ラベル 引っ越し の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 引っ越し の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年7月5日

賞味期限を過ぎた食品

「突然の引っ越し」で書きましたように、まったく突然に引っ越しを決めたうちの娘が、日曜日に我が家に戻って来たわけなんですが。

住んでいたシェアハウスは、大家さんがこっそり賃貸業を営んでいる家でしたから、正式な賃貸契約というものが無いので住んでいる者は法律で守られていないわけなんです。娘は出ていけと言われてすぐに出ていくしかなかったみたいなんですよ。

娘の親しい友人が住むシェアハウスの住人が2ヶ月ほど旅行に行くので、その人の部屋に2ヶ月間住めることがすぐに決まりました。ちょうどその後その親しい友人も2ヶ月ほど旅行に行くので、その友人の部屋に2ヶ月間住むそうです。

ですから合計4ヶ月はその家に住めるのですけど、その後どうするかは決まっていないそうです。

まるで部屋の又貸しに聞こえるでしょうが、ちゃんと申込書を出して大家さんから許可を得ての短期賃貸契約なんだそうですよ。

娘は今週から司法精神医療施設での研修が始まりましたので、木曜日までは引っ越しをする時間が無いということで、とりあえず日曜日に持ち物を全部我が家に持って帰ったわけですが、必要な物だけを持って昨日引っ越して行きました。

必要な物以外は箱に詰めて、私が寝室として使っている予備の部屋に積んでありました。家の中がグチャグチャで大散らかりだったんですが、ちゃんと全部片付けて行きました。


娘は大量の食品も持って帰っていましたので冷蔵庫や冷凍庫がいっぱいになっていたんですが、それらの多くを家に残して行きました。しかしね、残して行ってもらっても嬉しくないんです。

そうした食品は、「ダンプスター・ダイビング」(Dumpster Diving)で手に入れた食品なので、全部賞味期限を過ぎているからです。

「ダンプスター・ダイビング」とは、スーパーなどが売れなくなった商品などを廃棄するのに使う業務用ごみ廃棄コンテナからまだ食べられる食品を手に入れることで、うちの娘はこれを定期的にやっているのですよ。

野菜はフニャフニャになっていても使えます。傷みかけていれば、傷んでいる部分を切り取って使えます。パン類はすぐには食べ切れませんから冷凍しておきます。

賞味期限を少し過ぎていても食べられる食品は多いです。乳製品は難しいですが、私はいつだったか娘が持って帰った8リットルの賞味期限を過ぎた牛乳でコッテージチーズやクリームチーズを作って冷凍したことがありますよ。

娘が残して行った食品のうち、賞味期限を何年も過ぎた出汁の素とか調味料類がありましたが、それらはすべて捨てました。やっぱりちょっとねえ、何年も過ぎていると食べたくないです。

クラッカーがたくさんありますが、ナッツや種が混ぜてあるクラッカーは風味が悪くなっていたし湿気ていたので捨てました。

新品の電気毛布も見つけて持って帰っていましたが、やはり不良品で使い物にならなかったので捨てました。

こうして、我が家のゴミ収集容器は、娘が「ダンプスター・ダイビング」で手に入れたものでいっぱいになっているのでございます。

それにしても、スーパーの業務用ごみ廃棄コンテナにはね、まだ十分に食べられる食品が、多くの場合は箱ごとキレイな状態のままで捨ててあるんだそうですよ。今は冬で寒いですから、コンテナの中で腐敗してしまうこともないですしね。

夜の闇に隠れて「ダンプスター・ダイビング」などしなくても、そうした食品をシェアできるもっと簡単な方法があればいいのにと思いますよ、ホントに。

そうそう、睡眠不足の件ですが、娘が引っ越したので昨夜は予備の部屋で一人でぐっすり寝ましたよ。夜中に夫の携帯がピンピン言ったりしないし、おトイレに起きて電気を点ける人もいないし、ベッドが揺れて目が覚めたりしないし、やはり良い睡眠には一人で寝るに限ります。


お帰りの前に1クリックを!



2024年7月1日

突然の引っ越し

うちの娘ですが、大学院の勉強もあと半年を残すだけという今になって、突然の引っ越しです。

1月から行っていた病院のリハビリテーション科での研修が6月で終了し、今日から司法精神医療施設での研修が始まるんですよ。

いろいろとすることがたくさんあって忙しいこの時期に何故引っ越しを決めたかと言うと、これまで2年2ヶ月間住んで来たシェアハウスの大家さんに我慢が出来なくなったからだそうです。

最初は良い人だと聞いていたんですけどね、いろいろと不満をつのらせて来ました。例えば、女性6人が住むそのシェアハウスに男性である大家さんがしょっちゅう突然やって来るとか。住人のプライバシーを軽視していると娘は言うんですけど、これは問題ですよねえ。

この大家さんは、登録せずにこっそり賃貸業をやっているので、家賃は現金払いです。税金を払っていないんでしょうね。そういうわけですから、部屋を借りている女性達は一般的な賃貸住宅に関する法律で保護されていません。

住人の女性達の多くは学生やワーキングホリデーのアジア人で、大家さんに横柄な態度を取られても黙って我慢していると言うんですが、黙って我慢していなかったうちの娘は、大家さんにとっては不都合な住人になって来たんでしょう。

娘が裏庭に置いていた植木鉢やプランターを2週間以内に裏庭から撤去しろと言われたんだそうです。許可していないという理由で。

うちの娘はシェアハウスの裏庭で野菜作りに取り組んで来ましたから、植木鉢やプランターをたくさん持っていたんです。

何度も引っ越す決意を固めかけたことがありましたが、あと少しだからと我慢していたんですが、植木鉢やプランターを2週間以内に撤去しろと言われたことが引っ越しを決めた直接の理由のようです。

次に住む場所は決まっていますが、そこに住めるのは木曜日かららしいので、昨日の日曜日に荷物を全部我が家に持って帰りました。

めまいでフラフラしているお母さんが、カローラで荷物運びの手伝いに行きました。運転席以外はパンパンで隙間もないほどの量を積んで帰りましたよ。

たったの2年2ヶ月で、ものすごい荷物の増えようです!

娘のカローラはパンパンになるほどではなかったですが、娘は植木鉢やプランターも積んで持って帰りました。

カローラには乗らない大きな鉢植えの木も残っているのですが、それはうちの夫が仕事が休みの水曜日にトラックで運ぶそうです。と言っても、トラックを運転するのは私ですよ、言っときますけど。

ということで、現在我が家は娘の荷物でいっぱいです。木曜日に引っ越す予定の家には4ヶ月間しか住めないそうなので、大量の荷物の多くはこの家に置いておくそうです。

私が自分の寝室として使っている予備の部屋は、物置きになります。大学院が終わるまでの6ヶ月間だけですから問題は無いですけど。


お帰りの前に1クリックを!



2024年5月3日

ついに売れたあの家

うちの夫の父親が一昨年の8月に売りに出して、ずーっと売れていなかった家がやっと売れたそうです。値下げしたおかげです。

売りに出した時に最初に買いたいと申し出た人が買うことになったそうです。その人にとっては、自分の仕事やライフスタイルに最適の物件だったそうですが、手が届かない価格だったのですよ。

値下げしたことを知ってすぐに購入を決めたそうです。

土曜日の明日、正式に売買の契約をすることになっているそうですから、うちの夫がその家のメンテナンス(31エーカーもの敷地内の草刈りや倒れた木の片付け)に行く必要はなくなりました。

1エーカーは約1,200坪の広さで、おおよそサッカーグラウンド1つ分に相当するそうですからね、敷地はサッカーグラウンド31個分なわけですよ。

そのほぼ全てが木と草なわけです。ゴルフ場に隣接しているとは言え、法律でこの土地の開発は禁止されているので買っても何も出来ません。売れなかったのは、値段以外にも理由があったということなんですけど。

とにかく、もうメンテナンスに行く必要がなくなったということは、トラクター型草刈り機も高圧洗浄機もサーフェスクリーナーという大きなブラシを回転させてコンクリートなどを磨くポリッシャーもトラックも、

必要ないんですよ!

昨年10月に今住んでいる家に引っ越して来た時、大きな道具や機械は全部その家の物置きに持って行ったんです。使うのはその家しか無いし、引っ越して来た家には大きな道具を置く場所が無かったのでね。

家が売れたということなので、物置きに置いているそれらの道具や機械をどこかに持って行かなくてはいけません。

「もう売るしか無いわよ!」
「はいはい、売りますよ」
「トラックもよ!」
「はいはい、売りますよ」

売れるまでは、義母(夫の母親)の家の物置きに持って行くと夫は言っています。それは、義母のパートナーが持って来てもいいと言ってくれたらの話ですが。

家の引き渡し日がいつになるかにもよりますが、早急にどこかに持って行かないといけません。トラックとトレーラーを使って持って行くんでしょうけど、うちの夫はもう車の運転が出来ないんですからね、誰かがトラックを運転しないといけないんですよ。トレーラーを牽引して。

誰がするの?

私か?


早く、今度こそ、本当に、全部売ってもらいたいです。ついでに、この家のガレージに置いてある道具も売ってもらいたいです。

チェーンソーや木を切るための道具はまだ使うかもしれませんからいいですが、もう絶対に使うことはないと確信する木工用の道具は次の引っ越しの時に困るだけですよ。

手放したくない思い出の道具もあるんですけど、いつまでも持ち続けても二度と使うことはないんです。

「はい、売りますよ」とは言ったけど、トラックはまだ手放したくないようなことを言っているのを聞きました。うちの息子が欲しいかもしれないとか言っていましたが、息子はトラックなど欲しいと思っていません。

どこに行っても駐車に苦労するトラックは要りません。2人しか乗れないし、車内には荷物を置く場所も無いし。

息子のためを思うなら、あれを売って小さい中古車を買った方がよっぽど助けになります。

自分にとって重要ではないことや面倒くさいことは、あとがなくなるまで先延ばしにして行動を起こさない傾向がある人ですが、引っ越しの時もそうでしたけど、ついに時間が無くなって来ましたよ。

必ず私にしわ寄せが来るので気になるわけです。引っ越しの時だって結局あのゴミ屋敷ガレージの片付けは私が手伝うしかなかったんですけど、今回もまた私がトラックを運転しないといけないかもしれません。

 
お帰りの前に1クリックを!



2024年4月6日

見つからないイヤリング

うちの夫の知り合いの方の結婚式が近づいて来ているものですから、着て行く服のことが気になっているんですけど、同時に気になり始めたのがイヤリングのことです。

ジュエリー類は、私はイヤリングをいくつかとネックレスを少し持っていただけです。高価なものなどありません。デザインが気に入ったものを少し持っていただけです。

お気に入りだったイヤリングを立て続けに失くしたこともあるんですが、お気に入りのイヤリングはまだ2つ残っていました。

どうして過去形で書いているかと言うと、見つからないからです。

昨年の10月に10年間住んでいた義妹(夫の妹)所有の家から現在住んでいる家に引っ越して来た時から行方不明で、思い出す度に探しているんですが見つからないんです。

そのうち出て来るだろうと思っていたけど出て来ていません。結婚式に着けて行きたいイヤリングがあるから昨日は本気で探したんですが、見つかりませんでした。

ジュエリー類はバスルームに保管していました。そのバスルームは壁一面が戸棚になっていて、戸棚のドアはすべて鏡でしたからね、バスルームがドレッサールームだったんです。

引っ越しの時、イヤリングとネックレスはそれぞれ袋に入れてから茶色い小物入れバッグに入れたんです。それは覚えているんです。

バスルームにあった物は箱に詰めしたりしませんでした。歯ブラシとかシャンプーとかヘアブラシとかヘアドライヤーとか、最後の日まで使いますからね。バスルームにあるものは引っ越しの日の最後に持って行くつもりだったんです。

イヤリングとネックレスを入れた茶色い小物入れバッグも、そういったものと一緒に持って行くつもりでバスルームに残していました。

引っ越し業者のトラックが大きくなかったので乗せられるものが限られたために、私は自分のカローラに荷物を積んで何度も家の間を往復して荷物を運ぶ必要がありました。昨年の引越し作業は、ほとんど私が一人でやったんですよ。

うちの夫は腎臓摘出手術の後で重いものは持てないし、車の運転はもう出来ないし、メンタルがおかしくなっていたのか前日になっても荷造りすらせずに寝ていたんですから。

うちの息子はお尻の具合が悪くなって頼りに出来ない状態でしたしね。

私は何週間もかけて一人で持ち物を処分したり片付けをしたりして、荷造りも一人でやって、引っ越し業者のトラックが来る前日から荷物を運び始め、トラックが来た日はもうヘトヘトに疲れ切っていたんですけど頑張るしかないから頑張ったんです。

詳しいことは、昨年の10月の記事を読んでいただくとして。

引越し業者のトラックが来た日には、夫の持ち物であふれかえっていたゴミ屋敷状態のガレージは、まだ片付けが終わりそうな見通しすら立っていなかったんですよ。

思っていたよりもはるかに小さかった引っ越し業者のトラックに乗せられるだけ電気製品や家具や乗せ、私のカローラを荷物で一杯にして、ともに引っ越し先の家に行き、搬入を終えてから更に荷物を取りに家に戻りましたらね、義母(夫の母親)とパートナーが来ていたんです。

私達に相談なく勝手に来ていたんです。そして、家の中に残っていたものを全部勝手に持ち出していたんですよ。

残していた掃除用の洗剤や道具にいたるまで、家の中にあったものは何もかも全部持って出て、ガレージの汚い地面に置いていました。バスルームに残していた物も全部です。

引っ越し大変記(2)「押しかける人」に詳しいことを書いていますが、これには頭に来ました。義母は、この日の2時半にその家を購入することに興味がある人が家の内見に来るからと言って、勝手なことをしていたんです。

2時半までに内見してもらうのに相応しいレベルにしないといけないのに、まだ家の中に持ち物がこんなにたくさん残っているのは「どういうことなの!」と怒りました。

私達はその時引っ越しの真っ最中だったんですよ!

内見に来る人も、私達がその日に引っ越しをしていると知っていたんです。

義母の勝手な行動のせいで、バスルームに残してあった物の行方が分からなくなりました。すぐに見つけましたけど、茶色い小物入れバッグは見つかっていないわけです。

イヤリングもネックレスもジップロック袋に入れてから茶色い小物入れバッグに入れたんですよ。高価なものではないですから、他のものと一緒にバスルームに置いておいたんです。

失くなるなんて心配していませんでした。誰もあの家に入って来ることは無いはずでしたし。

あの茶色い小物入れバッグは、間違って捨ててしまったか、ゴミ屋敷ガレージにあったものと一緒に箱かプレスチック容器に入れられて、いまだに片付いていないこの家のガレージのどこかにあるかのどちらかでしょう。

義母のこと、恨むわホントに…


お帰りの前に1クリックを!



2023年12月31日

苦労続きの1年が終わる

つい先日「いよいよ12月か…」と思っていたらあっという間に12月が過ぎてしまって、今日はもう大晦日です。

オーストラリアでは、12月31日は「一年の最後の日」というよりも「ニューイヤーズデーの前の日」という位置づけで、年越しのパーティーをしたり花火を見に行ったりする日ですけど、私達家族にとっては特別な日ではありません。うちの夫は今日も明日も仕事だし。

特別な日ではありませんが、私は毎年大晦日の晩ご飯には麺料理を作ることにしています。これはうちの家族にとっては一つの行事なんです。

縁起を担いで食べる「年越し蕎麦」というものを子供達に教えるために作り始めたのですけど、真夏のこの時期、暑い時には汁蕎麦なんて食べたくないんですよ。冷たいざる蕎麦にしたこともありますが、ざる蕎麦にするとおかずに天ぷらが欲しくなるんですよね。ところが、あんまり暑いと天ぷらを揚げる元気も出なかったりします。

年越し蕎麦を食べる理由は、細長い蕎麦にあやかって長寿を祈願するとか、蕎麦が切れやすいことから厄災や苦労を断ち切るといった意味が込められているとかいろいろ聞きますが、うどんを食べる地方もあるわけでして。

長寿を祈願するなら蕎麦でなくても細長ければ何でもいいだろうということで、我が家では麺料理を作ることにしたんです。パッタイを作った年もありますよ。スパゲッティを作ったことはないですけど。

長年ずっと続けているので、うちの家族も12月31日の晩ご飯は麺料理と期待していますから、今日は涼しいので汁蕎麦の予定です。


天気予報によるとお正月から気温が高めの日が続くようですが、高めと言っても気温が30度を超える日はありません。本当に今年の夏は、今のところ冷夏と言って良いでしょう。このままずっと涼しいと私は助かるんですけどね。

あっという間だったような長かったような一年が過ぎ、今年はどんなことがあったかなあとブログの記事を読み返していると、2月には引っ越しをしなくちゃあいけなくなったという話を書いています。

私はすぐに持ち物の処分や片付けを始めたんですけど、実際に引っ越したのは10月下旬でした。引っ越すのか引っ越さないのかがはっきりしないまま、数ヶ月も家の中に段ボール箱が転がっている暮らしをしていたんですね。

その間、持ち物の処分も片付けもしないうちの夫には、本当にイライラさせられました。特にごみ屋敷状態だった大きなガレージの片付け。結局のところ、夫は引っ越し前日までほとんど何もしなかったんですけど。

本当に引っ越しは大変でした。引っ越しにかかわる作業のほとんどを私が一人でしたんですから。

生体腎移植のドナーになったうちの夫の腎臓摘出手術の直後に引っ越すことが決まったので、夫は荷造りも荷物運びも掃除もほとんど出来ませんでしたし。

うちの息子は、2月に3回目の痔の手術をしたんですけど、回復が思わしくなくて、やっと良くなりかけて来た頃に荷造りや夫のごみ屋敷ガレージの片付けを手伝わされて悪化してしまい、実際に引っ越す頃には息子も重い物を持ったりしゃがんだりということが出来ませんでしたし。

我が家の今年最大のニュースは引っ越しですが、本当に思い出したくもないほど大変でしたよ。結局私が手伝うしかなかったごみ屋敷ガレージの片付けは地獄のようでした。忘れてしまいたいです。

引っ越し以外の我が家のニュースは、もちろん息子の痔の手術、娘が大学院に進学したこと、娘の交通事故と裁判沙汰になったこと、夫の腎臓摘出手術などですね。

夫は今年もまた父親や妹が費用を負担する旅行に出かけましたが、私はどこにも行けませんでした。楽しい出来事は無かったです。

私の個人的な今年最大のニュースは、天ぷら油で顔面に火傷を負って病院に運ばれたことでしょう。いまだに跡が残っていますよ。

ひどい1年だったわ…

こりゃあやっぱり、今晩は蕎麦を食べて厄災や苦労を断ち切る必要がありますね。


お帰りの前に1クリックを!



2023年11月14日

続く断捨離と退屈している夫

私の断捨離は続いています。

フェイスブックのマーケットプレースに売りに出したり、無料で差し上げますと掲載しています。次々に売れたり、もらい手が見つかったりしています。

全く反響がなかった映画のDVDも、無料にした途端に多くの人から問い合わせをもらいました。やはり今どきDVDなんてね、皆さんお金を出してまでして買いたいとは思わないんですよ。

日本で買ったDVDですから、日本語の字幕付きあるいは日本語吹き替えで見ることが出来るから特別だと言って、うちの夫はかなりの値段で売りに出したんですけど、全く反応が無かったのです。

廃棄するつもりだったんですから、無料でももらってくれる人がいてよかったというものです。日本語を勉強しているという中国系の人がもらってくれました。

使うことがない和食器とか花瓶とか餅つき機とか、いろいろ売ることが出来ましたよ。それもかなり良い値段でね。やはりこの家の場所が良いからだと思います。皆さんに来てもらいやすい場所なんですよ。

以前住んでいた家なんて山の中でしたからね、買いたいと思っても「あんな所まで行くのはちょっとな…」と皆さん思ったはずなんです。

娘が使っていた洋服ダンスとかベッドサイドテーブルとか、家具が売れて家の中にスペースが出来ました。

もう使うことがない物は、引き続き売って行くつもりです。売れなかったら無料にしますよ。無料ならもらいたいと言う人が必ずいますから。


さて、今日はうちの夫が腎臓摘出手術後の検診に行くことになっています。3回目の検診です。今日は仕事に復帰してもヨロシイという許可をもらえるはずです。

それは血液検査と尿検査の結果次第ですけど、体調は大変良いようですし腎臓を摘出した傷も治っていますからね、大丈夫だと思います。

医者からの証明書がないと仕事に戻れないどころか、夫はたとえ自分の買い物のためでもツールショップに行くことが出来ないんですからね。ホントにもうすっかり退屈していて、毎日朝から晩までTVドラマやYouTube動画を見ていますよ。

昨日は、バナナケーキを焼いたりもしていました。夫がケーキを焼いたのは、ここ10年くらいで初めてだと思います。夫と一緒に暮らし始めた頃はケーキ作りは私よりも得意だったくらいですから、美味しいバナナケーキが焼けていました。

ただね、材料や道具がキッチンのどこにあるのかが分からないために手間取っていましたけど。「分からないことは聞いてください」と言ったんですが、分からないことを聞くのは好きじゃあないんだそうで。

だから、ケーキ型を見つけられなかった夫は、私が使っていなかった大きなパン型を見つけて、それで焼いていました。

あのパン型は、小麦粉1リットル分で焼くパンにも大き過ぎて使っていなかったものです。マーケットプレースで売ろうかなあと思っていたのですよ。

型が大き過ぎて、薄っぺらい細長いバナナケーキになっていましたが、私のレシピを使ったそうですから美味しいケーキでした。

良くないのは、作ったケーキをほとんど一人で食べてしまったことです。

食べ過ぎなんです…

今日、お医者さんが肥満の危険性をもう一度注意してくれると良いのですけどね。手術後、どんどん体重が増えて来ているのが目に見えて分かりますから。

腎臓が1つになると腎機能は2つあった時よりも20〜30%低下すると言われています。 ですから、腎機能を低下させることが分かっている肥満には気をつけないといけないんですけど、毎日ほとんど身体を動かすことなく食べ過ぎていますからね。

時間が有り余っているんですからガレージの片付けに取り組んで欲しいのですけど、そのためにはガレージの真ん中で大きな場所を取っているトレーラーを、父親が売りに出していまだに売れていない家の物置に持って行かなくてはいけないらしいのです。

そのためには、誰かがトラックを運転してトレーラーを牽引しなくてはいけませんが、今は私以外にトラックを運転してあげられる人はいません。

私の選択肢は2つ。トラックの運転を頑張るか、ガレージの片付けをしないことに目をつぶるかです。どっちもイヤだけど、どちらかを選択しないといけないのなら答えは決まり。


お帰りの前に1クリックを!



2023年11月7日

分厚いカーテンは絶対必要

腰痛は良くなっていません。

鎮痛薬で少しはマシになっているはずですが、痛みのせいで昨晩はほとんど眠れていません。最悪の朝です。

ところで、今日は気温が30度を超えるそうなんですけど、今週はずっと気温が高い日が続く予報です。いよいよ心配している夏が近づいて来ました。

引っ越して来た家にはエアコンが無いのでね、40度超えの酷暑の日をどうやって乗り切るのかを心配しているんですけど、気温が25度になった日曜日の午後のことですよ。

日が西に傾き始めてキッチンの窓からお日様が入り始めた途端に、室内が暑くなり始めました。

その時はまだ日が高かったのですけど、低くなれば室内全体に西日が差してキッチンがどういう状態になるかは目に見えていますからね、例の分厚いカーテンを閉めたんです。

キッチンは薄暗いどころじゃあなくて暗くなってしまいましたけど、おかげで気温が上がることを防ぐことが出来ました。

家の半分が西向きで、すべての窓に白い薄いカーテンと分厚いカーテンがかかっている理由はこれです。分かっていましたけどね、実際にそういう状況になって、どれほど暑くなるのかを実感しましたよ。

気温25度なんていうのは暑いうちに入りませんけど、それでも日が差し込むとあんなに一気に暑くなるんです。

気温が40度超えの日にはどうするの?

もちろん朝から全部のカーテンを閉めて暗くした家にこもるでしょうけど、この家は図書館などの施設にも近いので、そういう涼しい場所で過ごすかもしれません。


キッチンのシンクのすぐ上で、ガスコンロにも近い窓にあんな分厚い生地のカーテンが付いていて、キッチンを薄暗くするし邪魔になるので外そうかと思っていたんですけど、

あの分厚いカーテンは絶対必要です!

カーテンを外すなら、家の外にオーニング(日除け)を付けて強い日差しを遮断しないと、家の中が危険な暑さになるでしょう。

オーニングなど付けたら常時暗くなってしまいますから料理の写真を撮る場所が無くなってしまうけど、必要かもしれません。

以前住んでいた家に西向きの部屋があって、すだれのようなものを窓の外にぶら下げたこともあるのですがね、猛暑の後のクールチェンジ(一気に気温が下がる)の時に強風が吹くことが多く、危険なので止めたんです。

オーニングは効果的ですが、家の持ち主からの許可がないとそんな物は付けられないし、費用は全部私達の負担になりますから難しいです。

何かもっと簡単にできて効果的な方法が無いもんですかねえ。あったらもうとっくにやっているだろうと思いますけど。

ところで、気温が上がった日曜日から連日、花粉の飛散予報が「エクストリーム」(極度に高い)です。今日も「エクストリーム」の予報で、朝からくしゃみが出ています。

実は今日は私の誕生日なんですけど、腰痛と暑さと花粉症の三重苦に加え、睡眠不足でフラフラですからね、史上最悪の誕生日になる予感がしていますよ。


お帰りの前に1クリックを!




2023年11月5日

引っ越した家の問題点ワースト5

引っ越して来た家ですが、洞窟のように暗い家でもロケーションが本当に便利なので気に入っています。キッチンが使いにくいのは残念ですけど、工夫しながらやっていますからそのうち慣れるでしょう。

受け入れがたい不便なところはいろいろあります。我慢するしかない問題もありますが、改善できる点もあります。今日はこの家の問題点ワースト5を紹介したいと思います。

皆さんならどういう工夫でこの不便や問題を解消するか?


1.トイレットペーパーの位置

トイレットペーパーというのは、普通は便座に座った時に取りやすい横の壁に付けてありますよねえ。

この家にはトイレが2つあって、私が使うトイレは寝室にある「オンスイート」と呼ばれるバスルームのトイレなんですけど、シャワーの横にあるんですよ。トイレの横に壁は無いんです。

トイレットペーパーは、真後ろの壁の水を貯めるタンクの横に付けてあるんです。


ペーパーを取るには、身体を120度くらい捻じらなければいけないわけでして、毎回背中の筋肉がつりそうになるんです。

トイレットペーパーは床に置いて使っています。床はキレイなので問題はないですけど、やっぱりちょっとねえ…

2.冷凍庫まで17歩

我が家の冷蔵庫は、冷凍室が無い冷蔵室オンリーのタイプなので、冷蔵庫とは別に独立した冷凍庫を持っています。高さ1メートルの冷凍庫ですけど、キッチンにはこれを置く場所が無いんですよ。

カーペットの上には置けませんからね、唯一の置ける場所は洗濯室の洗濯機の横なんです。衣類乾燥機用の電源とスペースがあるので、そこに置いてあるんですけど。


洗濯室の冷凍庫まで、キッチンから歩いて17歩。

晩ご飯作りに冷凍野菜などを使う場合には面倒にも感じないんですけどね、朝ご飯のポリッジ(オーツ麦のミルク粥)に私は冷凍ブルーベリーを少し入れるんですけど、これだけのために暗い洗濯室まで往復34歩しなくてはいけないのが超面倒くさいんですよ!

持って来たブルーベリーは冷凍庫に戻さないといけませんから、もう34歩ということは、ポリッジにブルーベリーを入れるためだけに68歩も歩くんですよ!

3.キッチンの2重カーテン

これが大問題のキッチンのカーテンです。


この薄い白いカーテンと分厚い生地のカーテン。家中の窓がこの2重のカーテンで覆われていますから、余計に暗いんですけど。

なんでキッチンのこんな窓にまで2重カーテンを付けたのか?

その理由は、西日です。この窓は西向きなんです。引っ越してきて以来、気温が30度を超えるような暑い日はまだ無いですけど、気温が高くなくても西日を浴びながら料理をするのは暑いです。

だから、暑い日にはきっとこの分厚いカーテンをありがたく思うんでしょうけど、これのせいでキッチンが常に薄暗いし、カーテンが汚れるのが気になるんですよ。

洗い物をする時に水を散らさないようにすごく気をつけていますが、先日牛どんを作った鍋を洗った時に醤油が混じった水が散って、茶色いシミが出来ています。

ムチャクチャじゃまな分厚いカーテンは紐でしばっておくことが出来ますけど、白い薄いやつは1枚物なので左右に開けられません。このままでは醤油やトマトソースやカレーのシミがもっと出来るに決まっていますから、何とかしないといけません。

ちなみに、この窓のすぐ外にはお隣りの家の窓があります。

4.バスルームの窓にある隙間

この家に住み始めてすぐに気がついたことは、花粉症の症状が最もひどく出るのは、花粉を洗い流すためにシャワーを浴びた直後だということ。

バスルームに入ると目や鼻に花粉を感じるので「何かがおかしい!」と思って窓をチェックしましたらね、網戸の向こうの窓の上の方にガラスが入っていない幅3〜4センチの隙間が作ってあったんです。


これは湿気で黒カビが発生するのを防ぐために作られた風通しのための隙間です。そこから虫が入ってこないように網が付けてありますけど、古いので破れて穴が開いています。

穴が開いていなかったとしても、花粉はここから入ってくるんですよ。

シャワーを浴びる時に換気扇をつけるでしょ?蒸気を外に吸い出しますよね。その時、この隙間から外の空気を花粉と一緒に吸い込むわけです。

何とかしないと、寝室で空気清浄機を使ってもあまり意味がないのです。

ダンボールで隙間を覆い、押しピンで留めておくのが最も簡単な方法だと夫は言います。私はマスキングテープでぴったり覆うことを考えていたんですけど、マスキングテープはきれいに剥がれないことがあるので問題になると言うんです。

息子が使っているもう一つのバスルームやトイレも同様で、窓に隙間が作ってありますから花粉が入って来ます。

やはり一番簡単なのはダンボール紙と押しピンか…

5.車を停められないガレージ

これは、家の問題ではなくてうちの夫の問題ですけど、不便です。

この家のガレージはダブルサイズで結構広いので、ガレージ内に整理用の棚などを置いていても私のカローラは余裕で入る広さなんですけどね。

これまで住んでいた家のガレージは、車が3台は停められる広さだったんですが、それが物であふれかえってごみ屋敷状態だったわけですよ。

相当な量の物を処分しましたけど、やはりね、捨てられない人であるうちの夫は、ものすごい量の物をこの家に持って来たんです。だから、この家のガレージもすでにごみ屋敷に近い状態になっているんです。

引き続き処分に取り組むとは言いましたけど、無事に引っ越しを終えてすっかり安心していますから、ガレージの片付けに取り組む気配は無いです。

家の前に車を停めると、奥の家に住んでいらっしゃる老夫婦が車の出し入れが出来なくなりますから、カローラは道路に停めるしかありません。

買い物を持って入るにしても何をするにも、道路に停めていると不便ですよ。マンションみたいな集合住宅に住むと地下駐車場に停めるしかないわけですから、そのことを思えばまだマシかとも思いますけど。

ガレージに停められるように片付けてもらいたいんですけど、それは夫次第です。本人が必要に迫られるか、何らかの理由で自らやる気にならない限り片付けるわけがないですから。


家が暗いという問題は、電気をつければ解消します。最初から取り付けてあった電球がルーメンの低い暖色系なので、電気をつけても薄暗くて家の中が黄色く見えるという問題はあります。

これはまあ、電球をもっと明るくて自然光に近い色の省エネLED電球に替えれば問題解決です。

キッチンの水道の蛇口スパウトが低くて短いのにも苦労しています。ケトルに水を入れるのにも鍋を洗うのにも苦労します。スパウトを使いやすいタイプに取り替えようかと思っています。

これまで住んでいた家の水道の蛇口は、棒1本を左右に動かして温度調整が出来て、前に動かすと水が出せて水量調整も簡単でした。下の写真のようなタイプのを自分で選んで買って来て、キッチンの修理をしてもらった時に取り付けてもらったんですけど。


長い人生でいろんなタイプの蛇口を使いましたけどね、これは良かったですよ。手が痛くても汚れていても簡単に使えました。スパウトの長さも高さもちょうど良くて使いやすかったですし、掃除も簡単でした。

引っ越して来た家の蛇口は古いタイプのハンドル式で、手が痛い時にはひねるのがツラいです。

家主の許可があれば新しいタイプの蛇口に変えることは出来ますが、シンクそのものを取り替えないといけない作りですし、費用は私達が負担ということになりますからね、これは我慢するしかないと思っています。

まあ、この家に住むのも夫の目が見えているうちだけですからね。不便はあっても、工夫と忍耐で何とかやって行きますよ。


お帰りの前に1クリックを!



2023年11月1日

何これえ!と叫んだ不動産サイト

オーストラリアでは、売買&賃貸不動産を探せるウェブサイトはもちろんいろいろあるんですが、最大手で最も人気があるのは「realestate.com.au」だと思います。

私達が長年賃貸物件探しに使って来たのもこのサイトですし、今回もこのサイトで引っ越し先の家を見つけました。

私達がこれまで10年間住んできた義妹(夫の妹)所有の家ですが、義妹が売ると決めたので引っ越したわけですけど、先週の金曜日にこのサイトに掲載されると聞いていましたが、やっと昨日掲載されました。

この家なんですがね、写真を見てびっくり仰天しましたよ。

何これえ!

全部合成じゃん!

これは私達が住んでいた家だとは思えません。全く別の家です!

まず1番最初の写真ですけど、道路に面したゲートから家全体を撮した写真ですが、これは合成じゃあないと思うんですけど、実際の家とは月とスッポンですよ。

かなり加工しているようですが、

いつ撮った写真なの?

ゲートはツタに覆われて番号なんて見えなくなっているんですけど、ツタの葉っぱなど1枚も見当たりませんし、生えている木がどれも小さい!

私達が住み始めた10年前にはすでにツタが生えていたんだから、それよりも前に撮った写真なのは確実です。不動産屋はこういう古い写真も広告に使うんですね。

現実と違い過ぎるんですけどねえ。

次の写真は、玄関を入ってすぐ横の居間です。入ってすぐのところにイケアのソファとテレビがあって、夫がいつもそこでテレビを見ていたわけです。薪ストーブの近くにはイケアの椅子を一つ置いていて、読書や編み物に使っていたんですけど。

何なのよこれは!

実物の2倍以上広く見えるし、いきなり豪邸感が出ています!

次々に写真を見て行って、腰を抜かすほどびっくりしましたよ。私達が住んでいた家とは思えません。これらの写真は実際の家の状態を全く伝えていないんですけど、いいんですかねえ。


不動産サイトには、素敵な家具や装飾品でインテリアを美しく整えられた不動産の写真がたくさん載っていますが、てっきり写真を撮ったり客の内部見学のために、インテリアデザイナーがレンタル家具とかで見栄えを良くしているんだろうと思っていたんですけど。

写真を合成していたとは知らなかったわ!

私はねえ、引っ越しの荷造りも荷物の搬送もほとんど一人でやりましたので、体力の限界を超えたけど、へたばりそうになる自分に鞭打って何とか先週の水曜日に掃除をやり終えなくてはいけないと必死だったのは、水曜日までしか電気が使えないことになっていたのと不動産屋が写真を撮りに来るからという理由だったんです。

私の掃除は完璧ではなかったけど、本当にもうヘトヘトに疲れ切ってしまいましてね、「これ以上は出来ませんから、不十分だったらプロの清掃業者を雇ってください」と不動産屋の担当者に頼んだくらいだったんですよ。

あの日写真を撮りに来た人はいなかったと思うんですが、金曜日にガレージの片付けに行ったら玄関の前が濡れていたのでおかしいなあと思ったら、水で濡らして写真を撮ったんですね。

合成した写真を見ると、汚れなどはキレイに消したり隠したりしていて、どの部屋もピカピカキラキラです。大変上手に合成しています。知らなかったら合成とは分からないほどです。

それにしても、同じ家でも中に入っている家具やインテリアが違うとこんなに見違えるんですね。

犬にかじられてボロになったイケアの家具とか、うちの子供達が子供の頃に描いた絵とかじゃあなくてね、スタイリッシュな家具や家電や装飾品で、まるで別の家ですよ。

特殊なカメラを使っているんでしょう、家の中がむちゃくちゃ広く見えますし。

人々を騙していると言っても過言ではないような…

実際にこの家を見学したら「ずいぶん写真と違うじゃないか!」と思うはずですよ。

ただし、不動産屋の担当者の話によると、この家があるエリアは自分達のドリームハウスを建てたいお金持ちに人気があって、2億円出して買った家を取り壊して自分の好きな家を2億円かけて建てるなんていうのは珍しい話ではないそうなんです。

住む世界が違う人達が大勢いるのですよ。

義妹所有の家は、価値があるのは土地であると聞いていますし、やはり家そのものは取り壊される可能性が高いと思います。

どうせ今のままでは住めませんからね。少なくとも窓を全部直さないとダメです。私達が住んだ10年間、一度も開けることが出来なかった窓がたくさんあるんですよ。そういう窓は、サビと黒カビでひどい状態ですから。

それに、食洗機の排水が漏れて床が腐ったキッチンは、床の半分は色が違いますし、作業台を私が使いやすいように低くしていますから普通の身長の人には使いにくいでしょうし。

それにしてもまあ、あの合成写真にはびっくりしましたけど、レンタル家具を運び入れたりするよりも写真を合成するほうがはるかに簡単で安上がりなんでしょう。

お客を騙すと言うよりも、 サイトでこの物件を見た人に「ちょっと見に行ってみようかな」と思わせるための方策なんでしょうけどね。


お帰りの前に1クリックを!



2023年10月31日

膝へのダメージと雨が待ち遠しい理由

昨日の夕方、晩ご飯を作りながら座ることばかり考えていました。足が棒のようで、立ち続けていることがツラくてね。

「どうしてこんなに疲れているんだろう?今日私は何をしたんだっけ?」と考えてみたら、その日は朝からずっと一日中ほとんど立ち歩いていたんです。座っていたのは車を運転していた時だけでした。

朝の家事を終わらせてから、追加で処分すると決めた物を車に詰め込んでチャリティーショップに持って行きました。その後、引っ越して来た家で必要な物がいろいろあったものですから、その買い物に行きました。

一番行きたかった店の一つが「ダイソー」だったんですが、リングウッド(Ringwood)にあるイーストランドというショッピングセンター内のダイソーは、品揃えがイマイチな上に昨日は店内の商品の場所を変えているらしくて混乱していましてね。

買いたかったカモイに棒を吊るして洗濯物を干せるようにするハンガーは売ってなかったですし、他にも買いたかったものがいろいろ見つかりませんでした。もっと大きい店舗に行くしか無いようです。

ダイソーの近くにはユニクロがありますから、先日から薄手の羽織りものが欲しいと思っていたので買いに行ったんですが、ユニクロに行って買いたいと思う服がゼロだったのは初めてでしたよ。

オーストラリアのユニクロは、日本のユニクロとは品揃えが大違いでかなりイマイチなんですけど、昨日はマジでがっかりしました。ユニクロはもう半袖Tシャツくらいしか買いたい物が無いです。

ショッピングセンター内を結構歩いた割には欲しかった物が手に入らず、疲れただけで終わりました。

それからいくつかの店に寄って必要だったものを買い、最後に家の近くのスーパーで食品の買い物をして帰ったんですが、引っ越し作業と掃除で酷使した足がまだ回復していませんし、特に両膝が炎症でも起こしているのか痛いんです。

引っ越し作業をした数日間に、数え切れないほど重い荷物を運びましたけど、腰への影響を心配して気をつけたんですけどね、腰よりも膝を痛めてしまったようです。頑張り過ぎたということですが、私が頑張る以外の選択肢は無かったので仕方がないです。


ところで、昨日の夜には待ち望んでいた雨が少し降り、今日は気温が下がりました。今朝は肌寒いほどです。

雨を待ち望んでいた理由は、花粉の飛散が少なくなるからです。

地面が少し濡れる程度しか降らなかったのでがっかりでしたが、気温が下がったのは良かったです。今朝は青空が広がっていて天気は良いのに、花粉飛散予報は「少ない」です。

花粉の飛散量と私の花粉症の症状の深刻さは比例しませんが、症状がひどくなるのは気温が高めで乾燥した日ですから、雨が降って気温が低い今日はラクなはずです。

2〜3日前、今シーズン初めて老眼鏡の上から水中メガネみたいなゴーグルを付け、マスクも付けて、空気清浄機フル稼働でも息が苦しいという日がありました。

その日は、一日に3回もシャワーを浴びましたよ。

家の中にいてもそういう状態なんですから、私は家から外に出るのは怖いんです。スーパーに行かなくてはいけなかったんですが、家から出たくないんですからどうしようもありません。

昨日の花粉飛散予報は「とても多い」だったのに症状がひどくなかったので外出したんですけど、マスクとゴーグルには本当に助けられています。

マスクはね、新型コロナのせいで今ではもう誰にも何とも思われませんから、堂々と付けて歩くことが出来ます。以前はマスクを付けている人なんて見かけたこともなかったですから人々の視線を感じたし、知らない子供に「なんでそんな物を付けているの?」とたずねられたこともあるんです。

ゴーグルは、さすがに水中メガネみたいなやつを付けて外出するのはちょっとアレなので、普通のメガネみたいなセーフティーゴーグル(安全メガネ)を付けます。症状が軽い日ならそれでもうバッチリですよ。

もちろん、抗ヒスタミン薬は必需品で毎日服用しています。毎年この時期は薬漬けです。

普通に呼吸ができて普通に暮らせる「雨降りの寒い日」が一日でも多いと助かります。「晴れた初夏のような一日、しかも風がある」なんていうのは怖いです。

花粉症シーズンは12月の終わり頃まで続きます。あと2ヶ月です。


お帰りの前に1クリックを!



2023年10月29日

洞窟みたいな家での新しい暮らし

あと1回行けばガレージは空になると昨日の記事に書きましたが、鉢植えのユズの木とかミョウガとか青ジソとか、いろいろ持って来るのを忘れていたものがありましてね、2回行きました。

もちろんトラックでトレーラーを牽引して。

廃棄するしかない錆びたBBQとかスチール製ファイリングキャビネットとかを捨てに、金属スクラップ廃棄場にも行きましたよ。

トラックを狭いところに寄せたりバックしてトレーラーを方向転換したりは私には出来ないので夫にやってもらいましたけど、運転したのは私です。

うちの夫は、視力の問題があってもう車の運転が出来ないんですが、運転自体は私の数倍上手なのでございます。私なんて小さいカローラでも狭いところにバックで入るなんて苦労しまくるのに。

トラックでバックしながら後ろにくっついているトレーラーを方向転換して狭いところにピッタリ入るなんて、すごい運転技術だなあと感心しますよ。

とにかく、昨日でガレージは空っぽになりました。ガレージの掃除が終われば、ついに引っ越しは完了です。

やれやれです…


さて、引っ越して来た家なんですけど、少しずつ片付いて、この家での暮らしにも慣れて来ました。

一つの敷地に独立した家が複数建っているユニットと呼ばれるタイプの家です。私達のところは、敷地内に2軒の家が建っていて、裏のユニットには高齢のご夫婦が住んでおられます。

高齢ですが、旦那さんはまだ車の運転をされています。滅多にお出かけにならないし、シーンとしていて声も音も何も聞こえて来ません。

この家の北側(お日様が出る側)にそのご夫婦の家があるので、この家には日当たりの良い北向きの部屋は一つもありません。

私達夫婦の寝室と息子の寝室は東向きなので朝日が入ります。朝は明るくて気持ちがいいです。

居間と仕事部屋として使っている部屋は南向き。お日様が出ない側です。

それ以外は、バスルームもトイレも洗濯室もキッチンも、もう1つの寝室も、全部西向きです。夏の暑さが心配なんですけど、すべての窓に薄い白いカーテンと分厚い生地のカーテンがかかっているんですよ。

しかも窓の外には日よけのためか木が植えてあるので、

とにかく暗い!

廊下なんてお日様の光はゼロですから、快晴の日の日中でも電気をつけないと暗くて見えません。

まるで洞窟みたいな家なんです!

しかし、私はそんなことは気にしません。

この家の周囲は静かだし、犬が吠えたりしないし、早朝からクッカバーラがけたたましく鳴いたりもしない。ショッピングスクエアまで車で1分だし、夫が勤めるツールショップまでは歩いて6分です。

毎日夫の送り迎えをしなくても済むんですよ。歩いて行けるから。

私はね、高速道路を使っても片道25分かかる店舗まで毎日送り迎えをしていたこともあるんです。ホントに大変だったんですからね。

洞窟のようなこの家に住んで、私達の暮らしは随分ラクになるはずです。

この週末は27日が誕生日だった娘が帰って来ていて、家の中の片付けなどを手伝ってくれています。今日はガレージの掃除に夫と行ってくれるそうですから、クタクタの私は助かります。

息子はまだお尻の調子が良くなくて何も出来ませんが、夫は重い物を持ったりし始めていますよ。

手術後6週間は重い物を持ってはダメと言われているのに、手術跡が痛くなくなって来たのでしょう。ついつい力を入れなくちゃあいけないようなこともしています。

昨日は草切りをしてくれましたよ。モーターが付いていない手押し式の草刈り機で。草が伸びて来ると夢に見るほど気になる人ですから、これからも草切りはやってくれるんでしょう。

何もかも私が一人でしなくてはいけなかったことを思うと、夫が力仕事が出来るようになって来て助かっていることは確かです。本当はまだしちゃあいけないんでしょうけど。

まあ、今回の引っ越しは最悪のタイミングでした。よくもまあ、あんなにたくさんのあれもこれも私一人でやったもんだと自分でも感心します。


お帰りの前に1クリックを!




2023年10月28日

終わりが見えたごみ屋敷ガレージ

私はもう二度とトラックを運転したくないと思って避けてきましたが、昨日は久しぶりにトラックを運転しました。

もうね、ガレージを片付けるためには、トラックの運転はしたくないとか言ってられなかったのです。息子はまだ運転ができる状態ではないですから、私が頑張るしか他の選択肢が無かったのですよ。

うちの夫はツールショップの同僚のCさんに手伝ってもらうと言っていましたけど、あの人は自分からは誰にも手伝って欲しいと頼まないので、誰かが手伝いに行きましょうかと言ってくれない限りガレージは片付かないということです。

私と一緒に片付けをするといろいろ言われるから腹が立つらしいですけどね、夫にも私に頼るしか選択肢が無かったわけです。

昨日はね、トラックを運転しただけではないんですよ。トラックでトレーラーを牽引して行ったんです。全長9メートルです。これはもう火事場の馬鹿力状態ですよ。私がやるしかないんだから、何でもやるしかないの!

トラックには廃棄するものを山ほど載せ、トレーラーには引っ越し先の家に持って来るものを「ホントにこれが全部必要なの?」と思うほどあれもこれも載せ、重たい機械も二人がかりで載せまして、それを引っ張りながら街中を通って帰って来たんですよ。

ホント私って大したもんだわ!

恥ずかしいとか怖いとかいう気持ちは、完全に吹き飛んでいました。

あんなガラクタやごみを大量に積んだトラックをおばちゃんが前のめりで運転しているのを見た人達からは、もちろん視線を浴びましたけど、もうそんな視線はヘッチャラです。

もう1回行ったら、ガレージは空に出来ると思います。後は掃除をすれば、引っ越し完了ですよ。

ああ、こんな日が来るとは夢にも想像できなかったけど、あのごみ屋敷ガレージがもうすぐ完全に空っぽです!


現実はね、皆さんのご想像どおり、引っ越し先のガレージがごみ屋敷状態になりかけているんですけど、持って来た物をこれから全部チェックして使わない物は処分すると夫は言っています。

次の引っ越しまでずっとこのままという可能性はありますけど、どうぞ今回で懲りて二度とガレージをごみ屋敷にしないでもらいたいです。

次の引っ越しは、夫の目が見えなくなって仕事を続けられなくなった時ですから、その時には今回は捨てられなかった道具も機械もあれもこれも全て処分するしか無いんですし。

その時には、私もさらに老化しているんですからね、さすがにもうトラックの運転やトレーラーの牽引は出来ないんじゃあないかと思いますよ。

今はトレーラーの方向転換とかは夫がやってくれるけど、それも出来なくなると私には無理ですからね。トレーラーの牽引は、前に進むだけなら簡単ですが、バックで方向を変えるのは難しいんです。

今日もトラックとトレーラーで残っている物を取りに行くことにしています。ということは、今日でついにガレージは完全に空っぽになるんですよ。

ごみ屋敷ガレージの片付けは、考えると気が遠くなりそうで、私は文字通り夜も眠れなくなっていたんですけど、何事も終わりは来るもんですね。

心の底からホッとしています。


お帰りの前に1クリックを!



2023年10月27日

ガレージの片付けを手伝ったら

火曜日に9時間ぶっ続けで掃除をして、完璧ではないけどもう一応掃除は終わったということにした私ですが、夕方6時半頃に家に帰ったらですね、当然晩ご飯の準備なんて出来ていなかったわけです。

うちの夫と息子は、それぞれの部屋でくつろいでいて、

私が帰って来るのを待っていたのだった!

朝から晩まで9時間ぶっ続けで掃除をして来たこの私が、ヘトヘトになって帰って来てから晩ご飯を作るか!

頭に来て、私だけ前日の晩ご飯の残り物をむさぼり食べてから、シャワーを浴びて寝ましたよ。男達が晩ご飯をどうしたかなんて知りません。

翌日の水曜日は、「今日はあの家に行きたくないです!」と宣言し、息子もお尻が痛くてトラックの運転なんて出来ませんでしたから、運転が出来ないうちの夫はガレージの片付けには行けませんでした。

昨日の木曜日も、私は行きたくなかったのですけど、夫を連れて行ってあげないとガレージが片付かないと責任を感じましたので、カローラで行ったんです。トラックの運転だけは絶対にしたくなかったですからね。

連れて行ったら、夫が片付けているのをただ見ているわけにも行かないので、私も片付けを手伝いました。私は捨てるものやごみを一か所に集めることに専念したんですが、いやあもうホントにねえ、知ってはいたけど、

あまりにひどい!

「こういう物はねえ、開けて中身を出して袋がごみになった時点ですぐに捨てないからこんなに散らかるのよ!」
「なんでこんなにたくさん同じものがあるの!」(荷物を縛るベルトが何十本もあったんです。)
「よくもまあこれだけ買ったもんだわ!」
「こんな物を家に持って帰ってどうするの!絶対に使うことはないでしょう!」
「オーマイガー!何でこんなものを買った?信じられない!」

私は黙って仕事が出来ませんでした。あまりにひどかったので、ついつい言葉が口から漏れる…

これに夫は腹が立ったらしいです。カローラの後ろがいっぱいになると「もう帰りましょう!」と言いました。

「帰る前にもっとごみ集めができる」と私が集め続けていると、

「それは捨てることはないです!」(誰が使うんだよ!)
「いつかキャンプに行く時に使えます!」(キャンプなんて行かないだろう!)
「なんでもかんでも捨てるべきじゃあないでしょう!」(じゃあどうするの!)

私達はどんどん険悪なムードになりまして、結局帰ることにしました。せっかく行ったのにもったいない。

「2回目は私がトラックを頑張って運転するわ」
「いや、もう今日はこれで終わりです」
「終わるわけにはいかないでしょう!こんなにいっぱい残っているのに!」
「Cさんが来てくれた時にします。その方がストレスが無くてラクだし」

つまり私と片付けるとストレスだということですね。

私は手伝いたくてやっているんじゃあないですから、Cさんとやりたいと言うならそれでいいですけど、Cさんがいつ手伝いに来てくれるか分かりませんよ。後1回で終わるなどと楽観的なことを言っていましたが、最低でも2〜3往復はしないと片付かないと思います。


そして、掃除をしないといけません。

「これはもういいわ、置いていく」なんてことを平気で言うんですけどね、置いて行ったらこの家を買う人に迷惑でしょう。書類が山ほど入ったままの大きなファイリングキャビネットも置いて行くと言うんですけど、何考えてるんだか…

掃除の時には私が一緒に行かないと、夫はちゃんと掃除なんてしないと思います。私は夫のごみ屋敷跡の掃除なんてしたくもないんですけど、日本人ですからね、「立つ鳥跡を濁さず」という戒めを無視できないんですよ。

去る者は、見苦しくないようにキレイに始末をして行かないと恥ずかし過ぎます。

あの家を買う人は、きっとあの家を取り壊して新しい家を建てるだろうとは思っていますが、汚いままにして去るなんて私には絶対に出来ません。経済的に余裕があれば、掃除業者を雇ってやってもらいたいですけどね。

中途半端に終えようとするであろう夫ときちんと掃除をしなくては気がすまない私が一緒に掃除をすると、上手く行かないでしょうねえ。


お帰りの前に1クリックを!



2023年10月26日

引っ越し大変記(4)「心配した病状悪化」

引っ越し4日目の月曜日、私達は引っ越し作業をしませんでした。

まず、私がくたびれ過ぎて身体が動かなかったこと。引っ越しを始めて以来ずっと夜眠ることができず、毎晩「睡眠薬で5時間だけ眠る」というのが続いていたせいもあって、身体が限界でした。

「5時間だけ眠る」というのは自分でそうしているのではありません。寝付けないので仕方なく睡眠薬を飲むと眠りにつくことは出来るんですが、いつも5時間後に目が覚めるのですよ。

一旦目が覚めるともう眠れませんから、仕方なく起きて作業に取りかかっていましたけど、月曜日は掃除に戻る元気が全く無かったです。

そして、最も心配していたことですが、息子のお尻が悪化して痛みがひどくなり、トラックの運転もガレージの片付けの手伝いもできない状態になってしまっているんです。

どのくらい悪化しているのか詳しいことは分かりませんが、こうなると分かっていたのに他の選択肢がなく、息子に無理をさせた結果、心配した通りに悪化したということです。

私も息子もトラックの運転が出来ないとなるとうちの夫は何も出来ませんので、月曜日は引っ越し先のガレージに持って来た物を片付けていました。

火曜日、私は掃除を終わらせる覚悟でした。掃除をしなくてはいけない部屋がたくさん残っていて、キッチンとバスルームの掃除も残っていましたし、一日で全部終わるかどうか不安でした。

うちの息子に、立って出来る簡単なことだけでも手伝ってもらえないかと思って聞いてみました。息子は行けると言ってくれましたが、やはり無理だったんです。だから一人で行きました。

夫は自分の父親にトラックの運転を頼んで、トラクター型草刈り機や大きな機械類を父親が所有する家の物置に持って行きました。

昨年の8月に父親が売りに出していまだに売れていない例の家です。ヒールズビルという町の外れにあるので、片道1時間くらいかかります。トラクター型草刈り機も機械もその家の敷地のメンテナンスに使うだけなので、そこの物置に置いておくのだそうです。いつか家が売れたら、その時は不要になるから売ると言っています。

トレーラーもそこの物置に置いておくことにしたそうですけど、ガレージの片付けはまだまだ終わっていません。

ただし、電気の使用を延長してもらったので、水曜日までにガレージを空にしなくてはいけないというプレッシャーはなくなりました。


私の掃除は一日で終わらせることができました。まさか一人で全部することになるとは思ってもいませんでしたが、全部一人でしました。

一番大変だったのは窓掃除です。枠が鉄製の窓なんですが、本当に古くてボロで開けることも出来ない窓がたくさんあるのですけど、サビと黒カビと蜘蛛の糞でムチャクチャ時間がかかりました。

キッチンの掃除はね、2ヶ月ほど前に団子を揚げていた時の破裂事故で油が飛び散ってキッチンが油まみれになりまして、あの時に大掃除をしたおかげで今回はラクでしたよ。

朝9時過ぎから夕方6時過ぎまで9時間ぶっ続けで休みなく掃除をして、

くたくたになりました。

完璧にきれいになっていませんし、手が届かなくて掃除ができなかった部分もありますが、もうこれ以上やりたくないです。夕方不動産屋がやって来ましたので、もっとキレイにする必要があるならプロの掃除業者を雇ってやってもらってくれと頼んでおきました。

不動産屋は、この家の買い手はおそらくこの家を取り壊して新しい家を建てるだろうし、少なくとも修理改築はするだろうから、おそらくこれ以上の掃除は不要だろうと言っていましたけど、掃除業者を雇うかどうかは家の持ち主である義妹(夫の妹)次第です。

ということで、

ガレージはまだ空になっていませんが、引っ越しは一応終わったということを、このブログを読んでくれているはずの私の家族に報告しておきます。今度は、引っ越して来た家の中を片付けないといけませんけど、それはボチボチやります。

ついでですが、

実は昨日も義母が手伝いに来たんですよ。義母が来たと言っても彼女は運転ができないんですから、毎回パートナーが一緒に来ているんです。

昨日の午後4時頃でしたが、うちの夫は昼寝をしていて、私もソファーでウトウトしていましたら iPhone がピンと鳴ったんです。義母からメッセージが着信していました。

「(うちの夫)に電話をしているんだけど電話に出ないのよ!今、トレーラーを引っ張って来てガレージの前にいるんだけど、あなた達どこにいるの?」

というメッセージでした。

義母の家は、車で1時間くらい離れているんですよ。わざわざトレーラーを引っ張って来てくれたのはありがたいことですが、来る前に一言「これから行く」と言ってくれたら良かったのに。

一言言うと「来ないでくれ」と言われると思ったんでしょうか。

夫も私もくたびれて寝ていたので、今ガレージの前に来ていると言われてもどうすることも出来ません。せっかく手伝いに来たんだから、車に飛び乗ってすぐに来て欲しかったでしょうけど、午後4時というタイミングでガレージの片付けに行く元気は無かったです。

義母とパートナーは、そのまま帰りました。義母のパートナーには、申し訳ない気持ちでいっぱいです。


お帰りの前に1クリックを!



2023年10月25日

引っ越し大変記(3)「再び押しかける人」

引っ越し3日目の日曜日、カローラでの荷物運びは午前中に終わりました。前日に義母がやって来て、私達がいない間に勝手に家から持ち出してガレージの汚いコンクリートに置いていた物をカローラに詰め込んで持って行き、ついに荷物の搬入は終了しました。

もちろんガレージの物はまだまだですよ。あと何日かかるか分かりません。

次に私がしなくてはいけないことは、掃除です。家が大きいので、掃除と言っても大仕事です。

この日の朝のことですが、うちの夫が暗い顔をして義母から電話があったと言いました。義母がこの日もパートナーのトラックで手伝いに来ると言ったそうですが、夫は断ったと言いました。

トラックで手伝いに来てもらえるのは願ってもないことなので、断ったと聞いて少し残念な気持ちもしましたけど、夫と義母は前日に険悪なムードになっていましたからね、仕方がないです。

しかし、

義母とパートナーは来たんです!

その時、うちの夫は息子に手伝ってもらって、再びガレージの片付けに取り組んでいました。私は2階の掃除をしていたんですが、そこへ突然義母が現れたのでびっくりしました。

義母は、うちの夫の機嫌が悪過ぎて手伝いが出来ないと言い、私の掃除の手伝いをすると言いましたけど、私は丁寧に断りました。掃除は私のペースでしたかったし、義母は目が悪いのでよく見えていませんから、義母が掃除をした場所は結局私がやり直さなくてはいけないのです。

しばらくすると、今度は夫が暗い顔をしてやって来ました。

「やっと帰った。来なくていいと断ったのにお母さんが来た」
「知ってるわよ。ついさっきここに来たから。あなたの機嫌が悪過ぎるから手伝えないと言ったわ」

前日に義母が勝手に物を家から運び出したので私達は困ったんですけど、この日は来なくていいと言うのにやって来て、すぐにガレージに残っていた物をごみ処分場に持って行くために自分達のトラックに積み込み始めたんだそうです。

「それはごみじゃあない!」と言うのにお構いなしにトラックに積み込もうとするので言い合いになり、喧嘩になったようです。

私だってガレージに残っているものは、全部ごみ処分場に持って行ってもらいたいですけど、そういうことは勝手に決められません。夫が納得して決めないといけないことです。

だから何ヶ月も頼み続けたわけですけどね、やっと自分から始めたんですから、夫を信じて任せています。家を完全に空にするのは水曜日が期限と一応決まっていましたが、家の持ち主である義妹はその点は寛容で、間に合わなければ教えて欲しいと言っています。

夫は自分でトラックの運転が出来ないし、ガレージにあるものは重い物が多いので自分で動かせませんから時間がかかっていますけど、8割くらいは片付きましたよ。

やっと終りが見えて来たところに手伝いを断った義母がやって来て、夫の判断も聞かずに物を捨てようとすれば、夫が苛立つのは当然でしょう。義母は床の修理用の木製タイル2箱分も捨てようとしたらしくて、言い争いのきっかけになったようです。

手伝ってあげようと思ってくれるのはありがたいことですが、手伝いは手伝いでなければいけません。たとえ息子でも、他人の持ち物を自分の判断で捨てたりしてはトラブルのもとです。

それに、義母はいつも自分の考えが正しいと思っていて、自分の思い通りに物事が進んで欲しい人なので、あれこれ指示せずにはいられない人です。

義母とパートナーは帰って行きました。

正直言ってホッとしました。


家を完全に空にするのは水曜日が期限だったのは、水曜日まで電気が使えるようになっていたことと、その日に不動産屋の写真を撮る人が来ることになっていたからです。

しかし、ガレージを空にするのが水曜日に間に合わなくてもなんとかなるということなら、それほどプレッシャーを感じることもありません。こういうことは、家の持ち主である義妹の依頼で不動産屋が決めるのですから。

残っている私の仕事は、家の掃除を終わらせることです。すでに腕や肩の筋肉が痛くて鎮痛薬なしでは眠れなくなっていますが、もうひと頑張りです。

(つづく)


お帰りの前に1クリックを!



2023年10月24日

引っ越し大変記(2)「押しかける人」

引っ越し先の家の鍵を受け取った金曜日、あれほどヘトヘトになりながら一人で荷物を搬入した私のことを、どうしてそこまでする必要があったのかと思われた方もいらっしゃるでしょう。

土曜日には引っ越し業者が来るんだから、業者に任せたらいいだろうにと思われたかもしれません。そりゃあ私もね、経済的の余裕があればそうしたかったですけど。

引っ越し業者の見積もりでは、1時間あたり250ドルだったのですよ。時間がかかればかかるだけ費用が高く付くから、経済的にゆとりがない私達は金曜日に出来るだけたくさんの荷物を搬入しなくてはいけないと、夫からプレッシャーをかけられていたんです。

しかも、その日には家を買いたいという人が見学に来るとも聞いていたんです。だから、私は体力の限界を超えて頑張ったのです。

何度も書きますが、うちの夫は腎臓摘出手術の後は安静にしている必要があって、引っ越し直前は荷造りも片付けもしませんでしたし、重い物を持つことが出来ませんからあまり役に立ちません。

うちの息子は3回目の痔の手術から何ヶ月もかかってやっと良くなっていたのに、引っ越しの準備で家具を動かしたり重い物を持ち上げたりしたせいで再び悪化してしまったんです。

そういうわけで、荷造りも掃除も荷物の搬出入も、全部私一人が頼りだったわけです。

引っ越し業者は、土曜日の朝7時半にやって来ました。思っていたのよりも小さいトラックでした。「このトラックに家具や電気製品が全部入るわけがない!」と私は思いました。

ポルトガル語で会話するブラジル人の2人組が丁寧に家具や電気製品をトラックに乗せている間、私はカローラに荷物を詰めました。夫はこの日、ついにエンジンがかかった車のように突然パワー全開となり、早朝からガレージの片付けをしていました。

いつもこれです。いよいよもう時間が無いという最後の最後の時になって始めるのです。しかしね、今回はちょっと遅過ぎますよ。ガレージに残っている物の量がハンパないですから、空にするには最低でも数日はかかるだろうという状況でした。

ツールショップの同僚のCさんがこの日も再び手伝いに来てくださったので、ガレージを空にするのを手伝ってもらっていました。

うちの息子もガレージの手伝いを始めましたが、2人とも切羽詰まってやるしか選択肢がなくなったもんですから、かなり無理をしているように見えました。夫も息子も本当は重いものを持ったり立ち続けたりする仕事はしてはいけないんですけど、もうやるしかない状況です。

私はカローラに荷物を積み終えてから家の中の掃除をしました。この日、家を買いたいという人が見学に来ると聞いていましたからね、掃除ができるところはやっておこうと思ったんです。本格的な掃除は家具や荷物を全部運び出した後にする予定でした。

ついにトラックがいっぱいになった時、まだ冷凍庫も本棚もトラックに入っていませんでした。引っ越し屋は、その日の午後に別の予定が入っていたため、2回目の搬入を頼むことは出来ませんでした。

家具すら全部積み込めていないんですから、箱なんて1個も入らなかったのですよ。前日の金曜日に私が頑張って荷物を運んでおいて本当に良かったです。

それとね、引っ越し先の家の周囲は狭いので、大きなトラックを依頼していたら困っていたと思います。うちの夫はその問題も考えてこの業者を選んだそうですけど、とにかく家にはたくさんの家具や荷物が残りましたから、引き続きカローラと夫のトラックを使って自分達で搬入するしかないのでした。

うちの息子は、お尻の痛みを我慢すればトラックの運転は出来るんですけど、トラックに荷物を乗せたり下ろしたりが出来ませんから、Cさんが来てくださって本当に助かりましたよ。

引っ越し屋が荷物の搬入を終えて帰って行った後、私がカローラで荷物を取りに家に戻ると、義母(夫の母親)とそのパートナーが来ていました。

義母達は、私がバスルームに残していた個人的なものや掃除用品、居間に残っていた荷物、仕事部屋に置いてあったコンピューターのコードなどが入っていた箱、洗濯室にあった洗剤類や掃除道具など、家の中に残っていたありとあらゆる物を、勝手に全部家から持って出て家を空っぽにしていたんです。

そのせいで、私は何がどこにあるのかが分からなくなってしまいました。私の個人的なものも含め、持って出たものはガレージの汚れたコンクリートの上に直に置いてありました。

私が戻って来たのに気付いた義母が、ガレージにやって来ました。

異常な焦りようで不機嫌になっていました。「2時半までに家をキレイにしないといけないのに、まだこんなにたくさんの物が残っているじゃあないの!」と私を批判しました。

義母が掃除をしに来てくれるとは聞いていましたが、それは私達を手伝うためだと思っていたんですけど、理由は違っていたんです。

この家を買いたいという人が午後2時半に見学に来ることになっているので、2時半までに家の中を空にして掃除をして「見学してもらうのに相応しいレベル」にする必要があるという理由でやって来ていたんです。

ガレージにもこんなにたくさん物が残っていて一体どうする気?2時半までに何とかしないといけないのよ!どうしてこんなにいっぱい残っているの?今日見学に来る人はこの家を買うことにものすごく興味があるんだから、2時半までに家をキレイにしておかないといけないのに!家の中に残っていたものは全部私が出しておいてあげたわ!2階のバスルームも私が簡単に掃除をしておいてあげたから!

もすごいプレッシャーをかけてくるもんですからね、日頃めったに義母には言い返さない私も言い返したんですよ。

ガレージに物がいっぱい残っているのは、すべて夫(彼女の息子)に責任があります。片付けに取り組む余裕は何ヵ月もあったのに何もしなかったんですから。家の中にまだ物が残っているのも仕方がないです。私達は引っ越しをしている最中なんですよ。掃除ができていないのも仕方がないです。見学に来る人は、私達が今日引っ越しをしていることを承知で見に来るんだから、物が残っていても掃除ができていなくても仕方がないと分かっているはずでしょう。

ところが、

私に言い返されたので腹が立ったのか、義母はヒートアップして、うちの夫がガレージの片付けをしなかったことを正当化するようなことを言い、家がキレイでないとこの買い手を逃してしまって家の持ち主である娘(うちの夫の妹)が大損でもするかのようなことを言うのです。

さらにガレージの中を見て回り、10年間手つかずだった日除けシートを見つけて、それは捨てるしかないと言う私に「以前からこの家にあったものならこれも娘(うちの夫の妹)の持ち物よ!娘はこれも売ってお金にできる!」と怒鳴るのでした。


私はもう義母と話をする気になれず、荷物をカローラに詰めて引っ越し先へ行きました。

引っ越し先で荷物の搬入を終え、疲れ果てて途方に暮れていると、聞き慣れた声が聞こえて来ました。

義母がやって来たのです!

Cさんと荷物の搬入をしていたうちの夫が私と入れ替わりで家に戻り、勝手なことをしている義母と衝突したらしいのです。見学人が来たのでそれ以上の掃除も出来ないため、荷物を運んで来てくれたのですけど。

引っ越し先の家を見て回り、あれはどこに置くのか、この部屋はどう使うのかとかあれこれ聞いてから、家の中の片付けを手伝おうとしたので丁寧に断りました。

彼女の行動は、自分の娘のことを考えてのことだったとは分かりますが、2時半までに家を空にして掃除をしておかなければいけないと思い込んで苛立っており、私達にとっては迷惑以外の何物でもなかったです。

家の中に残してあった物がどこにあるのか分からなくなったのも問題です。

(つづく)


お帰りの前に1クリックを!



2023年10月23日

引っ越し大変記(1)「眠る人」

先週の金曜日の朝、予定通り不動産屋の事務所で引っ越し先の家の鍵を受け取り、早速荷物の搬入を始めました。

この日までの数日間、毎日一人で荷造りと掃除に追われた私はすでにクタクタでしたが、足も身体も「棒のようだ」とか言っていられないんですから頑張ったんです。

カローラの後ろに荷物をパンパンに詰めて、うちの夫と二人で鍵を受け取りに行き、鍵を受け取ってからすぐに引っ越し先の家に行って荷物を搬入しました。

うちの夫は、目が見えなくなって来ておりますので車の運転は出来ませんし、腎臓を提供したばかりなので重い物を持てませんから、運転するのも荷物を運ぶのも私の仕事です。

1回目の搬入を終えて家に帰り、再びカローラに荷物をいっぱい積み込みました。夫は重い物が持てないけど、うちの息子もお尻の調子が悪くて重い物を持ったりしゃがんだりできません。

私が一人でやるしかないんですから、もう頑張るしかないんです。2回目の搬入には私一人で行きましたから、助手席にも荷物を積み込んで行きました。

ちなみに、引っ越し先の家までは片道20分かかりません。そんなに遠くはないんですけど、荷物を一人で運び込むのは時間がかかりますから、1回行って帰ると50〜60分かかります。

ということで、2回目の搬入を終えて家に帰ったらですね、うちの夫は居間のソファーで、布団をかけて寝ていたんですよ。前日もお昼頃から夜まで寝ていましたが、引っ越し当日にも寝ているのを見て私はショックを受けました。

寝ている場合じゃあないのよ!

明日は引っ越し業者が来るのよ!

私はね、寝ている夫を見て「これはもう完全にうつ期に入ったな」と思いましたから、何も言いませんでした。こういう時には、何か言っても何の助けにもなりません。

再び一人でカローラに荷物を積み込み、3回目の搬入に行きました。

身体はクタクタだし、夫がまたも寝ているのを見てメンタルも動揺していましたからね、だって皆さん、このタイミングで片付けも荷造りもせずに寝ているというのはどうかしているでしょう?だから、3回目の搬入から家に帰った時には、ちょっと表現できる言葉な見つからないくらいに疲れ果てていました。

「あなたに手伝ってもらわないと私一人では出来ない」と夫に言いましたら、起きてくれました。

そこにやって来たのが、親しい友人のエクリーさん夫婦でした。

もう体力の限界を超えたと思っていた私でしたが、エクリーさん夫婦が来てくれたので、もうひと頑張りするしかないと奮起して、再びカローラに荷物を積み込みました。

お尻が悪化することが心配で、医者からも厳重注意を受けていた息子は、自分の持ち物の荷作りだけは自分でやっていたんですが、私がヘトヘトになっているのを見て手伝い始めました。

「重いものを持つな!」「しゃがむな!」と私やエクリーさん夫婦に注意されながら、息子は荷物を運び始めました。

4回目の搬入は、エクリーさん夫婦の車にも荷物をたくさん積み込んで2台で行きました。夫はガレージで何かやっていました。

エクリーさんの奥さんは、私の様子が普通じゃあないことに気づいたらしくて、「この搬入が終わったら一度座って何か飲んでしっかり休みなさい」と言ってくれました。それを聞いて私は涙が出そうでした。

2人が手伝ってくれたおかげで、4回目の搬入はあっという間でした。

しかし、私は5回目の搬入を考えて気が遠くなりそうでした。頑張るしかないと思っていたけど、すでに限界を超えていましたから、5回目は無理かもしれないと思いました。

しかし、翌日には引っ越し業者が来るのにまだ箱に詰めていない物が山ほどあったので、たとえ5回目の搬入は出来なくても休んでいる場合ではなかったです。

箱に詰めていなかった物は、全て夫の持ち物でした。本やオーディオブックや服や靴や仕事部屋にあったものや、いろいろです。どれも大量でした。廃棄できるものや手放すべきものがたくさんありました。

処分する余裕は何ヶ月もあったのに、ついに引っ越し当日になっても手つかずのままでした。いくら何でも引っ越しの日には何とかするだろうと思っていたけど、夫は寝ていたわけです。

夫の持ち物が大量に残っていることに気づいたエクリーさん夫婦は、それらを何もかも全部大きな箱に詰め込み始めました。

「ヒロコがこれを引っ越し先に持って行きたくないのは分かるけど、今の時点でこの状態だともう全部持っていくしかないわよ!これから明日の朝トラックが来るまでの間に(うちの夫が)処分したり荷造りしたりしてくれると思うの?無理でしょ!」

そう言って、二人であっという間に全部箱に詰めました。もうムチャクチャでしたけど、箱詰めは終わりました。


ついにガレージの片付けを始めた夫には、助っ人が現れました。夫が勤めているツールショップの同僚で友人のCさんです。Cさんは仕事が終わってから来てくださったんです。

エクリーさん夫婦が帰った後、夫はCさんと一緒にトラックに積み込んでいた荷物を引っ越し先まで持って行きました。

帰って来てから、Cさんに家具や大きな箱をトラックに積み込んでもらっていました。1日の仕事を終えた後であんな力仕事をしてくださったCさんには、感謝してもしきれません。

しかし、ガレージはまだまだ物であふれていました。翌日には引っ越し業者が来るというのに、ガレージをどうやって空にする?

(つづく)


お帰りの前に1クリックを!



2023年10月20日

体力の限界が来ました

足も腰も上半身も腕も首も手も「棒のよう」です。

いよいよ今日は、引っ越し先の家の鍵をもらって荷物の搬入を始めるんですけど、私はもうクタクタを通り越しているんでございますよ。

昨日は朝の4時過ぎから起きて、早い朝食を食べてすぐに荷造り作業を始めたんですがね、ダンボール箱が引っ越し用の箱ではなくて、夫が勤めるツールショップから出る廃棄予定のダンボール箱をもらって来て使っているので、どれも大き過ぎて荷物を詰めるのが難しいのです。

小さめの箱はすぐに使ってしまったので、大き過ぎる箱しか残っていなかったもんですから、なかなか上手く行かなくて時間がかかりました。

それに、キッチンには自分が思っていた以上にたくさんの物がありましたし。

それでも頑張っていたんですよ、一人で。

引っ越しまで後1日となった昨日になっても、うちの夫は荷作りをしませんでしたし、夫の父親がまた会いに来たので夫は昼食を食べて来ると言って出かけたんです。そして、帰って来てからは夜まで寝ていました。

双極性障害の「うつ期」が始まっているのではないかと思ってしまいます。「うつ期」が始まっているのなら引越し作業に取り組めないのも分かります。

うちの息子は、お尻の具合が悪いので荷造りなど手伝わずにずっと部屋にこもりっきりでしたしね。

まあ、最初から私が一人で頑張るしか無いんだと思っていましたから、頑張っていたんですけど。

土曜日に来てもらう引越し業者は1時間あたり250ドルなので、頼む荷物が増えるとそれだけ時間が長くかかって費用が高くつくから、金曜日に自分達でできるだけ荷物を運ぶんだと夫からは言われていました。

運ぶと言っても、車の運転ができるのも荷物が運べるのも私だけなんですからすごいプレッシャーなんですよ。しかし、頑張るしか無いと思っているから一人で奮闘して来たわけなんですが。

昨日のお昼過ぎ、

突然体力の限界が来ました…

それでもわずかに残った力を振り絞って、ゆっくりですけど荷造りをしていたんです。そこへ、父親との昼食から夫が帰宅しました。私は体力の限界が近いと言いました。

そうしたら何と言ったと思います?

「体力の限界ならするな!」ですよ。

「するな!」と言われて「はい、じゃあしません」と私が作業を止めてしまったらどうなるんですか?

金曜日の今日、できるだけ自分達で荷物を運ばないといけないんですよ。土曜日には引越し業者が来るんですよ。土曜日には、この家を買いたいという人も家を見に来るんですよ。


しかしね、実を言うと、私には荷造りできない夫の持ち物がまだまだいっぱいあるんです。本棚にも戸棚にも夫のデスクの上にも下にも、夫の寝室にもガレージにも、物がいっぱい残ったままなんです。

はっきり言って今日は引っ越し先に持って行けませんし、こんな状態では引越し業者も困るでしょうね。

こんなことでは、この家を空っぽにするにはまだまだ相当時間がかかりそうです。いいんですかね。

電気は来週の水曜日まで使えるようにしてもらったそうです。私が掃除をするために。

ちょっと待ってよ!

掃除も私一人でするの?

うちの夫は、腎臓摘出手術後6週間は重い物を持てないのは理解していますけど、出来る事はいろいろあるはずなんです。掃除だって、夫にも息子にも出来ることはありますから、一緒にやってもらいます。

ああ…

昨夜は花粉症がひどくてあまり眠っていません。私の寝室のすぐ隣りのガレージのシャッターが閉めてなかったんですよ。だから大量の花粉が入って来ていたんです。夜中に気づいて閉めに行きましたけど、電灯も全部つけっぱなしでした。

クタクタですが、いよいよ引っ越しです。


お帰りの前に1クリックを!



2023年10月19日

捨てられない人の葛藤と小さなオーバーオール

「足が棒のようだ」というのは実に言い得た表現なんですけど、腰とか上半身もそういう状態になっているのを表現するいい言葉はないもんですかねえ。

いやあ、私の身体は、足も腰も上半身も「棒のよう」ですよ。

私は荷造りだけやっているわけには行きません。毎日の家事もあります。昨日は大変良い天気でした。娘の寝室が空になりまして、べッドなどの家具をガレージに持って出ましたので、シーツやマットレスプロテクターなどを洗濯したんです。

ついでなので、イケア(IKEA)の椅子のカバーも外して洗ったりして、大量の洗濯をしました。

しかも、夫の腎臓摘出手術後の検診があったので、夫を病院に連れて行かなくてはいけなかったし、朝から晩まで大忙しの一日でした。

おまけに、近頃は毎日花粉症でくしゃみを連発していますから、余計に疲れます。しかし、疲れたなどと言っていられません。いよいよ明日は、引っ越し先の家に荷物を運び込み始めるんですからね。

そういう状況なんですが、気になっているのは元気が無いうちの夫です。

腎臓摘出手術の傷は良くなっているんですよ。一つだけ残った腎臓はちゃんと機能しているようですし、健康面での心配は無いんですけどね、

元気が無いんです…

引っ越しまで残り時間わずかになって来たのに、いつまでたっても手を付けようとしない本とオーディオブック(本をプロの方が朗読したものを録音したもの)をそろそろ何とかしなくちゃあいけないよと言いましたら、昨日やっと本の整理を始めたんですけど。

ほとんどごみ箱行きなんです。そして、夫は本の整理をすぐに止めてしまいました。オーディオブックには手も付けてもいません。

自分にとって大事だったものを手放し続けていることが、メンタルに影響しているようです。

ごみ屋敷状態になっていたガレージにあった道具や機械と同じように、本は夫にとって大事なもので、本当にたくさん持っていたんですけど、今回の引っ越しを機に捨てたりチャリティーショップに寄付したりして手放しました。

その作業は途中止めになっていたのですけど、やっと昨日再開したのにまたすぐに止めてしまって。

うちの夫は、遺伝性の黄斑変性である「スターガルト病」で目が見えなくなって来ていますから本はもう読めないので処分するしかないんですけど、最後まで処分できずに残していた本を結局捨てるしか無いと判断しながら気持ちが沈んだのでしょうか。

物を捨てられない人が、捨てるしか選択肢がなくて捨て続けているわけですが、悲しみ、虚しさ、不安、そういうネガティブな感情でいっぱいになっているのかもしれません。

割と平気で持ち物を手放せる私にも、そのくらいは想像できますよ。

そんな元気がない夫の横で、昨日、私は戸棚の上から箱を1つ下ろしました。この10年一度も開けていない箱でした。何が入っているのかも忘れていました。

箱を開けてみたら、何とうちの子供達の幼い頃の服が入っていたんです。着なくなった子供服は、知人に譲ったりチャリティーショップに寄付したりして残っていないと思っていたんですが、特に思い出のある服を保存していたのですよ。

その中に、うちの息子が2〜3歳の頃に着ていた大工用のオーバーオールがあったんです。

それを見たとたん、夫は泣きそうになりました。

夫と幼い息子がおそろいのオーバーオールを着て、当時夫が自分で増改築していた家のガレージ前で並んで撮った写真があるんですけどね。その写真を見ると、夫はいつも感情的になるんです。

夫にとってよほど特別な思い出と結びついているのでしょう。

当時は、長年苦しんだパニック障害からやっと回復して、いろいろなことに取り組めるようになった頃でした。当時住んでいた小さな家を自分で増改築したんですけど、そのために独学した知識や使った機械がきっかけで夫の人生が動いて行くことになったんです。

いろいろな出来事の思い出とその小さなオーバーオールが結びついているのでしょうね。

できるだけ持ち物を減らしたいとは思っていますけど、なんでもかんでも処分した方が良いわけではないですね。特別な思い出がある物は、古い服にしても道具にしても食器にしても、場所は取っても残しておく価値がある場合もあります。

そのオーバーオールは、きっと私達が死ぬまで手元に置いておくと思います。


お帰りの前に1クリックを!



2023年10月18日

一日でここまで片付いた!

全く驚きましたよ。

うちの義弟(夫の弟)は頑張りました。お兄さんに頼まれた通り、あれこれ文句を言わず、「なんでこれ捨てないの?」と質問したりもせず、言われた通りに片付けました。

いや、片付けたのではありません。

箱やプラスチック容器に詰めたりもしていません。

ガレージにあった物をですね、

そのままトラックに積み込んだんです!


これをごみ廃棄場に持って行くんじゃあないんですよ。これをこの状態で引っ越し先の家に持って行くんです。

これは予想していなかったわ…

この状態で引っ越し先の家に持って行って、整理整頓しながら下ろすとは思えません。トラックを空にするために、とりあえずドサッと引っ越し先の家のガレージに下ろすでしょう。

その後どうなるのか、私は心配です。

どうか引っ越し先の家のガレージがごみ屋敷化しませんように。


しかしねえ、トラックに積み込んだのはこれだけなのに、ガレージがこんなにスッキリしているんです。


もうごみ屋敷じゃあないんですよ!

うちの夫の名誉のために書いておきますが、腎臓摘出手術の前までに相当な量の物を処分していたんだそうです。ごみ廃棄場に持って行ったり、勤めているツールショップの「スキップ」(廃材用コンテナ)に捨てたりして、ガレージにある物はかなり減っていたのだそうです。

私の目には、減ったようには見えなかったのですけど。

昨日の夕方には、ツールショップの同僚Cさんが仕事の帰りに手伝いに寄ってくださって、義弟と2人でたくさんの箱や家具を運んでくださいましたから、2階の寝室の1つはすっかり空っぽになりました。

詰め終わっていたダンボール箱は全てトレーラーに載せてくれました。

Cさんは、今日も仕事帰りに手伝いに来てくださるそうです。

親しい友人のエクリーさん夫婦も夕方やって来て、ガレージのロフト状の物置にあったものを全部持って降りてくれました。

うちの夫も息子も重い物を持つことが出来ず、引越し作業が出来ないんですが、こうして義弟や友人達に助けられて作業は進んでいます。

エクリーさん夫婦は、引っ越しスタートの金曜日にも手伝いに来てくれるそうです。

ありがたいことです。


お帰りの前に1クリックを!