご飯は暑い日の定番「冷やし中華」にしました。前日に息子がうちの夫のために買って来たローストチキンが残っていたので、それを使いました。レタスとキュウリとニンジンとネギを千切りにしたのを混ぜて、冷たい麺の上に山盛りに乗せました。それにトマトとローストチキンを割いたのを乗せたんですけど、満腹になること間違いなしだけど低カロリーです。

夫は7時過ぎまでの勤務だったので、7時半頃に帰って来ました。玄関を開けるやいなや「うわっ、この家の中暑い!」と言いました。外の気温が下がって涼しくなっていたんですけど、窓を全部締め切っているので気が付きませんでした。

「窓を開ける?」と夫が聞くので、開けることにしました。涼しい風が入って来て、家の中の気温が下がり始めました。

ところが、

ハックショーン!ハックショーン!

私はすぐにくしゃみが出始めて、これがもう止まらないのですよ。くしゃみを数連発して鼻をかみ、また数連発して鼻をかみ、この連続です。

「窓を閉めた方がいいですか?」と夫が聞きました。「そうね、やっぱり無理ね」と言って、せっかく開けたばかりの窓を全部閉めました。窓を締めた後はくしゃみは出なくなりましたが、家の中は暑いままでした。

これね、ホントに家族には本当に申し訳ないと思うんですけど、仕方がないんです。窓を開けると花粉が入って来ますから。

寝室が暑くて寝苦しかったので、少しだけ窓を開けてみましたら、ひんやりと冷たい空気が入って来て「ああ涼しい!」と思った瞬間、くしゃみが始まりました。あわてて窓を閉めました。

花粉症の問題がなかったら、涼しくなった家の中で気持ちよく眠れたんでしょうが、うちの家族は皆んな暑さに耐えなくてはいけません。だから、私はエアコンのある家に住みたいんですよ。

この家には、エアコンはありませんがエヴァポラティブクーラー(蒸発冷却式クーラー)はあります。花粉が飛ばなくなったら使えるようになります。日が暮れてから使うと、一気に家中が涼しくなるスグレモノです。


今年の春は寒い日が多かったから今まであまり花粉が飛んでいなかったんですが、私が恐れていた通り今頃になって花粉が飛び始めたんですかねえ。例年なら12月に入ると花粉の飛散は減って来て、クリスマス頃には終わるんですけど。

それでも、今年は楽でしたよ。空気清浄機をまだ出していないんですから。抗ヒスタミン薬だって、つい最近になって服用する日が出て来たくらいですから、花粉症で苦しむことがほとんどなかったとも言えるんです。

もうこのままシーズンが終わって欲しいです。


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2025年12月4日

双極性障害の家族ができること

昨日は朝から快晴で、気温は30度近くまで上がったんですけど、午前中は涼しくて大変気持ちが良かったです。

用事があって近くの駅まで行っていた私が歩いて帰宅すると、仕事が休みだった夫と息子は家にいませんでした。昨日は、夫の父親の家の草切りやメンテナンスをしに行くことになっていたんです。

もう父親の家にいるのかなと思ってGPSで位置が分かるアプリでチェックしたら、2人とも父親の家にいましたが、夫だけが道路の方に移動していました。道路に出ると、そのまま大きな道路の方に向かって歩いているようでした。

しばらくして再びチェックすると、夫はバス停にいました。

何かヘンだ…

父親の家に着いたばかりの夫が、どこかに行く必要があるのなら息子か父親が運転して連れて行くはずですけど、息子は父親の家にいましたから、夫だけがバス停にいるというのは何かが起きたことを示していました。

夫は、そこからバスで駅まで行き、電車に乗って近くの駅まで戻り、歩いて家に帰って来たんですよ。

何があったの?

帰宅した夫は、めちゃくちゃ怒っていました。何があったかも教えてくれませんでした。こういう時には、怒りが収まるのを待つしかありません。紅茶を入れてあげて、甘い物をあげたかったけどケーキもクッキーもなかったので、リンゴを切って出しました。

うちの夫は、こういう事がよくあるんです。双極性障害と関係しています。

イライラして怒りやすくなり、些細なことで怒りが爆発したりするのは「躁期」の特徴なんです。夫はつい先日まで「うつ期」だったんですけど、今は「うつ期」と「躁期」の間なんでしょう。ちょうどいい中間の状態ではなくて、両方の特徴が混在している状態です。

まだまだ疲れている様子だし、ネガティブな感情に支配されやすいようですけど、こういう時にストレスを処理できなくなることがよくあるのです。そして、些細なことが引き金になって怒りの感情が抑えきれなくなるのです。

昨日は、父親に頼まれていた何かの修理をしていた時に、ネジの頭がつぶれて上手く締められなかったことが引き金になったようです。そして、父親がいつも低品質の安物を買うことに腹が立ち、横からあれこれと口を出す父親に腹が立ち、父親が補聴器を使っていないせいで自分が大声を出し続けなくてはいけないことにも腹が立ち、怒りが爆発したのです。

息子は草切りを始めるところだったので、夫は一人でバス停まで歩いて行って、バスと電車で帰って来たそうなんですけど。

怒りを爆発させている夫を見る家族はストレスが溜まります。その怒りが向けられることが多い私はつらいんですけどね、一番しんどいのは本人でしょう。リンゴを食べ、紅茶を飲んで落ち着いてから、夫は寝室へ行って寝てしまいました。

1時間くらい経ってから息子が帰って来ました。その時は、私はまだ何が起きたかを知りませんでしたから、「何かあったのね?」と息子に聞きましたら「うん」と言いました。

ネジが上手く締められなくて怒ったと言いました。ついに怒りを爆発させた時も、息子はその場にいたそうです。双極性障害のせいだろうと息子は言いました。そして、ちょっと買い物に行ってくると言って出かけて、ローストチキンと食パンを買って来ました。夫が休日のお昼に食べる好物なんです。

チョコレートも買って来ました。チョコレートは夫のダイエットには良くないけど、気分を落ち着けるのに助けになるかもしれないから買ったと言いました。夫が起きて来たらローストチキンのサンドイッチを作って食べられるようにと、テーブルをセットしていました。優しい息子です。


3時頃に起きて来た夫は、ローストチキンのサンドイッチを作って食べながら、何が原因で怒りが爆発したのかを私に教えてくれたのですが、私は双極性障害のせいだろうと言いました。夫は、それもあるかもしれないけど父親が悪いと言いましたが、病気の影響に気づいてからは冷静になりました。

イライラして怒りやすくなるのは「躁期」の特徴であること。今は「うつ期」と「躁期」の間にいるように見えるから、病気のせいで怒りの感情が抑えられなくなっているのだろうと私は言いました。

そして、「今日のようなことが仕事で起きなくて良かったと思う」と言いましたら、夫は「そうだな」と言いましたよ。そして、しばらくしてから夫は私に謝りました。家に帰って来る自分がいつもハッピーではないから、私に嫌な思いをさせていると言って。

うちの夫の「躁期」は、もともと「軽躁」とも呼ばれるタイプでそれほど激しいものではなかったし、今は薬のお陰で比較的安定しているのですが、「躁期」にはイライラして怒りやすくなります。勤めているお店から商品を盗んだ泥棒をおびき出して襲うなんていう信じられないようなことをしたりもしますからね。

本人が「今の自分は躁期である」ということを自覚していることは大事なので、私は論理的に話をして注意をするようにしています。自覚していれば、もしも仕事で怒りが抑えられないような状況になっても、病気のせいだと考えて対処出来ますから。

それからね、双極性障害は家族に大きな心理的負担がかかりますので、私も息子も自分のメンタルヘルスを守る必要があります。

双極性障害の家族が取るべき行動というのがいろいろあるんですよ。感情的にならないように冷静に対処するとか、言動を病気の影響だと考えて根に持たないようにするとか。でもね、全部めちゃくちゃストレスになるんです。

ですから、私は夫とは距離を取るようにしています。目の病気のこともあるし、気の毒には思いますけど、あまり共感し過ぎないようにしているんです。「うつ」や「躁」の特徴が現れ始めると、「おお、また夫の脳が不調になって来たな」くらいに考えるんですよ。

一生続くことですからね、私も自分のことが大事だし、自分達に合ったやり方を見つけるしか無いですから。

そうそう、今朝は夫に「お父さんに一言謝るべきじゃあないか」と言いましたら、「そうだな」と言いましたよ。冷静になってから、昨日の自分の言動を反省しているようです。


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2025年12月3日

雨が見えなかったらしい

メルボルンは夏です。夏時間で時計の針を1時間進めていますから、朝の6時は本来なら5時なんですが、夏ですから5時でも真っ暗ではありません。

昨日の朝は雨が降っていて、いつもよりも薄暗かったです。

うちの夫は、6時半頃に家を出ました。家を出る時には、忘れ物をしないように「財布、メガネ、携帯、鍵」という決まり文句を私は言うんですが、昨日は言いませんでした。

玄関を出て数秒経ってから夫が帰って来ましたので、「何か忘れたな。今朝は決まり文句を言わなかったからな」と思いました。そうしたら、別に何も忘れてはいなかったんですよ。

ただ、雨が降っているから傘が必要だということに気づいて戻って来たのでした。

窓の外を見れば、私には雨が降っていることは一目瞭然でした。地面が濡れているし、降っている雨粒が見えますからね。玄関を開けて外を見れば、雨が降っていることは見えるはずですけど、夫には見えなかったのですよ。

歩き始めて雨に濡れてから、雨が降っていて傘が必要だということに気づいたわけです。夫の目は確実に見えなくなって来ているんだなと気づいた出来事でした。


度々話題にしていますが、遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」で、網膜の中心である黄斑周辺の視細胞が徐々に死んでいるのです。進行につれて視野の中心が見えなくなっているわけですが、まだ細胞が生き残っている部分がありますから、全く見えないわけではありません。

明暗の差や色彩の対比が大きければ見えやすいようで、白い背景に書かれた黒い文字なら、かなり小さな文字でも読めるんですよ。でも、見ようとする物と背景の色が似ていると見えません。

キッチンのクリーム色のワークトップにこぼしたお米が見えなかったり、赤いプラスチック容器に入ったニンジンが見えなかったり、白いお皿に付いたチーズが見えなかったりします。

薄暗い場所では、何を見るにも苦労しています。

人の顔はまだ分かるそうです。お店のスタッフや知り合いのお客さんは、ちゃんと認識出来るそうですし、まだ文字も読めるんですから、仕事はもう少し続けられると思いますけど。

来月は、また目の検査に行かなくてはいけません。一年でどの程度進行したかが分かると、あとどのくらい仕事が続けられるかも見当がつきます。


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2025年12月2日

新しくオープンした中華料理店

寒いです。

昨日は、最高気温がたったの15度ですよ。山の上は雪が積もったそうです。お日様が出た時に暖かくなった瞬間がありましたけど、冷たい雨が降る冬のような一日でした。暦の上では夏なんですけど。

明日は29度、明後日は34度になるそうです。10日間予報を見ると冬のような天気になる日は無さそうですが、いつどうなるか分からないのがメルボルンの天気です。

現在の気温は10度。もちろん暖房をつけています。

ところで…

いつも食品の買い物に行っている近くのショッピングスクエアに、新しい中華料理店がオープンしました。レストランというよりも、ファーストフード店という感じの店です。

手軽に「本格中華」の味を堪能できると宣伝していて、オープンしたばかりの今月は全品20%オフということだし、何か食べてみようかなあと思ったんですけど、

機械で注文しなくちゃあいけないのだった!

日本に行った時に、多くのレストランではテーブルに置いてあるタブレットで注文しなくてはいけなくて苦労したんですけど、この中華料理店はもっとひどいんです。

入り口付近の壁に機械が埋め込まれていましてね、それで注文をするようになっているんです。機械で注文するとか、QRコードをスマートフォンでスキャンしてオンラインで注文するとか、そういうのが私にはハードルになるんですよ。

それに、客の一人が食べようとしていた料理を見て、私はこの店で食べてみたいという気が失せました。だって、その人が食べていたのは「本格中華」とはほど遠い、チキンカツ丼みたいなものだったからです。

チキンカツは、いかにも冷凍のを油で揚げただけという感じのやつで、それが白ご飯に乗っているだけでした。かかっているソースは、胡麻味噌ダレと言うよりもキューピーの胡麻ドレッシング。さらに、そのチキンカツ丼にはポテトフライが乗せられていたのでございます。

何だそれ!

家に帰ってからこのお店のレビューを読んでみました。非常に低評価でした。

「塩が足りなさ過ぎる」「味付けが悪い」「美味しくない」「中の方がまだ冷たかった(チキンカツのことか?)」「写真で見たのと全く違う」などなど、料理への不満ばかりが投稿されていたのでございますよ。

オープンしたばかりの土曜日にはそれなりにお客さんがいましたけど、昨日のお昼に店の前を通った時には、お客は3人しかいませんでした。お昼にたった3人というのは、これからが心配になりますね。

オーストラリアでは、こういうお店も安くはないんですよ。少々高くてもサービスが悪くても、食べた物が美味しかったらまた来ようと思うかもしれませんが、美味しくなかったらもう来ませんよ。


このお店の向かいには、かつて私が大好きだったベトナムのパン屋があります。ショッピングスクエアの改修工事が終わって新しくオープンしたら、めちゃくちゃ値上げされていて、バインミーも生春巻きも以前ほど美味しくなくなっていました。だから私はもう行っていません。

そのパン屋の近くには中国人がやっている小さなパン屋もあります。好きなパンをトレーに乗せて買うスタイルのお店ですけど、買いに来ている人を見かけたことがほとんどありません。売っているパンの種類も減って来ていますし、いつ閉店しても驚きませんよ。

刺し身やお寿司を売る店もあるんですが、ヘンテコ日本語掲載のポスターが貼ってあったりする中国人経営の店ですけど、先日私が病気だった誕生日に、うちの夫が刺し身とお寿司を買いに行ってくれたんです。そうしたら、刺し身は鮭しかなかったそうで、お寿司は「小さい、不味い、ご飯が酸っぱい」と最悪でした。それですごい値段なんですからね、もう買いません。

やっぱりね、食べ物を売る店は、売っている物が美味しくないとお客は来ませんよ。


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2025年12月1日

フォークリフト免許取得へ

うちの息子がフォークリフト免許を取得することになりました。夫と私にとっては、ここ10年間で最も嬉しいニュースです。

息子は、ハイスクール卒業後に、ビデオゲームのグラフィックスを作るアーティストになるために専門学校に行って勉強したんですが、そうした産業が盛んではないメルボルンでは就職が上手く行きませんでした。

さらに勉強を続けながらフリーランスのアーティストとして仕事をしていた頃、健康問題が発覚したんです。息子はハイスクールの頃から痔の問題を抱えていたんですよ。しかし、そのことは息子以外の誰も知らなかったんです。

本当に可哀想なことをしたと悔やんでも悔やみきれないのですけど、息子の痔の問題は私達が経済的に困窮していた頃に始まっていたんです。夫も私も精神的な病気で苦しんでいました。うちの娘も不安障害で具合が悪くなりました。

食べて行くことにも困っていた当時、娘の治療費だけは何とか工面しなくてはいけないと苦労している私達を見ていた息子は、自分の痔の問題など話すことが出来なかったそうです。手術をすることになれば高額な費用が必要になると思っていたから。

誰にも言わずに我慢しているうちに次第に悪化して、ついに医者に相談しに行ったのが2019年の12月でした。診察を受けて重症であることが分かった後、私達に教えてくれました。

専門医の診察の結果、クローン病の疑いがあったために何度も検査をすることになりました。やっとクローン病ではないと分かって手術をすることが決まった時に、新型コロナが始まったんですよ。

命にかかわらない手術は中止になり、息子の痔はさらに悪化して、一時は痛みのせいで寝たきり状態になりました。結局は手術費用を全額自己負担して民間の病院で3回も手術を受けることになったんですけど、回復には何年もかかりました。

このことは息子のメンタルヘルスに大きな影響を与えました。自信を失い、不安のために家から出ることすら難しくなっていた時期も長かったんですけど、本当にいろいろな小さな経験の積み重ねと心理カウンセリングのおかげで徐々に回復しました。

車の運転が出来るようになったきっかけは、私が回転する目まいで倒れて入院した時でしたよ。あの時は、引きこもり状態になっていた息子が救急車を呼んでくれたんです。うちの夫はすでに車の運転が出来なくなっていましたから、病院へ行くのに息子が運転するしかなかったんです。

運転が出来るようになり、自分で家から出ることも少しずつ増えて、趣味の山歩きに行ったりもするようになり、アルバイトにも行けるようになりました。

治験のアルバイトでお金を稼ごうとしたこともありました。いつも何か問題が起きて結局治験でお金を稼ぐことは出来ませんでしたが、あれも良い経験だったと思います。

治験を行っている会社の人達と電話で話をしたり、病院まで行って検査を受けたり、知らない人達とのやり取りの中で未知のことに取り組んだことは、全てが良い経験だったと思います。

アルバイトで貯めたお金で、今年は日本旅行に行くことも出来ました。息子の日本旅行は、鹿児島の南にある屋久島からスタートして東京で終了するまで、1ヶ月間の大旅行だったのですよ。そういう事が出来るまでに回復したわけですから、私は嬉しかったです。

旅行から帰って来てすぐに風邪を引いたり腰痛に悩まされたりしていましたが、先週は以前時々やっていたドリルビットを組み立てる内職をしていました。

そんな息子に、正社員として就職するチャンスが巡って来たんです。その仕事をするためには、フォークリフトの免許が必要なんです。それで、息子は免許を取りに行くことを決めて、教習所に申し込みをしたんです。

それを知ったうちの夫も私も、叫びたいくらいに嬉しかったのですよ。


息子はアーティストの仕事も再開して続けたいそうですが、グラフィックスを作る仕事はAI(人工知能)に取って代わられている現状があります。

現実的にアートの仕事だけでは暮らしていけないし旅行も出来ないと分かっていますから、正社員として雇用されるその仕事に挑戦してみようと思ったわけです。

フォークリフト免許は、うちの息子には難しいことではないと思いますから、教習所に行って講習を受ければ取得出来るでしょう。上手く行って欲しいと祈っています。

身体と心の両方が、ここまで回復するのに随分時間がかかりましたけど、棒に振ってしまった20代をこれから取り戻して欲しいというのが、私の希望です。


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