2018年1月31日

暖炉に火を入れるだと?

5日間続いた熱波が終わり、クールチェンジに伴って雨も降り、気温が14度まで下がって涼しかった昨日の朝。

家の中をできるだけ冷やすために、窓を開けっ放しにしていました。少し肌寒いのでカーディガンを羽織って、久しぶりにグラノーラを焼きました。

オーブンをつけているキッチンで、あれこれ忙しく動いていても汗が吹き出ない涼しさの嬉しいこと。気温が低いと、私の活動能力と意欲はここまで異なるのです。

ふと居間の方を見ますと、

娘が暖炉に薪を並べていました!

「ちょっとお!暖炉に火を入れるつもりじゃないでしょうね!ダメよ!」
「だってえ…」
「アンタね、寒いのなら窓を閉めればいいでしょ!」
「火をつけたって温まるのは暖炉の周りだけでしょ?」
「冗談じゃない!」
「暖炉の目的は暖房だけじゃなくて、atmosphere(雰囲気&くつろぎ感)のためもあるでしょ…」
「ダメダメダメ!やっと涼しくなったっていうのに!今は家を冷やさないといけないの!」

お母さん、すごい剣幕です。

暖炉に火を入れるのをあきらめた娘は、真冬に着るジャケットを持ってきて羽織り、ソファに座るとブランケット(毛糸で編んだ物)を被るようにして本を読み始めました。

「アンタね、そんなに寒いのなら、長いズボンをはけば?」

娘は、ショートパンツにタンクトップ姿だったのです。

猛暑のせいで、エアコンのきいた部屋で扇風機にあたっていた翌日に、暖炉に火をつけようとする娘がどうかしている…というわけでもないんですけど。確かに肌寒かったんですから。

今朝はね、もっと寒いです。

明日の朝は、気温が10度以下になるかもしれません。

でもね、どうせまた暑くなるんだから、せっかくの肌寒いほどの涼しさを今は楽しみたいのです。

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2018年1月30日

ブルータンくん

やっと涼しくなりました。(ちょっと寒いくらい!)

もうホントにやれやれです。

ハーブ畑は毎日朝晩水やりをしたおかげで、三つ葉やバジルや青じその葉っぱが少し枯れたり萎れたりはしましたが、どれもちゃんと灼熱の5日間を生き延びたようです。水やりをしなかったカエデの若木1本は死んだかもしれません。葉っぱが完全に枯れてしまっています。

箱型野菜畑のイチゴは、毎日の水やりをしないと枯れちゃうかなあと思っていたら、やはり枯れました。仕方ないわ。毎日朝晩畑まで行って水やりし続けるなんて、とても続けられません。

夏は灼熱、冬は苔が生えるほど日当たりゼロの箱型野菜畑の将来は未定です。別の場所に動かそうったって、簡単に動かせるものじゃあないし。

ところで、

我が家には人間以外にも、住んでいる生き物がたくさんおります。毒アリや蜘蛛などの虫類はともかく、マグパイのジョージの一家とブルータンくんは、家族も同然です。(ウサギも住んでいますけど、あいつ等はビクビクしていて可愛くないし、野菜を食い荒らすから家族じゃないの。)

マグパイのジョージは、最近はもう私を見ても逃げません。マグパイというのは、春に子が生まれる頃には攻撃的になって人を襲ったりするのですけど、ジョージは至ってフレンドリーです。洗濯物を干す私のすぐ横で食べ物を探していますから。

ハーブ畑の周りにはトカゲもいっぱい住んでいますが、最大のトカゲはこの方、ブルータンくんです。


暑い日によく姿を見せてくれるブルータンくんですが、昨日もやって来ました。

うちの息子や息子の友人達は、ブルータンくんを「she」と呼ぶんですけど、メスだとどうして分かるんでしょう。見た目で区別はつきませんよ。でも頭がほっそりしているから、メスかもしれないなあ。

可愛いんですよ。


窓から家の中を覗いたりするの。

日本語では「青舌大蜥蜴(アオジタオオトカゲ)」という、可愛らしくない名前が付いています。

我家の庭の何処かに住んでいるとは言え野生のトカゲですけど、餌付けしてもいいのかなあ。「ブルータンくーん」と呼ぶと、のっそりのっそりやって来るようになったら楽しいような気がするんですけど。


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2018年1月29日

暑すぎて蚊にも刺され

全豪オープンテニスの男子シングルス決勝の第5セットで、あれよあれよという間にフェデラー選手がポイントを重ね、あっけなく世界4大大会通算20勝目を決めた頃、メルボルンの気温はまだ35度くらいありました。

我が家のエアコンがある快適な居間では、いつも夫がNetflix三昧ですから、私はテレビでテニスを見ることができません。ですからね、昨夜はクソ暑い自分の部屋でインターネットで試合速報をチェックしていたんですが、第1セットの一方的展開からチリッチ選手ボロ負けか…とがっかりしました。

チリッチ選手に勝ってほしかったんだけどな。

それはともかく…

気温40度超えの日には、我が家はエアコンがある居間以外はサウナ状態になります。昨日も、家族の寝室とバスルームがある2階は、熱気がたまって危険な暑さでした。

あんな所では寝られませんからね、日が暮れると同時に例の蒸発冷却式クーラーを入れました。一気に家中の湿度が急上昇しました。気温は少し下がっても湿度が上がると余計に不快に感じものですが、しばらくすると2階の気温は扇風機があれば寝られそうな程度に下がりました。

テニスは、フェデラー選手のボロ勝ちに決まったとあきらめた私は、2階に上がって冷水シャワーを浴びてスッキリしたんですが、気温が体温よりもはるかに高くなる昨日のような日は、バスルームの戸棚においてある化粧水とか乳液はホカホカでしてね、せっかく冷水シャワーでひんやりと冷えた顔に温かい(と言うか熱く感じる)化粧水をつけると気持ちが悪いものです。

ところで、

私は2階にある我々夫婦の寝室では寝ていません。かつて避難部屋と称していた物置兼客用寝室を自分の部屋にしているんです。(本ブログをキーワード「避難部屋」で検索していただくと、これまでの経緯が読めます。)

この部屋には、クーラーの冷風は出ないのです。

通常は、家中で最も涼しいはずの部屋だから取り立てて問題はないのですが、昨日は違いました。家中がサウナ状態でしたからね、蒸し暑いのなんの。本当に扇風機だけが頼りの一晩で。

夜中の1時半頃、気温はまだ30度以上ありました。

そのうち蚊が出てきて寝るどころではなくなり、3時頃から蚊と格闘したり刺されたところにムヒを塗ったりしているうちに、空が白んで朝が来てしまったという寝不足の今日、気温は35度まで上がるそうです。

クールチェンジが来るのは夕方。

明日からは涼しい日が続きますから、疲れも回復すると思います。お布団にくるまってぐっすり眠れると思います。寒いくらい気温が下がりますからね。クールチェンジに伴う雨で、畑も喜ぶと思います。涼しいとオーブンを使う気になるので、グラノーラも焼けます。

待ち遠しいクールチェンジ!

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2018年1月28日

クールチェンジよ早く来い

暑いです。

しかも、蒸し蒸しと蒸し暑いのです。

私は岡山県出身ですが、岡山の夏は、特に7月後半は、こんな感じだったような気がします。セミの鳴き声はしませんが。

メルボルンでは、近年湿度が高い日が増えてきていると思います。

扇風機に当たりながらこれを書いていても、汗がぽたりと落ちてくる。私が最も苦手とする天気ですが、空は快晴だし、気温はこれから40度近くまで上がる予報ですから、朝から窓もカーテンも全部閉めまして、ハーブ畑にも水やりをしまして、来る暑さに備えています。

今晩は、全豪オープンテニスの男子シングルスの決勝があるんですけど、試合が始まる頃の予想気温は38度でこの蒸し暑さだと、フェデラー選手もチリッチ選手も大変ですよ。屋根は閉じるだろうから日光は遮られるので、少しはマシだろうけど。

今回の暑さは、明日の午後にやって来るはずのクールチェンジで終わりです。

クールチェンジの後は、私が住んでいる辺りだと気温は15度位まで下がるそうですから、本当に待ち遠しい!

クールチェンジがあるから耐えられるメルボルンの夏です。


クールチェンジがなかったら、私はメルボルンには住みたくない。絶対にもっと涼しいところに引越します。タスマニアとか、ニュージーランドとか。

おお、ニュージーランドといえば、

新聞サイトに広告が載っていたニュージーランド観光局のウェブサイト「100% Pure New Zealand」がさらに魅力アップしていましたのでご紹介します。

オーストラリアに住んでいる私がこんなこと言って何ですが、南半球に旅行するならオーストラリアよりニュージーランドの方がはるかに魅力的じゃないですか?

涼しそうだし。

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2018年1月27日

オーストラリア・デーのBBQ

昨日の1月26日は、「オーストラリア・デー」でした。

「オーストラリア・デー」は、毎年1月26日と決まっています。建国記念日のようなものですが、建国の日がなぜ1月26日なのかと言いますと、1788年のこの日に、英国からの第一船団(First Fleetと呼ばれる)がポート・ジャクソン湾に到着したからです。

つまり、この日は、大英帝国による植民が始まった日であり、アボリジニと呼ばれる先住民への迫害が始まった日でもあるので、この日を「オーストラリア・デー」とすることに反対する人達が大勢いまして、毎年各地で開催される反対集会には、今年はさらに多くの人が集まりました。

しかし、

ほとんどのオーストラリア人にとって、「オーストラリア・デー」は家族や友人が集まってBBQを楽しむ日であります。昨日は、内陸部はもとより南西部では再び気温が上がり、おまけに湿度も高くなったので、BBQは暑かったことでしょう。

我が家では、「オーストラリア・デー」なのに夫は仕事だし、特別なイベントは予定しておりませんでした。

蒸し暑さのせいだか前日から頭が痛かった私は、昼過ぎから頭痛がひどくなり、扇風機だけが頼りの寝室を暗くして横になっていたんですけど、そこに友人のエクリーさんから電話が。

BBQをやろう! 食べに来て!

BBQ?

もちろん行くよ…って言うか、行きたいんだけどね…、私、今ちょっと頭が痛くて寝てるのよお!

頭痛薬を飲んで水をたっぷり飲んで静かに横になっておりました。

夫が普段よりも早めに帰宅し、みんながシャワーを浴びたりしてBBQに行く準備をしている間に、頭痛は治ったように感じましたので起き上がると、

ズッガーン!

ああ… まだダメだわ。

ということで、BBQには欠席。

一人暗い部屋でゴロゴロして過ごした2018年の「オーストラリア・デー」でございました。

今朝起きると頭痛は治っていましたが、今日はもうBBQはありません。しかし、蒸し暑さは昨日以上になるそうです。

明日は気温が再び40度近くになるらしくて、水分摂取に気をつけなくちゃいけません。

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2018年1月26日

忘れ物お届け係

いい加減にしろよ〜!

なんでこうも忘れ物をするんだよ!

ツールショップの鍵を忘れたから、持って来てくれ!
メガネを忘れたから見えなくて仕事にならないから、持ってきてくれる?
iPhoneを忘れたから、持って来てください。
デスクの上にどこそこのメーカー商品の価格表があるから、持って来ていただけませんか。
またツールショップの鍵を忘れて戸締まりができないから、息子に車の運転をさせて持って来てください、お願いします。(息子が運転するためには私が助手席に座っていないといけないんだよ!)

アレを忘れた、コレを忘れた、こんなにしょっちゅう!

そしてねえ、その忘れ物を届けに頻繁に勤め先にやって来る奥さんって、ちょっと恥ずかしいよ!

さらにね、皆さん、
お届けするのは忘れ物だけじゃないの!

お客さんがトラックに物を載せるのに苦労しているから、アルミブリッジを貸してあげたいから持って来てくれとか、チェーンを持って来てくれとか、

頭にくる〜!

昨日なんてね、夫が勤める店舗から別の店舗に、ある商品を配達してくれだと!

私を何だと思ってるんだあ!

そういうことはスタッフにやらせろよ!
配達屋かタクシーかウーバーでも使えばいいじゃないか!

と…

怒りながらも拒否できない私も私だけど。

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2018年1月25日

別次元の差別と偏見

昨日の水曜日、晩ご飯を食べに来るということだった夫の勤めるツールショップの友達二人。てっきり仕事を終えてそのままやって来るものと思っていたら、二人ともちゃんと着替えて、小綺麗な服装でやって来ました。

決めるのに苦労した献立は、焼き鳥(ネギ間)と枝豆入りのちらし寿司、インゲンのごま和え、ナスの甘味噌グリル、ほうれん草とマッシュルームのごまドレッシングで、どれも大変好評でした。

娘が作ったデザートがすごくて、小麦粉なしのガトーショコラ、2種類のチョコレートトリュフ、マカルーン、そして新鮮なダークチェリー。これらを芸術的に盛り付けておりまして、テーブルに持っていくと大歓声が上がりました。

食べ物の話、仕事の話、旅行の話とおしゃべりが盛り上がった頃、エジプト出身のイスラム教徒だと聞いていたRさんが初めてエジプトに旅行した時の話をしてくれて、その場にいた全員が驚愕!

よく話を聞くと、Rさんはエジプト出身ではないのです。

お父さんとお母さんがエジプトからの移民(難民だったのかも)でした。Rさん自身はメルボルンの南西にある都市ジーロング(Geelong)で生まれて育ったオーストラリア人なのです。どおりで、全く普通のオーストラリア英語を話すわけです。

オーストラリアで生まれ育ったオーストラリア人ですが、両親がエジプト出身ということもあって、初めてエジプトへ旅行したのが2002年のことだそうです。

この時、いろいろ盗まれていますが、パスポートも盗まれました。パスポート再発行の手続きにオーストラリア領事館へ行きますが、そこで受けた対応がひどすぎるのです!

オーストラリアのパスポートのコピーも運転免許証も持っていたのに、公正な対応をしてもらえなかったばかりか、テロリスト支援者と疑われたり、窓口をたらい回しにされ、エジプト当局からも筆舌に尽くしがたい理不尽な対応を受けているのです。

これはねえ、政府にきちんと抗議するべきですよ。

あまりに理不尽な仕打ちに切れたRさんが大声を上げて怒り建物を蹴ったりしたために、兵士に銃を突きつけられて羽交い締めにされ、投獄されるところでした。

一歩間違えたら、生きてオーストラリアに戻ることができなかった程の、恐怖と屈辱の連続でした。

アラブ人であるがゆえの苦労は常につきまとっています。(Rさんは、オーストラリア生まれのオーストラリア人ですが、外見はアラブ人。)

大学でエンジニアリングを学んだRさんが、不本意にも現在ツールショップで営業の仕事をしているのは、アラブ人だという理由でなかなか希望する職種で採用してもらえないからです。エンジニアの仕事には応募し続けていますが、上手く行かないそうです。

アラブ人ということで差別を受けるのは日常的で、テロリスト絡みのジョークのネタにされるのは毎日のこと。そして、その差別というのが、アジア人が受ける差別とは別次元なのですよ。

ツールショップにやって来る客の多くも、彼が「いらっしゃいませ、何をお探しですか?」と話しかけると、彼の顔を見てあっちに行ってしまうか、他のスタッフを探すのだそうです。

イスラム教徒であることとアラブ人の外見だということで、二重苦なのです。

不合理な差別と偏見に直面する日常なのです。

底抜けに明るくユーモアがあってポジティブなRさんですが、こうした話をしてくれている間に何度か真顔になりました。

ひどいなあ、不愉快だなあ、不当だ、許しがたい!

聞きながら怒りを感じました。

しかし、そう言う私だって、Rさんのことを知らなければ、彼のような外見の人を「怖い」と感じたかもしれません。好感を持たずにはいられないような、本当に明るくて楽しい人なのですけどね。

「美味しい、美味しい」と、ちらし寿司を何度もおかわりし、お皿には焼き鳥の串がどんどんたまっていくRさん。

帰る際には、ためらいなくがっしりとハグしました。

「また一緒にご飯しようね」って。

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2018年1月24日

桃を皮ごと食べるようになった私

私もオーストラリアに住んでもう20ウン年ですし、様々なオーストラリア式に適応してきたとは思います。

でも、桃をあの毛の生えた皮ごと食べるのだけは、

やっぱりイヤなのよ〜!

と、前回書いたのは一年前。

桃を毛の生えた皮ごと食べることは、「受け入れがたいオーストラリア式」の一つであると、このブログで何度も書いて来たのですが。

物事は慣れだと言います。

モシャモシャとした食感の皮付きの桃を食べているうちに、慣れてしまったのだろうと思うんですよ。

ああ…

最近、私は、

桃を皮ごと食べているのでございます。

食べるたびに思うんですよ、「皮がモシャモシャするなあ」と。

オーストラリアの桃は、小ぶりのものが多いとはいえ、皮は薄くて柔らかいとか、ネクタリン並みに毛が無いとか、そういうことはありません。



しかしねえ、実は桃の皮は酸味があって美味しいのですよ。問題は食感、もうそれだけ。

今が真夏のメルボルンでは、桃が食べ頃です。

今もまた、私は桃を縦に切り、ひねってパカリと二つに割り、種を取り除いて半分に切って、皮ごと食べたのでした。

ああ…

桃を毛の生えた皮ごと食べるような日が来るとはねえ。

皮をむく手間が省けるっていうのは大きいです。


ちなみに、キウイは、まだ皮ごと食べていません。

キウイの皮は、ちょっと手強いです。オーストラリア人だってキウイの皮は食べないと思うんですけど、食物繊維が豊富なので捨てるのはもったいないと、食べることを奨励する人達もいますから。

しかし、キウイの皮はちょっと…。

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2018年1月23日

殺人的トウガラシ

娘と私は料理が好きなので、玄関横の花壇をハーブ畑にしてしまいました。様々なハーブを育てていますが、青じそと三つ葉もあるんですよ。

トウガラシもあると便利なので、2種類育てています。「普通の赤トウガラシ(Common Red Chilli)」とラベルに書いてあったやつと「タイの赤トウガラシ(Thai Red Chilli)」です。植える場所不足で、今のところ鉢植えです。



次々に赤くなってきましたので、早速一つを料理に使ってみることにしました。

まずは、どれほど辛いのか味見をしなくてはいけません。

そこで、切り口を少し舐めてみましたら、

うっわあ辛い!

辛いのは好きだけど得意ではない(頭から汗が噴き出る)私は、辛いのが得意な娘に味見を頼みました。

娘は私のリアクションで心配になったらしく、切ったトウガラシを指で触って、その指を舐めてみました。

「うん、これはいい辛味だね(Yeah, this is good heat!)舌の前の方ではどうのこうの…後ろの方ではどうのこうの…」

との玄人的感想でして。

「少しかじってみてくれない?」
「それは嫌だ!」

そこで、半分は冗談で、辛いのが苦手な息子に味見を勧めてみました。

すると、当然「オレはいい」と言って味見を拒否すると思っていた息子が、薄くスライスしたのをちぎって1ミリほどの小片を口に入れてモグモグし始めたのです。

「… んん … ん ...」

黙ってその1ミリ小片をモグモグしている息子。沈黙して見守る娘と私。

あっ、

突然のけぞった!

ダダーと走る。水道へ走る。

あ゛あ゛あ゛あ゛

うがいをしたってどうにもならない。

冷蔵庫からヨーグルトを取り出して、ヨーグルトで口の中をグチュグチュやり始めた。

と、その時、うっかり目の近くに手をやってしまった息子。トウガラシを触った右手の指が触れてしまったのか、突然右目に激痛が走ったらしい。

ダダーと走る。水道へ走る。

あ゛あ゛あ゛あ゛

顔と目を洗う息子。

ちょっとお、

これは、料理に使えるの?

味見をしたのは大きめの普通のトウガラシの方でした。タイのトウガラシは、普通のやつよりもスコヴィル値はかなり上なんですよ。


ちょっと舐めただけでも、しばらく唇がピリピリしてたまらなかったのですが、

怖いなあ!

たくさんできたら乾燥させて自家製「鷹の爪」を作る予定ですが、料理に使う時には十分な注意が必要なようです。

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2018年1月22日

決まらない献立

夫が食事に招待した会社の友人二人(夫よりも随分若い二人)が、仕事を終えた後に晩ご飯を食べに来るのは水曜日です。

献立を考えているところだと昨日の記事に書いたのですが、これがですね、

むずかしい〜!

なかなか決まらないのです。

娘が和食にしようというので、和食の献立を考えているんですけどね。

一人がエジプト出身のイスラム教徒だから、豚肉と豚関係のあらゆるものとアルコール類がダメで、お肉もハラルミート(Halal Meat)でないとダメだし、ゼラチンを使ったデザートもダメだし。

彼は、魚やシーフードが嫌いでお肉が好きらしいから、ハラルミート(Halal Meat)を売っている店を見つけてお肉料理にするしかないだろうと思って、夏の和食の肉料理を考えていたところ、

新情報が入ってまいりました!

晩ご飯を食べに来るもう一人の方は普通のオーストラリア人なのですが、この方の奥さんもいらっしゃるのです。(うちの夫と娘は、この夫婦のBBQに呼ばれたことがあって。)その奥さんがですね、小麦粉と乳製品にアレルギーがあるんですって。

ということは、さらに使えない食材が増えました。

豚肉と豚関係のあらゆるものとアルコール類(みりんを含む)とゼラチンとシーフードと魚と小麦粉と乳製品がバツ!

卵は大丈夫なんでしょうねえ!

娘はデザートに作ろうと思っていたババロワをあきらめ、私が提案したチーズケーキもティラミスもNGということになったので、マカルーンを焼くと言っています。

私は、デザートには果物を出せば良いと言っているんですが、果物だけではダメなんだそうで。

マカルーンを焼いても、使った卵がハラルじゃなかったから食べられないとか、そういうことになりませんように。


以前、夫が知り合いになった日本人とそのオージー奥さんを食事に呼んだ時のことを思い出しました。

あの時も和食を作ったのですがね、奥さんがヴィーガンだったのです。それを知らなかったから、作ったものがほとんど食べれず。

お味噌汁も鰹節で出汁を取ったからダメだと言って。野菜の料理もいろいろあったけど、以前肉を料理したことがある鍋やフライパンを使っているから食べないって。

結局彼女が食べたのは、豆腐だけでした。

食べられないものがある時には、事前に知らせておかなくちゃあいけませんよねえ!

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2018年1月21日

抗うつ薬を2倍にしてから

12月に気分が沈んで寝込んだ後、なかなか元気が出なくて。

しばらくして普通に家事はできるようになった後も、時々スーパーに行くだけのひきこもり生活で、家族以外とは会話をすることもなく、ちょっとしたことが気になってはクヨクヨと悩み、不安感で心臓はバクバクするし手は震えるし、

こんなことじゃあダメだ!

ということで、

毎朝飲んでいる抗うつ薬のAropaxという薬を1錠(20mg)から2錠(40mg)に増やしたんです。

かかりつけの若きリム医師も必要なら増やせば良いと言っていたし、うちの娘は同じAropaxを毎日2錠飲んでいるのだし。

前にも書きましたが、Aropaxというのは Paroxetine Hydrochloride Hydrate(パロキセチン塩酸塩)という薬成分の選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)です。

ほぼ上限とも言える40mgに増やしてから、気分は安定して夜も眠れるようになってきました。心臓もバクバクしなくなったし、常に考えがネガティブ方向に向いていたのに変化してきました

薬のせいなのか、あるいは自然に回復して来ているのかは、分かりませんけど。

実家の両親のことや妹達のことを考えても、「今何かあったらどうしたら良いの」と悩まずに、「その時その時に、自分ができる最善のことをするしかないじゃないか」と考えています。

世界中を旅することが人生の目的だったはずなのに、どこにも行けない自分が悲しかったけど、「メルボルンで楽しめることを楽しむしかないじゃないか」と思えてきたし、「まだまだ人生終わりじゃないんだし」とこれからに期待したりして。

夫が、会社の友人を夕食に呼びたいと突然言っても、通常のように動揺しなかったしな。

当分の間は、薬は2錠でやってみます。


ところで、

夫が会社の友人二人(夫よりも随分若い二人)を食事に招待したのは水曜日です。毎週水曜日は週休一日の夫の休日なのです。

現在、献立を考えているところですが、これが簡単にいかない理由は、一人がエジプト出身のイスラム教徒だからです。イスラム教徒の皆さんは、いろいろ食品制限があるじゃないですか。

和食にするにしても、みりんや料理酒は使えないし。

娘が、デザートにイチゴのババロワを作ると言ったんですが、ゼラチンがダメみたいですからババロワは無理じゃないの?

彼はお肉が好きらしいからお肉料理にしようと思っていますが、ハラルミート(Halal Meat)を売っている店を見つけなくちゃあいけません。

ドンカスター(Doncaster)にハラル食品店があるらしいので行ってみます。その話はまた今度。

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2018年1月20日

オームの群れが村を襲った

若い人は知らないかもしれないこのフレーズ。

今朝、まさにそれと同じような光景を目撃したのです。


おのれ〜!

捕まえたダンゴムシの数は、100までは数えましたけど。

3日続いた猛暑の初日、たくさんの葉っぱが白く枯れてしまったパセリでしたが、2日目にはひと回り小さくなり、3日目には更に小さくなり、どんどん消えていくの。

どうしちゃったの?

3日目は気温42度の酷暑でしたけど、熱で葉っぱが枯れるのは仕方がないとしても、消えていくというのはおかしいじゃないの?

涼しくなった今朝、消えていく不思議なパセリをリーディンググラス(別名:老眼鏡)をかけてじっくりと見てみたらですね、数十匹のダンゴムシが一心不乱にパセリの葉っぱを貪っていたわけです。

このハーブ畑はですね、玄関横の花壇だった所でして、日当り良好なため猛暑の日は危険極まりないのですが、今回も青じそは無事でした。パセリと三つ葉とバジル類とミントが少し枯れました。

ケールは青虫にやられて、真ん中の柔らかい美味しそうな葉っぱが無くなりました。青虫は猛暑の中でも元気いっぱいで、ジューシーな葉っぱを食べまくります。

朝晩せっせと水やりをしたおかげと、午後3時には日陰になるせいもあって、猛暑の被害はそれほどでもありませんでしたが、一番ひどかったのは、ダフネ(ジンチョウゲ)の葉っぱ。


午後の3時に日陰にならない部分の葉っぱが、枯れてしまいました。

周りがテラコッタのタイルというのもいけないんだと思うんです。メルボルンの全豪オープンテニスのコート上が69度だったのなら、このダフネの周囲もそのくらいあったはず。

この夏、あと何回40度の酷暑日があるんでしょうか。

夏場の野菜作りはね、暑すぎて、水やりが大変過ぎて、ぜんぜん楽しめないから、今年はやめたんです。ケールとロケット(ルッコラ)だけは、少しですけどハーブ畑に植えていますが。

来年の夏は、やはりトマトくらいは作りたいと思っていたんですけど、40度超えの酷暑日が来るたびに、やっぱり無理だと思ってしまいます。

畑の場所が悪いんだよなあ、家から遠すぎて。

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2018年1月19日

コート上の気温69度とは

卵が固まる温度です。卵黄は確実に固まりますから、袋に入れてぶら下げておけば温泉卵の出来上がり。

しかし、この69度というのは「気温」ですからね、空気の温度ですから。

コートの表面の温度は、

想像するだけでも恐ろしい!

そんなところでテニスは無理でしょう。
少なくともプレーヤーの命に関わるじゃないの。

危険ですよ!

昨日のジョコビッチ選手とモンフィス選手の試合は、メインコートのロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)で昼間の最悪の時間帯に行われまして、見ていてもお気の毒過ぎて…。

4セット2時間45分も。

特にモンフィス選手は、途中から意識朦朧ヨロヨロふらふら… なんだけどボールを追う、走る、打つ! でもやっぱりつらすぎる、限界です…って、そんな感じ。本当にギブアップしようかと思ったそうです。

ジョコビッチ選手は、想像を絶する状況なのに、さすがでした。

さて、

今日は、メルボルンの最高気温は、昨日以上の42度の予報になっています。

42度よ!

でもこれは、日陰の気温。
天気は快晴。
コート上では、目玉焼きも焼けるんじゃあないだろうか。

昼間に試合が予定されているプレーヤーの皆さん、大変ですね。何とか無事で、頑張ってください。

夕方にはクールチェンジが来て、気温は20度以下にまで下がる予報です。

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2018年1月18日

死者が出るぞ

猛暑が続くオーストラリア南部。

南オーストラリア州のアデレード周辺では40度超えが続いていて、今日は41度の予報です。気になるのは、現在開催されている自転車レース「ツアー・ダウン・アンダー(Tour Down Under)」ですよ。

強い日差しの中で100km以上も走ると日焼けも心配ですが、大丈夫なんでしょうか。

絶対に大丈夫じゃないだろうと思われるのが、

全豪オープンテニス!

現在メルボルンで開催されています。

しかし、今日の最高気温は39度、明日は41度の予報で、天気は快晴です。ジリジリと皮膚を焦がす強い日差しには有害紫外線が…。

こういう日のコート上の気温は50度を超えるそうです。その中でですねえ、走り回ってボールを打つわけでしょ?

1時間も2時間も、場合によってももっと長い時間。

私は、毎年プレーヤーの皆さんが心配になるんです。新聞にも書いてありましたよ、いつかは死者が出るぞって。

メルボルンの猛暑日は乾燥しているからそれだけが救いですが、想像を絶するでしょ、この日差しで気温50度とか。

プロとはいえ、本当に大変ですよね。

2日間の辛抱です。土曜日からは涼しくなります。どうか無事にプレーしてください。


ところで、来月には冬季オリンピックという記事を日本のサイトで目にしますが、それは本当ですか?

オーストラリアでは全く話題になっていませんが。

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2018年1月17日

無事に帰って来ましたが

昨日の午後3時過ぎ、クイーンズランドのサンシャイン・コーストへお友達に会いに行ってくるというドライブ旅行から、娘と夫が無事に帰って来ました。

ガレージに車を入れずに運転席から降りた娘が、真剣な顔をして玄関の方へ早足でやって来るのが見えたので、「どうしたの?」「そんなに家が恋しかったの?」と思いつつ玄関まで娘を迎えに行きましたところ、

どいてどいて!

同じく出迎えにやって来た息子へも、「どけよ!」

一体どうしたのよお?

と、いきなり心配させられましたが、娘は一目散におトイレに駆け込んだのでした。びっくりするじゃないの!

おトイレから出て来てから、「ただいまあ!」と言ってハグをしに来たのですけど、ハグをしてから私をじっと見ると、「Ah, you are so short!(ああ、お母さん背が低い)」と言ったんです。

8日ぶりに会うお母さんに言う言葉がそれかい!

まあいいわ。無事に帰って来て安心しました。往復で4000km近いドライブ旅行でしたし、そのほとんどを娘が運転したそうです。とても腰が痛いし、肩がこっているそうです。

この旅行のハイライトは、はるばる会いに行ったお友達との再会のはずでしたが、そうではなかったようです。

「心の友」であった大好きなそのお友達は、娘が知っていた住所から引っ越していたのですが、家族で引っ越したのではなくボーイフレンドのアパートに引っ越して同居を始めていたのです。

要するに、娘と夫がそのお友達を訪ねた場所というのは、そのボーイフレンドのアパートだったのです。他にも同居人がいたそうですが。

そしてね、彼氏と仲良くする(いちゃつく)そのお友達は、娘が心の友と感じていた人ではなくなっていたわけです。

以前ならそのお友達と二人で話題が尽きることがなく、いくら時間があっても足りないくらいおしゃべりしていたというのに、再会の日は会話もはずまなかったのだそうで。

それに、彼氏がずっと一緒にいるし。

2日目は滝を見に行ったそうですが、彼氏も一緒に行ったのだそうで、友達だけの時間にはなりませんでした。

それは残念よねえ…

娘は、行って良かったとは言っていましたけど、本当はがっかりしたのだろうと思います。

観光などしておりませんし、楽しかった話もありませんし、写真も夫が数えるほどしか撮ってきておりません。8日間ほとんど車を運転し続けていたそうですから、ほとんど道路しか見ていないのです。

何という旅行…

お疲れ様でしたとしか言いようがない!

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2018年1月16日

超悲観的ノロノロ安全運転

息子は運転に慣れてきたようです。後続車が繋がるノロノロ運転は続いていますが、繋がると道路脇に止まって後続車を先に行かせ、またゆっくりと進み始めるというマイペースぶりがよろしい。

最初の頃は、

そんなに前にして大丈夫か?

というくらい運転座席を前に動かして、ハンドルにしがみつくような「怒り肩&前のめり運転」だったのに、運転に慣れるに従って座席を少し後ろに調整したりしています。

肩の力が抜けて来ましてね、「あそこ、どっち?」「右っ?左っ?」「車線はこれでいいのっ?」「ああっ、また後ろ繋がってきたっ!」などと叫ばなくなりました。

運転の練習を楽しめるようになりつつあります。

しかし、興味深いのは、運転しながら息子が気にしていることが、どれも普段私が気にしていることと同じなんですよ。

「くっそ〜、また後ろ繋がってきたあ〜!」
「制限時速で行ってるのにい、なんでぴったりくっついてくるんだよ!」
「ここ80キロ? そんなにスピード出せない!」

そのノロノロ運転もビクビク運転も、仮免許試験や卒業検定を繰り返し落ちた私の若い頃の運転にそっくりなのです。

私ったら、自慢じゃないけど、仮免許試験は実技だけじゃなくて学科も落ちましたからね、2回も…。

勤めていた小学校の教頭先生と自動車教習所の所長さんが知り合いで、私は大至急に運転免許を取る必要があったので頼んでくださってねえ。特別に教習員室の片隅で一人だけ3回目の学科試験を受けさせてもらったのでした。

忘れもしないわ。

「学校の先生をしているような人が、こんな学科試験を何回も落ちてちゃダメでしょ」って言われたんだった、あの時。

現在の私は、もちろんノロノロ運転でもビクビク運転でもありませんよ。スピード違反で3回も罰金を食らっていますし(4キロオーバーで)、結構攻撃的な本性が出たりもするんです。

息子も、きっといつかは免許が取れる日が来るんでしょう。

今はあんなだけどな。

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2018年1月15日

帰ったら食べたい物は

クイーンズランドのサンシャイン・コーストに住むお友達に会いに行って来るという、運転の練習を兼ねた8日間のドライブ旅行から、明日の夕方には帰ってくる予定の娘と夫は、旅行に出かける前に「旅行中はマクドナルドやKFCなどのファーストフードショップでは食事をしません」と、宣言しました。

夫は調子に乗って、

毎日三つ星レストランでお食事します!

などと言っていたので心配なのですが、この旅行中どのような食事をしているのか、私は知りません。

しかし、どうやら二人とも早く帰って私が作るもの(いつも食べているもの)を食べたいらしいです。

昨日の夕方、娘から電話がかかってきました。今回の旅行で初めての電話でした。

息子としばらく話をしていた娘が、お母さんと話したいと言うので電話に出たら、

「お母さん、帰った日の晩ご飯のことなんだけど」
「晩ご飯? 帰った日の? 何よお、今からそんな話?」
「うん」
「何か食べたいものがあるの?」
「うん、帰った日はねえ、ビーフカレーにしてくれる?」

「アンタは肉を食べないくせに?」と思わず言いそうになったのをぐっとこらえ、お母さんは「いいよ、ビーフカレーを作っておくよ!」と言いました。

夫は、毎朝食べているグラノーラと手作りヨーグルトが食べたくてたまらないそうです。ちょうどその時グラノーラを焼き終わったところでしたから、それを教えると娘もグラノーラが食べたくてたまらなくなっているようでした。

電話の後で、私は息子のビーフカレーのことを思い出しました

私が、娘と夫の旅行中は「晩ご飯を作りません」と言ったために、家に残った息子は初日に鍋いっぱいのビーフカレーを作り、数日間ビーフカレーを食べ続け、やっと食べ終わったところなのです。

またカレーか…

なんて、普段なら絶対に言わない息子だけど、いくらなんでも、こんなにカレーが続いたら、ウンザリするかもな。

しかし、娘からのリクエストなんだからね、作りますよ、ビーフカレー。

でも、

娘は肉を食べないのに、どうしてビーフカレーなんだろう。ひよこ豆とカリフラワーのカレーとか、ほうれん草とナスのカレーとか、トマトと豆腐のカレーとか、普段ならそういうのをリクエストするのに。

クイーンズランドへ行って肉が食べたくなったのか?

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2018年1月14日

運転中は話しかけるな

クイーンズランド州のサンシャイン・コーストへ、運転の練習を兼ねて8日間のドライブ旅行に出かけている娘と夫は、火曜日の夕方、帰宅の予定です。

娘の運転教習は、初めの頃はサスペンスが凄すぎて心臓がバクバクするものだから、上手になるまでは夫に任せていた私ですが、娘と夫が留守の間に息子の運転教習を始めました。

娘の運転はですね、本当に怖かったんです。

スピードの出し過ぎ(特にカーブ)、無謀な車線変更、コンクリートブロックへの乗り上げ頻発と、メンタルが強くない私には助手席に座っているのが地獄のようだったんですけど。(車庫の壁に激突というのもあったな。)

息子の運転はどうなのか?

メンタルが弱くなっている私に、教習なんてやれるのか?

これがですね、

大丈夫なんです。

息子の運転は、自信の無さを絵に描いたようなノロノロ運転で、常に最悪のシナリオというのを考えながら運転しているらしいからビクビク運転で、後続車に迷惑をかける教習車の典型的なやつ!

心臓がバクバクしてしまうような展開にはならないのです。それに、私が日本語で話しても大丈夫だし。

そこでね、ついついおしゃべりしてしまうわけですよ。

おしゃべりと言ってもね、運転に関係するおしゃべりなんですよ。「家が近づいてきたけどこのまま帰る?」「ショッピングセンターが近づいたけど何か買いたいものがある?」「もう少しどこそこの方まで行ってみようか?」とか、そんなこと。

すると、

オレ運転しているんだからあ!
運転中は何も考えられないんだからあ!
後ろにいっぱい車が繋がって気になっているんだからあ!
それだけでオレもう精一杯なんだからあ!
そういうことは話しかけないで!

ということでして。

教習のルートは、息子に相談などせず、私が一人で決めて指示する必要があります。話しかける内容は、教習上の指示だけ。息子が運転だけに集中できるように注意しなくてはなりません。

交通量が多い道では、ビクビク度が急上昇しまして、場合によってはパニックってしまいますので、指示は早めに短く端的に、これが助手席に座るお母さんの使命です。

はっきり言って、運転に慣れて自信がつくまでは、田舎道だけを練習した方が良いだろうと思っています。

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リネンステッチの敷物

最近、編み物関係の記事を載せなかったのは、同じようなチュニックばっかり編んでいたので、皆さんなご紹介するほどの作品がなかったせいなのですが、今日は久しぶりにリネンステッチ(Linen Stitch)という編み方で編んだ敷物を紹介します。


超極太の糸を10ミリの棒針で編みました。太い糸で編むと手が痛くなるけど、早く編み上がるから気分がいいわあ。


リネンスチッチは、日本で何編みと呼ばれるのか私は知らないのですけど、リネン(亜麻布)の平織りのような編み地になるので、敷物やマフラーなどにもおすすめの編み方です。

コースターとかテーブルマットなどにもいいですよ。

編み図を描いてみましたが、描くほどのものでもありません。


何だこれ?

とお思いでしょ?

基本的にメリヤス編みですが、すべり目が交互に入っているところに注目。注意することは、すべり目の時に渡す糸を必ず表側で渡すこと!

編み方は簡単ですが、間違いやすいのよ。特に眠くなるとすぐに間違えますから要注意!

初心者の方のために解説してみます。

1.作り目

自分の好きな方法で、偶数の目数を作り目します。

2.まずは裏側から

奇数の目は裏編み、偶数の目はすべり目です。


偶数の目はすべり目ですが、まず糸を向こう側(表側)へ回してからすべり目します。


次の目は裏編みですから、糸を手前側に持って来なくちゃいけません。


そして裏編み。その次はすべり目、この繰り返し。


最後の目は偶数だからすべり目ですが、必ず糸を向こう側(表側)へ回してからすべり目してください。

3.次は表側

奇数の目は表編み、偶数の目はすべり目です。


偶数の目はすべり目ですが、まず糸を手前側(表側)へ持って来てからすべり目します。


次の目は表編みですから、糸を裏側に回さなくちゃあいけません。


そして表編み。その次はすべり目、この繰り返し。


最後の目は偶数だからすべり目ですが、必ず糸を手前側(表側)に持って来てからすべり目してください。

4.同じことの繰り返し

これを裏表と繰り返していくと、平織物のような編み地になるというわけです。


注意することは、

すべり目の時に渡す糸は必ず表側で渡すこと!

普通の編み方よりも目数を多めにする必要があります。ゲージを測ってから編みましょう。時間はかかるけど、細めの糸で織物のようなマフラーを編むのもいいですよ。(しかし、むちゃくちゃ時間はかかります。)

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2018年1月13日

やっぱり眠れない

爆睡でスタートした2018年は幸先が良いぞと思ったのですが、睡眠薬無しで眠れたのは正月だけ。

やっぱり眠れません。

先月、具合が悪くなって寝込んでいた時、

今両親から電話があって、再びどこの誰かが病気だの死んだだの、自分たちの健康問題などを聞かされたら、苦しさに耐えられないだろうと思いまして、母親の携帯電話にしばらく電話をしないでくれとメッセージを送ったのです。

その後、お正月にはほとんど回復していたとは思うのだけど、朝から新年の挨拶の電話をかけることを思い悩むあまり具合が悪くなりかけて、結局私は電話をしませんでした。

私からの電話はなくても、向こうからはメッセージの一つくらいは来るものと思っていた私。特に実家に集まる妹達からはメッセージが来るものと思っていたのですけど、メッセージは来ませんでした。そういうことを期待していた私が間違っていたのでしょう。

それが気になってしようがないのです。

私には二人の妹がいて、いずれも実家に近いところに住んでいますが、この二人から電話やメールやメッセージなどをもらうことはありません。

以前は、私の方からは電話をしたり姪たちへ誕生日プレゼントを送ったりしていたのですけどね。常に一方通行で、なんだか虚しい気持ちがして止めてしまいました。誕生日プレゼントに至っては、お返しが大変だから止めてくれと言われて。

今では、私の方から電話やメールをしなかったら、私達姉妹は一年中連絡を取り合うこともないのです。

私の何かに怒っているのだろう!

必ずそう考えてしまいます。だから、怖くて電話ができません。

今年のお正月に電話をしなかったことについて強い罪悪感を感じている私は、せめてその後の状況報告をしようと思いまして、先日短いメッセージを送ったのですが、音沙汰なしです。

私の責任だ!

両親は腹を立てているに違いない。妹達も「長女のくせにお姉ちゃんは無責任だ」と文句を言っているに違いない。高齢の両親を見捨てたと、怒っているのだろう。

会いに帰って来いと、何度かメッセージを貰ったことはあるので、10年以上も帰国していない私のことを責めているのは確実です。

どうしよう…

電話をかけて非礼を謝らなければ!

そういうことを考え続けているものですから、私はどんどん落ちて行っています。

妹達が私に何の連絡もしてくれない理由は、本当は分からないのですけど、母が何の連絡もしてくれないことの理由を考えると、罪悪感と責任放棄感と自己嫌悪感とで押しつぶされそうな気持ちになるのです。

でも、怖くて電話はできないの。

以前、インターネットを使って顔を見ながら話をしたり、写真やビデオを送ったり、もっと頻繁にメールを送ったり、そういうことがしたかったのでインターネットが使えるようにしてほしいと頼んだところ、両親も妹もインターネットなど使うことがないから不要であると言いましてね。

帰って来いと言われても、

一時帰国なんて経済的にもメンタル的にも今はできないし、

永久帰国はありえないのだし。だって、ここが私の生きる場所なんですから。

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2018年1月12日

サンシャイン・コースト

娘と夫は、無事にサンシャイン・コーストに到着致しました。

結局、3日間、ずっと娘が運転したそうです。

娘のお友達は、サンシャイン・コーストの南郊外に引越ししていたので、思っていたより早く到着しました。

それにしてもね、引っ越していたというのは何時分かったんだろう。出発の朝に娘がくれたメモが間違っていたということは、その時点で娘は知らなかったということですから。

それはともかく…

サンシャイン・コーストは、いかにもクイーンズランドの人気観光地っていう感じの美しい海沿いの街ですね。インスタグラムを見てみると、とっても素敵。

暑いのが苦手な私でも行ってみたい気もするけど、3日間車に座り続けるのは、やはり私には無理だわ。


大好きなお友達のAさんは、娘がハイスクールの10年生の頃、不安症や摂食障害が悪化した頃に親しくなった子です。悩みを唯一打ち明けられる、心を許した友達だったようですが、親しくなってすぐに彼女はサンシャイン・コーストへ引っ越してしまったのでした。

短い滞在ですが、楽しんでください。

さて、その間うちの夫は何をして過ごすのでしょうか。どこに泊まるのでしょうか。まさか、車の中で寝泊まりはしないだろうけどな。

ビーチでのんびり日光浴なんて絶対にするわけないし、マリンスポーツもありえないし。一人で観光するような人じゃないし。

知人に会いにでも行くのでしょうか。

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2018年1月11日

いよいよサンシャイン・コーストへ

家を出てから3日目の今日、いよいよ娘と夫はサンシャイン・コーストを目指します。

と言ってもね、娘が置いて行ったメモ書き「お友達の住所」を確認すると、そのお友達の家は、サンシャイン・コーストではないのであった!

サンシャイン・コーストから直線距離でさらに北へ80km以上も行った所にある、こういうビーチに近い新興住宅地なのです。サンシャイン・コーストからさらに最低100kmは運転しないといけません。


サンシャイン・コーストを過ぎたら、大好きなお友達に会えるまでの最後の100kmがもどかしいだろうなあ。

事故は、そういう時に起こりやすい!

とにかく安全運転で行ってください。

それにしても、Google Map で見てみると、常夏のクイーンズランドの田舎というのは、メルボルンとは景色がすごく違います。外国と言っても良いくらい雰囲気が違うし、ちょっと寂しい感じ。

まっ平らだし、植生が異なりますからね。

娘は、お友達に会うのは嬉しくても、早く家に帰って来たくなるんじゃないかな。

しかし、帰ってくるには再び3日間運転しないといけません。帰りは、ニューキャッスル経由らしいですから海沿いルートのようです。


家に残っている息子と私は、普段と同じ暮らしです。

息子は絵を描いていて、

私は…

娘のノートパソコンにアップデートをインストールしようとしているんだけど、これができないの。VCE用に買ったハイスクール仕様のPCですが、この度の旅行直前にiTunesがインストール出来ないという騒動で発覚したのは、娘はこのPC購入以来一度もWindowsのアップデートもセキュリティーソフトのアップデートもしていないという事実!

お勉強は大変良くできる娘ですが、自分のPCの面倒は全く見れていないというか何も分かっていないということでして。

セキュリティー上の重要なアップデートが216個もあって…。

どうにもならないのでWindows8.1をWindows10に無償アップグレードしようとしたら、ハイスクール仕様だからかアップグレードできないので、新規に購入しようとしたら199ドルもするし。

次に買う時は、絶対にMacにしろと言っているMac派のお母さんですが、だからといって今新しいMacBookを買うことなんてできないんだから、じゃあどうするの!

PCのスキャンだけは何とかできまして、ウイルスもマルウェアも見つからなかったのは幸いなんですが。

じゃあどうするの!

おそらく199ドル出してWindows10をインストールするしかないだろうとは思うけど。ちなみに、娘のPCはLenovoのThinkPadの学校仕様です。それにしても、やっぱりWindowsはぐちゃぐちゃしていて使いにくいわ。

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2018年1月10日

晩ご飯は作りません

サンシャイン・コーストへの旅に出ている娘と夫。今日は、カウラ(Cowra)からアーミデイル(Armidale)を目指します。アーミデイルでは、この町にある大学で農業関係の研究をしている夫の従弟の家に泊めてもらうそうです。

さて、娘と夫が不在の間、私は「晩ご飯抜きダイエット」をすることにしました。

これは時々やっているのですが、減量に効果的なのですよ。ただし、ほとんどの人にとって晩ご飯は一日で最もいろいろな食品を摂取する重要な食事ですから、これを抜く場合、栄養は朝と昼にしっかりと摂取する必要があります。

そうしないと、栄養不足になって肌荒れや便秘などの問題が発生します。(経験済み!)

ということは、

これから一週間、晩ご飯を食べるのは息子だけということになるわけです。毎晩一人分の晩ご飯を作るのは面倒くさい!

そこで、

これから一週間、お母さんは晩ご飯を作らないよ!

と宣言しましたところ、ナントうちの娘は、兄(息子のこと)のための晩ご飯を数食分作り、それらを冷凍庫に入れて兄の晩ご飯の準備をしてから旅に出たのでした。全てに調理方法と食べ方が書かれております。

ホントにできた娘です。

しかし、それらの冷凍晩ご飯は数食分しかないので「一週間どうやって生きていくのだろうか?」と思っていたら、息子はカップラーメンを買ってきました。

カップラーメンか…

しかしね、

初日の夜、「やっぱり何か作ってやるか…」と、お母さんが考え始めた頃、息子がキッチンで何やら料理を始めました。作っていたのは、ビーフカレーでした。

グッドチョイスですね。簡単に作れて美味しくて栄養もあって、二日間はこれでいけるでしょう。

次は何を作るんだろう?

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2018年1月9日

今日はカウラという町まで

うちの娘と夫が、今朝の6時半、サンシャイン・コーストまでの8日間旅行に出発しました。

運転免許を取れていないうちにこんな大ドライブ旅行に行くなんて、日本でならできないことですよね。どうやら、全行程2000km以上を行くようです。運転は夫が時々交替するそうだからちょっと安心。


出発地のメルボルン(青い星)からサンシャイン・コースト(一番上の星)まで、距離的には本州の北端から南端まで行ってもまだ足りず九州まで行ってしまう距離です。

今日は、まずヴィクトリア州とニュー・サウス・ウェールズ州の州境に近いオーブリー(Albury)まで行き、そこで夫の友人と一緒にランチを食べます。

その後は、ガンダガイ(Gundagai)を経由してカウラ(Cowra)まで行き、そこのキャラバンパークで一泊する予定だそうです。

カウラは日本との関係が深い町です。カウラには日本人墓地や日本庭園もあります。

田舎の小さな町がなぜ?

カウラには、第二次世界大戦中に日本兵捕虜収容所があったのです。

そして、有名な(?)カウラ事件が起きました。

私もオーストラリアに来てから知ったのですが、カウラ事件というのは日本兵捕虜脱走事件のことで、捕虜収容所の脱走事件としては史上最多人数が脱走したのだそうですよ。日本人収容者数1,104名の内、545名以上が脱走したという大事件でした。

映画「大脱走(The Great Escape)」で、スタラグ・ルフト III(Stalag Luft III)の大脱走は有名ですが、日本兵捕虜のカウラ大脱走は日本人も知りませんね。

詳しいことは Wikipedia で。

カウラでは、日本庭園など少し観光もするそうです。

とにかく無事に行ってちょうだい!

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2018年1月8日

娘が1800kmのドライブへ

うちの娘が、車の運転の練習を兼ねて、クイーンズランド州のサンシャイン・コーストに住む友達に会いに行ってくるそうです。

まだ運転免許が取れていない娘が車を運転するには、教習者が助手席に座っていなければなりません。最初はお母さんに頼んできました。

「お母さん、行ってくれる?」
「サチ(娘の名前)、お母さんはサチのためならなんでもやってあげたいけど、

それだけはかんべんして!」

だってねえ、

サンシャイン・コーストはブリスベンよりもまだ北で、我が家からは最短コースを運転して行っても1800kmもあるんですよ。常時時速100kmで運転しても18時間かかるんですよ。

途中で休んだりしながら行くと、24〜25時間はかかるでしょう。そんな長時間の運転は、いやこの場合は助手席に座っていることは、お母さんには、

無理なのよ〜!

アリススプリングスまでバスで行って来たことがあるのですけどね、帰りはメルボルンまで32時間ぐらいかかりました。もう二度とゴメンだと思ったの。

お母さんに断られた娘は、うちの夫に頼んだらしい。

目の中に入れても痛くないほど娘を溺愛するうちの夫は、もちろん一緒に行ってあげると言いました。そのために、会社から1週間の休みをもらい、どうせ行くなら友人親戚に会う手配も整え、着々と旅行の準備をしています。

片道3日がかりで運転し、サンシャイン・コーストには2日滞在し、また3日がかりで帰って来るという8日間計画のようです。

友人親戚に会うために最短ルートを行かず、親戚の家に泊めてもらったりするためにかなり寄り道をするらしいです。実際には一体どれくらいの距離を運転することになるのでしょうか。2000kmはいくんじゃないのか…。

オーストラリア大陸横断(パースからシドニーまで)を経験したことがある夫には、久しぶりの「旅行」だし、しかも話がはずむ娘との「二人旅行」でもあって、かなり興奮しています。

私なんて、考えただけでも気が遠くなりそうだけど。

出発は明日です。

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2018年1月7日

危険動物注意報

「高温・乾燥・強風」の3つが重なると、ヴィクトリア州では森林火災が心配になります。

最高気温がメルボルンで42度、北の地域では45度の予報だった昨日は火災注意報が出ておりまして、私達が住む地域ではトータル・ファイア・バン(Total Fire Ban)と呼ばれる屋外での火の使用全面禁止令が出ていました。

こうした注意報や警報、また火災の発生状況などを知るのに便利なのが、VIC Emergency というウェブサイトです。ヴィクトリア州在住の方には、スマホ用のアプリもオススメします。

このアプリを入れておくと、警報や注意報はもちろんのこと、近くで火災や事故が発生するとメッセージが送られてきて知ることができます。

昨日の朝、我が家から数キロのところで火災が発生したと知りまして、慌てたお母さんは息子と娘に言いました。

うちの近くで火が出たら私達はすぐに避難しますからね!

夫が家にいない時に近くで森林火災が発生したら、とにかく「逃げる」がモットーの私。

ところが、息子はこれを聞いて父親の言葉を思い出したのか、キッチンのシンクやバスルームの浴槽などに水を溜め始め、バケツやモップなどを用意し、もしもの時に備え始めたのでした。

「アンタね、準備しておくのはエライけどね、この家は雨樋に枯れ葉がたまっていて火の粉が飛んでくればすぐに燃え上がる家よ!お母さんは逃げるわよ!」

そんな会話をしながらVIC Emergency のアプリをチェックしたところ、ヴィクトリア州には火災注意報だけではなく危険動物注意報(Dangerous Animal Warning)も出ていたのです。

危険動物注意報?

何だそれ〜!

「カンガルーが出たか?」
「バカを言うなよ、カンガルーが危険動物かよ!」
「メルボルン動物園からライオンが逃げたか?」
「ありえない!」
「オーストラリアに危険動物がいるの?」

初めて聞く危険動物注意報に興奮した我々は、この注意報の詳細を確認いたしました。

で、

分かったのは、

その危険動物というのはね、

サメでした。

「これこれの地域でサメが目撃されていますので、これこれのビーチでの海水浴には厳重な注意が必要です」

という注意報でした。

そうかあ、山の中に住んでいると忘れてしまうけど、オーストラリア最大の危険動物はサメなのよ。

サメに襲われて亡くなった日本人の方もいたしなあ。

暑い日に海へ出かける方は、危険動物注意報もチェックした方がよろしいです。

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2018年1月6日

最高気温42度で畑の野菜が心配

天気予報では、メルボルンの今日の最高気温は42度になると言っております。一昨日までは41度の予報でしたが、昨日からは42度と予報が変わりました。午後からは強風が吹くから火災の心配もあるとのことです。

ただ今、朝の8時過ぎ。

朝起きた時のは気温18度で、ひんやりとして涼しかったのに、すでに28度と10度も気温が上がっています。

私は気温47度(日陰の温度)を経験しておりますので、42度くらいじゃあ怖くないし、今回の熱波は一日だけだと言いますから、窓を全部締め切って家の中でじっとしていれば安全です。(近くで森林火災が発生すると話は別だけど。)

数時間我慢すれば涼しくなるのだから、何とかなるのだけどね、

心配なのが畑の野菜!

玄関横の花壇が野菜畑に変身

やっと食べられるくらいに大きく育ったロケット(ルッコラ)やバジルやケールやコリアンダーや… 何よりも大事な青じそが枯れてしまう可能性がある。

経験されていない方には分からないと思いますが、42度というのは体温よりも遥かに高い温度なわけです。このような高温の日に乾燥した熱い強風が吹くと、葉野菜は一気に乾燥して枯れてしまうのです。

木の葉っぱなんかも、柔らかい葉や薄い葉は枯れてしまう場合があります。

畑にしっかり水をやっていてもダメです。高温乾燥強風の中では根っこから吸い上げる水分なんかでは生き残れないのです。


それでもね、一応しっかり水やりして、大事な青じその上にはプラスチックのケースを被せました。日よけの大きな傘を取り付けてもみたんですが、大して強い風も吹いてないのに倒れてしまったのであきらめました。

どうなるかなあ…


午後6時過ぎ、風が強くなり、北からの熱風が南寄りの冷風に変わって一気に気温が下がりました。クールチェンジです。

畑の野菜は、午後3時過ぎからユーカリの木の陰になるので、そこですかさず今日3回目の水やり。

どの野菜もハーブも無事でした。ジンチョウゲの木の葉っぱが少し枯れましたけど。

やれやれ!

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