2026年10月1日

大量に残った子羊肉スープ

昨夜も薬を飲まないと眠れませんでした。いつものように半錠飲んだらすぐに眠ったんですが、30分もしないうちに目が覚めてしまいました。こんなことは初めてなので原因が分かりませんが、最近毎晩のように飲んでいるので薬が効かなくなっている可能性はあります。

目が覚めてしまった後、薬は確かに効いていて頭は朦朧としているんですが、眠ることが出来ませんでした。「眠らなくちゃあ」と焦り過ぎていましたから、眠ることをあきらめて朝まで起きているつもりにもなりましたが、2時が近づいた時点でもう半錠飲みました。つまり、いつもの2倍飲んだってことです。

今夜は飲まずに頑張るつもりです。


ところで、昨日うちの夫が作った子羊肉のスープですが、ラムシャンク(子羊の骨付きすね肉)は骨から取れるほど柔らかくなるまで煮たのを一口サイズに切っていました。それはいいんですけど、煮過ぎてドロドロになるんじゃあないかと心配していた野菜は、ほぼ溶けてしまっていましたよ。

ですからね、「具がゴロゴロと入ったシチュー」という仕上がりではなく、「ただのスープ」という仕上がりでした。私達は、底の方に沈んだ溶けていない野菜をすくって食べました。

味付けに自信がないからか塩を一切使わずに作っていましたので、食べる時に自分で塩で味をつけなくてはいけませんでした。私も少しは食べたんですが、塩味ゼロのスープは「病人食」という感じでしたよ。

骨を煮てどんぶり一杯分くらい脂が出ましたが、それは取り除いて冷やして固めてからごみに出したそうです。脂を取り除いていたので、スープは思っていたよりもあっさりしていたわけです。

そして、巨大鍋いっぱいに作っていたスープは、伯母のジョーンと夫と私の3人が食べた後も10リットルくらい残っていたのでございます。

何人分作ったんだよ!

さらに、一日がかりで子羊の骨を煮込んで作ったストック(出汁)は、スープに使わなかった分が冷蔵庫に入っているんですけど、2リットル以上あるんですよ。子羊の骨を煮て作ったストックですからね、冷えてゼリー状になっています。

これがね、クセのないチキンとかビーフのストックならいろいろな料理に使えると思いますが、子羊ですから独特のニオイがするんです。使い道は、子羊肉を煮るか子羊肉料理のソースを作るくらいしかありませんよ。

10リットルくらい残っていたスープは、夫と息子が晩ご飯に食べ、今日のお昼ご飯用にも持って行き、残りは冷凍しました。ゼリー状になっている2リットル以上のストックも、冷凍するしか無いでしょう。

いつかそのストックを使って、夫が作ったのと同じスープを私が作って見せてやろうと思います。AI(人工知能)の「チャットGPT」が教えることだけに従って作ったスープを、私が作ればどうなるかというのを見せてやって、AI(人工知能)に頼り過ぎていることに気づいてもらいたいです。

焦げ付きがひどかった巨大鍋は、今朝夫が自分で洗っていましたが、出勤時間が来たので途中で止めて出かけていきました。この家の小さなシンクでは、洗うのもすすぐのも難しい巨大鍋です。鍋だけで3キロくらいありますし、私は洗いませんよ。最後まで夫にやってもらいます。

きれいに洗えたら、これを置いておく場所を見つけて片付けるところまで夫にやってもらわないといけません。


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2026年9月30日

子羊肉スープ作り進行中

昨晩も結局寝付けなかったので睡眠薬に頼りましたが、薬のおかげで合計6時間以上眠りましたので、今朝は頭のフラフラが随分マシです。

何としても眠る必要があったのは、今日は夫の伯母のジョーンがお昼ご飯を食べに来ることになっているからです。ゾンビのような姿でジョーンを迎えられませんからね。

料理はすべて夫が作ることになっています。「子羊肉のスープ」を作るそうなんですが、具沢山のシチューのようなものだそうです。これにパンを添えて出すそうです。そして、デザートに「リンゴとルバーブのクランブル」も作るそうです。

この「子羊肉のスープ」を作るのに必要なスープストック(出汁)を手作りするために、夫が巨大鍋を買って来ていたことは昨日の記事に書きましたが、煮込むのに時間がかかりますから子羊の骨もすでに買って来てあったわけなんですが。

昨日の朝のことです。

夫はいつも通りに仕事に出かけ、私はブログの記事をアップしてからシャワーを浴びて、さあ洗濯物をしようと部屋から出ると、夫が帰って来ていたのでございます。「お客が少ないので暇だから早退した」と言いました。

そして、スープストック作りを始めたのです。子羊の骨をそのまま水で煮るのではなくて、まずオーブンで焼くんだそうです。茶色くなるまで焼くと風味がつきますし、焼くことで大量の脂が落ちますから。

それを例の巨大鍋に入れ、香味野菜(ニンジン、セロリ、玉ねぎなど)とハーブ類を入れて煮始めたのは10時頃。夜になってもまだ煮ていました。12時間は煮たと思います。

ここで、皆さんに気づいていただきたいのはですね、羊肉っていうのは独特のニオイがあるってことなんです。ラム肉とかマトン肉とか、食べたことがある方はお分かりのように、好きじゃあない人には「臭い」と感じる独特のニオイですよ。

これを一日中煮ていたおかげで、家の中はそのニオイでいっぱいなのです。もちろん、キッチンの換気扇は一日中回りっぱなしで、気温が上がったお昼頃は窓もドアも開けていたんですけど、正直言って、

私には臭いんです!

睡眠薬でかなり眠れたとは言え、体調はまだ良くないんですよ。そんな時にあのニオイはかなりきついんです。食欲はさらに失せて、何も食べる気になりません。

そして今朝は、私がキッチンに行った6時には、夫はすでに料理の準備をしていました。巨大鍋で作ったスープストックは大鍋に移されていて、脂の層で覆われていました。ラムシャンク(子羊の骨付きすね肉)をフライパンで焼いて焦げ目を付け、それを巨大鍋に投入。ニンジンやパーシナップなどの野菜とスープストックを加えてから煮始めたのは7時過ぎ。


切った野菜の大きさからすると、上の写真のようなラムシャンクが柔らかくなる頃には野菜はもう形をとどめていないんではないかと心配です。口を出すつもりはなかったんですけど、私の懸念を夫に伝えました。

パールバーリー(Pearl Barley)と呼ばれる精麦した大麦も入れると言うので、今から入れたら早すぎると私は言ったんですけど、夫は私のアドバイスなど聞きません。AI(人工知能)の「チャットGPT」が教える通りにしています。


ラムシャンクを焼いたり煮たりする時ににおう子羊肉のあの独特のニオイが、今朝はほとんどしません。窓やドアを開けているせいではなくて、嗅覚がおかしくなっているんだろうと思いますよ。昨日の朝からずっとそのニオイの中にいるんですからね。

今も巨大鍋で煮込まれているラムシャンク。脂でギトギトのスープ。あれを食べるのは、私にはかなりきついです。

今の私が食べたいのは、白いご飯とさっぱりした浅漬けです。


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2026年9月29日

夫が買った新しい道具

ここ数日睡眠不足でフラフラなのに、昨日は買い物に行かなくてはいけなくなり、歩いて行く元気は無かったので車で行ったら、運転が恐いもんだから時速40キロ以下でノロノロ走り、後続車に迷惑をかけました。100メートルほどの距離ですけど。

スーパーに行って帰っただけで体力の限界。それでも晩ご飯は作りましたが、作り終えたらすぐにベッドで横になるくらいに困憊し、昨夜は他に選択肢が無いということで睡眠薬を飲みました。

1錠飲むとヤバいことになると知っていますが、半錠じゃあ効き目が足りないと思ったのでので、3分の2錠くらい飲んだら6時間も眠れました。

今朝は気分はマシですが、薬で眠った時は朝起きてからもフラフラ感が残ります。しかし、起きてキッチンに行ってこれを見た途端、そんなフラフラ感は吹き飛びました。


高さ30センチ、胴囲が90センチくらいあるスキャンパン(SCANPAN)ブランドの巨大鍋。200ドル(2万円)以上するんじゃあないでしょうか。

「ビーフ・ウェリントン」の成功以来、人を招待して料理をふるまうことに夢中になっているうちの夫が、土曜日に続いて明日の水曜日には伯母のジョーンを昼食に呼ぶことにしたのです。

かつては私に相談なく人を呼んでいましたが、近頃は必ず私に「呼んでもいいか」と聞いて、私の同意を得てから招待するようになっています。

料理は「子羊肉のスープ」を作ると言いました。スープなら簡単だし、材料を考えてもそのスープを作るために何百ドルも散財することはないだろうと思っていたんですが、

考えが甘かったわ!

最近よく夫の料理のことを話題にしていますが、先日はその問題点についても書いたんですけど、「最大の問題」はお金がかかることと無駄が出ることなんですよ。レシピ通りに作るので、必要な道具や食材を金に糸目をつけずに買って来るのです。

しかし、「ビーフ・ウェリントン」を作った時には、ある問題で苦労したのです。ソースを作るために必要だったスープストック(出汁)を、夫は牛の骨を煮て手作りしたんですが、我が家にある一番大きな鍋でも骨が全部入らなかったので、2つの鍋で煮るしかなかったのです。

明日作る予定の子羊肉のスープも、子羊の骨を煮てスープストックから手作りするらしいんです。そのために昨日骨を買って来たんですが、鍋も買って来ていたとは知らなかったわ。

こんな大きな鍋、キッチンには置いておく場所がありません。


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2026年9月28日

睡眠が難しい件

何の苦労もなく眠れる人は、それが普通だと思わない方がいいですよ。

普通にものが食べられるとか、手足が自分の意思通りに動かせるとか、目を開ければものが見え、自然に人の声や音が聞こえるとか。そういうことが苦労なく出来る人には、出来ないっていう状況が想像も出来ないでしょうけど、それと同じで。

長年不眠で苦労して来た私は、なかなか寝付けない入眠困難と、夜中に何度も目が覚める中途覚醒と、4時頃には目が覚めてしまう早朝覚醒というトリプル障害なんですけど、最近ちょっと睡眠が上手く行かなくなっていて、とりあえず入眠するために睡眠薬に頼ることが増えています。

頼り過ぎると睡眠薬依存になりますからね、昨晩は薬は飲まないと決めていました。そして、何とか薬なしで眠れたんですけど2時頃には目が覚めてしまって、朝まで起きていました。

困ったもんです。


睡眠不足の影響が大きいと思うんですが、頭がフラフラしています。回転するめまいではありませんが、四六時中フラフラしていると乗り物酔いのような状況になって吐き気がするので困ります。

不眠の原因として、最も多いのが心理的要因(ストレス)ですが、やっぱりねえ、これは大きいと思います。気にしていないつもりでも、いろいろと気になっているわけですよ。

運動不足も原因だと感じますが、頭がフラフラしていて家の中を歩き回るのにも苦労しているようだと、身体を動かして活動的に過ごすなんていうのは無理な話です。

まあとにかく、今日はゆっくり過ごすしかありません。


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2026年9月27日

ローストポークのディナー

昨日の朝、夫が作るロースト料理の材料を買いに行きました。夫は一人で歩いて行って来ると言いましたが、雨が降っていましたから、私が車を運転して一緒に行くことにしました。

買わなくてはいけないものは、今回もたくさんありました。使うのはわずかな量なのに、夫はレシピに書いてある通りのものを買おうとします。どれを買えばいいのか分からずに迷うと、私の意見を聞くのではなくてAI(人工知能)のチャットGPTに聞いていましたよ。

ローストポーク用のグレイビーソースを作るのに白ワインが必要だというのでお酒売り場に行った時にも、チャットGPTにオススメの白ワインを質問して、教えてもらった通りの特定メーカーの特定の白ワインをスタッフに見つけてもらって買っていました。

ちょっと異常…

ジャガイモを焼くための「アヒル(家鴨)の脂」も探しましたよ。そんなもの、私は見たこともないからスーパーで売っているのかどうかも知りませんでした。鶏肉を売っているコーナーにありました。

買い物を終えて家に帰ったのは10時頃です。夫は直ちに料理に取りかかりました。

まず最初に作ったのは、デザートの「レモンポセット」(Lemon Posset)でした。チャットGPTにローストポークに合うデザートを教えてくれと聞いたら、これを教えてくれたんだそうです。レシピは私もウェブサイトに載せていますが、クリームに砂糖とレモンの皮とレモン汁を入れて煮詰めたものです。チャットGPTが教えてくれた通りに作ったそうです。

メインの料理はローストポークでした。2日間乾燥させた3キロ近い豚のかたまり肉に、肉の中の温度を計る耐熱デジタル温度計を差し込んで、低温で2時間以上焼いた後に高温で焼いて、皮を「クラックリング」と呼ばれるサクサクカリカリした煎餅みたいな食感になるように焼き上げるわけですが、

これが大失敗!

高温に上げたタイミングで、野菜類を大量に入れたのでオーブンの温度が上がり切らず、皮は「クラックリング」にならなかったのです。一部はゴムのように、そしてほとんどはプラスチックのようにカチカチになっていました。強い歯と顎があってもちょっと食べられる状態ではなかったです。

夫は非常にガッカリしていました。あきらめきれない夫は、ガスバーナーを持って来て皮を焼いていましたが、あんなことをしても表面が焦げるだけでクラックリングにはなりません。

そして、野菜も同時に仕上がりませんでした。カボチャだけを大きく切り過ぎていたせいで、食べ始めた時にはまだ焼けていなかったんです。ロースト料理というのはタイミングが難しい料理なのです。

お料理は、クラックリングが失敗したことを除けば、どれも美味しかったですよ。手がかかったジャガイモは、特に美味しかったです。水に浸けてデンプンを取り除いてから茹でたのを乾燥させ、それをアヒル(家鴨)の脂で揚げ焼きにしたのを、最後にオーブンで焼いてカリカリにするのです。手間も時間もかかる料理です。


ちなみに、料理を盛り付けたのは夫です。



夫の父親と中国人の奥さんが帰った後、残された大量の食器と脂まみれのオーブントレーやローストパンや道具の数々。

この後片付けを、長年私が一人でやって来たわけですが、昨日は手伝う気もありませんでしたし、とにかく夫が散らかしたり汚したりしたものの後始末を私がさせられるのが嫌なんですから、もうしたくないんです。私はめまいがしていたのもあって、さっさと寝室に行って横になりました。

頭痛もしていたので薬を飲みにキッチンに戻ると、娘が一人で洗い物をしていました。夫はテレビを見ていましたよ。ロースト料理をした後の片付けを、うちの夫はまたしなかったのでございます。これでは大変さが分からずじまいになってしまうじゃあないですか?

まあとにかく、今回の料理は大成功とは行かなかったわけですが、また料理には挑戦するつもりのようですから、これからも「私は片付けをしない」という条件でやってもらいたいと思います。

それにしても、クラックリングが失敗したのは残念だったな。私が前回作ったローストポークは、100%完璧なクラックリングになって「史上最高の出来」だったんですよ。あの時は2日間も乾燥したりせず、1時間ほど室温に放置しただけだったんですが。

あの大成功がまぐれだったのではないことを証明するためにも、近いうちにもう一度作ってみる必要がありますね。脂汚れのことを考えると気が重いですけど。

ちなみに、今回はオーブンの庫内にあまり脂が散っていませんでした。皮が弾けてクラックリングになる時に脂を散らすから汚れるんですけど、それが起きなかったということです。野菜が入ったトレーやローストパンをたくさん入れていたせいもあるでしょう。

夫は今日は仕事なので、オーブン掃除は私がするしかないです。


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2026年9月26日

予定変更でも気を取り直して

昨日の金曜日は、「AFL(オーストラリアン・ルール・フットボールのトップリーグ)の決勝戦前日」という祝日でした。

メルボルンには、世界が驚く2つの祝日があることは度々話題にしていますが、この「AFL決勝戦前日」というのが一つで、もう一つは11月第一火曜日の「メルボルンカップ競馬の日」です。すごいですよねえ、フットボールや競馬のために学校も会社も休みになるんですから。

とは言っても、ツールショップに勤めるうちの男達や医療機関に勤めるうちの娘には、祝日は関係がありません。決勝戦がある今日は土曜日ですが、息子も娘も仕事です。しかし、夫はお休み。

今夜は、夫の父親と中国人の奥さんを夕食に招待していますからね、夫は食材の買い物と料理で忙しい一日になるのです。ローストポークを作るんだと私は思っていたんですが、実は普通のローストポークではなくて「ポルケッタ」(Porchetta)と呼ばれるイタリア風のローストポークを作るつもりだったようです。


そのためには大きな皮付きの豚バラのかたまり肉が必要なのですが、いつでも店頭で売られているような肉ではないので、夫はわざわざ肉屋まで行ってどういう肉が必要なのかを説明し説明し、注文していたのだそうです。

皮をサクサクカリカリした煎餅みたいな食感になるように焼くためには乾燥させておく必要があるので、夫は木曜日の仕事帰りに注文していた肉を受け取りに行ったそうです。

そうしたら、注文を受けたオジさんがすっかり注文のことを忘れてしまっていて、豚バラかたまり肉は準備していなかったんですって。ガックリ来た夫ですが、ローストポークを作ると決めていた夫は普通のローストポーク用のかたまり肉を買って来ました。3キロ近くもあるでっかい肉です。

レシピを読み、動画も見て手順を学習し、作るのを楽しみにしていたようですからまだ残念がっています。私も「ポルケッタ」は食べたことがないから食べてみたかったですけど、またの機会を待ちましょう。


夫の父親と中国人の奥さんとは、いろいろあって私は長年お付き合いを拒否して来たんですが、何だかどうでも良くなったので家族づきあいをするようになったのは最近のことです。ただし、この人達のために私がお料理したりおもてなしをする気はありません。

今日の夕食は、夫が全部するというから受け入れたことです。でも、夫の目のことを考えると、買い物には私が連れて行ってあげないといけませんし、料理の手伝いもしなくちゃあいけないだろうと思います。

娘が家にいれば手伝ってくれるでしょうけど、娘は今日はクライアントが6人もいるそうで、夕方まで仕事ですからね。息子も夕方まで仕事だし、私が手伝ってあげるしかありませんので。

夫は朝から、ローストポークの作り方動画を見て、手順の復習に余念がありません。肉以外の野菜料理もいろいろ計画しているようなので、することが多くてタイミングを合わせるのが難しいので、忙しくなりますよ。

さあ、まずは買い物です。


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2026年9月25日

ホームビデオを永遠に失ったかと

うちの息子が古いVHSテープのホームビデオをMP4ファイルにしてもらったという話を書いたのは、もう半年近くも前のことです。詳しい話は「ほっそーい!わっかーい!」を読んでいただくとして。

きっかけは、息子が昨年岡山の実家に行った時に見つけた自分が子供の頃のホームビデオのVHSテープが、カビがひどくて視聴不可能になっていたことでした。

ホームビデオをまとめたVHSテープは、日本の家族に送るものとは別に自分達用のも作っていましたが、確認してみると我が家にあるVHSテープにはカビは生えていませんでした。

VHSテープというのは時間とともに劣化して20~30年で寿命が来ると言われています。劣化したテープは切れてしまう可能性もありますから、息子は自分が子供の頃のホームビデオが永遠に失われてしまう前に何とかしようと思ったようです。

私達が住んでいる家からそれほど遠くない町で、VHSテープのデジタル化をやっている人がいると聞き、とりあえず3本だけMP4ファイルにしてもらいに行きました。その人は、オジイサンでした。お小遣い稼ぎに自宅でやっているとのことでした。1本25ドルという料金でやっていました。

3本のうちの2本は比較的画質は良かったのですが、1本は劣化のせいかテープの方式の違いからか白黒になってしまっていて、画像がひどくぼやけていました。白黒になっていたのが残念だったので、息子は残りのVHSテープはプロの業者に頼むことにしました。

キャンバーウェル(Camberwell)という街にある業者の店舗にVHSテープを10本持って行きました。

これが心配の始まり!

この時、この業者は閉店作業中だったんですよ。商売が上手く行っていなかったようで、店舗の家賃が払えなかったのです。

MP4ファイルへの変換は自分の家でしてくれると言いましたが、1本80ドルというぼったくり料金。ビデオが短かったら割り引きするという条件だったそうです。こういう状況での交渉が苦手な息子は、そのままVHSテープを置いて来たと言いました。

私は嫌な予感がしたんですよ。つぶれる寸前の業者が、客をだましてお金だけ受け取り姿を消す、良くある話です。キャンバーウェルの男とは、その後連絡がつかなくなりました。

店舗はもちろん空っぽになっています。2週間が過ぎ、4週間が過ぎても連絡はなく、「こりゃあだまされたな」と私は思いました。料金は後払いだったので、お金をだまし取られたわけではありませんが、ホームビデオを永遠に失ってしまったかもしれないということで息子は心配していました。

子供達が幼かった頃のビデオだけではなく、私の結婚式のために両親がメルボルンに来た時のビデオや、子供達が生まれた時に病院で撮ったビデオなど、大切な思い出のホームビデオです。オリジナルのビデオテープが行方不明なので、VHSテープを失うとオシマイです。

1ヶ月以上が過ぎてすっかりあきらめていたところ、息子が再びキャンバーウェルの男に連絡を取ると、今度は返事があったそうです。MP4ファイルへの変換が完了したと言うのですけど、

なんで今まで連絡して来なかった?

料金は700ドル近かったです。料金を振り込めばMP4ファイルとVHSテープを郵送してくれるということでしたが、私はこの男のことを信用していませんでしたので、「私だったら物々交換でないとお金は払わない」と息子に言ったんです。

息子がどういう交渉をしたのか知りませんが、物々交換をすることになったそうです。そして、息子がその男の家まで取りに行くのではなく、男が私達の家まで持って来るということになったのですよ。

ホントか?

約束の時間に家に居るために、息子は仕事を1時間早退して帰宅しました。息子は現金を用意して待っていましたが、私は疑っていました。人を信用しては裏切られるという経験を繰り返しして来ているうちの息子が、またガッカリさせられるんじゃあないかと思っていました。

そして、約束の時間を少し過ぎた時、玄関のチャイムが鳴ったのです。キャンバーウェルの男は、ちゃんとやって来たのでございますよ。

MP4ファイル(全部で25ギガバイト)が保存されたメモリースティックを渡され、全てのVHSテープが無事に手元に戻ったのです。息子は料金を現金で支払い、キャンバーウェルの男も現金を手にして嬉しそうでした。


キャンバーウェルの男が悪い人ではなかったのは良かったのですが、MP4ファイルに変換された動画を見てみると、お小遣い稼ぎにやっているオジイサンが変換してくれたものと画質に変わりはありませんでした。

オジイサンがやって白黒になったビデオは、キャンバーウェルの男がやっても白黒でしたから、原因は変換方法ではなかったのです。

無駄に3倍ものお金を使ってしまったと息子は言いましたが、まあ無事にビデオが戻ったんだし、デジタルしたホームビデオを今後失うことは無いと思いますから良かったです。


上の写真は、生まれたばかりの妹を抱く息子。ボケボケですけど、実際には画質はもう少し鮮明です。この時も、もちろん写真は撮りましたけど、ビデオではこの時の会話が記録されていますからね、写真では残らない感情が伝わります。

今回変換したホームビデオは、来月再び日本に行く時に岡山のおばあさんにあげるんだそうですよ。息子のことだから、おばあさんがちゃんと見れるようにしてくれるはずです。


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2026年9月24日

料理に目覚めた夫の問題点

友人のエクリーさん夫婦を招待したディナーで、作るのが超難しい「ビーフ・ウェリントン」という料理を4日がかりで作ったうちの夫は、その成功に大いに満足して家族や友人に自慢していました。


人を食事に招待して何もしなくて良かった私は(と言っても掃除は私がしたし、夫が失敗したソースは私が救済したし、洗い物の手伝いはしましたけど)「こんなに楽なことはない!今度は誰を呼ぶ?」と大喜びしたので、更に気を良くした夫は、ギリシャ料理の「ムサカ」に挑戦して、これまた成功を収めたわけですけど。


今度は、土曜日に夫の父親と中国人の奥さんを招待して、ローストポークを作るそうです。ロースト料理は何度も作ったことがありますから、失敗はしないでしょう。基本的にオーブンに入れて焼くだけなので、そんなに難しい料理ではないんです。

難しいのはタイミング。肉や野菜の焼き加減やソースの仕上がりのタイミングを合わせるところです。そして、ローストポークの場合は、皮をサクサクカリカリした煎餅みたいな食感になるように焼くところがポイントです。下手をするとカッチンカッチンになって食べられませんからね。

もう1つ大変なのは、後片付けや掃除です。ロースト料理をした後の片付けは、ギトギトした脂のせいで結構大変なんです。オーブンの中に脂が散って焦げ付いていますから、それを掃除せずにオーブンを使い続けると汚れを落とすのが大変になります。だから、肉を焼いた時には必ずオーブンの掃除をするんですけど、うちの夫はオーブンの掃除なんてしたことがないと思いますよ。

そして、夫が料理をする時の「最大の問題」は、お金がかかることと無駄が出ることでしょう。

レシピを見ながら買い物リストを作り、それに従って必要な道具や食材を買って来ます。「ビーフ・ウェリントン」を作った時は、肉の中の温度を計る耐熱デジタル温度計やパイ生地を編み目状に切るローラーカッターも買いました。

食材はレシピに書いてあるのと同じでなくても作れるのに、レシピ通りの食材を買って来ました。ソースを作るのにリンゴ酢が必要だったそうで1瓶買って来ましたよ。使ったのは小さじ1〜2杯ですけど。

「ムサカ」を作った時にはギリシャ風サラダも作ったんですが、赤ワインヴィネガーという酢が必要だったそうで、それも1瓶買って来ました。1リットル入りの大瓶でした。リンゴ酢も赤ワインヴィネガーも日頃使うことがないのに、どうするんですか!

酢なんてね、使うのはわずかな量なんだから、赤ワインヴィネガーでなくても家にある白ワインヴィネガーでもいいんです。リンゴ酢の代わりにレモン汁やミツカンの穀物酢を使っても大した違いはないんですよ。

そう言えば、「ムサカ」を作った時にはミートソースを作るのにトマトペーストが必要だったらしいんですけど。トマトペーストっていうのは、何に使うにしても大量に使うものではないので、私はいつでも小さい容器入りか小袋入りを買うんですよ。使い切れないとすぐにカビが生えてしまうので。

しかし、夫が買って来たのは大瓶700グラム入り!

トマトペーストを700グラムも何に使うの!

滅多に使うことが無いリンゴ酢も赤ワインヴィネガーも、このまま賞味期限が過ぎて無駄になるのは確実です。トマトペーストは無駄にするのはもったいないので、小分けにして冷凍しておくかな。

とにかくですね、全てこの調子で買い物をするのでお金がかかるわけなんです。それでもまあ、自分が稼いだお金でやっているんだし、こんな事が出来るのも目が見えている今のうちだけですから、いいんですけど。

今回は、洗い物だけではなくてオーブン掃除もやってもらうつもりです。


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2026年9月23日

イライラの原因はいつもこれ

先週から、うちの娘がこの家で寝泊まりしています。マンションを買うためにお金を貯めている娘は、昨年の12月からホームレス暮らしなのです。友人の家に間借りしたりハウスシッターをして暮らしていますが、他の選択肢がなくなると家族が暮らすこの家で寝泊まりするのです。

この家には予備の寝室がないので、数日は居間に布団を敷いて寝ていましたが、今はソファー(カウチ)で寝ています。まさに「カウチ・サーフィン」(自分の家を失った人が、友人や知人の家を転々としながらソファーを借りて寝泊まりする生活形態)ですよ。

娘が一緒に暮らすと良い面もあります。うちの夫なんて大喜びなんですけど、私の仕事は確実に増えます。まずは洗濯物。いつも大量の洗濯物を持ち帰りますし、毎日の洗濯物の量も増えます。でも、忙しい娘のために洗濯物くらいは私がやってあげようと思うわけなんですけど。

一番の問題は片付けです。娘は持ち物や衣類を整理しません。整理する場所もないわけですけど。

料理が好きなので、時間があれば何か作っていますが、洗い物や片付けを最後までちゃんとやっていることはありません。以前に比べればマシになったとは言え、まな板やキッチン道具が汚れたまま放置されていたり、使った食器がそのままになっていると私はイライラします。

洗い物はものすごい速さです。あっという間に洗い物を終えて、ちゃんときれいになっているのなら文句はありませんが、きれいになっていないわけです。私がもう一度洗わないといけないので、またイライラするのです。

きれいになっていなくても鍋やフライパンは洗いますが、ガスコンロの周りやシンクの掃除はしません。そんなところの掃除は、私以外にする人はいませんけどね。

1〜2回でもこういうのが続けば私はイライラしますが、これが毎日続いているんですよ。どんどんイライラがつのって来ていますので、日頃からこういうことを続けている夫へのイライラも増幅します。今朝は、夫がコーヒーを飲むのに使っている携帯サーモスボトルが、またもシンクに放置されているのを見て頭に来ました。

しつこく何度も注意することで改善するのなら、もうとっくに改善しているはずです。どう言うのが一番効果的かを良く考えて、言葉を選んで頼んだり注意したりするわけですが、いまだに続くこの片付け問題。

キッチンだけではありませんよ。ダイニングテーブルは、いつも夫の物置きになっているんですが、今は娘の物置きにもなっていますからひどい状態です。居間も大散らかりです。「片付けが出来ない遺伝子」が「片付けが出来る遺伝子」より強かったのは明白ですよ。


私自身が気持ちよく暮らすために、仕方なく夫や娘が散らかしたものを片付けることもありますけど、それは必要最低限です。自分にそれほど影響しないものについては見て見ぬふりです。それしかありません。30年以上もやって来て受け入れた現実です。

使ったら片付ける、開けたら閉める、出したら戻す、汚れた食器は自分で食器洗い機に入れる、ごみは自分でごみ箱に入れる、私が長年繰り返しうちの夫や娘に頼んで来たことです。家族関係が悪くなる最大の原因は、いつもこれでした。

うちの夫について言えば、30年以上も頼み続けて来てどうにもならないので、発達障害か病気か何かだろうと思っているわけですけどね。娘については、忙し過ぎるのも問題なんだろうと考えて、しつこく注意するよりも私がきれいに片付けているところを見せる方が効果的だろうとも思っているわけですが。

イライラします…


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2026年9月22日

人工視細胞が開発されたそうです

土曜日に、新しいメガネを作ってもらうために視力検査を受けた際に眼底検査も受けたうちの息子が、網膜に異常が見つかったので専門医の診察を受けるようにと言われて落ち込んでいたことを話題にしましたが。

うちの夫には遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」という病気があるのでね、その病気が遺伝している可能性があるわけです。遺伝していたら、自分もいずれ目が見えなくなるということなので、息子はショックを受けたようなんですが。

検査をしてもらった検眼医は、うちの夫もいつもお世話になっている方で夫の病気をよく知っていますから、もしも息子の網膜の異常が「スターガルト病」の始まりなら、その検眼医には分かるはずだと夫が言いまして。

専門医の診察を受けろと言ったということは、「スターガルト病」だと確信が持てなかったということだと思うので、「スターガルト病」ではない可能性もあるわけですよ。それで、息子はいろいろと自分で調べたようです。

そして、考えられる他の可能性を知って、現在は少し元気が出ています。仕事にも行っています。同じ部署で働く仕事仲間の2人にきっとその話をしたでしょうから、話すことでストレスは軽減しますしね。

まあとにかく、専門医の診察を受けないことには何も分からないので、今から心配し過ぎてもどうしようもありません。もしも「スターガルト病」が遺伝していたと分かっても、見えなくなる時に備えること以外に何も出来ないというのが現実なので、気の毒ですけど覚悟しておく必要はあります。

しかし、希望がないわけではありませんよ。遺伝性ではなくて老化に伴う黄斑変性は珍しい病気ではありませんし、網膜の視細胞が傷む病気はいろいろあります。そうした病気のせいで視力を失う人は世界中に大勢いるのです。それは、治療法の研究が進められているということでもあります。

実際、老化に伴う加齢黄斑変性の場合は、種類によっては治療法が開発されていて進行を遅らせることが出来るそうですし、先日は視細胞の代わりとなる人工視細胞が開発されたというニュースを読みましたよ。

その人工視細胞は、直径40マイクロメートル(1マイクロメートルは1センチの1万分の1)ほどの微小な装置だそうですが、太陽電池と炭素製の電極を搭載しているんですって。ちょっと想像が出来ない小ささなんですけど、それを網膜に移植するのです。

そして、この人工視細胞に光が当たると太陽電池が発電し、電極が駆動して電気信号を生み出し、視細胞に似た振る舞いをするんだそうです。これにより、視力の回復が期待できるということなんですよ。

うちの夫の目は、網膜の中心部「黄斑」周辺の細胞がほとんど死んでいますから光すら感じませんので視野の中心部分は黒くなっているそうですが、この黒い部分は今後大きくなって行くわけです。

全盲に近い状態になる視野の中心部分で、ぼんやりとでも物が見えるようになれば、日常生活に大きな助けになります。

この人工視細胞は10年くらいで臨床研究に進むそうですから、まだ若いうちの息子はもとより、うちの夫だってこの人工視細胞の治療を受けられる可能性があるわけじゃあないですか?

少しでもポジティブに考えて欲しいと思っています。もしも見えなくなることが確定したら、まだ見えるうちにやりたいことを出来るだけやって人生を楽しむことですよ。


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2026年9月21日

狂った椿、いい加減にして!

三寒四温とは良く言ったもので、春の始まりの今の時期、3〜4日ごとに暖かくなったり寒くなったりしているメルボルンですが、4日前は真冬並みに寒かったのに、昨日は最高気温が28度になりました。

裏庭の物干し場にはほとんど日が当たらないんですが、快晴で気温が上がりましたので洗濯物を外に干しました。風が強かったのでシーツも洗って干しました。

しかし、風が強いということは、

椿の花が落ちるんですよ!

2ヶ月間も大量の花を咲かせ続けているこの家の椿(カメリア)の木は、完全に異常です。一体いつまで花を咲かせ続けるんでしょうか。下の写真は土曜日の状態です。1週間掃除をしなかったらこの通りです。


掃除はね、掃き掃除だけじゃあないんですよ。塀沿いに植えてあるシダの上にも植木鉢の中にも、椿の花が落ちて積もっていますから、ほうきで掃けないやつはトングで拾うんです。やってられませんよ!

そして昨日は、乾燥していて気温が高くて風が強かったから、

花粉がすごかった!

こんな日には、洗濯物を外に干すべきじゃあなかったです。くしゃみが止まらなくなったので抗ヒスタミン薬を飲みましたが、気温が上がって来るにつれて薬が効かない状態になりました。今年の花粉シーズンは空気清浄機が必要になりそうです。

今日は再び真冬並みに寒いんですけど、水曜日からは暖かい日が続くようです。花粉の量が増えると外に出たくなくなるので、外掃除が大変ですよ。早く椿の木が花を咲かせるのを止めて欲しいです!


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2026年9月20日

心配なことと「ムサカ」

次々といろいろな事が起きる我が家ですが、昨日は残念ながらまた心配なことが起きました。

土曜日の昨日、仕事が休みだったうちの息子が新しいメガネを作りにOPSMというメガネ店に行ったんです。この店の奥に眼科医の診察室がいくつかあって、私達家族はメガネを作るための視力測定だけではなく、目の検査もここで受けています。

幼い頃からメガネが必要だったうちの息子も、ずっとこの店で検査を受けて来ました。と言いますのも、このブログを定期的に読んでくださっている皆さんはご存知だと思いますが、うちの夫には遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」という病気があるので、息子や娘に夫の「スターガルト病」が遺伝している可能性があるからです。

昨日も視力測定だけでなく眼底検査も受けたそうなんですが、眼底に異常が見つかったので専門医の診察を受けるようにと言われたそうです。網膜にぶつぶつ(斑点)があったそうなんです。健康な網膜にはそんなものはありません。

検査をしてくれた検眼医は、うちの夫の「スターガルト病」をよく知っています。この店では夫のことを知らない人はいないくらい有名なんだそうですから、うちの息子に病気が遺伝している可能性があることも良く知っているんです。「スターガルト病」は非常に稀な病気ですけど、遺伝性ですからね。

買い物をして帰ると言っていたのに手ぶらで帰って来た息子の様子が明らかにおかしかったので、私は「何かあったな」と思ったんですが、眼底に異常があって専門医の診察を受けろと言われたと教えてくれました。前回の検査では異常はなかったんですけどね、それはもう4年も前のことです。

明らかにショックを受けている様子だった息子は、昨日はずっと部屋から出て来ませんでした。落ち込む気持ちは分かります。「スターガルト病」だと確定したわけではないですが、可能性は大きいのでね。

専門医の検査を受けて遺伝していることが分かったとしても、出来ることは見えなくなる時に備えるしかないという病気ですし、これからどういうことが自分の身に起きるのかを知っていますから、そりゃあ気持ちは沈みますよ。

うちの息子は健康面でいろいろあって10年間近く本当に苦労して来たんです。やっと回復して就職も出来て、これから人生を楽しんで欲しいと思っているのでね、心配しなくても良いものであることを祈っています。


昨日はいいこともありました。うちの夫が晩ご飯にギリシャ料理の「ムサカ」を作ったんです。ナスを薄く切って焼いたのとミートソースとベシャメルソース(ホワイトソース)を重ねたのをオーブンで焼いた料理です。

イタリア料理の「ラザーニャ」のパスタをナスに置き換えたような料理です。「ビーフ・ウェリントン」のレシピが載っていた本に載っていたレシピで作ったそうですが、「ビーフ・ウェリントン」と同じく私には塩味が強過ぎましたけど、上手に出来ていました。


パン粉をふりかけて焼いていましたが、パン粉をふりかけないレシピの方が多いようです。まあ好みの問題ですけど、私はパン粉が無い方が好きです。ナスとベシャメルソースのトロっとした食感には、ジャリジャリするパン粉が邪魔だと思ったので。


ギリシャ料理なので、ギリシャ風サラダも作っていました。「ムサカ」の塩味が強過ぎたので、サラダが美味しかったです。塩からいオリーブやフェタチーズが入っているサラダですけど、ほとんど塩味が付いていない野菜が美味しく感じました。

晩ご飯には息子も部屋から出てきて一緒に食べましたから、目の検査のことも少し話しました。専門医の検査にはうちの夫が一緒に付いて行くと言っています。息子は来月日本に旅行に行く予定なので、帰って来てから検査を受けるそうです。

目のことは忘れて旅行を楽しんで欲しいけど、心配だろうと思います。


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2026年9月19日

信じられないような偶然

2〜3日前のことですが、うちの息子が「何だかフラフラする」と言いました。フラフラすると聞いて、まず思いつくのは貧血です。鉄分補給に良い食品として、私が思いつくのは「ほうれん草」と「赤身の牛肉」ということで、私はスーパーの買い物に行った時にほうれん草と赤身の牛肉を買ったのでございます。

ほうれん草は胡麻和えにするつもりでした。ほうれん草の胡麻和えは、結構手間がかかるんです。私が野菜を買う八百屋で売られているほうれん草は、必ず砂や泥が付いていますから、きれいに洗うのが一苦労なのですよ。

そのまますぐに食べられる袋入りの「サラダほうれん草」は良く食べますが、普通のほうれん草を使う料理は滅多に作りません。胡麻和えを作ったのは久しぶりでした。


酸っぱい和え物も欲しいと思い、大根と人参の酢の物(紅白なます)も作りました。大根と人参の酢の物は、うちの男達には人気がないのですが、私は疲れた時などにとても食べたくなるんです。娘も帰って来ていますので、酢の物も作りました。

牛肉はすき焼き風に煮るつもりだったんですが、味付けが胡麻和えと同じなので、メインのおかずは麻婆豆腐にしました。豚のひき肉を1パック(500グラム)全部入れてを作りました。とにかく大量に作らないと足りませんからね。

さて、晩ご飯の準備が出来たので家族を呼びました。我が家はセルフサービスなので、自分で食べたい物を食べたいだけお皿やボウルに取ってからテーブルに付くのです。全員がキッチンに集まりました。そして、晩ご飯のメニューを見た夫が、

え〜っ!!!!

と叫んだのですよ。

「これとこれだよ!」
「何が?」
「まさにこれとこれだった!」

夫の話を聞いて、私達全員が「え〜っ!!!」と叫びました。

うちの夫が勤めているツールショップには、毎日いろんなお客さんがやって来ますが、時にはお客さんと雑談もするのです。そして、その雑談の内容が食べ物や料理の話になると、夫は私のレシピサイトのことを教えるらしいのです。

サイトのアドレスを教えるだけじゃあなくて、一緒にサイトを見たりもするそうです。

その日来たお客さんとそういう話になったので、私のレシピサイトを教えました。そして、そのお客さんはサイトを見たんでしょう。そしてですね、これを作ってみたいと言って夫に見せた料理が、「ほうれん草の胡麻和え」と「大根と人参の酢の物」だったんですって。

本当かっ!!!

こんな偶然があるのかと、私達は驚きました。

私のレシピサイトには、現在3000以上のレシピを載せているんです。始めたのは2012年ですから、14年もやっているうちのこれだけの数になったんですけど。

それだけある中から、どうやってその2つを見つけたのでしょうか。「Spinach」(ほうれん草)とか「Daikon」(大根)というキーワードで探したとしても、たくさんある中からその2つを。

時々、不思議な事が起きますよねえ。信じられないような偶然で。


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2026年9月18日

災い転じて福となす

うちの夫の話題が続いていますが、今回の「騒動」については今日が最後です。良い結末になったので、もう少し書いておきたいのです。

どういう「騒動」だったのかは書くと長くなるので、長文記事「恨みを持つ人との確執と勝利」を読んでいただきたいんですけど。

簡単に言いますと、うちの夫が業務範囲を超えて、あるお客さんに親切心からしてあげたことを巡って、地域運営責任者であるXさんという人があれこれ批判するので言い合いになり、夫に対して「文書による警告」を出そうとしたという「騒動」です。

何度も書きましたが、夫が勤めるツールショップ会社には「6ヶ月間で3回文書による警告を出されたらクビになる」と言う規則があるのですよ。Xさんが警告の理由としたのは、「業務を利用してお客に個人的に商品を売り、領収書も発行せずに不正にお金を受け取った」ということでした。

しかし、実際に起きたのは不正行為でも何でもなかったんです。

その「あるお客さん」というのは、両手が不自由な高齢の男性でした。その人は、ある道具が買いたくてお店に来られたんですが、うちの夫が確認したところ、その道具はその人が使おうとしていた物には使えないことが分かりました。

うちの夫がいろいろ調べて、ある小さなアダプターを付ければ使えることが分かったので、夫はそのアダプターを個人的にアマゾンから購入して使えることを確認しました。夫から連絡をもらったお客さんは、大変喜んでお店から道具を購入しましたが、夫が個人的に買ってくれたアダプター代として、お金はいらないと言う夫に10ドルを受け取らせたという出来事でした。

1年前までは店長だったうちの夫と地域運営責任者のXさんとの間には因縁の過去がありまして、Xさんは夫を恨んでいるんです。些細なことを問題視して夫を批判し、うちの夫を辞めさせようと夫から多くの役割を奪い、何か理由を見つけると本部に報告して正式な「文書による警告」を出させて、夫を追い込んで来たわけなんです。

今回3回目の「文書による警告」を出されると、夫はクビになる可能性がありましたが、夫がツールショップ会社の社長に「親切心からしたことで罰を受けることになった」とメッセージを送ったことがきっかけで一気に解決したんです。

詳しい事情を知った社長から、直接Xさんに電話があったんです。Xさんが社長に何を言われたのか分かりませんけど、トラブルは終わりました。

実はですね、うちの夫と会社の社長は、長年直接メールや電話でやりとりをする間柄だったんですよ。うちの夫は、自分よりも一回り以上若いこの社長には一目置いていて、この人が成し遂げてきたことを尊敬しているんです。

会社が急成長し始めた10年前、ヴィクトリア州第1号店のオープンから関わって来たうちの夫とは、当時から直接連絡し合う間柄ではありましたが、夫がどこの誰かとも知らない他人に腎臓を提供した時に、関係はとても近いものになりました。夫の考えや行動に心を動かされた社長は、夫に特別な長期有給休暇をくれたのですよ。それについては、夫は繰り返し感謝して来ました。

関係が近いからと言って、Xさんから受ける扱いについて社長にいちいち相談したりしませんでしたが、今回3回目の「文書による警告」を出されるとクビになるわけですし、自分は何も間違ったことをしていないと思っていましたので、夫は社長に事実を知ってもらう必要があると思ってメッセージを送ったのです。


この出来事が起きた日の翌日に、社長から個人的なメールが届いたことは記事に書きましたけど、そのメールには、社長が夫の行為を称賛して支持しただけでなく感謝する旨も書かれていたわけですが、昨日もまた社長から新たなメールが届いたんだそうです。昨日のメールは、社長が夫側に立っていることを明確にする内容だったそうです。

全国に100以上の店舗を持つ会社の社長が、何千人もいる従業員のトラブルをいちいち把握しているわけがありませんが、今回の騒動をきっかけに社長はうちの夫とXさんとの間で起きていることについて知ることになったのです。

どうやら、これまでにXさんが出させて来た「文書による警告」についても確認したようです。「何でこんなことを理由に警告を出したのか?」と呆れるような理不尽な理由で「文書による警告」が出されていたことも分かり、社長も腹が立ったのではないでしょうか。

昨日、社長は夫が勤める店の新店長(Xさんの子分)に対して、お客さんがうちの夫に受け取らせた10ドルを夫が受け取るようにしろと直接指示を出した後、再び夫にメールを送って来たのです。

そのメールには、今度Xさんとの間に何かトラブルが起きた時には、社長自身かヴィクトリア州の運営トップであるWさんに直接連絡してくださいと書いてあったそうです。

うちの夫は、社長への感謝の返信の中に、自分の献血のことも書いたそうです。「次の献血が100回目になります。ツールショップのユニフォームを着て行って記念写真を撮ってもらいます」と書いたらしいです。

人のために役立つことをしたいと常々言って行動しているうちの夫のことを知っている社長は、100回目の献血と聞いてまた心を動かされたに違いないです。Xさんのせいで夫がクビになる可能性は、ほぼ無くなったと言えるでしょう。


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2026年9月17日

今日から4人家族

うちの娘から、水曜日の夜に家に帰るという連絡はもらっていました。きっと何か用事があってこっちに来るから泊まるんだろうと思っていたら、大荷物を持って帰って来ました。今日からしばらくは、この家に寝泊まりするんだそうです。

度々話題にしていますが、うちの娘は昨年の12月からホームレス暮らしなのですよ。ハウスシッターをする時もありますが、友人の家に間借りしていることが多いです。その友人の家に、友人のご両親が泊まりに来ることになり、間借りしている部屋を空けなくてはいけなくなって、寝泊まりする場所がなくなったのでこの家にやって来たようです。

私達の家には予備の寝室がないので、娘はまた居間に布団を敷いて寝ることになります。

…と、今これを書きながら「もしかしたら…」と思って洗濯機を見に行って来ました。思ったとおりです。洗濯機は、

娘の洗濯物でいっぱいでしたよ!

この家に寝泊まりしにやって来る度に、大量の洗濯物を持って帰ります。ついでだから、娘の分も一緒に洗ってあげますけど、洗濯機の上までパンパンに詰まっているってことは、今日は洗濯機を2回は回さなくてはいけませんよ。

まあね、私の手間は干すだけですから、やってあげますけど。

娘が勤めている精神科病院は、この家から行くと遠いです。駅まで歩いて行って、2つの電車を乗り継いで病院の近くまで行き、そこからまた歩くわけで。7時過ぎに家を出ましたけど、娘が起きたのは10分前でした。起きて、着替えて、突風のように出かけて行きましたよ。

寝癖がついた髪の毛を直したりもせず(帽子をかぶるから大丈夫なんだそうです)、メイクをすることもなく、朝ご飯も電車の中で食べるらしいので、出勤10分前に起きても間に合うんですね。

「忘れ物をしていなければいいけど」と思ったら、布団の横のテーブルに充電中のiPhoneが置いたままでした。

やっぱりな…


ところで、連日話題にしているうちの夫ですが、仕事が休みだった昨日は同じツールショップに勤める同僚で心友でもあるCさんと近くのカフェで一緒にお昼ご飯を食べ、牡蠣の養殖場のことや嫌がらせを続けるXさんのことなどを聞いてもらって、ストレスを発散したようなんですけど。

話をしていた時、ツールショップ会社の社長から個人的なメールが届いたそうです。昨日の記事に書いた出来事について、夫の行為を称賛し支持するだけでなく感謝する旨が書かれていたそうです。そのメールのおかげで、夫は気持ちがすっかり晴れたようですよ。

夫が助けになりたいと思ったそのお客さんは、両手の不自由な高齢の男性だったそうです。社長は、夫が業務範囲を超えてそのお客さんにしてあげたことを評価するにとどまらず、夫がアマゾンから買ったという小さなアダプターを自分達のお店でも販売することにしたと書いてあったそうです。

私は、夫にメンタルが落ち着くまで休んだ方がいいと言って来ましたが、心友のCさんからもそう言われて今日は休むつもりだったんですけど、今日はセールがあるから売り上げを伸ばすチャンスだと言って出かけて行きました。

夫が勤める店舗には、今日もまたXさんが来ることになっているそうなんですけど、夫とXさんは一発触発状態ですからね、どうなることやら。

「Xさんはねえ、アナタに3回目の文書による警告を出す理由を探しているんだから、注意しなくちゃあダメよ!」とは言っておきましたけど。今日もまた、何かが起きるかもしれません。


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2026年9月16日

恨みを持つ人との確執と勝利

水曜日は仕事が休みのうちの夫は、今朝は元気に献血をしに出かけて行きました。全血献血は12週間に一度しか出来ないんですが、血漿(けっしょう)献血には2週間おきに行っているんです。今日の献血は99回目、あと1回で100回達成です。

最近メンタルが不安定になっていた夫ですが、今朝はすっかり普通でした。好きなことをする時は誰だって気分が良くなりますけど、気分が良くなったのには、

別の理由があったのですよ!

うちの夫が、勤めているツールショップで店長を辞めさせられて以来、次々に責任のある仕事や役割を奪われて、ついにはお客に商品を売る仕事以外は一切何も出来ない状況になっていることは度々話題にしていますが。

これはね、夫の勤める店舗がある地域の運営責任者であるXさんという人の一存で行われて来たことなんですよ。Xさんは、うちの夫のことを嫌っているんです。以前、うちの夫の指摘によって退職に追い込まれた経緯があるんだそうで。

再雇用されたXさんは、店長だったうちの夫よりも上の立場の役職に就いたので、その立場と権力を使って恨みを持つうちの夫を辞めさせるために、嫌がらせをしているのは明らかなんです。

普通の人なら、夫のような状況に追い込まれたら転職するだろうと思いますけど、うちの夫は目が見えなくなって来ていますし、車の運転が出来ませんからね、転職は難しいわけです。この仕事を辞めるわけには行かないのですよ。

夫がなかなか辞めないので、Xさんは強制的に辞めさせることを考えているに違いないんです。辞めさせるには合法的な理由が必要ですからね、「6ヶ月間で3回文書による警告を出されたらクビになる」という会社の規則を使おうとしているんだと思うんです。

だから、どんな些細なことでも「文書による警告」の理由になりそうなことを見つけると、Xさんは本部に報告するんです。例えば、夫が腎臓を提供する手術を受けた後、医者から仕事に復帰しても良いという許可がまだ出ていないのにお店の様子を見に行った時にも、それを「規則に従っていない」と本部に報告し、夫は警告を受けました。

6ヶ月間に3回もの警告はなかなか出せるものではありませんが、つい先日夫は2回目の警告を受けたんですよ。1回目の警告は、若い新店長の誤解が原因だったのに夫はそのまま受け取っていました。先日の2回目は、売り上げが目標に達していないという理由でしたが、不況の現在そんな人はいっぱいいます。

しかし、2回目が出されたので、あと1回出されたらクビなんです。Xさんは理由を見つけたかったはずなんです。どんなに小さなミスでも見逃せません。そして火曜日の昨日、Xさんはうちの夫に3回目の警告を出す理由を見つけたのです。「業務を利用してお客に個人的に商品を売り、不正に利益を得た」という理由です。

これでもうクビ確定!

しかしね、実際の話はこういうことだったんですよ。


先日、お店にあるお客さんがやって来ました。両手が不自由なそのお客さんがやりたいと思っている作業のためには、ある道具が必要でした。その道具はお店で売っていたんですが、夫がよく話を聞いて確認したところ、その道具はお客さんが持っている物には使えないことが分かったそうです。

お客さんはガッカリしましたが、夫が調べると「ある小さなアダプター」を付ければ使うことが出来ると分かり、夫はアマゾンでそのアダプターを何個か買ったんだそうです。私の小指よりも小さなノズルのような金具で、値段も大した額ではありませんでした。

夫から連絡をもらったそのお客さんが、昨日お店にやって来ました。大変喜んで、買おうと思っていた道具をお店から購入しました。そして、夫が買ってくれた金具の代金として10ドルを渡そうとしました。夫はお金を受け取ることは遠慮しましたが、お客さんがどうしても受け取ってくれと言って譲らないので、10ドルはもらったんだそうです。

この時、偶然Xさんがお店に来ていて、一部始終を見ていたんですよ。お店には、誰のものか分からない小銭などをスタッフ皆んなで使う目的で貯める貯金箱のような瓶があるそうなんですが、Xさんが10ドルはその瓶に入れるべきだと言うので、夫はその10ドルをそれに入れたそうです。


以上が実際に起きたことです。

ところが、Xさんが「頼まれてもいないのにそんな金具を買った」と夫の行為を批判したので、夫と言い合いになったそうです。頼まれなくても、お客さんの助けになりたいと思うことのどこが悪いのか。結果的にお店は道具を売ったので利益を上げたわけだし、何の迷惑も損害もかけていないと夫は言います。

Xさんは、夫がお客さんから領収書も発行せずにお金を受け取ったことに気づきました。夫に3回目の警告を出す理由になります。Xさんは、うちの夫が「業務を利用してお客に個人的に商品を売り、領収書も発行せずにお金を受け取った」という本部への報告を書き始めたそうです。

ところが、実はですね、うちの夫はツールショップ会社の社長とはお互いをよく知る間柄で、直接メールや電話でやりとりし合う関係だったんですよ。Xさんに対する不満や反感を社長にいちいち直訴したりはしませんけど、昨日は「親切心からしたことで罰を受けることになった」とメッセージを送ったんだそうです。

すぐに返事があったので、電話で詳しい事情を説明したそうです。

いいですか皆さん、実際に起きたことは「業務を利用してお客に個人的に商品を売り、領収書も発行せずにお金を受け取った」と聞いて考えられる不正とは、

大違いなんですよ!

うちの夫が社長と話をした直後に、Xさんの携帯に誰かから電話がかかって来たそうです。Xさんの言葉遣いや話しぶりから、相手は社長本人だったと思われます。「はい... はい... はい…」声は次第に小さくなり、頭は下がって行って、電話が終わるとXさんは何も言わずそのまま帰って行ったそうです。

役職上の権力を持っているXさんが自分の勤務評価や労働環境を支配している状況では、うちの夫に勝ち目はありませんけど、今回のことは明らかにXさんが悪意を持って事実を曲げて報告しようとしたわけですからね、夫の勝ちで終わったようです。気分が良くなるわけですよ。

「アナタね、これではっきり分かったと思うけど、Xさんはアナタを辞めさせる次の理由を探すわよ。もうトロリー(手押し車)を蹴ったりしないでください!」
「はい、もう蹴りません。足の爪が割れて青あざが出来るのは、もうゴメンです」

昨日の記事「心配していたことが起きた」で書いた「ヤバいこと」というのは、他のスタッフが使っていたトロリー(手押し車)の音がうるさいと突然激昂した夫が、それを使っていたスタッフに大声で怒鳴り、使っていたトロリーを激しく蹴ったという出来事でした。

いやあ、これをXさんに目撃されていたら、3回目の「文書による警告」は避けられなかったでしょう。


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2026年9月15日

心配していたことが起きた

最近しょっちゅう睡眠薬のお世話になっています。睡眠が上手く行かないのは、やはりストレスのせいだと思います。ストレスの原因はうちの夫のことです。メンタルが不安定なのですよ。

今月下旬から、再びクイーンズランドのモートン島で従弟がやっている牡蠣の養殖場の手伝いに行くはずだったんですが、急に従弟から「来てもらわなくいてもいい」と言われて、養殖場の経営改善のために設備を導入するプロジェクトも、夫の目のことを理由に夫には任せられないと言われまして。

うちの夫が遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」で目が見えなくなって来ていることはこのブログで度々話題にしていますが、近い将来、目が見えなくなることは確実なんです。その時が来るまでの最後に、何かやりがいを感じることに取り組みたかったんだそうです。それが牡蠣の養殖場のプロジェクトだったわけで、だからあんなにのめり込んで計画作りに取り組んだのですよ。

ツールショップは10月くらいには長期休職か退職するつもりだったようですけど、すべてが水の泡と消えてしまいまして、従弟が設備を導入する気があるのかどうかも分からなくなっているそうです。期待していたことも夢見ていたことも突然あっけなく消えてしまったら、そりゃあまあガッカリしますよね。

生活のためにはツールショップで働き続けるしかないわけですが、ツールショップでは店長というリーダーとしての役割を奪われて、スタッフの指導や店舗の運営に関わる仕事も一切するなと言われて、どんどん脇へ追いやられているので、イライラが溜まっているのです。


そして、うちの夫には双極性障害という問題もあります。「躁状態」の特徴の1つが、怒りやイライラを抑えられなくなることです。普段は穏やかな性格なのに、人が変わったように「突然激昂してキレる人」になるのですよ。些細なことが原因になります。私に対して大声を上げたことが何度もあります。

昨日、お店でそういう状態になって「ヤバいこと」をしてしまったようです。息子から連絡をもらって、私は大変心配しました。仕事をクビになって帰って来るんじゃあなかと思いました。これまでに、そういうことが何度かありますので、私が一番心配しているのがそれなんです。

もしもクビになったら、目が見えなくなって来ている夫には、再就職が難しいです。それに、メンタルが不安定になっている時は、失業だとか経済的な問題といった大きなストレスに耐えられませんから、「うつ状態突入」というのがいつものパターンです。

何度もそういう状況を乗り越えて来ましたけど、今は歳も歳だし、目のことがありますからね、どうやって乗り越えるか私には想像も出来ません。昨日はクビにはなりませんでしたが、私は「文書による警告」が送られて来ないことを祈っています。

夫が勤めるツールショップ会社では、6ヶ月間に3回「文書による警告」をもらうとクビなんだそうですが、つい先日2つ目をもらったんですよ。売り上げが目標に達していないという理由で。昨日の出来事を理由に3つ目が送られて来たらアウトです。

今朝は何度も深いため息をついていましたから、しんどいのだろうと思いました。メンタルが落ち着くまで病気休暇を取って休んだらどうかと私は言ったんですが、夫は仕事に行きました。明日の水曜日は休みです。楽しみにしている献血に行く日です。

落ち着くにはいい休みになるはずです。


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2026年9月14日

異常な椿の木とポッサムのこと

暦の上では春でもまだまだ寒い日が続くメルボルンですが、土日は暖かくて春らしい天気でした。昨日の最高気温は25度近かったんですよ。久しぶりに洗濯物を外に干しました。物干し場にはほとんど日が当たりませんので、タオル類は乾きませんでしたけど、洗濯物を外に干すは気持ちが良かったです。

裏庭に出たついでに、また掃き掃除をしました。裏庭の掃き掃除は毎週1回以上やっていますが、つい先日きれいにしたばかりだったのに、こんなことになっていたんです。


椿の木が異常なんです!

「掃いても掃いてもキリがない」と言う記事を書いたのは1ヶ月以上前のことです。裏庭には6本の椿の木があるんですが、そのうちの3本は椿としては巨木です。

そのうちの1本は、これまで花をつけているのを見たことがなかったんですけど、今年の7月の終わりに花が咲いているのを見て、初めて椿の木だったと気づいたわけなんです。その木が毎日大量の花を落とし続けているんです。

1ヶ月半も過ぎ、そろそろ花も減るだろうと期待していたのに、昨日の時点でまだこういう状態ですよ。


よく見るとまだまだたくさんの蕾を付けているのが分かります。何年も花を咲かせずに蓄えたエネルギーを、今年一気に発散しているんでしょうか。すでに何千個もの花を咲かせたと思いますけど、まだ終わりは見えません。全く異常です。

この木の隣りには、毎年赤い花を咲かせる椿の木がありますが、今年は花が少なめです。少なめと言ってもこれまでの年との比較ですからね、現在はこんな感じで、この木も毎日たくさんの花を落としています。


椿の木は、裏庭だけじゃあなくて前庭にもあるわけでして、大変過ぎる掃除のせいで、私は椿(カメリア)っていう植物が大嫌いになりましたよ。


ところで、先月のことなんですが、洗濯物干し場の近くにポッサムのうんちが落ちているのを見て、「今年もまた始まったか」とさらにウンザリしたんですけど、思っていたのと違う状況になっています。

昨年は、うっかり歩けないほどの大量のうんちが落ちていて、うんちが柔らかいうちは掃き取れませんからね、私は棒を使って集めたりもしたんです。あまりに量が多かったので、ポッサムが大発生しているのかもしれないと思ったりもしたんですけど。

今年は激減しているんですよ。昨日は、最後に掃き掃除をしてから1週間ほど経っていましたから、きっとたくさん落ちているだろうと覚悟していたんですが、うんちはわずかしかありませんでした。すでに乾燥していたので、ほうきで簡単に掃き取れました。

もしかしたら、

私の判断が実を結んだのかもしれません!

昨年あまりにウンザリしたのでね、どうすればこの場所にポッサムが来なくなるかを考えたんですよ。そこには大きな木が1本あって、その木が隣りの家の屋根と私達の家の屋根と垣根を結ぶ橋の役目を果たしていたので、ポッサム達の通り道になっているんじゃあないかと思ったのです。

それで、うちの夫に頼んで大きな枝を何本か切り落としてもらったのです。現在は、木と屋根はこれだけ離れています。これだけ離れていると、ポッサムも簡単には屋根に飛び移れませんから通り道にはなりません。そうなるとこの木にやって来る理由がなくなりますよね。


毎日この木のルートで移動していたポッサム達は、今年は別のルートを使っているに違いないです。だからうんちが減ったのでしょう。

この大きな木は隣りの家の木です。この木がないと我が家の物干し場にも日が当たるんですよ。上の写真は太陽の出る北の空で、物干し場に日が当たるのは屋根と木の枝の間を太陽が通るわずかな時間だけだということが分かっていただけると思いますが。

隣りの家も賃貸住宅です。どの不動産屋が管理しているのかが分かれば家の持ち主を見つけることは出来るでしょうけど、そこまでして持ち主と木を切る交渉をする気もありません。我が家の屋根に近い枝は、私達の判断でもう少し切り落としてもいいかなと思います。


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2026年9月13日

お隣りのテイラーさん

私達家族は、現在住んでいる家に引っ越してくる前の10年間は、山の中の家に住んでいたんですが、その隣りの家に住んでいたのがテイラーさん夫婦です。旦那さんのドンさんは高校の数学の先生をされていたそうで、奥さんのミリアムさんは小学校の先生でした。現在はお二人とも80代です。

テイラーさんの家と私達が住んでいた家は、フェンスを挟んですぐ隣りでしたが、訪問し合うにはお互い一旦道路まで出なくてはいけなくて、それぞれ家から道路まで距離があったので、坂道をかなり歩かなくてはいけませんでした。

それでも、ドンさんはしょっちゅう私達の家にやって来ました。釣りが趣味のドンさんは大きなボートを持っていて、よく息子さん達と海に釣りに行っていたのですが、釣って来た魚を私達にくださるのです。自分でちゃんと切り身にしたのを持って来てくださるので、私は嬉しかったです。

魚だけではなく、庭で採れた果物や野菜も良く持って来てくださいました。グレープフルーツだけはいらないと何度も断ったのに、「誰ももらってくれないから食べてくれ」と言って持って来られるので困りました。

ドンさんは、心の底から親切な方です。

うちの娘がハイスクールの時に、数学で困っていると聞いた時は教えに来てくださいました。1回教えてもらって分からなかったことが理解できた娘は、試験で良い成績が取れました。

私が回転する目まいで倒れて救急車を呼んだ時には、懐中電灯を持って家の外を走るうちの夫に気づいて事情を聞いてくださって、雨が降る中、道路脇に立って救急車が来るのを待ち、家まで誘導してくだいました。

うちの夫の目の病気を知った時も、夫がうつ状態になって苦しんでいた時も、本当にいろいろと気遣ってくださいました。夫のことだけでなくて、私のことを気遣ってくださるので本当に有難かったです。

私がテイラーさん夫婦に最後に会ったのは、うちの夫の父親の「80歳の誕生日パーティー」でした。今年の6月のことです。私達が住んでいた家には、現在は夫の父親と中国人の奥さんが住んでいて、夫の父親とドンさんは良い友人になっているそうなんです。

パーティーで久しぶりに会ったドンさんは、とても痩せていました。そして、顔色が黄色い灰色だったので、私は肝臓が悪いのではないかと思ったのですけど、ドンさんは自分は健康だし、痩せたのは膝が痛むからダイエットをして体重を落としたのだと言っていたんですが。

先日、ドンさんが血液のがんだと聞きました。がん細胞が蓄積した肝臓は、もはや手の施しようがない状態なんだそうです。やはり肝臓が悪かったのだと思いました。

うちの夫の話によると、ドンさんは持ち物の整理を始めたそうです。そして、ジェネレーター(発電機)が故障していることが分かって、2週間ほど前ですが、うちの夫に修理を頼んだのです。夫とドンさんは道具を貸したり借りたりする仲でしたし、夫が機械の修理が得意なことも知っているのです。

夫は頼まれてすぐに修理にしに行きましたが、部品がないと直せなかったそうです。注文していた部品が届いたので、昨日の朝、もう一度修理をしに行きました。ジェネレーターはすぐに直ったそうです。「ドンさんの様子はどうだった?」と私が聞くと、「元気そうだったけど弱って来ている」と夫は言いました。

そして、昨日は息子さんが来られていたそうです。お父さんのドンさんと釣りに行くんだとおっしゃったそうです。「For one last time」(最後にもう一度)とおっしゃったそうです。昨日は暖かくて穏やかな天気でしたから、父と息子で釣りを楽しまれたはずです。

夫は、修理のお礼に庭で採れたオレンジを袋いっぱいもらって帰りました。毎年ドンさんにもらって食べていたオレンジです。小ぶりですが味の濃い美味しいオレンジなんです。

そのオレンジを食べながら、私はいろんなことを思い出しました。よい思い出しかありません。


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2026年9月12日

良いニュースが2つ

気分が沈むような話が続いていましたが、今朝は良いニュースが2つあります。

1つは、うちの夫が元気そうなことです。水曜日に元気が無くなってほとんど喋らなくなり、このまま「うつ状態」突入かもしれないと私は覚悟していましたが、今朝の様子から判断すると大丈夫のようです。

今日は仕事が休みなので、以前住んでいた家の隣人テイラーさんに頼まれたジェネレーターの修理をするんだそうです。先ほど夫の父親が迎えに来たので、道具を積んで出かけて行きました。

私達が以前住んでいた家というのは義妹(夫の妹)が所有する家で、現在は夫の父親と中国人の奥さんが住んでいるんですが、テイラーさんのジェネレーターの修理が終わったら、その家の修理や草切りもすることになっているそうです。

DIYの達人であるうちの夫は、目のせいで出来ないことも増えていますが、得意な仕事に取り組んでいれば牡蠣の養殖場への失望感もまぎれるでしょう。

「じゃあ、行ってきま〜す」と日本語で言って出かけましたけど、その言い方も声の調子も大きさも「大丈夫そうだな」と思えるものでしたから、私はホッとしました。


そしてもう1つの良いニュースは、夫と同じツールショップに勤める同僚で、夫の親友でもあるCさんのことです。この人の物忘れについては、これまで何度も話題にしているんですが、「物忘れ」というレベルじゃあない状況になって来ているんですけど、仕事上の問題も起きていたんです。

Cさんの仕事ではフォークリフトの運転が出来ることが不可欠なのですが、フォークリフト免許の有効期限が近づいていることを忘れ続けて、ついに免許が切れてしまったんです。

オーストラリアではフォークリフト免許は5年間有効で、運転免許と同じように有効期限が切れる前に更新の手続きをすれば簡単に更新してもらえるんです。うっかり期限を過ぎてしまっても、一定期間内なら学科試験や技能試験を受けずに更新してもらえるんですけど。

Cさんは更新手続きをしなくてはいけないことを忘れ続けたために、免許を取り直さなくてはいけなくなったのです。この間、ずっと「無免許運転」状態でしたが、店長はこれを把握していませんでしたから、普通に仕事をしていました。

ゼロからの受験となってしまったCさんは、フォークリフト免許講習の予約を入れましたが、そのことを忘れて別の予定を入れてしまったために講習に行けませんでした。そういうことが2回もあったんですよ。

そしてついに、店長がCさんのフォークリフト免許が切れていることを知ることになり、Cさんは免許を再取得するまでは部署の責任者から降格となりました。

ところが、その後も免許講習の予約を入れるのを忘れるので、うちの夫が何度も思い出させて予約を入れさせ、やっと昨日の金曜日に講習を受けることになっていたんです。

フォークリフトの運転に関してはベテランですからね、技能試験は問題なく合格すると思われましたが、記憶力の問題から学科試験を心配したCさんは、木曜日に仕事を休んで勉強したそうです。勉強して覚えた内容を一晩寝たら忘れるんじゃあないかと、うちの夫も息子も心配していましたけど。

とにかく、この講習を逃すわけには行きませんから、夫は何度もCさんに金曜日に講習があることを思い出させたそうです。「そこまでするか?」というレベルなんですから、そこまでしなくちゃあいけないんです。

そして昨晩、Cさんから無事に学科試験も技能試験も合格し、フォークリフト免許を再取得できたとの連絡があったそうです。

良かった、良かった。


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2026年9月11日

大きな失望感と気分の落ち込み

昨日の記事で、うちの夫がクイーンズランドのモートン島で従弟がやっている牡蠣の養殖場の手伝いに行くことになっていたのに、突然行かないことになってガッカリしているという話を書きました。そして、気分が沈んでいても料理をした後の片付けはちゃんとやってもらいたいという話を書いたんですけど。

昨日の時点では私が知らなかったことがあったんです。

夫はモートン島に行かないことが決まった翌日の水曜日は仕事が休みで家にいましたが、一日中ほとんど喋りませんでした。ガッカリしているんだろうと私は思っていたんですが、今思えば手伝いに行かなくなっただけにしてはあまりにも元気がなかったのです。

昨日の朝はさらに元気がなくなっていて、夕方仕事から帰って来た時には明らかに様子がおかしかったです。昨日は、勤めているツールショップで売り上げが目標に達していないことを理由に会社から「書面による警告」をもらったそうです。夫の勤める会社では「書面による警告」を6ヶ月間に3回もらうとクビになります。

気持ちが沈んでいる時にそんなものをもらうと余計に気持ちが沈むのは当たり前ですけど、それにしてもあまりに元気がないので話を聞いてみると、実はもっと気持ちが沈むような出来事があったのでした。

牡蠣の養殖場の経営改善計画ですけど、経営改善のために必要な設備を導入することが決まったら、大学の先生でもある多忙な従弟に代わって島に常駐する運営責任者が必要なわけですよ。うちの夫は、それを自分がやりたかったのです。

勤めているツールショップを長期休職するか退職してでも行くつもりだったようですけど、従弟から夫の視力を理由に断られたんだそうです。うちの夫が遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」で目が見えなくなって来ていることは度々話題にしていますけど、車の運転が出来ずボート免許の取得も出来ないうちの夫には運営を任せられないと言われたそうです。

夫の目のことは最初から分かっていたことですから、もっと早い段階ではっきり言ってくれていたら、夫もいろいろ期待したり夢見たりすることもなかったし、経営改善計画だってあそこまでのめり込んで取り組んだりもしなかったでしょう。


双極性障害のうちの夫はですね、最近は自分でも「躁状態」だと言っていましたが、毎日エネルギーに満ち溢れていて、養殖場の経営改善計画にのめり込むように取り組んで来たわけですけど、双極性障害っていうのは「躁状態」の後には「うつ状態」が来るのです。

気持ちが沈むような出来事がきっかけで「うつ状態」になってしまったことが度々ありました。薬のおかげで「躁状態」も「うつ状態」も極端にひどい状態にはなりませんけど、「うつ状態」になると仕事に行くのがつらくなりますから大変なのです。

2日間ほとんど喋らなかった夫ですが、今朝はこれまで私に教えてくれていなかった話もしてくれました。

今回手伝いに行かないことが急に決まった理由は、従弟の妹夫婦が手伝いに行くことになったからという理由でしたけど、妹夫婦が手伝いに行くという話は現時点では決まっていないことが別ルートから分かったそうです。

事業の出資者でもあるドバイ在住の義妹(夫の妹)が来ることは確かなんですが、義妹とパートナーの手伝いだけでは今回の大量の収穫作業は不可能なので、従弟がどうするつもりなのか誰も知りません。

私はね、従弟のメンタルヘルスも心配していますよ。大学の先生でもある従弟は養殖場とのかけ持ちで非常に多忙なわけですが、共同出資者かつ共同経営者だった奥さんとは現在離婚協議中なんだそうです。

養殖場は経営継続が困難なため売ろうとして来たわけですが、売れない状況が続いていますし、収穫作業をしないわけにもいかないし、従弟は身体的にも精神的にもすごいストレスを感じているはずです。

将来的にこの牡蠣養殖事業に夫が関わることは出来なくなりましたが、視力のことは私が繰り返し指摘して来た問題ですから、予測出来たことではあります。私は正直言って無理だと思っていました。

もしも、夫が作った経営改善計画も無駄になって、夫が夢描いていたことが何も起きないということになれば、さらにガッカリするでしょうね。たとえそうなっても、そのせいで「うつ状態」にならないように気持ちを入れ替えて、何か別のプロジェクトに取り組んで欲しいです。


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2026年9月10日

気持ちが沈んでいても

昨日の記事に、うちの夫が再びクイーンズランドのモートン島で従弟がやっている牡蠣の養殖場の手伝いに行くことになったという話を書いたばかりなんですが、行かないことになったそうです。

ドバイ在住の義妹(夫の妹)とパートナー、そしてうちの夫の3人が手伝いに行くことになっていたのに、従弟の妹夫婦が来ることになったので、うちの夫が遠いメルボルンから行く必要はなくなったと連絡があったそうです。

3週間も仕事を休む件では、まだ全部は許可がもらえていなくて交渉中だったそうですが、もう休む必要はなくなりました。8月に行った時は、この妹夫婦が行くはずだったのにドタキャンしたせいでうちの夫が急遽行くことになったんですけど、今回またドタキャンしても、もう夫が仕事を休んで行くことは出来ません。

モートン島に行かないことになって、夫は明らかにガッカリしています。養殖場の経営改善計画作りにのめり込んでいましたしね、今回はこの事業の出資者でもある義妹が来るので行きたかったようですけど。ガッカリし過ぎて何もする気にならないのか、仕事が休みだった昨日は一日中退屈そうで、テレビを観たり昼寝をしたりしていました。


そして、昨日の晩ご飯なんですけど、うちの夫が作ることになっていたんですが、養殖場の件でガッカリしたことが影響したのかどうかは分かりませんが、晩ご飯は前夜に漬け込んでいた鶏肉をオーブンで焼いたの以外は、炊飯器で炊いたライスと「シルバービート」(Silverbeet)と呼ばれる巨大なほうれん草みたいな野菜を蒸したものだけでした。

ほとんど手間がかからない料理ですから、夫は鶏肉が焼けるまでテレビを観ていましたが、完全に目を離していたせいでシルバービートを蒸していた鍋の水が無くなり、野菜から出た汁が焦げついて鍋が真っ黒になってしまったんです。シルバービートは蒸し過ぎて茶色っぽくなり、歯がなくても飲み込める柔らかさになっていました。

でも、それはいいんです。鶏肉も美味しかったんです。問題はですね、食べ終わった後に、夫がいつものように居間に行ってしまったことでした。キッチンには脂まみれのオーブントレーや使った道具類、包丁やまな板や切りかけの唐辛子や、真っ黒になった鍋が残されているわけですよ。

誰が片付けるんだよ!

息子は、自分が使った食器を食器洗い機に入れると自室に行ってしまいました。夫は、自分が使った食器すらテーブルに放置したままでした。これを見て、私は絶対に片付けをしないと心に決めましたよ。

だってね、ここで私が片付けをしてしまうと「放っておけばヒロコがやってくれる」と夫に思わせてしまうでしょう?片付けのことを指摘すると怒る可能性があったので、私は何も言いませんでした。

しばらくテレビを観ていた夫ですが、キッチンから物音が聞こえたので片付けをしているんだろうと思ったんですけど、私が寝る前に行った時には、包丁やまな板や切りかけの唐辛子や使った道具類がそのままでした。私が片付けてあげようかなとも一瞬思いましたが、しませんでした。

そして今朝、出しっ放しだった物はそのまま、朝食を作るのに使ったアボカドの皮やバターの容器も出しっ放しのまま、夫はテレビの前に座りました。出勤時間が来るまでテレビを見るつもりでしょう。このままでは私が片付けをする羽目になると思って、私はどういう言い方をするべきか熟考してから言いました。

「キッチンの片付けは私にやって欲しいの?」

夫は一瞬黙った後、「いや、ボクがする」と言いました。そして、本当にちゃんと片付けをして、真っ黒の鍋も洗ってから仕事に行きました。

こういう時、以前の私は少なからず罪悪感を感じたものなんですよ。やってあげればよかったなと。でも、やってあげると夫は私がやってくれると期待しますからね、結局いつまでも片付けを私がやり続けなくてはいけないわけです。

夫が料理をすることが増えるのは歓迎しますけど、片付けまでちゃんとやらないのなら料理なんてして欲しくないですから。料理をする時は「片付けもちゃんとやるのが当たり前」になって欲しいのです。

牡蠣の養殖場の件でガッカリして気持ちが沈んでいたんだとは思いますけど、片付けはやってもらわないと困りますからね、「私が罪悪感を感じる必要はない」と自分を励ましています。


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2026年9月9日

またまた手伝いに行くそうです

うちの夫が、今月下旬からまたクイーンズランドのモートン島で従弟がやっている牡蠣の養殖場の手伝いに行くそうです。

10月にもまた行くという話を以前聞いていたので、どうなっているのかと聞いたら、もう出発日も帰って来る日も決まっていたのでございますよ。そういうことは、決まった時点で私に教えるべきなのに教えなかったのは何故?

私には言いにくい事情があったのか、私への影響など考えもしなかったのか。

今回は収穫予定の牡蠣の量が大変多いので、2週間以上の滞在になるそうです。この事業に出資しているドバイ在住の義妹も来て手伝うそうです。そして、牡蠣の養殖場の手伝いが終わった後は、父親主催の家族旅行でバイロンベイにも行くそうなので、3週間も仕事を休むんだそうですよ。

モートン島の牡蠣の養殖場へは、4月と7月と8月にそれぞれ2週間ずつ手伝いに行っていますから、これが今年4回目になります。8月に行った時には有給休暇が足りなくて病気休暇を使ったらしいのに、今回はどうやって行くんですか?

夫は「まだ有給休暇が残っている」と言うんですけど、3週間も休むんですよ。詳しい話を私に教えてくれない理由は、そのへんにありそうです。そもそも、会社に雇用されている従業員の夫が、こんなに仕事を休んで許されるんですか。普通ありえませんよねえ。

有給休暇ではなくて無給休暇なんじゃあないかと私は疑っているんですけど、そうだとすると牡蠣の養殖場の手伝いは「手伝い」なんですから報酬をもらうわけではありませんからね、私達の暮らしは大丈夫なのかと心配になるわけです。


最初は手伝いだったのに、従弟の牡蠣の養殖事業については夫が経営改善計画を作るほど足を突っ込んでいて、いろいろ夢見ているようなんですけど。

大学の先生でもある従弟はモートン島に定住することが出来ないために、経営を継続することが困難だから養殖場を売りたいわけです。売りたいのになかなか売れないのは、人の労働に頼り過ぎているやり方が問題だということなんですけど。

詳しいことを聞いていない私にはよく分かりません。夫は自分がやりたいことが最優先で私の意見には関心がありませんし、私も暮らしに困窮するようなことにならないのなら受け入れるしかないと思っています。

仕事が休みの今日は、晩ご飯を夫が作るそうです。昨日の夕方、仕事を終えた後、材料の買い物に行き、一晩漬け込んでおく必要があった鶏肉の仕込みをやっていました。滅多にないことですよ。

私の機嫌取りだとすると、

やっぱり何か事情があるに違いない…


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2026年9月8日

ニワトリ事件の続きがあった

日曜日は父の日だったんですが、うちの夫は仕事でした。その日は、父の日のお祝いに息子が一人で子羊肉のロースト料理を作り、娘は晩ご飯前に犬を連れてやって来たという話を、昨日の記事に書きましたけど。

娘が連れて来たのは、ハウスシッターをしている家の犬2匹でした。飼い主は知り合いなので、この2匹の犬の世話をしたことは何度もあるんです。娘は、日曜日は仕事が休みでしたし天気も良かったので、2匹の犬を連れて義母(娘の祖母)の家までドライブしたのだそうです。

義母の家は田舎にあって広い牧場があるんですよ。以前は趣味で牛や豚を飼っていたこともありますが、今は何もしていません。牧場の丘の上で、時々屋外パーティーをするだけです。


犬達にとっては思いっきり走り回れる場所だし、祖母は娘に会いたがっていましたので、楽しい訪問になるはずでした。

前回、大きい方の黒犬(レトリバー系)を連れて祖母の家に行った時、黒犬が家の中でおしっこをしたので、祖母は犬を家に入れることを許可しませんでした。それはいいんです。娘も分かっていました。家の中に入れられないので、家の外の柵で囲まれた場所に入れたそうです。

ところが、小さい方の白犬(ジャックラッセル系)が柵の下の隙間から外に出てしまったのです。娘があわてて白犬を捕まえて、柵の中に残っていた黒犬と一緒に別の場所に移そうとした時です。黒犬が柵の外に飛び出して、一目散に走って行ってしまったんだそうですよ。

走って行ったターゲットは、同じ敷地内に住んでいる義弟家族が卵を産ませるために飼っているニワトリでした。その時は、小屋の外に出していたようです。

黒犬は一目散に走って行ってニワトリに襲いかかり、ニワトリをくわえて振り回しましたが、羽が飛び散りましたけど死にはしなかったそうです。ニワトリが無事だったのでやれやれと胸をなでおろした娘は、2匹の犬を連れて我が家にやって来たのです。

しかし、この話には、

続きがあったんですよ…


義弟家族は、現在スペイン人の奥さんの実家があるイビサ島に行っているので、旅行中に飼い犬のビシューの世話と留守番をしてもらうために、ハウスシッターに住んでもらっているんです。そのハウスシッターの女性というのが、ちょっと変わった人なんだそうですよ。

ニワトリが犬に襲われたと分かり、怪我を心配したその女性は、自分の判断でニワトリを動物病院に連れて行ったんだそうです。ニワトリは両方の翼を怪我していたので、抗生物質を処方してもらって帰りました。診察料は100ドル(約1万円)。

うちの夫の家族というのはですね、趣味で牛や豚を飼っていた時も、名前をつけてペットのように可愛がっていましたけど、食肉にして食べた人達です。ニワトリやアヒルを飼っていたこともありますけど、食料として飼っていたわけです。義妹が子供の頃に可愛がっていたアヒルだって、ロースト料理になって食卓に上ったそうです。

義弟家族が卵を産ませるために飼っているニワトリも、犬に襲われて命が助からないということになれば、間違いなく殺して食べるか処分する人達ですよ。大事なペットだったのなら分かるんですけど、食料として飼っているニワトリですからね、そのニワトリを動物病院に連れて行ったと知って、皆んな呆れています。

ハウスシッターの女性はニワトリに愛着があったのか、留守を守っている責任感からなのか分かりませんが、ニワトリの持ち主の意見を聞くべきだったと思いますけど。

とにかく、診察料の100ドルは、犬を連れて来たうちの娘が払わなくてはいけないそうです。


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2026年9月7日

2日続きの特別なディナー

うちの夫は普段は料理をしませんが、若い頃は自炊をしていたんですし、私と一緒に暮らすようになってからも、仕事が忙しかった私に代わって家事をしてくれましたし、当然料理もしていました。ケーキ作りなんて私よりも上手だったのですよ。

ですからね、料理の初心者ではないんですが、長年晩ご飯作りは私が担当して来ましたし、経験が足りていないのは事実なんです。3年前に引っ越して来た家では、いろんな道具がどこにあるのかよく分かっていません。目がよく見えなくなっていますので、物がたくさんあるパントリーから何かを見つけるのは簡単ではありません。

土曜日のディナーの準備も、一番の苦労は道具や材料を見つけることだったようです。私にいちいち聞きたくないから、自分で探そうとしたものの見つけられなくて、機嫌が悪くなっていました。

私は、もしもの時には迅速に手伝いに行って、夫が腹を立てて料理をギブアップしてしまわないように細心の注意を払い、ずっとキッチンの隣りの仕事部屋に待機していたんですよ。しかし、夫は私の予想を上回る辛抱強さで頑張りました。

いろいろトラブルはありましたけど、「ビーフ・ウェリントン」はちゃんと完成し、ディナーは大成功に終わったわけです。仕事に行った昨日はツールショップのスタッフに自慢したようですし、仕事から帰ってからは父親や叔父さんに電話で「ビーフ・ウェリントン」を作ったことを話していました。

私が驚いたのは、夫が「自分一人で作った」と自慢していなかったことでした。「ヒロコに手伝ってもらって作ることが出来た」と言っていたんです。土曜日の夜も、ゲストのエクリーさん夫婦が帰った後で、洗い物や片付けを始めた時、夫は「手伝ってくれてありがとう。自分一人では作れなかった」と言いました。

私はストレスが報われた気がしましたよ!

まあね、4日がかりで作ったソースは、私が救済しなかったら無駄になっていましたからね。ソースを煮詰める時に、経験がある人ならこのくらいのトロミになれば大丈夫と分かるんですけど、作ったことがない夫はレシピに書いてあった「何センチの鍋ならソースの量が何センチ減るまで」という説明に従ったのです。

自分が使う鍋は直径が20センチだから、何センチ減るまで煮詰めればいいのかを計算して、その計算通りに煮詰めたせいでソースがお餅みたいなゼリー状になってしまったのです。

「二度と作らない」と言っていましたが、「ビーフ・ウェリントン」は大成功となり、多くの人に称賛されていい気分だったんでしょう。自分でも反省点が分かったので、次に作る時にはもっと上手に作れると言っています。


ところで、昨日は「父の日」だったんですが、晩ご飯は息子が子羊肉のロースト料理を作りました。夫のリクエストでした。よくもまあ、毎日お肉ばっかり食べられるものです。

息子は一人で作りました。私の手伝いもアドバイスも全くなしです。何度も作っていますから、作る度に反省点を改善していて手順も良くなり、料理の出来も良くなっています。


肉と野菜は前回も上手に出来ていましたが、肉を焼いた汁から作るグレイビーソースが脂っこかったんです。それを私に指摘されて、今回はしっかり脂を取り除いた肉汁で作ったそうで、とても美味しいグレイビーソースでした。


晩ご飯の前には娘もやって来たので、家族4人で食べました。娘はハウスシッターをしている家の2匹の犬の世話があったので、夕方にだけやって来たのですよ。犬を連れてです。

息子は、料理を家族に褒められて気分が良かったでしょうね。洗い物も片付けも全部一人でやってくれました。子羊肉のロースト料理をすると、大量の脂が出るので後片付けが大変なんですけど。

料理も片付けも私がしなくて済むディナーは、

サイコーでした!


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2026年9月6日

人生最初で最後の料理

昨晩、友人のエクリーさん夫婦を呼んでのディナーでワインを飲んだ私は、夜は普通に寝たんですが夜中の1時半に目が覚めて、その後再び眠ることが出来ませんでした。睡眠時間は3時間!

今朝は普通に起きて食器洗い機を片付けたりしたんですけど、あまりにもフラフラしていて、このままでは今日は活動が出来ないと思いましたので、睡眠薬を飲んで眠りました。6時から9時まで3時間眠っただけですが、だいぶマシになりました。

ワインを飲むといつもこういうことになるので飲まない方がいいんでしょうが、昨夜は特別なディナーだったし、エクリーさんが持ってきたヤラバレーの「Yering Station」(イェリング・ステーション)というワイナリーのワインがとても美味しかったので、私も1杯飲んだのですよ。

昨夜のディナーが特別だったのは、何と言ってもうちの夫が水曜日から4日がかりで「ビーフ・ウェリントン」(Beef Wellington)を作ったからでした。作った夫も私も一度も食べたことがなかった料理ですが、エクリーさん夫婦も食べたことがないと言いました。皆んな存在は知っているけど、食べたことがない有名な料理だったわけです。

経験不足の夫が挑戦するには最も難しい料理の一つだったのは確実です。正直言ってどうなることかと私は不安だったんですが、夫は見事な「ビーフ・ウェリントン」を作り上げました。

昨日の朝、夫は父親と会うために早朝から出かけていて、私が「いちごティラミス」を作り終え、洗い物やキッチンの片付けを全部終えた頃に帰って来ました。それから夜まで、一日がかりでディナーの準備をしたわけですが、順調ではありませんでしたし、トラブルが連発して、何度か私が手伝いに入る必要がありました。

それでも完成したんです。


牛ヒレ肉のかたまりに突き刺して温度を計るデジタル温度計は、肉の内部の温度が設定した温度になるとピーピーピーと音を出して知らせるタイマーのようなスグレモノで、お肉は完璧に焼けていました。

ローラーカッターで編み目に切ったパイ生地を一番外側に貼り付けるのに少し失敗していましたけど、完璧ではなくても見事な仕上がりでした。


腹を立ててFワードを叫び、ガシャンガシャンと道具が壊れそうな音も立て、一度は「もういい!二度としない!」と癇癪を起こしてキッチンからいなくなってしまったりもしたんです。

私はそういうのを聞きたくないんですけど、手伝いが必要になった時にすぐ助けに行けるように、隣りの仕事部屋にずっと待機していましたよ。

夫は、この料理を作ることでエクリーさんの旦那さんに感謝の気持ちを伝えたかったんだそうです。牡蠣の養殖場に一緒に行ってくれたこと、養殖場の経営改善計画作りも産業エンジニアだったエクリーさんの経験と専門知識とで助けてくれたこと、そして自分に助けが必要になった時にはいつでも助けに来てくれるエクリーさんの友情に感謝を示したかったのです。

4日がかりで自分のためにこんな料理を作ってくれた夫に、エクリーさんの旦那さんは感激していましたし、料理を心から堪能していました。ちなみに、下の写真は私用の皿なのでインゲンもマッシュポテトも少なめ。盛りつけしたのはうちの夫です。



「ビーフ・ウェリントン」は、高級レストランでもなかなかお目にかかることがない料理です。夫は「ビーフ・ウェリントン」そのものは2日がかりで作りましたが、一番時間がかかったのは水曜日から木曜日にかけて牛の尻尾の骨を煮込んで作っただし汁を使って作ったソースでしょう。

下の写真は、昨日の朝、ソースを煮込んでいるところです。お気に入りの蛍光オレンジ色のシャツを着ています。


昨日の朝だけでもソース作りには2時間かけましたが、煮込みすぎてソースは固いゼリーみたいになってしまいましてね、ザルで濾すことが出来なかったようです。Fワードを叫んでいるのでキッチンに行ってみると、完成したソースをザルで濾しながらソース入れに入れようとしていたんですが、ドロドロ過ぎて濾せないのために、ソース入れの外側やまな板に垂れていました。

4日がかりで作ったソースが最後の最後で無駄になったと思ったんでしょう。ものすごく怒って「もういい!二度度しない!」と言ってキッチンを出て行ってしまいました。私は夫に代わって、固いゼリーみたいになったソースを出来る限り鍋に集め、これに熱湯を加えながら柔らかくしました。

ちょうどいい柔らかさにした後、ソースは5〜6人分はありましたから十分だったんですが、牛の骨を煮て作っているのでゼラチン質がたくさん含まれているからでしょう、ソースは冷えると固まるんです。食べる時に少し温める必要がありました。ソースは完璧でしたよ。

思っていたより時間がかかり、エクリーさん夫婦が来た時には、夫はまだパイ生地に取り組んでいたんですが、頑張って作っているところを見せられたのも逆に良かったと思います。最終的に、見事な「ビーフ・ウェリントン」を作り上げた夫は、本当によく頑張りました。


二度と作りませんと言っていますし、私も作りたいと思いませんから、これが人生最初で最後の「ビーフ・ウェリントン」になるでしょう。


ちなみに、上の写真は私が作ったデザートの「いちごティラミス」です。これも大好評でした。


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