2025年12月17日

家の中に花がたくさんある理由

うちの娘が「ダンプスター・ダイビング」ということをやっているという話は、このブログで何度も書きましたが。

簡単に説明すると、スーパーなどが食品を廃棄する業務用ゴミ廃棄コンテナから、まだ食べられる食品を無断でもらって来ることです。

捨てられている物をもらうのなら違法性は無いように思いますが、多くの業務用ゴミ廃棄コンテナは施錠されているんですよ。これを無断で開けるというところに違法性があるわけで、夜の闇にまぎれてこっそり行う理由はそこにあるんだろうと思います。

大学院も卒業して臨床心理士となった今、もしも捕まったらキャリアを棒に振るようなことは止めてくれと私も頼みましたので、娘は「ダンプスター・ダイビング」は止めたんです。

その代わりに、スーパーが廃棄する食品をチャリティ団体に寄付してもらう活動をしているんです。毎週火曜日の夕方に協賛するスーパーに行って商品を受け取り、それをチャリティ団体に届けて、自分も少しもらって来るんですよ。

先週、これまで住んでいたシェアハウスを出た娘は、今は一時的に私達家族と一緒に住んでいますので、昨日はもらった物を家に持って帰りました。

果物が少しと賞味期限の迫った肉類やパンやパック野菜などでしたが、大量の花も持って帰ったんです。ほとんどがユリの花でした。花が開いて来ているので廃棄すると言うんですって。捨てるのはもったいないけどチャリティ団体は引き取らないので、娘が全部もらって帰ったんです。

大きな花瓶はたくさん持っていませんから、飲料用のグラスも使って、とりあえず水につけました。


これを捨てようとしていたんですよ。もらって来た食品だってね、まだ十分に食べられるものばかりなんです。もらいに行かなかったら廃棄されるわけです。もったいことですよね。

ゴミ廃棄コンテナからこっそり無断でもらって来るのではなく、店が寄付してくれる物をもらって来るわけですから違法性はありません。店側は廃棄する手間が省ける上に社会に貢献できるということで、良い活動だと思います。


ところで、ユリの花はですねえ、黄色い花粉が飛び散って汚れるので、花が開いたら花粉が出る前に雄しべを取り除くといいです。これ、私は今年になって知ったことなんですけど。

雄しべの先の花粉が出来る部分だけを指先でつまむと、簡単にポロッと取れるんです。花粉がまだ出ていないので指も汚れません。雌しべがあった方が花はきれいですけど、花粉で汚れるのが嫌な方はオススメですよ。

今日は最高気温が35度、明日は38度の予報です。エアコンのないこの家は日中すごい暑さになりますので、ユリの花も次々に開いてしまうでしょう。せっせと雌しべ取りをしなくちゃあいけません。


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