2023年3月26日

うちの夫の目の検査

金曜日、うちの夫が仕事から帰って来たのは3時半過ぎでした。

そんな早い時間に帰って来る時は、たいてい身体の具合が悪いんです。でも、具合が悪いなら私に迎えに来てくれと連絡してくるはず。バスで帰って来たので病気ではないようでした。

ちょっと元気がありませんでしたが、何があったのかと聞いてみたところ、メガネが壊れたので仕事を早退したと言うのですよ。

コンピューターの画面も書類も読むことが出来ないので、早退したんだそうです。

こういう時のためのスペアのメガネは持っていないのかと聞きましたら、今使っているのがスペアのメガネなんだそうで、そう言われて思い出しました。

昨年の検査の後に作ってもらったメガネは、夫の父親が8月に売りに出した家の草刈りをしていた時に無くしたんです。だから、ずっとスペアのメガネを使って来たんです。無くしたメガネの前に使っていたメガネです。

仕事を早退してからいつも行っている OPSM というメガネ屋に行って修理をしてもらい、新しいメガネを作ってもらうために、昨年の検査からまだ1年経っていませんが検査の予約をして、それからバスで帰って来たのでした。

うちの夫が遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」で目が見えなくなって来ていることは、このブログで度々話題にしていますが、メガネが無いと何も読むことが出来ないというのは初めて聞きました。


昨日の午後、検査を受けに私が車で連れて行きました。いつもお世話になっている眼科医の診察を受けて来ました。

「スターガルト病」という病気は非常に稀な遺伝性の病気で、治療法はありません。進行を遅らせる方法も見つかっていません。うちの夫は2年前の検査で車の運転のための適性視力が無いと分かり、運転免許証を返納したんです。

あの時の検査は非常に重要で、運転ができなくなったことは夫の暮らしに大きな影響がありました。次に大きな影響が出るのは、検査ではなくてメガネを使っても文字が読めなくなった時です。

要するに、検査をしたところで生活に影響は無いですし、出来ることも無いのですけどね、今後に備える心構えが出来るというわけで毎年検査を受けることにしています。

これが昨日撮ってもらった写真です。


昨年の写真がこれです。


放射線状の細い血管が集まっている大きな黒い丸い部分は、視神経が集まって束になっている部分で、ここには光を感じる細胞が無いので「盲点」と呼ばれる部分です。

その横に薄っすらと少し小さめの丸が見えますが、それが黄斑です。ものを見る時に焦点を合わせるところで、視界の中心となる部分です。

黒い斑点は細胞が死んでいる部分です。夫の場合は、こうして細胞が徐々に死んでしまうのでして、死んでしまったらもう何も出来ることはありません。光すら感じませんから、視野が黒く欠損してしまうわけです。

昨日はクリニックが新しく導入した最新式のカメラを使ったそうで、今まで撮った写真よりも鮮明に写っていました。少し比べにくかったのですが、ショックを受けるほど状態が悪化したようには見えません。

拡大して比べてみますと、細胞が死んでいる部分の黒い斑点がインクがにじむようにわずかに大きくなっていて、隣りの斑点とつながった部分もあります。

左目の方は、黄斑がほぼ全滅しています。

それでも、あまり悪化していなかったので少し希望が持てました。少なくともあと1年は、仕事が続けられるのではないかと思います。


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2023年3月25日

頭痛とカロリーの摂り過ぎ

一昨日の午後、頭が痛くなりました。久しぶりでした。

頭痛薬の「パナドール」を飲んでベッドに寝転んでいたら、うちの夫が仕事から帰って来ました。

頭痛が治っていませんでしたが、そろそろ晩ご飯のことを考えないといけない時間でしたから、起きてキッチンに行きました。

「おかえり」
「You look terrible...(顔色悪いよ)」
「頭が痛いの、でも晩ご飯を作らなくちゃ」
「晩ご飯は自分でなんとかするから休んでください!」

その日の朝、夫は朝5時に出勤したんです。ということは4時半には起きているんですからね、疲れているはずの夫に晩ご飯を頼むのは申し訳なかったんですけど、お言葉に甘えて私はベッドに戻りました。

少し眠って、目が覚めてからもう一度薬を飲んで寝て、朝起きた時には頭痛は治っていました。

さあて、うちの夫は晩ご飯をどうしたんでしょうか。

息子は痔の手術の後で、便が硬いのが絶対にダメなので野菜をしっかり食べないといけないんだと夫には念を押しておいたんですけど。

キッチンに行くと、ベンチの上に大きなピザの箱が一つ。

ピザを買って食べたのか…

ピザでは野菜の摂取はできなかっただろうなあ。

しかしどうやってピザを買った?

夫はもう車の運転が出来ないんだし、息子も手術後で普通に座れないから運転はできないし。

配達してもらったか?

しかし、我が家の近くにピザ屋はないぞ。配達をしてくれる一番近いピザ屋も結構距離が離れているから、あそこからピザ1枚だけ注文というのは気が引けるというか、ちょっと頼みづらいけどなあ。

そんなことを思いながら冷蔵庫を開けましたらね、

大きなピザの箱が2つ入っていました。ピザを3枚も買ったようです。食べるのは夫と息子の2人だけなのに。

そこに夫がやって来て、配達してもらったのだと言いました。野菜がたっぷり乗ったピザも買ったそうですけど、ピザはやはり小麦粉がメインですからね、便が固くなるのが心配です。

いつもなら、私が頭痛や病気で晩ご飯を作れない時は、娘か息子が作ってくれるんですけど、娘はもうこの家に住んでいないし、息子は今は寝たきりですし、夫には自分で何か作るという選択肢はないようです。

車が運転できなくなった今、料理を配達してくれるサービスが利用できると便利なんですけどね、こんな山の中に住んでいると配達してもらえるのはピザくらいなんですよ。


ということで、冷蔵庫に大きなピザが2箱分も入っていたんです。こういう高カロリーな食べ物はもう何ヶ月も食べていませんでしたし、食べたいとも思わなかったんですけど。

どういうピザを買ったのか気になって、箱の中を見てみたら、

シーフードピザがあるじゃん!

うわっ、ちょっと、このピザ屋のシーフードピザは美味しいんだよなあ。

シーフードピザの横にあるのは、

バーベキューソースの焼豚ピザじゃん!

ああ、これはテリヤキチキン風で、かなりイケるんだよなあ。

減量中の人は、こういう高カロリーなものは食べちゃあいけないと知っていますけどね、冷蔵庫にシーフードピザとバーベキューソースの焼豚ピザが入っていると知っていて食べずに我慢し続ける強い意志力は無いのでして。

だからこういうものは「作らない、買わない」が鉄則なんですけど。

早い話が食べちゃったんですよ。

午前のおやつに3切れ食べたら、もう1切れ食べたくなって4切れも食べて、お昼ご飯にもさらに2切れ食べました。

うちの息子もピザは便が固くなる可能性があると知っていたと思いますけど、たくさん食べたはずですよ。だって2切れしか残っていなかったもの。

最後の2切れは夫が仕事から帰って来て食べました。

夫は減量しなくちゃあいけないんです。私は減量したいんです。息子は痔の手術後ですから野菜中心の食事でないといけないんです。

ピザを買っちゃあいけません。


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2023年3月24日

史上最も困難な掃除

3回目の痔の手術から2週間以上が経ってもまだ寝たきりだったうちの息子ですが、痛みが少しはマシになって来たようです。

昨日の朝は、2階の寝室から降りて来て自分で朝ご飯のポリッジ(オーツ麦のミルク粥)を作っていました。

ポリッジは私達家族の朝ご飯の定番でしてね、最近はトーストを焼いたりする者は一人もいません。朝ご飯はポリッジなんです。

電子レンジで簡単に作れますし、オーツ麦は食物繊維が豊富なので身体に良いです。甘さのために干しぶどうを少し加えて電子レンジで加熱し、これに冷凍のベリー類やバナナや桃やイチゴなど、その時家にある果物を加えて食べます。

全く同じものを毎日食べ続けても不思議と飽きないんですよ。

電子レンジで沸騰させますからボウルが大変熱くなります。熱くなったボウルを持つための小さい敷物もかぎ針編みで作ってあるんですよ。

昨日は息子が自分で作っている音が聞こえて来ましたから、「やれやれ、今日は私が作って2階へ持って上がらなくても済むな」と思いまして、レシピサイトに投稿されたコメントへの返事を書いていましたら、

ゴン!うわあ!

息子がポリッジを落としたと思いましたので、お急ぎでキッチンに駆けつけましたけど、そこに息子はいませんでした。

「どうしたの?」
「階段でポリッジを落とした!」

息子は座って食べることが出来ませんのでね、手術以来食事はベッドで寝転んだ状態で食べていますが、ポリッジも2階の寝室で食べようと熱いボウルを敷物もトレーも使わずにそのまま手で持って階段を上がっていたようです。

ボウルが熱いもんですから、持ち続けられなくて手を動かした時にうっかり落としたらしいです。

息子はお尻が痛くてしゃがんで掃除なんて出来ませんからね、片付けは私が引き受けたんですけど。

皆さんね、

我が家の2階へ上る階段はね、

オフホワイト色のカーペットで覆われているのでございますよ!

ポリッジというのは少し硬めのお米のお粥のようなドロドロしたもので、それを牛乳で作っているんですよ。

息子は冷凍ミックスベリーを入れていましたから、ブラックベリー、ブルーベリー、ラズベリーが入っていました。それにバナナを入れて、蜂蜜もかけていました。

それをオフホワイト色のカーペットの階段にこぼしたんです。(泣)

数段に渡ってこぼれていて、壁にも飛び散っていました。(泣)

まず、

簡単には拭き取れないんです。

どろどろのポリッジを大まかに取り除いた後に、ベタベタしたオーツ麦の粒々を一つずつ取り除かなくてはいけません。カーペットの繊維にこびりついているから繊維ごとむしり取るしかなかったです。

ヌルヌルした糊状のものはカーペットの中まで染み込んじゃっていますし、拭いても拭いても取れないんです。牛乳で作っているんですから、牛乳がカーペットに染み込んでいるということですよ。

もちろんベリー類の赤や紫色は取れません。

掃除をしていたら、我が家のあたりは突然夜になったのかっていうくらいに暗くなって大雨が降り始めまして、階段の照明が暗過ぎて掃除には苦労しました。

カーペットの下は板ですからあまり水を使いたくなかったんですけど、水を使って吸い取るという方法を繰り返すしかカーペットに染み込んだポリッジを取り除くことが出来ません。

むちゃくちゃ大変でしたよ。

完全に乾いたら掃除機をかけます。カーペットには赤や紫の染みができています。カビが生えてもっとカラフルになるんじゃあないかと心配です。


うちの娘は幼い頃は今以上に不注意な子で、食事の時には必ず何かをこぼしたものです。初めて何もこぼさなかったのは7歳の時で、食事の後「今日はこぼさなかったわねえ」と言ったあの時のことは今でも覚えているんですけど。

そういう子がいたんですから、食べ物や飲み物がテーブルから床にまでこぼれて掃除をしたことは数え切れませんけど、床はタイルだったりフローリング材だったりでカーペットではなかったです。

これまでで最悪だったのは、娘ではなくて息子が嘔吐した時ですけど、あれはまだ幼かった息子を連れてメルボルンに行った時のことですよ。

当時、サウスバンクに「メイドインジャパン」という日本の食器や雑貨を売っている店がありましてね、そこに行ったんです。その時、私は息子を抱っこしていたんですが、突然すごい量の嘔吐をしまして私は全身嘔吐物まみれになったんです。

息子が吐きそうだと気付いて急いで店の外に出ようとしたので、店の出入り口付近で吐いたんですけど、もちろん床にもこぼれました。

どうやって床の掃除をしたかは覚えていませんから、うちの夫がお店の方の助けを借りて掃除したんだと思いますけど。自分の着替えなんて持って行っていませんからね、メルボルン市内に住んでいた夫の父親のアパートに行って服を洗濯させてもらいました。

息子は卵にアレルギーがあったんです。それが分かるまでは卵が含まれるものを食べる度に嘔吐していましたから、私はしょっちゅう嘔吐物の掃除をしたのですけど。

昨日のポリッジは量も量だったし、こぼした場所が階段で、しかもカーペットでしたからね、ホントに大変でした。

カレーライスじゃあなくてよかったと思うことにします。


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2023年3月23日

再びトラックでトレーラー牽引

うちの夫は、昨日の水曜日は仕事が休みでした。

休みの日はいつも木を切りに行ったり父親が昨年の8月に売りに出して未だに売れていない家の敷地のメンテナンスに行くんですけど、一緒に行く人がいないと行けないのでして。だってもう車の運転ができないんですから。

うちの息子は、3回目の手術から2週間が過ぎましたが未だに寝たきり生活です。前回と前々回の手術と比べると痛みがひどく、起きて歩くことがまだ困難なのだそうです。

そんな状態ですからね、トラックを運転してうちの夫と力仕事に行けるわけがないのですし、夫がよく一緒に木を切りに行く友人達も水曜日はお勤めですから行けません。

ということで、昨日はごみ屋敷状態のガレージの片付けをしてくれることを期待していたんですよ、私は。

そうしましたら、朝の9時前。

「ボクはこれからシャワーを浴びます」
「…」(なんでそんなことを私に言いに来る?)
「シャワーが終わったら、トレーラーをツールショップに持って行かないといけませんので」
「トレーラー?」
「大きなキャビネットの配達があってトレーラーが必要なんです」
「これから配達に行くの?仕事が休みの日に?」
「2〜3時間だけですよ」

またか…

仕事が休みの日にも仕事をするのがうちの夫です。

好きにすればいいですけど、トレーラーを持って行かないといけないと言ってもですね、夫はもう車の運転はできないし息子は寝たきりなんですよ。

これはね、私にトレーラーを持って行ってくれと言ってるんです。


このトレーラーですけど、大きいんです。全長4メートル近くあって重いんです。私のカローラでは牽引できません。パワーが足りないし、トレーラーを接続する牽引バーが取り付けてありません。

牽引できるのは、夫が売る売ると言いながら未だに売っていない例のトラックだけなんですよ。

私にまたトラックを運転しろと言うのか!

それは勘弁してよ…

しかしね、ツールショップでは夫がトレーラーを持って来るのを待っていると言うし、運転したくないとは言えない状況でした。

仕方がないので、何ヶ月ぶりかでトラックを運転する羽目になったんです。トラックでトレーラーを牽引するのは1年以上ぶりでした。

夫のトラックは全長5メートルはあるんです。そのトラックに全長4メートル近いトレーラーをくっつけて走るというのは怖いんですよ、皆さん。

昨年の1月には、トレーラーを牽引して高速道路を100キロで走ったんですけど、高速道路そのものは真っ直ぐ前に進むだけだし、道路が広いので思ったよりはラクだったんです。でも、現在夫が勤めている店舗は交通量の多い街中にあるんですよ。

怖かったわ…

マニュアル車の運転は、身体が覚えているので特に問題はなかったのですけどね、トラックの運転はホントに怖いです。


ツールショップに着いたら、夫は私に別のトラックの鍵を渡そうとしました。トレーラーを牽引して行った我が家のトラックで商品の配達をするので、ツールショップのトラックで一人で帰ってくれと言うんですよ。

会社の大きなロゴが付いたトラックですよ。

貴方ねえ、一度も運転したことがない大きなトラックで、保険にも入っていないのに、そんなのを一人で運転して家に帰るなんて考えられますか?

会社のトラックを運転するのは拒否しました。

トレーラーを会社のトラックにつなげて商品の配達をすればいいんですよ。

少なくとも、我が家のトラックなら私は一人で運転したことがあるんですし、対物賠償保険にも私の名前で入っているんですから、もしもの時には安心です。

早くトラックを売って欲しいです。

トラックさえなかったら、こんなストレスを感じることもないんです。


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2023年3月22日

ロボットと安全運転

よその家の車庫の前のドラブウェイに停めてあった車に(どうやったらぶつかることが出来るのか私には理解不能ですが)衝突して、運転していたレクサスを修理不可能なほど壊したうちの娘ですけど。

もちろん相手の車もむちゃくちゃ壊れたんです。幸い誰も乗っていませんでしたけど、修理は難しいので弁償しなくちゃあいけません。任意保険に入っていて本当に良かったですよ。

この娘が、先週の土曜日に中古車サイトで見つけたトヨタのカローラを買ったという話を「娘が買ったまさかの車」という記事に書きましたが、買ったのは私のカローラと車種も色も何もかも全く同じカローラだったのでございます。

土曜日だったので、登録の変更はヴィクトリア州の交通局 VicRoads のウェブサイトからオンラインでやろうとしたら出来ませんでした。売り主の方もオンラインで変更手続きをしないと出来ないのだそうです。

書類には売り主の方のサインがしてありましたので、これを VicRoads の窓口に持って行けば代理人でも可能ということでしたから、忙しくて時間が無い娘に代わって私が昨日行きました。

VicRoads の新しいオフィスは、リングウッド(Ringwood)の駅の隣りにあります。我が家から近いのは便利で良いのですけどね、駐車場がありません。この VicRoads にいらっしゃる方は、近くのイーストランド・ショッピングセンターの駐車場に車を停めるしかないです。

受付時間は8時半からなので8時半過ぎに行きました。

ショッピングセンターの駐車場に車を停めてから、ショッピングセンターの中を通って VicRoads まで行ったのですけど、そんな時間帯だとほとんどの店はまだ閉まっていて、お店の皆さんが準備をしているところでした。

そんなショッピングセンターで面白いものを見たんです。


ロボットです!

近くを人が通り過ぎると速度を落としたり止まったりします。安全のためでしょうね。

掃除をしているんだろうと思いました。写真を撮ろうと近づくと、ロボットは止まりました。

私が写真を撮るのにいい角度を見つけようと周りをウロウロしたせいだと思いますが、ロボットは向きを変えて私の方に振り向きました。


しつこく周りをウロウロするもんですからロボットも困った様子でしたが、突然ロボットがしゃべったんです。

クリーニング!(掃除してるんです!)

「知ってますよ!ごめんね、写真を撮りたかったのよ」

相手がロボットでも、しゃべってこられると人間というのはついしゃべり返してしまいますね。(私はスーパーのセルフレジでもしゃべり返してしまいます。)

全部自動なんですよねえ、こういうロボットは。青い目がカメラになっていて、どこかの部屋で誰かがロボットの動きを監視していたりしませんよねえ。

今から30年以上も前のことですが、米国アラバマ州のハンツビルという街にある NASA の宇宙飛行センターに行った時、こんな感じのロボットがいましてね、そのロボットは来訪者と会話をすることが出来ました。

あれは絶対どこかの部屋でロボットを通して喋っている人がいたと思います。30年前ですからね、いくら NASA とは言え人工知能とか合成音声はまだそれほど発達していなかったでしょうから。


さて、

カローラを買った娘は、対物賠償の任意保険に入るまでは一人で車に乗ってはダメだとうちの夫から言われましたので、土曜日の夜に保険に入ろうとしたんですけど、入れませんでした。

どの会社の自動車保険でも、普通はオンラインで簡単に入ることが出来ますが、何度やってもエラーが出たのです。ウェブサイトに問題があるのだろうと思っていたんですが、娘に問題があったのです。

入ろうとしたのは ING という会社の保険で、レクサスはこの ING の対物補償保険に入っていました。娘は事故を起こしたばかりなので、ING の保険には入れてもらえないのです。

仕方がないので RACV の保険に入りました。RACV はオーストラリアでは最大手です。私は20年以上お世話になりましたけど、保険料が割高なので ING に変えたんです。

ロードサイド・アシスタンス(緊急時のサポートサービス)も RACV を利用することにしたそうです。

昨晩遅く家に帰り、今朝早く自分のカローラでメルボルンに戻りました。今日はメルボルン大学のカフェの仕事だそうです。

くれぐれも安全に注意して運転してもらいたいです。

運転の練習を始めた時から、ずっとスピード出し過ぎ自信あり過ぎ不注意運転を注意され続けて来て、事故を起こすのは時間の問題だと家族に言われていたんですけど、その通りに事故を起こしました。

事故で人生を棒に振るようなことになりませんようと祈る気持ちですよ、お母さんは。


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2023年3月21日

夫の視力がさらに低下

我が家の食器洗い機は、晩ご飯の後片付けをする時に汚れた食器を入れて、夜の間に洗浄することが多いです。そうすれば、朝起きた時にはキレイになった食器はすっかり乾いて冷えていますから、すぐに片付けることが出来ます。

食器洗い機を動かすのは毎日ではありません。一日おきです。

最近、洗浄済みの食器を片付けようとすると、汚れたコーヒーマグが混じっていることが時々あるんですよ。うちの夫が朝コーヒーを飲んた後に入れたのです。

食器洗い機に入っている食器が、汚れているのか洗浄済みなのかは見れば分かるものですけど、夫には分からないのだそうです。

今朝も、コーヒーを飲んだ後のマグを入れようとして困っていました。

遺伝性の黄斑変性である「スターガルト病」で目が見えなくなって来ているうちの夫ですが、私にも夫の目が見えなくなっていると分かる出来事が増えて来ています。

つい先日もそんな出来事がありました。

早朝に夫を勤めているツールショップに車で送って行った時のことです。右折しようとした私が向こうからやって来た自転車が通り過ぎるのを待ってあげましたら、その人が手を上げて「ありがとう」のサインをしたんです。「ああいうのは気持ちがいいわよね、待ってあげてよかったと思うね」と私が言いましたら、夫には見えていなかったことが分かりました。

自転車の人が「ありがとう」のサインをしたことが見えていなかったのではありませんよ。自転車の人が見えていませんでした。自転車のライトが見えていただけだったのです。暗かったせいもあるのでしょうけど。

日頃スマートフォンの小さな画面でメッセージを読んだりコンピューターのモニターでメールを読んだりしているので、まだ右目が見えているのだと思っていましたけど、真っ直ぐ見た時にはもう見えなくなっているそうです。つまり、視野の中心は黒く欠損しているということです。

それなのに、まだ読めるというのが不思議なんですよ。

うちの夫は速読のテクニックを独学した際に、単語を一つずつ読むのではなく、ひと繋がりの単語のグループを画像的に記憶して文章を読む訓練をしたそうで、それが役に立っているのだそうです。

昨年、視能訓練士の診察を受けた時には、視能訓練士の方が「見えていないはずなのにどうやって読んでいるのか分からない」と驚くほど夫は文章が読めたのです。夫は焦点をずらすことで生き残っている視細胞を駆使して読むという訓練を無意識のうちにやっているらしいです。

意図的に単語の文字に焦点を合わせると、つまり見ようとするものを真っ直ぐに見ると、何も見えないそうですよ。そのくらい目の状態はひどいらしいのに読めるのでね、周囲の者にはどのくらい悪いのかが分からないんです。

人の顔はまだ認識できるそうですし、文字が読めている間はツールショップの仕事も続けられるんでしょうけど。

前回の検査は昨年5月の終わり頃でした。あれから1年近くが経っています。黄斑変性がどのくらい進行したかが気になるところです。

引越し先の家は、通勤がラクなことを第1に考えて、ツールショップの近くに見つけたいと思っていますけど、夫がいつまで仕事を続けられるのか分かりません。普通の大きさの文字を読むことが困難になったらもう無理です。

そうなればツールショップの近くに住む意味がありません。

私達はこの件について話をしないわけには行かないんですけど、夫は目の話になると不機嫌になったり黙ってしまうことがあります。根ほり葉ほり聞き出そうとしないで、何かの話題のついでにサラッと聞く程度にして、状況を把握しようとは思っています。

今朝は、食器洗い機の話題になったので、少し話を聞くことが出来ました。


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2023年3月20日

新しい北隣り家のパーティー

我が家の北隣りに引っ越してきた家族にはまだ会っていないけど、新しい北隣り家が飼っている3匹の犬には会いましたという話を先日書きましたが、土曜日の夕方、新しい北隣り家のお母さんとお嬢さんが我が家に挨拶に来られました。

私は晩ご飯を作っていたので会っていないんです。うちの夫と車を取りに帰っていた娘が出たんですけど、挨拶に来られたと知って少し印象が変わりましたよ。

最低でも350万ドル(3億5千万円)で北隣り家を買ったのはどんな人達なんだろうかと私達は話していたんですけどね、挨拶に来られたお母さんとお嬢さんはインド人だったそうです。

最近、中国人のお金持ちは良く見かますけど(すごい車に乗っていてすごいブランド物の服を着ていてエラソーな人が多いですよ!)インド人のお金持ちもいらっしゃいます。

インド人のお金持ちは、お医者さんとか会社経営者が多い気がしますけど、新しい北隣り家はどんな仕事をされているのでしょうかね。

土曜日の夜にお嬢さんの17歳の誕生日パーティーをするので迷惑をかけるということの断りのために来られたのですけど、そういうのって礼儀ですからね、大変感じがヨロシイ。

オートバイを乗り回しているのは、その17歳のお嬢さんなのでしょうか。それとも、お父さんが乗っているのか、息子さんがいらっしゃるのか。

いずれにしても、インド人のお金持ちがオートバイを乗り回すというのはちょっとイメージが違うんですけど、偏見ですね。

オートバイの騒音は、頭に来るほどうるさかったのは一日だけで、その後はひどくないので今のところ気にしていません。

さて、

パーティーですけど、17歳の誕生日パーティーとなれば音楽は不可欠。もしかしたらお嬢さんは完全にオーストラリア人化しているかもしれませんが、やっぱりインドのポップミュージックとかをかけるのかなあと私は思っていました。

今年のアカデミー賞では、インドの作曲家が「Naatu Naatu」(ナートゥ・ナートゥ)という曲で歌曲賞を受賞しましたけど、ああいう感じの音楽をかけるのかなあと。


そうしたらですね、やっぱりそういう音楽が聞こえてきたんですよ。

速いテンポのドラムの音がドンドコドンドコ響いてきて、メロディーがインド的なんです。「おお、やっぱりインドだったか!」と、それを聞きながら楽しそうだなあなどと思ったのはほんの束の間。

そのうちあまりインド的でもない音楽も聞こえてきて、ちょっともう耐えがたい大音量になりました。

どうしてあんなに大きな音にするんですかねえ。

この日、私はまたもひどい睡眠不足だったんですよ。フラフラしていたのに娘の車を買うために無理をして運転したんです。夜には娘を駅まで送って行ったし。

早めにベッドに入ったんですけどね、北隣り家との境にある垣根のすぐ隣りにある私の寝室には、騒音が直撃。

寝付けるわけがないんですよ!

あの日は最高気温が36度と暑かったので、夜になって気温が下がってから窓を開けたんですが、あまりにうるさいので窓は全部閉めました。

それでも私の寝室には大音量の音楽と騒々しい人々の声と犬の吠え声が聞こえて来ますから、眠くて頭がクラクラしているのに眠れないんです。

こうなったら強制的に眠るために睡眠薬を飲もうと思いました。夫のデスクから耳栓を見つけて来てそれを着け、耳の中に汗をかきながらも薬の力で眠りました。

12時頃に目が覚めたのですけど、その時にはもう静かになっていたので、耳栓を外して今度は4時過ぎまで眠りました。睡眠不足は少しマシになりました。


迷惑行為連発だった北隣り家のパーティーは、こんなものじゃあなかったです。屋外コンサートでもやっているのかというほどの大騒音で、若者達の雄叫びは響くし、違法な花火を上げたりするクレイジーなパーティーでした。そういうのをしょっちゅうやっていたわけですよ。

このインド人北隣り家はどうなるんでしょうか。

やっぱり私は早く引っ越したいです。


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2023年3月19日

娘が買ったまさかの車

娘が買ったと言うとちょっと語弊があるんですよ。買いに行ったのはうちの夫と私で、夫はもう車の運転ができないんですから運転して行ったのは私で、試し運転をしたのも私です。

代金を立て替えて払ったのはうちの夫で、書類にサインして手続きをしたのは夫です。

その間、娘はクラヴ・マガのトレーニング中で連絡が取れなかったんですから、何と言いますか人任せ過ぎると言うか、うちの夫も娘可愛いさでここまでしてやるのです。

まあ、見に行くことも買うことも突然決まったので、娘は来たくても来れなかったと思いますけど。

昨日の朝、うちの夫は木を切りに行ったんですよ。ところが、風が強いので危険だというのと、娘から買いたい車を見つけたので手伝って欲しいと連絡があったそうで、すぐに帰って来たんです。

娘は、中古車サイトで買いたい車を見つけたそうです。売り主は個人の方でした。夫が連絡をとったら、その方の家が我が家からそれほど遠くなかったのですぐに見に行くことが決まりました。

他にも見に来る人がいると売り主の方がおっしゃったので、急いで行きました。先を越されないように。

売りに出されていた車は、トヨタのカローラ。

オートマチックで、色はダサいメタリックの薄い水色。

私のカローラと全く同じ!

「全く同じ車はやめて欲しい」と私は言ったんですけど、娘としては乗り慣れているという利点がありました。娘は、このカローラで運転の練習をしたし運転試験も受けたんですからね。おかげでカローラは傷だらけなんですよ。1回目の練習で車庫の壁にぶつけてバンパーが壊れたんですから。

それはともかく…

その中古車サイトで「トヨタ」「カローラ」「オートマチック」という条件で探すと、その車が最も良い条件の車でした。値段も8千ドル(80万円)と安い方でしたし。

私が常々トヨタのカローラはいい車だとか信用できる車だとか褒めまくっていたから娘はカローラを探したみたいなんですけど、娘が知っている車はカローラとレクサスだけですからね。

ああそうか、三菱マグナも免許を取る前には練習で何度も運転しましたけど、あの車は壊れちゃったから三菱は印象が悪いです。

とにかく、夫と私は大急ぎで売り主の方のお宅まで行って、カローラを運転させてもらいました。私のカローラよりもエンジンが軽くてパワーが劣る感じはしましたけど、古い車でもよく整備されていて調子は良く、売り主の方も一度もトラブルが無くて本当に良い車だったとおっしゃってね。

このカローラを乗っていらっしゃったのは高齢の女性だったのですが、この方は新しい車を購入済みで、買った新しい車がまたカローラだとおっしゃるんですからもう、ホントにこのカローラは良い車だったんでしょう。

私自身、何年もカローラばっかり乗って来ましたけど、トラブルなんてルームミラーが運転中に落ちてきて顔面を直撃したことぐらいで、今乗っているカローラのことは完全に信頼しています。気に入らないのは色だけです。メタリックの薄い水色というのがとにかくダサい。それだけがマイナス点です。

その場で買いました。

支払いですけど、今どきは簡単にできますね。偶然同じ銀行を利用していたので、お互いスマートフォンを持って、口座情報を入力して、「はい今振り込みました」「はい今入金しました」という調子で1秒で完了しましたよ。


夕方娘が帰って来ましたので、駅まで迎えに行って、そこから買った車を取りに行きました。登録の変更は VicRoads というヴィクトリア州の運輸交通局みたいなところのウェブサイトでオンラインで出来るはずだったのですが上手く行かず。

対物賠償の任意保険に入るのもオンラインで出来きるはずがエラーが発生しました。ウェブサイトに問題が起きているようでした。

ですからね、せっかく帰って来たのに、娘はカローラで住んでいるシェアハウスに戻ることは出来なかったんです。うちの夫が、対物賠償保険に入るまでは一人で運転はしちゃあダメだと言いまして。

再び電車とバスで戻りましたが、昨日は土曜日。そして夕方は便が少ない。おまけに一部区間は電車が走っていなくて代わりにバスが乗客を運んでいたそうで、シェアハウスに戻るのに2時間以上かかったそうです。車なら40分もかからないのに。

来週からは大学に行くのも片道1時間半もかけずに30分で行けるはずだったんですよ。

大学の授業が終わった後、アルバイトに行くのにウーバー(タクシー)を使わないと間に合わないとか、そういう不便も無くなるはずだったのにねえ。

早く登録の変更が終わって、対物賠償保険に入って、車を使えるようになりたいだろうと思います。

ということで、現在我が家には全く同じトヨタのカローラが2台あるのでございます。違いはナンバープレートだけ。全く同じ車です。

せめて色違いなら良かったのに…


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2023年3月18日

片付けを始めました

引っ越しのことを度々話題にするのに一向に片付けを始めようとしないうちの夫に、一体私達はいつ頃引っ越しをすることになるのかと問いただしたところ、夫は9月までには引っ越すつもりだと言いました。

なぜ9月までかと言うと、夫の予想では腎臓を提供するのが9月になるからだそうです。腎臓を提供することが決まったわけではないんですよ。どうもうちの夫は腎臓を提供することによるリスクが高いらしくてね。

まだ肝臓の検査が続いていますし、減量しなくちゃあいけませんし、夫はパニック障害や双極性障害2型といった精神的な病気の病歴がありますので来月は精神科医の診察を受けることになっていますし、さらに尿道結石の病歴も問題になっているらしくてその件でも医者に会うんだそうです。

検査は続くよいつまでも…

もうあきらめても良さそうなのですけど、本人はまだあきらめていないそうです。

さて、

引っ越しと言えば、私達家族はこれまで引っ越しに継ぐ引っ越しで、子供達が生まれてからこれまでに10回引っ越しているんですけど、引っ越したくて引っ越したんじゃあなくて、住んでいた家の家主が家を売りに出したので引っ越さざるを得なくなったというのも続いたんです。

ひどい話なんです。ある家なんて、住み始めて3〜4ヶ月で家主がその家を売りに出し、不動産屋や見学の人が家に入って来るのを法律的に拒否できず、6ヶ月で引っ越す羽目になったんですよ。

その次に住んだ家も、その次の家も、その次の家も同じことが起きて引っ越さなくちゃあいけなくなり、当時生活に困窮していたので家賃が安い家を探して古くてショボい小さな家に引っ越したんですが、1年後には値上げを告げられまして。

場所が便利だからというのと家賃が安い(と言っても週450ドル)という理由で住むことにした家ですが、家賃を上げると告げられて再び引っ越すことに決めたのです。

引っ越したのは現在住んでいる家で、私達家族が引っ越し続きなのを気の毒に思った義妹(夫の妹)が投資のためもあって買った家なんです。私達は義妹に家賃を払って住んで来ました。

うちの夫はしょっちゅう仕事で家にいなかったので、引越し時に夫が不在で荷造りも引っ越しそのものも私が一人でやったことが何度かあります。

引っ越す度に荷物は少しずつ増えて、一番最後の引っ越しの時はもう大量でした。

何が大量って夫の持ち物なんです。整理したり処分したり片付けたりが面倒くさい人なので、うちの夫は安物のプラスチックボックスをいっぱい買ってきて、何でもかんでもそのボックスに突っ込んでこの家に持って来たんですよ。

家が大きかったし、特にガレージが巨大でしたから持って来たものを置く場所には困らなかったんですが。

あれから10年になります。一度もフタを開けていないボックスもありますよ。そして、夫の持ち物は何十倍にも増えています。車が3台は停められる大きなガレージがごみ屋敷状態なんですからね。

今回は何でもかんでもボックスに詰めて次の家に持って行くことは出来ません。次の家は小さい家のはずですから。ホントにもう、どうするつもりなんでしょうか。

心配です…

私は持ち物が極端なほど少ないので荷造りはすぐに終わります。キッチン用品は結構な数を持っていますが、最近少しずつ減らしていますし、何度も引っ越しをしていますからキッチン用品の荷造りはそんなに大変ではないと知っています。

問題は夫の持ち物なんです。

ごみ屋敷状態のガレージを埋め尽くす道具やガラクタだけじゃあないんです。書斎だって私のデスク以外はものが溢れていますし、夫は大量の本を持っているんです。

目が見えなくなって来ていますからもう読むことも無いんですけど、夫の本は私が処分するわけには行きません。どうするつもりなんでしょうか。

今日は土曜日。仕事が休みです。片付けを始めるチャンスですが、夫は木を切りに行きました。先週の土曜日に切りに行った木の続きです。

ああ…


とりあえず、私は自分の日本語の本を処分することにしました。英語の本なら誰かが読むかもしれませんけど、日本語の本は私が読まなければ誰も読みませんからね。

これまでに何度か売ったんですけど、まだまだたくさんあるんです。

文庫本や新書のような小さな活字の本はもう読めないですし、どの本も今後読むことは無いだろうと思います。

処分すると言っても、捨てるなんてもったいないことは出来ません。売るのはなかなか難しいですし、売ったところで二束三文です。そこで、うちの娘が住んでいるシェアハウスに持って行くことにしたんです。

このシェアハウスに住んでいる住人の多くが日本人なのですよ。ワーキングホリデーの方とか大学生の方で、頻繁に住人は変わるそうですが、娘の話では日本人がこの家に集まることがよくあるそうなんです。

そういう家に私の本を置いておけば、誰かに読んでもらえるかもしないでしょ?

ということで、小さい本は全部箱に詰めました。これは手元に置いておこうかと思った本もありましたけど、特に大好きだった米原万里さんの著作とかね。でも、置いておいても読むことは無いと知っていますから、もういいです。


もったいないという気持ちもありますが、そんなことを思っていると片付けられませんよね。


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2023年3月17日

睡眠不足とありえない異常行動

昨日は、ここ数ヶ月で最悪の睡眠不足でした。

前の晩はなかなか寝付けず、やっと寝たと思ったらすぐ目が覚めました。12時半頃でした。その後なかなか眠れず、なんとか眠ったんですけど3時半頃に目が覚めて、その後は全く眠ることが出来ませんでした。

思い悩むことがあると、こういうことになりやすいです。

何を思い悩んでいたのか?

犬の世話のことですよ。

義弟家族が飼っている犬のビシューを、今年は3ヶ月も世話をして欲しいと頼まれまして。事情は「お人好しをやめようと思う件」に書いた通りなんですが、一晩悩んで結局断りました。

今思えば、義弟家族は毎年長い海外旅行をする上に、オーストラリア国内にいる間も度々国内旅行に行くというのに犬を飼い始めたというのは、心構えが出来ていないとも思いますね。

旅行する時には誰かに犬の世話を頼むという前提で飼い始めているんですよ。

ところが、昨年の冬(北半球の夏)は、まだ子犬でトイレのトレーニングが出来ていないビシューを2ヶ月半も引き取って世話をしてくれる人が見つからなかったんですよ。

一人娘のヴェドラちゃんを赤ちゃんの時から毎日のように預けて世話をしてもらっていた義母が、ビシューの世話を断るとは予想していなかったのでしょう。

義母はしょっちゅうビシューの世話もしていたんですけどね、2ヶ月半毎日ずっとということになると、自分達はどこにも行けなくなるし大変過ぎるということで断ったんです。

断って正解でしたよ。目が悪い義母には無理だったでしょうし、ビシューのトイレトレーニングは本当に大変でした。

航空券や宿泊先の手配なども終わり、出発日が近づいてもビシューの世話を引き受けてくれる人が見つからなくて困り果てた義弟夫婦は、私達に世話を頼んで来たのです。これに義弟の奥さんはイヤイヤ同意したというのは大いに考えられます。

今年は3ヶ月もスペインに行くそうですからね、もしも3ヶ月もの間ビシューを引き取って世話をしてくれる人が見つからなかったとしても、それは彼等の責任なんです。

犬を飼うということは命を預かること。可愛がりたい時だけ可愛がるのは、無責任なんです。

私は世話を断って罪悪感を感じていましたが、そう思うと罪悪感も消えましたよ。


とにかく昨日はね、睡眠不足で脳みそがちゃんと働いていないと朝起きた時から自覚していましたから、車の運転はしたくなかったんですけど、うちの夫の薬が無くなったから買いに行って欲しいと言うんです。

どうして完全に無くなってしまう前に、例えば最後のシートになった時くらいのタイミングで、時間的なゆとりを持って言ってくれないんでしょうか。

いつもこういう調子なので本当に迷惑です。

薬を飲まないと夫はメンタルが不調になりますから、仕方がないので買いに行きましたが、やっぱり昨日は脳みそがちゃんと働いていなかったのです。

薬はショッピングセンター内の薬屋でいつも買っているのですが、着いたら携帯電話を忘れて来たことに気づきました。これまで、携帯電話を忘れた時に限って良くないことが起きています。

一番最悪だったのは、ショッピングセンターの出口で車がエンストして(乗っていたのは義母に借りたヒュンダイ車)動かなくなったんですよ。ロードサービスを呼ぼうにも電話がないと呼べないんです。

ああ、あれは本当に悪夢でした。ちょうど出口でエンストしたので他の車をブロックしてしまってね。電話をするためにはショッピングセンター内の公衆電話まで行かなくてはなりませんでした。エンストした場所からずいぶん離れていました。

思い出すとストレスで気持ちが悪くなります。

何か悪いことが起きるんじゃあないかと心配しながら薬屋に行って、夫の薬を買った後、ついでに少しスーパーで買い物をして帰ろうと思いました。

スーパーのショッピングカートはチェーンで繋がれています。1ドルコインか2ドルコインを挿入するとチェーンが外れるようになっています。

使い終わったら所定の場所に戻し、チェーンを繋げるとコインが取り出せるという仕組みです。

ところが手持ちのコインが無いこともありますからね、私はこれ専用のキーを持っているんです。このキーを使って、今まで何度も人助けをして来ました。

コイン挿入口にキーを差し込もうとしたら、

「あれおかしい!キーが入らない」「挿入口とキーの形が違い過ぎる!」と3秒ほど悩んで気が付きました。

私は自分の車カローラの鍵でショッピングカートのチェーンを外そうとしていたのでございますよ。

それを斜め後ろに並んでいた男性が見ていました。

しまった!見られた!

ありえない異常行動の気の毒なおばさんに見えたことでしょうね。

こういう時には自虐コメントが自然に口から出てきます。「まあ私ったら、何やってんの!」と、周囲の人に聞こえるようにつぶやくのでございますよ。(泣)

その後、買い物リストに書いてあったものを買って帰りました。トヨタのカローラはエンストすることもなく何も悪いことは起きませんでしたが、買い物リストには書いていなかったけど買ってこようと思っていたものが幾つかあったのに全部忘れていました。

家を出る前にお昼用のご飯を炊いておこうと準備をしていました。炊飯器のスイッチを押してから出かけるつもりでしたが、それも忘れていました。

睡眠不足はいけませんよ…


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2023年3月16日

エルニーニョと罪悪感

オーストラリアでは、この2〜3年雨の多い年が続きました。メルボルンでは洪水被害は無かったですが、度重なる大雨で大きな被害が出た地域がたくさんあります。

昨年は特に雨がよく降り、気温の低い日が多かったです。夏も比較的涼しくて、暑いのが苦手な私は助かりました。例年夏になると砂漠化する我が家の草地が、枯れていないで緑色という珍しい状態でした。

しかし、最近雨らしい雨が降らなくなって来たんですよ。

ラニーニャが終わったんです!

「ラニーニャ」というのは、皆さんご存知の通り東太平洋の赤道付近で海水温が低下する現象です。東側で海水温が低下すると西側では海水温が上がるのだそうで、海水温が高いと積乱雲が発生して雨が降りやすくなるんですよね。

雨が多くて低温だったのもそのせいなんですけど、オーストラリアの気象局が先日「ラニーニァ」が終わったと発表しました。

これから、東太平洋の海水温が上昇する「エルニーニョ」が発生する可能性が高いということで、監視をスタートさせたそうです。

「エルニーニョ」が発生すると「ラニーニャ」とは逆のことが起きるので、太平洋の西側では海水温が低下し積乱雲の活動が不活発となります。

このため、オーストラリアでは、降雨不足、干ばつ、乾燥、猛暑というのが問題になるんです。オーストラリアは農業国ですから、雨が降らなくなるとたちまち農業への影響が出て来ますし、ヴィクトリア州で心配なのは乾燥と高温による森林火災です。

私達の家はマッチ1本で燃え上がるユーカリの大木に囲まれた環境にありますからね、やっぱり早くここから引っ越した方が良さそうです。

草がどんどん枯れて砂漠化し始めている我が家の草地ですけど、一部だけ青々とした、しかも異常に大きな草が生えているんですよ。

ほら、すごいでしょ?


私達が住んでいる家は下水道のない田舎環境にありますので、おトイレからの排水はセプティックタンクというのに溜めてバクテリアによる処理を行い、上澄みの汚水を土壌処理するようになっています。

昨年の暮れ、詰まった排水管の修理をしてもらった際にそれまで垂れ流しだったキッチンからの排水もセプティクタンクに溜めるようにしてもらいましたから、土壌処理する汚水の量が増えたんです。

その土壌処理用のパイプがどこに埋まっているのか、一目瞭然ですね。

この青々とした草は、長くて大きいだけでなく肉厚で、見るからに美味しそうです。

降雨不足が続いて草地が減って来ると、食べ物を求めてカンガルーくんが再び姿を現すんじゃあないかと期待しています。


去年の今頃は毎日我が家にいたのにね、もう何ヶ月も姿を見ていないんですよ。生きているのなら、ここに美味しい草が生えていることを覚えているんじゃあないでしょうかね。


ところで、

昨日、義弟(夫の弟)からメッセージが届きました。今年の6月から9月にかけて、またスペインに行くので彼等が飼っている犬のビシューの世話を頼みたいというメッセージでした。

先日「お人好しをやめようと思う件という記事に書いたとおり、今年も頼まれるだろうと思っていましたが、頼まれたら断るつもりでした。

しかし、いざ断ろうと思ったらこれが簡単ではないんですよ。

頼まれたことを「できません」(本心は「したくない」ですけど)と断ると相手がどんな気持ちになるだろうかとか、私が我慢してやってあげれば一番物事がスムーズに行くんだろうなとか、いろいろ考えてしまうわけです。

しかしね、「したくない」という気持ちを押し殺してビシューの世話を引き受けたら、私の苛立ちは犬のビシューに向かってしまう気がするんです。愛情を持ってビシューに接することが出来ないと思うんですよ。

それに、今年は3ヶ月もですよ。

昨夜一晩悩みましたが、勇気を出して断りました。

いやあ、こんなことを断るのに勇気を出さなくちゃあいけないというのがもう、やっぱりお人好しなんだなあと思います。

断った後、気持ちはスッキリしていません。罪悪感で気分が悪いです。


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2023年3月15日

嬉しかったコメントと編み物

このブログは、読んで下さっている皆さんからコメントを頂くことは時々しか無いんですが、その時々頂くコメントに大変嬉しいものがあります。

いつだったか、健康の問題を抱えているお子さんをお持ちの方からいただいたコメントは、これまでにいただいた中で最も嬉しかったものの一つです。

この方は、お子さんが温かい靴下が必要なため毛糸で靴下を編んでいらっしゃったんですが、靴下を編んだことがある皆さんならお分かりのように、靴下の難関はかかとなんです。

編み物教本などで紹介されている一般的な編み方には問題がありましてね、どうしても穴が開くんですよ。

これは私が下手なだけかと思いましたけど、どうやっても穴が開くんです。そこでいろいろな編み方を試して見たんですが、面倒くさかったり分かりにくかったりで。

そこで私は、簡単に編めて、丈夫なかかとになって、絶対に穴が開かない編み方というのを考え出したのでございますよ。

この編み方は、きっとどこかの誰かの役に立つと思って紹介したら、このメッセージを下さった方の役に立ったと分かったのです。

実は、この「世界一簡単な靴下のかかとの編み方」は、このブログで最もアクセスが多い記事の一つなんです。

アクセスの多い記事トップ10は全部編み物関係の記事です。

自分が長年編み物をやっていて困っていたことや苦労したことについて書いた記事がアクセスが多いということは、やはり同じことに困っている方が多いということなんでしょう。

靴下のかかとに関する記事は、いずれも結構お役に立っているようです。

さて、

つい先日また編み物関係の記事にコメントを頂きました。

この方は、かぎ針編みの長編みで立ち上がる時に、普通は鎖編み3目で立ち上がるわけですけど、そうすると穴が開くし、立ち上がったところが目立つので見た目が悪いし、斜めになるということで、ずっと何とかならないものかと思っていらっしゃったそうなんです。

他の立ち上がり方法を見つけて試してみたものの疑問が解決しなかったところ、私の「長編みの立ち上がり」という記事を見つけて下さったそうなんです。この方は88歳になられるんですって。私の母と同い年でいらっしゃいます。

私の記事が役に立ったとおしゃってくださいました。

その「長編みの立ち上がり」という記事も、どこかのどなたかに役立つだろうと思って書いたので、お役に立ったと分かって私は大変嬉しかったです。

その記事で紹介しているのは、平らに編んでいく場合に端っこで立ち上がる方法ですが、筒状に編んでいく場合の立ち上がりについては「長編みで筒状に編む時の立ち上がり」という記事で紹介しています。

バッグなどを編む時に長編みで筒状に編んでいくと、立ち上がりの鎖編み部分が目立つし、どうしても斜めになるんですよ。これが私はイヤでね。

紹介している編み方は、裏から見れば立ち上がり部分は一目瞭然ですし斜めになっていますけど、表から見るとどこで立ち上がっているのかほとんど分からないのですよ。

これは鎖編みで立ち上がった場合。目立つし斜めになっています。


これが紹介している立ち上がり方。目立たないでしょう?


この問題でお困りの方は、ぜひ一度この編み方をやってみてください。

編み物関係記事の一覧ページもございますよ。こちらからご覧くださいね。


私はここ1年以上編み物をしていません。手が痛いからです。

でもね、編み物関係の記事にコメントを頂いたりすると、編みたくてウズウズして来ます。

メルボルンは秋です。涼しくなって来ると編み物をしたいという気持ちが湧いて来ますねえ。

何か編んでみようかなあ。

ベッドに掛けるブランケットなんていう巨大なものをはもう編めませんけど、それからあまり細い糸や黒っぽい色の糸は視力が落ちて見えにくいので難しいのですけど。

愛用してきたカーディガンが古くなって来ましたからね、新しいカーディガンを編みたい気もします。


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2023年3月14日

袖を濡らしたアカデミー賞

アカデミー賞の受賞式を見てこんなに泣いたことは無かったです。

もらい泣きの連続で、服の袖で涙を拭いていたもんですからね袖口がびしょ濡れになってしまいましたよ。

まずは助演男優賞を受賞したキー・ホイ・クァンさんで大泣き。

「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」と「グーニーズ」で子役として人気者になった方ですが、その後は役に恵まれず俳優としてのキャリアをあきらめておられたそうですね。

ところが、「クレイジー・リッチ!」(Crazy Rich Asians)というアジア人俳優が出演するアジアを舞台にした映画が大ヒットしたことから、アメリカの映画界にも変化の波がやって来ていることを実感し、俳優として再挑戦することにしたんだそうですよ。

そして「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」に出演できたわけですが、出演の交渉にあたったエージェントが、今は弁護士となっている「グーニーズ」で共演したチャンク役のジェフ・コーエンという方だそうです。

涙のスピーチで、「私の人生はボートで始まった」とおっしゃっていましたね。私は、キー・ホイ・クァンさんがベトナム難民だったことは知っていました。

サイゴン陥落後の混乱の中で多くの人々がボートで国を脱出しましたが、キー・ホイ・クァンさんは、その時まだ4歳か5歳ですよ。

9人の兄弟姉妹の7番目だったそうです。国を脱出した際には、家族は2つに分かれて逃げたんだそうです。6人の子供とお父さんは香港へ、残る3人とお母さんはマレーシアへ逃げたそうです。

どういう事情だったんでしょうか。全員が同じボートには乗れなかったんでしょうかね。

キー・ホイ・クァンさんはお父さんのグループでしたから香港に逃れ、香港の難民キャンプで1年を過ごした後、インドシナ難民受け入れプログラムにより米国に難民として受け入れられたそうです。

お母さんグループとは、米国に来てから再会したそうですよ。ご両親は大変な苦労をされたのです。

感激して涙を流しながらキー・ホイ・クァンさんは感動的なスピーチをされました。これでもらい泣きしない人がいるでしょうか。私は号泣でした。

助演女優賞のジェイミー・リー・カーティスさんは、役得だったとも言えますし、彼女の人柄のせいで多くの人が彼女に票を入れたのではないかとも思いますけど、ここでももらい泣き。

主演男優賞のブレンダン・フレイザーさんも、いろいろ不幸なことがあって役に恵まれていませんでしたが、「ザ・ホエール」という映画で復活を果たしました。

私はもう涙と鼻水でぐじょぐじょ。

元々こういうのでもらい泣きしやすいたちなんですけど、アレなんですよ、抗うつ薬を飲んでいた頃は、感動してぐっと来ても涙なんて出なかったんですよ。薬のせいで脳みそにブレーキがかかって、泣くところまで感情が動かないんです。

泣けるようになって良かったわ。

そして、

いよいよ主演女優賞の発表。

主演賞のプレゼンターが非白人として初めて主演女優賞を受賞したハル・ベリーさんでしたからね、ミッシェル・ヨーさんの受賞は確信していましたが、やはりミッシェル・ヨーさんが受賞しました。

アジア人としては初、非白人としては2人目の主演女優賞の受賞でした。

ミッシェル・ヨーさんも素晴らしいスピーチをされました。この方は、アジア人俳優としては世界的に最も成功している人だと言われていますけど、アカデミー賞の受賞はまた特別の意味があります。ホントに素晴らしいです。

自分の受賞が始まりに過ぎないことを期待しているとおっしゃったそうですけど、そうなるでしょう。アジア人俳優がもっと役に恵まれて、主要な役柄で映画に出られるようになれば、当然そうなると思いますよ。


私は、ジョン・トラボルタさんにももらい泣きさせられました。

亡くなった映画関係者を追悼するコーナーでプレゼンターとして話をされたわけですが、なんとか持ちこたえて泣かなかったですけど泣きそうになっていたでしょ?

昨年亡くなったオリビア・ニュートンジョンさんとトラボルタさんは、「グリース」という映画で共演されて以来、長年とても親しい友人でいらっしゃったのですよ。

思わずこみ上げてくる感情があったのでしょう。

作品賞のプレゼンターとして登場したハリソン・フォードさんと「インディ・ジョーンズ」で共演したキー・ホイ・クァンさんが抱き合うシーンも感動して涙が出ました。


作品賞を「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」が受賞したので、ステージ上でプレゼンターと出演俳優が出会うことになりますからね、このシーンは狙っていたんでしょうけど。

子供に戻ったようにハリソン・フォードさんに抱きつくキー・ホイ・クァンさんを見て、大喜びで拍手をしていたのが「インディ・ジョーンズ」シリーズの監督であるスティーブン・スピルバーグさんでした

いやあ、今年のアカデミー賞はホントに感動的な場面の連続でした。

あとね、今年のアカデミー賞会場には本当にいろいろな人種と民族の人達がいましたよね。インドの作曲家が歌曲賞を受賞しましたが、それも歴史的でした。

「Diversity」(ダイヴァースィティ)という言葉がありますけど、多様性という意味ですが、かつてはほぼ白人だけのイベントだったアカデミー賞があんなに多様な人種が集まるようになったというのも変化の波がやって来たことを表しているわけで、見ていて本当に気分が良かったです。


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2023年3月13日

対等に評価される世の中へ

今年の映画賞をほぼ総なめにしている映画と言えば、「Everything Everywhere All at Once」という映画ですね。邦題は、英語のタイトルをそのままカタカナにした「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」です。良い邦題が思いつかなかったからそうなったとしても理解できる内容の映画でした。

この映画のことを「奇想天外キテレツ映画」という記事に書いたのは1月12日のことですが、私がこの映画を見終わって最初に思ったのは、

ミッシェル・ヨーさんに何か賞をあげてください!


そうしたら、同じように感じた人は大勢いたんですよ。

ミッシェル・ヨーさんは、これまでにメジャーな映画賞の主演女優賞をほぼ全て受賞しています。例外は英国アカデミー賞(BAFTA映画賞)くらいなものでしょう。

米アカデミー賞の授賞式が、オーストラリア時間だと今日のお昼前から始まります。もちろんミッシェル・ヨーさんは主演女優賞にノミネートされていますが、アジア人女優が主演女優賞にノミネートされたのは初めてだそうです。受賞して歴史を作って欲しいです。

エンターテインメント業界では、これまでアジア人が活躍するチャンスがあまりなかったわけですが、世の中は変わって来ました。オーストラリアでもそうですよ。映画やテレビに限らず音楽の世界でも、実力のある人が評価され、機会が与えられて活躍できるようになって来ました。

アジア人だというだけで下に見られ、不平等な扱いを受けていた時代は昔のことだと言ってもいいと思います。まだ差別は無いわけじゃありませんけど、より公平な社会に変わって来ました。

現在オーストラリアで暮らしていらっしゃる若い皆さんは、アジア人という理由で差別されたことがないかもしれません。

私がオーストラリアに住み始めたのは30年も前のことですが、当時はまだいろいろありました。私自身、これまでに何度も差別を経験しています。

日本では差別されたり不当な扱いを受けたことが無かったため、こうした経験がトラウマになりましてね、メンタルヘルスに大きな影響がありました。

オーストラリアという国は、白豪主義(ホワイト・オーストラリアン・ポリシー)と呼ばれる白人優先主義とそれに基づく非白人への排除政策がある人種差別の国だったんですよ。

先住民を合法的に殺していた時代もあるのです。入植の邪魔になるという理由だけでなく、スポーツハンティング、つまり娯楽としても殺していたんです。

白人優先主義の政策を転換したのが1975年です。法律的に人種差別を禁止し、多文化多民族主義を国策として掲げるようになったわけですけど、白人至上主義的な人種差別意識は根強く残っていました。今でもそれはありますよ。

多文化多民族主義を嫌い、アジアやアフリカからの有色人種の移民が増えることを嫌悪する人はまだ大勢います。

しかし、様々な人種や民族の子供がいる学校の教室で、異なる文化や人種を尊重することの大切さを教育された世代が増えるにつれて、人種差別意識は減って来たと私は感じています。

このように変化して来た社会で、アジア人が活躍するのを見るのはうれしいですし、アジア人が正当に評価されるのは素晴らしいことです。

「奇想天外キテレツ映画」と思った「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」が、米国映画界に一つの大きな変化を起こしましたよね。

これからもっと変化していきますよ。

そして、人種や皮膚の色に関係無く、異性愛者だろうが同性愛者だろうがそういうこととも関係無く、人が人として純粋にその人が成し遂げた結果で対等に評価されるのがあたりまえの世の中になって行くでしょう。

映画やテレビの賞では、そのうち演技賞が男優と女優に分けなくなるかもしれませんね。そもそも自分の性別認識が男でも女でもない人もいるんですし、すでに演技賞を男女分けしなくなっている賞もあります。

今日は、ミッシェル・ヨーさんが受賞するのを見たいです。一つの歴史的瞬間になるはずです。


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2023年3月12日

引越し先でもご近所トラブル?

昨日は快晴でした。

気温は低めで湿度も低く、空はどこまでも青く、くしゃみも出ないし鼻水も垂れて来ないし目も痒くないし、やっぱりメルボルンのベストシーズンは秋ですよ。

うちの夫は、土曜日の昨日は仕事が休みでした。こんなに気持ちの良い秋晴れの日にはどこかに行楽に行きたいものですけど、残念ながら私達はそういうことはしません。

うちの夫は、私と2人でどこかに行くとか何かするなんていうことは頭の片隅にもありませんから。

夫は、木を切りに行きました。

やっぱりな…

3回目の痔の手術で現在安静中のうちの息子にトラックを運転してもらうわけには行きませんから、勤めているツールショップの仲間のCさんがトラックを運転して行きました。

ホントにね、こんなに好きなことがあっていいですよね。

木を切ること自体が楽しいのでしょうし、切った後の達成感もあるんでしょう。体力的にはきつくて、身体は疲れるし筋肉痛にもなるようですし、服も大汚れで帰って来ますよ。

ちなみに、木を切るというのは、木に登って枝を切って落とすという作業が大変です。切った枝を地面に落とせるスペースが有ればいいですが、住宅に近いと安全に落とすのが困難なので、ロープで下ろさなければなりません。

誰かに木を切って欲しいと頼まれるから行くわけですけど、木を切ってあげると喜んでもらえるし、報酬をもらうことも多いですし、切った木を薪としてもらって帰ることもありますしね。

減量しないといけない夫には良い運動です。

私は、息子の食事の世話をしないといけませんからどこにも行けません。だから昨日は大洗濯をして、洗濯物を外に干しました。

そうしたらね、また北隣り家のグレート・ピレニーズ他3匹の犬がゲートの所で、道路を歩いている人達に向かって吠えまくっていたんです。

特にひどいのがグレート・ピレニーズです。あの犬は毎日ずっと吠え続けていますけど、昨日はワンワンだけじゃあなくて「うううう〜」と唸っていました。

しばらくして道路を歩く人がいなくなった時、私が洗濯物をパンパンする音が聞こえたらしくて、今度は垣根のフェンスの所にやって来て私に向かって吠え始めました。

一番小さくいて落ち着いている茶色い犬は吠えていませんでしたが、グレート・ピレニーズとスピッツの白い2匹がまあとにかく吠える吠える。グレート・ピレニーズは歯をむき出して「う〜う〜」と唸ってもいました。

なんで歯をむき出すの!

「アンタ達ね、毎日毎日朝早くから夜遅くまでワンワンワンワンうるさいのよ!いい加減にしてちょうだい!」

こんな事を言うおばさんの顔はきっとフレンドリーじゃあなかったでしょうから、犬もそういうのは分かるんですよ。

私に向かってものすごく吠えました。歯をむき出しているグレート・ピレニーズはちょっと怖かったです。

洗濯物を干し終えて家に入ると、今度はオートバイの音が聞こえて来ました。

もうダメだ…

やっぱりここから引っ越すしかない!

私は家探しを始めました。

最近時々探しているんですけど、探しているのは賃貸住宅です。

うちの夫が勤めるツールショップに近くて、私が車で送って行かなくても自転車で簡単に通える距離であることが最も重要な条件です。

そして、スーパーなど買い物ができる場所に近くて、交通の便が良い場所というのが大事です。とにかく、車が使えなくなることを前提に住む場所を選ばないといけないんです。

草取りをしなくて良い家、寝室は2つで十分、キッチンだけは使い勝手の良い広いキッチンが欲しい、窓がちゃんと閉まらないような古い家は花粉が入ってくるからダメ、エアコンは絶対に必要、できれば2階建てではない方が良い、右膝が痛い時や目が回った時に階段はつらいですからね。

うちの夫の視力のことは今はまだ考慮に入れていません。暮らしに不自由するほど目が見えなくなったらツールショップで働くことはできなくなりますから、そうなると住む場所の条件も変わってきますし、目が見えなくても住みやすい家を探す必要が出てきます。

収入が無くなるので、家賃が安いというのが重要になりますし。

条件に合う家を探していくと、幾つか良さそうなのが見つかりましたけど、条件に合うのは一戸建てではなくてユニットとかタウンハウスとか呼ばれる集合住宅やアパートが多いです。

私はアパートでもいいです。アパートはどれも比較的新しいので、住み心地が良さそうですし、キッチンのデザインがいいですからね。駐車場が地下にあることが多いので面倒ですけど、それは慣れるでしょう。

こうして探しているうちに思ったんですが、お隣りの家族が垣根の向こうどころか壁を挟んだすぐ隣りに住んでいるような集合住宅は、ものすごいリスクがありますねえ。

私達は運が悪い人達ですからね、いろいろ考えられないような不幸なことに見舞われて来ましたから、集合住宅で良い隣人に恵まれない可能性もありますよ。

すぐお隣りに迷惑行為連発家族みたいな人達が住んでいてご覧なさい。しょっちゅうパーティーをするとか、吠える犬を飼っているとか。オートバイはさすがに無いだろうけど。

やっぱり一戸建てを探した方がいいかもしれません。でも、そういうのはどれも古いからキッチンがイマイチだし、一戸建ての場合は庭があるから草取りをしなくてはいけません。

いろいろ考えていると面倒くさくなったので、家探しは止めました。

本気で探し始めたらストレスがたまりそうです。


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2023年3月11日

まさか... マジか!うそでしょ!

迷惑行為連発だった北隣り家が引っ越して行き、新しい北隣り家が引っ越して来ました。

まだ新しい北隣り家の人間達には会っていませんけど、寝室が5部屋でバスルームが3つもある家なんですから、子供のいる家族ではないかと思っています。

2.36ヘクタールの敷地に建つこの家を最低でも350万ドル(3億5千万円)で買ったんですから、経済的に余裕のある人達であろうとも思います。

人間にはまだ会っていませんが、この家族が飼っている3匹の犬には会ったという話を先日書きました。そのうち一番大きなグレート・ピレニーズは、相変わらず毎日吠え続けていますが、昨日の夕方は他の2匹も吠えていました。

何事かと思っていたら、聞こえて来たんですよ。

ブルルルルル…バルルルルル…

聞き慣れたオートバイのエンジン音でした。

どういうこと?北隣り家は引っ越して行ったんだから、誰がどこで乗ってるの?

まさか…

悪い予感は大当たり。オートバイのエンジン音は、北隣りから聞こえていたんです。

すぐに北側の窓を開けると、確かに北隣りからでした。そして見えたんですよ、垣根の木の間から。

男がオートバイに乗っていました。迷惑行為連発の北隣り家がいつも乗っていた垣根のすぐ向う側にあるドライブウェイをです。

マジか!

このドライブウェイというのはね、道路からガレージに続く道ですけど、まるでもう舗装されたモトクロスコースみたいなものなんです。

乗っているのはどうやら一人だけ。

迷惑行為連発の北隣り家は2人で(時には3人で)レースをしていましたからね、あの騒音とは比べ物にならないとは言え、新しい北隣り家もオートバイを乗り回すと分かってガッカリしました。

それでもね、エンジン音は控えめな感じだったし、家の窓を全部ちゃんと締めていれば我慢できるレベルかもしれないと思った私は甘かった。

男はすぐにエンジン全開で疾走し始めたんです。

うそでしょ!

オートバイレースを見たことがある方なら分かりでしょうが、スピードを上げる時にエンジンを吹かすでしょう?その時の騒音は、ブルルルルルとかバルルルルルとかそんなんじゃあなくて、グワーアアアアって感じですよ。

音も音量も耐え難いんですけど、これが波のように延々と繰り返されるわけです。

8時近くになって薄暗くなってもまだ乗っていました。

「うるさいぞー!」と私は垣根に向かって思わず叫んだんですが、バイクに乗っている男にそんな叫び声が聞こえるわけがない。

すっかり頭に来て、これはもう覚悟を決めて話をしに行くしかないかと思い始めた8時過ぎ、オートバイの音が南側から聞こえて来ました。

何とオートバイは道路に出たんです。そして爆音を響かせながらどこかに行ってしまいました。ということは、乗っていたのは大人です。

その後、夜の間に戻って来ませんでしたから、どういうことなのか分かりません。オートバイでどこかに行った男は、北隣り家の人間ではないのかもしれませんけど。

いずれにしても、オートバイ騒音被害が続くことは確実です。


新しい北隣り家が「どうぞオートバイを乗り回しませんように」という私の願いはかないませんでした。

もう一つの願いは「どうぞ夜中までパーティーをしませんように」ですけど。

引っ越しが落ち着いたら、ハウスウォーミングパーティーという新しい家のお披露目イベントをする人が多いですからね、新しい北隣り家がそろそろパーティーを開いても不思議じゃあないんですけど、どうなるでしょうか。

広い敷地の田舎環境だから少々大きな音を出しても大丈夫と思っているなら大間違いだということを思い知らせるには、やっぱりこっちからも垣根の向こうへ騒音を出すことですよねえ。

でも、あの人達の家そのものは垣根からかなり離れたところにあるので、あまり意味が無いです。

オートバイを乗り回すドライブウェイのすぐ裏に我が家があるのが問題なんですよ。

うちの夫に早くごみ屋敷状態のガレージを片付けてもらって、さっさとこの家から引っ越す方がいいと思います。

ああ、全く頭にくる!


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2023年3月10日

お人好しをやめようと思う件

うちの息子は3回目の手術から回復中ですが、昨日はうちの夫に手術をした専門医のアシスタントから電話があり、手術について説明があったそうです。どうして息子本人に電話しないのか理由が分かりませんが。

説明によると、残っていた問題が今回の手術ですべて解決したわけじゃあないそうです。

最も深刻だった裂肛を再び手術したんだそうで、今回除去する予定だったスキンタグは残ったままだそうですよ。

結論を言えば、裂肛の治り具合次第では4回目が必要ということなんです。

今回の手術で終わりだと思っていた息子は、これでやっと良くなると思っていましたからね、ガッカリしているはずです。

さて、

今日の話題はまた別のことなんですよ。

良い話ではありません。人間関係でしんどい思いをしている方は読むともっとしんどくなる内容かもしれませんから、どうぞこれをクリックしてお帰りください。今日も私のブログを読みに来てくださってありがとうございました。

さあ、ここからしんどい話が始まります。

何の話かと言いますとね、義弟(うちの夫の弟)家族、もっと言うと義弟のスペイン人の奥さんのことなんです。

実はね、義弟家族が今年の冬(北半球の夏)も昨年のようにスペインで長い夏休みを過ごす予定らしいという話を聞きまして、私は彼等が飼っている犬のビシューの世話を再び頼まれる可能性があるんですけど、ビシューの世話はもうしたくないと思っているんです。

今年の1月にも彼等がバイロンベイという街で夏休みを過ごした時に、ビシューの世話を引き受けましたけど。

もうしたくないんです。

理由は一つだけ。

大して感謝もされないのに引き受けるのはバカバカしいということです。

以前、上海に住んでいた彼等は、一人娘のヴェドラちゃんが生まれたのを機にオーストラリアに引っ越して来たんですが、それは10年前のことです。

義弟家族は、義母の家の隣りにある家に住むことになりましたが、その家はうちの夫と私が増築リフォームをした家で、日本式のお風呂があるんですよ。脱衣所付きの広いお風呂です。

その家は他人に賃していたのですけど、義弟家族が住むようになったら時にはお風呂に入らせてもらえるだろうと私は期待していました。でも、お風呂に入りにいらっしゃいと言ってくれたことは一度も無くて、お風呂に入らせてもらえないだろうかと頼んでも良い返事は無くて。

お風呂に入らせてくれないどころか、この10年間、食事に招待されたことは一度も無くて、彼等を我が家に招待したくても断られて、何か一緒にしましょうということも一度も無くて、付き合いはほぼゼロ。

うちの夫と義弟の兄弟は仲が良いですし、頻繁に連絡を取り合っていますけどね。

クリスマスなどで家族親戚が集まる機会には彼等も来ますけど、スペイン人の奥さんは仕方がないからイヤイヤ我慢して来ているように見えます。私達の家で家族が集まったこともありますが、彼女はいつも楽しんでいないと分かります。

私達家族とは何も一緒にしたくないということは、もう十分承知していますよ。彼女は私のことが好きではないんだろうということも知っています。会う度にビミョーな違和感を感じますから、それは分かりますよ。

昨年2ヶ月半もビシューの世話をした時もね、彼等がスペインから帰ってビシューを迎えに来た時の「何かへんな不機嫌な感じ」も、正直言うと私は不愉快だったんです。

お世話になってありがとうという気持ちは感じられなくて、ありがとうとは言いましたけど、それよりもビシューが重くなった(太った)と不満を言いました。

スペイン人の奥さんは、ビシューを私達に預けるのはイヤだったのかもしれません。他にいないから仕方なく預けたけど、私達に預けることには不満があったのかもしれません。

2ヶ月半もの間ビシューの世話をするのは大変でしたよ。とにかくおトイレのトレーニングが出来ていませんでしたからね。彼等は、トイレは家の外でするけど家の中でもしても良いという中途半端な方針でやっていたんです。家中の至る所におしっこシートを敷いていたそうで、我が家にも大量のおしっこシートを持って来ました。

ですからね、ビシューは我が家に来てもおしっこやウンチを家の中でしたんです。掃除が大変だったし、カーペットはおしっこのシミだらけになりましたよ。

そんなビシューにトイレは必ず家の外でしなくてはいけないと教えるのは簡単ではなかったです。相当な努力が必要でした。

彼等がビシューを迎えに来た時、家に入ってお茶でも飲みながらスペインの夏休みの話を聞いたり、2ヶ月半のビシューのことを話したりするんだろうと思っていたけど、そういう事は無しでした。

2ヶ月半も世話になったお礼に何かスペインからお土産でも買って来てくれるかなと思っていたけど、お土産なんて無し。

ありがとうと言っただけですぐに帰って行きました。

彼等がスペインから帰ってくる前、お礼に何か欲しい物があるのかとうちの夫に聞かれて、私は食事に呼んで欲しいと即答しましたが、その後も義弟家族から食事に呼んでもらうことは一度も無し。

1月に世話をしてあげた時もそうでした。ありがとうと言っただけで、さっさと帰って行きました。

私はお礼のお土産が欲しいと言っているんじゃあありません。お礼に食事に呼んで欲しいとももう思っていません。

ただね、他にビシューを預けられる人がいないから私達(というか私)を頼っているのなら、もう少しは感謝の気持ちを見せるべきだろうと思うんですよ。


はっきり言って、不愉快なんです。

こんな不愉快な思いをしてまで、私がビシューの世話を引き受ける必要は無いと思うんです。

彼等には日頃付き合っている仲間がいるわけですよ。一緒に食事をしたりピクニックをしたり遊びに行ったりしている同年齢の仲間達が。そういう人達に頼めばいいじゃないの?

隣りに住んでいる義母とパートナーだって、ビシューの面倒くらい見れるでしょう。

確か、昨年はビシューの世話を2ヶ月半も頼める人が見つからなくて、つまり仲間達も義母も皆んなが断ったわけで、スペインの夏休みを諦めるしかないような状況になって困り果てていたので、うちの夫が世話を引き受けたんですけどね。

つまりアレですよ、私達はビシューを預けたい人リストに入っていなかったのです。頼める人が見つからないから、仕方なく私達に頼んだということなんでしょう。

2ヶ月半の間、ビシューはうちの夫のベッドで寝ましたし、夫も時々散歩に行ってくれましたが、実際に世話をしたのは(ウンチやおしっこの掃除をしたのも)私ですよ。トイレのトレーニングをしたのも私です。

何か頼まれるとイヤと言えない性分の私ですけど、頼まれたことを引き受けて頑張ってしてあげても大して感謝されないと、利用されているだけという気がしてきます。

今年も世話を頼める人が見つからなくて困り果てたら助けてあげるのか?

もうね、私はそこまでお人好しではありません。したくないことはしたくないと言いますよ。うちの夫には、私はしないと繰り返し言っていますから、夫は分かっているはずです。


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2023年3月9日

吠え続けるグレート・ピレニーズ

それは、昨日の朝5時10分のことでした。

4時頃に目が覚めてしまうことがよくある私にとって、目が覚めた後に再び眠れるのは非常に貴重なことなんです。

昨日の朝は眠ったんです。ぐっすり眠って夢も見ていたんですけど、犬の吠え声で目が覚めました。いやに外が明るいから、もう朝かと思って時計を見たら5時10分だったんです。明るかったのは月が出ていたからでした。

私の寝室のすぐ裏にある垣根の向こう側で激しく吠え立てていたのは、新しい北隣り家が飼っているグレート・ピレニーズです。

新しい北隣り家は3匹の犬を飼っていますが、そのうちの最も大きな真っ白い犬です。おそらくカンガルーが出ていたのでしょう。

そんな時間に家の外にいるということは、外で飼っているんですよねえ。

新しい北隣り家が引っ越して来てもう1週間になりますが、この大きなグレート・ピレニーズが吠え続けているんです。一日中吠え声が聞こえます。

「Stop it」(やめなさい)と女性が叫ぶ声も何度か聞こえましたが、「Stop it」と言われると10秒くらいは吠えるのを止めるんですけど、再び吠え始めます。

他の犬の声は聞こえてきません。グレート・ピレニーズだけがずっと吠え続けているんです。未だに警戒しているのか、緊張しているのか、新しい環境になじめていないのか。

我が家に迷い込んで来た時に、優しそうな顔をしているのにあんまり激しく吠えるので少し怖くなったんですけど、グレート・ピレニーズというのはどんな犬なんだろうかと思って調べてみたら、家族にはよく慣れるけれども見知らぬ人には警戒心をむき出しにすると書いてありました。

なるほど、その通りですね。

フレンドリーな性格に育てるには、幼いうちからさまざまな人や犬とふれ合う機会を作ってフレンドリーになるように育てなくてはいけないんだそうですよ。

初心者向けの犬ではないんです。飼い主の力量次第では、飼育が困難になる可能性も大きいそうです。

午前中にはゲートのところで、道路を散歩する人や犬に向かって吠えていましたけどね、私達の家の前の道路は散歩をする人がとても多いのですよ。犬を連れて散歩をしている人がほとんどです。

そういう人達に向かって吠え続けたグレート・ピレニーズくん。

しばらくしたら静かになったので、家の中に入れられたのかもしれません。

そのうち新しい環境に慣れたら吠えなくなるのかもしれませんが、吠え続ける可能性もあります。飼い主さんには頑張ってもらいたいです。

フレンドリーで穏やかな性格の犬に育ってくれないと、あの大きさですから敷地から逃げ出た時が怖いじゃあないですか。

グレート・ピレニーズくん自身も、警戒し続ける暮らしはストレスが溜まるでしょうし。


昨日の午後は、吠え声が遠くの向こうから小さくしか聞こえませんでした。今朝は犬達が外にいる気配がありません。犬達は家の中にいるのか、犬小屋を動かしたのかもしれません。

北隣り家の犬小屋はゲートに近い道路に面した一角に置いてあるんです。

その区画はフェンスで囲まれていて、必要な時には犬達をフェンスの中に閉じ込めておくことが出来ます。

迷惑行為連発だった以前の北隣り家が飼っていたロッティとローガンは、家族が不在の間は良くここに入れられていました。

暑い夏の日に日陰も無いここに閉じ込められて、日陰は小屋の中だけですが小屋の中なんてサウナのようですよ。そんな状況なのに飲み水が無くなっているのを見て可哀想に思ったうちの娘が、水をやるために不法侵入したものですけど。

動物保護団体のRSPCAに訴えようかと言っていたんですけどね、それはしませんでした。

新しい北隣り家が飼っている3匹は、全て長毛種です。特にグレート・ピレニーズは、密生した下毛と長い上毛を持つダブルコートでトップクラスの抜け毛の多い犬種なんだそうですから、家の中で飼うと掃除が大変でしょうね。

でも、その毛のせいで暑さに弱いため熱中症に注意が必要で、暑い季節には温度を管理できる室内で飼う必要があるそうですよ。

RSPCAに訴えようかなどと心配しなくても良い飼い主であることを祈りますよ。


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2023年3月8日

手術費用は百万円!

うちの娘がレクサスをある家の前に停めてあった車にぶつけて数千ドルがパアになった翌日の昨日、3回目の手術を前にしたうちの息子に病院使用料の請求が来ました。

こういう病院からの請求書だとか連絡は、メールやテキストメッセージで来ます。今どきはもう全てデジタルですね。

手術をしてくれる医者に支払う手術代と麻酔医に支払う麻酔代は、うちの夫がすでに支払ってくれていたんですけど、病院使用料というのがまだ未払いだったのです。

民間の病院で手術を受けるので病院使用料も請求されるわけですが、前回と前々回よりも値上がりしていて、今回の請求額は2000ドルを超えていました。

3回目の手術費用は、合計すると3800ドルくらいです。

この額はですね、我が家にとって簡単に払える額ではありません。でも、こういう時のための貯金をしていますので、それで支払うことが出来ました。息子が手術から回復して働き始めたら返してくれることになっています。

結局、3回とも民間の病院で手術してもらったので、手術費用は1万ドル以上かかったことになります。1万ドルというのは百万円ですよ。

痔の手術というのは、本来それほど大きな手術ではないのですよ。それに入院する必要も無いのにこの額ですからね、入院が伴うような大きな手術だと数百万円どころか一千万円以上の費用がかかるんでしょうね。

そんなのは多くの人にとって支払い不可能な額ですから、どんなに順番待ちが長くても公立の病院で治療を受けたいと思うわけですけど、待っている間に悪化して手遅れになることもあるんじゃあないでしょうかね。

オーストラリアの医療制度は、ありがたいことも多いですが、問題も多いです。最大の問題は、予算不足による病院不足とスタッフ不足です。

公立病院の医療費を無料にしなくても、収入によって何割か負担するようにすれば状況はマシになるんじゃあないかと私は思うんですよ。それに、とにかく歯科医療をメディケアでカバーしてもらいたいんです、ホントに。

私の上前歯2本の歯根治療と新しい歯冠を作ってもらうのにかかった費用は総額7325ドルでしたからね。前歯の無い人になるのはイヤだったから治療してもらいましたけど、前歯2本に70万円以上も。

歯科医療費をカバーする民間の医療保険に入っていない場合は、全額自己負担になるのですよ。メディケアで5割でもカバーされたら助かります。

公立の歯科病院というのは無いわけではないですし、安く治療を受けられる歯科クリニックもあるんですけど、そういう所で治療を受けられるのは一部の人達だけです。条件が細かく決まっています。

12歳以下の子供、先住民族や移民、そして基本的には経済的な理由等で政府から生活保護を受けているような人達です。

オーストラリアに永住しようと思っている方は、本当に歯を大事にしてくださいね。治療費がバカ高ですから。


公立病院の手術の件ですが、ただでも順番待ちが長いのに、新型コロナの影響で予定されていたのにできていない手術が山のようにたまっているんだそうで、医者も足りていないし全く追いついていないです。

命に関わる緊急を要する手術が優先されるので、痔の手術なんていう命に関わらないようなものは後回しにされるもんですからね、順番待ちはさらに長くなっているんですって。

命に関わらない手術でも、患者にとっては日々の暮らしを左右する大問題である場合もあるのでして、うちの息子のように民間の病院を頼る人は増えているそうですよ。

スーパーアニュエーション(老後の生活資金として積み立てていく自分専用の年金)を使う人も多いそうですけど、積み立てた年金を何百万円も手術に使ってしまっては、後の暮らしが心配になります。

さて、今日は息子の3回目の手術の日。今朝、病院まで送って行きました。

本当に本当に、これで治って欲しいです。


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2023年3月7日

レクサスが死んだ

皆さんご存知のように、レクサスというのはトヨタ自動車が展開している高級車のブランドです。

義弟が乗っていた古い金色のレクサスは、カンガルーとの衝突でへこみ、それを機に義弟が新しい車を買ったので、私達にタダでくれたんです。

そのレクサスは古いだけあっていろいろ壊れていましたから、これを修理してもらって道路を乗っても安全であるという証明書を発行してもらうまでに大金がかかったんですけど、このレクサスがですね、「腐っても鯛」と言いますか、さすがに高級車だったんですよ。

特にそのインテリアは、私のカローラなんかとは雲泥の差でした。私は一度も運転したことがなかったんですけど、乗り心地の良い車だと聞いていました。

このレクサスは、基本的には息子の車ということになりましたが、娘も必要な時には乗れるように二人の名前で任意自動車保険に入っていました。ただし、保険は事故の時の対物賠償だけにしました。

自分の車の損害までカバーすると保険料が大変高くなってしまうからです。

そもそも、自分の過失で車が壊れるほどの事故を起こすというのが私にはちょっと考えられませんからね、私の任意保険も対物賠償だけです。

このレクサスですが、うちの娘が2月から大学院に通うのに必要だと言うので娘が使うことになりました。息子は、車が必要な時には私のカローラかトラックを使っています。

さて、

もう今日の記事のタイトルからお分かりにように、レクサスが死んだんです。

修理出来ないほど壊れちゃったので廃車となりました。運転していたのは娘です。娘に怪我はありません。エアバッグが開いたので顔を打ったようですが、大したことはありません。

相手にも怪我はありません。と言うか、ぶつかった車に人は乗っていなかったのですよ。その車は、ある家の前に駐車してあったのです。道路ではなくて、その家のドライブウェイに。

どうやったら家のドライブウェイに駐車してある車に、お互いの車が壊れるほどの勢いでぶつかることが出来るんでしょうか。

住宅地の中の狭い道路にはよく車が停めてありますから、速度を落として気を付けながら運転しないといけません。

不注意運転を度々注意されていたうちの娘が、わき見運転でもしていたのか、狭い道路をスピードを出しすぎて曲がりきれなかったのか、どういう状況でぶつかったのか私達はまだ知りません。

うちの夫は怒りで震えていましたよ。

私も震えましたけど、私の場合はこれまでに何度も交通事故を経験しているものですから、こういう話を聞いたり事故の写真を見たりすると気持ちが動揺するんです。

事故を起こした場所が遠かったので、娘は自分一人で対応するしかなかったわけですが、もちろん助けを求めて仕事中のうちの夫に電話をして来ましたから夫は電話で助けましたけど、駐車してあった車に衝突したというのを知って夫はものすごく怒っていました。

今朝もまだ怒っていましたよ。

レッカーサービスを呼び、そこからウーバーかタクシーを呼んでシェアハウスに帰ったんでしょうか。シェアハウスに帰ってから保険会社に賠償支払いの手続きをするのに手間取り、夜遅くまで夫が助けていました。

手続きが終わったのは、夜の10時頃でした。


大学院はものすごくお金がかかるんですけど、これに加えて昨日の事故は娘には大きな出費となりました。相手の車は修理できないほど壊れていますから、保険に入っていなかったら大変なことになっていました。

娘は一人暮らしをしていますが、私達は経済的な援助をしていませんから、してやりたくても出来ませんから、大学院が始まってからは働いて貯めた貯金で暮らしているんですけど、この事故で貯金は一気に減ったでしょう。

車も無くなって、今日からどうやって大学院に通うんでしょうか。

電車とバスを乗り継いで通うと、住んでいるシェアハウスから1時間半近くかかると言っていましたが、1時間半かけて通うしか無いですね。

あまりに不便だということになれば、中古車を買うしかないでしょう。あるいは大学の近くに引っ越すか。大学の授業が終わった後でやっているアルバイトは、車が無いと時間に間に合わない可能性もあります。

どうするんでしょうか。

娘は、自信過剰な危険運転やスピードの出し過ぎをこれまで何度も夫や私から注意されていたんです。いつかはこういうことになると心配していたら、やはり事故を起こしました。

良い教訓になって欲しいです。


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2023年3月6日

新しい北隣り家

迷惑行為連発の北隣り家の前に出ていた「売り物件」の看板が無くなりました。そして一昨日の午後、引っ越しトラックがやって来ました。

北隣り家がやっと引っ越して行くのかと思ったら、北隣り家はすでに引っ越していたようです。トラックが来たのは午後でしたしね、引っ越して行くんじゃあなくて新しい家族が引っ越して来たのでした。

それにしても、あの迷惑行為連発の北隣り家は、この物件を150万ドルで買ったんだそうですよ。数年間住んで、その間に家の中外いろいろリフォームして、今回350万ドルから385万ドルで売りに出していたんです。

希望価格の最低額350万ドルで売ったとして、それって3億5千万円ですよ。200万ドル(約2億円)儲けたことになります。

敷地面積は2.36ヘクタールと広いですしスイミングプール付きですが、家自体はそんなに大きくありません。寝室数5部屋、バスルームが3つです。

この物件を3億5千万円で買った人達というのはどんな人達なんでしょうかね。まだ姿を見ていません。

私は、迷惑行為連発の北隣り家に会ったことは一度もなかったですから、新しい北隣り家にも会うことはないかもしれませんけど。

どうぞオートバイを乗り回しませんように!夜中までパーティーをしませんように!


新しい北隣り家にはまだ会っていませんが、この家族が飼っている犬には会いました。飼っているのは3匹です。

そのうちの1匹が一昨日の夕方我が家に迷い込んで来たんです。真っ白の大きな犬でした。

「あれはピレネー犬とかいうんじゃあなかったっけ?」と思って調べてみたら、やっぱりそうでした。グレート・ピレニーズという犬です。

立ち上がったら私よりも大きいのは確実です。

犬が好きなうちの娘が早速外に出るとものすごく吠えまして、危険なので近寄るのは止めたんですが、落ち着きのない様子からあの犬はもしかしたらまだ子供かもしれないと思いました。

まだ子供だとしたら、もっと大きくなるということですよ。

うちの夫が、ゲートを開けて帰らせたんですけどね、新しい環境で緊張しているのか警戒心の強い犬なのか、簡単ではありませんでした。とにかくずっと吠え続けていました。

夫が言うには、グレート・ピレニーズは北隣り家と我が家との間のフェンスを簡単に飛び越えてしまうそうです。フェンスを何とかしない限り、何度でも来ますよ、あの犬は。

あんなに大きくて吠える犬はちょっと怖いです。早く仲良くならないといけません。

昨日の朝は、裏の垣根のフェンスの所まで来て吠えていました。仲良くなるチャンスだと思ったのでフェンス越しに近寄ったら、もう1匹の白い犬がやって来ました。スピッツのような真っ白の犬でした。

この犬も一緒になってワンワン吠えていましたが、スピッツはとてもフレンドリーで、すぐに仲良くなれましたよ。それにつられてグレート・ピレニーズも私の手をちょっと舐めたりしましたけど、ずっと吠え続けました。

そこへやって来たのが3匹目の茶色と黒と白の犬。コリーみたいな犬でしたがコリーよりもずいぶん小さくて、3匹中一番落ち着いた犬でした。身体は一番小さいのに低い声で吠えるんです。

調べたら、コリーによく似た小さい犬種でシェットランドシープドッグというのがいるようです。もしかしたらそれかもしれません。

迷惑行為連発の北隣り家が飼っていたのは、ロッティという名前のラブラドールのとローガンという名前のスパニエルでしたが、あの2匹は外飼いの野生児でめったにシャンプーなどしてもらわないから臭くてね。

その上、あまり可愛がってもらえないのか人恋しい犬で、私達の姿を見かけるとヒンヒン鳴いてフェンス越しに身体を擦りつけて来たものです。

ロッティとローガンは外飼いでしたから、カンガルーが出る度にものすごく吠えました。あまりにワンワンワンワンと吠えまくるので近所の犬達もつられて吠え始め、この辺り一帯が大騒ぎになったものですよ。

グレート・ピレニーズもスピッツも真っ白でしたし、スピッツはふわふわでまったく臭くなかったので、きっと家の中で飼っているに違いないと思います。そうであって欲しいです。

迷惑行為連発の北隣り家は、解体工事や整地を専門に行う業者でしたから、大きな重機をいろいろ持っていて、それを我が家との境の垣根の向こう側に停めていたんです。私の寝室のすぐ裏です。

仕事に出るのはいつも早朝で、まだ真っ暗なうちからその重機を動かす音が響くので私は目が覚めるわけですよ。それも迷惑だったんですけど、新しい北隣り家はどんな仕事をしているんでしょうかね。

田舎環境に暮らしたいだけの静かな家族だといいんだけどなあ。


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2023年3月5日

親の顔が見たいもんだ

うちの夫の知り合いのLさんは中国系のマレーシア人で、普段は経理の仕事をしておられるんですが、イベントなどで食べ物を売る店を出したりお料理のデモンストレーションなんかもやっていらっしゃいます。

そのアシスタントとして、うちの娘がいつも手伝いに行っているんですよという話を、先日記事に書いたんですけど。

昨日の土曜日、あるイベントでLさんがお料理のデモンストレーションをされたそうで、またうちの娘がお手伝いに行きました。

お料理のお手伝いの際は、決まっているのか自分で決めているのか、白いTシャツに黒いパンツで行きます。

その度に、私の白いTシャツと黒いベルトを貸してくれと言うので、最初の頃は貸していたのですが、あまりに頻繁なのでその白いTシャツは娘に上げました。

このTシャツがね、古くなって伸びてヨレヨレになり、生地も薄くなって下着が透けて見えるし、色も黄ばんで薄汚れたような色になって、以前は白いTシャツだったと信じられないような有様になり。

みっともないから新しいのを買いなさいと何度も言ったのに、白いTシャツはLさんのお手伝いの時しか使うこともないからつい買い忘れるんだそうで。

そこで、昨年10月の娘の誕生日に、ユニクロで買った白いTシャツと黒いベルトをプレゼントしたのでした。

さて、

昨日のことですが、実は私はどういうイベントに行っているのか知らなかったので、おそらくLさんがフェイスブックかインスタグラムかでイベントを宣伝しているはずだと思い、Lさんのフェイスブックページをチェックしたんです。

そうしたら、やはり載っていました。

イベントは「ノックス・フェスティバル」(Knox Festival)だとその時に分かったのですが、Lさんはそのページに準備中の自分や会場の写真を載せて「皆さん見に来てね!」と書いてあったんですけど。

私は、Lさんの横で笑いながら準備をしているうちの娘が着ているTシャツに目が釘付けになりました。

あのボロTシャツを着ている!

大きくない写真でも、娘が着ているTシャツが伸びて黄ばんで薄汚れてヨレヨレなのが一目で分かるんですよ。

お料理のデモンストレーションのアシスタントですからね、大勢のお客様を前にするんですよ。時にはアシスタントの娘もマイクを付けてしゃべったりするそうなんですよ。こういう仕事には見た目も大事でしょ?

黒いエプロンを着けていましたから、下着が透けて丸見えということはなかったですけど、お母さんはもう一日中そのTシャツのことが気になって気になって。

髪の毛もきちんとまとめていなかったし。

ちゃんとすればそれなりの見た目になれる外見なのに、なんであんな姿で行くのよ。


夕方家に帰って来た娘に、私は言いましたよ。

そのTシャツは捨てなさい!

「新品の白いTシャツをプレゼントしてあげたのに、どうしてあれを着ないのよ!」
「あれは胸のところにチョコレートのシミができてるから」
「チョコレートのシミはお湯で手洗いすれば取れるでしょ!」

なんでそういうことがちゃんとできないの!

親の顔が見たいもんだ!


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2023年3月4日

3回目の手術と新型コロナ

近頃の私達は、新型コロナのことはすっかり忘れた暮らしをしています。マスクをしている人を見かけることはありますけど、ほとんどの人はもうマスクなんてしていませんし、私もしていません。

ただし、医療機関ではマスクの着用を求められますから、そういう時には新型コロナ問題が終わったわけではないのだということに気付かされるわけですが。

うちの息子の3回目の痔の手術が、いよいよ来週の水曜日に迫って来ました。これから手術までの4日間は、新型コロナに感染しないように気を付けないといけないんだそうです。

まず、4日前となる今日は自宅で簡易抗体検査をおこない、陰性であることを写真付きで報告しないといけません。手術前にも検査はあります。

そして、手術前の48時間は、自己隔離をして他人との接触を避けなくてはいけないそうです。

何事も心配し過ぎる傾向のあるうちの息子は、この土日に親友L君のアパートに友人達と集まって「ゲーム三昧の週末」を楽しむことになっていたのに、行かないことにしたようです。

先週の日曜日、息子はL君が引っ越しをするのを手伝いに行ったんです。我が家には今もトラックがあって、息子はトラックを運転できるようになっていますからね、トラックで引越荷物を運んであげたのですよ。

L君が引っ越したアパートというのがメルボルンのすごく便利な場所にあって、アパートと言っても日本的に言えばマンションですが、寝室が2つ、バスルームも2つある新しくてモダンなデザインのアパートなんだそうです。

L君はそこで一匹の黒猫と一人暮らしなんだそうですが、息子は泊りがけで遊びに行く予定だったんです。猫アレルギーなので黒猫はちょっと心配ですけど。

こういう普通の若者が楽しむようなことをこれまで出来ていませんからね、楽しみにしていたのに、もしもそこで新型コロナに感染したらオシマイだと悩んだらしいのですよ。

この週末は、うちの娘が帰って来ることになっています。例のIQテストの練習もしないといけないんですが、土曜日の今日は知り合いのLさんがイベントで食べ物を売る店を出すお手伝いに行くんだそうです。

娘は大学にも行っていますし、イベントで大勢の人に会うと新型コロナに感染するリスクはありますよ。うちの夫だって、ツールショップで感染するリスクがあります。

ということで、息子の自己隔離は月曜日からでいいのですけど、おそらく今日も明日も隔離に近い暮らしをするんじゃあないかと思います。

息子の気持ちは分かります。これまで長かったですからね。最初に医者に相談したのは2019年の12月ですよ。

あれからこんなに長い時間がかかって、やっと3回目の手術なんです。

無料で手術を受けられる公立の病院で順番が回ってくるのを待ち続けたからこんなに時間がかかったわけですが、新型コロナで命に関わらない手術が中止されていた時期も長かったですからね。

結局3回とも費用全額負担となる民間の病院で手術を受けることになりました。こんなことになると分かっていたら、もっと早く手術を受けられたのにと悔やまれます。

この3回目が終わったら、後はもう良くなるはずなんです。

普通の暮らしができるようになるまで何週間かかるか分かりませんけど、良くなったら息子は就職するつもりでいます。絵の仕事も続けるそうですけど、まずは安定した収入が必要ですから。

やりたいこともいろいろあるんでしょうしね。お母さんも、息子には早く普通の若者の暮らしを楽しんで欲しいんですよ。

ですからね、今ここで新型コロナに感染するわけには行かないのです。感染したら手術はキャンセルになって、また何週間か待たなくちゃあいけませんから。

息子はすでに一度感染しているのですけど、新型コロナというのは一度感染したらもう感染しないというわけじゃあないそうですし、いろいろ運が悪い人ですから用心には用心を重ねた方がいいでしょう。

後4日です!


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2023年3月3日

骨付き肉の食べ方

先週の金曜日の夜にクールチェンジが来て涼しくなった後、気温の低い日が続いています。今週は肌寒いような日が多かったんですが、昨日も薄暗くて気温も低く、こういう日の晩ご飯は何か温かい物がいいですよねえ。

うちの夫が減量しないといけないもんですから、最近は晩ご飯が具だくさんスープだけという日が多いのですけど、必ずお肉はたっぷり入れます。シーフードの時もありますが、タンパク質をしっかり摂ることは心がけているんですよ。

肉が入っていれば、うちの夫もスープだけで満足しますしね。

ということで、昨日は鶏の骨付き下もも肉(ドラムスティック)のシチューを作りました。

このシチューは最近よく作るんですけど、時間はかかりますが大変簡単に作れます。


たっぷりの水に骨付き下もも肉を入れて、お酒少々とニンニク1〜2かけ、ショウガの薄切り数枚、ネギ(鍋に入るくらいの大きさに切る)を加え、塩コショウして1時間ほど煮ます。その後で好みの野菜類を追加して柔らかくなるまで煮て、塩コショウで味を調えるだけです。

合計で1時間半くらい煮ますからね、鶏肉は骨からホロリと取れるくらい柔らかくなっています。これをラーメンどんぶりいっぱい食べれば満腹満足間違い無し。

うちの夫はいつもお代わりをしますけど。

このシチューを作る度に、私はカルチャーの違いを感じるのですよ。育ちの違いと言った方がいいかもしれませんけど。

うちの夫の肉の食べ方がすごいんです。

義母にちゃんとしつけられていますからいつもマナー良く食べますけど、骨付き肉を食べる時は、鶏肉以外の骨付き肉でもね、手を使って食べます。

それはいいんですよ。私だって手を使います。

何がすごいかと言うとですね、食べられる部分は全てカンペキに食べ尽くすことなんですよ。最後に残るのは、ツルツルになった絶対に食べられない部分の骨だけ。

よくもあそこまで食べ尽くせるもんだ!

そして、これをしっかりと学習したのか遺伝子なのか、同じように骨がツルツルになるまで食べ尽くすのがうちの娘。

部位によっては太い骨の中に骨髄があったりしますけどね、もちろんそれも上手に取り出したり吸い出したりして、全部食べ尽くすのですよ。

これに対し、

私の場合は、骨にまだ食べることが出来る部分が残っている状態で食べ終えるもんですから、いや自分としては食べられる部分は食べ尽くしたつもりなんですけど、

なにその食べ方!もったいない!

と言われるわけです。

この食べ方を学習したのか遺伝子なのか、同じようにツルツルになるまでは食べないで終わるのがうちの息子。

昨夜も、関節部分に皮や食べ切れていない肉が少し残った状態で食べ終えていました。よく食べていた方だと私は思いましたけど、夫に言わせると「もったいない食べ方」なんだそうですよ。


牛や羊の骨付き肉をローストしたり煮込んだりする時は、太い骨の中にある骨髄もご馳走なんだそうです。

勧められて食べてみたことはありますけどね、食感がブヨっとしているというかプルプルしているというか、いかにも高カロリーという感じです。

進んで食べたいと思うほど美味しいものではありませんよ。しかし、これを美味しそうに堪能するんですよね、夫の家族は。うちの娘もですが。

私は食べたくないので「誰か欲しい?」と聞けば、必ず夫か娘が喜んでもらってくれます。

骨付き肉を料理する度に、夫の食べ方に感心します。骨付きの肉を食べて育った人というのは、ちょっとレベルが違います。


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2023年3月2日

バナナケーキとオウムの話

黒くなったバナナが3本もあって、こういうバナナはよくケーキにするんですが、最近ケーキは作らないようにしています。作ると減量しないといけないうちの夫が食べてしまいますのでね。

熟したバナナを一口大に切って凍らせたのも美味しいですが、最近寒いですからそういうものを食べたいと思いませんし。

すぐに使えない時には袋に入れてからつぶしてドロドロにしたのを凍らせて保存します。こうしておけば解凍しやすくて使い易いです。

しかし、そうやって凍らせたバナナがいくつも冷凍庫に入っています。

ですからね、昨日はもうケーキを作らないわけには行かないと思ったんですよ。家に置いておくと私も食べてしまいますから、カップケーキにして夫が勤めているツールショップに持って行くことにしました。

ちなみに、私のバナナカップケーキの英語で書いたレシピはこちらです。


息子が食べる分を残して、全部ツールショップに持って行きました。皆さんで食べてくださいということで。これで黒くなったバナナを消費できたし、ケーキを食べなくて済むし、スタッフの皆さんに有難がられて一石三鳥でしたよ。

帰りに少し買い物をしようと思ってスーパーに寄りました。タンストール・スクエア(Tunstall Square)という所にあるスーパーです。

そのスーパーの入口の前の手すりみたいなのに、一羽のカカトゥー(Cockatoo)が止まってビスケットを食べていました。

頭に黄色い羽のある白いカカトゥーは、見た目は可愛いんですけど家をかじるし、ギャオギャオと怪獣音が凄まじくうるさいので好きな鳥ではないんですけど。

そのカカトゥーは、人が近くを通り過ぎても知らん顔をしてビスケットを食べているのです。

すぐ横に車が止まっていて、運転席に座っている男性が窓を開けてカカトゥーを見ていました。

「Is it your bird?」(あなたの鳥ですか?)と声をかけたら、その男性がうなずいたのでびっくりしました。

「なでてごらんなさい、ネコやイヌをなでるように」とおっしゃったので、恐る恐るなでてみました。慣れているのかカカトゥーは知らない人間になでられてもヘッチャラなんですよ。

「飼ってるんですか?」
「ええ、このボーイ(男の子)は私の家族なんです」
「すごいですねえ、飛んで行かないんですね」
「行きたかったらいつでもどこにでも行けるのに、どこにも行かないです」
「買い物にも一緒について来るんですか?いい子にしてますねえ」
「ははは、いたずらっ子ですよ」

そう言うと、男性は大いに苦労しながら車から出て来て(足が不自由そうでした)カカトゥーを手に乗せました。


「さあ、ハローとあいさつしなさい」

ハロ〜!

ギャオギャオ、ガオガオ、ナンダカンダ、ハロ〜、ガアガア、ギャオギャオ!

もうびっくりしましたよ。しゃべっているのは英語のようでしたが、早口だし声が怪獣音なので何を言っているのかよく分かりません。

男性は、私に買い物バッグを下ろして自分と同じように腕を伸ばしなさいとおっしゃいました。そこで言われたとおりにしましたら、そのカカトゥーは私の腕に乗って来たんです。

カカトゥーの顔が私の顔のすぐ前で、噛みつかないかとちょっと心配になったその時、私の顔に向かって、

ハロ〜!ギャオギャオ、ガアガア、ナンダカンダ!

すごいおしゃべりなカカトゥーでした。男性が静かにしなさいと言うまでしゃべりまくっていました。

カカトゥーという鳥は、かなり大きな鳥ではあるんですが、見た目よりも重かったです。

オーストラリア生活も今年で30年ですけど、カカトゥーに触ったのは初めてでしたし、あんなに英語を喋りまくるカカトゥーも初めて見ました。

ヒナの頃から育てたんでしょうかね。

オウムですから教えれば人間の言葉を真似してしゃべるようにはなるんでしょうけど。びっくりしましたよ、ホントに。


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