2016年7月31日

赤飯とグッドニュース

昨日はね、朝からどういう理由かお赤飯が食べたくて、ランチは「赤飯とキムチだ!」と決めて、まずは小豆を煮始めました。(言っときますけどササゲなんて手に入りませんから小豆でいいの!)

しかしね、土曜日の午前中のマルチタスキング中に豆を煮るというのは良くなかった。

洗濯や掃除や、その合間にブログを書いたり(しかも昨日の記事は「カトリック教会の虐待問題」というシリアス系の記事)しているうちに、小豆を煮ていることなどすっかり忘れてしまいました。

家の中に焦げ臭い匂いが充満する頃になってやっと思い出すという悲劇が起きても諦めきれない私は、再び小豆を煮始めたのだった!

今度こそ絶対に焦がさないようにタイマーをセットし、朝から水に漬けておいたもち米をザルに上げ、もうどうしたって絶対今日はお赤飯を食べたいんだからな!モードです。

こういう食べたくてたまらない気分をクレイヴィング(Craving)といいますけど、かつて妊娠中にはつわりと同様にクレイヴィングにも困らされたもんだ。「もずく」がどうしても食べたくなった時には泣いたわよ…。「もずく」なんて手に入らないんだから。

それはともかく…。

夕方夫が帰宅いたしましたところ、何やら大きな黄色い封筒を差し出すではありませんか。実はですね、その封筒の中には、現在パートタイムで勤めている会社(ツールショップ)からの正式なフルタイム雇用通知だったのです。しかも、単なるお店のスタッフではなくて一応マネージャー職。

給料は、うちの夫の年齢からすれば素晴らしい額ではありませんけど、今年に入ってからのうちの夫の病気のことをご存知の貴方ならお分かりでしょ?フルタイムで正式な社員としてしかもマネージャー職で雇用されるというのは、本当にありがたいことなんですよ。

夫は、双極性障害とか目が見えなくなる将来とかいろいろ不安を抱えているので、安定した仕事があるというだけで本当に嬉しいです。しかも職場は家から近いし。

これまで2〜3ヶ月パートで勤めてきた働きぶりや能力を認めてもらえたということでもあるしね。

偶然のことですけどね、炊いておいたお赤飯でお祝いいたしましたよ!

本当に良かったわあ!

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2016年7月30日

カトリック教会の虐待問題

一昨日、以前より見たかった映画「スポットライト」を見ました。


本年度アカデミー賞の作品賞を受賞した映画です。ご存知のことでしょうが、この映画は、アメリカの新聞「ボストン・グローブ」の調査報道班「スポットライト」チームのジャーナリストたちが、ボストン周辺地域で長年蔓延していたカトリック司祭による子供への性的虐待について、真実を見つけ出し、情報源を調べあげて、報道するに至るまでの顛末を描いております。


カトリック教会の性的虐待問題については、この報道をきっかけにアメリカのメディアが大々的にとりあげたことで、長い年月にわたってカトリック教会が組織ぐるみで隠匿していたことが明らかになりました。

また、問題はアメリカにとどまらず、世界的にも多くの国で同様の性的虐待がおこなわれてきたことが明るみになりました。こうした国々で性的虐待が発覚し職を追われたカトリックの神父たちの多くが、南米などの発展途上国で同様の職について引き続き虐待をおこなっていることも分かり、問題は今も続いています。

オーストラリアでも未だに新しい訴えが出されており、この問題の根深さを思い知らされます。

ここヴィクトリア州だけでも、カトリック系の学校や孤児院など、司祭や協会関係者と子供たちが共同生活を送る場所で多くの性的虐待がおこなわれていたことがわかっています。子供たちの多くがトラウマに苦しめられ続けており、自殺者の数が非常に多いことにも衝撃を受けます。

オーストラリアの場合、最も問題と考えられているのは、虐待をおこなっていた司祭や神父たちはもちろん酷いのですけど、虐待の事実を隠匿し続けたカトリック教会の組織の問題でして、その中心にいるのがジョージ・ペル枢機卿です。

虐待で有罪となった司祭 Gerald Ridsdale と付き添いのペル氏

このペル枢機卿、私の目には出世欲の塊でありまして、現在はバチカンの財政や総務を統括する経済省で要職を務めております。


ペル枢機卿は、オーストラリアのカトリック教会のリーダーとして、これまで保身に徹してきたウソつきでして(多くの人はそう考えている)死後地獄に落ちることはほぼ確実視されております。ペル枢機卿の虐待被害者に対する同情心に欠ける冷淡な対応は、オーストラリアではホント有名なんですよ。

この有力者ペル枢機卿自身に対する性的虐待の申し立てもこれまでに何度か起きていますが、新たな事実が先日ABC放送の「7.30」(いつも7時のニュースの後の7時半から始まる)という番組で報道されました。現在ヴィクトリア警察が調査中だそうです。

おそらく事実なんでしょうけどね、こういう問題では証拠というのが被害者である当時子供だった人達の証言だけでしょ?警察は、そうした被害者の証言が真実であるといかにして証明していくんでしょうか。

そういえば最近、カトリック教会にとどまらず英国国教会でも同様の子供への性的虐待がおこなわれていたことも明らかになっています。

罪は償ってもらいたいですよね。償うつもりがない奴らは、司法の力で償わせてもらいたいです。

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2016年7月29日

左膝裏の痛みは今

足に合わないつっかけの着用をやめて以来、家の中でもランニングシューズを履き続けるというのはちょっと…。

ですから、ついつい靴なしで(裸足ではないですよ、一応靴下は履いています。寒いですから)家の中での生活を続けているうちに、痛んでいた左の膝裏はすっかり全快になっておりません!

全快どころか、その後悪化しているのです。

ソファに腰かけて膝をやや曲げた感じに脚を伸ばして安静にしていれば、少しは楽になるにはなるのです。しかしねえ、人間動かずに生活することはできませんでしょ?

健康な時には意識せずに暮らしていますけど、歩くことはもちろんのこと、立ち上がったりしゃがんだり、膝を折ったり、我々は本当に毎日膝を酷使しているのです。

左膝裏の痛みはもう「痛み」というよりも「疼き」となっておりまして、膝を曲げるのも困難、伸ばしきるのも困難。今朝、食品の買い物に出かけたんですが、例の大きなトロリー(ショッピングカート)にしがみつきつつ、左脚を引きずりながら歩く痛々しい私は、どう見たって入り口のすぐ前の特別の駐車場所(身体障害者用マーク付き)に堂々と車を停めても良いほど。

膝裏の痛みの原因や治療方法は、インターネットで調べ尽くしておりますが、やっぱりGP(健康問題があった際にまず最初に診てもらうお医者さん)に相談するしかないと思います。膝裏は疼き、そこから大腿部へシューッと激痛が走るんだもの。

「もうこれ以上耐えられませんレベル」に日々近づいている感じです。

膝裏にお餅のようにぽっこりと膨らんでいる「ベーカー嚢胞」の中に溜まっている骨液を注射で抜き取ると痛みが和らぐらしいしな。

心配なのは、GPはそのような処置はできませんから、この紹介状を持って専門医に会いに行きなさいと言われること。その場合、専門医の予約を取って診てもらえるまで数週間待つなんて、ここオーストラリアの公共医療ではアタリマエ。右膝の半月板損傷の時だって診てもらうまで1年近く待ったもの。その後手術してもらうまでさらに何週間か待たされて…。

無料でやってもらえるんだから文句を言うなと言われるけどねえ、こんなに待たされると病気によっては手遅れ…なんてことにもなるんじゃないのか。

ま、とにかくGPの予約を取らなくちゃ。

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2016年7月28日

赤ちゃん誕生

家族が一人増えました。

昨年お付き合いが始まったうちの夫の異母妹のローラ(実は偽名)に赤ちゃんが生まれたんです。2年間の妊活を実らせて生まれたのは、異母妹が熱望していた女の子じゃなくて男の子だったんですけど、待望の赤ちゃんですからね、両親は大喜び!

異母妹の家族はレバノン出身で、旦那さんの方はポーランド出身で、ご両親たちと一緒の時には、アラビア語やらフランス語やらポーランド語が交じる会話になるんだそうですから、この子もバイリンガルどころか多国語を理解するようになるんだろうなあ。

うちの夫の弟の娘ヴェドラちゃんが現在2歳で英語とスペイン語のバイリンガルになっているように。

そういえば、うちの子供たちだって一応英語と日本語のバイリンガルなんだわ。特に息子のカイは日本人なにみ日本語を話せるんだった。

多民族家族の中で多文化多言語をごく普通に身につけながら育つというのも、オーストラリアのような移民の国ならではです。

赤ちゃんが生まれたと聞いて、家族親族友達一同、早く写真を Facebook にアップしてくれと待ちに待っているんですけど、お母さんお父さんになったばかりの彼らは忙しくて Facebook どころじゃないらしい。

ま、とにかく無事に生まれたので一安心なんだけど、赤ちゃんもお母さんも、どうか健康で無事でありますように。そこのところの情報が来ていないんだもの、心配なのよ。

とにかく待望の第1子ですからね。

最初の子供だとね、何から何まで初めての経験ですから大変です。病院の方針にもよるだろうけど、オーストラリアでは普通赤ちゃんはお母さんと一緒の病室で過ごしますからね、生まれたらすぐに赤ちゃんの世話が始まるんだ。母乳の出が思うように行かないと苦労するし、母乳で苦労するようだと乳腺炎とかになったりしてますます辛い思いをすることになりやすい。

母乳信仰も行き過ぎるとお母さんを苦しめるだけです。

まあそういうことで、今日はおめでたいニュースでございました。

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2016年7月27日

スカウトは辞退するもよう

ある会社からキャラクターデザイナーとしてスカウトを受けたうちの息子ですが、その会社からの雇用のオファーはフルタイムで今すぐにでもということらしい。それは困るんだわ。

だってですね、息子は2年コースの2年目後半に入ったところで、これから集大成となるプロジェクトが始まるんです。しかも息子はプロジェクトチームのリーダーで、そのチームは息子が企画したプロジェクトをやることになっているんですって。

それを今やめるわけにはいかないし、息子としては優れた作品を作って、コース終了後に本当にやりたい仕事ができる会社への就職を目指すと。

ですからこの度のスカウトは辞退する方針であるとのことでして、お母さんも同意見です。

それはそうでしょう!

このようなスカウトは今後もいろいろあるでしょうし、スカウトされなくてもですね、希望の会社に自分から売り込むと、そういう意志を持ってプロジェクトへの意欲を見せる息子ですから応援してやらないとね。

どんなプロジェクトなんだろう…。なんか野球関係のゲームだとか言っていたけど、息子は野球なんか知らないと思うのでどんなゲームを作ろうとしているのか想像もつきません。

野球のビデオゲームだったらすでにいろいろあるだろうに…。

「ねえ、あんたが作るって言ってるそのゲームは、点数を競うわけ?」
「違う、最近のゲームはそういうのじゃない」
「じゃあ、どういうの?」
「説明するのは難しい」

ということですから、質問するのはやめました。

もともとゲーム関係のものには興味が全く無いお母さんは、たとえ息子が説明してくれても、途中で飽きて聞く気がしなくなるのがおちです。

ということでですね、ナオキくん!「いつかカイくんが作ったゲームをしたい」という君の夢は、実現に向かっておりますよ。

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2016年7月26日

ヤラバレーでランチ

ドバイ在住の義妹リアナが現在メルボルンに滞在中でして、今日は義母の姉ジョーンと従姉妹のエリーシャおよびうちの夫が一緒にランチをするというので、私も付いて行きました。

行ったのはヤラバレーでも屈指のおしゃれなカフェレストランの一つ「Malatos」です。有名な(と思うんだけど…)Stones of the Yarra Valley の一部です。

ウェブサイト
義弟の奥さんがこのカフェレストランの隣にあるホテル「The Farmhouse」に勤めているので、うちの夫の家族は何か特別なことがある時には、よくこのカフェレストランに行きます。

メルボルンにお住まいの方は、ちょっとドライブにヤラバレーにお越しの際に気軽に立ち寄れるカフェレストランとしてオススメです。

お値段はですね、私達のような貧乏家族には気軽に行ける値段ではないんですけど、メルボルンの標準からすれば普通です。


いろいろ頼んで皆でシェアして楽しむのがいいと思います。


ここで醸造しているクラフトビールを楽しむ人も多いそうですけど、私はビールよりワインの方が好きなので、ここに来る時はいつもスパークリングワインを頼みます。

今日のランチは、義母の姉ジョーンのおごりでした。


夫が具合が悪くなって以来、外食なんて一度もしていませんでしたし、こういう普段の生活を忘れられる場所に行くのは久しぶりだったので、本当に良い息抜きになりました。

義妹のリアナのメルボルン滞在は1週間だけです。金曜日には我が家に泊まってくれるそうです。そして日曜日にはドバイに帰っちゃうんですから、彼女の1週間はハードスケジュールです。

金曜日は何かご馳走を作らなくちゃ!

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2016年7月25日

スカウトされたって

3週間毎日楽しんだツール・ド・フランスが終わりました。1週目の終わり頃からチームスカイのクリス・フルーム選手がずっと黄色いジャージを維持して2位以下との差を広げ続けましたので、誰が勝つか!というワクワク感はあまりない今年のツール・ド・フランスでした。

最終日の第21ステージ、3週間走り通したライダー達がパリに凱旋する様子は毎年鳥肌モノです。空からの映像も素晴らしいんですけどね、かの有名な凱旋門にまさに凱旋した選手たちが最後の戦いを繰り広げる様子を低い位置から凱旋門を見上げるように映し出した映像には感動しましたね。

フランスという国は本当に見所満載の国です。いつか行きたい!

「そのためには、こんな貧困生活をしていたんじゃあダメだわ!仕事を頑張らなくっちゃ!」ということでですね、今日は朝から翻訳の仕事に追われ、途中で腰を休めるためにケーキを焼き、また仕事。あっという間に一日が終わって今度は晩ご飯の支度に追われ…。

夕方、夫と息子のカイが帰ってきました。

「オレねえ、今日スカウトされた」
「スカウト?何のスカウト?モデルとかじゃないわよねえ?」(お母さん、何を言うか!)
「仕事関係?」
「うん」

話を聞くと、息子が通う学校 AIE(Academy of Interactive Entertainment)に、あるゲーム制作会社のスカウトがやって来たんだって。その会社は、現在は主にスマートフォン用アプリ制作をやっている会社だけど、VR(バーチャルリアリティ)ゲームの開発を始めることになり、キャラクターデザインが出来る人材を探しているとのこと。

 AIE という学校は即戦力養成学校のようなところですから、こうしたエンターテインメント系の会社がよくスカウトにやってくるのです。

話を聞いた先生たちが即座にうちの息子を推薦したんだって。

ですから、その会社のテストを受け(デザイン力チェック)OKだったら即雇用という話になったそうです。息子は現在 AIE の「ゲームアート」コースの2年目の途中でまだ終わっていないんですけど、どういうことになるんだろう…。

まあ、息子のキャラクターデザイン力は優秀ですから(親バカじゃないのよ!本当に上手いのよ!)とりあえず卒業後の就職浪人を心配する必要はなさそうで、お母さんは嬉しいです!

ほんとに上手いのよ!漫画風から日本のアニメ風からジブリ風からコミカル物からシリアス物から、キャラクターを描かせたら大したもんなんだからね!

それを聞いて、さらに勉強に身が入る娘のサチ。こちらは精神科の医者を目指しておりますので勉強一筋。

なんでもいい、独り立ちして何とかやっていってくれたらそれでいいの!

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2016年7月23日

ドラマはいつも寝てる間に

毎晩ツール・ド・フランスを楽しく見ています。長い距離のステージは通常8時半から放送が始まり、現時点の順位や前日のレースハイライトなどとともに、地域の紹介や食べ物・料理コーナーなどもあってとても楽しいんですよ。

そうこうしているうちにレースがスタートしライダー達が走り始めるんですが、いきなりスタートから果敢にアタックするライダーがいるにはいるけど、それほどドラマは起きません。

フランスの美しい村やアルプスの山々、青い湖、お城やぶどう園など、ペリコプターからの映像を駆使してそれは見応えのある放送なんですけど、レースに関していえば見応えというものはないんです、序盤戦はね。

タイムトライアルやスタートが遅い場合は放送が始まるのも遅く、放送開始は10時ですから、11時頃となるともう起きてはいられない私は、泣く泣く観戦をあきらめるわけです。

今年のツール・ド・フランスもいよいよ天王山!

と言っても、まあチームスカイのクリス・フルーム選手の3度目優勝はほぼ確実となっていて、私の関心はオーストラリア選手のリッチー・ポートが上位3位に入れるかどうかに移ってきておりましたし、昨夜はさっさとあきらめて寝たのよ。

夜中に目が覚めてレース状況をチェックしたら(そこまでするか?ええ、するんです)なんと天気が変わって雨が降り、濡れた道路で転倒者続出!

タイムトライアルで好タイム連発かつオリンピックでもメダルを目指していたトム・デュムラン選手が転倒して手首を骨折しリタイヤとの速報!

そしてなんと優勝はほぼ確実とみられるフルーム選手も転倒!

ホントか?

どうしよう…、居間に行ってテレビを付けてレースを見るか?でもそんなことをしたら今日一日は疲労でやっていけないぞ!

レースを見たい気持ちに勝てずベッドの中で iPhone でレース観戦しようとしているうちに結局寝てしまった。

残念ながら、ライダー達が渾身のアタックを始めるのはレースの後半。マラソンや駅伝もそうですけど、レースのドラマチックな展開やアクシデントなどはですね、ライブで見ていてなんぼのもので、翌日のニュースで見たって感動とかしないんだよ…。

もうすぐオリンピックも始まるんですね。ブラジルの昼時間はオーストラリアの夜中でしょ?

ライブ観戦は到底不可能ということだ。

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2016年7月22日

今日のイチ押し動画

毎朝、Facebook で家族や友人のページをチェックします。今朝は、義弟が家族写真をたくさん投稿していて楽しく見せてもらいました。

娘のヴェドラちゃん2歳のお誕生日の日の写真でした。先日、お母さんの実家があるスペインのイビサ島を家族で訪れていた時に迎えた2歳のお誕生日。バイリンガルのヴェドラちゃんが、スペインの家族や親戚と楽しそうに過ごす素敵な写真ばかりで、和やかな気分が伝わってきました。

しかし、今朝のイチオシ記事はヴェドラちゃんじゃなかったのだった!

フランスの知人がシェアしていたこの中国の動物園の動画(だと思う)です。

パンダの子供たちは好奇心旺盛で、ぬいぐるみみたいで可愛いのは知っていましたが、パンダ舎のお掃除がこれほど大変とは!

天気が悪くて暗い気分だったのが、朝から大笑いして気分が気持よく晴れました。



私は、Facebook では家族と親戚と本当の友人たちとしか繋がっていないのですけど、便利ですよねえ。グローバルな世の中だから、家族や友人が世界&オーストラリア各地に離れて暮らしているけど、今の時代は本当にあまり距離を感じません。

日本の家族や友人たちもFacebook をやってくれたらどんなにいいかと思いますが…。

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2016年7月21日

フルタイムで働き始めた夫

昨年のクリスマス前に仕事を辞めてしまった後、TVドラマ&映画視聴および昼寝の日々となったうちの夫。コミュニティー奉仕活動は熱心にするものの就労活動はしないから収入はゼロというのが何ヶ月も続きました。

双極性Ⅱ型障害の「うつ期」であったというのが理由だったのですが、夫が何ヶ月もそういう状態でゴロゴロしていると、病気だとわかっていても不満がたまります。

少しずつ回復してきてパートタイムで働き始めた時には安心したけど、しばらくするとそのパートの収入もですね、不満の種になるのです。半日のパートを週に4日というのは実質週2日でしょ?最低賃金で週2日の稼ぎはわずかですからね。

物価の高いオーストラリアでは、絶対に生活していけません。

まあね、その間、幸いにも私に翻訳やウェブデザインの仕事がたくさん来たのでやってこれましたけど、先週からパタリと来なくなった。「これは困った!」と思っていたところ、夫がフルタイムで働き始めたんです。

精神科医と相談の後、血液検査などを経て長年飲み続けてきた薬の量が変わりました。同じ2種類の薬を飲んでいますが、服用量が変更になりどうもそれが効いている感じがします。家にいる時は相変わらず大抵寝ていますけど、フルタイムで(しかも朝から)仕事に出られるようになったのです。

なんでも、主要スタッフの一人が長期休暇をとっている所へ別の一人が辞めてしまって、スタッフ不足になってしまったらしい。そこで、昼から半日勤務だったうちの夫が全日勤務となり、さらに勤務日が増えてフルタイムとなった模様です。そして、夫はそれに対応できているようです。

息子のカイもアルバイトとして今日から勤務の予定だったけど、土曜日からに変更となりました。

いずれにしても、心身ともに健康で働けるというのは嬉しいことです。

私も今週はプレッシャーを感じること無く主婦をしています。左膝裏の痛みがやや改善したので掃除もできたし!

しかしねえ、左膝裏の腫れは見た目お餅がくっついたような感じで、足を伸ばしてじっとしていると楽になるけど、買い物に出て歩きまわったりするとたちまち歩行困難なほどに痛みが増します。もう困ったもんだ。

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2016年7月20日

真冬でも春到来

暦の上ではまだ真冬のはずが、地球温暖化の影響で「最高気温」系の新記録が続くメルボルンでは、草木がボケるのは当たり前というか…。


これはですね、冬になる前、紅葉した葉っぱがまだ落ちないうちに花が咲き始め、新芽も出始め、すっかり混乱していた木です。それでも今年はまだ混乱ぶりが大したことないな。

平均すれば気温はもちろん高めになってきてはいるんですがね、一応冬ですから先日のように「雪が降るかもしれない」と期待が高まる程度には気温が下がることもあるのです。

あの寒波の後には春のような天気がやってまいりまして、秋の終わり頃からすでに混乱状態だった我家の庭の花が、やっと「こんどこそ本当に春がきたぞ」と安心して花を開き始めました。

まだ真冬なんですけど…。

球根系の花は数日中に満開になりそうです。でもこの白いやつはきれいだけどいい匂いがしないの。黄色いやつはトイレ芳香剤のようないい匂いがするけど。


これは、私が最も愛好する花でありますダフネ。


ダフネはね、日本語では「ジンチョーゲ」というんでしょ?ダフネの方が名前としてはきれいよね。超絶良い匂いがします。玄関を出た所に植えてあるので、家を出る時に「春が来た〜!」と感じます。まだ真冬なんですけど…。

家を引っ越す度にダフネを植えてきたから、これまでに住んだ数多くの家にはダフネが大きく育っていることでしょう。

なんだか今日も暖かいです。

このまま本当に春になりそうな感じです。


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2016年7月19日

合わない靴は万病の元

キッチンやバスルームのカウンターもシンクも何もかもが高く作られた家に住んでいるので、踏み台がなくては生活できない私ですが、カウンター下の戸棚のせいで踏み台の高さも9センチ程に限定されますので、家の中でも靴が必要です。

靴なしではカウンターもシンクもまだ高すぎて肩がこる。スリッパのようなものでは高さがないので同じこと。靴底に高さのある靴が必要なんです。

しかし、家の中でも靴を履き続けるのは苦痛なので、家の中用サンダル(スリップオンの要するに「つっかけ」ね)を履いているのですが、夏以来履き続けていたサンダルが破れてしまい、新しいのに履き替えました。1ヶ月ほど前に…。

前のサンダルもそうだけどこの新しいサンダルもサイズは「36」です。日本的にいうと 23〜24 センチはあると思う。はっきり言って大きすぎだけど、これより小さいサイズはなかなか見つからないのです。

つま先の前も踵の後ろも余っているけど、まあ家の中で履くのだし、「つっかけ」だから踵の後ろが余っても問題なしと思っていたのよ。

しかし、左膝が痛くなってからというもの「歩く」ということに意識が向くせいか、私はこの大きすぎる「つっかけ」のせいで自分のズボンの裾に引っかかったり、踏み台や家中いたるところにある階段を踏み外しそうになったりと、膝に激痛が走るようなアクシデントがしょっちゅうある事に気づいたのです。

そこでですね、肩は凝るけど家の中で「つっかけ」を履くのを止めました。そうしたところ、ナント、膝の痛みは日々軽減して、着実に回復しているように感じるのですよ。

これは偶然か?

それとも「つっかけ」のせいだったか?

しかし、思い出しましたよ。以前右膝痛が悪化して歩けなくなったきっかけになったのは、厚底シューズだった。足に合わない靴や厚底およびハイヒールシューズは、歩き方に悪影響が出て膝や腰を痛める元になるとよく言われているじゃないか…。

「つっかけ」なしでは生活に支障が出るので(肩も凝りまくるし)靴底に厚みのあるランニングシューズを履いてしばらくやってみることにします。家の中では靴を履きたくないけど、しようがない … 。今さら身長は伸びないんだしな。

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2016年7月18日

激落ちくん

「水だけで汚れが落ちる洗剤いらずの魔法のスポンジ」 として話題になった白いスポンジ。たしかに水をつけて軽くこするだけで汚れが簡単に落ちます。

メラミン樹脂を発泡させてスポンジ状にしたものだそうで、硬度の高い骨格構造をしており、その細かく硬い網目で汚れを擦り取るというわけです。メラミン樹脂といえば、昨今様々な工業製品に使用されていますよね。化粧合板の表面はメラミン樹脂でしょ?メラミン樹脂の食器やキッチン用品もありますし。

それをスポンジに加工するというアイデアを思いついた人は大したものだな。今やその白いスポンジは、鍋やレンジ周りの掃除には欠かせない物になりましたが、スーパーとかで買うとお高いのよ。

Coles などのスーパーで売っているやつは、お高い上にカットが大きめで消費者としては非常に不満がある。この白いスポンジは、何度も繰り返して使用できないし、潰れてしまうと元の形状に戻らないので大きいまま使うと無駄になる。面倒でも自分でちょうどよい大きさにカットする必要があるんです。

そんな時、昨年末の夏だったな、麦茶を買おうとドンカスター Doncaster の大きなショッピングセンター内にあるダイソーに行ったんですよ。そうなのよ、日本の皆さん、ダイソーは全商品 2ドル70セントの店として、オーストラリアでも店舗をオープンしているのです。

我が家から車で10分のところにダイソーがオープンしてですね、日本食材やおせんべいなどが手軽に手に入るようになったのです。

その日は麦茶を買いたくて行ったんだけど、珍しく店内をぐるぐる見て回ったんです。基本的にプラスチック製日用品が好きではないので、ランドリー&クリーニング用品の辺りはじっくりと見たことがなかったのだけど、あるパッケージデザインがパッと目を引いたの!

激落ちくん!


信じがたいほどのお得感です。

2ドル70セントでたくさん入っていいます。しかも、さすが日本製品、使いやすい大きさにカット済み。そして、名前のとおり本当に激落ちなんです。なんて素晴らしいネーミング!考えた人は偉いなあ。

この記事をお読みの皆さんの中で「激落ちくん」をまだご存じない方があったら、私は声を大にしてオススメしますよ。

私の「激落ちくん」あと2個しか残っていません。そろそろダイソーに買いに行かなくちゃな。

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2016年7月17日

恵まれた暮らし

世界の各地から悪いニュースが続いています。

戦争、テロ、自然災害、貧困、犯罪、…。

ありがたいことに、メルボルンは平和です。問題がないわけではないけれど、少なくとも私達家族の暮らしは平和です。

生活が苦しいと言いながら、暖房のきいた快適な家に住み、毎日三食食べることができて、温かい寝床で眠ることが出来る。

蛇口をひねれば水が出る。

水だけじゃないよ、お湯も出る。いつでも快適な水温のシャワーを浴びることができるなんて本当に恵まれている。

衣類やタオルが汚れたら洗濯機で簡単に洗えて、清潔な暮らしができる。

春がきたような青空の広がる美しい日曜日です。車の騒音も聞こえず、わずかに鳥のさえずりと子供達が遊ぶ声が遠くから聞こえます。


みなさん、良い日曜日をお過しください。

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2016年7月16日

内気な息子とアルバイト

息子のカイは、幼い頃から気が優しくて、内気で引っ込み思案で何事も遠慮がち。もちろん人を引っ張るリーダーではないけど、人について行く子分気質でもなく、息子の友だちからは Loner(一人で行動する人)と呼ばれておりました。

今でも忘れない思い出の一つが、日本の夏祭りでのこと。

子供たちへの無料プレゼントが始まりましてね、子供たちが群がりました。息子は当然一番後ろに静かに並び、自分の番が来るのをじっと待つ。やっと息子の番になったと思ったら「ごめんね、プレゼントなくなっちゃった!」とお姉さん。一人だまって涙を流す息子であった。(あれは可哀想だったな…。)

夜店や屋台がずらりと並び、息子は買いたいものがあったのだけど、自分で買う勇気がない。それを察した2歳の妹が「私が言ってあげる」と助け舟を出し、妹のおかげで欲しいものを手に入れたのでした。

初めて自分で買い物をしたのは、小学校4年生の時。ドーナツショップの前でドーナツを見つめる息子。
「ドーナツ欲しいの?」
「うん」
「自分で買うのなら買っていいよ。お金あげるから」と私が言うと、いつものように「いい…」との返事。
「あんたねえ、もう4年生でしょ。ドーナツ一つ買えなくてどうするの!勇気出しなさい!」
脅迫する母親に涙目になりつつ無理やりドーナツを買わされたのでした。

こういった逸話は数知れず。

今年の11月には20歳になるというのに、学校がない日は毎日家にいる息子。友達と遊びに行くこともないし、アルバイトをすることもない。アルバイトができないというよりもアルバイトを探す度胸も意欲もないというか。知らない人と話をしたりするのがねえ、苦手なのよ。

「今年学校が終わったら、ちゃんと就職してくれよ!」と祈るお母さんでしたが、来週からアルバイトをすることになりました。夫が勤めるツールショップで、商品を並べたり移動したりラベルを貼ったり掃除をしたりという仕事です。お父さんと一緒なら、ということです。(いやはや…。)

ビデオゲームのクリエーターを目指す息子ですけど、労働の意味を知るには良い経験になるはず。いつまで続くか知りませんけど。だってね、もうすぐ将来がかかった卒業プロジェクトの制作が始まるのよ。昨年も10〜11月は、毎日コンピューターの前に座りっぱなしだったしな。

ま、両立が無理になれば本人が考えるでしょう。

頑張れ息子。

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2016年7月15日

菜食主義と摂食障害

うちの娘がですね、完全に菜食主義化しているのです。

肉も魚もシーフードも缶詰のツナも、とにかく一切食べません。

それ以外の食品でちゃんとタンパク質を摂るなら、個人の選択としてそれはそれで良いと言っていたお母さんですが、最近非常に心配になってきています。

娘が食べているものをよく見ていると、野菜と果物ばっかりだし、食べる量が極端に少ない。どうしたってお腹がすくらしく、おやつによく干しぶどうを食べているのを見るのですけど。

例えば、昨日は朝は雑穀パンにバナナのをせたのとコーヒー。昼は自分で作った米粉ヌードルと野菜のサラダ(野菜たっぷりで椎茸とかも入っている)を弁当に持って行き、家に帰ってからコーヒーとみかん。晩ご飯は、雑穀ご飯とビーフキャセロールのビーフ以外を小さなお皿にお茶碗一杯分ほど。

ビタミン・ミネラル類はもうバッチリでしょう。問題はタンパク質とかカルシウムとか鉄分とかですよ。

娘は拒食症で治療を受けた時期があります。物事に強迫的になりやすいんです。あの頃の悪夢がよみがえってきて、お母さんは心配でたまりません。

肉や魚の料理を晩ご飯にすると絶対に食べないので、今夜は豆腐料理にしようと思いながら朝から大豆を煮ている私です。

普通に食べてくれたらどんなにいいか…。

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2016年7月14日

消えたショッピングカート

膝裏にできているベーカー嚢胞が悪化して、特に左膝の痛みがひどくなっております。痛みが膝裏だけにとどまらず、大腿部や膝下にまでシューッと走るのは神経が関係しているわけで、もう一体どうしたらいいのかと…。

バスルーム(特にシャワーのタイル)の掃除をしなくてはいけないと気になっているのに、しゃがむことが辛いから先延ばしにしていたんですが、そのうち良くなるというのは期待薄だなと思います。

座って掃除ができるように濡れても平気で掃除も楽なプラスチック製の低めのスツールを買おうと、気分転換も兼ねて IKEA に行きました。

せっかく来たのだからとディスプレイを見て歩いているうちに左膝が激しく痛み始め、「こりゃダメだ、さっさとスツールを買って帰ろう」とバスルーム商品エリアを目指すもなかなか見つからない。

バスルーム商品エリアは階下にあったのですよ。(ちなみに行ったのは リッチモンド Richmond の IKEAです。)

ショッピングカートを歩行補助器のように使うと随分楽になったので、キッチン商品なども物色しつつやっとバスルーム商品エリアに到着。スツールをカートに入れて出口に急ぎましたが、出口近くにキャンドルが山積みされていましてですね、おしゃれなキャンドルホルダーにも目が止まり、ちょっと通路が狭いのもあってショッピングカートから少し離れてキャンドルを選んでから、ショッピグカートに戻ると…

あれ、私のカートはどこ?

今そこにあったはずのカートがない!

私のカートはないのだけど、別のカートが近くに置き去りになっていまして、カートの中には私が選んだのと同じような色の花瓶やバスマットや白い食器が入っていました。商品は全く違うのだけど、それらの色は白とベージュで私のカートに入っていたものと同じ色。

こりゃ、誰かがカートを間違えて持って行っちゃったな。

辺りを見回したけど、それらしいのは見当たらず。しばらく待ってみたけど、誰も戻って来ず。

どうするか…。

その他人のショッピングカードには、バスルームのスツールは入っていない。私はそのスツール購入が目的でやって来ているのよ。

出口はすぐそこ。

どうするかって、貴方、スツールを買いに戻るしかないでしょ。

IKEA でショッピングをなさったことがある方はお分かりでしょうが、店内は非常に広いんです。そこをグルグルと相当な距離を歩かなければならないように作ってある。所々に近道があるけど、知らなかったら分からない。

私は痛む左膝脚足(もう膝だけではなくなって)を引きずりつつスタートまで戻り、再びショッピングカートを手に入れてそれにしがみつきながら再び同じルートを歩き通したのでございました。

出口がやっと近づいた頃、例の他人のショッピングカードは山積みになったキャンドルのところに放置されたままでしたよ。

間違った人は、どうしたのでしょうかね。

IKEA ショッピングは膝の痛い人には辛いです。家に帰ってから、さあバスルーム掃除!というわけにはいかなかったです。

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2016年7月13日

やっぱりな…の天気予報

雪が降るかもしれないエリアに私達家族の住むエリアも含まれていたので、否が応でもふくらむ期待!

夜中に起きてそっとカーテンをめくってみる私、涙ぐましいね。

結局ですね、私の住むエリアでは、雪どころか雹もあられも雨すらも降らなかったという残念な結果でございました。

昨日記事を書いていた昼ごろには、かなりの強風が吹いて一瞬雨も降ったりしましたが、それだけでした。

そして今朝は、朝から青空が広がっております。

しかしですね、広いヴィクトリア州(地図で見ると小さいようですが日本の本州より広いのよ)全体的に見ると、天気予報は外れではありませんでしたようです。

山の上はもちろんのこと、標高の高い地域や一部海岸沿いの地域では、雪が舞ったりあられが降ったりしたらしい。強風でユーカリの大木が倒れ、事故や家がつぶれたりもしたらしいです。

メルボルンの新聞「The Age」にはこのような動画も載っておりました。



雪が舞うとニュースになるんだよ、ホント。

英国人たちが気温が30℃近くになると熱波だとかなんとか大騒ぎするのを笑うオーストラリア人たち。こんな雪やあられで大騒ぎするオーストラリア人を逆に英国人たちが笑っていることでしょうよ。

しかし、見たかったな… 雪が降るところ。せめて霜でも降りていたら冬らしくてよかったのに。

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2016年7月12日

心も躍る天気予報

今日2つ目の投稿です。

ちょっと寒いと「寒いぃ〜〜!凍えるぅ〜〜!」とにぎやかなオージー達。山の上の方ならともかく、雪が降ることはまずありえないメルボルンでは、生まれて一度も雪を見たことがないという人も多いのですが、今日の天気予報がすごいの。

今、Coles から食品の買い物をして帰って来たところなんですが、いやあ話題はもう天気のことばっかりよ。メルボルンの外東側の街リングウッドでも「もしかしたら雪が降るかもしれないのよ〜!」って。

見よこの天気図を!


寒冷前線が近づいてきております。そして2本の太い青い矢印が表すのが「南極から冷たい風が吹き込んで寒くなりますよっ」ということでしてね。

現在の西の空はこんな感じ。まだ晴れています。


しかし、この記事を書いている現在、次第に風が強くなってきておりまして、ヴィクトリア州の西部海岸沿いでは、すでに暴風になっているらしい。

風速100キロメートルを超えるだろうとか、雷雨になるか雨の代わりに雹が降り積もるかもとか、場合によっては雪が降るかもしれないとかで、スーパーのレジ係も他の買い物客も話題はそればっかり。

停電はするでしょうね。

また各地でユーカリの大木が倒れるでしょうね。(どうぞ我が家の周りの大木は倒れませんように。)

雹が降り積もることは良くありますので驚きませんけど、雪が降ったらちょっと嬉しいかも。もう10年ほど雪は見ていませんし。

ということです。

明日の報告をお楽しみに!

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高さ調整可能ハイチェア

先日以来、立ったり座ったりして仕事ができるデスクをいかにして低価格で実現するかということを考えて続けておりましたが、我が家の高すぎるキッチンカウンターを拭きながらふと思ったのです。

「おや、このキッチンカウンターの高さは、私が立って仕事をする場合のデスクの高さとしてはちょうどいいくらいかもしれない」

キッチンカウンターはやはり高すぎなんですけど、分かったのは立って仕事をするためのデスクはそれほどの高さは必要ないということです。いっそのこと、デスクはこの高さに固定してしまって、座って仕事をする場合に使える高めの椅子さえあればOKなのじゃないか。

早速私のオフィスチェアをキッチンに持って行き、一番高くして座ってみるとかなり高さが足りないことに気づきました。座布団を敷いて座ったとしてもまだまだ高さが足りません。

製図&設計用の高さの高い椅子ならバッチリだけど、安いものでも200ドル近い値段です。何年も使うものだし、毎日使うものだし、自分の健康のためにも良い物を買いたいとなると、ううん…どうしようか。

とにかく今のままでは絶対に将来の自分の身体が心配だし、いやいや将来というよりも現在すでに腰痛で苦しんでいるわけだから。

デスクを高くする方法はピンからキリまでありまして、現在使用しているデスクの上に何らかの方法で使っていないスペアテーブルの天板を置くか、スペアテーブルの脚をもっと長くて調整可能な脚と交換すればいい。IKEAに行けばそういう高さ調整可能な脚を売っている。いずれにしてもデスクを高い位置に固定してしまうと、どうしても新しい椅子が必要となる。

椅子の下に台を置いて高くするか…。いやいや、それこそ危険だ。踏み台はもうこれ以上欲しくない。

現在使っている椅子を使い続けるなら、デスクを高くしたり低くしたりしなくちゃ…。

どう考えても、この際、新しい製図&設計用の高さの高い椅子を購入するべきだと思うけど、一体どうやって買うのよ。夫は相変わらずパート仕事で収入はわずか。私の収入と合わせて何とか生活して行けてるわけで、高価な椅子を買う余裕はないんだよ。

中古品を探してみるか…。

それにしてもですね、私と同じような悩みを抱えた人はどうやら多いらしいね。立ったり座ったりして仕事ができるデスクやそれに対応する椅子が、とてもたくさん販売されています。専門のオンラインストアなどもありますし、近所の Officeworks でも売られています。

DIYで立って仕事ができるデスクを作る方法なども見つかります。でも、私は見た目がみっともないのは嫌だから、レンガやブロックで高くするなんていう方法はダメ!

まっ、いろいろ研究してみます。

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2016年7月11日

我が家は危険がいっぱい

座りっぱなしのせいで腰痛が悪化している私ですが、私たち家族が現在住んでいる大きな家には、その腰痛をさらに悪化させる危険がいっぱいあることに今さらながら気づきました。

まず滑りこけ事故の原因となる石の板。盲導犬パピーのモリーがかじってボロボロになったカーペットの下から釘が突き出て危険なため、それを覆うために置いている石の板ですが、これが滑るんだわ。しょっちゅう通るキッチンとダイニングの境い目に置いてあるため、うっかりすると滑り転びそうになる。その度に、ズキンと腰痛が襲う!

モリーがかじったのはそこだけではなく、居間のカーペットはいたるところがボロボロになっているのだけど、暖炉の前の石板とカーペットの境目は凄まじいまでにかじられて、何十本もの釘が露出している。うっかりしているとその釘が足の裏に刺さるのです。

何度も釘が足の裏に刺さって怪我をした私は十分注意しているから大怪我はしないけど、娘のサチは先日足の指が裂けた。釘が刺さった程度じゃなくて、刺さった釘のせいで裂けたのよ!大量出血で病院に行ったほうがいいかもしれないと思ったほど。

カーペットを全面張り替えるのは貧困家庭の我が家には無理な話で、せめてかじられた危険箇所を板か何かで覆って欲しいとうちの夫に頼み続けて1年以上になりますが、何にもしてくれません。

先日、ついに、ついに、カーペット補修用品を買いに行ったのだけど、その補修用品はかじられたカーペットの所に置いたまま。おそらくこれからまた1年くらいそこに置かれたままになるのでしょう。最近の夫は、そんな感じ。家のことはもう全く何もしてくれませんからね。コミュニティーのためなら、また親しくしている老夫婦のためなら、身を粉にして何でもするのに。

それはともかく…。

この家は、背の高い家族が自分たちの身長に合わせて作った家。背の低い(日本でなら平均よりやや低めなだけ)の私には、何もかもが高すぎる。特に困るのがキッチンや洗面所のカウンター。私のみぞおちの高さくらいあるのよ。だからキッチンにもバスルームにも洗濯室にもいたるところに踏み台が置いてあるのですけど、うっかりするとその台を踏み外して落ちる。

わずか10cmほどの台ですから落ちて大怪我はしませんけど、その度にズキンと腰痛が襲う!「ズキン!」がひどい時はしばらく起き上がれない。先日は熱い鍋を持っていた時に踏み台がずれて大やけどをするところだったし…。

キッチンが踏み台だらけというのも、ホント危ないんですよ。でも、踏み台なしでは料理なんてできないしな。

さらに、私はヒザ痛にも苦労しておりまして。

いえいえ、例の半月板損傷の件は、あれはもうすっかり治ったのです。膝の関節内部に激痛が走るようなことはありません。現在の問題はですね、膝の裏に再び出現したベーカー嚢胞(Baker's Cyst)なんです。両脚の膝裏にできているの。原因が自分でも分かりませんが、膝裏のこのコブがですね、痛いのよ!

膝が痛い人にとって、階段の多い家は大変なのです。

気をつけなくちゃな…。

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2016年7月10日

ツール・ド・フランスとても無理

「とても無理」って、昨今体力の衰え激しいこの私が「とても私にはできない」などと言っているのではございません。ライブでTV観戦することが「とても無理」と言っているのであります。

いやあ、関心のない方はわからないでしょうが、いよいよピレネー戦(ピレネー山脈の山登り&山下り)が始まりましてですね、私は見たいのよ、ライブで。でも、眠くて眠くて、夜中に起きててTV観戦なんてとてもじゃないができない。

実は、私は昔からマラソン・駅伝などの長丁場系スポーツの大ファンなんです。

うちの夫や子供たちはこうしたスポーツの面白さを理解しない。ただ延々と選手が走っているだけじゃないのと言うのですが、違う、違う、分かっていない!

マラソンも駅伝も闘いなんです。ドラマがあるんです。体力&運動能力の競い合いもすごいんだけど、長時間の闘いだからこそ精神力が試される。誰がどこで仕掛けるか、ついて行けるか、逆転できるか。闘いの中で悲劇が起こることもあるしね。とにかくドラマチックなんですよ。

ツール・ド・フランスの山岳ステージは、同じようにドラマチックなの。

待ちに待ったピレネー戦が始まった第7ステージ。やっぱりとても起きていられなかった。そして翌朝結果を知る。結果を知った後からハイライトを見たって、感動も興奮もないですからね。

昨晩は、ピレネー二日目の第8ステージ。頑張って12時頃まで起きて観たんですが、やっぱりリタイア。

ウィンブルドンのテニスにしてもですね、ヨーロッパでおこなわれるスポーツは、時間の関係でオーストラリア時間の真夜中ということになるので、ライブ観戦は難しい。

今晩は、ピレーネー最終戦で山の上フィニッシュの第9ステージですけど、翌日が月曜日ということも考えるとライブ観戦は到底不可能ということで。

ああ…。

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2016年7月9日

連邦総選挙とミセス・ツイット

さて、今日は土曜日です。先週の土曜日に行われたオーストラリアの連邦総選挙の結果は、まだはっきりしていません。

開票が遅いからというわけではありませんよ。開票は徹夜態勢でおこなわれました。投票締め切りの直後からTV各局は選挙特番で結果を速報&分析し続けましたから。

ちなみにオーストラリアでは選挙は国民の権利ではなく義務ですから、全員投票しなくてはなりません。人々の選挙への関心は日本よりも高いです。だって、絶対に投票しなくてはならないのだから、じゃあ誰に投票しようか、どの党に投票しようかと、当然考えるものです。

さて選挙結果ですが、通常なら夜中には大勢が判明し、いずれかの党首が勝利宣言あるいは敗北宣言となるわけですよ。しかし今回はそうはならなかった。代議員の方は、多くの選挙区で票数が極めて拮抗しているために結果が分からないのです。

当日票だけではなく、郵便による投票や期日前投票の票数、あるいは国外在住者による投票数もすべて慎重に数え尽くさなければ、結果がわからないほど拮抗している。

だから、1週間たっても未だに結果が出ていません。

おそらく過半数を獲得する党はないということは分かってきました。現在の政権政党は、自由党と国民党とが組んだ保守連合ですが、この保守連合も過半数を獲得していません。野党の労働党も過半数は無理なようです。こうなると無所属議員4人とグリーン党の1人、この5人が鍵を握ることになるのです。

大政党の間で無所属議員が鍵を握る。政権運営は難しくなるでしょうけど、こういう結果を見るにつけ我々の1票が大事なのだと感じるのです。

ところで、代議員の方はこういう状況ですけど、上院に当たる Senate の方はさらに凄まじい混迷ぶり。ここ1週間の話題は、極右翼政党ワンネーション党のポーリーン・ハンソン氏が議会にカムバックしたことです。

この人、10年以上前、白豪主義的発言で大人気になりました。以前はアジア人移民排斥を訴えていました。このままではオーストラリアはアジア人に乗っ取られるって。アボリジニ(原住民)優遇政策も反対、多民族主義反対、そして今回はイスラム教徒排斥を訴えています。


ポーリーン・ハンソン氏、考えが顔に出ているでしょう?

作家ロアルド・ダールはかの有名な「The Twits」の中で言っています。人は考えが顔に出るって。ミセス・ツイットは若い頃は美人だったが、考えが醜かったため、時を経るにつれて醜い姿になったのだって。


逆に、鼻がヘンテコでも口が曲がっていても二重あごでも、良い考えを持つ人はどうしてもそれが輝きだすから素敵な人になるって。

私は、このポーリーン・ハンソン氏を見るたびに、ロアルド・ダールの「The Twits」のこのページを思い出すのです。

「The Twits」は平易な英語で書かれていますし、読んだことのない方はおすすめですよ。

選挙の話が「The Twits」の話になっちゃったわ。

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2016年7月8日

高さ調整可能デスク

腰痛がもう限界!

これ以上座り続けられない。でも私の仕事はデスクワーク。立っったり座ったりできるといいのだけど。

現在使っているデスクは、キーボード&マウスエリアを高くはできないけど低くはできるので、時々これをぐぐぐっと一番下まで下げて、私はカーペットに膝をついて仕事をしています。

ところがそうするとモニター画面を見上げるようになり、キーボードと画面との角度差が激しいから首が疲れる。そこで欲しくなるのが「高さ調整可能デスク」なのですよ!

これは電動式で簡単に高さが変えられる超便利デスク。


お高いです。軽く1000ドル以上します。それに私の仕事部屋は電源が限られているので、これはちょっと無理かも。

これは最近良く見かけるタイプ。


デスクの上がごちゃごちゃして、見た目がよろしくなさすぎる。資料とかデスク上に置いたものとの角度差も激しくて、ちょっと使い物にならなさそう。

やはりデスク丸ごと上げ下げできないと困る。そういうまさに「高さ調整可能デスク」であって、電動ではなく、お手頃価格のものはないかと思って探したら、あったよ!

Ikea 製品です。お値段は300ドル以下。それでもまだ高いけどな…。


ハンドルをグルグル回して調整するようだけど、どの程度簡単に上げ下げできるんだろ?腕力&握力どちらも衰えが激しい私でも、クルクルと簡単に動かせるのかしら。拡大してみると、脚元の作りがチャチだ。あそこにゴミやホコリが溜まりそうだな。

今度 Ikea に行って実物を見てみよう。300ドルの買い物は今は無理だけど、いずれはデザインも改良され価格も下がるかもしれないし。

と思っていたら、Officeworks でも類似商品を発見。249ドルとは Ikea より安い!


しかし、これはあまりにもかっこ悪すぎる。こういうのを所有したくない。

Ikeaがねえ、脚の部分だけ売ってくれるといいのよ。そうすれば価格は確実に安くできるはず。私はそれを買って来て家にあるテーブルトップにつければいいのだから。UKストアではすでに販売されているらしいから、そのうちオーストラリアにもやってくるだろう。UKストアでは、上の写真のように真っ白けじゃなくて、カラーもいろいろ揃っているようだし。

それまでは、膝をついて頑張るしかないか。

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2016年7月7日

お客様は神様じゃない

あなたはウェブデザイナーだと思ってください。そして、細部にこだわる完璧主義で非常に注文の多いお客様を想像してみてください。さらに、そのお客様を100倍くらいパワーアップした「勘弁してくれ!」的な、ほとんど精神病質者的な人を想像します。そのお客様、デザインのセンスはありません。

そのお客様がご希望のウェブサイトは、利益を全てチャリティに寄付するというイベントのウェブサイトで、あなたはお客様の無言の威圧により一定額(実は500ドル…)で仕事をすることを受け入れてしまいました。

お客様のご希望にそってあなたはデザインの草案を作り、お客様からはすぐにOKが出ましたので、提案したデザインに基づいてウェブサイトを作りました。

基本的な構造に関して問題ありません。ただし、お客様から細かい修正のリクエストが入ります。ヘッダーの色、コンテンツ、幅、ロゴの大きさや位置、フォントの大きさや文字間隔、余白、背景色など、あらゆる修正をリクエストされます。修正しても修正しても、満足できないお客様からの修正リクエストは続きます。

お客様は他人の言葉が気になる人です。常に知人たちに意見を聞いて次々に思いつく新しいアイデアを形にするためのリクエストも入ります。あなたはそうしたリクエストにそって作り・修正し続けますが、お客様の返事は「ううん…やっぱりこうしてみてくれ」です。

リクエストは次第にエスカレートしていきます。

作っても作っても、OKは出ません。OKが出るどころかリクエストは増え続けます。

すでにウン千ドル分くらい時間をかけていますが、所詮は500ドルの仕事です。しかし、リクエストは続きます。

ついに、お客様の手足になって働くアシスタントがあなたの仕事部屋にまでやって来ました。横にピッタリとくっついて、スピーカーフォンで指示とリクエストを出し続けるお客様に納得して頂けるように、二人で頑張ります。

何時間も何時間も、お客様のご意向に従って、そのアシスタントと一緒に頑張りますがリクエストは止まりません。お客様は、ありえないような希望も言ってきます。

デザイナーのあなたは次第に苛立ち、それは絶対に無理だ、上手くいかない、見た目がまずい、構造的におかしい、意味が無い、と遠慮なくお客様に言い始めます。しかし、お客様は自分の目で見て納得するまでは引き下がりません。

「もうこうなったら、彼の言うとおりにしましょう。彼の言うとおりに作るとどんなに酷いデザインになるか見せてやらないと納得しませんよ!」と、アシスタントは言います。

更に時間を費やして無駄な仕事をするあなたの腰には激痛が走り、マウスを操作する右手もつりそうです。

もう外は薄暗くなってきています。アシスタントの携帯電話通話料が心配になってきたあなた。そんなこと心配しなくていいんですよ。

さて、デザイン上非常に決定的な問題となりうることを提案するお客様。次々にありえないような提案を繰り出します。どうしても引き下がらないお客様。そして、相変わらず文章をチマチマと変更し続けます。

「たとえあなたのボスでもね、間違っている時には教えてやらなきゃいけないのよ」
「そうですよね」
「彼も自分の考えがいつでも正しいわけじゃないと分かる必要があるのよ」
「そうですよね」
「こんな写真をここに入れたら絶対にダメでしょ」
「私もそう思います」

歳を重ねて怖いもの知らずのあなたは、アシスタントにもスピーカーフォンの向こうのお客様にも、次第に口調が厳しくなっていきます。

何週間も何週間も、やってられるか!

いいかげんにしろよ!

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2016年7月6日

近況報告

最近うちの夫の話題がなくなったとお気づきのあなた。夫は相変わらず思う存分コミュニティー活動に取り組んでおりますよ。パートタイムの仕事も続けています。時々半日以上働く日もあるので、わずかながら月給は増えていますが、何しろ最低賃金で実質週2日の仕事では、家賃さえ払えないのが現実です。

家にいる時間は、寝ているかTVドラマや映画を見ているかのどちらかです。昼から仕事に行くわけですから、午前中はまず親しくしている老夫婦の家に行っておしゃべりをしてから、コミュニティー活動。それがなければTVの前に座っていますね。

もちろん私はそんな夫に不満いっぱいです。でもね、仕事に行くようになっただけでも良かったと思うようにしなくちゃ。

「うつ期」を脱した後「躁期」に入ったんじゃあないかと疑った時期もありましたけど、現在は安定しているように見えます。

私の収入は不安定で多い月もあれば少ない月もある。なくなったらたちまち食べていけません。でももう「なるようにしかならない」と、それだけです。食べていけなくなったらその時に対策を考えます。

また、夫の視力がいつ落ち始めるのか、それもですね、今から心配してもどうにもならないのですから。見えなくなり始めたらその時に考えます。

今年は、息子が学校のコースを終え、娘が高校を卒業します。娘の場合は、希望するメルボルン大学への進学がかかったVCEの試験が10月から始まるわけですし、先のことを心配するのはやめて、とにかく一日ずつ、その日その日にするべきことをやっていく。

それしかないですよね。

とにかくしっかり稼いで家族を養っていく。まずはそれ!

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2016年7月5日

マーフィーの法則

近頃あまり聞きませんけど、一時期「マーフィーの法則」という言葉をしょっちゅう耳にした時期がありました。

「マーフィーの法則」をご存知ない方のために簡単に説明しますとですね、基本的な概念としては「起こる可能性のあることは実際に起こる」ということなんですが、概ね悪いことに使われる法則でして、「うまく行かなくなる可能性があるならうまく行かなくなる」 とかね「失敗する可能性のあるものは失敗する」というような概念です。

日本に古くからある数々の慣用句「転べば糞の上」とか「泣きっ面に蜂」なんて「マーフィーの法則」と呼べるんじゃないでしょうか。

そうした様々な教訓を集めた書籍「マーフィーの法則」もベストセラーになったと思うんだけどな。私も1冊持っておりますが。

ユーモアあふれる様々な教訓によって表現されるこの法則。今思い出せるところでは、「車を洗うと雨が降る」ですとか「トーストを落とすとバターが付いたほうが下になって落ちる」「自分が並んだ列が決まって一番遅い」「バスはいつも遅れてくるが、自分が遅れた時に限って定刻でやってくる」「急いでいる時に限って信号に引っかかる」「傘を持ってでかけた日には雨が降らない」…

山ほどあります。「ウンウンそうだ!」と思わず頷く法則の数々。

さて…

いつも翻訳の仕事をしている英国の電動工具メーカーから、最近さっぱり仕事が来ないの。暇をもてあます余裕はないのよ。私が稼がないと、うちの家族は食べていけないだろ!

そこで、翻訳会社などに問い合わせしましてですね、英日翻訳なら何でもやります的方針で仕事を手に入れようと努力したのよ。そして、結構大きい仕事をもらったんです。(大きいけれど安い!)

そういう安いやつに限って難しくて時間がかかる。
忙しくなると工具メーカーから仕事が送られてくる。
そういう時に送られてくる仕事に限って「大至急」とか書いてある。
大奮闘して終わらせた仕事に限って締め切りが延期される。
明日こそは畑をやるぞと決めていると決まって雨が降る。
仕方ないな、じゃあ気分転換にケーキでも焼くかと思った時に限って小麦粉がない。

「マーフィーの法則」おそるべし!

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2016年7月4日

菜食とおならの問題

娘のサチが菜食主義化してしまったために、ついつい肉魚を食べることが減り、豆や豆腐をよく食べるようになりました。娘はコテッジチーズやリコッタ、ヨーグルトなどの低カロリー乳製品や卵は食べるので、そういった食品を使った晩ご飯が増えています。

菜食主義の一番の課題はタンパク質ですから、そこのところをよく考えてちゃんとタンパク質が取れる献立にするのですけど、我が家の男達もあまり文句を言わなくなっております。

こうした食生活になって困ることがあるのをご存じですか?

私はねえ、世の中の菜食主義の皆さんにお聞きしたいんですよ。

皆さん、おならに困っていないの?

私は、元々おならが出来やすい体質であるような気もするんですけど、それにしたって近頃のおなら発生量は半端ないレベル。特に、お出かけ時や他人と一緒にいる時など、我慢しなくちゃいけない状況の場合にですね、本当に苦しい!耐え難い!

脂汗をにじませつつ我慢し続けるうちに、意識がおならに集中してしまうので会話を聞き逃すし、我慢しすぎてガスが逆流する際に他人に聞こえるんじゃないかと思うほどボコボコと音がする。

先日は、仕事のミーティングでクライアントと話をしている最中に、もうどうしようかと思い悩み、そのうち我慢も限界に近づいて英会話聴解力を失いかけました。おトイレに駆け込んで一度はガスを開放しましたけど、二度目三度目とその度にトイレに駆け込むことはできないじゃないですか。

家の仕事部屋で一人で仕事をしている分には問題はないんですけどね。

豆をたくさん食べないようにするべきなのかしら?乳製品も影響が大きいと感じてますけど、どうしたらいいんだろ?

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2016年7月3日

TVタイムの編み物

お気に入りのkf&bで編んでいたショールですが、完成しました。(モデルは娘のサチ)


最近、夜のTVタイムというのがなかったからなかなか編み進めることができなくて時間がかかりましたが、それだけ楽しみが長続きしたということで。

だってね、近年私の棒針編み速度はかなり速くなったので、あっという間に編み終わっちゃうんですよ。特に靴下とか小さなものは。

早く完成するのは嬉しいようで、実は残念だったりもするの。「ああもう終わっちゃった」と。何かを作るのが目的で編んでいるというよりも、編むのを楽しむために編んでいるという感じですからね、最近は。

しようがないからまた新しいプロジェクトを始めることになるわけですが、いやあ今度は何を作ろうかなあと考えていた時、ふとピンクッションに目が止まりました。ピンクッションは手芸愛好家にとっての必需品ですが、これはもう何年も前に作って愛用しているもの。ちょっと大きさが足りないのよ。


もう少し大きいのを作ろうと決意して、久しぶりのかぎ針編みで新しいピンクッションを作りました。あっと言う間にできちゃった。気に入ったので別のデザインで2個めを作っているところです。誰かにプレゼントしようかなと思いまして。



私の握りこぶしよりも大きいので、このサイズになるとあみぐるみを作るように細編みで球体を編むよりも、うね編みで長方形を編んでからそれを球体にするほうが簡単だし模様も楽しいですよ。

大きいのでたくさんピンを刺せます。植木鉢はメジャーや編み物マーカーなど小さな道具類の収納に使えます。

今作っている2個目のはこんなやつよ。今度はゆっくり編んでます。


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