2023年9月30日

親を叩く子供

トラックを修理するのに必要なものを買いに行きたいと夫が言うので、昨日の朝は「スーパーチープ・オート」(Supercheap Auto)というお店に夫を連れて行きました。

遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」で目が見えなくなって来ているうちの夫は、もう車の運転が出来ませんので、買い物に行きたい時には私が運転手です。

帰りにヘアカットをしたいと言うのでショッピングセンターにも寄り、夫がヘアカットをしている間に私は食品の買い物をしたんですけど、スーパーの外で私はびっくりするような場面を目撃したんです。

それはごく普通のアジア人の親子3人でした。両親と思われる男女が幼稚園児くらいの男の子を連れていました。もしかしたら小学校のプレップ(準備学年)くらいの年齢かもしれません。

箱のようなものをたくさん載せているショッピングカートを押していたのは女性です。買い物袋もたくさん持っていて、それをカートに載せようとしていました。

男の子は走り回っていましたが、女性に何か言われて女性のところに行きました。男性は少し離れたところで腕を組んで女性と男の子を睨むように見ていただけでした。

「どうしてあの男は手伝わないんだろうねえ?ああいう風に女性に何もかも全部やらせて、自分は何もしないで突っ立っているだけの男が多過ぎるのよ…」

私がそう思った時ですよ。男の子が女性に何か言いましたけど、女性は首を振りました。そうしたら、男の子は女性を叩いたんです。

腕を振り抜いて、女性の腕とお腹の辺りを力いっぱいバシンと叩いたんですよ。カッとなって躊躇せずに叩いたという感じです。

小さな子供でも、あんなふうに叩かれたら痛かったはずですけど、叩かれた女性は何も言いませんでした。

それを見ていた男性が男の子に怒鳴りましたけど、腕を組んで突っ立っているだけで、男の子は完全に無視していました。そしてまた走り回り始めた男の子に、男性が大声で怒鳴っていました。

あの女性は男の子の母親だと思いますし、男性は父親だと思います。ショッピングセンターのような場所で、あんなふうにお母さんを叩くということは、きっと家でも日常的に叩いているのだと思いますよ。

感情の表現の仕方がよく分からない幼児が親を叩くことは珍しいことではありませんけど、5〜6歳の男の子がお母さんをあんなふうに叩くのは問題です。学校で他の子供達を叩くことも考えられます。

男の子の周りにいる大人が、叩くことを「しつけの手段」として日常的に使っている可能性がありますし、あるいは周りの大人が叩いているのを見て「不満がある時には叩けばいい」と学んだ可能性もあります。

小さな子供というのは、自分の思い通りにならない時に、泣けば欲しい物が手に入ったり自分の期待通りのことが起きたりすると「泣くことは効果がある」と学んで、わざと泣き真似をしたりしますけどね、それと同じように「叩くことは効果がある」と学んだ子供は叩くようになります。

怒鳴るだけで何もしない父親はいけません。きっといつも怒鳴るだけなんでしょう。あの男の子は父親のことを完全に無視していましたもの。怒鳴られることに慣れているんだと思いますよ。

叩かれて子供の言うことを聞くお母さんも絶対にいけません。叩かれて何も言わないのもいけません。叩いた時には、ちゃんと叩いてはダメだということを教えないと。

それを教えるために、叩かれた痛みを分からせると言って親が叩くのもいけません。

あの男の子がまだ小さいうちに、叩かない問題解決法を学ぶようにちゃんと教えて欲しいものです。

ホントにああいう親子は心配です。


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2023年9月29日

引っ越し先の家と暑さ問題

メルボルンは、今日は「AFL決勝戦前日」という祝日です。

AFLというのは、オーストラリアン・フットボールのプロリーグのことで、決勝戦が明日の土曜日に行われるのです。今日は、その決勝戦の前日という祝日なんですよ。

メルボルンには世界が驚く2つの祝日がありまして、1つはこの「AFL決勝戦前日」で、もう1つは11月第一火曜日の「メルボルンカップの日」です。メルボルンカップというのは、競馬のレースのことですよ。

すごいでしょう?フットボールや競馬のために、学校も会社も休みになるんですから。

うちの夫が勤めるツールショップは祝日でも営業していますが、夫は休みです。オーストラリアでは、祝日に従業員を働かせると通常の2倍、祝日が土日だとさらに余分の給料を払わないといけません。うちの夫を働かせると給料が高く付くので、今日は給料が安いスタッフが出勤しているそうです。

うちの夫は、ごみ屋敷状態のガレージを片付けないといけないんですから、仕事が休みの今日はそれに取り組んでもらいたいのですが、片付けを始める前に故障しているトラックを直さないといけないとも言っていますから、トラックの修理で一日が終わる可能性がありますね。

引っ越し先は、まだ決まっていません。

私達が住んでいる家の持ち主である義妹(うちの夫の妹)がこの家を売ると決めたのは1ヶ月くらい前のことです。

すぐに家探しを始めて、ツールショップから徒歩圏内に見つけた家に賃貸の申込書を出したのは11日でした。

いろいろ足りない書類があったりしましたが、必要な書類と身元証明が全部揃った後、1週間以上たっても不動産屋からは何の連絡も無かったので、私達は別の家にも申し込みをしました。

その家は、最初に申し込んだ第1希望の家よりも私は住みたい気持ちが強いのですけど、何しろツールショップまで歩いて6〜7分という絶好の場所だし、すべての部屋にエアコンがあるのでね。

しかし、その家を管理している不動産屋からは全く何の連絡もありません。

おそらくたくさんの申し込みが来たのだろうと想像できますが、その不動産屋の社長とうちの夫が知り合いだったので、もう決まったも同然と私は期待していたんですけど。

第1希望の家は、やっと見学させてもらえることになり、水曜日の午後に見に行って来ました。

他の見学者はいませんでした。私達だけということは、見学の後で私達がこの家で良いと言えば決まりじゃあないのかと思っていたんですけど。

不動産屋の担当者が来なかったんですよ。

歯が折れたとかで…

確かに、歯が折れたら仕事どころじゃあないでしょうねえ。

急遽、代わりに事務所のアシスタントだという女性が来ましたが、このアシスタントは事情をよく知らない様子で、「あなた方が賃貸人に選ばれたんですか?」と私達に聞くんです。それはこちらが聞きたいことです。

歯が折れた担当者からは、昨日も連絡は無かったです。

見学させてもらうのに2週間以上も時間がかかり、入居可能日が二転三転して決まらないのも、おそらく入居日が決まらないから契約書が作れないのも、現在住んでいる方の事情のせいだと思います。

この方は、他州に引っ越しをされるのでいろいろなことが簡単ではないらしいのですよ。それに、家を不特定多数の知らない人達に見せる見学会(Open For Inspection)というのをしたくないと拒否しておられたらしいです。

私達は、この家が賃貸に出た時にすぐに場所を確認するために見に行ったんですけど、その時、住所を覚えていなかったので、8軒あるタウンハウスのどの家が賃貸に出ているのかが分かりませんでした。

偶然通りかかった犬を連れた女性に「どの家が賃貸に出ているのかご存知ですか」と聞いたら、「知ってますよ、私が住んでいる家です」と教えて下さいましてね、その時しばらく立ち話をしたんです。

この女性とは、水曜日に見学にうかがった時にも話をしました。

私達はこれまでずっと賃貸暮らしだったので、知らない人が家を見学に来る見学会というのは何度も経験しています。私はその都度きれいに掃除をして家の中を片付けたものですけど、この女性は掃除も片付けもしていませんでしたよ。

それに、私はいつも見学会の間は外に出ていてくれと言われましたが、この女性はずっと家の中にいて、不動産屋のアシスタントとおしゃべりをしていました。

家の中は、引っ越し作業を始めている様子はなかったですが、いろんなものが出しっぱなしでしたし、キッチンの流しには鍋や食器が突っ込んであったし、誰かが家を見に来るからキレイにしておこうとした様子は無かったです。

こういう対応でいいんだと思って、私は気が楽になりました。

賃貸契約中の自分の家に他人を入れて自由に見て歩かせて、そのために掃除や片づけをしても、得をするのは家主と不動産屋だけなんですからね。

見学会をしたいと不動産屋が言って来たら断れないのだと思っていましたけど、断れるんですね。家の中の写真を撮るのも拒否できるらしいですよ。

いろいろ話を聞いていたら、この女性は弁護士だったと分かりました。法律のことには詳しいので、賃貸人の権利というのもよくご存知なんです。

歯が折れた担当者の代わりに来たアシスタントの話から判断すると、やはり私達が賃貸人に選ばれたから見学させてもらえたらしいのですが、まだはっきりしません。

アシスタントには「私達はこの家を借りたいです」と言っておきましたから、後は契約書を作ってもらって、サインをして、ボンド(敷金みたいなもの)と最初の月の家賃を支払うだけだと思うんですよ。

早く決まるとありがたいのですけど、歯が折れた担当者と連絡がつかないので、待つしかないです。


ところで、不動産サイトに掲載されて1週間ほどで消えていく物件も多いのに、絶対に人気があるはずだと思える物件なのに掲載されたままの状態が何週間も続いているのがあります。

私達が申し込んだもう1件の家もそうです。

私はね、もしかしたら家賃入札を期待して時間をかけているんじゃあないかと疑っているんです。家賃入札は違法ですから、家主にしても不動産屋にしても、それを勧誘するようなことを言うと罰せられます。

ですからね、時間をかけてじらすのではないかと。

申込みが殺到しているのは確実なので、時間がかかって借りられる可能性があるのか無いのか分からない宙ぶらりんの状態が続くと、イライラした申込者が「家賃をもっと払ってもいいですから私達に貸してください」と自発的に高い家賃をオファーする場合もあるだろうと思うんですよ。

家主はそれをねらっているんじゃないかと。

現在、メルボルンは賃貸住宅不足ですから家主の立場が圧倒的に強いのです。条件が悪い家なのに法外な家賃を要求する人もいるんですよ。

それに、借り手がいろいろとリクエストをすると嫌がられて賃貸契約を更新してもらえなかったり立ち退きを要求されたりもするらしくて、それを恐れるあまり賃貸人は不満があってもおとなしくするしかないという状況もあるそうです。

第1希望の家に住んでいらっしゃる女性ですけど、これまで6年もこの家に住んで来られたそうですが、やはり夏は2階の寝室が耐え難い暑さになり、とても眠れない状況だったそうです。しかし、何度リクエストをしても家主はエアコンもファンも付けてくれなかったんですって。

そこで、天井に付けるファンを自費で取り付けたけど、引っ越しを前に全部取り外したとおっしゃっていました。付けたままにしておいてくださると助かるんですけどね。どうせ処分するのにもったいないです。

2階には寝室が3つありますが、主寝室だけに小さいエアコンがあります。その部屋以外は、ものすごい暑さになるそうですよ。1階にはエアコンはありません。

この家を借りることになったら、暑さ対策を何とかしないと熱中症が心配です。猛暑の日は、夜になっても室内の気温が30度以上あるなんてことはザラなんですからね。

エルニーニョの夏ですから暑さが心配です。暑さに弱い私がこの家に住めるんだろうかと不安でいっぱいです。


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2023年9月28日

腎臓提供者は名前を明かさず

うちの夫が健康な腎臓を必要としているどこかの誰かに自分の腎臓を1つ差し上げたいということで、これまで2年以上も検査を繰り返して来たことについて、私は何度もこのブログで記事に書いて来ましたけど。

いよいよ手術日が近づいて来たので、最近はこの話題が続いていますが、腎臓提供者は、匿名と言うんですか、名前を明かさないことが方針として決められているそうなので、提供者が特定できるようなことは、

書いちゃあいけなかったらしいんですよ!

うちの夫が腎臓の提供者だということは、このブログの読者の皆さんにはもうバレバレじゃあないですか!

「腎臓関係の記事は削除しなくちゃあいけないの?」と聞きましたらね、削除しなくてもいいけど、手術日とかは絶対に書くなと言いました。手術日が分かると患者さんに提供者が特定されてしまうと言うんです。

手術日のことも何度も書いて来ましたよ!

それを聞いてすぐに、手術日のことを書いている記事を探し出して書き直したんですが、このブログをいつも読んでくださっている皆さん、手術日のことは忘れてください。

このブログや私のSNSなどからうちの夫の身元を特定して、インターネット上で「この日この病院で腎臓を提供するのはこの人だぞ!」とバラしたりしないでくださいね。よろしくお願いします。

腎臓の提供を受ける患者さんやご家族は、どこの誰から提供してもらうのかは分からないことになっているそうですし、夫も自分の腎臓を誰に提供するのかは知りたくないと言っています。

夫は入院中にメディアの取材を受けることになっているそうですが、顔が写らないようにするんですかね。あるいは番組内では顔をぼかすんでしょうか?インタビューされるだけかもしれませんね。

この生体腎臓移植プログラムですが、「Australian and New Zealand Paired Kidney Exchange (ANZKX) Program」という名前のプログラムです。2019年に設立されたそうですから、始まってまだ4年しか経っていません。

プログラムは、オーストラリア保健省の「Australian Organ and Tissue Authority」という組織とニュージーランド保健省から資金提供されて運営されています。

日本では、生体腎臓移植で提供者になれるのは、患者の家族(父、母、子供、兄弟姉妹、祖父母、伯父伯母、夫、妻など)に限られているそうですね。

日本移植学会の倫理指針で、生体臓器移植では親族からの提供に限るとされているそうですから、夫が参加しているようなプログラムを日本で行うのは不可能ということでしょうか。

単なる善意から腎臓を1つどこかの誰かに提供したいと考える人は、多くはなくてもいらっしゃると思いますし、家族の腎臓が適合しない患者さんにとっては、とても有益なプログラムだと思いますけどね。


ところで、お肉が大好きなうちの夫は、大きなかたまり肉のロースト料理を作るとすごい量の肉を食べます。

ハイスクールの時、学校から帰宅したら母親が晩ご飯用に作っていた子羊の骨付きモモ肉のローストがあったのを、空腹のティーンエイジャーだったうちの夫が少し食べたらが止まらなくなって、ほとんど一人で食べてしまったというエピソードもあるくらいなんですけど。

腎臓を摘出した後は一度にたくさんのお肉を食べられなくなると分かり、手術の前に最後のご馳走(?)にロースト料理を作ってくれと私に言っていたんですけどね。

手術前に肉を腹いっぱい食べたいという気持ちは分かりますけど、それは患者さんに対して無責任じゃあないのかと私が言おうとしたら、ロースト料理はもういらないと自分から言いましたよ。

これから手術日までは、ずっと健康的な食事を続けたいし、少しでも減量したいので、これまで通り晩ご飯は具だくさんスープでお願いしますと言いました。

そして、パンを焼くのをやめてくれとも言うんです。

私が家で焼くパンは、どうしても食べ過ぎてしまうし、あると食べたくなって我慢が出来ないから作らないでくれと。それに、パンを食べると便が固くなるとか。

「それはねえ、一度に1斤も食べたりするからよ!あなたはとにかく食べ過ぎなの!1切れで我慢すればパンを食べても何の問題もありません」
「じゃあ、焼いたパンは少しだけ出しておいて、あとは冷凍しておく?」
「そんなに我慢が出来ないの?」

我慢は出来ないようです。

昨日もパンを焼いたんですけど、食べるなと言っておいたのに一番最初に切って食べたのは夫ですよ。お代わりもしていました。ピーナッツバターをたっぷり塗って食べていました。

パンを焼くのをやめないといけないかもしれません。


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2023年9月27日

移植患者数の新記録

昨日、うちの夫は腎臓摘出手術前の最後の診察があるということで仕事を休んでいたのですが、午前中は勤めているツールショップ会社の全店舗の店長と副店長がオンラインで会議をすることになっていて、夫はその準備をしていました。

新しく導入されるシステムについての説明講習会みたいなものだったらしいですけど。

夫の診察は午後1時半からでしたから、夫を病院に送って行くのはお昼過ぎです。私は午前中にヘアカットに行こうかと思っていたんですが、行くのをやめました。

バタバタしていると、夫の携帯に不動産屋から電話がありました。申し込みをしている家の見学ができることになりました。それは今日の午後させてもらえることになっています。

もうすぐオンライン会議が始まるという時になって、再び夫の携帯が鳴りました。病院からでした。

診察は午後1時半からだったのですが、午前中には血液検査とかの検査が予定されていたのだそうです。時間になってもうちの夫が来ないから連絡して来られたのですよ。

夫は検査のことはすっかり忘れていたそうです。

ヘアカットに行かなくてよかったわ!

夫は病院の担当者に「今からすぐに行きます」と答え、私も大急ぎで出かける準備をして家を出ましたが、オンライン会議はどうするの?

店長の夫に代わって誰かが会議に参加しなくてはいけません。私が病院へと車を走らせている横で、夫はその手配をしていました。

本当にむちゃくちゃバタバタしましたよ。


午前中の検査は、夫の腎臓が正常に機能していることを再確認することが目的だったそうですが、機能し過ぎくらいに完璧に機能しているそうです。午後の診察では、これから手術までの間に注意することなどを指導されたそうです。

最も注意しなくてはいけないのは、病気にならないことです。

特に新型コロナ!

手術前々日には、新型コロナの検査を受けに再び病院に行かなければいけません。そして、手術が行われる病院には前日の午後に入院します。全て順調なら手術後3〜4日で退院できるんだそうですよ。

夫が参加している生体腎臓移植プログラムは、移植を受ける患者と腎臓を提供するその患者の家族(家族とは限りませんけど)というペアで参加するプログラムです。

家族の腎臓が患者に適合しないために移植ができないというケースです。うちの夫のようなボランティア提供者の腎臓がある患者に移植されると、その患者の家族が提供する腎臓は適合する別の患者に移植されるのです。

昨日の記事にも書きましたように、うちの夫の腎臓がAさんという患者に、Aさんの家族の腎臓がBさんに、Bさんの家族の腎臓がCさんに、という具合につながって、今回12人の患者さんが腎臓移植を受けることになっていると聞いていたのですが。

昨日医者から教えてもらった話では、その後さらに患者さんとその家族の腎臓が適合する別の患者さんがつながって行って、今回移植を受ける患者数は、

なんと16人になったそうですよ!

そのスタートになるのが、うちの夫なのです。自分の家族には患者がいない、完全にボランティアの腎臓提供者です。

この生体腎臓移植プログラムとしては、一度に16人というのは新記録なのだそうです。手術が行われるオースティン病院でも、これまでにない大プロジェクトになったわけで、メディアも取材に来ることになっているんだそうですよ。うちの夫も取材されるらしいです。

16人の腎臓摘出手術と16人の腎臓移植手術ですからね、オースティン病院だけで行えるわけがないですから、どの病院でどのようにして手術が行われるのか、私も興味があります。

このプログラムは、オーストラリアだけでなくニュージーランドでも適合する患者を探すそうですから、ニュージーランドの病院でも手術が行われる可能性がありますね。

夫はメディアが取材に来ることを喜んでいます。この生体腎臓移植プログラムがテレビで報道されて、それをきっかけに自分のように腎臓を提供しようと思う人が一人でも増えると素晴らしいことだと言っています。

放送日が分かったら、またこのブログで紹介します。

「緊張したり不安になったりしていないの?」と聞いてみましたらね、不安などは全く無いそうですよ。

10年以上も前から、腎臓を提供したいと思って来たそうなので、ついにその時が来たということで、楽しみでしょうがないそうです。こんなにワクワクする気持ちになったのは久しぶりだそうですよ。

私は自分の腎臓をどこの誰とも分からない人に差し上げるなんてとても出来ませんけど、うちの夫を助けることで役に立ちたいと思います。

助けると言っても、私に出来ることは夫を病院に送り迎えすることと、退院後の世話くらいなものですけどね。

16人の患者さん達は、今どんな気持ちで手術を待っていらっしゃるのでしょうかね。患者さん達のことを考えると、私に出来ることは何でもしようと思います。


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2023年9月26日

腎臓摘出手術前の診察

うちの夫の腎臓摘出手術が近づいて来ています。

今日は、手術前の最後の診察があるので仕事を休んでいます。いよいよですよ。

どんな気持ちでいるんでしょうか。

健康な腎臓を必要としているどこかの誰かに自分の腎臓を1つ差し上げたいということは、何年も前から考えていたんだそうですが、実際に行動を起こしたのは2年前です。

見ず知らずの赤の他人に提供するので、自分の家族に提供する場合に比べてはるかに慎重に検査が行われました。

いろいろ問題が見つかったものですから、さらに詳しい検査が必要になったり、肥満が問題視されて減量に取り組んだり、また夫にはメンタルヘルスの問題もありますから精神科医の診断も必要だったりして、腎臓提供が決まるまでに2年もかかりました。

夫が参加を申し込んだ生体腎臓移植プログラムというのは、腎臓移植を受ける患者さんの家族や知り合いなどの関係者も、どこかの誰かに腎臓を提供することを約束しているので、適合する患者が上手く見つかると「芋づる式に」と言うと言葉は悪いですけど、次々に提供者と患者が繋がって行く可能性があります。

どういうことかと言いますとね、Aさんという患者さんがいるとしますよ。Aさんの家族がAさんに腎臓を提供したいと希望しているのだけど、その人の腎臓はAさんには適合しないので移植ができないとします。

でも、うちの夫の腎臓をAさんに提供することができると、Aさんの家族は腎臓が適合するBさんに提供することになるのです。うちの夫とAさんは見ず知らずの他人ですし、腎臓を提供するAさんの家族とBさんも他人です。

Bさんにも腎臓を提供したいと思っている家族がいますが、適合しないからBさんには移植できません。ですから、その人はCさんに提供することになります。

そしてCさんの家族がDさんに提供し、Dさんの家族はEさんに、という具合に「腎臓を提供してもらう&その患者の家族が別の患者に腎臓を提供する」がつながって行くのです。

今回、うちの夫がスタートになって、分かっているだけで12人の患者が移植を受けられることが決まっているんですよ。その12人の中には、適合する腎臓が見つからず3年間も待ち続けていた人もいるそうです。

12人の患者の移植手術を行うということは、24回の手術が行われることになります。もちろん一つの病院で全ての手術が出来るわけがありませんから、複数の病院が関わっている大プロジェクトになっているわけなんですけど。

スタートになるうちの夫が、この手術前の大事な時に病気になったりメンタルの具合が悪くなったりすると大迷惑がかかりますからね、夫も体調管理に気をつけています。


私達は引っ越しをしないといけないので、申し込みをしている家を私達が借りられることが決まったら、契約のこととか、支払いのこととか、荷物の準備、引越し業者の手配など、いろいろと手術と重なってしまう可能性があります。

腎臓摘出手術後、数日間は入院するんですしね、私が一人で引っ越しをするようなことになるとイヤだなあと思っているんですよ。

息子がいますから手伝ってはくれますけど、息子はまだ痔の手術から完全に回復できていませんし。

どうなるんだろうかと少し心配していますけど、何も決まっていないことを心配するのは無駄なことですね。

夫が順調に回復するのかどうか、これがきっかけでまたメンタルが不調になるんじゃあないかとか、そういう心配もあるんですよ。

でも、なるようにしかならないんですからね。

私は「取り越し苦労」 をしやすい性分ですけど、これはね、実際に悪いことが起きた経験が重なったことも影響しているんです。最悪のシナリオを想像してしまうのは、経験から生じた不安が原因でもあるんです。

今から心配しても仕方がないと、自分に言い聞かせています。

「きっと悪いことは起きない」とは思っていませんよ。「悪いことが起きても何とかなる」と考えるようにしています。


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2023年9月25日

新しい「男らしさ」を教えるプログラム

オーストラリアでは、9月の第2木曜日は「R U OK?」の日です。今年は14日が「R U OK?」の日でした。

「Are you OK?(R U OK?)」とは、体調を崩しているのではないかと思われる人に「大丈夫?」とたずねる時のフレーズです。

あなたの家族や友人や仕事の同僚の中に、最近元気がない人や心の病気に苦しんでいる様子の人はいませんか?あなたが「Are you OK?」「大丈夫?」と声をかけることで、一人で苦しんでいるかもしれない誰かを救うことができるかもしれません。そんな自殺予防キャンペーン運動です。

「Are you OK?」の運動は、ギャヴィン・ラーキン(Gavin Larkin)さんという方が始められました。自殺したお父さんの苦しみに気づいて助けてあげられなかったことを悔やんだことが、この運動を始めるきっかけだったそうです。

これに関連して、「The Man Cave」という団体の活動に関する新聞記事を読みました。

メンタルヘルスの問題は、男女の差なく誰にでも起きるものですが、男性は心に抱えている問題を誰にも言わずに一人で我慢し続ける傾向があります。

声をかけることで、苦しんでいる人が心を開くきっかけを作り、誰にも言わずに一人で抱え込んでいる問題を話せるようにしようというのが「Are you OK?」の運動ですが、「The Man Cave」という名前の団体が行っているのは、若い男性の自殺の要因にもなっている有害な「男らしさ」というステレオタイプ(固定観念)を変えようということなんです。

私達女性は、「女のくせに」と差別を受けることがよくあります。男性と平等な機会を与えられなかったり、不当な扱いを受けたりします。だから、少女達には差別に立ち向かい、問題意識を持って世の中を変えていくために声を上げ、行動していくことの大切さを教えます。

一方、男性達には「男らしさ」という社会のステレオタイプによるプレッシャーが存在するのですよね。男はこうするべき、こうあるべきという「男らしさ」を教えられて育つ少年達は、教えられた「男らしさ」というものによって苦しむことが少なくないのです。

メンタルヘルスについて話す時、この「男らしさ」というのが問題になるんですけど、「The Man Cave」の活動は、大人になる前の少年達がまだ若いうちに介入して有害な「男らしさ」という固定観念を変え、自殺や家庭内暴力につながる不安やうつ病を減らそうということだそうです。

少年達が、健全な人間関係を築き、自分の可能性を最大限に発揮して、地域社会で前向きな行動を起こせる大人の男になるために必要な態度、信念、行動を身につけさせることが活動の目的だそうです。

少年達に「良い男とは何か」「本当の男とは何か」と尋ねると、彼等は「良い男とは、敬意を持ち、正直で、勤勉で、親切な人」であると答えます。 しかし、実際には「本当の感情を隠し、弱みを見せないように強気でいて、同性愛者であってはならず、女の子みたいではいけない」のです。

よく聞きますよねえ?「男のくせに泣くな」とか「男なんだから我慢しろ」とかね。少年達は、男は強くなければいけないと教えられて育つのですよ。女性のように感情を表したり、助けを求めたりしてはいけないと。そして、経済力と権力、地位、影響力がある男が価値がある男であると。

この有害なステレオタイプのせいで、男性達は心に抱えている問題を誰にも言わずに一人で我慢し続ける傾向があるのです。これが若い男性達の最大の死因が自殺であることと関係しています。

ハイスクールの年齢の10代は、人間関係の悩みや将来への不安、両親の不和や暴力といった家庭の事情や、性自認や性指向に関わる悩みなど、多くの不安や苦しみを抱えているものです。親から期待されることと自分自身がやりたいと思うことが違う場合の葛藤などで苦しむ少年達もいるでしょう。

そうした不安や苦しみを抱えている少年達が、自分の「男らしさ」を証明しようとする時に、他者への攻撃や危険な行動をとることがあります。

激しい怒りを持っている少年達の、その怒りの下にあるのは悲しみだったり不安だったり苦しみだったりするのですけど、自分の激しい感情とどう向き合っていくべきか。そういうことも「The Man Cave」は教えているわけです。

オーストラリアでは、家庭内暴力の問題は深刻です。毎週1人の割合で女性が男の手によって命を落としているそうですが、ほとんどの場合、その相手は女性達の夫やパートナー、恋人なのですよ。

こうした暴力を無くすためには、男性への教育が不可欠なわけですけど、「The Man Cave」はこの問題にも取り組んでいるそうです。


私が読んだ新聞記事というのは、あるハイスクールの8年生(日本の中学2年に相当)を対象としたワークショップについての話でした。どのようなアクティビティーをしたのか、セミナーでどんなことを教えたのか、詳しいことは分かりませんけど、心を開くというセッションで、ある一つの質問が少年達を変えたという話でした。

その質問というのは、

「How is your life really going?」(あなたの人生は本当にうまく行っていますか?)

しばらく沈黙が続いた後で、勇気のある一人の少年が家庭の問題で苦しんでいることを打ち明けたのだそうです。それを話しながら少年は泣きました。少年の隣りに座っていた2人の友達がすぐに彼の肩や背中に腕を回したそうです。

その少年が心を開いて打ち明けたのがきっかけとなり、他の少年達が次々に悩みや苦しんでいることを打ち明けたそうです。そこにいた8年生の少年達全員が涙を流したそうです。

何ヶ月も、あるいは何年間も一人で苦しみ続けていたことを、この時初めて解き放つことが出来た少年達も多かったのです。

一人で苦しみを抱え込まなくてもいいんです。ツラいことや苦しいことは話を聞いてくれる誰かに話せばそれだけでラクになることもあるし、解決の方法が見つかるかもしれません。

誰だって、泣きたいほどツラい時は泣けばいいんだし、涙を流すことは弱さでもなんでもないんです。困っている時には相談できる人がいます。学校にはそうした相談ができるカウンセラーがいるはずですが、電話相談という方法もあります。

「The Man Cave」のワークショップに参加した少年達の多くが、人生を変えるような経験だったと言っているそうです。

この団体の活動に注目して行きたいと思います。


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2023年9月24日

積年の恨み

今回の引っ越しを機に断捨離を行い、持ち物を大幅に減らしている私ですが、フェイスブックのマーケットプレースで売ったりもしましたけど、こんな山の中まで買いに来てくれる人は少なくて結構面倒くさいので、ほとんどの物はリサイクルショップに寄付しました。

以前は「オプショップ」と呼ばれるチャリティーショップに寄付していましたが、今回はほとんど「Savers(セイヴァーズ)」という店に寄付しました。

「Savers」を選んだ理由は、家から近くて(と言っても車で15分)寄付したい物を車から降ろす専用の駐車スペースがあって、そこには必ずスタッフのお兄ちゃん達がいるから都合がいいことと、そのお兄ちゃん達が皆んなフレンドリーだからです。

そして、「Savers」はチャリティーショップではないので、スタッフはボランティアではなくちゃんと給料をもらっていること、そして「Savers」はスタッフの福祉にも取り組んでいると聞いたことも理由です。

性別、年齢、人種や民族、宗教、性自認や性的指向などで差別をしないインクルーシブな労働環境を目指しているそうですから、それにも好感が持てます。

家から近いとは言いますが、同じくらいの距離に複数のオプショップがあるんですよ。「Savers」のすぐとなりにはサルヴェーションアーミー(Salvation Army)という有名な慈善団体がやっている「Salvos(サルヴォーズ)」というオプショップもあるんです。

でもね、私はこのサルヴェーションアーミーの「Salvos」には、

恨みがあるんです!

慈善団体がやっているお店ですから、ボランティアで働いているスタッフの皆さんも優しくて親切だろうと思ったら、

大間違いなのよ!

リングウッド(Ringwood)という街にある「Salvos」ですけど、この店の店長のような立場らしい女性の超エラソーな態度にムカついたことがあるんですよ。もう何年も前のことですから、その人が今も働いているかどうかは知りません。

とにかく、お客を見下したようなエラソーな態度にカチンと来たんですけど、その人はお店の他のスタッフにも威圧的だったんです。

しかし、私はそんなことでこの店を恨んでいるのではありません。恨みの原因は、この店のスタッフが私を助けてくれなかったことです。

当時、経済的に苦しかった私は、何か必要になると新しいのを買いに行かないで、と言うか買いに行けないので、まずはこの「Salvos」のお店で中古品を探していました。

ある日、店内で古着を見ていた時、私は突然腹痛に襲われたのです。

お腹が痛くなった時点ですぐに店を出ればよかったのですけど、少し我慢していたらラクになったのでショッピングを続けていました。

そうしたら、急激に具合が悪くなったんです。

吐き気もし始めて、下痢になりそうな感じでした。「ああこれはちょっとヤバいかも…」と思ったので、おトイレを貸してもらえないかとお店の女性スタッフに頼みました。

そうしたら、「お客さんが使えるトイレはありません」と言われたんです。大いにがっかりして店を出ようとした私は、腹痛で身動きが取れなくなりました。

お腹を抱えてうずくまり、痛みが収まるのを待つ私は、こっちを見ないふりをしている女性スタッフに、「すみません、お願いですから、おトイレを使わせてください」ともう一度頼んだんですよ。

そうしたらね、何と言ったと思います?

「ソーリー(ごめんなさいね)」と言ったんです。

お客でなくてもね、誰かが具合が悪くなってうずくまっていたら助けようとするでしょう、普通は!

私は「お願いします」と頼んでいるんですよ。それでもおトイレを使わせてくれなかったのです。

少し年配の女性スタッフは、申し訳無さそうな顔をしていました。その人は、近くのショッピングセンターのトイレが使えますよと言いました。それは私も知っていました。

車を運転してそこまで行く余裕も無かったので、私は腹痛と便意に耐えながら、ショッピングセンターまで走りました。それしか方法がなかったです。

そこからトイレまでの距離は200メートルぐらいだと思います。下の地図の黒い星印が「Salvos」のお店でピンクの星印がトイレの場所です。


ショッピングセンターのトイレがどこにあるのかを知っていたのは幸いでした。走っている途中に一度しゃがみこんで便意に耐え、再び走りました。

アクシデントは起きなかったとは言いませんが、ひどいことにはならずに済みました。

しばらくトイレで悶絶した後、フラフラしながら車を停めていた「Salvos」の店の前まで歩いて戻り、

二度とこの店で買い物はしない!

と心に決めたんでございますから、寄付なんてするわけがないんです。

ちなみに、サルヴェーションアーミーはキリスト教系の慈善団体で、性的マイノリティーへの非容認で話題にもなりました。困っている人々を助けるけど、同性愛者は助けませんという態度が問題視されたんです。

今でも差別しているんですかね。


私はね、基本的には頑張り屋で正直で良い人なんですけど、あまり褒められたものじゃあない性質も持っていまして、根に持つタイプと言いますか、自分を苦しめた人を許すことができないんです。

誰しもその時々の事情というのがあるんだし、自分を苦しめた人にも事情があったのかもしれないんだから、いつまでも人を恨んだり嫌ったりすることは良くないと自分に言い聞かせていた頃もありますがね。

そういう無理なことをすると自分のメンタルに悪影響があるんです。だから、無理をするのは止めたんです。

例えば、うちの夫の父親のことは嫌いなのに我慢してお付き合いをしていましたが、そういうのはものすごくストレスがたまるのですよ。メンタルが不調だった頃は、そんなことでも不安発作の引き金になったものです。

だから、お付き合いするのはやめたんです。

もうね、嫌いな人と我慢してお付き合いしたりしたくないの。したくないことを我慢してやってあげたり、自分が我慢すればこの場が上手く収まると信じて理不尽な状況を受け入れたりね、

そういうことはもう、

しないことにしたんです!

自分のメンタルの方がはるかに大事ですから、自分の感情には正直になることにしたんですよ。嫌なものは嫌だと言うし、したくないことはしたくないと断るのです。

我慢をするのが悪いことだとは言いませんよ。しかし、我慢し過ぎるのは絶対にメンタルヘルスに良くないんです。

私を苦しめた人達がちゃんと私に謝れば、恨み続けたり嫌い続けることはやめるかもしれませんけど、許すかどうかは別問題。たぶん私は許さないだろうと思いますね。


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2023年9月23日

津波のように押し寄せる悪い思い出

ドバイ在住の義妹(うちの夫の妹)と彼女の英国人パートナーが、2ヶ月ほど前からオーストラリアを旅行していました。

もちろんずっと旅行していたわけではなくて、旅行していない時は義母の家に滞在していましたから、家族と一緒に過ごすこともあったんですけど。

私達の家で一緒に焼肉をしようという話が度々出ていたのに、出来ていませんでした。

2人が月曜日にドバイに帰ることになったので、最後のチャンスということで、昨日の夜に焼肉をすることになっていました。

焼肉はタレさえ作っておけば、後は材料を切って準備するだけですから私には簡単です。デザートは、現在旬で安くなっているイチゴを使ってショートケーキを作ることにして、後は和食のおつまみを作ることにしていました。

午前中に買い物を終えて家に帰り、ケーキ作りを始めた頃、ある些細なことがきっかけで私はメンタルがおかしくなってしまいました。

詳しいことは書きませんけど、私のこれまでの人生で起きたつらかったこと、苦しかったこと、無理して頑張るしかなかったこと、いろいろな悪い思い出が津波のように押し寄せて来たのです。

トラウマ体験があって心の病気になったことがある方ならお分かりでしょうが、元気になった後でも何かをきっかけに突然メンタルのバランスを失ってつらい状況に陥ってしまうことがあります。

私は涙が止まらなくなって、ベッドに潜り込むしかありませんでした。

義妹とパートナーは、ずいぶん早くやって来ました。その時、私はまだベッドで泣いていました。顔を合わす元気も出ず、息子が対応しました。

とても焼肉の準備など出来ないと思いました。スポンジケーキは焼き上がったのをオーブンから出してそのままでした。デコレーションなどする元気もありませんでした。

でもね、2時間ほど寝ているうちに気持ちは落ち着いたんです。

義妹達は、敷地内の掃除をしていたのでまだ家にいました。うちの夫が仕事から帰って来たら、どこかに食事に行くとのことでした。

このまま義妹達とサヨナラしてしまったら後悔すると思ったので、起きて焼肉の準備をしました。おつまみを作る時間はなかったけど、ご飯を炊いて、ショートケーキのデコレーションもしました。

頑張って良かったです。

焼肉の準備を始めた頃はまだ気持ちが落ち込んでいましたけど、とても楽しい夜になったので、私は落ち込みから回復できたのです。

義妹のパートナーは、焼肉は生まれて初めての経験だったようです。焼肉のタレが美味しいと言って、タレにご飯を混ぜて食べていましたよ。

買ったタレではありません。私の母がいつも作っていた我が家のタレです。お肉は奮発して良い肉を買って来ていたのですが、美味しい肉でしたから皆んなが満足していました。野菜も山ほど準備しておいたのに全部なくなりました。

義妹のパートナーは、甘いものが好きではなくて、レストランなどではいつもデザートは食べないのだそうですけど、イチゴのショートケーキは2切れ食べましたよ。

20cmのケーキ型で作ったクリームもイチゴもたっぷりのケーキでしたが、そのケーキの4分の1を食べたことになるんですから、作った私は嬉しかったです。


義妹のパートナーは、とても感じの良い人です。義妹は40代半ば、パートナーは50歳なんですけど、そういう年齢で良い相手にめぐり逢った2人は幸運でした。

いつかまたオーストラリアに来ることがあれば会うこともあるでしょうが、それがいつになるか分からないんですから、私は頑張って良かったです。

これで後悔することもありません。

それにしても、一度壊れた心というのはもろいものですね。本当に些細な出来事が悪い記憶をよみがえらせて、せっかく治った心を一気に壊しにかかるのですから。

一晩で回復できたのは、義妹達を含めた家族と心が和む時間が持てたおかげです。その場に緊張や不安を生むような人が誰もいなかったことも助かりました。


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2023年9月22日

気温が高く乾燥した夏が来る

現在の気温は6度。寒い朝です。

まるで真冬のような気温ですが、明日からまた暖かくなるそうです。

先日、オーストラリア気象局がエルニーニョ現象が発生したことを正式に宣言しました。

オーストラリアでは、エルニーニョ現象は高温と干ばつをもたらすとして知られています。これから夏を迎えるオーストラリアですが、南部のヴィクトリア州ではいまだにこんな冬のような天気なわけですけど、もう少し北のニュー・サウス・ウェールズ州では、この時期としては異常な高温と乾燥が続いているそうで、森林火災も発生しています。

高温と干ばつは、農業用水や生活用水、そして電力需給に影響を与えますが、一番怖いのは森林火災です。

気象局は「気温が高く乾燥した夏になる可能性が高い」と言っていますから、度々40度を超えるような猛暑になるんだろうと覚悟していますが、そのことを考えるとエアコンが無い家に住むことに不安を感じるんですよ。

引越し先の家探しですが、第1希望の家を管理している不動産屋から必要な情報が全部そろったという連絡があったそうです。

その家は第1希望ではありますけど、2階の主寝室に小さなエアコンがあるだけというのがやはり不安なんです。

その寝室以外にはエアコンが無いので、扇風機だけが頼りなわけです。私は気温が40度を超えるような日に扇風機だけで暮らせるかどうか自信がないのです。暑さに弱いもんですから。

10年近くも降雨不足が続いて各地のダムが干上がりかけたことがありましたが、あの時には水の使用に様々な制限が設けられて暮らしは不便でしたけど普通に生活はしていました。

何度も引っ越しをしたんですが、どの家にもエアコンはあったんですよ。

もしも第1希望の家に住むことが決まって、暑さに耐えられなくなったら、家主にエアコンの設置をリクエストすることも考えなくちゃあいけません。

昨日の記事に書いた一目見て住みたいと思った家は、オンラインで申し込みをしたわけですが、申込みを受け取ったという確認のメールも来ていないそうで、今のところ不動産屋からは何の連絡も来ていません。

どうやらこの家は、全ての部屋にエアコンがあるようなので暑さに関しては不安が無いし、家のデザインは素敵だし、夫が勤めるツールショップにも近いので大変良いと思っていたんですが、1つだけ問題が見つかりました。

オープンデザインの間取りで、キッチンとダイニングと居間が1つの部屋になっているのが気に入ったのですけど、この部屋が小さいのですよ。パソコンを置いておくスペースが無いんです。

無理やりそういうスペースを作ると、食卓とテレビとソファーとパソコンのデスクと椅子で、部屋はギュウギュウということになります。

1階にある主寝室を寝室として使わずに、仕事部屋にすれば解決しますけどね。そうすると、私はうちの夫と同じ部屋で寝なくちゃあいけなくなるので、睡眠問題への影響が心配です。

まあ、住むと決まってもいない家のことをあれこれ心配するのも無駄なことですけど。

早く住む家が決まって欲しいです。


引っ越しはお金がかかります。引越し業者に払う費用だけじゃあ無いですよ。「ボンド」と呼ばれる日本でいう敷金のようなものを契約時に支払わなくてはいけません。借りていた家にダメージがなければ、退去時に全額返還される保証金で、家賃の1ヶ月分くらいの金額です。

家賃が週600ドルの家なら、入居時に最初の1ヶ月分の家賃と「ボンド」を払うので5000ドルくらい払わないといけないんです。

この金額は、私達には簡単ではないです。

これに加えて引越し業者に払う費用がかかります。我が家にはトラックがあるので引越し作業は自分達でできそうなところですが、うちの夫はもうすぐ腎臓を摘出するので、しばらくの間は重いものは持てなくなるんです。

うちの息子は、痔の手術後の回復が順調ではなくて、重いものを持ってはいけないと医者に言われたばかりなんです。

引っ越し業者の費用って、荷物の量にもよるんでしょうけど、2000ドルくらいかかると思いますよ。

そうなると、7000ドル。

こういう時に、私のカローラの車両登録料の支払いの時期がやって来ました。毎年値上がりしていますが、今年の車両登録料は820ドルを超えていました。

今住んでいる家の電気料金の支払いとかも重なると、1万ドル行きそうです。1万ドルってね、1ドル100円で計算すると100万円ですよ。

どうやって払うんでしょうか。


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2023年9月21日

住みたい家を見つけた!

家探しの話が続きますが、今はもう毎日家探しのことで頭がいっぱいなので仕方がないのでございます。

不動産屋が要求する情報があまりに多くて、第1希望の家に提出した申込書(オンラインではなくて印刷した紙の申込書にペンで書いたもの)に、あれが足りないこれが必要だと言われる度に対応していますが、一番困っているのが以前住んでいた家の管理者への照会なんです。

現在住んでいる家の持ち主は義妹(夫の妹)なので、これは簡単なんですが、その前に住んでいた家の情報(住所とか払っていた家賃とか期間とか)と管理していた不動産屋の照会先情報も必要なんですよ。

これがですね、11年も前のことだから困っているんです。

何でも捨てずに保管している私達は、これまでに住んだ家の賃貸契約書なども全部保管してありますから、11年前に契約した家のことも分かりますし管理していた不動産屋も担当者の名前まで分かるんですけど、問題はね、その不動産屋が廃業していたことなんです。

私達の賃貸契約に関する記録が、一体どこにあるのか、誰が持っているのか、11年も経っているのに保管されているのか、そういうことが分からないのですよ。

廃業したその不動産屋のビジネスを買ったという会社を見つけたんですが、そしてその会社の賃貸物件の担当者も分かったので、その人のメールアドレスを提出したんですけど、その後どうなったのか私達には分かりません。

めちゃくちゃ時間がかかっています。第1希望の家はもうダメかも知れないと少しあきらめかけていた昨晩、

見つけたんです!

ウェブサイトで見つけた瞬間に、この家に住みたいと思いました。

第1希望の家よりももっと今風の開放的なデザインの家です。タウンハウスのように隣りの家と完全にくっついている家ではなくて、くっついてはいるけどもう少し独立した家のようになっているユニットと呼ばれるタイプです。

うちの夫が勤めるツールショップにも近いです。昨日の記事に書きましたが、申込みのやり方に不信感があってあきらめたあのマンションよりもさらに近いです。第1希望の家の半分くらいの距離です。

シャッター付きのガレージが無いのがうちの夫にとっては問題ではあるんですけど、それはごみ屋敷化する場所が無いということでもあります。夫は今の家のごみ屋敷状態ガレージにあるものを持って行けません。

とにかくね、このユニットはツールショップに近いし、小さいですけどキレイで住みやすそうですし、エアコン付きですし、寝室が3つあるんです。2階の寝室にはエアコンが無いみたいですけど天井に大きなファンが付いています。

主寝室は1階にあって、もちろんエアコン付きで、バスルームもすぐ隣り。「ウォークインローブ」という小さな部屋のようになっているクローゼットも付いています。

うちの夫も、ウェブサイトでこのユニットを見てすぐに「よし!申し込もう!」と言いました。早速オンラインで申し込みをしてくれたんですが、夫が言うには、これまでやって来た中で最も簡単な申込書だったそうですよ。

このユニットに住む予定の18歳以上の成人は全員が別々に申込書を提出(それぞれの個人情報を提供)しなければならない、というようなことも無かったです。1世帯から申込書は1つだけ。

賃貸人を探すのに必要と思われる最低限の情報だけが要求されていました。他の不動産会社の申込書と違っていたことの1つが、自己紹介文を書く欄があったことです。

自分がどういう人間で、どうしてこの家に住みたいのか、そういうことを書けるわけですよ。

さらに、このユニットを管理している不動産屋の社長とうちの夫が知り合いだということも分かったんです。

申込者の身元照会が「おたくの社長に聞いてください」ということだと、上手く行くんじゃあないでしょうか。社長が「この人は信用できますよ」と言ってくれたら、私達に貸してもらえるんじゃあないかと期待しているんですけど。

どうなるでしょうかね。


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2023年9月20日

賃貸申込みアプリが信用できない

商業施設も入っている大きな複合ビル群のマンションが、私達夫婦のライフスタイルとはかけ離れているとは思うものの、夫が勤めるツールショップに近いので賃貸を申し込んだんですけどね。

低所得家庭には政府からの家賃支援があるそうなので申込者が多いらしく、競争率は宝くじ並みで、実際に宝くじの当選者を選ぶように賃貸人を選ぶと聞いていました。

申込みは不動産屋のウェブサイトからオンラインでしてくださいとリンクが送られて来ましたので、リンク先のページからオンラインでしました。

賃貸物件に住む予定の18歳以上の成人は全員別々に申込書に入力しないといけないというので、言われた通り夫と私と息子の3人が別々に入力しましたよ。

入力するだけではなくて、身分を証明する法的書類(パスポートとか運転免許証とかメディケアカード)、収入を証明する書類(給与明細とか課税査定)、オーストラリア国籍であることを証明する書類(出生証明書とか国籍取得証明書)など、様々な書類をスキャンしたり写真に撮ったりして画像をアップロードしなくてはいけませんでした。

この不動産屋に、ものすごい量の個人情報をデジタルで提供したことになります。

そうしたらですね、うちの夫に不動産屋から連絡があって、運転免許証がアップロードできていないので表裏を写真に撮ってアップロードしろと言われたそうなんですよ。

うちの夫はもう運転免許証を持っていませんから、運転免許証の代わりになるキーパスをアップロードしたんですが、不動産屋の担当者はキーパスのことを知らなかったんですって。

キーパスというのは、郵便局が発行する身分証明で、運転免許証を持っていない人は同等の身分証明証として使えるんです。

夫はその担当者と電話でいろいろ揉めたらしいのですが、その直後にメールが送られて来て、私達が申し込んだマンションは、不動産会社のウェブサイトからではなくてこのサイトから申し込みをしろとリンクが送られて来たのです。

なんで最初からそう言わないの?

私達はすでにものすごい量の個人情報を不動産屋のウェブサイトから提供して、書類もいろいろアップロードしたんですけど、あれをどうするつもりなんでしょうか。

とにかく、このサイトからオンラインで申し込みをしろと言われたリンクをクリックすると、スナグ(Snug.com)というサイトに行きました。

これがちょっと信用できなかった!

スナグ(Snug)は、オーストラリアで最も急速に成長している賃貸申し込みプラットフォームの1つだそうです。アカウントを作るか、フェイスブックかグーグルのアカウント情報でログインしろと出たので、個人情報の取り扱いに不安を感じました。

だって、賃貸申込者はパスポートとか運転免許証とか給与明細とか出生証明書とか銀行口座の明細とか、そういう非常に個人的なものをアップロードしなくちゃあいけないんですよ。

どこに住んでいてどういう仕事をしていてというところまで個人情報を提供するんですよ。電話番号やメールアドレスは、身元照会先の人の分も提供するんですよ。

フェイスブックの「メタ」という会社やグーグルと繋がっているのなら、利用者から集めた膨大な個人情報を本来の目的以外に転用したり、第三者に提供したり、悪用される可能性もあるわけじゃないですか?

そこで、スナグ(Snag)というのがどういうものなのかを調べてみたんです。そうしたら、さらに不信が深まりました。

スナグ(Snag)というのは、不動産屋の仕事を減らすサービスとも言えます。本来なら不動産屋の担当者が申込書に書かれた内容と提供された書類などから、賃貸申込者の身元確認をして経済状況などを判断して、どの人に住宅を貸すかを決めるわけですけど。

そういうことをやってくれるサービスなのです。要するに不動産屋にとってはアウトソーシング、業務の一部を外部企業に委託するというわけです。

スナグ(Snug)は賃貸申込者が提供した情報や書類を元に100点満点でスコア(点数)を付けるのだそうですよ。ランキングという言い方をしている人もいます。

不動産屋あるいは家主は、このスコアが高い人を選べば安全というわけなんですが、逆に言うと、競争率の高い物件を申し込む場合は、スコアが高いと契約を勝ち取ることができる確率が高くなるわけですよね。

スコアがどのように計算されるかは分かっていません。 その辺の透明性はありません。しかし、スコアを上げる最も確実な方法が「家賃の増額をオファーすること」であることが分かっているのです。

「ガーディアン・オーストラリア紙」が、実際にテストをしているんです。ブランズウィックという街にある寝室2つのタウンハウスに、広告家賃価格どおりの週490ドルで申し込んだところ、スコアは74だったそうです。

これを週当たり10ドル増額の500ドルで借りたいとオファーすると、スコアは77に上がったそうです。10ドル増額する度にスコアは2~3ポイントずつ上昇し、オファーした額が週540ドルに達した時には88になったそうです。

ヴィクトリア州では、家賃の入札は違法です。不動産屋や家主が、賃貸申込者により高い額の家賃をオファーするよう勧誘することは違法ですが、申込者が自主的にオファーすることは合法である可能性があります。

スナグ(Snug)は、スコアが高い方が賃貸契約を勝ち取れるという仕組みなのですから、実質的に家賃の入札を勧誘しているようなものでしょう。

ヴィクトリア州にお住まいの皆さんの中に、スナグ(Snug)で賃貸の申し込みをさせられた方いますか?

途中で入力をやめたい場合に、削除ができないという話も聞きましたので、こんな信用できないサイトに大事な個人情報や書類をアップロードすることは出来ないなあと私は思っているんですけど。

スナグ(Snug)でないと申し込めないのなら、あのマンションはもうあきらめますよ。


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2023年9月19日

不動産屋から届いた住宅賃貸法

引越し先第1希望の家と宝くじマンションの2つに申込書を送ったら、第1希望の家を管理している不動産屋からメールが来ました。

申込書を確かに受け取りましたという確認と、いつ頃結果が分かるかといった今後の予定とかいろいろ書いてあったんですが、書類が添付してありました。

それは「Residential Tenancies Act(住宅賃貸法)」の一部分で、重要な情報だから一読してくださいということだったんです。

「住宅賃貸法」には、もちろん賃借人の権利と義務がいろいろ書かれているわけですが、送られてきたのは賃貸契約を申し込む人達への差別について書かれた部分でした。

こういうことが書いてありました。

差別とは、個人の属性を理由に誰かを不利に扱ったり不利に扱うことを提案したりすることです。 差別は、個人的属性を理由に人々に対して不当に不利な要求、条件、または慣行を課すことも意味します。

ヴィクトリア州では、特定の個人的属性に基づいて差別することは違法です。 これは、住宅賃貸業者や不動産業者が、法律で保護されている個人の属性に基づいて、入居を拒否したり入居中に差別したりすることができないことを意味します。 

以下は、住宅賃貸市場で差別される場合がある保護された個人の属性のリストです。
  • 年齢
  • 障害(身体障害、感覚障害、知的障害、精神障害を含む)
  • 雇用状況
  • すでに消滅している同性愛者であることに対する有罪判決
  • 性同一性
  • 産業活動(組合活動を含む)
  • 配偶者の有無
  • 親あるいは介護者としての立場
  • 身体の特徴
  • 政治的信念または活動
  • 妊娠中または授乳中であること
  • 人種
  • 宗教的信念または活動
  • 合法的な性行為または性的指向
  • 性別またはインターセックス(雄雌の中間的形質)
  • これらの個人的属性を持つ人との関わり

こういう属性を理由に住宅を貸さないとか、不利な条件をつけるとか、そういうことは違法であると書かれているのですよ。

どおりで申込書には、こうした属性に関係することを記入する欄がなかったわけです。

まあ、運転免許証やパスポートなどの写真つき身分証明証のコピーを添付しなくてはいけませんから、こうした属性の多くがそれらから分かるわけですけど。

しかし、申し込みをした住宅が借りられるかどうかの判断に、こうした属性が影響しませんと不動産屋が一応宣言しているんですから、この不動産屋はちゃんとしているなと思いました。

日本では、高齢であるとか障害者だとか、同性のパートナーがいるとか、そういうことを理由に住宅を貸してもらえないという話をよく耳にしますけど、ヴィクトリア州でそういうことをすると違法ということですよ。

「妊娠中または授乳中であること」で差別するというのは、赤ちゃんの泣き声のこととかを理由にしているんでしょうかね。赤ちゃんがいるから貸さないというのも差別なんですね。


宝くじマンションは当たるわけがないと最初からあきらめていますが、第1希望の家は貸してもらえたらいいのですけどね、競争率が高そうですから、ダメだった時のために家探しは続けています。

夫が勤めるツールショップの徒歩圏内には、住みたいと思える家もアパートも他には無いんですが、徒歩が無理ならできるだけ駅に近くて電車で通える場所を探します。

バスは始発に乗っても間に合わないので、朝は私が送って行かなくてはいけなくなりますから、バスでしか通えない場所は覚悟が必要です。そういう場所はやはり避けたいです。

そうそう、先日記事に書いた3階建てのタウンハウスですけど、やっぱり無理だと判断しましたよ。


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2023年9月18日

2年ぶりのスパゲッティボロネーズ

うちの娘の大好物の1つがスパゲッティボローネズ、すなわちトマト味のミートソースで和えたスパゲッティでした。これにパルメザンチーズをすりおろしたのをたっぷりふりかけて食べるのです。

サラダを添えれば栄養もしっかり摂れますし、お腹もふくれますし、とにかく簡単に作れる料理だということもあって、我が家ではしょっちゅう晩ご飯の食卓に上っていました。

スパゲッティに限らずパスタ料理というのは簡単に作れて美味しいのでね、晩ご飯はパスタ料理ということは良くあったんですけど。

何と、娘が家を出てアパートで一人暮らし始めて以来、私はパスタ料理を作ったことはほとんど無くて、スパゲッティボロネーズは一度も作っていなかったんです。

娘が一人暮らしを始めたのは、2021年の11月のことですから、もう2年近いんですよ。その間、一度もスパゲッティボロネーズを作っていないということは、うちの夫も息子もスパゲッティボロネーズは一度も食べていないということです。

現在、引っ越しのために家にある食材をできるだけ減らしたいと思っているんですが、パッサータ(Passata)を使うために昨日久しぶりにボロネーズソースを作ったんです。ちなみに、私のボロネーズソースのレシピはこちらです。


パッサータ(Passata)というのは、日本ではあまり馴染みがないかもしれませんけど、トマトのピューレのことです。トマトジュースとトマトペーストの中間くらいの柔らかさで瓶入りで売られています。

私は、いつもこのブランドのパッサータを1瓶(700ml入り)使います。スーパーで2ドル80セントです。トマト味の煮込み料理によく使いますから、パントリーに必ず常備しています。


パッサータを使うと美味しいボロネーズソースがあっという間に作れます。

食べ慣れたいつもの味のボロネーズソース、2年ぶりだとは思えませんでしたが、久しぶりに食べると、

ああ美味しい!

こんなにシンプルなのに、この美味しさ。もちろんすりおろしたパルメザンチーズをたっぷりかけて食べましたけど。皆さん、粉チーズと呼ばれるあの乾いたパサパサしたチーズじゃあなくて、スパゲッティボロネーズには、かたまりのパルメザンチーズをグレーターですりおろしたのをかけて食べましょう。

我が家ではいつもそうします。

茹で上がったスパゲッティの湯をちゃんと切ってからボロネーズソースをかけて混ぜます。ソースが絡まったスパゲッティに、各自が好きなだけソースを追加してかけてから、その上にパルメザンをすりおろすというのが我が家のやり方です。

うどんや蕎麦も素晴らしい食べ物ですけどね、スパゲッティボロネーズも素晴らしい食べ物だなあと、昨日は改めて感じましたよ。


娘が一人暮らしを始めてから一度も作っていない料理は、他にもいろいろあります。ココナッツミルクで作るタイカレーも一度も作っていません。

東南アジア系の料理はさっぱり作らなくなりました。唐辛子が入ったピリピリ辛い料理も作らなくなりました。うちの男達はそういう料理が大好きではありませんから、食べたいとも思っていないでしょうけど。

こんなことを書いていたら、娘がよく作ってくれたパッタイのことを思い出しました。パッタイは私の大好物なんです。娘が作るパッタイは、いつも量が少な過ぎて4人で分けると足りなかったものですが。

久しぶりに食べたくなりました。ちなみに、パッタイのレシピもウェブサイトに載せています。上に乗っている緑の葉っぱは、コリアンダーです。国によって名前が違いますが、日本ではパクチーと言うんですか?

うちの男達が「臭い!」と文句を言うハーブですけど、娘と私はパッタイにはコリアンダーがあった方が断然美味しいと思います。


美味しそうですねえ。

食べたい!食べたい!

今度買い物に行く時に、材料を買って来ます。


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2023年9月17日

ちょっぴり悲しい断捨離

昨日は、植木鉢の片付けをすることにしていました。天気は快晴で気温も上がり、花粉も飛びまくっていましたけど、外に出たくないなどと言っていられません。

引越し先は、どう考えても一戸建ての家ではありませんから、いろいろ植えて育てていた植木鉢は持って行けないのです。

ベランダとか小さな裏庭でもあれば、少しは持って行けるでしょうけど、全部は到底無理なんですから処分するしかありません。

大きな植木鉢で育てて来たユズの木とか、ミョウガ、青ジソ、ヨモギといった手に入りにくいものは持って行きたいのですけどね、引越し先の状況によっては全部あきらめなくちゃあいけないかもしれません。

とりあえず、土が入っていただけの鉢やひび割れている鉢を空にしました。それから、持って行くつもりがないネギやニラ、パセリやミントを植えていた鉢も空にしました。

土は敷地内にまきました。空になった鉢を水で洗いました。どの鉢も大きめですから重かったです。そういうのを無理して運んだりひっくり返したりしながら、体力が落ちたことを実感しましたよ。

この家に引っ越して来たのは10年前です。10年前の引っ越しの時はもっと力があったと思うんですけどね。50歳代から60歳代への変化は大きいです。

使わない植木鉢は、欲しい人に無料で差し上げても良いと思っていますが、まずは最近園芸に夢中のうちの娘に欲しいかどうか聞かないといけません。

私達夫婦は、これから賃貸住宅暮らしになるわけですが、下手をすると毎年引っ越しなんていうことになりかねません。この家に引っ越す前はそうでした。

それを気の毒に思った義妹(夫の妹)が投資の意味もあってこの家を買ってくれたので、私達は義妹に家賃を払いながら10年間引っ越しをせずに住んで来たわけなんですけど。

引っ越し暮らしになるのなら、植木鉢なんてもう手放すしかないでしょう。ユズの木もミョウガも青ジソも、アパートのベランダで育てるのは難しいです。

自宅の畑で採れた野菜やハーブを使ってお料理なんていうことは、もう出来なくなるわけですよ。

ちょっと悲しいですけど、仕方がないです。

自分に出来ることを、出来る範囲で楽しんで行くしかないです。


ごみ屋敷状態のガレージにある道具や機械を処分しないといけないうちの夫の気持ちが分かります。

夫の目が見えなくなる日は確実にやって来るのですから、いつかは全部手放さなくてはいけないのですけど、今回の引っ越しでどれだけ手放すでしょうかね。

木工用の道具や機械はもう使うことが無いのですからね、売るなり誰かにあげるなりしないといけないことは随分前から分かっていたことですけど、なかなか手放すことが出来ないのです。

先日話題にした溶接機はね、あれはツールショップの若いスタッフにあげたそうですよ。トラクター型草刈り機のフレーム部が壊れて使えなくなっていたんだそうですが、溶接が趣味だと言う若いスタッフが溶接機を買おうとしていることを知って、自分が持っている溶接機でフレーム部を直してくれたら溶接機はタダであげると言ったら直してくれたんだそうです。

夫はその溶接機は買っただけで一度も使っていなかったと思いますよ。宝の持ち腐れになっているよりも、ちゃんと使う人が持っていた方がいいですから、その若いスタッフにあげたのは良かったと思います。

他の道具や機械も、ちゃんと使ってくれる人にあげたら良いと思います。売ってお金にしろとは思っていません。あの人はそういうことを頑張る人ではないので、期待しても無駄ですから。

夫の父親が昨年8月に売りに出していまだに売れていない家のメンテナンスに使う、草を切ったり木を切ったりするための道具や機械は、その家の物置に置いておくと言っています。

トラックやトレーラーは、結局売る気にならないらしくて、ツールショップの駐車場に置いておくと言っています。

まあ、あのごみ屋敷状態のガレージを片付けられるのなら、何をどうしても良いですけどね、いつまでも全て残しておくことは出来ませんよ。

私は、キッチン道具や食器をたくさんチャリティーショップに寄付しました。パーティー用の大皿やパンチボウルとかはね、子供達の誕生日パーティーに使ったものですが、もう使うことは無いでしょう。

小さな家かアパートに住めば、大勢が集まるパーティーなんてもうしませんよ。時々親しい友人を食事に呼ぶことはあるでしょうけど。

子供達が愛用していたパフェグラスとか、お弁当箱とか、子供用の食器とか、あれもこれも思い切って処分しましたが、やっぱり少し悲しい気持ちになりました。

しかし、家に置いておくわけには行かないんですから仕方がありません。私達は、人生の次のチャプターに進むのですからね。そのチャプターには、夫の目が見えなくなるという出来事が待っているんですから、とにかく持ち物を減らさないといけないんです。

良い思い出と結びついているものを処分するのは簡単ではないですが、ものを残さなくても思い出は残ります。

ただね、子供達が子供の頃に、いつも手作りのクッキーやお菓子を入れていた大きなガラス容器だけは、残すことにしました。何か入れるのに使えるでしょうし、1つくらい楽しかった子供の頃のことを思い出させるものがあっても良いでしょう。


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2023年9月16日

申し込む家は全部徒歩圏内

家探しは続いています。

第1候補の家は、まだ見学が出来ていませんが申込書は記入しました。ものすごくいろいろなことを書かなくてはいけませんでした。しかも、この家に住む人全員がそれぞれ1通ずつ申込書を書かなくてはいけないと言うんですよ。

1世帯で1通の申込書じゃあないんです。面倒なことをさせますよねえ。大勢が申し込むと思いますけど、住む人全員が1通ずつ申込書を書くと不動産屋にはものすごい数の申込書が届くと思いますが、担当者は全部ちゃんと見るんでしょうかね。

私なんて、新型コロナが始まった頃からパタリと翻訳の仕事が来なくなって、ここ2年くらい収入が微々たるものなので、仕事とか収入に関する欄は記入できることが無かったです。

この家が借りられる可能性は低いと思っていますから、他の物件にも申し込みをする予定です。

例の商業施設も入っている大きな複合ビル群のマンションも申し込むことにしました。夫が勤めているツールショップに近いからです。歩いて数分なんです。

有名開発会社が建設したというこの複合施設のマンションは、現在賃貸に出ているのは2戸だけですが、低所得家庭には政府からの家賃支援があるそうなので申込者が多くて、競争率は宝くじ並みだそうです。

実際、賃貸人は宝くじのように選ぶんだそうですよ。

自分達が住んでいるのが想像できないようなマンションなので、もしも当たったら「ホントにここに住むの?」と悩むと思いますけど、運がない私達は宝くじなど当たらないことを知っていますから、夢を買うつもりで申し込みます。

もう1軒は、今日の午後に見学に行く予定のタウンハウスです。うちの夫が興味があるので見てみたいそうなんです。ツールショップに大変近いのですよ。宝くじマンションよりもさらに近いんです。

しかし、私はね、このタウンハウスを不動産サイトで見た瞬間に「これはムリだ」と思いました。3階建てだからです。

それほど広くない敷地にタウンハウスを建てる場合、個数を増やすには1戸あたりの面積を小さくしなくちゃあいけませんよね。ですから縦に高く3階建てになっているのです。

1階はガレージと小さな部屋が1つ、2階はキッチンと居間、そして寝室とバスルームが3階という作りです。いやあ、ちょっと、考えただけでもきついですよ。

最近は膝が痛くて階段がつらいということは無いんですけど、食品の買い物をして帰ったらガレージから2階まで荷物を持って階段を上がらなくちゃあいけないんですよ。寝室は3階ですよ。

それに、私はしょっちゅう目が回ってフラフラしていますからね、そんな階段だらけの家には住めないと思います。うちの夫が見たいというので見に行くつもりですけど。階段も運動のうちと思って頑張るわけには行かないでしょう。

これら以外に「我慢できないことはない」と思える1軒の家とアパートも見つけていますが、どちらも寝室が2つで小さいです。しかし、ツールショップは徒歩圏内です。

どちらにも問題があります。家の方にはエアコンがないし、アパートの方は線路のすぐ隣りですから睡眠への影響が心配です。

いろいろ考えましたけど、家探しの譲れない条件は、やはり夫が勤めるツールショップに近いということなんです。私が病気で熱が出ているような時にも、車の運転をして送り迎えをしなくちゃあいけないようでは困るんですから。

いずれにしても良い物件は、早く行動しないとすぐに誰かが借りてしまいます。第1希望の家がダメで、宝くじマンションも外れたら、次の一番良いのは3階建てのやつなんですけど。

やっぱり3階建ては止めておいた方が賢明でしょうか。


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2023年9月15日

北隣り家は犬の散歩をしていたが

ついに花粉症シーズンが本格的に始まりました。昨日は朝からくしゃみが連発で、抗ヒスタミン薬が必要でした。薬なしでは普通の暮らしが出来ませんからね。

そんなことより、今日の話題は北隣り家の犬のこと。

見たんですよ、北隣り家の娘さんが犬の散歩をしているのを。3月に引っ越して来て以来、一度も犬の散歩をしているのを見たことがないと書いて来ましたけど、私は間違っていたようです。

ただし、その散歩には問題があったんです。

散歩をしているのを見たきっかけは、尋常ではない犬の吠え声を聞いたからです。もしも私が家の中にいたら「ああ、また吠えてるなあ」と思っただけでしょうが、その時私は家の外掃除をしていましたから、凄まじい吠え声を聞いて「何事か!」と思ったんですよ。

犬が吠えているゲートの方を見に行きましたら、北隣り家のインド人お母さんが道路に出ていて、慌てた様子で何か叫んでいました。

何を慌てているのかと思ったら、真っ白の大犬グレートピレニーズともう一匹の白いスピッツが道路に出ていて、誰かに跳びついていたのです。

通行人に跳びかかっているんだ!

と思いました。

グレートピレニーズが人に吠えかかるのはいつものことですが、スピッツも狂ったように吠えていました。

跳びかかられていたのは若い女性で、茶色い小さい犬を連れていました。私は、その女性と茶色い犬が散歩をしているのは以前にも見たことがあったんです。

そして、その女性と茶色い犬が狂ったように吠えかかって跳びつく白犬2匹とともに北隣り家のゲートを入って行ったのを見てやっと気が付きました。

あの茶色い犬は、北隣り家が飼っている3匹目の犬だったのですよ。普段は見かけることがないのですが、引っ越して来てすぐの頃にフェンス越しに見たことがありました。

やっと合点がいきました。北隣り家では、おとなしい茶色い犬だけを家の中で飼っているから日頃見かけることはないのです。そして、茶色い犬だけを散歩にも連れて行っていたのですよ。

大犬のグレートピレニーズとスピッツは、家族以外の人にむちゃくちゃ吠えかかりますし、グレートピレニーズは身体が大き過ぎて女性にはコントロールが出来ないでしょうから、散歩に連れて行くのは不可能なんだろうと思います。

だから、グレートピレニーズとスピッツは敷地内で放し飼いにされていて、茶色い犬だけが散歩に出かけていくのを吠えかかりながら眺める毎日なのですよ。

自分達も散歩に行きたいだろうに!

外の世界を見たいだろうに!

毎日ゲートのところで朝から晩まで吠える暮らし。

不憫です…


それにしてもね、我が家はすぐ隣りとは言えゲートからは少し距離がありますが、これだけ犬の吠え声が聞こえるのです。ゲートの道路を挟んだ向かい側の家は、どれだけうるさいことか。

近所が苦情を言うと、北隣り家は手を焼いていると言う(別居中の父親がそう言っていた)大犬のグレートピレニーズは手放すかもしれません。

手放したグレートピレニーズを引き取って、ちゃんとトレーニングできる人がいるでしょうか。きっといますよねえ、グレートピレニーズのブリーダーもいるのですからね。

そういう人にもらわれて、ちゃんとトレーニングをしてもらって、一日中吠えなくても良い暮らしが出来るようになれば、あの犬にとってもその方が幸せじゃあないかと思いますよ。

ホントに、グレートピレニーズという種類の犬は、モフモフして可愛らしいからというような安易な気持ちでは飼ってはいけない犬です。ムチャクチャ大きくなりますし、トレーニングをしないと飼うのが困難になります。

これを書いている今も、グレートピレニーズが吠える声が聞こえます。

今日もまた、一日中ゲートのところで吠え続けるのです。


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2023年9月14日

ちょっと羨ましかったりする

春らしい良い天気だった昨日、仕事が休みだったうちの夫は、家族が集まるイベントにお出かけでした。6月から家族でスペインでの長い夏休みを過ごした後、さらに一人だけ残ってヨーロッパ旅行をしていた義弟がついに帰って来たんだそうです。

先月、うちの夫も一緒に行ったシドニー&ニューキャッスル旅行の後、クイーンズランドを旅行していた義妹とパートナーも帰って来たんだそうで、皆んなで集まろうということになったそうなんですけど。

夫の父親が主催でした。

風光明媚なヤラバレーのヒールスビルという町の外れにあるRACVカントリークラブに集って一緒に食事することになったそうです。

RACVカントリークラブには、ゴルフ場と宿泊施設とレストランがあります。夫の父親はその近くに所有する31エーカーもの広さの土地に建つ家を
昨年8月に売りに出して、いまだに売れていないんですけど。

集まったのは、父親とうちの夫、そして義妹弟だけでした。義弟の奥さんも私も行きませんでした。

私は夫の父親が好きではないのでお付き合いしていませんから、この人が主催する旅行にも食事会にも行きません。でもね、これほど頻繁に家族が集って旅行に行ったり、リゾートに泊まったり、おしゃれなレストランで食事会をしたりするのはね、

ちょっと羨ましかったりするんですよ…

うちの夫がそういうお金がかかることを楽しめるのも、夫の父親が費用を全部負担してくれるからですが、旅行やレストランも羨ましいけど、ただ家族が集まれるというのが羨ましいのですよ。

私は、2006年に短期滞在していた日本からメルボルンに戻って来て以来、一度も日本には帰っていません。母親や妹達に会いたいと思うことはあっても会えませんしね、この17年間、旅行したのは義妹からのプレゼントで行ったゴールドコーストとドバイの2回だけですよ。

食べて行くだけで精一杯の暮らしなんですから旅行など出来るわけがないんですが、うちの夫は毎年旅行を楽しんでいます。昨年は、ドバイに続いてカリブ海の島バルバドスにクルーズ旅行にも行きましたしね。

羨ましくて、昨日はちょっと悲しくなりました。

夫の父親は、聞くところでは友人がいないのだそうで、退屈で寂しいので子供達に会うのが楽しみなんだそうです。だから、うちの夫には毎日のように電話がかかって来ます。ほとんど毎週のように仕事が休みの日には父親と食事に出かけます。

私とはめったに出かけません。外食はむちゃくちゃお金がかかりますからね。父親と一緒の場合は、全部父親が払うんですからお金の問題はないわけですけど、私はあの人が好きではないのです。一緒にいると不快な気分になるだけですから、おつきあいはしないことにしているのでございます。


ところで、夫は義妹とは引っ越しの話をしたようです。どのくらいすぐにこの家を売りたいのか、予定を教えてもらわないといけませんから。

不動産屋は、家を売るのは私達がこの家を出てからの方がいろいろとやりやすいと言ったので、私達が引っ越したらすぐに売るということらしいです。

別の言い方をすると、私達がここに住んでいる間は売れないので、出来るだけ早く引っ越して欲しいということですよ。

だから、うちの夫は昨日カントリークラブから帰って来るなり不動産サイトで家探しを始めまして、「この家はどうか」と送ってきたリンクがありました。夫が勤めるツールショップに近い7階建てのマンションでした。

商業施設も入っている大きな建物が並んでいる複合ビル群のうちの1つです。そういう大きなビルに住むのはイヤだと言ったのは夫ですよ。

おまけに、中国人不動産屋が管理している中国人所有の家はイヤだと言ったくせに、その家でも良いと言うのでびっくりです。

言うことがコロコロ変わるのはいつものことですけど、なんだか様子が躁モードっぽい!

昨日はカントリークラブで家族が集まって楽しい一日を過ごしたようですから、それでハイテンションになっているのかもしれないですけど、うちの夫は双極性障害2型ですからね、躁モードになると判断力が狂いますから私は気をつけなくてはいけません。

住みたくもない家に引っ越しを強行されたりしたら大変です。大きなマンションは、地下駐車場に車を停めて、そこから買い物を部屋まで運んだりしないといけないでしょう?

しょっちゅう目が回ってフラフラしている私は、そういうのはイヤなんですよ。

気をつけると言っても私の言うことなど聞きませんからね、必要な時はうちの娘か義妹から言ってもらいますけど。

いやあ、言うことが180度コロッと変わるんだからもう!


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2023年9月13日

おたまじゃくし生存の謎

気温が24度まで上がった快晴の昨日、お日様の力というのはすごいですね。そして暖かいというのも、身体だけじゃあなくてメンタルにも大きな影響があるようです。

いろいろやる気が出ましてね、まずはバスルームの大掃除。それから家中に掃除機をかけて、洗濯機は2回まわして自分のシーツ類を洗いました。それを何ヶ月ぶりかで外の洗濯物干しに干しました。

外に出たついでに、家周りの掃き掃除もしていた時、例の噴水の下の水をためるプールにいたおたまじゃくしのことを思い出したんです。しばらく見ていませんでした。

このおたまじゃくしのことを記事に書いたのは、今年の1月10日の「噴水と板とカエル問題」という記事が最初です。メルボルンは真夏でした。

私はカエルとかおたまじゃくしが好きなもんですからね、あんなところに卵を産んだカエルがいたというのにも感激したんです。おたまじゃくしがカエルになるのを見たくて観察を続けていました。

ところが、おたまじゃくしはカエルにはならず。

1〜2ヶ月もすればカエルになると思っていたんですけど。小さな後ろ足が出ているおたまじゃくしは何度も見ましたけど、カエルになりかけのを見ることはなくて。

おたまじゃくしの数は徐々に減って行ったので、気が付かないうちにカエルになって旅立っていったのかとも思ったりしたんですが、ある日クッカバーラ(和名: ワライカワセミ)がおたまじゃくしを食べているのを偶然目撃しましてね。

もしも、無事にカエルになったおたまじゃくしがいたとしても、肉食系のクッカバーラやマグパイがいっぱい住んでいる我が家では、おそらくプールを出た途端に食べられただろうと思ったんですよ。

そういうことを記事に書いたのは5月のこと。メルボルンは秋でした。

それから冬が来て、そして春が来ました。噴水のプールにおたまじゃくしがいることを発見してから8ヶ月以上経っているわけです。

どうなったんだろう?

おたまじゃくしは全て姿を消しているんじゃあないかと思いながら、プールを覗き込みましたら、

いるいる!まだいる!いっぱいいる!

真冬の間に何処かからかカエルがやって来て、再びこのプールに卵を産んで、それが冬の間におたまじゃくしになったとはちょっと考えられないので、夏にいたやつが越冬したんですよ!




調べてみると、カエルになるのに1年ほどかかる種類もいるそうです。1年もかかるとおたまじゃくしの状態で越冬するらしいですから、噴水のプールにいるおたまじゃくしが越冬したとしても不思議ではないですね。

もしそうなら、いよいよカエルになる時期が近づいているってことですよ。春が来ましたし、これから気温も上がって行きます。

どんなカエルになるんでしょうか。

見てみたいです!


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2023年9月12日

雪が降った翌週は夏日

ちょっと考え事があったりすると、すぐに睡眠に影響が出ます。最近引っ越しのことでいろいろストレスが溜まっているせいだろうとは思うんですが、睡眠不足なので目まいがしています。

まっすぐ前を向いていれば平気なんですけど、目を横に動かしたり首を動かしたりすると立ちくらみのようにクラクラするので、運転する時は怖いです。

ところで、

メルボルンは相変わらす寒い日が続いていました。先週の金曜日なんて標高の高いところでは雪が降ったらしいですし、我が家でも最高気温が11度。

家の中が寒くてたまらないけど、居間の薪ストーブを燃やしたところですぐには暖かくならないんですから、防寒コートを着て首にはマフラーを巻いて震えながら朝ご飯を食べるのです。

寒すぎる暮らしにウンザリしてしまってね、せめて朝だけはセントラルヒーティングを使うようになりました。ガス代と電気代の節約のために使わないと決めましたけど、やっぱり寒すぎて。

30分ほどつけるだけでずいぶん楽になりますし、活動し始めると寒さもそれほど気になりませんから、すぐに消すんですけどね。

今朝は、ヒーターをつけたいと思うほど寒くないです。天気予報サイトを見てみましたら、1週間予報の表にオレンジ色が目立ちました。予想気温の欄は色分けされていて、20度を超えるとオレンジ色になるんですが、何と今週は濃いオレンジ色が並んでいるんですよ。


何ヶ月ぶりかで見るで濃いオレンジ色は、気温が25度以上になることを意味しているんですけど、夏日ってことですよ。木曜日の予想最高気温は27度です。

先週は厚手のカーディガンの上に防寒コートを着て薪ストーブを燃やしていたのに、今週は連日夏日とは、いかにもメルボルンらしいです。


北隣り家の木のせいで日当たりが悪い我が家は、洗濯物干し場にもいまだにお日様がほとんど当たりませんが、気温が25度を超えるならお日様が当たらなくても乾くでしょう。

久しぶりにシーツの洗濯が出来ます。

気温が高くなると花粉が飛ぶのは確実ですから、覚悟して干しますよ。

家探しの件ですが、例の家の見学日の連絡はまだ来ません。うちの夫も、昨日は忙しすぎて休み時間も無かったそうですから、不動産屋の担当者とも話が出来ていません。

不動産屋のオフィスがツールショップから歩いていける距離にあるので行って話してみると言っていたんですけど。

あの家が借りられるといいんですけどねえ。


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2023年9月11日

簡単ではない家探し

家探しの件ですけど、最初に見つけた「住みたいと思える家」の1軒に決めました。決めましたけど、競争率が高いですから私達が借りられるかどうかは分かりません。

その家は、うちの夫が勤めるツールショップまで歩いて行ける距離であるというのが選んだ最大の理由です。

家自体もキレイですし、環境がとにかく静かなようですし、エアコンが2階の主寝室にしか無いというのが不安ですが、場所の便利さには代えがたいと思っています。

もう1週間以上家探しをしていますけど、現在出ている賃貸物件の中で、この家と同じくらいに便利な場所にある家は他に2軒しかありません。

1軒は、あまりにも家がボロで汚いです。キッチンが黄色というのもアレですし、広い裏庭があるので草切り&草取りが必要ですから、これは住みたくないと思いました。

どうしてキッチンを黄色にしたんでしょうかね。キャビネットとか窓枠まで黄色なんですよ。

もう1軒は、ちょっと民族差別に聞こえるかもしれませんけど、中国人がやっている不動産屋が管理している家で、不動産屋のスタッフ全員が中国人なので、おそらく家主も中国人だろうから、借りたくないと夫が言ったのです。

ツールショップでは、いろいろと難しいお客とのトラブルも起きるわけですが、うちの夫はそうした経験から「中国人とはビジネスをしたくない」と考えるに至っているのですよ。

だから、その家はあきらめました。

ということでね、住みたいと思える家は、前述の1軒しか無いんです。さっそく見学を申込みました。

不動産屋からは、見学については現在調整中だから連絡を待てというメールが来ましたが、その後一向に連絡がありません。

はっきり言って、見学しなくてもこの家に住みたいと決めているわけなので、賃貸の申し込みをすることにしたのですけど、

これがややこしいの!

私達は、義妹(夫の妹)が所有するこの家に引っ越すまではずっと賃貸住宅に住んでいましたから、しかも家主が家を売りに出したりするもんだから毎年、ひどい時には1年に2回も引っ越しをせざるを得なかったこともあるくらいなので、賃貸の手続きは何度も経験しているんですが。

この不動産屋が特殊なのかもしれませんけど、全部オンラインでやるようになっているんですよ。身元確認のためのコード入力は、携帯電話で1回、メールで1回と合計2回しなくてはいけなくて、秘密の質問の設定だとか面倒くさいことをいろいろやらされるのです。

やっと申し込み完了かと思えたところで、見学の際にもらったコードを入力しろというのが出ました。

見学なんてしていないんだから、そんなコードは入力できません。

結局、賃貸の申し込みは出来ないままで、見学日の連絡を待っているところですが、見学させてもらうのにどうしてこんなに時間がかかるんでしょうかね。私達が賃貸住宅に住んでいた頃は、家を見学したい人がいると断ることなど出来ませんでしたけど、法律が変わったんでしょうか。


この家が借りられない場合、ツールショップまで歩いて行ける距離には他の物件が無いので、次の選択は駅の近くかツールショップの近くまで行くバスを利用できるところです。

そうなると大変限られて来ます。候補はいくつか見つけていますが、家賃がバカ高なので難しいとも思っています。

もうね、キレイ目のタウンハウスだと家賃が週700ドルを上回っているんですよ。700ドルって1ドル100円とすれば7万円ですよ。1ヶ月だと30万円近いんですからね。

そんな家賃だと、同居人を見つけてシェアハウスにしないとやっていけませんよ。

とにかく、申し込みをしかけたその家が借りられるかどうか次第なので、私達にチャンスがあるのか無いのか、不動産屋に聞いてみて欲しいと夫に頼んでおきました。

担当者になかなか連絡がつかないので、不動産屋のオフィスまで行ってみると夫は言っていましたけど。ちなみに、この不動産屋は最大手の1つで信用できる所ではあるんです。

引越し先は早く決めたいですが、物件の数が少ないので簡単ではありません。


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2023年9月10日

非常識な北隣り家の事情

迷惑行為連発だった我が家の北隣り家が今年の3月に引っ越して行き、私達は大音量の音楽が深夜まで続くパーティーの騒音とオートバイを連日敷地内で乗り回す騒音から開放されました。

我が家との境の生垣の向こう側で2〜3台のオートバイでレースをしていましたからねえ、エンジンを吹かす音が耐え難かったんですけど。その家族が引っ越して行くと分かった時には大喜びしました。

あの迷惑行為連発だった家族は、2.36ヘクタールもの敷地とスイミングプール付きの家を150万ドルで買ったんだそうですが、数年間住んでいる間にいろいろリフォームして、350万ドル以上で売ったんですよ。

それって1ドル100円で計算すると3億5千万円という値段です。それを買って引っ越して来たのは、インド人家族でした。どういう仕事をしているんだろうかと気になったりもしたんですけど、お金持ちであることは確かです。

私はこのインド人家族に会ったことはないんですが、うちの夫は、この家族のお母さんと娘には会ったことがありました。私はメタリックオレンジのスポーツカーを乗っているインド人の女性を何度も見かけていますから、あの人がお母さんだと思っているんですが。

私はその女性には悪い印象しか持っていません。

このブログで何度も話題にしていますけどね、この家族が飼っている犬が、

大迷惑なんですよ!

インド人家族は犬を3匹飼っているんですが、一番大きい真っ白のグレートピレニーズという種類の犬が、毎日毎日、朝から晩まで吠えるんです。

ゲートのところで、道路を歩く人達や犬の散歩をする人達に恐ろしい唸り声まで上げて吠え続けるんです。

最近は、我が家との境のフェンスを簡単に飛び越えて、毎日我が家の敷地に入って来ます。そして、道路に沿ったフェンス越しに人々を追いかけて吠えかかるんですよ。

まるで私達が飼っている犬が皆さんに吠えかかって迷惑をかけているように見えているはずです。

犬達は常に家の外にいて吠えていますから、家の中には入れてもらえないんだろうと思います。散歩をしているのはこの半年間一度も見たことがありませんし、犬と遊んでやったりトレーニングをしたりしている声を聞いたこともありません。

少なくともあのグレートピレニーズは、完全に放ったらかしです。餌だけはちゃんと食べさせてもらっているようですけど。

番犬として飼っているとしても、あれで役に立っていると言えるんでしょうか。朝から晩まで常に吠えているんですけど。

私はね、どういうわけかグレートピレニーズの吠え声はそれほど気にならないのですけど、まるで我が家の犬みたいにフェンス越しに人々を追いかけて吠えるのが気になっているんです。

私に対しても吠えかかってウーウーと恐ろしい唸り声を上げていましたが、「こらあ!」とか「おい!」とか言って追い返しているうちに、最近は私の姿を見ると、急いで自分の家の敷地に逃げ帰るようになっていますが、どうせまた人々を追いかけてやって来ますから、追い返しても意味がないです。


そんな昨日のことですが、うちの夫が北隣り家のお父さんに初めて会ったそうです。インド人ではなくて、普通の白人オーストラリア人だったそうです。

この人は北隣りの家に住んでいないそうです。インド人の奥さんは別居していて、3億5千万円のこの家に引っ越して来たのは、お母さんと子供達だけだったそうですよ。

金持ちであることは間違いないです。

うちの夫は、このお父さんに犬が我が家の敷地に入って来て困ると言ったそうですよ。

そうしたら、この人、何と言ったと思いますか?

「あの犬には手を焼いているんですよ、とにかく大き過ぎるんで」

隣りの家に迷惑をかけていると知っていて、

言うことはそれだけか!

犬のことはオレの知ったことじゃないという態度だったそうですから、うちの夫は怒っていました。

しかしね、この人は別居していてここに住んでいないんですし、あのグレートピレニーズはこの人の犬じゃあないんですから、この人が謝ることではないのですけど。

それでも「申し訳ありません、妻には言っておきます」くらい言えばいいのに。

何をしに来たんでしょうかね。子供達と週末を一緒に過ごすために迎えに来たのかもしれません。

あのインド人の女性も、子供達がいない間はあの広い家に一人ぼっちで心細いでしょう。番犬が欲しくなる気持ちも分からないことはないですが。

はっきり言って、この辺りは犯罪とは無縁の安全なエリアなんですよ。静かで平和なはずなんです、犬さえ吠えなければ。

北隣り家の犬達は、毎日毎日、一日中ゲートのところにいて、人々に吠え続ける暮らしです。特にあの白い大犬は、あれがグレートピレニーズの特徴だとは言え、見ていてホントに不憫なほど吠え続けています。

昨夜は10時近くになってもまだ吠えていましたけど、夜にはカンガルーやキツネなど野生の動物が出ますから、道路を歩く人はいなくてもグレートピレニーズは気が休まる時が無いでしょうね。

大き過ぎて手を焼いているということは、扱いに困っているんでしょうから、散歩に連れて出たりするわけが無いですよねえ。しつけやトレーニングもしないはずですよ。

広い敷地内を自由にウロウロさせて放ったらかしているのは、自分の手に負えないからかもしれません。

これから暑い夏がやって来たら、屋外で放ったらかすと犬達は苦しいですよ。3匹とも長毛種ですからね。

特にあのグレートピレニーズは、夏の暑さはつらいでしょう。

夏になったら冷房の効いた家に入れてやるんでしょうか。その頃までには、手を焼いているあの大犬は、飼うのをあきらめるかもしれません。もしそうなったら、ひどい話です。

 
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2023年9月9日

手強いダイエットバーと減量

健康な腎臓を必要としているどこかの誰かに自分の腎臓を一つ差し上げたいという希望を持ったうちの夫が、ある生体腎臓移植プログラムへの参加を申し込んで、一連の検査が始まったのは2年前のことです。

このブログを「腎臓」で検索すればたくさんの記事が見つかりますけど、まあいろいろ紆余曲折はありましたが、腎臓を提供することが決まったんです。

最初は8月10日だった腎臓摘出手術の予定は変更になり、10月になりました。あと1ヶ月を切りましたよ。

手術までに少しでも腹周りの脂肪を減らしたい夫は、先月から再び超低カロリーのダイエット食品による減量を始めています。

利用しているのはネスレ社の「OPTIFAST(オプティファースト)」のシェイクですが、今回は板状のバーも利用しています。

腎臓を提供するためにこれまで何度か減量を試みていますが、最初は「The Man Shake(男のシェイク)」というのを飲んでいたんですが、代替食としてダイエット食品を取り入れるなら科学に裏付けられた「OPTIFAST(オプティファースト)」が良いと医者に勧められたのだそうです。

それで、最初は「OPTIFAST(オプティファースト)」のスープにトライしたものの、味音痴の夫ですら不味くて飲めないシロモノだということでスープはあきらめ、シェイクを飲むようになりました。

しかし、一回の食事をシェイク一杯だけで我慢するというのはね、本当に強い意志がないと続きませんよ。腎臓を提供したいという強いモチベーションがあった夫も、結局リバウンドを繰り返しました。

食べずに痩せた場合、再び食べ始めるとあっという間に体重は増えますからね。夫の体重は再び3桁になり、手術が決まってからも食べたいものを好きなだけ食べていたんですが。

手術を目前にしたこの段階で太ったら「それはあなたの無責任と偽善の象徴だ」と私が言ったのが引き金になったのではないかと思うんですけど、せめて体重を2桁にすると言って、再び「OPTIFAST(オプティファースト)」のシェイクを飲み始めたのです。

シェイクだけではお腹が空き過ぎるし退屈だということで、今回は板状のお菓子みたいなバーも取り入れたそうですが、シェイクもバーも1食が200キロカロリーと超低カロリーで、代替食になるだけのありとあらゆる栄養素が入っています。

言っときますけど、「OPTIFAST(オプティファースト)」のダイエット食品はどれも安くはないですよ。バーは6本入りが25ドルくらいです。1本4ドル以上する計算です。まあ、サンドイッチを買って食べてももっと高くつきますから、それはいいんですけど。

さて、昨日のことですが、お昼ご飯に前の晩のスープの残りを食べたせいですぐにお腹が空いてしまった私は、何かおやつに食べられそうなものを探していたんですが、そういう物は買わないんですから自分で作らない限り無いんです。

ところが、パントリーの棚の上の方に、夫が買った「OPTIFAST(オプティファースト)」のバーが置いてあるのが見えたんですよ。

おやつ代わりに食べても毒にはならないだろうと思って、どんな味がするのか興味もありましたから、1本もらって食べることにしました。

いろんな味のバーが出ていますが、夫が買っていたのは「アーモンドバター&デーツ味」でした。

こういう箱に入っています。


ミューズリーバーみたいで、なかなか美味しそうじゃないですか?

さっそく一口かじり…

かじれないっ!

硬すぎてかじることが不可能なんです。

厚めの木の板みたいな硬さで、まったく歯が立たないんです。

折ろうとしてもカチカチでびくともしません。しようがないから端っこの方に噛みついて、渾身の力で折りました。顎にも悪いけど歯にも危険ですよ。

とにかく一口分を口にふくみました。

噛みくだけない!

顎が弱い私にはこういう硬いものを噛みくだくのはムチャクチャ大変なんです。それでも何とか噛みくだくと、口に広がる薬の味。

うわっ…

「OPTIFAST(オプティファースト)」のスープは「スープに化けた薬」という感じだったけど、これはまさに「お菓子に化けた薬」だわ。

うっへ〜不味い!

「とても食べられない」とごみ箱に捨てかけたものの、「これ4ドル以上するんだな」と思ったら捨てるのはもったいないとも思いました。

捨てようかどうしようかと決めかねていると、口の中に残る後味がなかなか悪くないんです。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」じゃあないですけど、すぐに不味さを忘れた私はもう一口行きました。

硬い!歯に危険!顎に悪い!不味い!

水分が必要だと思って緑茶を口に含みましたら、薬臭さが倍増されました。これはちょっと食べられたものじゃあないわ。

でも吐き出せませんから飲み込みましたけど。

ところが、

しばらくすると口の中に残る後味のせいで、不味さを忘れた私は再びバーに手を伸ばす。歯や顎へのリスクを心配しながら1かけら口に入れて、同じことの繰り返し。

結局全部食べたんですよ。お茶の力を借りながら。

いやあ不味かったわ!

でも、食べられないことはないという結論です。

しかしねえ、味はまあ我慢できますけど、硬さは何とかした方が良いと思いますよ。強い顎をお持ちの若い方なら、それほど苦労することなく食べることが出来るのかもしれませんが、それにしたってあんなに硬くする必要はないでしょう。

私はもう二度と食べないと思います。


朝とお昼を「OPTIFAST(オプティファースト)」にしているらしい夫は、仕事から帰って来る頃にはお腹がペコペコで、帰ってすぐに晩ご飯を食べられないと我慢ができなくていろいろ食べてしまいます。

ですから、帰ったらすぐに食べれるよう晩ご飯を準備しています。

最近の晩ご飯は、夫のダイエットのために具だくさんスープのことが多いですが、それこそ本当にたくさんの食材を入れるんですよ。お肉は必ずたっぷり入っています。

でも、先日はスープと一緒に食べた手作りパンが美味しかったんでしょう、パンが止められなくなって1斤くらい食べました。バターやピーナッツバターを大量に塗って1斤も食べたらダメじゃん。

昨日の晩ご飯もまた良くなかったんですよ。大きな牛のすね肉を長時間煮て柔らかくしたのを、大根とニンジンと一緒に煮込んだのと白ご飯とサラダだったんですが。

翌日にも食べられるようにとたくさん作ったんです。すね肉は骨付きのを1.3キロ使いましたから、骨を除いたとしても相当な量があったんです。

3人が食べた後、鍋には1食分以上残っていました。ところが、気が付いた時には鍋は空になっていたんです。

まさかと思ったけど「全部食べたの?」と聞いたら、全部食べたと言いました。ご飯もお代わりしたそうで、炊飯器も空になっていました。

朝と昼は「OPTIFAST(オプティファースト)」で摂取カロリーを抑えても、晩ご飯にドカ食いしていては意味がないですよねえ。


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2023年9月8日

完成目前の家が消えた理由

いつも通る道路にもう何年も工事中でなかなか完成しない家がありました。

塀が出来てからは中の様子はよく分からなくなりましたが、完成目前だったのにいつまでたっても完成した様子はなくて、どうしてこんなに時間がかかるんだろうと思いながら通り過ぎていたものです。

大きな家でした。グーグルマップで見たら、家の向こう側にはプールもあって、テニスコートも作っているようでした。

そのうち、この家がいつまでたっても完成しないことなど気にもしなくなって、通り過ぎるだけになっていたんですけど。

つい先日、気がついたんですが、

家が消えて無くなっていたんです!

消えたのは家だけじゃありません。すべて無くなっていたんです。広い敷地が土と草だけになっているというのは、どういうことなんですか?

家がなかなか完成しなかったのは、経済的な理由か何かで工事を続けられなくなったとも考えられますけど、そういう場合は売りに出しますよねえ。

でも、買った人が完成目前の家もプールもテニスコートも全部壊して更地にしてしまうとは、ちょっと考えられないんですけど。

ヘンなの…

と思っていたら、何でも良く知っているうちの夫が事情を教えてくれたんです。

なんと、その家を建てていた人達には、市から取り壊し命令が出て更地にしなくてはいけなくなったんですって。

取り壊し命令?

なんでそんなことを命令される?

実はですね、その人達は家を建てるために絶対に必要な建築許可を取得せずに建てていたんだそうですよ。

その家があるエリアは我が家のあるエリアと同様に、自然保護や住環境の保護の関係から、土地の開発や建築に関してはたくさんの規制があります。自分の敷地内の木を1本切るにも許可が必要なほどですから。

それに、家を建てるに当たっては、建築関係の法令や安全基準とかに適合しているかどうかも事前にチェックするものでしょう?

夫と私が、以前住んでいた家を増築したりウッドデッキを作ったりした時にも、いちいち許可が必要でしたし、作っている途中でも検査に来ましたし、完成したものについても、申請したとおりに作ったか、強度が十分か、安全かということを調べに来ましたよ。

建築とか設計とかに知識の無かったうちの夫が独学で設計図を描いて申請したんですけど、結果的には必要な強度の数倍もの不必要な強度を持つ増築だったらしいのですが、もちろん検査はパスしました。

取り壊された家を建てていた人達は、検査も受けずに許可無しで建てていたそうなんです。面倒だから無視したのか、そういう許可や検査が必要だと知らなかったのか、無許可でも建ててしまえば許可は出る踏んで工事をしたのか。

知らなかったはずがないですよね。作業をしている人達がそういうことは分かるはずですから。まあ、とにかく、完成目前のままいつまでたっても完成しなかったのは、こういう理由があったのです。

大きな家もプールもテニスコートも塀も自費で取り壊しさせられて、たくさんのお金を無駄にしましたね。違法なことをすると痛い目に遭うということです。


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2023年9月7日

あっと驚くレゴブロックの売買

引越し先の家探しと持ち物の処分を引き続きやっています。

昨日仕事が休みで家にいたうちの夫は、ごみ屋敷状態のガレージの片付けに取り組むのかと思ったら、再び草切りを始めて、その後は雨樋の掃除をしていました。

屋根のすぐ下のところにある軒樋というやつの掃除を何年もしていませんでしたから、軒樋に溜まった葉っぱが土になり、草が生えている部分もありました。

雨樋の掃除が終わって、今度は屋根の掃除を始めましたよ。いつだったか私が知らないうちに買っていた例の3000ドル(30万円)もするプロ用の高圧洗浄機が役に立ったようです。

この家を買う人は、高確率でこの家を壊して自分の好きな家を建てるだろうと聞いていますけど、雨樋や屋根の掃除をしたということは、壊れているところも直すのでしょうか。

この10年割れたまま放ったらかして来たガラス窓とか、はがれたままのテラコッタタイルとか、この家には直さないといけないものがたくさんあるんですけど。

最大の障害であるごみ屋敷ガレージの片付けは、まだ始めてもいませんから、そのことを考えると気が遠くなりそうですけど、それは私の仕事ではありません。

うちの息子は、今回の引っ越しを機に友達と一緒に住むことを考え始めたので持ち物の処分が必要になり、部屋の大片付けをしています。

息子の持ち物はたくさん無いと思っていたんですが、処分を始めてみると不要なものがたくさんあったのです。

知人にもらった漫画本は、リサイクルごみとして処分しました。

もう使うことがないコンピューターゲームは、フェイスブックのマーケットプレースで売りに出しました。

これがですね、すごいんですよ。あっという間に買い手が付くんです。それも結構な値段で売れるのですよ。しかも、ずいぶん遠くからこんな山の中までわざわざ買いに来るのです。

ゲームというのは、そこまでして買いたいと思うものなのかと私は驚かされたんですが、もっと驚かされる状況になっているのがレゴ(LEGO)ブロックです。

息子は子供の頃はレゴが大好きだったので、誕生日やクリスマスのプレゼントにレゴをもらうことが多くて、たくさん持っているんですけど。

もちろん、未開封未使用のものは一つもありません。全て一度は組み立てていますし、組み立てたままになっているものもたくさんあります。半分壊れて一部ブロックが無くなっているのもありますし、組み立て説明書は1つも残っていません。

こういう状態のレゴブロックをですね、

買いたい人が大勢いるんですよ!

例えばこの写真。

レゴのキャラクターですけど、壊れていないのを集めてみたら、これだけいたそうです。


キャラクターが持つ武器とかアクセサリーもあるんですよ。


欲しい人がいるかと友人達に聞いたところ、すぐに50ドルで買いたいという連絡が来たそうです。1ドル100円で計算すると5000円ですけど、レゴのキャラクターってそんなに価値があるんですか?

たくさん持っている中で最も大きいのは、もしも未開封なら数百ドルで売れるといういう黄色いブルドーザーですが、これは電動式で動かすことが出来るものなんですけど、もちろん組み立て済みで説明書も無いんですけどね、こういう状態でも結構な値段で取り引きされているそうです。

最初は、チャリティーショップに寄付するとか捨てるとか言っていたレゴブロックですが、「欲しい人いる?」と聞いたら反応がすごかったせいで、レゴブロックは買いたい人が大勢いるらしいと気付いた息子は、ここ2〜3日間せっせと分類したりホコリを掃除したりして売る準備をしていました。

ついに昨日の午後、フェイスブックのマーケットプレースに売りに出したようですが、わずか数分で70クリックという反響のものもあったそうですよ。いくつかはあっという間に買い手が見つかったそうです。

すごいですねえ。びっくりしましたよ。レゴ愛好者の世界は、私なんかにはちょっと想像がつかない世界のようです。

レゴなんて、組み立てて遊んだらオシマイと思っていましたけど、そうじゃあないようです。


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2023年9月6日

家探しの譲れない条件

私達家族が住んでいる家の持ち主である義妹(うちの夫の妹)が、家を売ることに決めたという「引っ越し確定でごみ屋敷はどうなる?」を書いたのは日曜日でした。

その後、うちの夫は今後のスケジュールについて義妹の希望を聞いたそうなんですけど、今のところ何日頃までに引っ越して欲しいという希望はなくて、私達が引越し先の家を見つけ次第この家を売るということらしいです。

そういうことなら焦って家探しをしなくて済むので助かります。もちろん出来るだけ早くこの家を出るように家探しはしますけど、私達が住みたいエリアには現在賃貸物件があまり無いのですよ。

探している家の条件はいろいろありますが、その多くは妥協できます。

最も重要なのは場所です。夫が勤めているツールショップに、電車かバスで通勤できることが最も重要です。

現在住んでいる家からは、バスで通勤できますが時間がかかるので、始発に乗っても間に合わないという問題があります。おまけに日曜日はバスが走っていません。

だから、私が病気で熱もあってフラフラしているのに送り迎えをせざるを得なかったりするわけです。私が車の運転が出来ないと、タクシーやウーバーを使わないと通勤できないというんじゃあ困るのです。

住宅そのものに関しては、私が絶対に譲れない条件は、

エアコンがあることです!

私はエアコン無しではメルボルンの40度超えの夏を生き抜けません。

40度は超えなくても、気温が体温よりも高くなることはしょっちゅうなわけですからね、そういう天気で扇風機だけでは身体が持たないんですよ。

寝室が2階にあってエアコン無しなんて絶対に無理です。

本当は2階が無い家が希望です。今住んでいる家は階段だらけなので、目が回った時や腰痛の時などには苦労しました。階段が無い家が希望ですが、それは妥協できます。

寝室は3つが希望ですが2つでもいいです。ガレージはあった方がいいです。車を停めるのが簡単な家がいいので、狭い地下駐車場に停めなくてはいけないようなマンションは避けたいです。

ということで、昨日の朝も家探しをしたんですけど、ほぼ完璧な条件の家を見つけたんですよ。

寝室が2つでしたけど、それは何とかなります。うちの息子が友達と一緒に住むことが決まれば寝室2つで問題なしです。

その家には、エアコンが居間にもキッチンにも寝室にも合計4つもありました。

最近リフォームをしたばかりらしくて、キッチンもバスルームもモダンなデザインでした。

そして、何と言っても場所が良かったんですよ。ツールショップからは2駅分離れていましたが、駅のすぐ近くだったんです。夫なら歩いて1分で駅に行けますから、誰かに車で送り迎えをしてもらわなくても自力で通勤できます。

家の裏にはウッドデッキもあって、外で食事も出来るんですよ。庭は無いので草切りも草取りもしなくていいし。

車が1台停められるガレージ付きでした。

そして、家賃は1週間550ドル。

日本の物価からすると安くないかもしれませんが、現在のメルボルンでは週550ドルの家賃は安い方です。現在、私達は家主の義妹に週600ドル払っているんですから、それよりも安いわけですし。

ということで、私はこの家が大変気に入り、うちの夫もひと目で気に入ったと言うので、不動産屋に連絡を入れて見学に行くことにしたんです。

そうしたら、夫からメッセージが来ました。

この家は家具付きだ!

説明をよく読むと「Fully Furnished」つまり家具や電気製品などが一通り全て備わっていると書いてあったんですよ。

それは困る!

こんなにいい家が見つかって、私はもうすっかりこの家に引っ越すつもりになっていましたが、家具や電気製品完備では無理です。

完璧に条件が合う家だったんですけどね、残念でした。


実はもう1件、ツールショップまで歩いていける距離に良い家を見つけたんですよ。2階建てのタウンハウスで寝室は3つ。寝室は全部2階にありました。

エアコンについての説明が無かったのですけど、ツールショップから近いので、夫を迎えに行った帰りに寄って見てみました。

閑静なエリアでとても気に入りました。

ところが、どの家が賃貸に出ているのかを覚えていなかったので iPhone で調べていると、犬を連れた女性が通りかかりました。私くらいの年齢の女性でした。

「失礼ですが、どの家が賃貸に出ているのかご存知ですか?」
「知っていますよ、私が住んでいる家です」
「そうなんですか!」

偶然でしたが、賃貸に出ているその家に何年も住んでいらっしゃったということだったので、少し話を聞きました。

「とにかく静かで暮らしやすい」とおっしゃいました。隣り近所の騒音問題は無いそうです。隣家のトイレの音すら聞こえないそうです。日当たりの問題も無く、とても暮らしやすい家だということでした。

問題のエアコンですが、2階の主寝室にだけはエアコンがあると分かりました。つまり居間やキッチンにはエアコンは無いのです。

ただし、この家はレンガ造りですし、タウンハウスなので複数の家が並んでくっついて建てられているせいで断熱効果があるのでしょうか、居間やキッチンのある1階は暑い日でも涼しいとその女性はおっしゃったんです。

場所が大変良いので、見学してみようかなあと思っていますが、エアコンが無いのは不安です。


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