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2026年8月19日

紀文のおでんセット

昨日の記事に書いた通り、昨晩は「おでん」を作りました。オーストラリアに住むようになってもう30年以上になりますけど、「おでん」は年に1回作るかどうかという料理でした。材料が簡単には手に入りませんでしたからね。

しかし、最近はしょっちゅう作っています。献立に悩んだ時のお助けメニューになっているんですよ。うちの夫が炭水化物を食べない減量ダイエットをやっているので、私にとってのお助けメニューだったカレーライス、スパゲッティボロネーズ、オーブンで焼くお好み焼き、親子丼なんていうのは、炭水化物がメインになるからダメなんです。

毎日いろいろ頭を悩ませて作っていますが、「肉を焼いたの」と「蒸した野菜」が続いてウンザリして、ある時「おでん」を作ったらこれがもうサイコーでした。「おでん」には炭水化物を入れないから問題なしだし、息子と私は白米も食べますけど、夫は「おでん」だけ食べてお腹一杯になりますから。

材料は簡単に手に入るんです。近所のアジア食品店が、「紀文のおでんセット」を売っているんですよ。コールズ(Coles)というスーパーでも「おでんセット」を売っていますが、メーカーが良く分からないし内容がイマイチなのに値段が高いんです。「紀文のおでんセット」は内容もいいし、紀文はよく知っているメーカーです。スーパーのよりも量が多いのに安くて15ドルくらいで買えます。


このセットには「おでんのつゆの素」が入っていますのでね、それを1リットルの水に溶かして、これにまずは大根とニンジンを大きく切ったのをゴロゴロと入れて煮ます。その間にゆで卵を作っておきます。半熟くらいに茹でてから殻をむいでおきます。

大根とニンジンを15分くらい煮てから「紀文のおでんセット」(はんぺん以外)とスーパーで売っている「トーフボール」というのも数個入れて煮るんです。「紀文のおでんセット」は2人用なので、夫と息子の2人だけでも足りないので。


この「トーフボール」というのは、がんもどきと練りものの中間みたいな味と食感で、私は大いに気に入っているんです。人気商品のようですぐに売り切れてしまいますから、入荷していたら必ず買って冷凍庫に常備しています。

こんにゃくや結びしらたきもあれば入れます。どれもアジア食品店で売っています。ここまであらかじめやっておけば、食べる前にゆで卵とはんぺんを入れて煮るだけです。ゆで卵を汁につけておくと、食べる前に煮るだけよりももっと美味しくなります。

追加の材料をいろいろ入れると1リットルのつゆでは足りませんから追加します。昨夜は1カップお水を追加して、塩と醤油とみりんを少々加えました。

昨夜の「おでん」は大根がサイコーでしたよ。ゴボウ天だと思ったら中にイカの足が入っていたやつも美味しかったなあ。ニンジンも美味しかった。お腹がパンパンになりました。寒い日の晩ご飯には最適です。

また作ろうっと!


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2026年8月11日

今日は国勢調査の日

今日8月11日は国勢調査(Sensus)が行われる日です。

オーストラリアでは5年に一度行われる国勢調査は、国民及び居住者の「義務」なので、この日の夜にオーストラリア国内にいる人は全員がしなくちゃあいけません。(外国の外交官とその家族は例外です。)

これを怠ると、あるいは期日までに完了しないと、1日あたり最高で364ドルの罰金だそうですよ。

観光客、一時滞在者、留学生なども含めなくてはいけません。例えば、この日の夜に、我が家に日本から友人が泊まりに来ていたとか、ホームステイしている人がいたとしたら、その人も含めなくてはいけないのです。

以前は地域の調査員みたいな人が各家庭を回って記入用紙(というか冊子)を手渡しして、後日回収して回るという人手と手間がかかるやり方でしたが、前々回の2016年からオンラインで行うようになりました。

もちろん、コンピューターを持っていないとかインターネット接続環境がない、あるいは従来の紙の記入用紙の方がいいという人は、電話をするか国勢調査サイトから申し込むと用紙を郵送してもらえるんですけど、2016年の時は紙の記入用紙を申し込もうと電話をかける人が多すぎて、電話がつながらないという苦情が殺到したのでした。

そして、国勢調査の日の夜には、テレビのニュースの終わりにアナウンサーが「今夜の国勢調査を忘れないようにしましょう」と言うのを聞いて、私もコンピューターに向かったんですけど、国民が一斉に国勢調査サイトにアクセスした上に、海外からハッキング攻撃があって、

国勢調査サイトはクラッシュ!

その日のうちに復旧することは不可能となり、国勢調査は延期されたのでした。

初めてオンラインで行われた国勢調査はトラブルの連発だったわけですが、政府も失敗から学んでいますので、セキュリティーは向上しているはずですし、国勢調査フォームは提出できる期間が設けられています。調査日当日でなくてもいいんです。私達は昨晩オンラインで済ませました。

今回の最終期限は8月14日の金曜日です。オーストラリアに居住されている皆さんは、忘れずにやりましょう。


ところで、私は10年前の2016年の国勢調査は覚えていたんですけど、5年前の前回は国勢調査をした記憶がなかったんですよ。「おかしいなあ、どうして覚えていないんだろう?」と思って、このブログで5年前の8月の記事を読み返してみると、国勢調査のことなど書いていません。

国勢調査は8月10日に行われたそうですが、その少し前に、私は前庭神経炎の回転するめまいで倒れて病院に運ばれて、

入院していたのですよ!

調査日当日には家に戻っていたんですけど、それどころじゃあなかったのでございます。きっと、うちの夫がオンラインでしたのでしょうけど、もしも当日に病院に入院していたら、どうなったんでしょうかね。入院している患者については、病院がしてくれるんでしょうか。

ところで、うちの夫ですけど、先週からクイーンズランドのモートン島で従弟がやっている牡蠣の養殖場の手伝いに行っています。国勢調査日の夜には不在なわけですから、昨晩提出したフォームには「いつもはこの住所に居住しているけれども当日は不在」として記入しましたけど。

不在の人は、滞在している場所でフォームを提出しなくてはいけません。夫は牡蠣の養殖場近くの建物に寝泊まりしているんですけど、その建物がある敷地に「住所」というものがあるのかどうか分かりません。

そこへ続く砂の道に名前など無いし、モートン島には郵便サービスもないんですよ。水道など無いから雨水を貯めたのを使っているそうですし、電気は太陽光発電の自前です。

今日は、従弟とうちの夫だけでなく、牡蠣養殖のリサーチをしている大学関係者もその建物に滞在しているはずです。国勢調査はどうするんでしょうか。僻地ですけどインターネット接続環境はあるはずですから、方法はあるんでしょうけどね。ちゃんとやりますように。


上の写真は今朝の例の場所。雨は止んでいます。もう少し乾いたら掃除です。


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2026年7月16日

残念だったウルル旅行

月曜日からオーストラリア中央部のウルル(Uluru)に行っていたうちの娘が、昨晩帰って来ました。勤めている司法心理事務所の研修とスタッフ旅行を兼ねた2泊3日の旅行でした。


2泊3日といっても、1日目は行くだけでほぼ一日が終わり、3日目は帰って来るだけで一日が終わるんですから、実質は1日だけですよ。観光をする時間はあまり無かったようですが、ウルルには行ったそうです。

ウルルというのは、以前はエアーズロック(Ayers Rock)と呼ばれていた有名な一枚岩です。世界で2番目に大きいと言われています。今でもエアーズロックと呼ぶ人もいますが、先住民族の文化を尊重して正式名称は「ウルル」になっています。

かつては登山が可能でしたが、2019年10月にウルルの登山は恒久的に禁止されました。登山のための鎖を取り付けるために岩に打ち込まれていた鉄の棒は撤去されましたが、無数の穴が残された岩肌は痛々しかったと娘は言っていました。

娘達は、ウルルの近くにあるリゾートに宿泊したそうです。リゾートのモダンな建物はアウトバックの土地には不似合いだと私は思うし、リゾートで働いているスタッフはほとんどが白人だし、食べ物はオーストラリアのどこに行っても食べられるようなものばかり。私だったら、そんなリゾートに宿泊したいとは思いません。

私は、33年前の1993年にノーザンテリトリーをキャンプしながら周るツアーに参加したんですよ。私が参加したのは、そのツアーのうちのウルルに近いオーストラリア中央部の区間だけでしたけど。

費用はかなりかかりましたが、そのツアーに参加して本当に良かったと思っています。バスのように大きくて頑丈な4WDの車に荷物とテントを積んで、キャンプ場だけでなく原野のような場所でもキャンプをしながら周ったので、普通の観光は行けないような場所にも行きました。

運転手兼ガイドの男性と料理係兼アシスタントの女性の2人が私達の面倒を見てくれましたけど、毎日のテント設営とかはツアー参加者達が自分でするんですよ。荷物の積み下ろしも、食事の準備や後片付け、食器洗いも皆んなでするんです。

汗をかいてもシャワーを浴びられない日もありましたし、おトイレがない場所ではブッシュの陰に自分で穴を掘って用を足したりもしましたよ。テントに氷が張った朝もありました。快適とは言えないツアーです。しかし、リゾートに泊まるような旅行では決して味わえない素晴らしい経験でした。


最も感動して一生忘れられない思い出になったのは星空でした。あんなにたくさんの星を見たのは、その時が最初で最後です。そもそも、私はあんなにたくさんの星が存在していることを知りませんでした。

光害から無縁の原野で真っ暗だから見れるわけですが、原野の夜は真っ暗じゃあないんですよ。「宝石を散りばめた」という表現を聞くことがありますけど、散りばめるどころかもう空がびっしりと光の点々で埋め尽くされているんです。

そんな星空がプラネタリウムなんかとは比べ物にならないスケールで頭上に広がっているわけでね。天の川は英語で「ミルキーウェイ」(ミルクがほとばしった跡)と呼ばれますが、そう呼ばれる理由が分かるほど白く見えましたよ。ホントにもう私の文章力では表現できないほど素晴らしかったです。

うちの娘にもそれを見て欲しかったですけど、リゾートに泊まっていたんでは無理な話です。

「星の下でのディナー」(Dinner Under the Stars)というのに行ったそうで、その時に見た星空は綺麗だったそうですが、あのような場所で白いテーブルクロスのかかったテーブルでのヨーロッパ式のディナーなんて、私は違和感を感じます。

ウルルと同じくらい有名なカタジュタ(Kata Tjuṯa)という奇岩の谷があります。以前は、マウント・オルガ(Mount Olga)と呼ばれていた場所です。私が行った時には不思議な風が吹いていて、とても神秘的で、鳥肌が立って感動したことを覚えています。

残念ながら、うちの娘はカタジュタには行けなかったそうですから残念です。ぜひ行って欲しかったキングス・キャニオンにも、もちろん行けていません。研修を兼ねた実質1日のスタッフ旅行じゃあ無理な話です。

ぜひいつか個人で行って欲しいと思いました。


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2026年6月27日

見逃した日本対スウェーデン戦

昨日は、日本もオーストラリアもサッカーW杯の決勝トーナメント進出がかかった試合がありました。

私はオーストラリアに住んで30年以上にもなり国籍もオーストラリア人になっているのに、W杯にしてもオリンピックにしても、スポーツの大会で応援してしまうのは日本なのです。

そりゃあ、日本が出ていなければオーストラリアを応援しますけど、オーストラリアと日本の対戦だったら日本を応援してしまいます。

まあとにかく、昨日は大リーグ野球のドジャーズの試合もなかったですしね、楽しみはサッカーW杯でした。メルボルン時間で9時キックオフの日本対スウェーデン戦と、12時からのオーストラリア対パラグアイ戦を楽しみにしていました。

まずは日本対スウェーデン戦ですが、試合が始まった頃は家事をいろいろやっていたもんですから、FIFAの公式サイトで試合経過を確認しながらやっていました。後半に入って日本が得点!これは観なくちゃあいけませんよ。

オーストラリアではSBSという公共放送局の一つ(もう一つの公共放送局はABC)がW杯の放送権を持っています。SBSは連邦政府の予算(税金)によって運営されているので、受信料を支払うことなく誰でも無料で番組を観ることが出来るんですが、私はもう長いことテレビをつけたこともないくらいテレビを観なくなっておりまして、こういうのはSBSオンデマンドのストリーミングを利用してパソコンでライブ中継を観るのです。


そして「Live & Upcoming」(試合中&次の試合) のところを見ました。そうしたら「日本対スウェーデン戦」のライブ中継がなかったんです。同じ時間にキックオフした同じF組の「オランダ対チュニジア戦」はあったのに。

何でないの?

「日本対スウェーデン戦」へのリンクが見当たらないので、日本チームのページを開きました。そこから日本チーム関連の動画を見つけられるはずですからね、ライブ中継へのリンクもあるはずだと思って。

ところが、日本チームのページは空っぽで、すでに終わっている試合の動画すらありません。真っ黒の画面に「日本対スウェーデン戦のキックオフはオーストラリア東部標準時午前9時からです。ライブ中継を視聴後、リプレイとハイライトをストリーミング配信します。リプレイは試合終了後1時間以内に視聴可能です」と書いてあるだけ。

何だこれ!

日本戦のライブ中継はどこから観れるんだ!

いろいろ探しても見つからないので、試合経過を知るためにFIFAの公式ウェブサイトやBBCのテキスト速報を読んでいるうちに試合は終わりました。見逃しましたよ。

試合終了から1時間くらい経ったころ、SBSオンデマンドにハイライト映像が載っていました。しばらくしたら全試合のリプレイも載りましたが、もう終わってしまって結果を知っているわけですからね、ハイライトだけ観ました。

今朝もう一度日本チームのページを見てみたら、すでに終わった全試合のリプレイやハイライト動画、そして過去の大会の試合のハイライト動画へのリンクもありました。

昨日、私が観ようとしたちょうどその時に何らかのトラブルが起きていたんでしょうか。そうだとしたらタイミングが悪かったですねえ。SBSオンデマンドじゃあなくて、テレビだったら見れたかもしれません。


ところで、日本と引き分けたスウェーデンですけど、F組で3位になったのに決勝トーナメントに進出できると書いてあったから「どういうこと?」と思って調べたら、今大会から出場国が増えたので、決勝トーナメントは16か国ではなくて32か国も進出するんだそうですね。

そのため各組で3位になったチームのうち上位8チームは決勝トーナメントに進出できるんですって。つまり、決勝トーナメント進出は「ベスト16」を意味していないわけです。

日本が「ベスト16」に進むには、最初の対戦相手ブラジルを破らないといけません。頑張ってもらいたいです。「よし、ブラジル戦はライブ中継を見て応援するぞ!」と思ったら、キックオフはメルボルン時間の夜中の3時。

ちょっと無理か…


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2026年6月26日

熱波のニュースに思うこと

また、ヨーロッパの熱波がニュースになっています。英国では、5月にも観測史上最高気温を記録したというニュースがありましたが、6月も最高気温の記録更新ですか。地球が温暖化しているので、今後も最高気温の記録は更新され続けて行くでしょう。

BBCのニュースによると、イングランド南部で36度から37度が予想されていて「警報が出されている」ということでしたが、木曜日にサマセット州で36.4度という6月の最高気温が記録されたそうです。

こういうニュースを聞いて、オーストラリア人は「36度ごときで警報?」と鼻で笑うんですけど、やはりこういうのは慣れというか、エアコンの普及率というか、そういう事によりますよね。

日本もエアコンが普及していますから、36度という気温は警報が出るような気温ではないと思いますけど、毎年数回は熱波に襲われるメルボルンで「エアコンのない家に住んでいる」私にも、36度は心配するほどの暑さではありません。

メルボルンのあるヴィクトリア州は、オーストラリア大陸の南の端なので(赤道から遠い)気温は低めみたいに思っている方もいらっしゃるんですけど、内陸の高温の大気が流れ込むので毎年数回は気温が40度を超えるような熱波が襲うのです。

40度を超える日には、私は家の中の温度が出来るだけ上がらないように朝から準備をします。45度を超えるとかなり緊張しますけど、ちゃんと備えれば扇風機だけでも耐えられます。しかし、オーストラリアの大抵の家にはエアコンがありますからね、多くの人にとっては45度も心配な暑さではないんです。

しかし、英国の熱波のニュースを「36度ごときで警報?」と笑ってはいられませんよ。オーストラリアも、これからもっと暑くなるってことですから。

近年、ヴィクトリア州でも毎年のように最高気温の新記録が出ているんですよ。「最も暑かった11月」とか「夜間の最高気温の新記録」とか。今年の夏(1月)にはヴィクトリア州の観測史上最高気温が記録されました。北西部の町で48.9度になったんです。

50度を超えるのは時間の問題ですよ!

さすがに50度なんていう気温になったら、私も扇風機だけでは耐えられないかもしれません。エアコンがあるから大丈夫と安心している皆さんは、停電になったらどうするんですか?

ちょっと想像するのも怖いです。


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2026年6月12日

発音が難しい「眼科医」

今日、うちの夫は眼科の専門医の検査を受けることになっています。半年以上前からずっと左目が赤くなっていて痛いのが治らないのです。

いつもお世話になっている検眼医に相談し、専門医を紹介してもらったんですが、順番待ちが1ヶ月くらいだと聞いていたその医者は、8月まで予約で埋まっていると分かりました。

そんなに待てないと言う夫は別の専門医に予約を入れたんですが、1週間先に予約が出来たので「そんなに早く診察が受けられる医者で大丈夫か?」と思ってしまったところに、オーストラリアの公的医療制度の問題を感じていただけるでしょう。

順番待ちが数週間というのが普通なのでね、予約で埋まっていない(患者が少ない)医者を「信用できるんだろうか」とつい思ってしまうのですよ。

いつもなら、夫の目の検査には私も一緒に行くんですが、今日の検査は2時間もかかるそうなので一緒に行きません。半日有給休暇を取って、電車で行くそうです。夫に場所を確認したら、間違った場所に行くつもりだったと分かりました。

確認して良かったです。


ところで、眼の問題が生じた時に最初に相談するのは、眼鏡店にいることの多い「Optometrist」(オプトメトリスト)と呼ばれるお医者さんです。太字の「ト」のところを強く発音します。

このお医者さんのことをこれまで「眼科医」と書いて来ましたが、「オプトメトリスト」は「検眼医」と訳した方がいいみたいですね。オーストラリアと日本とでは資格に違いがあるようですが、オーストラリアでは大学で学位を取得して検眼学の国家資格を持つ眼のお医者さんです。

視機能全般にかかわる検査をしてくれて、眼鏡やコンタクトレンズなどの処方をしてくれるだけでなく、軽度の眼の疾患にも対応します。遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」で目が見えなくなって来ているうちの夫は、長年この「オプトメトリスト」にお世話になって来ました。

専門的な検査や治療が必要になると、「Ophthalmologist」と呼ばれる眼科の専門医を紹介されるんですが、この言葉は発音が難しいのですよ。カタカナで書くと「オフサルモロジスト」です。「モ」のところを強く発音しますが、カタカナ発音とは全く違うんです。

「フ」の部分は「ph」ですから「f」と同じ発音ですし、「サ」の部分は「th」ですから舌の先を少し噛むようにして発音しなくてはいけません。

日本人が苦手とする「f」と「th」の音が連続するわけで、私はこの言葉を発音するのにいつも苦労するんですけど、こちらは「眼科医」と呼ぶべき高度の眼科医療を担うお医者さんです。

大学で学位を取得した後、2年以上の医療経験を積んだ後で、オーストラリア・ニュージーランド王立眼科医大学が実施する5年間の専門研修プログラムを修了する必要があるんだそうですよ。

まさに眼科の専門医なんですからね、順番待ちがたったの1週間の医者でも、うちの夫の左目が半年以上も赤くなっていて痛い理由が分かるはずだと期待しているわけですけど。

治療法が分かって痛いのが治るといいんですけどねえ。


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2026年6月5日

「オフィスワークス」というお店

私は洗顔後に使う化粧水は、ビオレのトナーローションを長年使っています。日本に住んでいた頃は資生堂一辺倒でしたが、オーストラリアに住むようになってからいろいろ試したんです。

Dr. LeWinn's(ドクター・ルーウィンズ)というブランドの安くはない化粧水を使っていたこともあるんですけど、香料がきついのが問題でした。

生活が困窮していた頃に使い始めた超お安いビオレのローションは、安さよりも使い心地が気に入ったんです。脂性肌の私は中年になってもニキビが出たりしていましたし、今でも寝る前にクリームや乳液を塗ることもないんですけど、とにかくビオレのローションが気に入って使っているんです。

ところが、現在住んでいる家の近くにはそれを売っているお店が無いもんですから、昨日は少し離れたドラッグストアまで行ったのですよ。そのお店に行くには、「オフィスワークス」(Officeworks)という店の前を通るので、ついでに寄ったのです。

今日の話題はこの「オフィスワークス」についてです。

電子書籍のKindle本を読むために購入を考えているiPadミニを実際に見てみたかったのと、マウスパッドを書いたかったので寄ったんですが、

お店の凋落ぶりに目を見張らされました!

「オフィスワークス」は、オーストラリア国内最大の文房具・オフィス用品専門店チェーンです。家具やパソコンなどのテクノロジー製品も販売していて、印刷・コピーなどのサービスも提供しています。

うちの子供達が学生の頃や、私達が自宅に事務所を持って事業をやっていた頃には、大変頼りにしていた店でした。圧倒的な品揃えで全てはここに行けば揃うという具合でしたから。いつ行っても多くのお客さんでにぎわっていたものです。

ところが、昨日はお店に入った瞬間に違和感を感じたんですよ。整理整頓や掃除が行き届いていない感じがしました。広い店内にお客はほとんどいませんでした。

多くの商品が品切れの状態でした。私はマウスパッドを買いたかったんですが、値段3ドルのいかにも安物品質の商品しかありませんでしたよ。

スタッフもおしゃべりをしていてお客の私に注意を払う人などおらず、見たかったiPadミニらしいものは棚に置いてありましたが、値札どころか何の説明もありませんからその商品が何なのかも分からない有り様で。

「経営が傾いているお店」にありがちな特徴が明らかだったのでございます。


先週のことですが、「オフィスワークス」がIT関係やテクニカルサポート、カスタマーサービスなどの事務職をインドのベンガルールとフィリピンのマニラに移す計画であることを発表したというニュースがありました。

「コストの上昇、競争の激化、そして急速に変化する顧客の期待」に対応し、低価格を提供し続けるために戦略変更を余儀なくされたということでしたけど、昨日のお店を見て実情を垣間見た気がしました。

インド訛り英語のカスタマーサービスには、拒否感を持つオーストラリア人は多いですよ。インドのコールセンターは評判が悪いですからね。

フィリピンについては良く分かりませんけど、このニュースだけで「オフィスワークス」で買い物をしたくなくなった人も多いようですから、人件費を節約できても経営が改善するとは思えませんよ。

まあとにかく、「オフィスワークス」には失望しました。3ドルのマウスパッドは買って来ましたけど、表明が固すぎてデスクに直に置いて使っているのと代わりがありません。ガッカリです。


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2026年5月26日

5月の観測史上最高気温

昨日の5月25日、英国南西部で5月としては観測史上最高気温を記録したというニュースがありました。ロンドンでは34.8度に達した場所があったそうですが、各地で30度を超える暑さになり、この日予定されていたイベントが中止になったりしたそうです。

英国での暑さに関するニュースを聞く度に、多くのオーストラリア人は失笑してしまうんですけど。そりゃあまあ、この時期の平均的な気温が14度から20度という国で30度を超えたりすればニュースになるのでしょう。暑さに慣れていない皆さんにとっては熱中症が心配な気温ですから、イベントが中止になるのも理解できます。

日本では、今年の5月は30度を超えた日が多かったと聞きますが、異例と考えるよりも「5月になると30度を超えるような天気になるものだ」という認識にした方がいいのかもしれません。

ところで、日本の5月の観測史上最高気温は何度なんだろうかと思って調べてみました。39.5度だそうです。2019年の今日、北海道で記録されています。北海道で5月にその気温は、大きなニュースになったことでしょう。


暦の上で春の終わりにあたるのが5月なわけですが、オーストラリアでは11月が春の終わりの月です。オーストラリアの11月の観測史上最高気温は何度なのか調べてみたら、

48度でしたよ!

2020年の11月28日に、南オーストラリア州のアンダムーカ(Andamooka)というところで観測されています。この年の11月は高温の日が多くて、観測史上最も気温が高かった11月として記録されているそうです。

こういう「観測史上最高気温」というニュースは、最近しょっちゅう耳にします。毎年記録が塗り替えられているんじゃあないかと思うほどです。

今年の1月には、ヴィクトリア州の観測史上最高気温が記録されました。ミルジューラ(Mildura)という北西部の町の近くで48.9度になったんです。

地球は温暖化しているんですから、これからも最高気温記録は塗り替えられ続けるでしょう。オーストラリアの観測史上最高気温は50.7度なんですが、ヴィクトリア州でも近いうちに50度を超えるだろうと思います。

気温が40度を超える日はさらに増えて行くでしょう。私達はエアコンのない家に住んでいますのでね、40度を超えるような日は家の中の温度を出来るだけ上げない工夫をして備えなくてはいけません。

英国の皆さんにとっての「30度を超える」は、私達にとっての「40度を超える」に近い感覚なのかもしれませんね。


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2026年5月22日

さやいんげんが大変

日本で「さやいんげん」を買うと、こんなに長さも太さも揃えて販売するには人手もかかるし出荷できないものもたくさんあるに違いないと、農家の皆さんのご苦労を考えてしまうんですけど。

オーストラリアでは、さやいんげんは山積みで売られていることが多いです。袋にパックされて売られている場合もありますけど、山積みで売られているものの方が安いので、買いたい分だけ自分で袋に入れて、レジのところで重さを計って支払うことになります。

山積みで売られているさやいんげんを買うのは時間がかかります。適当につかんで袋に入れると、傷んだのやふにゃふにゃになったのが必ず混じるからです。

一本一本選んで買っている人を見かけて「そこまでするか?」と思ったこともありますが、最近は私もかなり注意して選んでいます。

オーストラリアの大規模農家は、作物の収穫に海外労働者(オセアニアの島国から来る人が多い)やワーキングホリデーでオーストラリアに来ている若者を雇っているようですけど、さやいんげんは機械で収穫するのが普通なんですよ。

コンバインみたいな大きな機械です。どういう仕組みなのか私は知りませんが、一度に複数の畝をまたいで走らせながら、さやいんげんと茎や葉っぱとを分別して、ものすごいスピードで収穫して行きます。

手もぎで1時間かかる量をわずか数分で収穫できると聞きますが、その過程でどうしてもちぎれたり折れたりするわけです。それに、まだ収穫には早すぎる細いのも一緒くたに収穫して行きます。

折れたりちぎれた部分というのは傷みやすいですからね、買う時には気をつけないと食べられないようなのも混じるんですよ。


さやいんげんの下処理は、日本では洗った後で向きをそろえてまな板に置いて、ヘタの部分を切り落とせば終わりでしょう?オーストラリアではそういうわけには行きません。

長さはいろいろ、太さもいろいろ、真っすぐのや曲がったのや形もいろいろ、折れたりちぎれたりして傷んでいる部分もあるわけですからね、買うのも時間がかかりますけど下処理にも時間がかかります。

昨日はね、山積みで売られているものの鮮度が悪くて、最初から袋にパックされているものの方が新鮮そうだったので、値段は割高でしたけど袋入りのを買ったんです。

そうしたら、収穫が遅すぎたのか木の皮みたいに固くなっているのがたくさん混じっていました。そういうのは、かなり時間をかけて茹でても繊維が固くて食べられません。

もちろん、折れたりちぎれたりして傷みかけたのも混じっていました。

人件費が高いオーストラリアでは、人間が収穫しなくてはいけないような野菜や果物は値段が高くなります。ですからね、機械で収穫するさやいんげんに折れたのやちぎれたのや細すぎるのや固すぎるのが混じっていても文句は言いませんけど。

そういうのを避けるには、時間がかかっても山積みの中から自分で選ぶことですよ。

ちなみに、冷凍のさやいんげんも収穫から包装まで全部機械でやっているはずで、長さもいろいろでヘタも混じっていますから、使う時には注意しなくてはいけません。


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2026年5月16日

頼りになる「フェア・ワーク」

先月うちの夫が手伝いに行った従弟(いとこ)がやっている牡蠣の養殖場ですが、事業を販売する話はまだ結論が出ていないようです。新しい投資の申し出があったとか、いろいろ話は聞いています。

うちの夫が電話で誰かとこの話をしていて、手伝いに行った時のことを話していました。必要ならまた手伝いに行きたいと言っていました。有給休暇だけでなく、ロング・サービス・リーブ(Long Service Leave)も使って、長期間で行ってもいいと話していましたよ。

この「ロング・サービス・リーブ」というのは、日本の皆さんには聞き慣れない言葉だろうと思います。同一雇用主のもとで必要長期間(ヴィクトリア州では10年間)継続勤務した従業員に与えられる2か月ほどの長期有給休暇のことです。

10年になる前に退職した場合でも、7年以上継続勤務していれば一定期間分を賃金として受け取ることも出来るそうです。特別ボーナスというわけです。

継続勤務年数が10年を超えて5年が経過すると、さらに1ヶ月ほどの長期有給休暇が与えられるそうですが、私がロング・サービス・リーブのことを初めて知ったのは、小学校の教師をしていた時でした。

私は日本でも小学校の教師だったんですが、同じ小学校の教師でも労働条件が雲泥の差と言いますか、オーストラリアの先生達は恵まれていると思っていたんですけど、ロング・サービス・リーブというものを使って1学期休んで旅行に行った先生がいたんですよ。その時に初めて知りました。

オーストラリアの労働者は本当に恵まれていると、私は常々思っています。最低賃金は日本とオーストラリアでは倍くらい違いますし、労働時間とか有給休暇についても大きな違いがあります。

今年の1月からツールショップで働き始めたうちの息子は、10月に3週間の日本旅行をする予定ですが、2週間も3週間も仕事を休んで旅行に行くなんて、日本じゃあまず不可能でしょ?

オーストラリアでは、基本的に一年当たり20日の有給休暇と、病気や怪我あるいは家族の介護のための有給休暇が10日、合わせて30日の有給休暇が与えられます。それとは別に、家庭内暴力の被害者には10日の有給休暇が与えられますし、家族休暇(出産育児)はもちろんあります。

基本の有給休暇は、年度内に使わなかった分は翌年度に持ち越すそうですから、ちゃんと消費しないとたまって行きますのでね、うちの夫や息子が勤めるツールショップ会社では有給休暇を消費するようにと社員に奨励しているんですよ。

有給を使って旅行に行くというのは誰もがしていることですから、うちの息子も気兼ねなく旅行が出来るわけです。


ちなみに、オーストラリアではサービス残業とかサービス出勤なんていうのはありえない話です。働かせた時間分の報酬を払っていない雇用者は罰せされますからね。でも、そういうずるいことをやっている会社や経営者はいるんですよ。よく聞くのが飲食店。

オーストラリアの法律をよく知らない外国人学生や移民などを不当に安い報酬で働かせていたとか、残業をさせて報酬を払っていなかったなんてことが当局にバレて、高額な罰金を課せられたとか起訴されたなんていうニュースを聞くことがあるんです。

その当局というのがフェア・ワーク(Fair Work)です。もしもこれをお読みの皆さんの中に、雇用者との間に報酬や有給休暇をめぐるトラブルやハラスメントなどを経験されている方がいらっしゃったら、フェア・ワークに相談すると力になってくれますよ。

ウェブサイトでは労働者の権利について、多言語で説明してあります。日本語もありますよ。フェア・ワークに相談したい方は、自分の母国語で相談できるとも書いてあります。

日本にも、労働基準監督署などの相談機関がありますけど、オーストラリアのフェア・ワークは、明らかに労働者側に立って活動していて、強い法的権限を持っていますから、かなり頼りになるんです。

ずるいことをやっている経営者は、フェア・ワークにバレたらはっきり言っておしまいです。調査員が突然やって来て、記録を調べたり従業員に聞き取り調査を行うなんてことも出来るんだそうで、悪質な経営者は起訴される可能性があります。

未払い賃金を強制的に払わされて、罰金も受けて、起訴までされたら小さい会社はおしまいですよ。

職場の安全に関することで懸念されることがあれば、ヴィクトリア州ならワーク・セーフ(WorkSafe)に相談すると良いでしょう。こちらも強い権限を持った機関です。改善命令を出されて対応を怠ると、業務停止命令が出されたりします。

「フェア・ワーク」も「ワーク・セーフ」も、経営者にとっては怖いところらしいです。


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2026年5月2日

豚の皮と高額歯科医療費

うちの夫が、クイーンズランドのモートン島で従兄弟が焼いたローストポークのカリカリになった皮を食べた時から歯が痛くなったと言いまして、歯医者に行くことになりました。

夫は朝の6時半頃には出勤しているんですが、歯医者の予約が9時45分で、治療が終わり次第仕事に戻らなくてはいけないと言うので、私が車で送り迎えをしました。バスで行っていたのでは時間がかかりすぎますからね。夫はもう車が運転できないので、こういう時には私が助けるしかありません。

痛みがあった奥歯は割れていたそうです。「樹脂を詰めてくっつける」か「抜歯して新しい歯を入れるか」か、治療方法はいくつかあったそうですが、夫は一番安い「樹脂を詰めてくっつける」を選びました。

費用は600ドルだったそうです。1ドル100円の単純計算で6万円ですよ。来週再び予約を入れていて、来週は治療した歯以外の歯の検査とクリーニングをするそうです。それだけでまた数万円かかります。


オーストラリアでは、歯科医療費は基本的にメディケア(公費で医療費の一部を負担する制度)でカバーされません。民間の健康保険に入っていない限り全額自己負担となります。もちろん民間の健康保険の保障内容は様々ですから、歯科治療費を保障する契約でないといけません。

私は10年近く前に上前歯2本の歯根が化膿して、歯根の治療をしてから歯冠を作り直したんですが、その時の費用は総額7,325ドルでした。日本円にすると70万円以上です。

うちの息子と娘が親知らずを抜いてもらった時は、息子が親知らず4本抜いてもらうのに5,000ドル以上、娘が親知らず3本抜いてもらうのに4,000ドル以上かかりました。

現在なら費用はもっとかかるはずです。

ですからね、何度も書いていますけど、オーストラリアに住んでいらっしゃる皆さんや、これから住もうかと考えている皆さんは、歯は大事にしないと大変ですよ。虫歯になったりしたら、最低でも数万円の出費を覚悟しなくてはいけません。

ちなみに、うちの息子や娘が子供の頃には全額自己負担でしたけど、現在は17歳までの子供は一定額までの歯科医療費はメディケアでカバーされるようになっているそうです。

67歳以上で年金を受給している方は、年金受給者優待カード(Pensioner Concession Card)をもらえるそうで、そのカードを持っていると公共の歯科医療機関に行けるらしいです。

まあ、いずれにしても、歯は大事にしなくてはいけません。豚の皮は上手に焼くとカリカリサクサクして美味しいんですけど、歯が割れるほどカチンカチンになったのを無理して食べると高くつく可能性があります。


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2026年4月23日

ソルジャークラブとミッジ

クイーンズランドのモートン島で従弟(いとこ)がやっている牡蠣の養殖場の手伝いに行っているうちの夫は、とても疲れている様子です。仕事はかなりの重労働のようです。


クタクタになるほど身体を動かしているわけですが、体重は減っていないそうですよ。従弟が、毎日ご馳走を食べさせてくれているそうなんです。

昨日、その従弟のインスタグラムを見たら、こんな写真が載っていました。こういうのを食べさせてもらっているわけですよ。


海で働いていると面白いものを見つけることもあるようで、こんな写真を送って来ました。小さな砂の球体が大量にあります。


これは「ソルジャークラブ」(Soldier Crab)と呼ばれるカニが作るんだそうです。2.5センチほどの小さなカニです。日本では「ミナミコメツキガニ」と呼ばれるようです。

柔らかい干潟に大きな群れを作って生息し、普段は砂の下に潜って隠れていますが、潮が引くと地上に現れて歩き回ります。このカニは、前に歩くことが出来るのが特徴だそうですよ。


「ソルジャー」とは「兵士」という意味ですが、集団で前に歩いていく様子が軍隊のようなので、そういう名前が付けられたそうです。

砂泥をハサミですくって口に入れ、プランクトンとか微生物の死骸などを濾しとって食べて、砂を球状にして捨てるんだそうです。

面白いですね。


モートン島は砂の島で、ほぼ全体が国立公園に指定されています。ここの海洋生態系は興味深く、私が見たこともない世界ですし、私も夫と一緒に行けばよかったなあと思ったりもしたんですよ。大してお手伝いは出来ないでしょうが。

しかし、夫から「ミッジがすごい!」と聞いて、やっぱり行かなくてよかったと思いました。

ミッジというのは、蚊のようなブヨのような小さな吸血虫ですが、牡蠣の養殖場周辺には大量にいるんだそうです。うちの夫はミッジに刺されて痒くてたまらないそうですよ。

吸血系の虫には非常に好かれる体質の私は、ミッジが大量にいるような場所に行くわけにはいきません。サメや毒ダコは近寄らなければ大丈夫だけど、吸血虫からは逃げられませんからね。

やっぱり蒸し暑い島の大自然なんていうのは、私には無理です。


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2026年4月22日

ニラじゃなかった

昨年末、うちの娘がそれまで住んでいたシェアハウスを出て、私達が住んでいる家に持ち物を全部持って帰ったので、家の中が大散らかりだということを何度か話題にしていますが、娘は相変わらずちゃんとした住む場所がないままです。

最近は私達の家に住んでいます。居間のソファーで寝泊まりしています。この家からだと勤め先の一つが非常に遠いので、通勤に大変な時間がかかっていますよ。ガソリン代も相当かかっているはずです。

それはともかく…

娘は鉢植えの植物もたくさん持って帰ったんですが、くるみや桃やネクタリンなどの木の大きな鉢もあれば、小さい鉢もあります。その中にニラがありました。萎れかかっていました。

八百屋でニラを買うと、直径8センチくらいの束で売っているので量が多過ぎて困るんです。鉢植えで育てれば、少しだけ使いたい時に便利だと思い、せっせと水やりをしました。

だいぶ葉っぱが茂って来たので、先日ニラ玉を作ろうと思って取りに出ました。そうしたら、葉っぱがですね、それまではピンと立っていたのに倒れている葉っぱがたくさんあって、ニラにしては弱々しいなあと思ったんです。

日当たりが悪いせいかもしれないとも思ったんですが、1本ちぎってにおいを嗅いでみました。すると、

においがない…

あの独特のニンニクのようなにおいがしないんです。よく見ると、なんだか葉っぱがニラとは違う気もしました。そして、スイセンの葉っぱをニラと間違えて食べて死んだ人のことを思い出したので、食べるのはやめたんですけど。

昨日、久しぶりに裏庭に出たら、そのニラだと思っていたのに紫色の花が咲いていたんですよ。ニラの花とは大違いの花でした。

食べなくてよかった…


早速、その花の写真を撮って、以前うちの妹に教えてもらったGoogleレンズというので調べてみましたら、「チョコレートリリー」(Chocolate Lily)というオーストラリア原産の植物に似ているんです。学名は「Arthropodium Strictum」です。


この植物には芋のような塊茎が出来るんだそうで、先住民のアボリジニはそれを焼いて食べていたそうなんですけど、紫色の花はチョコレートのようなにおいがするので「チョコレートリリー」と呼ばれるそうなんです。

ホントか?

私は再び裏庭に出て、この紫色の花のにおいを嗅いでみました。


ホントだ!

チョコレートというか、バニラのような甘いにおいですよ。小さな花ですけど、においはかなり強いです。この花は食べることが出来るので、サラダに入れたり料理の飾りとしても使われるそうです。

夕方、うちの娘に確認したところ「チョコレートリリー」だと言いました。鉢植えで育て始めた目的は、この花だそうです。葉っぱは食べられないと娘は言いましたが、毒はないようなのでニラと間違って食べても死にはしないようなんですけど。

これによく似た野生の植物で有毒のものがあるらしいので、やはりシロウトはお店で売られているニラを食べた方がいいですね。

キノコ狩りとか山菜採りとか、野生の植物を採取して食べるのを趣味にしていらっしゃる方がいますけど、食べられる植物とそっくりだけど有毒の植物というのがいろいろあるんですよ。

そう言えば最近、山菜と間違えてトリカブトを食べて死んだ人がいませんでしたか?

気をつけなくちゃあいけません。私は葉っぱのにおいを嗅いでみたから変だと思ったけど、あのまま食べていた可能性もあるんでしてね。食べなくてよかったわ、ホントに。


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2026年4月21日

住宅価格の高騰と今後の不安

昨日は雲一つない秋晴れとなり、スーパーまで歩いて行って、少し遠回りをして帰りました。いい運動になりました。

普段は歩かない道を歩いていて気が付いたんですが、私達が住んでいるエリアではたくさんの家が売りに出ています。この辺りは住宅地として開発されたのが古いので一区画が最近の住宅地に比べるととても広く、古い家が売りに出されると必ず住宅開発会社に買われます。

そして、家は取り壊され、その土地に2〜4軒のユニットかタウンハウスが建てられるのです。ユニットというのは、独立した複数の家が一つの区画に建っている場合の呼び方で、家がくっついているのはタウンハウスと呼ばれます。

アパートやマンションを建てるには規制があって、私達が住んでいるエリアではアパートは建てられません。

先月のことですが、私達の家から2軒隣りのユニットの一つが売りに出ました。庭らしい庭はなく、カーペットみたいな人工芝が敷いてあります。写真で見るときれいに見えますが、人工芝は道路から見てもいかにも合成樹脂という感じで、交換が必要になればごみになります。


私達が住んでいる家よりも新しいですけど、同じ平屋で大きさも同じくらいなので、一体どのくらいの値段なのかと思って調べたら、1.4ミリオンドル以上ということでした。

1ドル100円の単純計算だと、

1億4千万円ですよ!

この辺りは普通の労働者が住んでいるエリアなんですけど、1億4千万円は一般的収入の労働者に手が届く価格じゃあないでしょう?

メルボルンでは、持ち家は多くの市民にとってどんどん手が届かない夢になって来ていますが、庭もない平屋のユニットが1億4千万円もしたんじゃあ、そりゃあもう手は届きませんよ。

この家をそんな値段で買いたいと思う人がどれだけいるのかなあと思っていたら、あっという間に「売却済み」のステッカーが貼られました。

買える人には買えるんですね。もしかしたら、買ったのは中国人かもしれません。この辺りでは、不動産屋も中国人が多いですし、住宅開発会社も中国人が多いし、住んでいる住人も中国人が多いのです。

私達夫婦は家を買うなんてとっくにあきらめていますけど、歳を取って賃貸住宅に住んでいると不安です。賃貸契約は1年毎ですし、家主が家を売りに出せば引っ越さなくてはいけなくなります。

家主が家を売りに出さなくても、うちの夫の目が見えなくなって仕事を辞めたら週600ドル(6万円)の家賃は払えませんから、私達はどこかもっと安い所を探す必要があるわけですけど。

賃貸住宅は貸し手市場で競争が激しいので、年金暮らしの高齢者がその競争に勝って住む家を見つけるのは難しいのですよ。


ヴィクトリア州政府は、低所得者や住宅確保が困難な人達のために、住宅支援をしていると言うんですよ。公営住宅や手頃な家賃の賃貸住宅を建てていると言うんですけど、「一体そんなのがどこにあるの?」と私は思います。

あるとしたら、場所が限られているんでしょうし、数が全く足りていません。

私がメルボルンに住むようになった90年代には、すでに住宅不足や値上がりが問題になっていましたけど、改善するどころか悪化する一方です。州政府の住宅政策は、本当に残念なものなんです。

メルボルンの人口は増え続けていますからね、今後も住宅価格は上がり続けるでしょう。目が見えなくなった夫と、どこでどうやって暮らしていくのか、考えると不安になりますよ。


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2026年4月18日

人の振り見て我が振り直せ

米国が、同盟国に相談することなく、イスラエルと一緒になってイランを攻撃したことで始まったイラン戦争は、世界中に甚大な経済被害を引き起こしています。

イランと戦争すればホルムズ海峡を封鎖される可能性があるなんて、誰にでも予測できたことなのに、すべてが後手後手に回りましたよね。

今朝起きたら、イランがホルムズ海峡をすべての商業船舶に解放すると発表していました。イスラエルとレバノンが停戦したからということですけど、ホルムズ海峡の解放はイランが米国と合意した2週間の停戦期間中ということですから、あと数日のことです。

その後はどうなることやら…

オーストラリアでは、ホルムズ海峡封鎖の影響で燃料が値上がりしたり品不足になっているという話を「ガソリン満タン100ドル以上」という記事に書きましたが、燃料不足の問題はさらに深刻になって来ています。

オーストラリアは国内に製油所が2カ所しかないので、ガソリン、ディーゼル、ジェット燃料の多くをアジアの国々からの輸入していますが、それらの国々は中東から原油を輸入しているため、ホルムズ海峡の封鎖で供給が逼迫しているわけです。

国内に製油所が2カ所しかないと書きましたけど、そのうちの一つがメルボルンの西部にあります。この製油所は、ヴィクトリア州内の需要の50%以上を供給しているんですけど、そこで先日火災が発生しましてね、生産量が落ちているんですよ。

その影響で、メルボルンでは燃料の短期的な再値上げや品不足は避けられないとのことです。


イラン戦争はすぐに終わるとトランプは言っていましたけど、すでに2か月近くが経ちました。

戦争なんてものはね、始める時にあらゆる影響を考慮した計画を立てるはずですが、トランプやヘグセス戦争長官の発言を聞くと、まるでゲームでもしているかのようなノリなのでして、言うことが毎日コロコロと変わります。

昨日は、トランプが支持者に対して「イラン戦争はちょっとした気晴らしだった」と言ったそうじゃあないですか。開いた口が塞がらないとはこのことです。

世界から呆れられ、そっぽを向かれつつある米国ですが、

腐っても鯛!

相当落ちぶれていますけど、大きな影響力を持っていることには変わりないわけで、一応今のところはまだ自由と民主主義世界の仲間なわけですし。

大統領や国の政治を任す議員を選んでいるのは国民なんですからね、米国の有権者の皆さんには今後の選挙においては賢明な選択をして、国を正しい軌道に戻してもらいたいものです。

オーストラリアが、今後は中東の原油に依存し過ぎない体制にシフトしていくことは確実です。経済にしても国の防衛にしても、特定の国に依存することは避けなくてはいけません。それを痛感させたのは、ある意味トランプの最大の貢献かもしれませんよ。

ホントにねえ、あの米国がファシズムに向かう強権的な国になると、どこの誰が思いましたか。

人の振り見て我が振り直せ!

私達オーストラリア人も、州議員や連邦議員の選挙では正しい選択をしなくてはいけません。


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2026年4月15日

窃盗を疑われる私

月曜日にビーフシチューを焦がした私ですが、昨夜の親子丼は焦がしませんでしたよ。まあ、親子丼は煮込む料理ではありませんからね、焦がしようがないとも言えますけど。

いつものように4人分作りました。息子と私だけが食べ、残りは息子と娘が今日のランチに持って行きました。4人分がちゃんと4人分になるというのも、うちの夫がいないからです。夫は2人分は食べてしまいますから。

それはともかく…

今日の話題は晩ご飯ではありません。少し気分が悪くなる話です。

近頃は、どんなお店に行っても、支払いの時にレジの人から「レシートがいりますか?」と尋ねられることが多いですけど、私は必ずレシートをもらうようにしています。理由は「レシートを見せろ」と言われる可能性があるからです。

これまでに何度も言われたことがあるんですよ。

スーパーのセルフレジで言われたのがほとんどですが、買い物バッグに入った他の店で買った物を見たスタッフが「ちゃんとお金を払って買った物だという証拠を見せろ」というわけです。

うちの家族にも友人達の中にも、そんなことを言われたことがある人は一人もいません。なぜ私だけが何度も言われているのか、それは「私が万引き犯に見えるからだろう」と家族は言うんですけど、

私の見た目はそんなに怪しいか?

私はね、私がアジア人のオバチャンだからだろうと思うんですよ。あからさまな人種差別はしなくても、アジア人を見下す白人はまだまだいますから、白人に対しては「レシートを見せろ」とは言えなくても、アジア人のオバチャンには言えるんだろうと。

デパートの店員に失礼な態度で接客されたり、手芸店の店員に見下されたり、田舎のパン屋で無視されたりと、差別的な経験をして来ましたから分かるんですけど、昨日もちょっと嫌なことが起きたんです。

買い物に行ったスーパーでセルフレジをしていましたら、スタッフの女性が近づいて来て私がショッピングカートに入れていたトイレットペーパーお徳用パックをつかむと「これを今スキャンしましょうか?」と言いました。「shall we」使った言い方でした。

私は返事に困りました。

だって、私は買った物を種類ごとに分けて買い物袋に詰めますので、最初は冷凍食品と肉や牛乳といった冷たい食品をスキャンするんです。買い物バッグに詰める都合から、その順番にもこだわりがありまして、手順が決まっているのですよ。

こだわりが強すぎると娘に言われることがあります。洗濯物の干し方にしても、ハンガーの向きはこうでなくちゃあいけないとか、角をちゃんと合わせないといけないとか、そんなことですけど、私は自分が好きなようにきちんとやりたいんです。

スーパーのセルフレジも自分のやり方があるのでね、冷たい食品をスキャンして保冷バッグに詰めている時にトイレットペーパーをスキャンしませんかと言われると困るんですよ。

返事に困っていると、スタッフの女性は今度は「今これをスキャンさせてもらってもいいですか?」と言って、私の返事を待たずに自分でスキャンしようとしました。

「やめてください」と止めるほどのことでもないのでスキャンさせてあげましたけど、今度はショッピングカートに掛けていたバッグを指さして「これに入れますか?」と言いました。

「ノー!」
「じゃあここ(ショッピングカートのハンドル)に置きますか?」
「ノー!」

「スキャンが終わった物は、それを置くための台がここにあるんですから、私はここに置くんです」と言うと、そのスタッフの女性はトイレットペーパーを私に渡して向こうに行ってしまいました。

これはね、おそらくトイレットペーパーの窃盗を疑ったんだろうと思いました。セルフレジで代金をごまかして支払いをせずに買って行く人がいるんですよ。私がそういうことをしそうな人に見えたから、スキャンを強制したんでしょう。


「レシートを見せろ」と言われるのは万引き犯扱いですから気分が悪いですが、昨日のも気分が悪かったですよ。

スタッフの女性の言い方というかその態度がね、アジア人のオバチャンを見下していると分かるんですよ。こういう人は、英語で反論したり抗議したりすると、突然態度が変わることがあります。嫌な感じです。

昨日は、自分がやりたい順番にスキャンしたいから結構ですと、はっきり断れば良かったと思いました。私はお客なんですから、自分の権利は堂々と主張すればいいんです。

カスハラ(カスタマーハラスメント)という言葉がありますよね。客がお店のスタッフに対して理不尽なクレームや要求、暴言などの迷惑行為を行うことですが、その逆で店のスタッフが客に対して不適切な対応をするのは何と呼ぶんですかねえ。

私は本当にたくさん経験しています。若かった頃は言い返す度胸もなかったけど、今はオバチャンになって強くなりましたので、万引き犯扱いされても何とも無いです。何を言われても大丈夫なように、必ずレシートをもらって準備しているわけですよ。

それにしても、昨日は久しぶりに嫌な気分でした。


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2026年4月3日

秋晴れの日の散歩と大きな木

日本に住んでいた頃、一番好きな季節は冬でした。「晴れの国」とも呼ばれる岡山県では、冬は確かに晴れの天気が多くて中南部では滅多に雪は降らないので、朝起きてカーテンを開けたら雪景色だったなんていうのは特別でした。

青空に風花(かざはな)が舞うのを見るのも好きでした。氷が張ったり霜が降りたりしているのを見るのも好きでした。石油ストーブのにおいも好きでした。いろいろと生活に不便を生じることも多かったですけど、冬が一番好きでした。

ところが、メルボルンの冬は面白くないんです。雪がチラチラすることすらありません。ただジトジトと雨がよく降るので草地が緑色になり、山は常緑なんですから冬になると景色が緑色になります。寒さも中途半端なので、冬が終わって春が近づいて来る喜びみたいなものも感じません。

そもそも、私にとっての春は花粉症の季節ですから、春が近づいて来ると憂鬱な気分になるだけです。夏はとにかく暑いので最悪です。メルボルンにはクールチェンジというのがあるから40度超えの暑さも耐えられますが、今はエアコンのない家に住んでいますし、夏は忍耐の季節です。

そんな夏が終わり涼しくなる秋、花粉も飛んでいないので家の外にも安心して出られますし、秋はメルボルンの一番いい季節なんですよ。

今日から、イースター(復活祭)です。熱心なキリスト教徒でもない限り、イースターはただの4連休です。毎年イースターの頃には朝晩が寒いくらいになるのですが、今年のイースターは例年より少し早いのもあって寒くはありません。

昨日は素晴らしい秋晴れの一日でした。パンに塗るバターが無くなったから買って来てくれと頼まれていたので、運動を兼ねてスーパーまで歩いて行きました。家を出た時には、半袖では少し肌寒いくらいでしたが、お日様の下を歩くと汗ばむくらいの天気でした。


私達が住んでいる家から数軒先の家の玄関前に、大きなユーカリの木があります。その家を建てた時に植えたものではなく、敷地に元々あった木をそのまま残して家を建てたのだと思います。


見事な木なんですよ。玄関のすぐ前にありますから、大枝が折れたら家を直撃するでしょう。危ないですけど、この辺りでは木を切るには市から許可が必要です。それに、こんなに大きい木を切るのは業者に頼まないと無理ですからね、枝を1本切るだけでも相当な費用がかかるでしょう。


うちの夫は、こういう木を切る仕事を知人に頼まれると、休みの日にアルバイトとしてやっていました。収入のためもあったでしょうが、木を切る仕事が好きだったからです。

ロッククライミングに使うようなロープや道具を使って木に登るんですよ。ずいぶん高いところまで登ります。住宅地にある場合、ただチェーンソーで切って落とすわけには行きませんので、切った枝をどうやって安全に下ろすかを考えるのも好きなのです。

このブログでも「木を切るお父さんはカッコいい」とか「サルも木から落ちて死ぬ」とか、度々話題にして来ました。夫の目が悪くなってからは、息子がアシスタントとしてついて行っていましたけど、もうこういう仕事は出来なくなりました。


ユーカリの木もそうですが、オーストラリアの植物は一年中色が変わらない常緑のものが多いです。私たちが住んでいる家の周囲も緑の木ばっかりですが、葉っぱが色づく木を植えている人もいます。


この木は、うちの近所で秋を感じられる数少ない木の1本です。こういう木を見ると心が和みます。


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2026年3月16日

世界最高の都市ランキング1位

「タイムアウト(Time Out)」というメディアが毎年発表している世界最高の都市ランキングで、今年はメルボルンが1位になったというニュースを読んでびっくりしました。

うちの夫は「メルボルンが1位なら、世界は残念な場所だな」と言いましたよ。

「タイムアウト」というのは、世界中の都市の生活情報や観光情報をウェブサイトやアプリ、ガイドブック、無料誌などで発信しているメディアなんだそうですが、私は今日まで知りませんでした。

実際に各都市に住んで生活している人達が最新情報を提供しているんだそうです。そして、そうした居住者と都市専門家が毎年「食、文化、生活の質」などを基準にした評価を行い、世界最高の都市ランキングを発表しているんだそうですけど。

メルボルンが世界1位ですか…

まあね、私達はメルボルンに住んでいるわけじゃあなくて、メルボルンのはずれの街に住んでいるわけですし、評価の要素の一つだったというナイトライフなんかとは無縁なので分かりませんけど。

緑が多いメルボルンの街は、雰囲気は良さそうに見えますが、路上生活者は目にしますよ。公共交通機関は使いやすさよりも、それに関連した政治家と建設業界の汚職とかスキャンダルの方に目が行ってしまいますし、メルボルン市内の交通渋滞問題はなかなか改善しませんし。

食文化は確かに素晴らしいかもしれませんが、とにかくもう値段が高すぎます。住宅価格や賃貸住宅の家賃も上がり続けていて、社会問題になっています。物価の上昇、生活費の上昇、そういうのを考えると一般市民の満足度は高くないと思うんですけど、経済的にゆとりのある皆さんの評価は変わってくるでしょう。

芸術やスポーツなどの文化面は悪くないと思います。教育や医療については私は評価しています。医療は一長一短がありますけどね。

比較的安全だし、多文化多民族社会である点は気に入っています。暮らしやすいとは思いますけど、世界最高の都市ランキング1位というのには頭をひねってしまうのですよ。

ちなみに、日本の都市では東京が10位に入っていますね。東京にお住まいの皆さんには、正当な評価と言えるんでしょうか。


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2026年2月18日

感動したフィギュアスケート

昨日の朝は、フィギュアスケートペアのフリーが行われていました。オーストラリアでオリンピックの放映権を持つチャンネル9は、オーストラリア選手ばっかり取り上げるもんですから、オーストラリア選手が活躍しないフィギュアスケートはほとんど見るチャンスがありません。

日本のニュースによると、金メダル候補だった日本人選手ペアは、ショートプログラムでリフトに失敗したりしてミスが出て、5位に沈んだとか。

フリーではどうなったのか気になっていましたが、ライブでは見れないと最初からあきらめていましたし、思った通りチャンネル9は放送していませんでしたので、私はオリンピックのオフィシャルサイトで結果をチェックしました。

そうしたら、なんと日本人選手ペアが大逆転で金メダルだと書いてありましたから、「見たい!見たい!見たい!」と思っていたら、なんと珍しいことにチャンネル9が日本人ペア選手のフリー演技を放送したんです。

素晴らしかったです!

男性の木原選手が、泣き崩れているもんだから、私はもらい泣きしましたよ。「号泣」と言う言葉がありますが、昨今は安易に使われ過ぎていて、少し涙を流したくらいで「号泣」と表現されたりしますけど、昨日の木原選手はまさに「号泣」でした。

木原選手はミスをしたショートプログラムの後、立ち直れないぐらいショックを受けていて、ずっと泣き続けていたそうですね。フリー当日も朝から泣き続け、本番前のウォーミングアップでも泣いていたそうですが、その木原選手を「まだ終わっていない」と励まして立ち直らせたのは女性の三浦選手だったそうで。

まあとにかく素晴らしい演技でした。感動的な音楽も功を奏しました。観客の多くが立ち上がって拍手をしていました。今大会スタンディングオーベーションが起きたのは初めてだったとある記事に書いてありました。

歴代最高得点も納得の感動的な演技でした。


このフリー演技から2〜3時間後に、何とチャンネル9が三浦選手と木原選手のショートプログラムとフリーの両方の演技をまとめた動画をYouTubeチャンネルにアップしたんですよ。

チャンネル9にしては驚くべき速さでした。5位からの大逆転金メダルというのが、オーストラリアの視聴者に受けると読んだんでしょうね。理由は何であれ、そのお陰で私はお二人のフリーの演技を繰り返し見ることが出来ました。何度見ても感動します。

オーストラリアにお住いの方でまだご覧になっていない方、これがその動画です。


ちなみに、チャンネル9は男子シングルの映像は金メダルを取ったミハイル・シャイドロフ選手の演技をYouTubeチャンネルにアップしているだけで、オンデマンドで見られるはずのウェブサイトには、ハイライト映像すら載せていません。

いろいろ残念なチャンネル9です。現在はボブスレーを放送しています。フィギュアスケート女子シングルのショートプログラムも行われているんですが、放送しそうにありません。


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2026年2月15日

奢れるものは久しからず

昨日の早朝に行われたミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート男子シングルですけど、私はまだ見れていません。オーストラリアで放映権を持つチャンネル9が生放送しなかったし、オンデマンドで配信するサイトに今朝になってもハイライトすらアップしていないのでございます。

金メダル候補だった米国のイリア・マリニン選手がミスを連発して2回も転倒し、8位に終わったというのをニュースで読んで、本当のことを言うとちょっと見るのが怖いんですが、オリンピック委員会のYouTubeチャンネルでほんの少しだけ見ました。転ぶところとか…。

マリニン選手が本番前の公式練習に来なかったというニュースを読んだ時は、「もしかして体調が悪い?」と思ったんですけど、そうじゃあなかったようですね。体調は万全で、いつも通りの演技ができると自分は思っていたそうですが。

8位に終わった後のインタビューで「もしかしたら自分は自信過剰だったのかもしれない」と発言されたという記事を読んで、私は「奢れるものは久しからず」という戒めを思い出しましたよ。

この言葉、NHKの朝ドラ「ばけばけ」で、おトキちゃんの実母おタエ様がおっしゃるのを聞いたばかりだったから頭に浮かんだんですけど。マリニン選手は、これまでの2年3カ月間負けなしの14連勝中だったそうじゃあないですか。無敵と思われていたとか。

そんな選手でも、重圧や緊張で本来の実力を発揮できなかったりするわけですね。スケートの技術では敵なしでも、メンタル面で弱さがあったということです。

マリニン選手は、演技開始前に、これまでのつらかった思い出が押し寄せて来たとおっしゃっていたし、コーチである父親の様子などを見ると、メンタル面の問題は両親からの厳しい指導とかプレッシャーとか、家族関係にあったのかもしれないと思いましたけど。

まだ21歳だそうですから、この経験から学んでより強くなって復活することでしょう。


それにしてもチャンネル9、何やってんの?

フィギュアスケートは人気競技だと思うのに、どうして放送しなかった?せめてハイライトだけでも早くウェブサイトにアップしてくださいよ。

オーストラリア選手ばっかり取り上げて、そうした選手についてのコンテンツを延々と繰り返していないで、いろいろな競技を見せて欲しいです。オーストラリア選手が出場しない競技もです。

それが五輪の放送権を獲得した放送局としての責任じゃあないですか?

ホントにもう毎回毎回ガッカリさせられます。「奢れるものは久しからず」の戒めをチャンネル9に!


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