2021年4月13日

かぎ針で編むバッグの持ち手

かぎ針編みでバッグを編んでいる方、あるいは編もうと思っている方、持ち手はどうしますか?

長い人生、これまでにいくつもバッグを編みましたけど、持ち手をどうするかというのはいつも悩むところでした。デザインの重要な部分でもありますし。

持ち手は丈夫でなければいけません。バッグの重みで伸びてしまっても困ります。

今日は、私がこれまでに編んで気に入った「バッグの持ち手」を二つ紹介します。


1.細編みで編む持ち手

細編みで必要な長さの長丸状に編みます。


芯となるロープを裏に木工ボンドで貼り付けます。木工ボンドは無くても良いのですが、ボンドが乾いて少し硬くなるとよりしっかりするので、私はボンドを付けています。


両端を5〜6センチ残して両脇を巻きかがりで綴じ合わせます。この時、両端に十分な長さの糸を残して下さい。


両端の丸い部分を、残してあった糸でバッグ本体に縫い付けます。

この持ち手は、作るのが簡単ですし、丈夫ですからオススメです。


2.スパイラルコードの持ち手

バッグ本体に縫い付ける四角い部分を細編みで両端に作ってもいいですし、金具を両端に付けるとおしゃれな持ち手になります。(私は、この金具をEtsyで買いました。)



スパイラルコードを柔らかい糸で編んだ場合は、コードの中に紐か細めのロープを通しておくとしっかりします。

編み方は細編みです。

細編みの裏が外側になるように筒状にして、ぐるぐる編んで行くだけなのですが、注意しないといけないのは拾う糸です。

分かってしまえば簡単ですが、どの糸を拾えばいいのかが分かりにくいのですよ。

YouTubeで「spiral cord crochet」と検索すれば、編み方を紹介する動画がたくさん見つかりますが、実際にやってみると本当に分かりにくいのです。

そこで、少し説明してみます。


編み方

まず必要な数だけ鎖を編み、細編みを一段してください。縫い付ける四角い部分を作る場合は、必要な大きさの四角を細編みで編んで下さい。今日は分かりやすいように多めの目数(12目)で編んでみます。

一段編んだ細編みを裏から見たのが下の写真です。


これを裏が外側になるように輪にして、反時計回りにぐるぐると細編みをして行くのですが、拾うのは色を付けた糸です。


細編みを裏から見ると、横に2本並んだ糸がありますね。その下にある「ハの字」の糸が見えるでしょう。この「ハの字」の右側の糸を拾うと覚えておくことです。実は、これは隣りの目との渡り糸でもあるので、編み進めて行けば簡単に拾えるようになります。

しかし、実際にやってみると、最初の段はどうしても拾う糸が分からなくなりますから、印をつけておくことをオススメします。

色の違う糸を拾うべき糸の下に通しておくのです。こうしておけば、拾う糸が分からなくなったりしません。


裏が外側になるように輪にして、印をつけた糸を拾って細編みをしてきます。


一周目が終わったら、もう印はありませんけど「横に2本並んだ糸の下にあるハの字の右側の糸(渡り糸)」を拾いながら希望の長さになるまでぐるぐると細編みを続けます。


拾う糸がよく分からなくなったら、目印は「横に2本並んだ糸」です。そこから下に出ている糸(渡り糸)を拾うのです。

縫い付ける四角い部分を作る場合は、コードを編み終わった後に必要な大きさの四角を細編みで編んで下さい。

色の違う糸で印をつけておくというアイデアを教えてもらった動画はこれです。説明しておられる言葉は何語なんでしょうかね。さっぱり分かりませんけど、大変役に立ちました。



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