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2026年8月10日

花粉症と掃き掃除

先月ワトルの花が咲き始めて、春めいて来たなあと思っていたんですけど、やはりメルボルンの天気は当てになりません。あのまま春が近づくわけがないのだった!

最近は寒い日が続いています。雨が降る日も多いです。今日の予想最高気温は13度。1週間天気予報によると15度前後の日が続くようです。

金曜日の夜に家に戻って来た娘は、帰って来た時には元気そうだったのに、あれよあれよという間に鼻声になり咳をし始めてダウンしました。土曜日には声が出ないほど悪化していましたが、ゆっくり寝たおかげか、昨夜は「寄せ鍋」をお腹いっぱい食べるほど元気になりました。

しかし、今日は仕事は休みです。病院勤めだと、無理をして出勤して患者さんや他のスタッフに風邪を移すと大変ですからね。

私は、昨日も一日中くしゃみを連発していました。風邪のような症状はありませんでしたし、午後遅くに雨が降り始めてからはくしゃみも出なくなったので、やはり花粉症としか考えられませんが、イネ科の草の花粉なんてまだ飛んでいませんから、何が原因なんだろうと思うわけです。

「もしかしたら椿かもしれない」と昨日書きましたが、椿の花粉アレルギーなんて聞いたことがなかったので調べたんですよ。そうしたら、「花粉症レスキュー隊」というウェブサイトに、アレルギーを引き起こす植物が季節ごとに紹介されていて、冬の植物に「ヤブツバキ」というのがあったんです。

「ヤブツバキ」というのは、日本では至るところでよく見かける椿ですよ。花が咲くのは2月から4月にかけてですが、花粉は重いので風で飛ばされて空気中に花粉が漂うようなことは無いそうです。

しかし、花に直接触れたり大量の椿の花を扱う状況ではアレルギー症状が出る人もいるそうです。私は、毎日のように椿の花の掃除をしているんですけど、もしかしたらもしかしますかねえ。

まあアレですよ、アレルギーのある人は、庭に植える植物には注意しなくてはいけません。


下の写真は、これまで花が咲いたのを見たことがなかったのに今年大量の花を咲かせている木の下です。歩くのに困るほど花が積もっていましたから、金曜日の午後に掃除をしました。


それが、日曜日の朝にはこういう状態。たった1日半でこれだけ落ちた。昨夜は大雨が降って風も吹いたから、今朝はもっと花が落ちているでしょう。


金曜日には裏庭の反対側も掃き掃除をしましたけど。


日曜日の朝にはこのように。


今朝はもっとたくさん落ちていますし、落ちた花は雨で腐ってブヨブヨになりますので、雨が上がって乾いたら掃き掃除をしないといけません。

ああうんざり!


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2026年5月23日

柚子が色づきました

先日「まだ5月なのに真夏のような異常な暑さ」というニュースを目にしましたが、もう何と言いますか、5月に30度超えの「真夏日」は異常ではないのかもしれませんね。

本当の真夏になったら35度超えの「猛暑日」が普通で、40度超えの「酷暑日」も珍しいことではなくなるかもしれません。

日本は湿度が高いから、夏の暑さは耐え難い厳しさになって行くんではないでしょうか。

さて、日本が暑くなって来たということは、メルボルンは寒くなって来ているんですよ。朝晩冷え込むことが増え、昨日の朝は5度でした。日中の最高気温も20度を超えることが無くなりました。もうすっかり冬です。

雨が降る日も増えますので、夏の間は枯れていた芝生も雑草も青々とした緑色になっています。メルボルンの冬は緑がきれいな季節なんです。

最近は外に洗濯物を干さないので滅多に裏庭に出ることが無いんですけど、昨日久しぶりに出たら、柚子(ゆず)が黄色くなっていました。


植木鉢で育てている私の柚子の木はヒョロヒョロで、小さな実しかならないんですが、今年は14個も実がなっています。新記録ですよ!

種ばっかりでほとんど果汁も取れない柚子ですが、やはり皮の香りは素晴らしいです。今年もまた美味しい七味が作れそうですけど、14個もあるので一度くらいは柚子湯を楽しめそうです。

冬至に「柚子湯に入ると風邪を引かない」と言われますよね。オーストラリアの冬至は日本の夏至と同じ日で、今年は6月21日です。

私達が住んでいる家には浴槽があるんですが、私は浴槽に湯をためて浸かることは滅多にありません。いつもシャワーだけです。でも、今年の冬至には柚子湯に入るのを今から楽しみにしています。


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2026年5月8日

ダニと哺乳類の肉アレルギー

今から4年前の2022年、ニューサウスウェールズ州のセントラルコースト(Central Coast)に住むジェレミー・ウェブ(Jeremy Webb)さん(当時16歳)が、友人達と出かけたキャンプでビーフソーセージを食べた後に呼吸困難となり亡くなりました。

最初は喘息の発作と診断されたそうです。ジェレミーさんは、それまでにも度々呼吸が苦しくなる症状を経験していたそうですが、喘息の発作が原因で亡くなったとは納得できなかったご両親が詳しい検査を求めておられたそうです。

そして、ようやくジェレミーさんが亡くなった本当の原因が分かったというニュースがありました。ダニに咬まれたことによる哺乳類の肉アレルギー(Mammalian Meat Allergy)が原因だったそうです。

聞いたこともない話だったので私はびっくりしたんですが、おそらくこれをお読み皆さんもご存じではないだろうと思います。

このアレルギーは、アルファ・ガラクトースという炭水化物に対するアレルギーで、この物質は肉以外にも牛乳やゼラチンなどの哺乳類製品に含まれるそうです。

そして、驚いたのは、このアレルギーが特定のダニに咬まれることで発症するということなんですよ。

この特定のダニというのは、オーストラリアの南東部沿岸地域に多く生息しているそうで、ジェレミーさんは子供の頃に何度もダニに咬まれたことがあったんですって。

アレルギーの症状は、軽いものから命に関わるアナフィラキシー反応までいろいろです。このアレルギーが原因で亡くなったと確認されたのはジェレミーさんが世界で2人目だそうですけど、まだあまり知られていないアレルギーですから、分かっていないだけかもしれません。

ABC放送のウェブサイトには、牛肉を食べて心停止となり病院に搬送されたシドニー在住の女性の記事もありました。

この女性は命が助かりましたが、4日間の検査でも原因は分からなかったそうです。しかし、後日この哺乳類の肉アレルギーだったことが分かったのです。肉を食べて心停止になった日の10日前に、ダニに咬まれていました。

ちなみに、この女性は住んでいたシドニーからダニのいないタスマニア州のホバートに引っ越したそうですよ。ダニのいるシドニーでは、庭で洗濯物を干すことがサメのいる海で泳いでいることくらいに感じるようになったからだそうです。


ダニに咬まれることにより発症する哺乳類の肉アレルギーが初めて報告されたのは、2007年だそうです。その後、報告は増えているそうですけど、ダニが増えているのか、このアレルギーが知られるようになって検査ができるようになったから診断が増えているのか、そこのところは不明です。

報告される国や地域が増えていることから、このアレルギーを引き起こすダニが、すでに分かっているダニ以外にもいるのかもしれないそうです。

しかし、私達にはダニを見てアレルギーを引き起こすやつかどうかを判断するなんて出来ませんからね、大事なことは咬まれないようにすることしかないでしょう。

蚊に刺されたりダニ咬まれたりして感染する病気は、日本脳炎とかマラリアとかライム病とかいろいろいますけど、哺乳類の肉アレルギーになることもあると私は初めて知りました。

うちの夫がクイーンズランドのモートン島で咬まれまくったミッジは、病気を媒介するとは考えられていませんが、分かっていないリスクがあるかもしれませんしね。大事なことは咬まれないことです。

家の周囲に蚊やダニが発生しないように手入れをするとか、吸血虫がいる場所に行く時には服装に注意して虫除けスプレーを使うとか、とにかく刺されない咬まれないための対策が重要ですよ。

私は普通の人以上に吸血虫に好かれる体質で、うちの夫なんて「ヒロコが一緒だと蚊に刺されない」と断言するくらいなんですけど、私の対策は吸血虫のいる場所には「近寄らない」でございます。

アウトドア派の皆さん、山歩きやキャンプがお好きな皆さん、特にオーストラリアでそういうことをやろうかと思っている方は、吸血虫以外にも危ない虫や毒ヘビがいろいろいますので、行く前によく学習してください。


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2026年4月28日

想像以上だったミッジ被害

2週間も有給休暇を取って、クイーンズランドのモートン島(Moreton Island)で従弟(いとこ)がやっている牡蠣の養殖場の手伝いに行っていたうちの夫は、昨日の午後遅く帰って来ました。

大変面白くて楽しくて充実した2週間だったそうですよ。手伝いに行く前に牡蠣の養殖産業についていろいろ勉強したようですが、この2週間の間に従弟の養殖場の現状や運営上の問題点、将来性などを勉強して帰って来ました。

従弟は、元奥さんと2人でこの事業を始めたわけなんですが、限界を感じた原因は資金のことなのでして、もっと利益を出すためには養殖場の拡大と新しいシステムや新技術の導入が必要なのに、それが出来ないということなんです。

そして、従弟は大学の先生でもあるのでフルタイムでこの仕事が出来ないという問題もあり、事業を続けて行くことは困難だということで養殖場を売りに出したわけなんですけど、まだ売れていないのです。

本当のことを言えば何とかして続けたいらしいですが、元奥さんには続ける意志は無いそうです。どうなるか分かりませんが、うちの夫は必要ならまた手伝いに行きたいと言っていますよ。


ところで、帰って来た夫の手を見て私はびっくりしました。手が赤黒い斑点だらけだったからです。かさぶたになりかけたような色の斑点です。

「うわっ、すごい!それがミッジに咬まれた跡なの?」

私がそう言うと、夫は両手の甲を見せました。両手とも斑点だらけでした。それから袖をめくって腕を見せ、ズボンをめくって脚を見せました。赤黒い斑点だらけでしたが、まだ新しそうなピンクや真っ赤な斑点もありました。

全部ミッジに咬まれた跡でした。

虫よけスプレーを常に使用し、肌を露出しないように長袖シャツと長ズボンを着て、手袋もはめていたそうですが、咬まれたんだそうです。いつ咬まれたのか分からなかったし、夫の目にはミッジなど見えなかったそうですよ。

まだ咬まれてすぐの頃に撮った写真を見せてもらいました。



これらの写真を撮った後にもたくさん咬まれています。赤黒い斑点の数はこんなもんじゃあないです。

いやあ、私は絶対に行きません!


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2026年4月26日

大雨の砂の島と吸血虫

クイーンズランドのモートン島に行っているうちの夫は、明日メルボルンに帰って来る予定なので、今日のうちにモートン島からブリスベンに移動する予定でした。

「予定でした」と過去形になっているのは、予定が変わったからです。

いい天気が続いていたモートン島ですが、土曜日の昨日、突然天気が崩れて大雨が降り始め、風も強くなり始めて、日曜日にブリスベンに戻れなくなる可能性が出たんだそうですよ。

モートン島の牡蠣の養殖場とブリスベンにある従弟(いとこ)の家の間は車で移動するわけですが、海上はバージ船に車を乗せて運んでもらうのです。強風でバージ船が出なくなると帰って来れなくなりますので、昨日のうちにブリスベンに移動することにしたしたと言うんですけど、これが大変な苦労だったらしいのです。

何度か書きましたけど、モートン島というのは砂の島なんです。旅行者用の宿泊施設がある一部のエリアを除いて、島には整備された道路はほとんどありません。島の僻地にある養殖場近くの家までは、砂浜を高速道路のように走って行っているんですよ。

しかしですね、大雨が降ると砂浜はどうなるかということです。水を含んだ砂はドロドロになって、車を走らせたりは出来ませんよ。ブッシュの中には車が通れる細い道が作ってあるらしいんですけど、砂で出来た島ですからね、その細い道も砂道なわけです。

大雨の中、その砂道を使いながら船着き場に向かいましたが、砂泥にはまって身動きが出来なくなっている車があったそうです。その車を助けないことには自分達も身動きが出来ないわけでして、船着き場まで行くのに大変な時間がかかり、人も車も砂泥でドロドロになったそうです。

車をバージ船に乗せて島を出た頃には雨がさらに強くなり、周囲が見えないほどの土砂降りになって、どっちに進んでいるのか分からなくなったそうですよ。それでも何とかブリスベンの港に着くことが出来て、無事に従弟の家に着いてから夫が電話をして来たんですけど。

一日早くブリスベンに戻ったので、メルボルンに帰るのも一日早めようとしたそうですが、フライトの変更が出来なかったので、予定通り月曜日に帰って来るそうです。

「じゃあ明日はブリスベンでゆっくりするのね」
「明日は掃除だよ!」
「掃除?何の掃除?」
「車だよ!外も中もすごいことになっているんだから!」

ということで、今日は掃除と片付けだそうです。


そして、昨夜の電話で、夫はまたも吸血虫のことを私に話したんですよ。ものすごく咬まれているんだそうです。そして、めちゃくちゃ痒いんだそうです。よほどひどいことになっているんでしょう。

夫はミッジに咬まれたと言っていましたが、従弟はミッジではない気がすると言うんですって。蚊ではないし、ダニやブユでもなくて、ミッジでもないとしたら、一体どんな吸血虫?

夫はミッジに免疫がないからアレルギー反応が強く出たのかもしれませんよ。

ミッジはごま粒大の小さな羽虫ですが、針で刺すのではなく皮膚を咬み切って吸血するんだそうで、激しい痒みや炎症をもたらします。服の中に潜り込んで咬むこともあるそうですよ。

もちろん虫除けスプレーは使っていたそうですが、めちゃくちゃ咬まれ、薬もいろいろ塗ったそうですが、何日経ってもずっと痒いんだそうで。

ああ、いやだいやだ…

私が吸血虫に好かれる体質だということを知っている夫は、「ヒロコには絶対に行けないところだよ!」と言いましたが、ご心配なく。

蒸し暑いだけでなく、吸血虫がいっぱいいるような島には、

絶対に行きませんから!


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2026年4月23日

ソルジャークラブとミッジ

クイーンズランドのモートン島で従弟(いとこ)がやっている牡蠣の養殖場の手伝いに行っているうちの夫は、とても疲れている様子です。仕事はかなりの重労働のようです。


クタクタになるほど身体を動かしているわけですが、体重は減っていないそうですよ。従弟が、毎日ご馳走を食べさせてくれているそうなんです。

昨日、その従弟のインスタグラムを見たら、こんな写真が載っていました。こういうのを食べさせてもらっているわけですよ。


海で働いていると面白いものを見つけることもあるようで、こんな写真を送って来ました。小さな砂の球体が大量にあります。


これは「ソルジャークラブ」(Soldier Crab)と呼ばれるカニが作るんだそうです。2.5センチほどの小さなカニです。日本では「ミナミコメツキガニ」と呼ばれるようです。

柔らかい干潟に大きな群れを作って生息し、普段は砂の下に潜って隠れていますが、潮が引くと地上に現れて歩き回ります。このカニは、前に歩くことが出来るのが特徴だそうですよ。


「ソルジャー」とは「兵士」という意味ですが、集団で前に歩いていく様子が軍隊のようなので、そういう名前が付けられたそうです。

砂泥をハサミですくって口に入れ、プランクトンとか微生物の死骸などを濾しとって食べて、砂を球状にして捨てるんだそうです。

面白いですね。


モートン島は砂の島で、ほぼ全体が国立公園に指定されています。ここの海洋生態系は興味深く、私が見たこともない世界ですし、私も夫と一緒に行けばよかったなあと思ったりもしたんですよ。大してお手伝いは出来ないでしょうが。

しかし、夫から「ミッジがすごい!」と聞いて、やっぱり行かなくてよかったと思いました。

ミッジというのは、蚊のようなブヨのような小さな吸血虫ですが、牡蠣の養殖場周辺には大量にいるんだそうです。うちの夫はミッジに刺されて痒くてたまらないそうですよ。

吸血系の虫には非常に好かれる体質の私は、ミッジが大量にいるような場所に行くわけにはいきません。サメや毒ダコは近寄らなければ大丈夫だけど、吸血虫からは逃げられませんからね。

やっぱり蒸し暑い島の大自然なんていうのは、私には無理です。


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2026年4月22日

ニラじゃなかった

昨年末、うちの娘がそれまで住んでいたシェアハウスを出て、私達が住んでいる家に持ち物を全部持って帰ったので、家の中が大散らかりだということを何度か話題にしていますが、娘は相変わらずちゃんとした住む場所がないままです。

最近は私達の家に住んでいます。居間のソファーで寝泊まりしています。この家からだと勤め先の一つが非常に遠いので、通勤に大変な時間がかかっていますよ。ガソリン代も相当かかっているはずです。

それはともかく…

娘は鉢植えの植物もたくさん持って帰ったんですが、くるみや桃やネクタリンなどの木の大きな鉢もあれば、小さい鉢もあります。その中にニラがありました。萎れかかっていました。

八百屋でニラを買うと、直径8センチくらいの束で売っているので量が多過ぎて困るんです。鉢植えで育てれば、少しだけ使いたい時に便利だと思い、せっせと水やりをしました。

だいぶ葉っぱが茂って来たので、先日ニラ玉を作ろうと思って取りに出ました。そうしたら、葉っぱがですね、それまではピンと立っていたのに倒れている葉っぱがたくさんあって、ニラにしては弱々しいなあと思ったんです。

日当たりが悪いせいかもしれないとも思ったんですが、1本ちぎってにおいを嗅いでみました。すると、

においがない…

あの独特のニンニクのようなにおいがしないんです。よく見ると、なんだか葉っぱがニラとは違う気もしました。そして、スイセンの葉っぱをニラと間違えて食べて死んだ人のことを思い出したので、食べるのはやめたんですけど。

昨日、久しぶりに裏庭に出たら、そのニラだと思っていたのに紫色の花が咲いていたんですよ。ニラの花とは大違いの花でした。

食べなくてよかった…


早速、その花の写真を撮って、以前うちの妹に教えてもらったGoogleレンズというので調べてみましたら、「チョコレートリリー」(Chocolate Lily)というオーストラリア原産の植物に似ているんです。学名は「Arthropodium Strictum」です。


この植物には芋のような塊茎が出来るんだそうで、先住民のアボリジニはそれを焼いて食べていたそうなんですけど、紫色の花はチョコレートのようなにおいがするので「チョコレートリリー」と呼ばれるそうなんです。

ホントか?

私は再び裏庭に出て、この紫色の花のにおいを嗅いでみました。


ホントだ!

チョコレートというか、バニラのような甘いにおいですよ。小さな花ですけど、においはかなり強いです。この花は食べることが出来るので、サラダに入れたり料理の飾りとしても使われるそうです。

夕方、うちの娘に確認したところ「チョコレートリリー」だと言いました。鉢植えで育て始めた目的は、この花だそうです。葉っぱは食べられないと娘は言いましたが、毒はないようなのでニラと間違って食べても死にはしないようなんですけど。

これによく似た野生の植物で有毒のものがあるらしいので、やはりシロウトはお店で売られているニラを食べた方がいいですね。

キノコ狩りとか山菜採りとか、野生の植物を採取して食べるのを趣味にしていらっしゃる方がいますけど、食べられる植物とそっくりだけど有毒の植物というのがいろいろあるんですよ。

そう言えば最近、山菜と間違えてトリカブトを食べて死んだ人がいませんでしたか?

気をつけなくちゃあいけません。私は葉っぱのにおいを嗅いでみたから変だと思ったけど、あのまま食べていた可能性もあるんでしてね。食べなくてよかったわ、ホントに。


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2026年4月20日

牡蠣の養殖場と危険な動物

2週間も有給休暇を取って、クイーンズランドのモートン島で従弟(いとこ)がやっている牡蠣の養殖場の手伝いに行っているうちの夫ですが、モートン島に着いた翌日の水曜日に電話をしてくれたんですが、電話はすぐに切れてしまいました。

モートン島というのは結構大きな島なんですけど、人が住んでいるのはほんの一部だけ。牡蠣の養殖場があるのは島の端っこの方の僻地なので、電波が届きにくいようです。

インターネットには良く繋がるそうですよ。スターリンク(Starlink)を使っているからです。イーロン・マスクのSpaceX社が提供する衛星通信サービスですね。

電話が通じにくいので、スターリンクを使って通話アプリで1回だけ話をしましたが、それっきりです。写真を送ってねと頼んだのに何も送ってくれなので、昨日催促したら送ってくれました。

下の写真は、宿泊する養殖場近くの家に向かっているところ。島には整備された道路がほとんど無いみたいです。砂浜が高速道路のようです。


養殖場のお手伝いは、最初の2日間は死んだ牡蠣の回収をしていると言っていましたが、昨日はバスケットの回収や掃除をしたそうです。バスケットを高圧洗浄機で洗ったとメッセージに書いていました。

モートン島での養殖の方法は、日本で一般的な方法とはだいぶ違います。こういう金属製のバスケットで育てているんですよ。


かなり目が細かいバスケットですけど、この中にタコが侵入して牡蠣を食べてしまうことも良くあるそうです。そして、そのタコというのが問題なんです。

下の写真の真ん中に写っている茶色いのがタコですが、これはブルーリングド・オクトパス(Blue-Ringed Octopus)と呼ばれる毒ダコなんです。


「ブルーリングド」(Blue-Ringed)とは「青い輪の模様がある」という意味で、この毒ダコは刺激を受けたり敵に出くわしたりして興奮すると青い輪の模様を出すんです。

タコの擬態能力は有名で、上の写真では牡蠣の殻と同じ色と模様になっていますから、これがタコだとは分かりにくいですよね。目が見えなくなって来ているうちの夫は、どうやってこれがタコだと分かったんでしょうか。触って分かったのなら、それはダメです。

このタコは、フグ毒と同じタイプの毒を持っているんですけど、人間だって咬まれたら死ぬことがある猛毒なんですよ。毒の量には個体差があるそうですが、触ってはいけない生き物なんです。小さいタコですが、非常に危険なのです。

それを知らなかった英国人の旅行者が、海岸できれいな青い輪の模様がある小さなタコを見つけて手の平に乗せ、動画を撮って公開したのを見たオーストラリア国民がびっくり仰天したという出来事がありましたけど。

触ってはいけませんよ、皆さん。

ちなみに、その英国人の旅行者は、幸運なことに咬まれませんでした。

さて…

モートン島周辺の海にはサメもたくさんいます。夫が上の写真を撮った日には、近くでブルシャーク(Bull Shark)を見たそうです。ブルシャークの日本名は「オオメジロザメ」です。人を襲う危険なサメですよ。

映画「ジョーズ」のサメのモデルは「ホホジロザメ」ですが、それと並ぶ最も危険なサメと言われています。ホホジロザメに比べるとオオメジロザメは大きいもので体長3〜4メートルとそんなに大きくないので、浅い場所にも入り込むから人が襲われる可能性が高いんだそうです。

目がよく見えない夫には、本当に気をつけてもらいたいです。身体を食いちぎられたりはしなくても、咬まれて出血がひどいと命は助からないと思いますからね。救急ヘリコプターを呼ぶにしても、電話が通じない可能性もあるんですし。

毎日素晴らしい天気が続いているそうで、仕事は大変でしょうが、常夏の島を楽しんでいるのは間違いないようです。


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2026年4月3日

秋晴れの日の散歩と大きな木

日本に住んでいた頃、一番好きな季節は冬でした。「晴れの国」とも呼ばれる岡山県では、冬は確かに晴れの天気が多くて中南部では滅多に雪は降らないので、朝起きてカーテンを開けたら雪景色だったなんていうのは特別でした。

青空に風花(かざはな)が舞うのを見るのも好きでした。氷が張ったり霜が降りたりしているのを見るのも好きでした。石油ストーブのにおいも好きでした。いろいろと生活に不便を生じることも多かったですけど、冬が一番好きでした。

ところが、メルボルンの冬は面白くないんです。雪がチラチラすることすらありません。ただジトジトと雨がよく降るので草地が緑色になり、山は常緑なんですから冬になると景色が緑色になります。寒さも中途半端なので、冬が終わって春が近づいて来る喜びみたいなものも感じません。

そもそも、私にとっての春は花粉症の季節ですから、春が近づいて来ると憂鬱な気分になるだけです。夏はとにかく暑いので最悪です。メルボルンにはクールチェンジというのがあるから40度超えの暑さも耐えられますが、今はエアコンのない家に住んでいますし、夏は忍耐の季節です。

そんな夏が終わり涼しくなる秋、花粉も飛んでいないので家の外にも安心して出られますし、秋はメルボルンの一番いい季節なんですよ。

今日から、イースター(復活祭)です。熱心なキリスト教徒でもない限り、イースターはただの4連休です。毎年イースターの頃には朝晩が寒いくらいになるのですが、今年のイースターは例年より少し早いのもあって寒くはありません。

昨日は素晴らしい秋晴れの一日でした。パンに塗るバターが無くなったから買って来てくれと頼まれていたので、運動を兼ねてスーパーまで歩いて行きました。家を出た時には、半袖では少し肌寒いくらいでしたが、お日様の下を歩くと汗ばむくらいの天気でした。


私達が住んでいる家から数軒先の家の玄関前に、大きなユーカリの木があります。その家を建てた時に植えたものではなく、敷地に元々あった木をそのまま残して家を建てたのだと思います。


見事な木なんですよ。玄関のすぐ前にありますから、大枝が折れたら家を直撃するでしょう。危ないですけど、この辺りでは木を切るには市から許可が必要です。それに、こんなに大きい木を切るのは業者に頼まないと無理ですからね、枝を1本切るだけでも相当な費用がかかるでしょう。


うちの夫は、こういう木を切る仕事を知人に頼まれると、休みの日にアルバイトとしてやっていました。収入のためもあったでしょうが、木を切る仕事が好きだったからです。

ロッククライミングに使うようなロープや道具を使って木に登るんですよ。ずいぶん高いところまで登ります。住宅地にある場合、ただチェーンソーで切って落とすわけには行きませんので、切った枝をどうやって安全に下ろすかを考えるのも好きなのです。

このブログでも「木を切るお父さんはカッコいい」とか「サルも木から落ちて死ぬ」とか、度々話題にして来ました。夫の目が悪くなってからは、息子がアシスタントとしてついて行っていましたけど、もうこういう仕事は出来なくなりました。


ユーカリの木もそうですが、オーストラリアの植物は一年中色が変わらない常緑のものが多いです。私たちが住んでいる家の周囲も緑の木ばっかりですが、葉っぱが色づく木を植えている人もいます。


この木は、うちの近所で秋を感じられる数少ない木の1本です。こういう木を見ると心が和みます。


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2026年3月27日

クイーンズランドの牡蠣養殖場

うちの夫が、来月2週間の有給休暇を取ってクイーンズランドに行くことになりました。観光旅行ではありません。お手伝いです。

夫の従兄弟の一人がクイーンズランドのモートン島(Moreton Island)で牡蠣の養殖をやっているんですよ。モートン島は、世界で3番目に大きい砂の島だそうです。

私は正直なことを言うと、この事業は上手く行かないような気がしていたんです。場所がですね、島の中でもアクセスの悪い不便なところにあるんです。そういう場所でも、そこに住んで牡蠣の養殖に専念すれば何とかなったでしょうが、この人は大学で農業を教えるセンセイでもあるんです。海外に指導に行ったりもする人なんです。二股でやって行くには無理があるのですよ。

従業員を雇うことも難しいらしくて、繁忙期には家族が手伝いに行ったりしていましたが、事業を続けて行くことは困難だということで養殖場を売りに出したんです。

やっと買い手がつき、事業売買の契約も交わされて手付金も支払われたそうですが、買い手の資金繰りが上手く行かなったらしくてね、契約は破談になったそうです。

従弟は新しい買い手を探しているわけですが、そうしているうちに収穫時期になってしまったんですよ。牡蠣を収穫しなくてはいけませんが人手が集まらず、「さあ困った!」という状況になっていると聞いて、困っている人を助けずにはいられないうちの夫が手を上げたというわけです。


ということで、夫は海中での作業に適したウェットパンツやクイーンズランドの日差しに備えてシャツや帽子を購入したりして、準備を進めています。

ウェットパンツは随分悩んで一番大きいXXLサイズを注文したそうです。夫は最近減量に取り組んでおりまして痩せて来ていますからね、XXLサイズでは大き過ぎるかもしれないと思ったそうなんです。

ところが、届いたXXLサイズのウェットパンツをはいてみたらピッチピチのキツキツで、「良かったあ、一番大きいのを買って!」と叫んでいましたよ。心配になるほどキツキツでしたが、「出発までにはもっと痩せるから大丈夫じゃない?」と私が言うと、「そうだな」と言いました。

牡蠣の養殖場は不便な場所にあるとは言え、観光客にも人気のあるモートン島ですからね、近くには黄金色の砂浜や砂丘があって、野生のウミガメが泳いでいたりもする美しい場所なんです。


夫からこの話を聞いた時には、私も一緒に行こうかと思ったんですよ。夫婦でどこかに旅行に行くなんて滅多に無いことだし、牡蠣の収穫作業は手伝えなくても、食事の準備や洗濯などの家事を手伝えるかと思って。

しかし、島は蒸し暑くて虫が多いと聞いたのでやめました。私は吸血系の虫には大変好かれる体質なんです。それに、虫だけじゃあなくて毒ヘビや毒グモもいて、海には毒ダコや毒クラゲも、そして、

最凶のサメもいるんですよ!

だから私は行きません。

心配なのは、夫の目のことです。例えばですね、海に入っての作業中にサメの背びれを見たらすぐに大声を出してボートに上がり、斧を持って攻撃に備えろということなんですけど、夫にはサメの背びれなんて見えないと思うんです。

見ようとする物と背景が同じような色合いだと見えないんですから。例えば、白いお皿に乗ったチーズとか黒っぽい物の上に置かれた黒いiPhoneは夫には見えないんですよ。青い海面から出たサメの背びれなんて見えるわけがないんです。

毒ダコや毒クラゲも、水中にいるものは見えないと思います。草むらの毒へビも毒グモも見えるわけがないです。

危ないですよ…


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2025年12月11日

ユズの花とミョウガの葉っぱ

昨日の朝、洗濯物を外に干していたら、かすかないい匂いがしました。柑橘系の花のようなほんのり甘い香りでした。

もしかしたらユズの花が咲いたのかと思って見に行くと、やはり咲き始めていました。夕方、洗濯物を入れる頃にはもっと咲いていましたよ。


ミツバチがブンブンと飛び回っていました。花はたくさん咲きそうですが、何個の実がなるでしょうかね。植木鉢で育てていますし、この木には小さな実しかなりませんが、七味を作ったりお吸い物に入れて香りを楽しんだりするのには十分です。


地面に植え替えたいんですけど、私達は借家暮らしで、いずれまた引っ越さなくてはいけませんから植えられません。これ以上大きくしないように枝を剪定しながら、これからもこの植木鉢で育てます。


今住んでいる家に引っ越して来た時に、ユズの鉢ともう一つ大事な鉢を持って来ました。これです。


もっと大きな鉢に植え替えなくちゃあいけないのに、そのままにしていますが、この大きな葉っぱをたくさん茂らせているのはミョウガです。根本に1本だけ生えているのは青ジソです。

残念ながらミョウガの花蕾は出て来ないんですけど、葉っぱは「けんびき焼き」を作るのに使います。

「けんびき焼き」とは「ミョウガの葉焼き」とも呼ばれるものの一種で、岡山県の郷土料理です。中には小豆のあんこが入っています。餅粉や米粉を使うレシピもあるようですが、本来は小麦粉で作ります。

下の写真は、初めてミョウガの葉っぱを収穫できた時に作ったもの。小さめの葉っぱが4枚だけ収穫できたので、4個だけ作りました。今年なら何十個も作れます。


興味のある方は、レシピをご覧ください。本来は小麦粉で作るのですけど、少し餅粉も混ぜると食感が柔らかくなると思います。

大きな植木鉢に植え替えたら、花蕾が出てくるようになるかもしれませんねえ。そうしたら、ミョウガをお料理に使えます。シーズンが終わったら植え替えます。


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2025年9月6日

ホンモノの春の訪れはまだ先

「三寒四温」という言葉がありますが、私が生まれ育った岡山では、「三寒四温」のように周期的な寒暖を繰り返しながら徐々に暖かくなり、冬から春に季節が変わったものですが。

クレイジーな天気で有名なメルボルンでは、徐々に暖かくなって春が来たりしません。

先月は「年々春が来るのが早くなって来たな」なんて思っていましたけど、やっぱりそのまま春が来たりするわけがないのでして、山の上では大雪になるほど寒くなりました。

昨日も寒かったです。今朝も気温は1度と寒いですが最高気温は20度を超える見込みで、しばらくは暖かい日が続くようです。

メルボルンは「一日のうちに四季がある」とも言われますけど、寒暖の差が激しいので、旅行に来られる方は、どの季節に来られるにしても一年中の服装の準備が必要なのですよ。

昨日、面白い投稿を見つました。メルボルンには12の季節があるという投稿でした。
  1. バカは信じてしまう春
  2. 2回目の冬
  3. ニセモノの春
  4. マグパイが人を襲う季節
  5. 花粉の季節
  6. ホンモノの春
  7. 地獄
  8. ニセモノの秋
  9. 2回目の夏
  10. ホンモノの秋
メルボルンに住んで30年を超えた私に言わせると、「夏」と「地獄」の頃には「狂った冬」が来ることがあるし、「ニセモノの秋」に前後して「大ボケの春」というのが来る年があります。

夏のはずなのに「狂った冬」がやって来て山の上では雪が降り、暖房が必要になったりするんですよ。そういう年には、「ニセモノの秋」じゃあなくて「大ボケの春」が来るんです。春に花を咲かせた木が再び花を咲かせたり、花が咲いた後に果物の実がなったりもするんです。

以前住んでいた家の近くの街路樹は、狂いに狂って開花と新緑と紅葉と落葉が同時に起きていることも珍しくなかったですよ。


現在は「ニセモノの春」が過ぎ「マグパイが人を襲う季節」というところでしょうか。

マグパイという鳥はカササギの一種です。カラスくらいの大きさの黒い鳥で、白い模様があります。「人を襲う鳥マグパイ」に書いたとおり、巣作りや子育てをする春先から夏にかけて攻撃的になるマグパイがいて、巣の近くを通る人々を襲うことがあるのです。

しかしね、マグパイは賢い鳥で、敵とみなした人間は攻撃しますが、敵ではないと認識すると子育ての時期でも攻撃して来たりはしないんですよ。私がスーパーまで歩いて行く時には何度もマグパイに遭遇しますけど、この辺りのマグパイは人を攻撃したりしません。

人を襲うのは、人間に攻撃されてひどい目に遭ったことがあるやつでしょうね。険悪な関係の原因を作るのは、人間の方なのでございます。


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2025年8月25日

こんな所に住んでいます

最近本当にいい天気の日が多いです。朝晩は寒いですが、昨日も快晴でした。ほぼ毎日運動を兼ねてショッピングスクエアまで歩いて行っています。

そのショッピングスクエアには、オーストラリアの大手スーパー3社の店舗に加え、アジア食品店、八百屋、肉屋、魚屋、パン屋などの食品を売る店が入っています。スマートフォンの修理屋やメガネ屋や花屋もありますよ。薬屋も銀行も郵便局も入っていますから、歩いて行けるのはとても便利です。

うちの夫の伯母のジョーンにもらったショッピングトロリーを引っ張って行くんですが、そのトロリーが見た目よりも小さくて一度にたくさんは買って来れないので、毎日のようにスーパーに行く必要があるんです。運動だと思って行っています。必要なものだけを買うと節約にもなりますよ。

1週間ほど前、満開のワトルの写真を撮った時にチラホラと咲き始めていたピンク色の花が、昨日はこんなに咲いていました。甘いいい匂いがしていました。ミツバチもたくさん飛んでいました。


この木は、花が終わると赤紫色の葉っぱが出ます。メルボルンではよく見かける木です。

下の写真は、買い物を終えて家の近くまで戻って来たところ。私達はこういう住宅地に住んでいるんです。大変静かで安全な通りです。


これが私達が住んでいる家です。


奥にある家が、高齢カップルのジュリーさんとビルさんが住んでいる家です。道路に面して作られている郵便受けを見に出て来たジュリーさんをびっくりさせた時、私は後ろの木のこっち側で草取りをしていたんです。

古い家ですが、エアコンが無いことと薄暗いこと以外に不満はありませんし、とにかく場所が便利です。夫は歩いて仕事に行けますし、駅にも歩いて行けます。ボックスヒル病院にも近いし、高速道路も近いです。

今日は不動産屋が家の状態をチェックしに来る日です。朝の9時から午後5時の間に来ると言うんですから、一日中待たなくてはいけません。早く来てくれると助かります。


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2025年8月6日

ポッサム大発生か?

今日の話題はポッサムのウンチに関することです。こういう話がお嫌いな方は、下のリンクをクリックして、ここでお帰りください。今日も私のブログを読みに来てくださってありがとうございました。




さて…

2週間ほど前に書いた「冬の終わりと夜行性動物」という記事で触れたポッサムのウンチの件なんですけど。

現在住んでいる家の裏庭はレンガのタイルが敷き詰められているんですが、お隣りの家との境に大きな木が何本もあって、そうした木の下に大量のウンチが落ちているのですよ。


うっかり歩けないほどの量です。乾いて硬くなってから掃除をしようと思っていましたが、雨の日が多くてなかなか乾かないから、棒(木の枝)を使って取り除いたりしていたんですけど、

取っても取っても終わらない!

昨年の同じ時期にはこんな事は起きなかったんですよ。今年はポッサムが大発生でもしているんですかねえ。

長さが2〜3センチもあるような結構大きいのが落ちていたんですが、最近は1センチ以下の小さいのも大量に落ちていています。子供のポッサムなのか別の種類の小型のポッサムなのか、よく分かりませんけど。

まあとにかく、ポッサムのウンチ掃除に追われる日が来るとは思いませんでした。


幸いなことに、ポッサムのウンチは臭くないんです。オーストラリアのポッサムは雑食性だと言われますが、主に木の実や果物や花や葉っぱを食べます。拾い集めたウンチはきっと良い肥料になるだろうと思って、草や落ち葉と一緒に使っていない大きな植木鉢に入れて堆肥にしています。

オーストラリアには様々な種類のポッサムがいますが、住宅地にいるのは最も一般的なブラシテイル・ポッサムです。家庭菜園を荒らしたりもしますよ。人間が出す生ゴミを漁って食べることもあって、ごみ箱の蓋がちゃんと閉まっていないと散らかしたりもします。

夜行性です。屋根裏に住みついたりすると、夜に天井裏を走り回る物音やギャアギャアという鳴き声で眠れませんから大変です。保護の対象になっているので、勝手に捕獲して駆除出来ません。ヴィクトリア州ではポッサムの駆除には許可が必要です。

捕獲したポッサムは、離れた別の場所に放すこともしてはいけません。ポッサムは自分の縄張り以外では生存できないので、捕獲した場所から50メートル以内の場所に放してやる必要があります。しかも、捕獲した日のうちに、夕方以降薄暗くなってから放してやらなくてはいけないそうですよ。

困った時には自分でなんとかしようとせずに駆除業者に依頼した方がいいです。しかし、ウンチを落とすからという理由で駆除するわけには行きません。ウンチが一番たくさん落ちているのは洗濯物干し場のある所で頻繁に通るので、私は掃除をし続けなくてはいけません。

ポッサムってね、住宅の屋根から屋根へ電線とかを使って移動して、活発に行動します。大枝が屋根に近いので橋の役目を果たしているから、ここが移動ルートになっているのかもしれません。

それにしても量がすごいのは理由が分からん!


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2025年7月31日

自然災害に思いを馳せる

昨日は、カムチャッカ半島沖の地震で日本を含む太平洋沿岸各地に津波警報が出たというニュースと日本国内の暑さに関するニュースとで、私は悲劇的な災害を思い出す一日でした。

甚大な津波被害が出た東日本大震災はまだ記憶に新しいです。日本では津波警報が出てすぐに多くの人々が避難したと聞きます。昨日は被害が出なくて何よりでしたけど、津波警報が出ても津波は来なかったということが繰り返されて人々の警戒意識が薄れることが心配です。

「どうせ今回も大したことにはならないだろう」と油断した頃に大変なことが起きるわけですからね。

もう一つのニュースは記録的な暑さのことでした。日本国内の過去最高気温を記録したそうですね。

私の実家がある岡山県の中西部でも、最高気温が40度近くになる可能性があると知って、昨日の朝はうちの母にくれぐれも熱中症にならないように、エアコンを付けた部屋で水分補給しながらゆっくり過ごして欲しいと伝えたんですけど、気温は39度を超えたとニュースで読みました。

私が住んでいるメルボルンでは、気温が40度を超えることはよくありますが、40度を超えるような日は湿度が低いんです。だからそれほど暑さを感じなかったりするんですけど、湿度が高い日本で40度などと聞くと、どれほどの暑さなのか想像したくもないです。

私が経験した最も高い気温は48度です。大惨事となった森林火災が発生した「ブラックサタデー」と呼ばれる2009年2月7日土曜日に、当時住んでいた家の南側(日が当たらない側)の屋根付きウッドデッキの温度が48度になったのです。

下の写真を撮った時点で47度。


あの日の午後は台風並みの強風が吹き荒れたんですが、その強風が50度近い熱風なわけです。湿度はゼロに近かったです。「高温・乾燥・強風」という3つの条件が最悪に重なった日でした。

東日本大震災は津波が広い地域を襲ったわけですが、ブラックサタデーは炎が広い地域を襲ったのですよ。

想像を絶するような大きな自然災害は繰り返し発生しています。私達人間に出来ることは、そうした災害に備え、いざという時に自分や家族や隣人の命を守る適切な行動を取ることしかありません。


うちの息子と娘と私の3人は、10月に日本に行きます。私は岡山の実家に行くだけですが、息子と娘は別々に日本国内を旅行する計画です。息子は屋久島に行くんだそうですけど、屋久島に近いトカラ列島で起きていた地震は、ニュースを聞かなくなったので収まったんでしょうかね。

もしも日本旅行中に大地震が起きたり津波警報が出たりしたら、どうしたらいいのかという話を時々します。まあ、災害時には皆んなが助け合う国ですから旅行者も何とかなるとは思いますけど、いつ発生するか分からない大地震は心配です。

メルボルンでは、森林火災以外には心配な自然災害はありません。地震は震度1くらいの地震でもニュースになるほど珍しいことですし、台風も来ませんし、火山は無いから噴火の心配もありませんし。自然災害に対する意識が低いですからね、もしも何かあった時にどうしたらいいのか何も知らずに日本旅行に行くべきではありません。


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2025年7月21日

冬の終わりと夜行性動物

冬至(日本では夏至)も過ぎて明らかに日が長くなって来たと感じます。いいお天気だった昨日、久しぶりに裏庭の掃き掃除でもしようかと思って外に出たら、裏庭はこういう状態でしたから掃き掃除など不可能なのでした。


地面にたくさん落ちているのは、木の実とかじゃあないんですよ。

ポッサムのウンチです!


うっかり歩けないほど落ちています。乾いて硬くなってからでないと掃除は出来ませんよ。

ごみを出す時に通る場所なので、暗くなってからでは踏んづけてしまう可能性があります。昨夜、ごみ収集容器を道路に出そうとしていたうちの息子にはウンチを踏まないようにと注意しておきましたけど、暗かったですからね、どうぞ踏んでいませんように。

ポッサムが活動的になって来たということは、春が近づいて来たということでしょう。

7月は暦の上では真冬ですけど、木の芽や蕾が膨らんで来ていますし、春の到来を告げるワトルの木はもうすぐ真っ黄色になりそうです。短い冬も終わりに近づいたということです。冬が年々短くなっているような気がします。

裏庭の掃き掃除が出来なかったので、前庭の草取りをしていたら、ツツジの木が1本枯れてしまっていることに気づきました。昨年は、夏の間に枯れたように見えても冬になったら復活して葉が出たんですけど、この冬は復活しませんでした。

まだ生き残っている枝を残して枯れた部分を切ったら、見た目は悪くないです。


ところで、夜行性のポッサムが活動的になったくらいですから、他の夜行性動物も活動的になったようですよ。

昨日は、うちの夫が勤めるツールショップに道具類を盗まれたと言って道具を買いに来たトレイディー(Tradie)が何人もいたそうです。

トレイディーというのは技術労働者の皆さんのことです。大工さんなど建築関係、プラマー(水道管排水管工事業者)、電気工事屋、自動車の修理屋、道路工事関係の仕事をする人などです。

そうした仕事の皆さんにとって道具は必需品ですが、盗難被害に遭う人は驚くほど多いのですよ。トレイディーの皆さんは、道具類を仕事で使うトラックとかバンとかに積んでいますよね。それを盗まれるんです。

夜の間に自宅に停めている車から盗まれる人が多いですけど、ツールショップの駐車場に停めて何かを買いに入っている間に盗まれることもよくあるんだそうです。

ツールショップにはしょっちゅう泥棒が入って来ますが、盗んだ商品を売ってお金に出来るから入って来るんでしてね。

リサイクルショップみたいなお店で売られている電動工具なんて、高い確率で盗んだものですよ。買い取り業者とグルになっている可能性が大きいです。

暖かくなると犯罪が増えます。変質者も活動的になりますから、皆さん気をつけましょうね。


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2025年5月10日

毒キノコが生えている場所

現在裁判が行われている「毒キノコ殺人事件」ですけど、殺人容疑で逮捕されたエリン・パターソン容疑者が「ビーフ・ウェリントン」というパイ料理に使った毒キノコは、「デスキャップ」(Death Cap または Deathcap)と呼ばれるキノコでした。

Wikipedia によると、デスキャップの学名は「Amanita Phalloides」で、日本では「タマゴテングタケ」と呼ばれるそうです。「致命的な毒キノコの一つとして世界的に知られる」と書いてありますよ。デスキャップの毒は、肝臓と腎臓を破壊するんだそうです。

ヨーロッパに広く分布しているそうですが、オーストラリアにはヨーロッパから輸入された木材や樹木によって持ち込まれたようです。

「Death Cap」というキーワードで画像検索すると見たことがあるようなキノコの画像がたくさん表示されます。一昨年まで私達家族が住んでいた家の敷地内に生えていました。ただし、あれがデスキャップだったかどうかは、私には分かりません。


オーストラリアには、「食べられる野生のキノコ」と「食べられる野生のキノコにそっくりな毒キノコ」というのがたくさんあるのです。見分ける方法は無いそうです。

例えば、デスキャップは傘が緑っぽい色をしているから分かると言う人もいますが、緑っぽくないのもあるし茶色っぽいのもあるんです。地面に出て来てすぐの頃は真っ白で、お店で売られているマッシュルームにそっくりです。

これを間違って食べると、味は美味しいそうですから誰も毒キノコとは気づきませんが、デスキャップの致死量は20セント硬貨くらいの大きさだそうですから、1個食べると死ぬ可能性が大きいです。

そんなすごい毒キノコなので、人類の歴史上、暗殺に使われたこともあるそうです。「毒キノコ殺人事件」のエリン・パターソン容疑者のように、誰かを殺したいと思ったら(思ったかどうかはまだ分かっていませんが)比較的容易に手に入る毒なのです。

いたる所に生えていると言われていますが、どこにでも生えているわけではありませんから、デスキャップで誰かを殺したいと考える人にとっては、どこに生えているかが分かると助かるわけですよね。

「毒キノコ殺人事件」の裁判で明らかになったことですが、そういう情報をユーザー同士で共有するウェブサイトがあるそうです。もっとも、毒キノコに限った情報ではなくて、自然愛好家の皆さんが自然観察中に見つけた鳥や昆虫や植物や菌類の写真を撮って、その写真を撮った日時や場所などの情報を共有するサイトなんだそうです。

そうした観察情報から、専門家の科学者達が「新種のカブトムシ」や「絶滅したと思われていた植物」を見つけたりする可能性があるのです。

そのウェブサイトは「iNaturalist」といいます。

「毒キノコ殺人事件」が起きた年の4月、あるユーザーがエリン・パターソン容疑者が住む町の近くでデスキャップを見つけたという観察情報をアップロードしました。エリン容疑者は、その直後にデスキャップが見つかったという場所に行っていたことが、スマートフォンのデータから分かったそうですよ。

そして、その直後にフードディハイドレーター(食品乾燥機)を購入しているんです。

5月になってから、別の場所でデスキャップを見つけたという観察情報がアップロードされました。この時も、エリン容疑者はその場所に行っているんです。

何らかの目的でデスキャップを採集し、乾燥させて保存していたと思われますね。


私も、そのウェブサイトで「death cap」というキーワードで探してみたんですけど、たくさんの観察情報がアップロードされていました。世界中の情報です。ヨーロッパが多かったですけど、オーストラリアの情報もありましたし、私が住んでいる街の近くでも見つかっていましたよ。

デスキャップを手に入れたい人は、このウェブサイトを定期的にチェックしていれば生えている場所が分かるわけです。ただし、私のようなシロウトには、見つけたキノコがデスキャップなのかデスキャップにそっくりだけど食べても大丈夫なキノコなのか区別がつきません。

シロウトには、本当にデスキャップかどうかは食べてみないと分からないでしょう。致死量以下でお試しください。

病院に行く準備もしておいた方がいいでしょう。ニュースになる可能性が大きいので、名前が警察に知られる可能性があることを承知の上でおやりください。


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