2018年5月25日

家事労働を分担せよ

ここ数日、実は仕事が忙しくて腹が立ちまくっていました。仕事が忙しいと腹が立つ原理というのは、家事分担の偏りにあります。

働きに出ずに自宅で仕事をしていると、賃金労働者としての労働環境に無報酬家事労働が共存しているために、労働に集中することが困難になる場合があります。

翻訳の仕事というのは、途中で脳みそを休める必要があるので、その間に洗濯物を干すとか床にモップをかけるとかやろうと思えばできるんですけどね、そういうのは心のゆとりがないとダメ。

急ぎの仕事を猪突猛進的集中力をもってしてやっておりましても、「娘を駅に送っていかなくては、あるいは迎えに行かなくては」「晩ご飯を作らなくては」「食品の買い物に行かなくては」と、やらなくちゃあいけないことがいろいろあって。

一番の嫌になるのは、まだ仕事を続けたいと思っても家族の晩ご飯を作らなくちゃあいけないから止めざるを得ない夕方。

時にはね、「労働に100%の力を注入したい」と思う時があるんですよ。そんな時は、仕事をやらせてほしいわけです。

でも、普段仕事がない時は専業主婦状態ですからね、家事が仕事だと割り切って無報酬の奉仕に専念しているもんだから、家の仕事は何でもかんでも私の仕事だと思っているんだわ、うちの家族は。特に晩ご飯作りは、男達にはやる気も能力もない。

うちの夫なんて、仕事が休みで家にいる時も、昼寝とテレビ(Netflix & YouTube)視聴だけで他のことは何もしない。たとえ私が朝から晩まで仕事に追われていても、「忙しそうだから洗濯物でも干してあげようか」とか「今日はオレが晩ご飯を作ってあげようか」とか、全くそういうのは考えもしないらしい。

そういう時は…

家族が家事を分担してくれることを期待するのではなく、アレをしてくれ、コレをしてくれと、いちいち指図してさせれば済むことなんだろうし、そうすれば腹も立たないだろうとは思うんだけど。

私ね…

ここ数日はネガティブモードなんですがね、他人(夫や子供)のための奉仕活動(家事)というのが本当に嫌になった。一人暮らしならしなくて済むことがあまりに多いじゃないですか。一人暮らしなら、家の中がこんなに汚れたり散らかったりしないわけだし。一緒に暮らしていて特に楽しいこともないんだし(娘は別)、本当に一人で気ままに暮らしたいとマジで思ってるの。

または、娘との二人暮らし。


お帰りの前に1クリックを!



2018年5月18日

水痘と帯状疱疹

先月から休みらしい休みがなく、お疲れ気味どころじゃなくなっているうちの夫。

二週間ほど前からは、肩が冷えて眠れないとか、肩が痛いとか、背中が痒いとか、いろいろと身体の不調を訴えておりましたが、やっと今週の木曜日と金曜日の二日間連続の休みが取れて、昼寝ができるのを大変楽しみにしておりました。

ところが、会社のオーナーが店舗の査察にやって来ることになり、店長的立場のうちの夫は休んでいる場合ではなくなってしまいました。

木曜日は昼から、金曜日の今日は早朝から、仕事に出た夫。

今日の午後は、リム医師に診てもらう予約があったのですが、どうなったんだろうと心配していましたら、リム医師に会う予約には間に合って、ちゃんと診てもらえたそうです。

さて…

診察の結果は、

水痘(水ぼうそう)なんですって!

脇の辺りから背中にかけて出ていたという赤くて痒い湿疹は、帯状疱疹なんだそうです。(そんなのが出ていたとは知らなかったわ。)

夫は、水痘(水ぼうそう)には子供の頃にかかっています。一度かかると二度とかからないと言われていますけど、実はそうではないんですって。抗体が消えれば再発症する可能性は高いのだそうです。

治った後にも神経節などにウイルスは潜伏しているのだそうで、疲労やストレスなどで免疫が低下した時に、再活性化して帯状疱疹が出たりすることは珍しいことではないのだそうです。

先月50歳の誕生日を迎えた夫、もう若くはないんですし無理しちゃあいけないんですけどね、スタッフが足りていないから休むに休めず、完全に過労なんですよ。次々に新店舗をオープンして現在4店舗を取り仕切る若きマネージャーのウィル君は、うちの夫どころじゃなくて、ずっと休み無しで働き詰めです。オーストラリアにもこういう会社があるんです。

とにかく、疲労のせいで水痘(水ぼうそう)を発症して帯状疱疹が出ているんだと分かって、夫は大変元気になりました。「悪い病気(ガンとか)かもしれない…」と、少し心配していたようなのです。

夫は、疲れがたまると決まって口唇ヘルペスが出るんですが、やはり今日ヘルペスが出てしまいました。ただし、口唇じゃなくて鼻の頭に。

鼻の頭が真っ赤っ赤です。

お気の毒というか、申し訳ないと言おうか、私もフルタイムでしっかり稼いでいれば夫がこれほど無理することもなかったんですけど。

早く休みがとれますように。


お帰りの前に1クリックを!



2018年5月17日

元気です

ご心配をおかけしてしまったでしょうか、3日も連続して投稿しなかったので。

元気だったのですよ。

翻訳の仕事が送られて来たのは良いのですけどね、今度もまた「できるだけ至急に(ASAP)」と書かれていまして、添付ファイルは3つあるし。

開いてみたらびっくり!

いつもやっているような機械の説明書じゃなくて、法律関係の文書でした。総単語数は1万語に近いし。

契約書とかだと引き受けないんですが、契約書じゃなかったから、お仕事イコール収入ということでね、朝から晩までコンピューターの前に座っていたのです。(時々立って仕事ができますからハイデスクは腰に良いです!)

晩ご飯は、娘や息子(!)が作ってくれました。

集中すると時間が経つのを忘れる私。ハッと気が付くと夜中の1時を過ぎていたりね、必死に頑張ったのは良いですが、今日は頭痛がひどいです。

もう一度最後の校正をしたら納品します。

今晩は早く寝るぞ!

昨夜息子が作ってくれた豚そぼろ丼

お帰りの前に1クリックを!



2018年5月13日

バックスクラッチャー

英国BBC放送の人気番組「プラネットアース2」で話題になったこのシーンをご存知ですか?


これを家でやるんですよ、うちの夫が。

グリズリーベアに体型もそっくりですから、どうしたってこのシーンを思い出してしまいます。

寒い季節になると身体のあちこちが痒くなる方がいらっしゃいますけど、夫も寒い日に痒いらしいんです。

先日、仕事を終えて帰宅し、いつものようにテレビの前に座ったものの落ち着きがない様子だった夫が、いきなり立ち上がってドアのところに行き、柱に背を向けるやいなや腰を振りながら始めた時には、

何事かと思いましたよ!

柱が痒い所に上手く当たらないらしく、自分で引っ掻こうにも身体が固くて手が届かず、私は指先を負傷しているからお手伝いできず、結局夫は娘に引っ掻いてもらいました。

「もっと横、もうちょっと下、そこそこ!」

「もっと強くガリガリやって!」

クマの背中を引っ掻くのも結構体力が要るようです。

私「そういえば、ダイソーで孫の手を売ってるのを見たことがなあ…」
夫「買ってください、買って来てください、お願いします」

そんな会話があった翌日の夕方のこと。

仕事から帰宅した夫が「ただいま」と言った後、

「買ってきてくれた?」

「何を?」
「孫の手だよ!」
「ええっ?本当に要るの?」
「ハイ、要るんです、必要なんです、買ってきてください、お願いします!」

ということで、

昨日、わざわざ週末の大混雑しているイーストランド・ショッピングセンターに行きまして、ダイソーで竹製の孫の手を買ってきました。

バック(背中)の痒い所をスクラッチするものという事で、孫の手のことを英語で「バック・スクラッチャー(Back Scratcher)」と言います。2ドル80セントでした。

私も使ってみたら、あれってかなり気持ちいいですね。別に痒くないんですけど、ゴリゴリするといい気持ち。ツボを刺激するんでしょうか。

夫もこれで背中を柱でゴリゴリする必要はなくなりました。

最後にもう一度、BBC製作の別の動画をお楽しみください。



お帰りの前に1クリックを!



2018年5月12日

お客も文句を言う寒い店舗

最近のメルボルンは寒いです。

昨日なんて、我が家では朝の気温が4度近くまで下り、お昼は15度くらい。冷たい雨が一日中降りまして、冷たい南風も吹き荒れて木が倒れたりしました。

暖房がある家の中にいる私は良いのですがね、暖房のないツールショップに勤める夫は寒いんだそうです。

しかも、ほとんど入口近くのレジの辺りにいる夫は、ドアが開くたびに寒風を浴びているので、寒てたまらないのだそうです。

ところが、会社のユニフォーム(半袖ポロとフリースのパーカ)はニュー・サウス・ウェールズ州やクイーンズランド州仕様でヴィクトリア州の寒さに対応していない上に、会社の方針でニット帽を被ったりネックウォーマーなんかつけたりしてはダメなんですって。

一番つらいのは、

店内に暖房がないこと!

ニュー・サウス・ウェールズ州やクイーンズランド州なら暖房は必要ないのかもしれませんが、ヴィクトリア州では暖房は必要ですよ。

昨日は天気が悪かったから建築労働者達は仕事にならず、大勢買い物にやって来たそうです。この秋最高の冷え込みでしたから、皆さん分厚いジャケットを着込んだりニット帽を被ったりして震えながら店に入ってくるんだけど、店内が温かいことを期待して入ってきた人々は、

何だよこの店は!店の中も寒いのか!

ガタガタ震えながらでは、ゆっくり買い物をする気にもならないですから、どうしても必要なものだけを買ってさっさと帰っていくお客達。

ヴィクトリア州では暖房の欠如が売上にも影響するということを、会社の上層部は理解するべきでしょうね。

寒い寒いと毎日グチる夫。

「ユニフォームの半袖ポロの下に下着のシャツを着てるの?」
「それはいい考えだ!」

何も着ていないのか…。

「使い捨てカイロをポケットに入れておくと温まるわよ」
「それもいい考えだ!」

使っていないのか…。

「せめてレジの所にヒーターを置けば?お客さんも助かるわよ」
「うん…」


「(ヴィクトリア州マネージャーの)ウィル君に暖房のことを相談するべきよ、売上に影響しますよって」
「うん…」

私なら必ず取るであろう問題解決に向けた対策は何もしないで、毎日皆んなでひたすら寒さを我慢しているらしいんですがね、なんでなんでしょうかね。

冬はこれからなんですけど。


お帰りの前に1クリックを!



2018年5月11日

ヘチマのような野菜

私が野菜や果物を買っているイーストランド・ショッピングセンター内の八百屋には、見たことも聞いたこともない野菜や果物が売られています。

「どんな味がするんだろう」「どうやって食べるんだろう」といつも思います。

先日、大根を手に取りながら、大根の近くに山積みされたゴーヤー(ニガウリ)の近くに山積みされたヘチマのような野菜を見て「一体これは何だ?」と思ったんです。

野菜の名前と値段が書かれたカードは置いてあるのですけど、どれがどの野菜のことだか分かりませんからね。

その野菜、ヘチマのようなんですけど、線と線との間がへこんでいるんです。大きなヘチマくらいの長さがありました。こんな野菜です。


「ゴーヤーみたいに調理するのかなあ?」と思いながら見ていると、横から手が伸びてきて1本取りました。見るとインド系の女性がその野菜をカゴに入れたのです。

「アナタ、それどうやって食べるんですか?」

いきなりアジア人のおばちゃんに質問されて困惑気味の彼女は、私の苦手なインド訛りの英語で「よくレンズ豆と一緒に煮ます」と答えてくれまして、その後で調理の手順も教えてくれたのです。

我々の会話を聞いた別のインド系の若い女性も会話に参加してきて、こちらは完璧なオーストラリア英語でしたからよく分かりました。

要するにレンズ豆のカレー煮と言うような料理でした。トマトは絶対に入れないといけないようです。

そこで、私、昨晩それを作ってみたのです。

まずはインド料理の定番的に、多めの油で玉ねぎをニンニクとショウガとともにしっかりと炒め、野菜スープとレンズ豆を加えて煮ました。

次に例のヘチマのような野菜を投入します。皮は固くて食べれないからしっかりと皮をむけと教えられたので皮をピーラーでむきますと、中身はナスのようでした。これを小さめに切って加え、トマト缶も加えて煮ました。

クミン、ターメリック、コリアンダー、トウガラシ、そして塩で味付けすると、

なかなかこれはいける!

レンズ豆をたくさん入れすぎたので煮えるまで時間がかかり、例のヘチマのような野菜はほとんど溶けてしまったのは残念でしたが、バスマティ米を炊いてサラダも添えました。

これは息子が恐る恐るほんの少しお皿に盛ったところ。(このお皿は小さいのです。)


私「さあ、どうですか?」
夫「辛い!(間髪入れずに)」
娘「それに固い!もっと柔らかくなるまで煮るべき!」
息子「…(沈黙)」

何度も味見をしていた私は、舌が辛さに慣れたのか最後に辛味が足りないと思ってトウガラシを追加したのだけど、それが良くなかったらしい。

私「塩加減はどう?」
夫「辛すぎて分からない!(間髪入れずに)」
娘「辛さのせいでそれ以外の味は分からない!」
息子「…(うつむいて沈黙)」

3人とも食は進まず。

娘と息子は少ししか取らなかったので、お皿に取った分だけは完食。

夫は「I'm not enjoying this!」と言い、冷蔵庫からヨーグルトを取ってきて大さじ2杯ほどをそれにぐちゃぐちゃと混ぜていたけど、ほとんど食べずにお残し。

レンズ豆のカレー煮は、大量に残ったのでした。

でも、それはトウガラシの入れすぎのせいで、ヘチマのような野菜のせいではありませんが、はっきり言って辛すぎてその野菜の味など分かりませんでした。まだ姿が残っていた頃に味見をしたところでは、特にこれと言った味はなし。

残ったものには水を加えて柔らかくなるまで煮ました。完熟トマト2個も小さく切って加え、さらに煮たところ、フルーティーで美味しいカレー煮になりました。もう辛すぎるということもありません。

ヘチマのような野菜は、どこにもその姿を見つけることはできませんけど。(泣)

ちなみに、調べてみたら、この野菜は英語では「Ridge Gourd」と言うらしいです。炒め物や煮物に使うそうです。

やはりヘチマの仲間のようですが、日本でも繊維が固くならないうちのヘチマを野菜として料理に使う地域があるそうですからね、きっとよく似た味なのでしょう。


お帰りの前に1クリックを!



2018年5月10日

ヌテラと健康

ヌテラというのは、ご存知「チョコレート風味ヘーゼルナッツスプレッド」です。近年世界的に大人気となっているそうですが、オーストラリアでも大人気で類似商品もたくさん販売されています。

おそらく相当量の砂糖が入っていると思われますが、ジャム類よりも砂糖は少ないと広告されています。

我が家のパントリーにも、ジャムやマーマレードやベジマイトとともに常備してありますが、いずれも毎日大量に食べるものではありません。時々トーストに塗って食べるくらいですから、砂糖やパーム油が多量に含まれると批判されるヌテラも私たちは気にせずに楽しんでいます。

今日の話題は「ヌテラと健康」というテーマですが、もちろん砂糖やパーム油の問題を書くつもりはないのです。

今朝のことですが、

娘を駅まで送って行った帰りにスーパーに寄って買い物をする予定でした。

私「帰りにねえスーパーに寄るんだけど、何か買って欲しいものがある?」
娘「ヌテラがなくなってきてるから…」

娘がヌテラを買っておいて欲しいと言うなんて!

私にとって、これは本当に大きな出来事だったのですよ。

摂食障害で何も食べられなくなった後、治療とカウンセリングで食べ物を口にできるようになっても、彼女は食べても良い食品と食べてはダメな食品にこだわり続け、菜食主義になりました。

油脂類が入っていると食べないし、砂糖が入っていると食べないし、晩ご飯を作るのも娘の分を別に作ったりして毎日とても大変でした。菜食の場合、必須アミノ酸をいかに摂取するかも課題ですからね。

あの頃から4年以上が経ち、少しずつ食べるものが増えて、最近は油脂類も砂糖も肉魚も、量は少なくても食べるようになりました。

時々、トーストにヌテラを塗ってバナナを乗せて食べているのも見たことがあります。

なんでもバランスよく食べるようになってからは、娘は健康です。病気知らずで、メンタルの方もたいへん落ち着いています。肉や油脂類を食べるようになってから、特に精神的に健康になってきたと本人も言っています。

子供が健康で幸せそうであるということ。

親としてこれ以上の喜びはありません。ですからね、今朝ヌテラを買っておいて欲しいと言われて、私は嬉しかったのです。


お帰りの前に1クリックを!



2018年5月9日

迷惑なお隣さん

我が家の北隣りの家は、土建業を営む家族が住んでいらっしゃるそうで、特に土を掘ったりどけたり、建物を解体して土地を更地にしたり、そういうのも専門にやっていらっしゃるらしく、巨大重機やトラックやトラクターみたいなのに大型機械を積んだようなのや、色々と所有しておられます。

広い敷地をお持ちですが、平坦な場所は家の南側にしかないらしく、こうした巨大車両や大型機械もそこに停めておくし、子供達がモーターバイクを乗り回して遊ぶのも、その平坦な場所です。

大きなガレージもそこにありまして、家で使うチェーンソーや電動工具類もそのガレージにに保管していらっしゃるらしい。

この家の南の平坦な場所というのが、

何を隠そう私の部屋のすぐ裏なのだった!

子供達のモーターバイク遊びもうるさいし、重機やトラクターが地響きを上げるのもうるさいけど、今日はですね、朝からチェーンソー作業ですよ。

もう少し向こうでやってくれたら良いのに、すぐ裏でやってる!

生け垣に隠れて分からないんでしょうがね、隣り近所が見えないような田舎の広大な敷地にお住まいなので気づきもしないのかもしれませんがね、生け垣のすぐ裏には私の部屋があるんだよ!

貴方ね、

チェーンソーで丸太を切る音を聞いたことがありますか?

ヴォーンヴォーンヴォンヴォンヴォンヴォン、グオーングオーングオングオングオングオン、ブルブルブルルブルル(モーター音)、時々切った丸太を何かに積み込む音がガタンガタンゴゴンガガーン、そしてまたチェーンソーがうなる、ヴォーンヴォーンヴォンヴォンヴォンヴォン…

いつまで続くんだろう…もうすぐお昼よ。

私、今日は翻訳の仕事が来ていて仕事しているんですけど、部屋のすぐ裏から延々と爆音が続いて、頭が痛くなってきた。

いい加減にして〜!


お帰りの前に1クリックを!



2018年5月8日

負傷続きで痛い手

寒くなるにつれて湯を使うことが増えるので、毎年冬には指先のひび割れに悩まされるのですが、今年は冬になる前から始まりました。

最初にできたのは右手の親指と人差し指の爪の横のところです。

すっかり割れてしまうと痛みは強いんですよ。

毎年この件について記事に書いている気がします。ハンドクリームと小林製薬の神薬「サカムケア」で何とかやって来たのですが、昨年ダイソーで「指保護サック」なる小型指用コンドームのような製品を見つけましてね、大変助かっています。

ひび割れが酷くならないように気をつけなくちゃ!

ところが、

つい先日、暖炉に薪をくべようとユーカリの小枝を追っていたら左手中指をごっそりと削ってしまいました。皮が剥けただけじゃなくて結構深く切ったので、これが痛かった。

その時に気づいたのだけど、手首の近くに火傷の水ぶくれがあるじゃないですか。

いつの間に!

フライパンで焼いた感じの火傷ですが、なんで気づかなかったのか。その時には気づいたけど覚えていないのか。老いてきている証拠なのか。(泣)

ひび割れ以外に、中指には逆剥けもできちゃっておりまして、これがひび割れ化しかかっているし。

こうして、バンソーコーの消費が尋常ではない私。

ウォータープルーフのバンソーコーを貼っていても、私は頻繁に手を水で濡らすのですぐにべチョベチョになってしまいます。だからバンソーコーの上からダイソーの「指保護サック」を付けるんですがね。

昨晩、晩ご飯のサラダに入れるために人参をスライサーで超高速スライスしていたら右手の人差指の先端をスライスしてしまった。「あっやばい!」と気づいても高速過ぎて急ブレーキが間に合わず、爪の横のひび割れができてところの上辺りをスライスして無くしました。

このタイプの怪我は出血がひどいですね。

それでもお料理を継続できたのは「指保護サック」のおかげです。バンソーコーの上から「指保護サック」をつけてサラダを作り終えた頃には「指保護サック」のなかに血液が溜まっていました。

いずれも小さな怪我なんですがね、見た目が痛々しいだけじゃなくて本当に痛いんです。(泣)


お帰りの前に1クリックを!



2018年5月7日

クモの巣バリカンヘア

先日、長かった髪の毛をバッサリと切り、さらに丸刈りにしてしまったうちの娘が、やや伸びてきていた髪の毛をまた切りました。

しかも、頭の半分だけ…。

編み物用の毛糸を少し欲しいと言うので、「何に使うのか」と聞いたら返事をしないのよ。

ニコニコ笑顔で嬉しそうに二階へ上がって行く娘。

その後をトボトボとついて行く息子。この息子は、娘よりも2歳年上の兄なのですがね。どう見ても、やりたくないことをお姉さんに命令されて逆らえない弟っていう感じ。

「こういう頭にしたいんだって…」

暗い声でそう言う息子が、手に持っていた一枚の紙を見せました。

ヘアスタイルのデザイン図が書かれておりまして、

半分を短く刈り込んだ頭にナント、

クモの巣の模様が描かれていたのです!

私「そんなことするなぁ!」
娘「It's my hair!!!(私の髪の毛だよ)」

しかしね…

ヘアカットを…というか、バリカンでのクモの巣の刈り込みを、大雑把な息子に頼んだのが失敗だったな。

息子が刈り込んだクモの巣模様はですね、ペンで描くべき太さの糸をちびたクレヨンで描いたのがさらにボケたという感じで、とにかくクモの糸が太すぎる!

私だったらもっと上手に刈り込めるぞ!(手が震えるけど…)

私「ちょっとお、それは太すぎでしょ!」
娘「…(黙ってうなずく)…(しー、何も言うなというアクション)」

下手くそバリカンアートにがっかりしているはずの娘ですが、頼んだ仕事をやってくれた兄の気持ちを傷つけないようにということか、こういう時も決して不満や失望を口にしないところがお母さんとは違います。

バリカンアートは、バーバー(理髪店)でやってもらうのが一番でしょう。

クモの巣模様もイマイチですけど、半分だけ短く丸刈りにしたので頭の真ん中のところがモヒカンみたいになっているんですけど、あれはちょっとねえ…。


お帰りの前に1クリックを!



2018年5月6日

暖炉で燃える火

二日間ほどホットウォーターボトルをお腹に抱えて震えていたのが嘘のように、元気になりました私です。

下腹部の調子も普通に戻りました。何が原因だったかは見当がついているんですけどね。まあ詳しいことは書きませんが。

元気になったとはいえ、朝はやはり寒い。

我が家のヒーターは故障したままですので(修理に来てくれるのは明日!)、エアコンで暖房するという手もあるのですが、今朝は暖炉に薪を燃やすことにしました。

昨日も一日中薪を燃やしていたので、暖炉には大量の灰が溜まっておりましたが、掃除をする気にはならず、溜まった灰を少しどけて焚き付け用のユーカリの小枝に火をつけました。

ユーカリの小枝は我が家の周りにいくらでも落ちています。葉っぱ付きの小枝はマッチ一本で燃え上がりますので、薪に火をつけるのは簡単です。ユーカリの葉っぱは、緑の葉っぱでも雨に濡れていてもボワアッと怖いくらいに燃え上がるのでね。

薪が燃え始めて、それを暖炉の前に座ってじっと見ていたのですが、

どうしてこんなに気持ちが安らぐんでしょうね!

ただじっと火を見ているだけで飽きません。いくらでも見ていられます。

不思議だわ。


そういえば、どこかの国のテレビ局が、暖炉で薪が燃える映像を何時間にも渡ってひたすら放送し続けたところ、高視聴率をたたき出したというニュースがありましたよねえ。

炎が燃える映像を見るだけでも癒やされるけど、これに熱や木が燃えるにおいが加わると、人間は気持ちが安らぐようにDNAにプログラムされているんじゃあないのかなあ。

という事で、「今日もお仕事お疲れ様」の夫を見送り、延々と燃える火を見ていた私ですが、洗濯機がピーピー言うのでやっと腰を上げました。

今日は色々しなくちゃいけないことがあります。

まずは家の中の片付け!

お母さんが具合が悪くなると、どうして家の中がこんなに散らかるんだよ!


お帰りの前に1クリックを!



2018年5月5日

下腹部の不調

昨日の午前中から「何だかおかしい」とは思っていたんですが、それでもバスルームの掃除をしたりシャワーのタイルをこすったり(「こすらないでね」というわけにはいかないの!)洗濯物を干したり娘の送り迎えなどをしていたんですよ。

しかし、お昼過ぎから「何だかおかしい」は「痛い」に変わってしまいまして。

それはかつて苦しんだ生理痛の痛みに似ていて、「お腹が冷えた」と形容するのが最も適切なような痛みで。

そのうちもう寒くてたまらなくなり、ホットウォーターボトルをお腹の所に抱いて妊婦のような格好で過ごしていたんですが、時々おトイレに駆け込まなくては大変な事になりそうな気分になるものの下痢などはせず、

一体どうしたのよお!

それでも、晩ご飯の支度だけは致しまして、私は夕方からホットウォーターボトルを抱いて寝たのでございます。

という次第で、昨日は記事を書けなかったの。

それにしても、この「お腹が冷える」というフレーズがうちの夫の家族には分からないらしいですよ。「お腹が冷える」というような状態になった事がないらしいし、そういうフレーズが英語にないというところからも彼らには未知の症状ということのようです。

子供達がまだ幼かった頃、お昼寝をしている時に、お腹が冷えないようにと子供達のお腹の上にタオルなどを掛けたりしていますと笑われたものです。

日本人の迷信的行為の一つであると。

私は子供の頃から「お腹が冷えた」と呼ばれる症状でよく下痢をしたものですが、あれは何だったんでしょうね。

私は、お腹が冷えたんだと思うんですけど。

私の下腹部は今朝もまだ「何だかおかしい」です。皆様も、お腹は大事にしてください。


お帰りの前に1クリックを!



2018年5月3日

タカタ製エアバッグの修理

私の愛車トヨタのカローラには、昨今世界的な大リコール問題となっておりますタカタ製のエアバッグに取り付けてあるらしい。

助手席のタカタ製エアバッグのガス発生剤が湿気で劣化し、作動時に破裂する恐れがあるということなんですが、エアバッグというのは乗っている人間の命を護るための物なのだけど、破裂すると大怪我どころか命も危ないんだそうで。

トヨタ・オーストラリアからリコールの通知が送られてきたのはいつのことだったか覚えていないくらい前のこと。

私の車は大丈夫、エアバッグが作動するような状況になることはないだろう、修理に出すと一日車が使えなくて不便だし、メンドウクサイし…。

こうしてその通知を無視していたところ、再びリコールの通知が送られてきました。

それすらも無視していたら、再び通知が送られて来ました。

どうやら私のようにリコールの通知を無視している人が多いらしく、タカタ製のエアバッグを搭載した車両を保有しながらリコールに応じないドライバーが、メルボルンだけでもウン万人だかウン十万人だかいるんだとラジオで聞きました。

しかし、修理していない車両は中古車として販売できなくなると聞いても「私はこのカローラが動かなくなるまで乗るつもりだから平気」などど言って、相変わらず無視していたんですがね。

つい先日ちょっと怖いことがありまして…

いくら自分が安全運転を心がけていても、世の中のバカ者にぶち当てられたらどうしようもないんだと気づいたんです。

車線数が半端なく多い大きな交差点でね、自分の進行方向が青になったから私は発進したんですよ。ところが、左側からグレーのセダンが猛スピードで交差点に突っ込んで来て、私の車の鼻先をかすめるようにして走り去ったのですよ。

怖かったわ〜!

あれ以来、信号が青に変わったら、左右から赤信号を無視して突っ込んで来る車がないかどうか厳重に確認しながらゆっくりと交差点に侵入するようになったんですが、グズグズしていると後ろからクラクションを鳴らされて激昂しそうになるし。

とにかくですね、他車のせいでエアバッグが作動して、その際エアバッグが破裂して助手席に座っている娘が大怪我をした場合、半分は私のせいですからね。

エアバッグの修理をしてもらうことにいたしました。カローラを購入したナナワディングのディーラーで修理してもらうんですが、予約できた日は一ヶ月先です。


お帰りの前に1クリックを!



2018年5月2日

マーフィーの法則恐るべし

かつて「マーフィーの法則」について記事に書いたことがあります。っていうか、時々書いているんですけど、本当にその法則通りになる事が本当に多い!

今日は、義妹と彼女のボーイフレンドが夕食を食べに来ることになっていました。やはり和食にして欲しいという夫のリクエストで、メインは餃子にして後は何を作ろうかと決め兼ねていたんですが。

朝起きてメールをチェックしたら、翻訳の仕事が4件来ていたんです。それら全部に「大至急」の文字が添付してあるじゃないですか。

なんで今日に限って!

私は今日は忙しいんだよ!

しかし、大至急の仕事を無視する訳にはいきません。

朝ご飯を食べてすぐに取り掛かりました。

夫は今日は仕事がお休みだったんですが、昨日が朝の5時に家を出て帰宅したのが10時頃という長時間勤務でしたし、まだまだ「うつ期」なのか眠くてたまらないらしくて一日中寝ていました。

娘は心理学の課題の締め切りが金曜日ということで勉強に追われておりました。

息子は特にすることはない様子なんですが、あまり役に立たないんですよね、こういう時。

とにかく仕事を早く終わらせようと、私、頑張りました。火事場の馬鹿力じゃないけど、必死な時は凄い集中力が発揮できたり致します。途中で洗濯物を干したりという雑務が入りましたが、お昼過ぎまでに仕事はなんとか完了しました。しかしね、もう凝った和食を作る精神的なゆとりがなくなりまして、晩ご飯は焼肉に変更!

お昼の1時頃になってから大急ぎで買い物に出かけ、その間に娘が勉強を中断してデザートの「ブラックフォレスト・トライフル」を作ってくれました。

買い物から帰って来てすぐに焼肉の準備に取り掛かったのは、マーフィーの法則通りこういう時に限って義妹達が早くやって来るんじゃないかと思ったからです。

息子が自ら掃除を買って出てくれました。(夫はその間もずっと寝ていましたけど。)

野菜類を切ってお皿に盛り付け、肉類を準備し、タレを作って「よし準備はできたぞ」と一息ついた4時過ぎのこと、

やっぱりな!

義妹たちがやって来たんですよ。早く準備しておいてよかったあ!

それから今まで約5時間、飲んで食べて飲んで食べてで、私はお腹がパンパンです。

焼肉をしたのは久しぶりなんですが、焼肉って準備が簡単で皆んな満足のお助けメニューですね。お肉も韓国食品店ですでに焼肉用にスライスしてあるのを買ってきたので楽チンだったし。


お帰りの前に1クリックを!



2018年5月1日

天高く馬肥ゆる秋

馬も牛も羊も人間様も、皆んなが肥ゆる秋でございます。

先進国の食料自給率で輝かしいトップの座に輝くオーストラリアでは(確か食料自給率は200%を超えているはず)、一年中新鮮な野菜や果物が手に入りますから、特に常夏のクイーンズランドの農業地帯から一年を通して供給される野菜類のおかげで、季節感とか旬とか忘れてしまいがちなのですが、それでも、秋の味覚なるものが店頭に並んだりしております。

秋の果物と言えば、梨とか柿とか。

柿の木なんて岡山の田舎ではそこら中に生えていて、柿の実なんて有難がって食べる人が少なくなっていますから、私は柿といえば「熟して落ちて腐っていく果物」というイメージを持っているんですけどね。メルボルンのスーパーで売られている柿は高級果物です。梨も売られていますが、梨も高級品です。

私はね、メルボルンの肥ゆる秋たる所以は、やはり気温が下がって様々な食物が美味しく感じるということじゃあないかと思うんです。そして、もっとオーブン料理をやる気になるというか。くそ暑い夏の間は、オーブンなんてできるだけ使いたくないですからね。

オーブン料理は、グラタンとかローストとかキャセロールとか、肉やチーズをはじめとする乳製品を使った高カロリー食が多いですよねえ。また、オーブン料理といえば焼き菓子ですよ。ケーキやタルトやクッキーなど、バターや砂糖や卵を使った高カロリースイーツ。

こういうのを作ることが増え、食べることが増えて来るわけですから、当然我が家族は例外なく肥えて来ております。(泣)

私なんてね、夏の間の減量の努力が秋の数日で跡形もなく水の泡と化してしまいまして。

明日は義妹と彼女のボーイフレンドが夕食を食べに来るので(というか来る目的はお喋りですけど)、何を作ろうかと頭を悩ませています。

久しぶりに手作りピザという案を出したところ、夫にダメ出しされました。普通すぎだって…。結局、メインは皆んなが大好きな餃子ということに決まったのですが、餃子も非常に普通な気がしますけどねえ。

メインは餃子、それは良いにしても、餃子以外は何を作ったらいいんだろう?

デザートは「ブラックフォレスト・トライフル」というものに決まってはいるんですが、それってどうやって作るんだろう?

レシピのウェブサイトをやっていると、こういう時に皆様の期待が大きくなりすぎて困るんです。

いつも悩みに悩んで、結局、インゲンの胡麻和えとか茄子の田楽とかちらし寿司とか、同じようなものばっかり作っているんです。結局、明日もインゲンの胡麻和えは作りそうな気がするなあ。

胡麻和えはね、オーストラリア人達に大人気なんですよ。


お帰りの前に1クリックを!