2019年1月31日

メイクオーバー・ガイ

「メイクオーバー(Makeover)」というのは、簡単に言うとイメージチェンジのことです。

「メイクオーバー・ガイ」というのは、米国ミネアポリスでサロンを経営する多才な美容師クリストファー・ホプキンス(Christopher Hopkins)さんのことなのですけど、

この人がですね、結構すごいのよ。

私は、最近ちょっと「メイクオーバー・ガイ」のYouTube動画にハマっています。

  イメチェンしたいけど、どうチェンジしたらいいのか分からない。
  どんなヘアスタイルが自分に似合うのかわからない。
  自信がないけど、
  変わりたい!

そんな気持ち、女性なら分かりますよねえ。

「メイクオーバー・ガイ」は、そんな女性たちにイメチェンを実現してくれるのですけどね、ヘアスタイルだけではなくて、専門のスタッフがメイクやファッションのアドバイスもしてくれるようです。

数多い動画の中からいくつか紹介しましょう。























私もやってもらいたい!

と思ったのは私だけじゃないようで、「メイクオーバー・ガイ」のサロンには、北米各地だけではなくてヨーロッパやオーストラリアからもイメチェンを願う女性たちがやって来るというのも思わず納得。

さあ、貴方も「メイクオーバー・ガイ」の動画にハマってください。


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2019年1月30日

古い家を大事にしない文化

いつも車で通る道沿いに、二つの好きな家がありました。(過去形!)

一つは、アーリーアメリカンのスタイルです。家自体はかなりボロになってきていて、周囲の松の木が巨大になりすぎて、おそらく家の中は暗いだろうと思われますが、私の好きなスタイルの家なので文句なしに好きなのです。

もう一つは、英国のチューダーコテッジ風で、時々この家に住んでいる子供達が前庭でレモネードを売っていました。バカ高いレモネードですが、自分の家のレモンの木で取れたレモンで作ったレモーネードを売って、何かの資金にしようとしているわけですからね、車を停めて買ってあげたりしたものなのです。

先日、そのチューダーコテッジ風の家の周りにフェンスが張り巡らされていたので、まさか解体するんじゃあないだろうなと思ったら、今日通りかかった時にはすでに解体されて、跡形もなくなっていました。

壊したの〜!

敷地の中央には、黒っぽい大きな石が山積みされておりましたので、チューダーコテッジ風の家は、レンガ造りではなくて石造りだったものと思われます。

もったいない!

どうして壊しちゃったの?

もちろん、自分の好きな家を建てるためでしょう。解体を見守る中年の夫婦がいましたからね。あの人達が、その敷地にドリームハウスを建てるつもりなのでしょう。しかし、あのチューダーコテッジ風の家は壊してほしくなかったな。

私の住んでいるエリアは、メルボルン中心部に比較的近いのに田舎環境で、宅地の一区画が今どき手に入らない広さであることもあって、小金持ち達が家付きの土地を買っては、その家を取り壊して新しい成金風の家を建てるのが増えてきています。

成金風じゃあなくて、建築家がデザインした超モダンな四角いコンクリート住宅というのも増えているんですけどね。

中には高い塔のある、その上には旗がひらめく、ヨーロッパのお城のような巨大邸宅もあったりしますよ。ライオンの像が玄関の両側に構えている純白の御殿とか。

どんな人があんな悪趣味な家を建てるんだか…。

まだメルボルンの住宅が安かった頃にこのエリアに建てられた住宅は、確かに今流行の大きな家ではありませんけど、中にはとても素敵な家があるんですよ。家の周囲に植えられた広葉樹も大きく育って、なかなか趣のある家々がいくつもありますが。

次々に壊されて、大きな住宅に建て替えられていく…。

あのアーリーアメリカンのスタイルの家も、住んでいらっしゃる老夫婦が亡くなった後は、同じ運命が待っているのでしょうかね。


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2019年1月29日

マティーニは臭い

先日、うちの娘が2回目の運転実技試験をほぼ完璧に終えようとしていた最後の交差点で「ちょっと普通では考えられないようなミス」を犯して不合格となり、ショックのあまり具合が悪くなった日。

しばらく泣いた後、特別な時のために買っておいた赤ワインをラッパ飲みしているのを見て、お母さんは言いました。

ストレス解消に酒を飲むというのは良くないのよ…

一体どこでそういうことを学ぶんだよ。

映画か?(あっ、私かも…)

しかしですね、

家に娘が飲みたそうな強いお酒はなかったし、あるのはお菓子作り&料理用の酒類だし、娘も大事な赤ワインをラッパ飲みするのはすぐに止めたようでした。

ところがです!

その日の夕方、箱をいくつも抱えて帰宅したうちの夫。

それらの箱にはお酒が入っていたのです。ヴァームース(ベルモット)にジンに娘が以前から欲しがっていたガラスの頭蓋骨入りウォッカに、私の好きなスパークリングワインも半ダース。

ストレス解消に酒を買って来てやるとは何という父親!

と思ったら、娘がそれらのお酒を見て元気を取り戻したのには驚きました。

自分が飲むんじゃあなくて、カクテル作りに興味があったらしいのです。作りたかったけど我が家には材料がなかったということで。

さっそく、お父さんに作ってあげたのがマティーニ。

私「マティーニって、私今まで飲んだことがないのよ」
夫「いや、飲んだことはあるはず!ヒロコに作ってあげたことがあるから」
私「覚えていないなあ。覚えていないってことは、きっと好きじゃあなかったんだわ」

娘が計量カップでマティーニを作っている横に行きまして、ちょっと一口味見をさせてもらおうとグラスに顔を近づけたら、

臭い!

臭いよそれ!

やっぱりマティーニは好きじゃあなかったです。あんなもののどこが美味しいんだか…


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2019年1月28日

今日から絆創膏なし

それは、数週間前のこと。

晩ご飯のキャベツサラダに入れるため、私はニンジンをスライサーで千切りにしていました。(悪い予感?)

これまでに、高速スライス中によそ見をしたりして度々負傷してきておりますので、その時はよそ見をしないように気をつけていたんだけど。

ニンジンがつるっと滑って、ニンジンの先を押さえていた私の人差し指の先がスライサーの刃が並んでいる部分に当たりました。

ああやっちゃった!

と思ったものの、

指先は爪で保護されていますのでね、大丈夫だったのです。

ヤレヤレよかった…

と安堵しているうちに、その人差し指の爪の中心から赤い血がにじみ出てきて、爪の中心から出血するという見たこともない聞いたこともない事態になったのでございます。

出血は程なく止まりましたので、眼鏡をかけて爪をよく見てみると、への字の逆「✓」の形に爪が切れておりました。曲がったところが最も深くてそこから出血したのですが、それ以外の部分がどのくらい深く切れていたのかは、しばらく分からなかったのですけど。

その後、爪が伸びるに連れて「✓」の上側部分が不安定になり、ある時爪の先を何かに引っ掛けた際に剥がれてしまいました。

それにしてもねえ、爪がない指先というのは、そのままでは使えないんですよ。料理や家事をしていると、特に人差し指の先は頻繁に使うんです。爪がないと不便なので、剥がれたけれどもまだ端っこの皮膚でくっついている爪を絆創膏で固定しました。

しかし、そんな爪はすぐに完全に剥がれ落ちてしまい、以来、絆創膏とダイソーで買った指サックを駆使して何とかやってきたのですが。

私は手をしょっちゅう水で濡らしますのでね、どうしても水が入っちゃうのですよ。それに、指先に絆創膏や指サックをつけているといろいろと不便でね。マウスを使うにもiPhoneを使うにも文字を入力するにも。

そして、

数週間が経ち、爪のない部分は指先まで1〜2ミリになって、その部分の皮膚も固くなったので、今日から絆創膏なしでやってみることにしました。

そうしたら貴方、

もう感激するほど楽で便利!

指先や爪を大事にしましょう。


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2019年1月27日

大坂選手が全豪優勝

ハラハラドキドキというのは、子供の頃から苦手ではありましたが、「うつ」を患った後は(いまだに抗うつ薬を服用し続けているんですけど)、ハラハラドキドキには耐性がなくなってしまいまして。

小説を読んでいても、映画を見ていても、ハラハラドキドキするような展開になると、特に心理的な不安を招くような展開だと、私は耐えられなくなるのです。

で、どうするかと言うと、小説の場合は結末を先に読む、映画なら観るのを止めてインターネットなどでネタバレをしているサイトを探し、結末を知る。

そうして安心してから、読むなり観るなり、止めるなりするのです。

家族は呆れていますけど、気持ちが悪くなるんだから仕方がないの。

ですからね、

昨晩の大坂なおみ選手の決勝も観ることができず、オフィシャルサイトの速報をチェックしていたのですが、第2セットで大坂選手が5ゲームを取った時点で「これはもう勝つな」と思った時に、やっとテレビをつけることができました。

ところが!

皆さんご存知のとおり、チャンピオンシップポイントとなってから、あれよあれよと大崩れしてあっという間に逆転され、第2セットを取られちゃったじゃないですか。

私にとってあのような展開は耐え難く、すぐにテレビから逃げたのですけど、やっぱり結果は気になるところ。

しばらくして、再びオフィシャルサイトの速報を見ようとすると「現在行われている試合はありません」と表示されるじゃないですか!

えっ?もう終わっちゃったの?

「あのまま一気に負けたか…」と思ってニュースサイトを開くと、

大坂なおみ選手が全豪初優勝!

えっ?

勝ったの?

よかったあ!

そこでやっと、試合のハイライトなどを観ることができたという残念な私です。皆さんは応援しましたか?


ちなみに、全米オープンの時には「大坂ちゃんがかわいそう!」と叫んだうちの夫も、今回はちゃんと「なおみちゃん」と呼んでいましたよ。オーストラリアでの知名度も人気も急上昇しました。

なおみちゃん、優勝おめでとう!


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2019年1月26日

気温45度とは

ああ、それにしても暑かった!

我が家の近くでは45度だったという話ですが、それは百葉箱の中の気温。テラコッタタイルが敷き詰められた我が家の外(日陰なし)がどのくらい暑かったのかは不明です。

昨日は、ブラックサタデーの時とは異なり風がありませんでした。ブラックサタデーの時は、台風並みの熱風が吹きました。その熱風というのは、このブログでも何度か書きましたけど、地平線の遙か彼方に巨大なヘアドライアーがあって、そこから熱風がゴーゴーと吹いて来る感じです。

昨日はほぼ無風でした。無風状態で、百葉箱の中が45度になっている時の直射日光が当たっているコンクリート上の暑さというのは、例えて言うなら、

かま、窯、炉!

「このままでは焼けてしまう!」というような恐怖さえ感じる暑さですよ。

そのような日には、もちろん全豪オープンテニスの屋外試合は禁止!
建築関係など屋外で仕事をする労働者を働かせることも禁止!
子供達に運動を強制するなんて絶対にありえません!

とにかく各自が自分の命を守るためにできることをしなさい!

ということで、

「涼しくすること」と「水分を補給すること」が重要です。

ところがね、電力使用量が増えすぎたのか一番暑かった時間帯に停電しましてね、電気がなくても水分の補給はできますが、エアコンなし扇風機なしはツライですよ。そんな時には、ショッピングセンターとか図書館などに避難するのが良いのではないでしょうか。私は、息子の運転試験のために外出しましたが、VicRoads(免許センターのようなところ)のオフィスの中は冷房をきかしていても暑かったです。

それにしてもですね、45度というのは、人の体温が37度として、それよりも8度も高いのですよ。

クールチェンジが来て涼しくなった夜、「気温が10度下がったぞ」と言ったってまだ35度なんですからね。シャワーを浴びた後に化粧水をつけたら、化粧水がお湯のようで気持ち悪かったです。

ああ、早く夏が終わって欲しい。


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2019年1月25日

審判の日(その2)

ついに来た「審判の日(その2)」

朝から30度超えで最高気温が45度というウソのような暑さの今日は、うちの息子の運転免許試験の日でございました。

臆病者で何事にも失敗を恐れる息子は、失敗して精神的ショックを受けるくらいなら最初から何もしないことをモットーにしているフシがありまして、運転免許取得にも全く意欲を見せなかったのですが。

妹が最初の試験に不合格となり、再挑戦しようと2回目の試験の予約を入れているのを見て、「オレも受けようかなあ」と自分も予約を入れたのでした。

練習を始めた頃は、臆病すぎるビクビク運転で、全身に力が入りすぎて頭痛がするほどで、ありとあらゆる最悪のシナリオを想像しながら運転するらしい息子は、予測できなかったことが起きると(例えば曲がる予定だった交差点で工事中とか)パニックし、隣りに座っている私はサスペンスに耐えられなかったのですがね。

その後、慣れてくるに連れて天性の運転センスと言うんですか、抜群の距離感と言うんですか、駐車なんか「なんでそんなに上手くいくの!」と感嘆させられる有様で、人は何事もやってみるまで分からないものなんだなあと思ったりしたのです。

さらに、心配性ですから準備にも余念がないの。

試験が行われる地域の道路事情を、グーグルマップのストリートビューを駆使してバーチャル運転練習を続けておりました。「実際に車を運転しなくちゃあダメよ」と思っていたお母さんは、後日、息子が地域の道路を熟知していることに驚かされたのでした。

…ということで、

実技試験は合格!

ノロノロ運転過ぎて速度が遅すぎたための減点があったそうですが、それもまあ息子らしい。

家に帰ったら、昨日2回目の実技試験を不合格となり落ち込んでいた娘が、免許取得競争に負けて激怒しておりました。息子は自慢したりはしなかったのですけど、「そのニコニコしている顔が憎らしい!」と怒りまくって、少し元気が出たのは良かったかも。


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2019年1月24日

審判の日(その1)

ついに来た「審判の日(その1)」

うちの娘の2回目の運転免許試験の日でございます。

もうね、どうなることかと心配しましたが、昨日短時間でしたが練習に出ることができました。そして、娘が運転して実技試験を受けるVicRoads(ヴィクトリア州の運転免許センターみたいなところ)のオフィス前まで行くことができました。

さらに、住宅地に入って縦列駐車の練習もいたしました。

今日の実技試験の開始時間は10時45分ですから、これを書いているちょうど今ですよ。

お母さんはただ一緒について行くだけなのに、朝から緊張と恐怖で心臓がバクバクして不安発作寸前だったのですが、なんと夫が数時間仕事を休んで行ってくれると言うので、娘はもちろん安堵しましたが、娘以上に安堵した私です。

娘は、心配していたほどには緊張した様子はなく、「やっぱり無理…」と言ってドタキャンすることもなく、先ほど夫と一緒に自分が運転して出かけました。

お母さんの方は、いつ娘がパニック発作を起こすかと心配で不安でガクガク震えていましたからね、今もただじっと待っているいる事ができず、これを書いているのです。

結果が出たら続きを書きます。




ええっと、結果ですけど、

試験はほぼ完璧だったそうです、最後の右折をするまでは。

最後の最後に、もうすぐVicRoadsのオフィスに戻るというところで、1回目の試験の時と全く同じ場所で全く同じミスをしたそうです。

現在大変ショックを受けておりまして、気温41.5度の中、2階の自室にこもったままです。元気を取り戻して再挑戦してもらいたいです。いつかは合格するはずですから。


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2019年1月23日

猛暑の日のローストポーク

毎年全豪オープンをやっている頃のメルボルンは暑いのですが、先週に続き次の熱波がやって来ております。

我が家の辺りは、明日は38度、明後日の金曜日は42度の予定ですよ。金曜日は準決勝でしょ?選手の皆さん、疲れもたまってきているでしょうし、大変ですね。

さて…

こういう暑い日には、

絶対にオーブンを使った料理などしたくない私。そんな猛暑の日にオーブンなどつけたら貴方、キッチンはサウナですよ。

ところが、

晩ご飯に特売で買ってきた豚肉をグリルパンで焼こうと思ったら、なんとそれは塊肉だったのだった。

ここまで視力が弱ったか…

マリネード漬けの薄切り肉だと思っていたのだけど、それはマリネード漬けのロースト用塊肉だったのです。

小さめの塊肉だったけど、さすがにフライパンやグリルパンでは焼けない。中まで火が通る前に黒焦げになっちゃう。だったら薄く切って焼けば良いのに、オーブンかBBQでローストすることを期待された塊肉は、やっぱり塊のまま焼きたいと思ったワタクシ。

何だそれ!

しかし、塊肉は塊肉のまま焼きたいと思ったら、もうそうするしかないのです!そういう人なんです、私って。

そこでですね、BBQのようにグリルパンに蓋をかぶせて焼こうと思いついたんですが、グリルパンに合う蓋がない。

何か良いものはないかとキッチンを見渡した時、水切りかごにステンレスのボウルが見えました。

これだ!

ということで、四角いグリルパンをアルミフォイルで覆った上からステンレスボウルをかぶせて焼きました。

BBQで焼くのと同じ「グリル・スチーム・オーブン」の3つを合わせたような焼き方になったわけです。そして、一番の弱火で時々ひっくり返しながら焼くこと40分。

焦げ目も美味しそうな見事なローストが焼き上がりました。

感動のあまり、家族を呼んですぐに食べたので写真はありませんが、素晴らしいアイデアだったわ。オーブンやBBQが使えなくでも、グリルパンとステンレスのボウルで、こんなに美味しくお肉が焼けるとは思いもしなかったし、レンジフードで熱い空気は外に吸い出すからキッチンは暑くならなかったし。

よおっし、

今度から小さめローストはこの焼き方に決まりだ!

っていうか、

食品はパッケージを良く読んで買いましょう。


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2019年1月22日

もうすぐ審判の日

我が家のカレンダーにひときわ大きく書かれた「The Day of Judgment(審判の日)」とは、もちろん宗教とは無関係でして、それはうちの娘の2回目の運転免許試験の日ということなんです。

4ヶ月近い長い夏休み中、結局アルバイトを見つけられなかった娘。

自分で運転さえできればアルバイト先の選択肢も広がるということをやっと自ら思い知ったというか、再び試験を受ける気になったのですが。

ついでに言うと、それを聞いて「じゃあオレも受けようかなあ」と一緒に予約を入れた息子は、娘の試験日の翌日が「審判の日」ということになっております。

臆病者で何事にも失敗を恐れる息子は、失敗して精神的ショックを受けるくらいなら最初から何もしないことをモットーにしているフシがありましたが、試験日が近づいた今、インターネットを駆使して情報収集とバーチャル試験準備に余念がありません。

バーチャルじゃあなくて実際の練習が足りていないと思うんですけどねえ。

それはともかく…

心配なのは娘です。

昨日は我々三人一緒に運転練習に出かけるはずだったところ、車にも乗ってさあ出発しようかというところでいきなり車から降り、「やっぱりいい…」と言って家に戻ってしまったのです。

パニック発作寸前だったそうで、あそこで無理をして出かけていたらどこかの路上でおかしくなっていた可能性が大きいらしい。

お母さんと兄と一緒に練習に出かけるのでパニック発作なら、試験官と二人で緊張しながら知らない道路を運転するという実技試験が大丈夫なはずがないのですよ。

結局昨日は練習できませんでした。

ホントにもうね、お母さんもしんどいんですよ。それを見せないようにするのもしんどいの。

試験日になって「やっぱり無理…」となるのかも。


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2019年1月21日

フルーツ嫌い

昨日の夜、友人のエクリーさん家族が晩ご飯を食べに来ました。

前菜も晩ご飯も和食っぽいものを出しましたが、デザートとなるとなかなかそうは行きません。何しろ、日本にはデザートという文化がない。

食後に果物を食べることはあっても、「これが日本の伝統的なデザートだ!」というものはないでしょ?

お茶菓子文化は世界に誇れるものがありますよ。でも、和菓子は晩ご飯の最後をしめくくるデザートではないのです。

ということで…

最近レシピサイトに載せたデザートで、一般的なオーストラリア人の口にあうもので、簡単に作れて美味しくて、うちの家族にも好評だったものを探しまして、「ブラック・フォレスト・トライフル・デザート(Black Forest Trifle Dessert)」を作りました。

これなら誰もが美味しく食べてくれるだろうと。

ところが、

一口二口食べて食べるのを止めてしまったのが、エクリーさんの下の娘のCちゃん。ハイスクールを卒業したばかりで今年から大学生です。Cちゃんと呼ぶのは似合わないくらいにすっかり大人っぽくなりました。

なぜ食べないの?

そう思って気がついた。

Cちゃんは、

フルーツが嫌いなのだった!

このデザートにはダークチェリーが入っていたのです。

Cちゃんは幼い頃からフルーツ全般が嫌いで、私達のようにフルーツが大好きな者にとってはとても不思議だったのです。イチゴもブドウもピーチもチェリーも、バナナもパイナップルもキウイもリンゴも、ブルーベリーもラズベリーもリンゴもオレンジも、フルーツが嫌い。

アレルギーがあるとか、皮をむくのが面倒だとか、そういうことじゃあなくてですね、フルーツは嫌いだと言って食べようとしない子でした。

子供の頃に嫌いだった食べ物も、成長とともに食べるようになることはありますが(例えば野菜嫌いだったうちの息子が今では大抵の野菜を食べるように)、Cちゃんがいまだにフルーツが嫌いだったとは驚きでした。

こんなに美味しい物のどこが嫌なのか良く分かりませんけど、コリアンダー(香菜 / パクチー)の味・香りを美味しいと感じる人と臭いと感じる人の違いがDNAのレベルであることを考えると、フルーツの味を不快に感じる人もいるのだろうと思います。

とは思うけど、

やっぱり不思議です。


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2019年1月20日

不安は感染る

何週間かぶりに、娘と一緒に食品の買い物に出かけました。

最近時々不安定な娘ですが、前日に義妹(娘にとっての叔母)と親しい友人と三人で大変楽しい一日を過ごしたらしくて気分が良さそうだったので、食品の買い物に一緒に行くかと誘ったら「行く」と言うので、一緒に行ったのです。

運転の練習を兼ねて娘が運転して行きました。

ところが、ショッピングセンターに着くなり以前パニック発作があった頃と同じ症状を見せ、さらに買い物を始めた途端に「家に帰りたい!」と言う。

私も体調がやっと戻って来たところだったし、翌日に友人のエクリーさんを夕食に呼んでいたので買い物をしないわけにはいかなかったし、かと言って娘を一度家に連れて帰って再び買い物に出る元気もなかったし、しかし娘の様子はおかしいし、…

こういう時、

私は家族の不安がすぐに感染ってしまいます。

もともと、パニック発作で苦しむうちの夫と一緒に暮らすうちに不安症が始まったくらいだし、生育環境の影響が大きいと思いますが、子供の頃から他人のメンタル状態に敏感なのです。

私はすっかり具合が悪くなってしまったのですが、娘が持ちこたえてくれたので、ガクガク震えながら必要なものだけ買って帰宅しました。

家に帰ってからもずっと身体が震え続けて「こりゃまた落ちちゃうかも」と思いましたが、お薬のおかげか落ちかけた穴の縁に引っかかった感じで助かりました。

ホント…

精神的な病気というのは、「ハイもうこれですっかり治りました!」ということがない。うちの家族は、こういうメンタルの変動に一生付き合っていかなくちゃあいけないんだろうなあと思います。


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2019年1月19日

樹木葬って初めて聞いた

日本のニュースサイトを読んでいたら、先日お亡くなりになった市原悦子さんが樹木葬で埋葬されるとの記事に目が止まりました。

「樹木葬」いう言葉を初めて知りました。

「緑の森の中で眠りたい」というご本人の希望があったそうです。先に亡くなったご主人も、関東近郊の森の中にある樹木葬墓地に埋葬されているそうで、市原悦子さんはそのお隣りに埋葬されるのだそうですね。

「暗い骨つぼに入るのも、コンクリートの墓も嫌、空の下でふわふわして眠りたい」とおっしゃっていたのだそうです。

うちの夫は、ずっと以前から、いつか自分が死んだ時には火葬にして、実家の牧場の小高い丘の上に遺灰を埋め、そこに木を植えて欲しいと言っています。

その場所は、夫のお気に入りの場所で、美しい景色が見渡せるのです。

「お葬式はどうするの?して欲しいの?」と聞きましたら、家族友人知人達が自分のために集まって、自分を偲んで、自分の人生をお祝いしてくれると思うと嬉しいから、お葬式はして欲しいそうです。

私には、遺灰を埋めてほしい場所はありません。遺灰はできるだけ地球上の様々な場所に撒いてもらえると嬉しいなあと思っています。

お葬式など必要ないです。

お墓もいりません。息子や娘が将来どこに住むのかもわからないのだし、きれいな瓶に遺灰を少しだけ詰めて、あなた達が住む家のどこかに置いておいて欲しいと言ってあります。その瓶とともに子供達の記憶に残れればそれでいいの。

夫の伯母さんは、死んだ後の希望がスゴイんですよ。

彼女は、お葬式などに無駄なお金を使う必要は無いという考えで、死んだら大学の医学部に身体を献体するのだそうです。だから、葬式もなければお墓もないと、そういうことに決めてあるそうです。

人は必ずいつかは死ぬんですからね、まだ若くても、そういう話はちゃんと家族なりパートナーなりと話し合っておくといいですよ。


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2019年1月18日

義妹の訪問と頭痛の復活

義妹(ドバイ在住)が頭痛の種という訳では決してありません。

義妹との数カ月ぶりの再会が嬉しくて、我が家のみんなが興奮して大きな声でおしゃべりするものだから、頭痛薬で何とか痛みをごまかして起きて動くことができていた私の頭痛が、あっけなく復活してしまったのです。

これはダメだと悟ってもっと強い頭痛薬を飲み、耳栓などして大きな声が聞こえないようにし、更にみんながおしゃべりしているテーブルからも距離を取ると、会話には参加できない。

当たり前だ!

これではいけないと耳栓を抜いてテーブルに近寄れば、一気に頭痛が悪化して、

ズッキンズッキン!

顔をしかめ、こめかみやおでこをマッサージしつつ、しばらくはみんなと一緒にいたんだけど、耐えられなくなりましてね、

一人自室に籠もるしかない始末となりました。

せっかく、わざわざ我が家まで会いに来てくれた義妹とは、もちろん会話などろくにできず、気づいた時にはもう帰っちゃっていたという…

失礼しちゃったなあ、私。

今朝は鳥達がどういう理由か静かででヤレヤレだと思っていたら、先程から、

セミが鳴き始めました!

これはツライ…


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2019年1月17日

変な頭痛と倦怠感

一昨日、家族が一泊旅行に出かけた二日目、朝の涼しいうちに食品を買い揃えておこうと出かけたスーパー内で、それは始まりました。

鏡に写った自分の顔がいつもの自分の顔と少し違うなあと思ったのは、気のせいではなかったのです。

顔がね、なんだか歪んでいるように見えたんですよ。

買い物をしている最中に、顔の左半分が変な感じがするなあと思い始め、しばらくして左のこめかみの辺りから痛みが始まりました。

かつてキッチンで転倒して強打した左目の上の骨のあたりもドックンドックンと鈍く痛み始め、顔は完全に歪んでしまったのでございます。

そうなると、買い物どころではありませんで、その時点でトロリーに入っていた物だけを買って、ふうふうハアハア言いながら帰宅したのです。

これは普通の頭痛薬じゃダメだと思い、パナドール・エクストラ(Panadol Extra)という少し強めの薬を飲んで、思いがけず早めに帰宅した家族の晩ご飯は作ったのだけど、暑さのせいなんだかどうしたのか、突然「ガス欠」状態になってしまいました。

その後ずっと、

昨日は朝から一日中、

頭痛薬を飲みながらベッドに横たわっておりました。そして欲しいのはお水とオレンジジュース。飲んで、寝転んで、おトイレに行って、それだけの一日。

私は暑さに弱いのだといつも自分で言っていますけど、本当に暑さに弱いわ。

それに、メガネがね、合っていないのも原因じゃなかと思う。新しい老眼鏡が必要なんです。もう背に腹は代えられない。新しい歯冠のために貯めたお金で新しい老眼鏡を作ろう!

今朝起きた時には、頭痛は感じませんでした。

ボチボチ動き始めてみます。


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2019年1月16日

魚の大量死

先日、干ばつによる農業被害のニュースをこのブログでも話題にしたニュー・サウス・ウェールズ州の内陸部は、その後少しは降雨に恵まれたとは言え、この夏連日猛暑が続いておりますから厳しい状況は続いているのですけど、その地域から「魚の大量死」のニュースが話題になっています。

専門家は、オーストラリアではこういうことは起きるものだと実に冷静なコメントをしていているんですけどね、実際に魚大量死の様子を見ると悲しい気持ちになりますよ。

死んだ沢山の魚を見たことがある人ならお分かりでしょうが、この暑さの中では死んだ魚の腐敗は急速に進みますから、当地でどれほどの悪臭がしているのかあまり想像したくないところです。

問題の場所は、ニュー・サウス・ウェールズ州の内陸部にあるマニンディー湖(Menindee Lakes)という湖とダーリング川(Darling River)です。

もちろん魚が死んでいるのはそこだけではないんですけどね、現在問題になっているのはそれらの場所。

オーストラリアの地図を見ると、各所に水色で表示された湖や川がありますけど、実際には干上がっていて水なんか全く無いという場合が多いです。

近年の大干ばつで水量が減り続けていたマニンディー湖やダーリング川は、猛暑の影響で(あの地域は毎日気温が40度を超えているはず)水温が上昇し、藻が異常発生して水中酸素濃度が下がり、お魚たちは生きていけないというわけです。

しかし、原因は降雨不足と猛暑だけじゃあないと人々怒っていますよ。

政府の水管理が悪いとか、不当に水を沢山使っているヤツがいるとか、下水の処理施設が無いから生活排水が川へ流れ込んで汚染しているのも問題だとか、トークバックラジオには様々な人達が電話をしてきて責任のなすり合いです。

死んでいる魚の数が多いので、早急に処理しないと今は死んで水面に浮いている死骸がそのうち沈み、それがバクテリアによって分解される過程で水中の酸素が使われるから酸素濃度が低下してさらに沢山の魚が死ぬとも言われています。

川の近くに住んでいる人々からは、臭いが耐え難いとか、川の水を生活用に使えなくなったとか、不満が続出しているようです。

遠い所のニュースなので具体的なことは分かりませんが、住民の皆さんも政府関係者の皆さんも、大変ですね。

やっと死んだ魚の掃除が始まったそうです。また、政府機関が水中の酸素濃度を上げる機械を買ったそうです。効果があればいいのですがね。

気温が50度近い中での腐った魚の掃除はさぞ大変でしょう。


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2019年1月15日

孤軍奮闘でぐったり

家族が一泊旅行に出かけた昨日。

私は朝から嬉しくって。久しぶりの一人っきり暮らしですからね。

さあ何をしようかなあ!

とりあえず、先日からずっとレシピサイトに載せたいと思っていた「小豆ミルクバー」を作っておこうと思いました。

オーストラリアでは、ありとあらゆるアイスクリームやアイスバーを楽しめますが、時々小豆味のアイスが食べたくなったりするんです。そんなものは売っていませんが、小豆ミルクのアイスは超簡単に作れるのです。材料3つをちょちょっと混ぜて凍らせてるだけです。それを私のレシピサイトで紹介しようかと思いまして。

それはともかく…

キッチンで材料を出していたら、いつも見かける黒い小さいアリに羽が生えたヤツがウロウロしているのを見つけました。

「うわっ羽つきだ!」すぐに潰して殺し「バカ者、私のキッチンに来たお前が悪い!」と一人つぶやいたワタクシ。

昨日の朝は、生ゴミ容器にもガスレンジの周りにもパントリーにも、どこにもアリはいなかったんですがね、数匹の先遣隊というか食べ物捜索隊の命知らず達が常にウロウロしておりますから、油断も隙もない。

その時ですよ…

私はシンクの前に立っていたのですが、窓の桟の所に、さっき殺したやつと同じく羽が生えた黒い小さいヤツが数匹いるのに気づきました。

手が届かないから殺さなくてもいいか…

ところが、

なんだかチラチラするものが視界の端に見えたので、視線を上に向けると、

アリが、

羽の生えたアリが、

窓の上の辺りにウジャウジャいて、

一部には飛翔を試みているヤツもいて、

どこから来たんだ!

うごめく群れの筋をたどっていくと、いつも出てくるキッチン作業台と壁の境目の割れ目から、それこそもうウジャウジャ出てくる出てくる、羽つきのアリ達。

うわあああ!殺さなくちゃ!

ということでですね、まずはシンク周りに置かれていたものを全て移動させ、Surface Spay(猛毒です)というのを吹きかける!吹き付ける!割れ目に吹き込む!

大量虐殺はものの数秒で終了いたしましたけど、貴方ね、死骸の始末はどうするのよ。食べ物を扱う場所に猛毒スプレーを吹き付けまくったんだし、掃除をしなくちゃあいけませんよ。

こうして、一人っきり暮らしを楽しむはずの1日目の半分以上を、アリ殺しと死骸の始末と毒掃除に使う羽目になったのでございます。

実は、その後、おトイレにも羽なしアリの大群が侵入していることが分かり、そちらの方でも孤軍奮闘いたしましたのでね。

終わった頃には汗でぐっしょり。

クタクタなのです。


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2019年1月14日

家族旅行に再び不参加

今朝、うちの夫と息子と娘は1泊2日の旅行に出かけました。

今回の旅行は、いまだに運転免許を取っていない息子と娘が運転の練習を兼ねて交代で運転するという車の旅です。

出かけた先は、夫の叔父さんの家。

この叔父さんは、奥さんとお二人、一昨年のクリスマスにうちの娘が大ご馳走でおもてなしした方です。

なぜ、お母さんは再び不参加を決めたのか?

だってね、この叔父さんの家は、ヴィクトリア州の南西部、お隣の南オーストラリア州との州境も近い遙か彼方にお住まいなのよ。

人口200人のコミュニティーだそうです。

片道たったの4時間。このような美しいのどかな風景を見続ける旅です。


有名なグレート・オーシャンロード経由で行くのは無しだそうです。道すがら小さな田舎町や観光スポットに止まったりも無しだそうです。

とにかく、1泊2日であそこまで行って帰るには、しかも叔父さん宅でゆっくり過ごす時間を確保するためには、少なくとも行きは最短時間で着くことが重要なのだそうです。

また、メルボルン市内で朝の交通渋滞に巻き込まれることを恐れる夫は、出発は朝6時と決めています。

その時間に家を出れば渋滞に巻き込まれることなくメルボルンを通過でき、途中休憩しながら行っても午前11時には叔父さん宅に到着するであろうとのことです。

そして、叔父さん宅でおしゃべりと飲み食いを楽しんだ後、再びどこにも寄らずに帰宅するという計画。

グレート・オーシャンロード経由で行くのを期待して一緒に行くつもりだった私は、後部座席で往復8時時間座り続けることを考えては気が滅入り、話も弾まない叔父さんご夫婦と一緒に過ごす24時間の長さを考えては途方に暮れておりました。

さらに、彼の地では気温が40度になろうというのに、叔父さん宅にはエアコンが無いというじゃないですか。

それはちょっと…

行きたいという気持ちはゼロ。行った方が良いんだろうなあと自分にプレッシャーをかけて悩んでは「はあー」とため息を付いていたら、

そんなんだったら行かない方がいい!(怒)

と、夫に言われまして、

その言葉に救われて、家に残ることに決めたのでございます。

長時間ドライブに耐えられないのは、過去にメルボルンからウルルまでバスで往復したり(片道30時間)、キャンベラやシドニーまで何度か車で移動した経験がトラウマになっておりまして、あんな苦しいことは二度とゴメンだと心に決めていたんです。

4時間は大したことはないけど、行かなくて許されるこんな旅行に無理して行くことはないと、そういうことです。

こんなことで無理して、また具合が悪くなったらどうするの!

ということで、

私は再び二日間の一人暮らしを満喫する予定でございます。


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2019年1月13日

毎日がアリとの闘い

我が家の下や周囲には、星の数ほどのアリが住んでいます。

細長い天の川のような「黒い筋」が家をぐるりと囲んでおりまして、色々やって駆逐を試みてきましたけど、どうにもならないの。

アイツラは、基本的にプログラムされたミニロボットのようなものですからね、死ぬまで働き続けますし、人間様の予想を遥かに超えた活動を見せるので、

油断大敵!

最も侵略されるエリアは、なんと言ってもキッチンでございまして、うっかり洗浄を忘れた生ゴミ容器など放置していたら、朝は大変です。

もちろん生ゴミ容器に何かが入っていたらアウトです。

キッチンの作業台の上に果物の汁とか晩ご飯の何かの残りとかソースとかがわずかでも残っていたらアウトです。

ガスレンジ周辺を掃除し忘れるとアウトです。

先日は、うちの息子が夜にめんつゆを作ったらしく(そんなものを夜に作るか!)、飛び散った汁にはアイツラの大好きな魚のエキスが入っているわけですからね、朝起きてみると大変なことになっておりました。

というわけで、ガスレンジは毎晩ピカピカに掃除しておくことが必要です。掃除をした後に、めんつゆを作るのも厳禁です。

パントリーの食品は全て容器に入っておりますから大丈母、と思ったら大間違い。

先日は、はちみつの容器を誰かがはちみつが付着した手で触れたらしく、容器の外側に付着したはちみつのせいで大変なことになっておりました。

アイツラ、

どうやって見つけているんだ!

今朝は、

友人のエクリーさんにもらったアーモンドブレッドにアリがたかっていました。アーモンドブレッドはプラスチックの袋に入っており、口は綺麗なリボンで結んであったんですけどね、

中にアリが入っているじゃないですか!

どこから入った?

口はリボンで結んであったけど、完全密封はされていなかったせいか。

アイツラ…

頭が良いわけではありません。プログラミングが素晴らしいのと、ただもうひたすら働き続けることができる身体能力と、

数ですよ、数!

毎晩、これで大丈夫だろうと思うまで対策を講じているのに、翌朝には再び敗北の屈辱を味わうワタクシ。

一気にアイツラを全滅させる方策はないものか…


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2019年1月12日

美味しいパンと体重の関係

パンを店で買ってくることをしなくなり、夜の生地の仕込みと朝のパン焼きがルーティーンとなりました。

仕込みと言ってもですねえ、大きめのボウルに材料を入れて(量る必要なし)混ぜるだけですよ。30分おきの生地の折りたたみを3〜4回やりますけど。

生地が柔らかすぎて練ることができないので、濡れた手で「生地の端っこを持ち上げて真ん中へ持ってくる」というのをやるのですよ。餅つきの際に合い取りがやるのと同じことです。

慣れると面倒くさいことは何もないので、こうして毎日作り続けられるわけですが、ここに来て一つ問題が持ち上がってきました。

体重増加問題です!

お店のパンを買っていた頃、うちの家族の朝ご飯はグラノーラかポリッジ。ポリッジというのはオーツ麦をミルクと共に加熱したドロドロのものです。これにフルーツを入れたりシロップをかけたりして食べるんです。

パンを食べることもあったけど、消費量が少なかったので、1斤のパンは数日もっていたんですよ。

ところが、

最近の私、毎日パンを焼いているんですよっていうことは、それだけ消費しているっていうこと。

毎日家にいる息子と娘は、朝ご飯に食べるだけでなく、キッチンに行く度につい一切れ、小腹が空く度につい一切れと、食べずにいられないらしい。

息子「オレ達さあ、こんなに毎日パン食べて、絶対太るよなあ」
娘「炭水化物だからねえ」
息子「バターつけるし…」

そんな会話を聞いたお母さんが「じゃあ作るのをやめようか?」と言いますと、

ダメ!美味しいんだから!

と…

皆様、40セントパンの美味しさはこのように証明されております。


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2019年1月11日

朝のパン焼き

罰金161ドルのショックから少し立ち直って来た今朝も、私はパンを焼きました。

例の材料費40セントのパン!

連日作り続けていると、手順に慣れてきて、朝ご飯に味噌汁を作ったりするよりは遥かに簡単です。

だってね、朝することといったら、泡でブクブクになっている生地を打粉をしたトレーに出して丸めてひっくり返し、しっかり打ち粉をしたボウルに入れて30分放置。

30分後にキャストアイロン製鍋にべーキングペーパーを敷いてオーブンに入れ、240度に余熱し、ボウルから生地を取り出して(この時またひっくり返る)熱くなった鍋に入れ、蓋をして焼く。

その間は、朝ごはんを食べたり歯磨きしたりと朝のルーティーンをやっていればいいのですからね。難しいことは何もないのです。

それに、40セントであんな美味しいパンが焼けると、お店で4ドルも5ドルもするパンを買ってくるのは馬鹿らしい。それにお店で売られているパンの材料を見てご覧なさい。色々入っていますよ。

自分で作るパンは、小麦粉とほんのちょっとのイーストと塩と水の4つだけなんだから。

ところで、

昨夜は生地を仕込むのに、普通の小麦粉ではなくてパン用の強力粉を使ってみました。仕上がりにどんな違いが出るのか実験して確かめたかったのです。粉のお値段は約5倍。

生地があまりベトベトせず、すぐに弾力のある生地になったのは、流石に強グルテンの強力粉。

しかし、それ以外は違いを感じませんでしたし、焼き上がりもパンの味も安い普通の粉(Plain Flour)で作ったパンよりも優秀ということはありませんでした。

使う粉によって、風味の違いはあるでしょうけど。


ということで、

パン焼きは続きます。


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2019年1月10日

駐車違反の罰金161ドル

…というのを払いなさいという通知が来て、

いきなり具合が悪くなっております。

違反したのは、1月3日、午後4時6分。

私、そんな時間帯に外出することはあまりないんだけどなあ。でも午後に出かけたような気もする。

違反したのがめったに通ることがない道路なんですけど。

しかも、違反内容というのが駐停車禁止のクリアウェイ(Clear Way)に停まったというんですが、私は臆病者だからそういうリスクのあることはしないんですけど。

記憶にないんです。

記憶にない違反に対して、罰金を161ドルも払うのは嫌だ。

ああ…

新年早々に罰金とは。


具合が悪くなってクヨクヨ落ち込みつつ、少しずつ記憶が蘇ってまいりまして、確かにあの日、私は午後になってクソ暑い中をスポットライト(Spotlight)という店に糸を買いに出たことを思い出しました。

その帰り道、通りかかった時にはいつでも立ち寄るOPショップ(中古品を売る店)の前に車を停めたのです。いつも停める場所にね。

入口前の駐車スペースに停めて「やっぱりまだお正月休み中か…」と営業日を確認したんです。

その時、私以外の車は停まっていなかった。お店が休みのせいだと思ったけど、あの駐車スペースは、4時以降は駐停車禁止のクリアウェイ(Clear Way)になるんだそうで、それを知らなかったというか、考えもしなかったというか、確認しなかったのは私が悪かったけど、

ちょっと停まっただけじゃないの!

罰金161ドルはひどいじゃないの〜!


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2019年1月9日

材料費40セントのパン

昨日、鍋の底にくっついてしまった、塩味ちょっと強すぎのパン作りに再挑戦いたしました。

まずは完成品の写真からどうぞ。


上手く焼けてるでしょ!

昨日のレシピを自分用のレシピに作り変えましたよ。何しろ重さを量ったりするのが嫌いなんですから。塩味が強かったので塩の量を小さじ2から小さじ1に、水をやや少なめに変更しました。

  <材料>
  普通の小麦粉 3 カップ(オーストラリアの計量カップは250ml)
  ドライイースト 小さじ1/8
  塩 小さじ 1
  温水 1 & 1/2 カップ(375ml)

作り方は同じ。

焼く直前の発酵時間を50分と長くしました。オーブンの温度は240度で、予熱する時にキャストアイロン製鍋をオーブンに入れて一緒に加熱します。

そして重要な変更点は、

鍋の底にベーキングペーパーを敷いておく!

そうしておかないと、ひっついてしまうかもしれませんから。(泣)

30分後焼いたら蓋を取り、さらに10分くらい蓋無しで焼き色が付くまで焼きます。

大変熱いので鍋を取り出す時には要注意です。そして鍋からパンを取り出して、ワイヤーラックに乗せて冷やします。

とってもラスティック(Rustic)なパンが焼けますよ。

使った小麦粉は、いつも食品を買っているColesというスーパーで買った一番安い普通の小麦粉(Plain Flour)で、1キロ入りが75セントでした。使ったのはその半分だし、小さじ1の塩と小さじ1/8のイーストと水の分を加えても、材料費はたったの

40セント!

40セントパンとは信じられないクオリティーのパンです。

皮はフランスパンの皮みたいにパリパリで、中はモッチモチでした。パン用の強力粉ではなく普通の小麦粉でこんなパンが作れるとは、実際に作ってみるまでは思いもしなかったわ。

暑い夏なら、寝る前に仕込んで涼しい夜中に発酵させる。寒い季節なら家の中が温かい昼間に発酵させるのがいいと思います。

仕込んだ後は、10時間から12時間放っておくだけだから、時間がかかるといっても気になりません。次回は1キロの小麦粉でパン2個作ろうと思います。

ちなみに、昨日鍋の底にくっついてしまったパンは、四角に切ってオーブンで焼いてクルトンにしました。


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2019年1月8日

動画の説明通りにやってみたが

私は時々パンを焼きますので、パントリーには必ずパン用の強力粉があるのですが、先日YouTubeで見つけた普通の小麦粉で作るパンというのが気になりまして。

「All Purpose Flour」というのは何にでも利用できる多目的の小麦粉のことですから、オーストラリアだと「Plain Flour」というふくらし粉の入っていないやつがこれに当たります。もちろん、グルテンは低め。

この小麦粉とほんのわずかなイーストと塩と水だけで作れるラスティックなパンというんだから、作ってみたくなるじゃあありませんか。

発酵させるのに一晩かかるんですけどね、その間は寝ているんだからどうでもいいことだし。

YouTube動画のレシピは小麦粉を1キロ使っていましたが、半分の分量で作ってみました。半分って言ったって小麦粉500グラムですからね。少し足りなくて強力粉を足しました。

  <材料>
  普通の小麦粉 500グラム
  ドライイースト 小さじ1/8
  塩 小さじ2
  水 400ml

これらを混ぜて生地を作り、ラップをして20分発酵させたら、端っこの方を持ち上げて中央へ持ってくるという「折り込み」を4〜5回繰り返すのです。

生地が手にくっつきますので、手を少し水で濡らしてやります。

再びラップをして20分発酵させて同じことを繰り返す。これを4回やります。4回目が終わる頃には生地は滑らか。


再びラップをして寒くないところに置いておきますと、朝には(動画では12時間後と言っていたけど)泡がブクブクでボウルから溢れそうなくらい膨らんでいます。

たったあれだけのイーストでこんなに発酵するんだ!

これを打粉をした台(私はオーブントレーを使用)に取り出します。生地が手にくっつきますが、今度は水じゃあなくて小麦粉を打ちながら取り出します。

これを再び端っこの方を持ち上げて中央へ持ってくるという「折り込み」によって成形したら、ひっくり返して発酵用のバスケットに入れると言うんですけど、そんな物は持っていませんので、普通のボウルにしっかりと打粉をして入れて、50分待ちます。

その間にオーブンを240度に加熱。

さて、ここでダッチオーブンという鍋が必要になるんです。

YouTube動画では真っ黒のキャストアイロン鍋を使っていましたけど、そんな物は持っていないので、ル・クルーゼのキャストアイロン製鍋にそっくりなALDI製(超安い)キャストアイロン製鍋で焼くことにしました。

ボウルから取り出した生地を鍋に移しますと、先程折りたたんだ側が上に来るのでパンがいい感じに割れるんですね。

240度で30分焼くとラスティックなパンの焼き上がり!

のはずが、30分後に取り出すと、

どうしたんだ!

真っ白け!

全然焼けていないじゃないか。やっぱりあの真っ黒のダッチオーブンという鍋でないとダメなのか?

実はこれ、オーブンを予熱する時にダッチオーブンを中に入れて一緒に予熱する必要があったらしい。

仕方がない、もう10分焼こう。

10分後、

まだ全然色が付いていない!

仕方ない、フタをとって焼こう。

15分後、

やっといい感じに色が付きました。(鍋をオーブンに入れてから55分!)

皮がパリパリです!

じゃあ取り出して冷まそう、

と思いましたが、

取り出せません!

底が完全にくっついてしまっていて、木のヘラでゴリゴリやっても全くダメです!

YouTube動画では鍋に油をしいたりしていなかったけど、やっぱりあの真っ黒のダッチオーブンという鍋でないとダメなのか?

ということでですね、

このように見た目は美しいパリパリのパンが、普通の小麦粉でちゃんと焼けたんですがね、どうやったって取り出せないんですから、このまま鍋からちぎって食べようかと思っています。使う道具が違うと上手くいかない場合もあるんですね。

それにしても長かった…



私も作ってみようとお思いでしたら、塩を減らした方が良いかもしれません。小さじ2も入れると塩味がかなり強いです。

それと、鍋の底にベーキングペーパーを敷いておくことを、強くオススメいたします。


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2019年1月7日

ズボンの裾上げ大変記

最近、視力の衰えが激しくて、新しい老眼鏡が必要だとは思っているんですけど。

老眼鏡よりも欲しいのがある。

新しい前歯!

歯根の治療後に新しい歯冠を作ってもらうまでの一時的な仮の歯冠(樹脂製)を、結局そのままつけ続けているんですよ。

歯根の治療だけで4000ドルもかかり、新しい歯冠を作ってもらうには安いので1本1500ドルということは2本必要なんだから3000ドルもかかるんですよ。

一応新しい歯冠を作ってもらうための貯金はしたんだけど、歯に3000ドルも使うのが惜しくてね。

そうこうしているうちに、今日はもう本当に歯冠よりも何よりも、新しい老眼鏡が必要だと実感したのでございます。

実は先日パジャマ代わりに着る薄手のズボンをユニクロで買ったんですが、前回買ったものと瓜二つの商品で名前も同じで、模様がやや違うだけだったから、試着などせずに買ってきたら、

長過ぎる!

でも、大丈夫なのよ。

裾上げなんて貴方、何十年もやってきているんですから、慣れたものです。

いつものように股下の長さを測って印をつけ、裾をバッサリと切り落とし、三つ折りにしてアイロンを掛け、後は縫うだけ。

ところが、

今日に限って、ミシンを出すのが面倒に感じたので、久しぶりにまつり縫いで仕上げようと思ったんですよ。

手縫いは久しぶりです!

ところがどっこい。

生地は黒っぽい色だから糸は黒。さあ、針に糸を通そうと…

あれ?

見えない!

針の穴はどこなの?

腕を伸ばして焦点を合わせると、針の穴は見えたけど糸が通らない。

手が震えるし!

こういう時のためにスレダー(糸通し器)という便利なものがあるのだけど、肝心の細い針金部分が針に通らない!見えない!

長年の勘を頼りに、何とかやっと糸を通せたものの、やろうとしているのは「まつり縫い」ですよ。

生地の糸をすくう針の先なんてね、

見えるわけないじゃん!

それでも、やはり長年の勘というか、指先に触れる針先の感じと針を通した時の引っ張り具合だけを頼りに大きめの目で縫いました。どうせパジャマだし。

ああ…

よく見える老眼鏡だけじゃなくて、拡大鏡付きランプが必要です。

もっと簡単に糸を通せる糸通しも必要です。


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2019年1月6日

ヒトを食事に呼ぶこと

うちの夫はそれが好き!

私たちがまだ若かった頃は、夫が友人を食事に呼ぶ度にお料理を頑張った私です。しかし、お客様を家に迎える時には、食べ物飲み物さえ出せば良いというわけにはいかない。

当時住んでいた小さな家を片付け、掃除し、花など飾り、お食事や飲み物を出し、お客が帰れば後片付けが待っている。

これらのほとんどを私が一人でやるんです。お客がいらっしゃったら自分は飲み食いしながらおしゃべりしていればいいだけの夫は、そりゃあ楽しいだろう。「またやりたい!」と思うだろう。

こうして、夫がヒトを食事に呼ぶ度にヘトヘトになった私は、次第に人を家に招くことが嫌になっていきました。そのうち、私がよく知らない夫の友人や親戚などを、私に相談もなく食事に呼んだりすると、異常に腹が立つようになりまして、夫婦関係が険悪化する原因にもなったのでした。

そんな昨今、夫はヒトを食事に呼びたい時は、すっかり成人してお料理好きに育ったうちの娘に頼るようになりまして、この度も私には一切の相談もなく、夫が勤めるツールショップの若者三人を食事に招待したのでした。

しかしね、娘は車の運転免許を持っていないので、買い物には私が一緒に行かなくちゃあならないんですよ。

娘はお料理はするけど家の片づけや掃除には、関心がゼロなのですよ。

娘一人でお客様を迎える準備ができるわけじゃあないの!

さて…

昨日の土曜日、午後4時に店を閉めた後、夫の帰宅と同時に若者三人もやってきました。

楽しく飲み食いおしゃべりして、彼らが帰った後はいつものようにTVの前に座ってNetflix を見始めた夫。

キッチンが汚いままなのは心配だったけど、何だかんだ文句を言うのも嫌で、私はさっさと寝たのです。

今朝起きたら、シンクもガスレンジもアリだらけ。

恐れたとおり…

そこへ起きてきた夫。

「それで昨夜は楽しかったですか?」
「ウン、もうサイコー!でも歳が違うからね、彼らの話題が僕には合わないっていうか」
「当たり前です。あなたは彼らのお父さんの年齢です」
「あははは、そうなんだよ」

「それはそうと、シンクを見てください。アリが凄いです。掃除をせずにおくとこういうことになりますから」(ご機嫌が悪いと丁寧語になるワタクシ)

シンクには、娘がデザートをお出しした時の汚れ物がたまり、その上に夫がTVを見ながら食べたのであろうアイスクリームが付いたボウルやスプーンが置かれ、それらに黒山のアリだかり!

誰のせいでしょうか?

カスレンジには肉を焼いた汁が飛び散っていて、それに黒山のアリだかり。

夫は自分がアイスクリームを食べたボウルだけはすすいで、食器洗い機に入れようとしたら、中には昨夜の食器類がたくさん入ったままだったので、それらを片付けてからアイスクリームのボウルを食器洗い機に入れて、すぐに仕事に出かけました。7時過ぎでした。

今日の開店時間は9時なのに、こんなに早くから行く必要もなかろう。キッチンの掃除をしてから行けよ!(と、心の中で叫ぶワタクシ。)

後で食器洗い機を開けたら、アイスクリームを食べたボウルには、まだアリがいっぱい残っていて、食器洗い機の中を右往左往しているのでございました。

さて、

誰がキッチンの掃除をするのでしょうか…


ヒトを食事に呼ぶのが大好きな理由は、ここにあるんだよ。

本人は何もしなくてもいいんだからな。

自宅レストランにヒトを呼ぶだけでいいんだからな。

食材の買い出しも掃除も料理も後片付けも、とにかく何もしないで座って楽しむだけでいいんだからな。

やってられるか!(そのうち娘だって嫌気が差すことは間違いなし!)


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2019年1月5日

熱風は吹き荒れなかったけど

昨日、恐れていた熱風は吹き荒れるというような強風ではなく、気温は43度を超えましたけど私達は快適に過ごしました。

窓もカーテンも締め切って、ブラインドも窓の外の日除けも全部下ろして、エアコンを付けた居間にいる限り、外の暑さは分からないのです。

しかし、夕方にそろそろクールチェンジが来るはずだと思って外に出たら、それはもうまさにサウナに入った瞬間と同じ。

うわっ!

と、即座にドアを締めたのはもちろんです。

朝の入念な水やりと、植木鉢と手押し車を駆使して保護したシソの芽とミョウガは、無事でした。日差しから保護をしなかった他のハーブ類は萎れていたけど大丈夫でした。

しかし、

種を蒔いたわけではないのに、箱型野菜畑で育ち始めていたロケット(ルッコラ)は無残な有様。



これはもうダメだ…


夕方、熱い北風が冷たい南風に変わった途端に気温が下がり、あっという間に肌寒いほどになりまして、私も元気を回復しました。

メルボルンの天気の良いところは、暑くなっても必ずこのクールチェンジが来ることです。

森林火災は、ヴィクトリア州でも数カ所で発生しましたが、我が家の近くでは発生しなかったのが幸いでした。


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2019年1月4日

予想最高気温は43度!

天気予報によりますと、我が家のあるエリアの予想最高気温は、1度上がって43度となっております。

しかも、

強風が吹き荒れる模様!

この強風というのがですね、日本にいらっしゃる皆さんにはお分かりいただけないと思うんですが、簡単に言うと、

北の空の彼方に超巨大ヘアドライヤーがあって、そこから熱風が吹いてくるという感じ。その熱風というのは台風が近づいてきた時のあの強風と同じ感じで、ただしそれをヘアドライヤーの熱風にしてもらうと想像できるかも。

ブラックサタデーの時は、まさにそんな感じでございました。

庭に植えていたレタスなどの葉野菜類は茶色い紙と化したのでございまして、そんな熱風が吹いたら最近育ち始めたシソの芽が生存できる可能性はない。

ですから、今朝はまず死んでほしくないシソとミョウガと三つ葉とその他ハープ類にしっかりと水をやり、シソの芽には植木鉢をかぶせてその上から手押し車をかぶせ(だって小さめの植木鉢は吹き飛ばされる可能性がありますからね)、家の中は全てのカーテン・ブラインドを閉じまして、後は祈るのみ。

北部では50度近くになるそうで、更に強風ですからね、森林火災の危険日です。こういう日は、放火魔たちは火事を起こしたくてウズウズしていますしね。

さてどうなることか。

夕方にはクールチェンジが来るそうです。(クールチェンジというのは、北からの熱風が南からの冷風に変わり気温が下がることをそう呼びます。)

ただ今、7時半前で、気温は17度くらいだったのがあっという間に20度になりました。お昼頃には40度になる予定です。

言っときますけど、それらの数字は百葉箱の中の気温ですからね。日なたの気温は確実に50度を超えるでしょう。


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2019年1月3日

再び熱波が襲来

先日、西オーストラリア州のどこかで気温が49度を突破したというニュースに驚いてはいけません。

今日も、西オーストラリア州と南オーストラリア州の内陸部では49度超えする場所があるそうです。ヴィクトリア州だって北部では気温は40度台ですよ。

そして、明日の金曜日には、メルボルンでも42度になるんだそうですからね、やらなくちゃいけないことは涼しいうちにやっておきましょう。

ということで、

先日から気になっていたんですが、玄関前の花壇を覆っていた枯れ果てた球根系の白い花の残骸と降り積もった落ち葉を、朝の涼しいうちに掃除しました。

言っておきますけど、ユーカリの木は一年中葉っぱを落とします。暑く乾燥した日が続く夏は特に、乾燥から身を守ろうとするユーカリの木々がせっせと葉っぱを落とすので、どんどん葉っぱが降り積もります。

それらの葉っぱは、マッチ1本で燃え上がる葉っぱですからね、ユーカリオイルだかなんだかよく燃える物質が含まれているわけですから、

42度になる前に掃除をしておかないと!

さらに、昨日、仕事が休みで夕方まで昼寝をしていた夫が、夕方に草切りをしたので、その切った草や土埃が我が家の周囲と箱型野菜畑の向こうにあるゲートまで続くレンガの歩道に溜まっているのを掃き掃除しないといけません。

いつものことですが、ブロワーでブワ ーッと吹き飛ばすことができたら楽なんだけど、我が家のゴミ屋敷ガレージにそのブロワーはあるんだけど、あんな重いものを担ぐことは私にはできないし。

夫はトラクターみたいな草刈り機に乗って草を切ることだけはやってくれるけど、その後片付けはしないんですから。

まあとにかく、

何十メートルもある歩道や家の周りをホウキで掃きながら、草や葉っぱを集めて植物性ごみ専用の大きなごみ容器に突っ込みながら、つくづく思ったのでございます。

敷地が広すぎる!
ユーカリの木が多すぎる!
庭の手入れなんてできるわけない!

よほどのガーデニング愛好者で、庭に費やせる経済的なゆとりと時間的なゆとりがあって、さらに健康でなくては、

無理無理無理!

3000平方メートルもあるんですよ!
これを私一人でどうやって面倒を見ろと言うのか!

一人で勝手に怒り、ブツブツと独り言を言いながらも頑張りました。

お昼前になったら空が晴れてお日様が出たので、作業は止めました。外は気温が上がり始めています。

ユーカリの落ち葉はまだまだ家の周りにいっぱいあります。

どうぞ近くで火事が起きませんように…

と呟いてから気がついた。

この家はユーカリの木に囲まれているんだわ。いくら地面の葉っぱを掃除しても、火の粉が飛んできたら、

アウトなんだったわ。

熱波イコール火事が心配なメルボルンです!


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2019年1月2日

ハッピーな新年のスタート

元旦の昨日、岡山の田舎でまだ元気でいる私の母親と久しぶりに電話で話しました。

昨年の正月は私のメンタル状態がかなり悪くて、電話をかけることを考えただけで苦しくなり、結局私の方から電話をかけることはできなくて、向こうから電話がかかってくることも怖くて耐えられず、電話をしないでくれと携帯にメッセージを送ったのでした。

分からない人には分かるまい…

なぜ自分の親に電話をかけて「あけましておめでとう」と言うことがそれほどのストレスになるのか。

その後もずっと、日本にいる母親や妹達のことを考えるだけで具合が悪くなっておりましたので、本当に時々携帯にメッセージを送るだけにとどまった一年間でした。

なんであんなことになっていたのかと、今思えば理解に苦しむんですけどね。

私の精神的な病気の原因になったトラウマの数々は、あの家にあるわけでして。そして、それらの原因だった父親は、今もあの家で健在なんでして。

母親に対する申し訳ない気持ちが罪悪感として私を苦しめますし、妹達が外国へ出ていってしまった長女の私のことを無責任なお姉ちゃんだと避難しているに違いないと、被害妄想もしますし。

電話をかけられるようになった現在も、電話をする時には心臓がバクバクするんですよ。

ああ…

とにかく、本当に久しぶりに母親の声を聞きました。

現在84歳ですが、元気そうな声で安心しました。

どこそこの誰が死んだとか、誰が病気だとか、自分達の身体の調子のこととか、年老いてい自分達の兄弟姉妹の健康問題とか、そんな話ばかり聞くのは本当にツライのですが、昨日はそういうツライ話がゼロでした。

私には二人の妹がいて、それぞれ二人ずつ娘がいるのですがね、その姪四人のうち一人が先日結婚したというのがトップニュースでした。籍を入れただけで、結婚式は4月の予定だそうです。

その娘の姉も、もうすぐ家を出て独立し、ボーイフレンドと同居するそうです。

別の姪にも恋人がいて、近くおめでたい話になるかもしれないそうです。

こういう話を教えてくれるうちの母親も嬉しそうでね。曾孫ができるかもしれないんだしね。姪たちにそれぞれ家族ができれば、妹達家族が私の実家に集まることもなくなるでしょうから、皆んなが集まるのは今年が最後かもしれないなあと言っておりました。

とにかく、

ハッピーなニュースで幕開けした2019年です!


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2019年1月1日

新年明けました

例年通り、お正月という特別な雰囲気のまったくない元旦の朝です。

昨夜ベッドに入る頃には花火の音が聞こえていましたから、各地でニューイヤーズイブのイベントが開催されていたのでしょうが、うちの家族は皆んな平常通り。

そして今朝も平常通りです。

快晴でお日様がギラギラしていますが、外に出るのが怖いという猛暑ではありませんし、花粉の心配もないということで、

朝から大洗濯をしています!

特に、寝具カバー類の洗濯を避ける傾向があるうちの娘を説得し、娘の寝具カバーからマットレスプロテクターから、全部洗っています。自分で洗濯するわけじゃないのに、寝具カバーやシーツを剥がすとか再び取り付けるとか、それがとにかく面倒ならしいのです。

「じゃあお母さんがやってあげましょう」ということは決してしませんからね、自分で洗濯に出すのを待っているうちに、いつもはいい匂いがする娘の部屋も臭くなってきたという。

夫は、睡眠時無呼吸対策の「マウスピース」と睡眠時に強制的に呼吸させる装置「CPCPマシーン」のおかげで元気を取り戻しておりまして、元旦の今朝は、なんと、

ゴミ屋敷状態のガレージを片付けています!

息子は相変わらず、部屋にこもっていたり、下の部屋に下りてきて絵を描いたり。毎週一階は、例の新薬治験後の血液と尿テストに病院に行くという暮らしですが、今年は人間モルモットで稼いだお金で旅行に行く予定らしいです。

ということは、今年も親に頼る暮らしだな。

早く自立して家を出てもらいたいものですが。

娘の方は、アルバイト探しに苦労しております。最近、アパートを借りて一人暮らしをすることを夢見ているようですが、収入のない者には無理なことです。

我が家からメルボルン大学までの通学には結構時間がかかりますしね、一人暮らしに憧れる気持ちもわかります。仕事をして生活費を稼ぐことができなければ、憧れはただの夢。

頑張ってください。

さあ、新しい一年の始まり。

家族の暮らしに良い変化があるといいなあ!

皆さんの2019年も、ハッピーなことがたくさんあるといいですね。


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