2025年12月11日

ユズの花とミョウガの葉っぱ

昨日の朝、洗濯物を外に干していたら、かすかないい匂いがしました。柑橘系の花のようなほんのり甘い香りでした。

もしかしたらユズの花が咲いたのかと思って見に行くと、やはり咲き始めていました。夕方、洗濯物を入れる頃にはもっと咲いていましたよ。


ミツバチがブンブンと飛び回っていました。花はたくさん咲きそうですが、何個の実がなるでしょうかね。植木鉢で育てていますし、この木には小さな実しかなりませんが、七味を作ったりお吸い物に入れて香りを楽しんだりするのには十分です。


地面に植え替えたいんですけど、私達は借家暮らしで、いずれまた引っ越さなくてはいけませんから植えられません。これ以上大きくしないように枝を剪定しながら、これからもこの植木鉢で育てます。


今住んでいる家に引っ越して来た時に、ユズの鉢ともう一つ大事な鉢を持って来ました。これです。


もっと大きな鉢に植え替えなくちゃあいけないのに、そのままにしていますが、この大きな葉っぱをたくさん茂らせているのはミョウガです。根本に1本だけ生えているのは青ジソです。

残念ながらミョウガの花蕾は出て来ないんですけど、葉っぱは「けんびき焼き」を作るのに使います。

「けんびき焼き」とは「ミョウガの葉焼き」とも呼ばれるものの一種で、岡山県の郷土料理です。中には小豆のあんこが入っています。餅粉や米粉を使うレシピもあるようですが、本来は小麦粉で作ります。

下の写真は、初めてミョウガの葉っぱを収穫できた時に作ったもの。小さめの葉っぱが4枚だけ収穫できたので、4個だけ作りました。今年なら何十個も作れます。


興味のある方は、レシピをご覧ください。本来は小麦粉で作るのですけど、少し餅粉も混ぜると食感が柔らかくなると思います。

大きな植木鉢に植え替えたら、花蕾が出てくるようになるかもしれませんねえ。そうしたら、ミョウガをお料理に使えます。シーズンが終わったら植え替えます。


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