2020年9月30日

浴槽に水が溜めてある理由

私が最後にお風呂に入ったのは、日本からオーストラリアに戻って来る前の日だから、2006年3月の終わりです。それ以来、ずっとシャワーだけ。

浴槽のある家に住んだことはあるんですけどね、西洋式の浅くて寝転ばないと肩までお湯に浸かれない浴槽は、大きすぎて危険です。

私は足が浴槽の端に届かないので、うっかりバランスを崩すとツルリと滑ってブクブクブクっとお湯の中に潜ってしまいますから。

現在住んでいる家にも一応浴槽はあるんですよ。小さめの浴槽です。キッチンの床が腐って修理をすることになった時、4ヶ月もそこでお料理をするはめになった洗濯室兼おトイレ兼バスルームにあります。

私はもちろん使いませんし、夫には小さ過ぎて使えません。一度使ってみたけど、身体を小さく丸めて横にならないとお湯に浸かれないそうで、寒くて震えるそうです。

息子も娘も使いません。

その浴槽に、

一昨日から水が溜めてあるのです。

誰かが浴槽を使ったような気配はなかったのに、

誰が何のために?

水はもちろん冷たくなっているし、ごみやホコリも浮かんでいるし。

抜いておこうかと思いましたが、やめました。こういうことは、浴槽に水を溜めた人がしなくちゃあいけません。

後始末、後片付け、後掃除、こういうのをお母さんがやるものと思われちゃあ困るんです。私はしないよ!水を溜めた人にやってもらう!

ところが、ついつい家族にこのことをたずねるのを忘れるものですから、見る度に気になっておりました。

晩ご飯の時、シャワーの話になったので思い出しました。

「そう言えばねえ、浴槽に水を溜めたのは誰なの?」
「あれはカイ(息子の名前)のお尻水」
「うん、オレ…」
「お尻水?お尻を洗ってるの?あの冷たい水で?」
「使う時にはお湯を足してるよ」

えええええ!

聞いた話では、例の病気が悪化して携帯用ウォシュレットだけではキレイにできなくなっているお尻を、浴槽にためたお湯で洗っているんだとか。

使った水を繰り返し使うなよ!
使う度に流せよ!

水に手を突っ込まなくてよかったわ!
(水を抜くには手を突っ込んで栓を取らないといけないの!)


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2020年9月29日

お父さんを待つ必要なし

うちの夫の好物は肉。

最も好きなのは大きな肉の塊をローストしたやつだけど、そういうのは特別の日にしか作りません。肉中心の食事は、身体にもお財布にも地球環境にもよろしくないですからね。

ローストの次に好きなのは、塊ではないけど比較的大きな肉を焼いたやつ。ステーキとか鶏のもも肉とか。それに蒸し野菜とイモ料理を添える。これで「うわあ、今日の晩ご飯はご馳走だ!」確実なわけです。

夫の好物を作ってあげようかなと優しい気持ちになる時や、疲れて献立を考えられない時などに作ります。

昨日は、バスルームの大掃除(2時間超え)に加え、久しぶりの気合いの入った掃除機かけで疲れ果て、晩ご飯は肉を焼くことにしました。大きめの肉は鶏のもも肉しかなかったので、それを焼くことにしました。

ただ塩コショウをして焼くつもりが、結局はポルトガル風ピリピリグリルチキンを作ることにしたので肉を漬け込みました。蒸し野菜は定番のニンジン・ブロッコリ・カリフラワーの3種類、これにローストポテトです。

ポテトは最初に少し塩ゆでしてから、オリーブオイルをかけて、塩コショウしてオーブンで焼くことにしました。夫が帰宅する6時半頃に全てが出来上がるタイミングで準備していました。

Find My アプリで夫の居場所をチェックし、勤めているツールショップを出たことが分かってからオーブンを温め始めました。ポテトを焼き始めて、次に肉を焼き始め、野菜を蒸し始めて、再び夫の居場所をチェックすると、

普段通勤に使う道ではないところにいました。バーウッド(Burwood)という街のKFCのところです。

4分後、

まだバーウッドのKFCのところにいました。

地図を拡大してみると、夫がいるのはKFCの前の道路ではなくて、KFCの駐車場。

まさか…

5分後、

まだバーウッドのKFCの駐車場にいました。

KFCのチキンを食べてるな…

私は息子と娘を呼びました。

ご飯よ!
お父さんを待たなくていいから!

夫は7時過ぎて帰宅しました。商品の配達をしていたそうです。お腹が空いてたまらなくてKFCに寄ったそうです。私が作った晩ご飯はランチ用に自分で容器に詰めていました。

時々こういうことがあります。

どうして連絡してくれないんでしょうね。配達の予定が入った時点で、ちょっと遅くなると教えてくれればいいのに、連絡してくれることはありません。

だからもう、晩ご飯は夫の帰宅を待つ必要はないのです。


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2020年9月28日

規制の緩和にちょっとがっかり

予定されていた通り、新型コロナ拡大防止のための規制緩和が発表されました。

しかし、

私が期待していた、

家から5キロ圏外への買い物はまだダメ!
美容院もまだ営業再開しちゃダメ!
小学校の再開は10月12日から!

ということで、がっかりしました。

小学校の再開までもう2週間待つのはいいんですけど、美容院はOKにして欲しかったです。

このまま順調に感染者が減り続け、新規感染者数の14日間平均が5人以下となった場合、早ければ10月19日に美容院は再開できるそうです。

10月19日って3週間先ですよ…

もうね、ここまで見苦しい頭になっちゃったらね、後3週間で一体どんな風になっちゃうのか楽しみなくらいですよ、もう!

今日から適用される規制の緩和は、もちろん大変多岐にわたっていますけど、主に次のような内容です。
  • 夜間の外出禁止令は解除
  • 買い物や運動は家から5キロ圏内に限るというルールは継続
  • 2家族5人までの集会が許可
  • 託児所や保育所幼稚園が再開
  • 飲食店は持ち帰り&配達のみというのは継続
  • 小売店は引き続き生活必需品を販売する店のみ営業可能
  • 結婚式は集まる人の人数が5人までなら許可
  • 葬式は10人までなら許可
  • 買い物は1家族から2人以上が行くことが可能(これまでは1人だけだった)
  • 屋外プールは営業許可(この寒いのに…)
  • 歯科医院やほとんどの医療サービス再開
  • ペットのグルーミングサービス再開(犬猫のヘアカットはいいんだ!)

そして肝心の経済活動制限の緩和!

多くの感染者が発生した食肉加工工場や流通センターなども、ほぼ通常通りの営業になるそうです。

ところで、

これまでよりも厳しくなったルールもありますよ。

それはマスクについてのルール変更です。マスクの着用は義務ですが、これまでは顔を覆うものであればスカーフでもバンダナでもフェイスシールドでも何でもヨロシイということだったのが、スカーフやバンダナやフェイスシールドは不可となりました。

ちゃんと顔に密着して鼻と口を覆うマスクでないとダメです。あのプラスチック製のフェイスシールドだけを付けている人がよくいますが、あれだけでは効果がないですよねえ。

マスクもね、最近はすごくおしゃれなマスクを付けている人が多いです。どうせ付けないといけないなら、ファッションとして楽しもうということですね。

先日はスーパーの若い女性店員がとても素敵なマスクを付けていたので、「あなたのマスクとてもいいわね」と言ったら、「ありがとうございます、自分で作ったんです」と言いました。

私も自作してみるかなあ。

さあて、感染者数がこれからも減り続けるかどうかですけど、真面目に頑張るメルボルン市民のことですからね、減ると思いますよ。一気にドカンと減って、予定を前倒しで次の規制緩和をっやってもらいたいです。

要は美容院ですよ、美容院!


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2020年9月27日

ホットウォーターボトルでぐっすり安眠

メルボルンでは、ここ三日ほど真冬に逆戻りの天気が続いています。冷たい雨や雹も降りまして、標高の高い所では雪になり、結構積もった所もあるそうです。

真夏でもこういう事があるメルボルンですから、異常気象というわけではありませんが。

私の寝室は、我が家でも最も寒い部屋でして、寒い日は小さなオイルヒーターを付けて寝室を温かくして寝たりするのですけど、部屋を温かくすると、

電気蚊取りも付けないといけません!

蚊に顔をボコボコにされますからね。

そこで、ホットウォーターボトル(ゴム製湯たんぽ)を使ってみました。

私はお腹が痛い時や風邪で寒気がする時に使うんですけど、本来は寒い冬に温かく眠るための道具ですからね。

就寝前のシャワーを浴びる前にホットウォーターボトルを準備して、ベッドの中の背中が当たる辺りに置いておきました。

そうしたらですね、

ベッドに入った時、背中から感じる温かさがもう貴方、

うほほほほ… 

と、えもいわれぬ快感だったんです。

ベッドに入ったら、すぐにホットウォーターボトルを足元に移動させますと、足元が温かくなる頃には全身の力は抜け、あっという間にまどろみ状態。

眠りに落ちる前に、ホットウォーターは身体の横に移動させておきました。こうすると寝返りをうつ度にお腹と背中を温め続けてくれるわけです。

朝起きる頃にも温かさはしっかり残っていました。

そして、何がびっくりっしたって、私は夜中におトイレに行かなかったのですよ。朝の5時頃までぐっすり眠ったのです。

ホットウォーターボトルの効果に感激した私は、ここ3日間連続で使用しましたが、夜中におトイレに行くことは無かったです。起きてウロウロして身体が冷えて目が覚めることがないので、夜中に目が覚めてもまたすぐに眠り、ベッドの中はぬくぬくですしね、毎晩朝の5時頃までぐっすり寝ました。

もっと早く使うべきでした。

これが私のホットウォーターボトルです。


このカバーはアクリル糸をかぎ針で編んで自分で作ったものですが、カバーも販売されています。触れた時の感覚がひんやりしない素材で厚手のものをオススメします。

これまでは沸騰させたお湯を入れていたんですけど、注ぎ口の所に「沸騰したお湯を入れるな」と書いてあると息子に指摘されてから、沸騰寸前まで温めたお湯を入れて使っています。水道の蛇口から出る温水では温かさが足りません。

寒い日はこれに限りますよ!

睡眠問題でお困りの方、試してみてはいかがでしょうか。

スーパーや薬屋などで6〜8ドルくらいで買えます。ゴム臭いですけど、臭いはそのうち気にならなくなります。


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2020年9月26日

連続殺人鬼ドラマと心的外傷のこと

TVドラマシリーズ「Des」(全3話)」の放送が始まり、ストリーミングサービス「Stan」で視聴できるそうです。主人公の連続殺人鬼デニス・ニルセンをデイヴィッド・テナントが演じています。

デイヴィッド・テナントは「ドクターWho」の10代目ドクターで有名になりましたが、最近ちょっと癖のある役柄を演じることが多いですね。


彼が演じる連続殺人鬼というのは面白そうですが、私は見たいとは思いません。

だって、

「英国のジェフリー・ダーマー」とも呼ばれる連続殺人鬼で死体嗜好者のデニス・ニルセンの話ですし、この事件には個人的なつながりがあるのです。

私は、連続殺人関係の話に夢中になっていた時期があります。

当時は強い抗うつ薬を飲んでいて感覚がおかしくなっていたと思うのですけど、おぞましい内容を読んでも気持ちが悪くなったりせず、非常に興味をそそられたのです。

様々な殺人事件について読みました。デニス・ニルセンのことも読みましたので、事件の概要は知っています。

デニス・ニルセンはスコットランド出身の男で、少なくとも12人の若い男や10代の少年を殺しました。子供の頃は大変おとなしく臆病で内向的だったそうです。将来殺人鬼になる人物が子供の頃に小動物を虐待したり殺人を妄想したりしていたというプロファイリングに当てはまらない人物です。

幼少の頃、両親が不仲だったことから、デニスと兄妹は祖父母のいる母親の実家で暮らしました。祖父母はデニスの母を支え、孫達に優しく、特に漁師だった祖父から可愛いがられたデニスはおじいさんっ子でした。家族でピクニックに行くなど楽しい思い出のある幸せな幼少期でした。

ところが、その誰よりも大切な愛する祖父が漁に出た海で心臓発作で亡くなります。棺桶の中に横たわる祖父の死体を見たことが、彼の人生に大きな影響を与えることになるのです。その時、デニスは6歳の誕生日の前でした。

彼の殺人についてここに詳しく書くつもりはありません。興味のある方はインターネットで探せばいくらでも資料が見つかります。ただし日本語でデニス・ニルセンについて書かれたサイトは少ないですし、内容が正確ではないものが多いです。

彼は1978年から1983年の間に、自宅で殺人を繰り返し、死体を床下に隠したり庭で焼いたりして死体を処理していたのに、ずっと見つかりませんでした。

殺人を続けたくなかったデニス・ニルセンは、死体を隠す床下や庭のないアパートに住めば殺人をしなくなるかもしれないと考え、屋根裏部屋のアパートに引っ越しましたが、結局ここでも殺人を続けます。

ところが、死体の処理に困り、肉を切り刻んでトイレに流していたのです。もちろん、全てを流せるわけではありませんから、トイレに流せなかった部分は塩漬けにしたり煮たりして袋に入れ、部屋に隠していました。

逮捕のきっかけは、排水管が詰まったことでした。

住民から(デニス・ニルセン自身を含む)排水管の詰まりや悪臭に苦情が出て、修理にやって来た業者が排水管にたくさんの肉や小さな骨が詰まっているのを見つけたのです。そして、その排水管は、デニス・ニルセンの住む階からの排水管でした。

さて、この事件が私とどういう関係があるかと言いますと、

私ではなくてうちの夫なんです。

夫が以前勤めていた会社の同僚Sさんは、英国からオーストラリアに移民してきた人でしたが、英国では警察に勤めていらっしゃいました。そして、デニス・ニルセンのアパートや引っ越す前に住んでいた家の検証をしたり証拠収集をした捜査員の一人だったのです。

この事件が大きな心的外傷となったSさんは、その後に担当した爆破事件でさらに心的外傷を受けたことで警察を退職し、環境を変えるためにオーストラリアに移民してこられたのでした。現在はメルボルン郊外の食品加工工場で衛生管理を担当されているそうです。

デニス・ニルセンの事件がTVドラマになったと聞いて、Sさんのことを考えました。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)は、警察の皆さんにとって重大な問題ですね。心から「お疲れさまです」「いつもありがとうございます」と申し上げたいです。


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2020年9月25日

メルボルンは規制緩和へ

あくまでも専門家の意見に従い、経済よりも人命優先のアンドリュー州知事は、ここのところメディアから叩かれまくっています。独裁者だとかワンマン過ぎるとか「クビにしろ!」だとか。

新型コロナそのものの被害よりも、その感染拡大防止のための規制による被害のほうが深刻だという意見も多いです。

確かにそうかもしれませんけど、もしも厳しい規制をしていなかったら被害はこんな程度では収まらなかったでしょうし、アメリカのように制御不可能な状況に陥ってしまったかもしれません。

最初の流行とは比較にならない第2波の原因となった帰国者のホテル隔離策失敗の責任を調査する審問が続いていますが、ミカコス保健相やアンドリュー州首相は厳しい批判にさらされています。

メディアはそうした批判ばかりを報道していますけど、実際にはアンドリュー州政府に批判的な人よりも支持する人の方が多いですよ。

そして、「厳しすぎる」とか「やりすぎ」と批判され続けている規制を、ほとんどのメルボルン市民は必要なことと理解して、ただもう仕方がないんだからとひたすら我慢しているというのが実情だと思います。

こうした市民の忍耐と犠牲がやっと報われようとしています。


ここ1週間の新規感染者は、45人、20人、13人、11人、28人、14人、12人となっていて、発症している患者数は532人ということでしたが、今朝発表された最新の新規感染者数は14人でした。

重要なのは1週間平均の値が下がり続けていることで、このため週末には規制の緩和が予定されているんです。

もちろん一気に元通りというわけにはいきません。どの程度緩和されるのかはまだ分かりませんが、私としては、一番希望するのは何と言っても経済活動制限の緩和です。

美容院を再開して!

もう頭がどうにもならなくなっているんです。

家から5キロ圏外のお店にも行けるようにして!

手芸店に行きたいんです。毎日愛用しているエプロンがもうボロボロで、新しいのを縫おうとしているんですけど、バイアステープが必要なんです。

靴屋を営業再開させて!

家の中で履いているスリップオンのサンダル(別名つっかけ)が今にも破れそうなんです。靴を履かないと棚に手が届かないんです。私にとっては生活必需品なのに、靴屋はずっと休業しています。

もちろんこうしたものはオンラインで購入できますよ。送料のほうが高く付きますし、配達に時間がかかりますけどね。

失業したり自宅待機状態で無収入になっている皆さんは、経済活動制限の緩和は切実でしょう。私ももう半年以上仕事なし収入なしです。夫もそうなっていたら今頃どうなっているんでしょうか。

どの程度の規制緩和が実施されるか、期待は高まります。


あとね、経済活動と同じくらい期待しているのは、小学校の再開。

学校が再開されると、北隣り家の息子たちが、少なくとも平日の日中はオートバイを乗り回さなくなるはずですからね、騒音問題も少しはマシになるかと思います。

今日は雨降りで寒いです。

こういう日にはオートバイを乗り回さないので、静かでいいです。


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2020年9月24日

切り倒した木はどうなった

我が家の敷地内にあったたくさんの木を切り倒してしまったうちの夫。

自給自足を夢見る娘と二人で計画したものとばかり思っていたけど、娘が最初に父親に話したのは、一つの区画にチェリーの木を植えたいという希望だけだったんだとか。

チェリーの木と花も少しは植えたいと。

そのために、その区画に生え茂っていたアガパンサスの根っこ掘りをすることになったわけですが、それならどうしてあんなにたくさんの木を切っちゃったのか。

突然自分の能力を超えたことを思いついて、後先考えずにやっちゃうのがうちの夫です。その尻拭いに辟易している私は、もう関わらないことにしています。

今回も、私には何の相談もなくあんなにたくさんの木を切り倒してしまったのですしね、片付けは自分でしてくださいということで。

さて、

2週間の有給休暇を取ったうちの夫は、山積みとなっていた木の小枝や葉っぱは、お隣りのテイラーさんから借りたマルチャーでほとんど粉砕しました。娘も少しは手伝いました。


マルチャーで粉砕しなかった分は、燃やしたり、トラクター型草刈り機で草と一緒に粉砕したようです。

一応片付いたように見えます。


所々に切り倒したまま残っていますけど、いずれはなんとかするんでしょう。



一番肝心の、娘がチェリーの木を植えたいと願っている花壇のような場所は、まだ土壌改良の段階に至っていません。アガパンサスの根っこがすごくて、それを土ふるいにかけて取り除いている段階です。量が量だけに先はまだまだ長いです。

お母さんは手伝っていません。


しかしねえ、1週間でここまで片付けたら、2週間目でもっと片付けるだろうと思ったら、そこでストップしましたね。2週間目は、ほとんどテレビの前に座っているか昼寝です。

ま、休暇ですから自分の好きなように過ごせばいいですけど。

もしかしたらごみ屋敷状態のガレージも少しは片付けるかもしれないと、ほんの少し期待しちゃった私が間違っていました。何事も期待しちゃあいけません。期待することは失望の原因ですからね。

2週間の休暇も今日が最後です。


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2020年9月23日

食事は立ったまま

最近、あまりうちの息子の顔を見ないと思ったら、寝たきりになっているようです。

例の、立った姿勢でも絵が描きやすいペンタブレットも、高さ調整が行われておりませんので、椅子の上にしゃがんだ状態(ウンチングスタイル)で描いていましたけど、それもできなくなっているようです。

お尻が痛くなったことがない人には分からないでしょう。

経験者であるお母さんには分かります。

ちょっと下着が触れただけでも「あああっ」と声が出るくらいの激痛ですと、ベッドに寝転んでいるしか、やり過ごす方法がなくなります。

そこまで痛みがひどい時には、私は下着をつけずに長めのワンピースを着ていました。入るスカートがないものですから。

息子にもそれをオススメしてみましたよ。

妹のスカートを借りるか、バスタオルを巻くか、膝まで覆うドレッシングガウンを着ているなら下半身裸でも見えないでしょう。痛みの軽減には役立つと思うのですけど。

今のところ、お母さんの提案は無視されています。

お腹が空くと寝室のある2階から下りてきますが、何を食べるにしても立ったままです。

夕食は、家族と一緒にダイニングテーブルで食べますけど、

立ったままです。

メルボルンの新型コロナの感染者数は減って来ています。入院患者も減ってきて病院にも余裕が出てきたということで、命に関わらない手術を再開すると発表されたのは先週のこと。

息子にはまだ何の連絡も来ていません。アンケートは来たけど…

今年のうちに手術をしてもらえるでしょうかね。

本当にお気の毒な状況です。


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2020年9月22日

オートバイ騒音とんでもない

我が家の北隣り家の息子たちのオートバイ騒音が、

とんでもないレベルです!

録音してみました。

この生け垣の向こう側を走っています。


家の中で聞こえる騒音は、これよりもっとうるさいんですよ。

これが毎日毎日、朝から晩まで、断続的に続くんです。

頭の血管が切れそうです。

ワラ人形作ろうかとマジで思う…


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卵白消費レシピ

エッグタルトとかクリームブリュレとか、カスタード系のデザートを作ると卵白が残ります。

そこで、卵白を消費できるレシピというのをこれまでに度々考えてきました。私のレシピサイトにはそうした卵白消費レシピ載せていますが、新しいレシピを作りました。

これは、イタリア菓子の「ブルッティ・マ・ブオーニ(Brutti ma Buoni )」というのを参考にして作った「アーモンドと卵白のクッキー」です。


「ブルッティ・マ・ブオーニ」というのは、イタリア語で「見た目は悪いけど美味しい」という意味だそうです。見た目が悪くても大丈夫なんですから、天板に乗せるのもテキトーでいいので非常に簡単に作れます。

基本の材料は以下のとおりですが、使いたい卵白の数に合わせて簡単に増やしたり減らしたりできます。

<材料>
卵白 2個分
塩 一つまみ
グラニュー糖 1/2カップ(125ml)*砂糖の量は減らしても大丈夫、1/4カップでも十分甘い
アーモンドミール 1/2カップ
粗く刻んだローストしてあるアーモンド 1/2カップ

<作り方>
1.卵白をしっかりと泡立てる。塩とグラニュー糖(Caster Sugar)を少しずつ加えながらツヤツヤピカピカするまで更にしっかりと泡立てる。
2.アーモンドミールと粗く刻んだローストしてあるアーモンドをざっくりと混ぜる。
3.天板にベーキングシートを敷いて、その上に大さじ山盛り分くらいの量を並べていく。この分量で16個くらい作れます。
4.120度のオーブンで50分から60分くらい焼いてください。

60分焼くとメレンゲのようにサクサクになります。焼く時間を少し短くして外はサクサク中は柔らかめにしても美味しいです。

もう少し高めの温度で、例えば160度くらいで20分くらい焼いて、ケーキのようにすることもできます。

材料がマカロンと同じですから、味はマカロンのようです。マカロンのように美しくはないですが、とても美味しいですよ。

ぜひお試しください。


うちの夫が切り倒してしまった木の葉っぱや枝を粉砕するために、マルチャーという機械を借りたお隣りのテイラーさんに、このクッキーを少しおすそ分けしましたら、

「いやあ、あのカメルーンは美味しかったよ」

と、テイラーさんも大変気に入ってくださったようです。

テイラーさんは、元高校の数学の先生で、高齢になられても頭脳明晰なんですけど、マカルーン(マカロンのこと)とカメルーンを混同しているようです。(笑)


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2020年9月21日

闇市ならぬ闇ヘアカット

髪の毛っていうのは、アレですか、ある程度伸びてくると速度を加速させるとか、そういう困った性質でもあるんですか?

もうね、

鏡に映る自分の頭がひどすぎて…

最後のヘアカットから一体何週間になるのか、覚えていません。

浮き上がった襟足は「河童」を連想させていましたけど、さらに伸びた今は「マレットヘア」です。

「マレットヘア」をご存知でない方に少し説明しますとね、70年代から80年代に流行した史上最悪にダサいとも言われる男性のヘアスタイルです。

私はね、襟足はバリカンで刈り上げていたんですよ。それがもう掴めるほど長くなっているんです。

伸びたもみあげは、浮き上がるから前から見ると「ハの字」になっていましたが、今はただもうだらしなく長いだけ。耳の下まで伸びています。

美容師泣かせの前髪は、生え際が右半分は右上に左半分は左下に向かって生えているので、ある程度の長さになると、どっち側に流しても半分が顔を覆うようになります。

仕方がないからヘアピンで留めています。

思い出すのは、カナダのトルドー首相。

あの人は、散髪に行けなくて髪の毛が伸びまくってもカッコよかったんですよねえ。やっぱり髪の毛がカールしているからかも。

そう思って、私もちょっとカールさせてみました。

ところが、トルドー首相のようにはいかず「昭和の母」みたいになっちゃって。

カールはダメだわ…

私はおばちゃんだからいいですよ。毎日家にいるんだし、家族以外には会わないんだし。

ところが、外見にこだわる若い男性達はどうも耐えられないらしい。そして、そういう人達は、家族にやってもらうとか自分で丸刈りになんかするわけがないのでして、どうしているかというとプロの理容師に切ってもらいに行っているんですって。

メルボルンのどこかには、非合法の闇の理髪店があるのだそうです。

やってる理容師も髪を切ってもらいに行く客も、見つかったら高額な罰金ですけど、それを覚悟で行ってるんですって。

分かるその気持ち!

メルボルンの新規感染者数は、少しずつ減っては来ていますが、先日はメルボルン南東部で新しい集団感染が発生しました。規制のルールに違反して、自宅から5キロ以上離れた親族を訪問し合っていた家族が集団感染したんだそうです。

毎週末には規制反対デモが行われています。やっている人達は少ないですけど。

パーティーを開いたり、メルボルン脱出を試みたりと、いまだに違反者の話が毎日後を絶ちません。闇ヘアカットだってね、気持ちは分かるけど、我慢しなくちゃあいけませんよ。

メルボルン市民のほとんどは文句も言わずに耐え続けているんですよ。違反者のせいで集団感染発生とか聞くと、本当に腹が立ちます。


ヘアスタイルに関係なく、白髪染めをしている皆さんにとっても、美容院の再開は切実なんだそうです。白人のオーストラリア人は、30代とかいう若い年齢で頭が白くなり始める人が多いくらいですから、染めている人は大変多いのです。

長引く規制で、髪の毛の根元3〜4センチが真っ白になっているというのは、気になるでしょうね。ニット帽をかぶっている人を最近よく見かけます。

やっぱり帽子ですよ!

スカーフはね、やって見れば分かりますけど、ダサい感じにならないようにスカーフをかぶるのは難しいです。頭を覆うのに花柄スカーフとかはちょっとアレだし。


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2020年9月20日

2台のオートバイで暴走

迷惑行為連発で新型コロナの規制ルールも違反している(しょっちゅう訪問者がやって来る)北隣り家が所有する子供用オートバイは、少なくとも2台であることが分かりました。

春の青空が広がり、最高気温が25度となった昨日。アウトドアアクティビティーには絶好のお天気だというのに、外出規制でどこにも行けない。しかも土曜日。

ホームスクーリングのお勉強もないということで、北隣り家の息子たちは、

朝から晩までオートバイ乗りまくり!

しかも2台でレースしているんです。

さらに、お父さんらしい大人の男が興奮して「ひょー!」とか「」ひゃー!」とか叫ぶんです。

耐え難い…

今までは、これほどまでに迷惑したことはなかったのですよ。

思うに、おそらくあの人達は、専用のレース場へ行って乗っていたんだと思う。家で練習をすることはあってもね。

新型コロナのせいで、そういう特別の場所に行くことができなくなったんじゃあないかと。だから家で乗り回しているんではいのかと思うんですけど、それにしたってうるさすぎる。

ここがオーストラリアで良かったですよ。アメリカだったら、怒った隣人に銃で撃たれるとか、そういうのがあり得るレベルです。あるいは、迷惑行為で訴えられるとか。

ただ黙って耐えている私達も私達なんですけど。

臆病者はバカを見るってこと…

明日から天気が崩れるようです。雨が降ると静かになりますからヤレヤレですよ。


ところで…

蚊の繁殖場所と化していた噴水ですが、緑のドブドブが消えました。掃除をしてほしいと頼んだわけではありません。もうすぐあそこから何千匹もの蚊が発生するだろうと教えただけです。


緑のドブドブは消えましたが、茶緑色のヘドロみたいなものはたくさん沈殿しています。

少なくともボウフラはいなくなったように見えます。

金魚の住処用に入れた石とか、片付けたらいいのに。


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2020年9月19日

命に関わらない手術の再開

新型コロナで入院する感染者が増え、その対応を最優先させるために、命に関わらない「Elective Surgery(選択的外科手術、待機手術)」を中止していた病院が、手術を再開するそうです。

うちの息子は良い知らせです。

ただし、待機手術のうちでもお尻が痛いというのは最も後回しにされるのでして、いつ手術をしてもらえるかなんてさっぱり分かりません。

最初の診察が昨年の12月ですからね。痛みに耐えてかれこれ9ヶ月。本当にお気の毒なのでございますけど。

そんな息子に、昨日マルンダ病院から手紙が届きました。

病院から手紙?

もしかしたら早速手術の連絡かもしれないじゃん!

はやる気持ちを抑えつつ封筒を開けると、中に入っていたのはアンケートのお願いでした。病院のサービスについての満足度やサービス向上への提案などをお教えくださいというもので、

息子は一言、

F**K YOU !

と叫んでアンケートをゴミ箱に捨てたのでございます。

お尻が痛くて座っていることが困難というのは、命には関わりませんけど、生活の質や仕事をする能力に大きな影響があるのでしてね。

本当にもう、

早く何とかしてやってちょうだい!


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2020年9月18日

蚊の季節とボウフラの天国

オーストラリアの蚊は、冬の間も家具の裏とかにじっと身を潜めています。比較的暖かい日には血を吸いに出てきますので、自他ともに認める「モズィーマグネット(磁石のように蚊を引き寄せる)」の私は、真冬でも電気蚊取りの準備は怠れません。

さて、

9月になって暦の上で春となった途端に暖かい日が増えてきましたが、

いよいよ蚊の季節の到来です!

草取りなどしようと外に出るとたちまち蚊に刺されてしまいます。まだ長袖シャツ長ズボンを着ているんですよ。アイツラは服の上から刺すんです。

昨晩は、夜中に顔をボコボコにされて目が覚めました。

暖かくなって来たとは言え、まだ朝晩の気温は10度以下と寒いですからね、布団をかぶって寝ているので、布団から出ているのは顔だけですから、そこを刺されるのです。

電気香取はマット式を愛用していましたが、昨年は液体式のを買いました。どの店を探してもマットを売っていなくて。

ドアを締め切った小さな部屋で電気蚊取りをつけていると殺虫剤の臭いが部屋に充満します。身体に悪いんじゃあないかと心配になりますが、蚊に刺される方がもっと心配です。

「モズィーマグネット」である私にとっては、家の周囲に蚊の発生源となる場所がいくつもあるのは大問題でして、ドブドブの沼池化した噴水は我が家最大の蚊の繁殖場所でもあり、本当にどうにかしてもらいたいのですけど。

以前にも記事に書きました通り、この噴水の沼池化については、うちの夫や入れ知恵をした義母を恨んでいるんです。

ただ水を溜めているだけなら、定期的に水を動かして噴水をちゃんと噴水として使うことで蚊の繁殖防止にもなるのに。


そこに植物を植えたり金魚を入れたりするから水を動かせなくなり、気温が40度を超えるような夏には水が熱くなって金魚は死んでしまい、手入れをしないから昨年は干上がってしまって植えた植物も死にました。

その後、再び水を溜めた夫。

沼池は、今やこんな有様です。


ボウフラにとっては天国ですよ。

何千匹ものボウフラがうじゃうじゃ元気に成長中です。


こんなことになった責任は夫にあるんですからね、掃除は夫にやってもらいたいんです。私はね、もう尻拭いはゴメンです。

それにしても、

これ全部蚊になるんですよねえ…


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2020年9月17日

立って絵を描けるペンタブレット

コンピューターで絵を描くのに無くてはならないのがペンタブレットという道具です。

ペン状の道具を板状の装置の上で動かすことで、図形などの入力を行うものですが、私もかつてワコム(Wacom)というメーカーのペンタブレットを持っていました。

当時はペンタブレットなんて使う人は限られていましたから選択肢が少なくて、しかも高額でした。何万円も出して買ったんですけど私は余り使うことがなく、息子が使うようになりました。

息子はビデオゲームのグラフィッスクを作るアーティストになるために、ハイスクールを卒業後は AIE(The Academy of Interactive Entertainment)という学校でゲームアートを学んだのですが、ハイスクールの頃からデジタルで絵を描いていましたから、ペンタブレットは必需品だったのです。

さて、

フリーランスのアーティストを目指して毎日絵を描き続けて来た息子ですけど、このブログでも度々話題にしておりますように、お尻の問題に苦しんでおりまして、最近は座ることが不可能な日があります。

ドーナツ型クッションを使えば座れる程度に痛みが改善する日もあるのですけど、長時間座り続けることは困難でして、痛みがひどい日はベッドに寝たきりなんです。

しかしね、お尻の問題があるからと言って仕事をしないわけにはいかないんですよ。それに、いつ手術をしてもらえるか全く目処が立っていませんし、

何とかしなくちゃいけません!

ということで、

息子は立った状態で使えるペンタブレットを買いました。

角度を自由に調整できて使いやすいそうですが、デスクが低すぎて腰が痛くなります。私がキッチンで使っていた踏み台をデスクに乗せてペンタブレットを置いてみましたが、立った状態で作業するにはまだまだ高さが足りません。


様々なタイプの高さが調整できるテーブルを売っていますけど、金欠の息子には手が出ないでしょう。

無収入が続いているお母さんにも買ってあげることはできません。

レンガかコンクリートのブロックを買ってきてデスクの脚の下に置き、デスクごと高くする方法を提案しました。それが一番安くて簡単な方法だと思ったんです。

しかし、座ってやれる日には座ってやりたいということなので、デスク上で高さ調整できる台が必要です。

世の中のお尻が痛い皆さんは、どんなお仕事をされているにしろ、苦労されていることでしょう。


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2020年9月16日

畑作りと卵の殻

我が家の敷地内の惨状は、うちの娘が自給自足を夢見て、野菜畑と果樹園を作る計画をうちの夫に話したことが全ての始まりです。

娘の計画には、あんなにたくさんの木を切り倒すことは入っていなかったのですけど。

大学の論文制作も重要局面に入ってきておりますので、勉強の合間に外に出てアガパンサスの根っこを掘ったり木の枝を集めたりしていたのですが、なんだか最近は外仕事の間に勉強しているという感じ。

うちの夫が、切り倒した木の枝をマルチャーという機械で粉砕し始めましたので、その手伝いにも出ています。


木の枝と言ってもですね、文字通り山のように積み上げられているのでして、量がもう凄いんですから、何日かかるか何週間かかるか分かりませんよ。

論文がちゃんとはかどっているのならそれで良いですけど。

ところで、

娘は、最近卵の殻を集め始めました。

卵の殻は乾燥させる必要があるということで、乾かすためにキッチンの作業台に常時置かれています。日光の当たる一角に置かれていますけど、そこは私の写真撮影スポットでもあります。


乾燥した殻を石の乳鉢と乳棒で細かく砕き、これを生ゴミを入れているコンポストに投入して混ぜ、肥料を作っているのです。

このため、石の乳鉢と乳棒は作業台に常時置かれたままです。

細かく砕く際に殻や粉が飛び散ったりするので、お母さんは掃除をしなくてはいけませんし、少し迷惑しています。

「アンタねえ、来年はこの家を出ると宣言していたのに、それはもうやめたの?」
「家を出ても週末には帰って来るよ」
「週末に帰って来てここで野菜作りをするの?」

お母さんは、嫌な予感がします。

平日の水やりは誰がするんだろう…


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2020年9月15日

道路から遮るものは無し

娘がアガパンスの根っこ掘りに励んでいる花壇に生えていた数本の木を、先日うちの夫が切ってしまいました

その木は、我が家の西側の道路と家の間にあって、プライバシー保護にちょうど良かったのですが、残った切り株というか幹の根元部分を夫は斧で切り削って取ってしまいました。



これでもう、遮るものが無くなって、道路からは完ぺきに我が家は丸見えとなりました。写真に見える道路部分はカーブしていて、向こうからやって来る車のヘッドライトがもろにダイニングに差し込みます。

娘は、毎日勉強の間にアガパンサスの根っこ掘りに励んでいましたが、大方掘り出したそうです。これからさらにここを掘り起こして、土と肥料を入れて土壌改良をするんだそうですが、その前にやるべきことがあるようです。

夫が、敷地内に生えていた木をたくさん切り倒してしまって、それらの木の枝は至る所に積み上げられています。これをマルチャー(Mulcher)という機械で粉砕して腐葉土にすると言っていたのですが、言っていた通りマルチャーで粉砕し始めたのですよ。

マルチャーは、お隣りのテイラーさんから借りたそうです。


そんな小さなマルチャーで、この山のような木の枝を全部粉砕するんですか?

壊れますよ…

木の枝の山はここ以外にもたくさんあるんです。

私には一言の相談もなく事前の通告も一切なく、勝手に木を切っちゃって、我が家の敷地は今や目を覆いたいような惨状です。

最後までちゃんとやるんでしょうね。

娘は勉強の合間に手伝いに出ていますけど、私は手伝いませんよ。


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2020年9月14日

人々にジロジロ見られた理由

娘に頼まれて買い物に行った土曜日のことです。

食品や必需品の買い物は、自宅から5キロ圏内とのルールがあります。5キロ圏内ぎりぎりにいくつかスーパーがありますが、私はイーストランド(Eastland)というショッピングセンターに行っています。

ここなら、スーパー、八百屋、肉屋、魚屋、パン屋、薬屋、そしてアジア食品店が一か所に集まっていて、ほとんどのものが一か所で手に入るからです。

ショッピングセンターは、食品関係以外の店のほとんどが閉店していますから、ゴーストタウンみたいになっています。駐車場はいつもガラ空きで、いつも入口のすぐ近くに車を停めることができます。

さて、

ショッピングバッグを手に建物内に入り、動く歩道とか呼ばれる水平型エスカレーターに立っていましたら、

上の階の駐車場から入って来た女性が私をジロリと見ました。その後から入って来た人も私を見ました。すると、次の階の水平型エスカレーターに立っていた人も、私をジロリと見下ろしました。

どうして私をジロジロ見る?

と思った瞬間に気づきました

私はマスクを付けるのを忘れていたのです。

しまった!忘れてた!

こういう時のために、車の中にマスクを常備しておくのは懸命です。

本当にねえ、どうしたことでしょうか。考え事をしていたからでしょうね、マスクのことなどすっかり忘れていました。

それにしても、

マスクを付けていないとあのように人々の注目を浴びるんですね。最近はもう、マスクを付けていない人なんて全く見かけませんから、私は「危険な人」に見えたことでしょう。

忘れないようにしなくちゃあいけません。


ところで、

メルボルンの東部地域では、感染者は本当に少なくなっています。

州保健省のサイトに載っている地図を見ると一目瞭然です。これは郵便番号ごとに色分けした地図ですが、真ん中あたりの郵便番号 3000 がメルボルンです。


東部では感染者ゼロの地域が多いということが分かります。

西部ではまだまだ新規の感染者が発生しています。減っては来ていますけど。

こんな状態ですからね、今月末に開催されるオーストラリアン・フットボールのプロリーグAFLの決勝戦は、今年はブリスベンで開催されるのですよ。決勝戦がメルボルン以外の街で開催されるのは、AFLの歴史上初めてだそうです。

ヴィクトリア州では、決勝戦前日は「AFL決勝戦前日」という祝日なのですが、祝日に変更はないそうです。

仕事や学校が休めて嬉しい人は、あまりいませんよ。毎日家にいることに皆んなうんざりしているんですから。


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2020年9月13日

さらに木がなくなって丸見えに

2週間もの有給休暇をもらったうちの夫は、先日切り倒してしまった木の枝の片付けをしたり、娘を手伝ってアガパンサスの根っこを掘ったりしています。

何度も書きますけどね、アガパンサスの根っこはちょっとやそっとでは取り除けませんよ。まず、抜くなんていうのは、うちの夫の馬鹿力を持ってしても不可能なのでしてね。

その根っこ掘りを、可愛い娘のためにしてあげていたのは、もう3週間も前のことです。

その時の写真がこれ。


ここの花壇みたいな所にびっしりと生え茂ったアガパンサスを取り除いて、チェリーの木や花を植えたいと娘は言っているわけですが、現在こんな事になってしまっています。


木を切っちゃったか!

これで西側の道路からも家が丸見えです。

切った木の根っこも掘り出さないと、新しい木を植えられません。アガパンサスの根っこ掘りも大変なのに、この木の根っこも掘るんですか…。

先月の初め頃、草切りをしていたこの場所は、


現在はこのようにすっかり丸裸。

木が無くなっちゃっているのが分かりますか?


この写真は居間の窓から撮ったのですがね、道路が完全に見えているということは、そこを散歩する人達から、

この家が完全に丸見えっていうことです!

切り倒した木の枝は、粉砕して腐葉土にすると聞いていましたが、

燃やしていますよ。

こんなふうに積み上げた木の枝の山がそこら中にあるんですけど、こんなのは燃やせません。危険過ぎます。


葉っぱが枯れてかさが減って来ました。もうしばらくすれば、さらに減るでしょうけど。

ちょっと小耳に挟んだんですが、葉っぱや小枝は草の上に広げておいて、トラクター型の草刈り機で粉砕するつもりだとか。

しかし、それでは畑の腐葉土にするという娘の計画は実現しませんね。

燃やしちゃったら元も子もないんだし。

いずれにしても、気が遠くなるような量です。

アガパンサスと木の根っこ掘りが終わったら、そこをさらに掘り返して土壌改良を行うそうです。しかし、土や木を売っている園芸ショップには、新型コロナのせいで一般客は行くことができません。

土の配達はしてくれるんでしょうけど。

これから2週間でどこまで作業が進むか見ものです。


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2020年9月12日

豚バラでキューバンポークサンドイッチ

夫が買ってきた重さ2.3キロの豚バラのかたまり肉。

これをローストにして欲しいということでしたから、私は娘に料理を一任したわけですが、娘は普通のローストポークを作りませんでした。

作ったのは、

キューバンポークサンドイッチ!

これはですね、何年か前に映画「Chef」(邦題:シェフ 三ツ星フードトラック始めました)というので見て知ったキューバンサンドイッチです。

娘はメルボルンのフィッツロイ(Fitzroy)にある店で食べたことがあるそうです。

これを作るために、豚バラは皮と脂身を取り除き、皮は後日お母さんがクラックリングにすることにしまして、前日からマリネード液に漬けておきました。


キューバサンドイッチを作るためには、上質のハムとスイスチーズとピクルスが必要だとのことで、お母さんが買い物に出かけました。娘は車の運転ができませんし、現在新型コロナの規制で買い物に行けるのは一家族から一人だけということになっておりますので。

家に帰ると、娘はキューバンブレッド(キューバのパン)を作っていました。キューバンブレッドなんて売っていませんからね、自分で作るしかないのです。

ここで、ご存じない方のためにちょっと説明すると、キューバンポークサンドイッチというのは、太めのフランスパンみたいな外見のキューバンブレッドを半分に切り、イエローマスタードを塗って、ローストポーク、こんがりと焼いたハム、スイスチーズ、ディルピクルスを挟んだサンドイッチの外側に、油かバターを塗ってからサンドイッチプレスで焼いたもので、スイスチーズはとろりと溶けて、パンの外側は少しカリカリしています。

伝統的なキューバンポークサンドイッチにはレタスやトマトなどの野菜は入っていません。

おそらく2000キロカロリーくらい、下手をするとそれ以上あるであろう高カロリーの食べ物です。

夕方、豚肉が焼き上がりました。


このニオイと味付けでは、ちょっとラーメンのトッピングには使えそうにありません。

手作りのキューバンブレッドにマスタードを塗って材料を挟みます。



一人分が大きいです。見るだけでお腹がいっぱいになりそうです。

これにバターを塗ります。


我が家にはサンドイッチプレスなんてありませんから、フライパンとキャストアイロン鍋を駆使して焼いていました。

こうして出来上がったキューバンポークサンドイッチ。断面はこんな感じです。


とても一つを食べきれないので、私は半分だけ食べました。

残りの半分は、うちの夫が自分の分を食べた後に食べました。つまり、夫はこのサンドイッチを1個半食べたのですよ。

さて、

私の感想は「野菜を入れて欲しい」です。肉好きの方だと「もっとハムや肉を入れて欲しい」かもしれませんが。

作った娘の感想は「パンがもう少し柔らかい方が良かった」と「もっとピクルスを入れた方が美味しい」でした。

男達からの感想はありません。

夫は、内心がっかりしていたと思います。本当は、クラックリング付きの普通のローストポークにローストした野菜を添えたのを食べたかったのに違いないのです。

ということは、

今回満足できていないのですからね、そのうちまたでっかいかたまり肉を買ってきますよ、絶対。

ということで、

頑張ったうちの娘に拍手です!


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