2026年1月15日

目の検査結果とこれから

昨日、うちの夫の目の検査に行きました。検査には1時間もかかりました。

毎年この時期に検査を受けて、検査の度に新しい眼鏡を作っていますが、今年は3種類の新しい眼鏡を作ることになりました。

1つは手に持ったものを見るための眼鏡です。今使っている眼鏡とどのように違うレンズなのか私にはよく分かりません。そして、新しく作ってもらう眼鏡を使っても、小さな文字は虫眼鏡で拡大しないと読めません。

もう1つは、仕事で最も必要なコンピューターのモニター画面を見るための眼鏡です。測ってみたところ、目とモニターの距離が60センチくらいでしたので、その距離専用の眼鏡になります。

そして、もう少し離れたところを見るための眼鏡は、テレビドラマや映画の字幕を読むためだそうです。

ただし、眼鏡が3つもあると使い分けるのに手間がかかりますので、手に持ったもの用とコンピューター用は、一つの眼鏡を上下に分けて遠近両用眼鏡のようにするそうです。それで上手く行くかどうかは実際に使ってみないと分かりません。

「スターガルト病」の進行具合ですが、下の写真が昨日撮ってもらった眼底の写真です。


視細胞が死んでしまった部分が黒く見えています。この部分は光も感じません。細い血管が集まっている大きな黒い丸は、神経が集まって束になっている部分です。ここには光を感じる細胞が無いので「盲点」とも呼ばれます。

ちなみに、今までは左右を間違っていました。盲点の黒い丸が左にあるのが左目、右にあるのが右目です。

左目ではもう文字が読めなくなったので、ほぼ真っ黒になっているんだろうと私は思っていたのですが、写真を見て驚きました。黒い斑点はこの1年間で拡大し、隣りの斑点とつながったりしているんですけど、斑点の間には視細胞がまだ生き残っている部分があるんです。それでも、もう左目では文字は読めないのです。

まだ何とか文字が読める右目は、1年前の左目と大差がありません。つまり、これから1年のうちに右目でも文字が読めなくなる可能性があるということなんです。今年でなければ来年だろうと思います。


右目で文字が読めなくなったら、今の仕事は出来なくなります。いつそうなっても不思議ではない状態だということが分かって、夫は「今年は出来るだけ収入を増やす努力をする」と言いました。

収入を増やすために、これまでも祝日勤務を率先してやったり、仕事が休みの日に木を切ったり庭仕事をしたりというアルバイトをして来ましたが、今年はたまっている有給休暇を使ってアルバイトをすると言っています。私も何か出来るといいんですけど。

引き続き、支出を抑えて貯金を増やす努力も続けますが、こんな状況なのに今年も私は日本に帰りたいなどと言っているのは、無責任だし自分勝手だと思いました。夫は、帰ればいいと言ってくれていますけど。

夫の目が見えなくなった後どうやって暮らして行くか、私は不安を感じていますが、最近「うつ期」を脱して物事に楽観的になっている夫は「なるようにしかならない」という感じです。

仕事については、文字が読めなくなっても自分には出来る仕事があると言うんですよ。それも、ツールに関する自分の知識を生かせる仕事です。

そうだといいんですけど…


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2026年1月14日

今日は夫の目の検査

今日はこれから、うちの夫の目の検査に行きます。

私は昨夜も何とか眠れたので今朝はめまいがしていませんから、私が車を運転して一緒に行って来ます。

昨年の検査から1年が経ち、この間に夫の「スターガルト病」がどの程度進行したかが分かると、今後の見通しが立つと思います。

文字を読めなくなったら今の仕事を続けられなくなるなるわけですが、昨年の検査で撮ってもらった眼底の写真を見て、あと1〜2年だろうと思っていたら、1年も経たずに左目では読めなくなったわけでして。

右目があとどのくらいで見えなくなるか、写真を見れば見通しが立つと思うんです。そして覚悟を決めることが出来ると言うか。

仕事が続けられなくなって収入が途絶えた後にどこに住むか、どうやって暮らしていくかという具体的なことを、これまで折にふれて話題にはして来ましたけど、真剣には話し合っていないんです。

検査の結果は、明日報告します。


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2026年1月13日

めまい改善と傷んだ食品

今朝起きたら、めまいがしなくなっていました。

昨日は普通に動けないほどクラクラしていて吐き気もあったから、ベッドに横になって過ごしたんですけど、寝転ぶだけで、あるいは寝返りを打つだけで、立ち眩みのような感じがしました。

洗濯物を干したり取り込んだりは頑張りましたけど、それ以外は何もしませんでした。晩ご飯は息子が作ってくれました。

お料理ってね、ものすごく頭を動かすんですよ。下を向いたり横を向いたり、冷蔵庫や戸棚へと向きを変えたり、クルッと半回転したり。元気な時には意識していませんが、クラクラしているとそういう動き一つ一つが苦しいんです。

めまいが治ったのは、2日間しっかり眠ったことが良かったんだろうと思いますが、消炎鎮痛薬の「ニューロフェン」(Nurofen)を飲んだ後から楽になりました。その薬を飲んだのはめまいのせいではなくて、首から頭にかけての凝りが不快だったからなんですけど、薬を飲んだ後にめまいがしなくなったということは、凝りとめまいが関係していたんですかねえ。

ホントに良く分かりません。でもまあ、睡眠薬無しでしっかり眠れたのが一番良かったんじゃあないかと思います。


めまいがしなくなったので、今日はたくさんすることがありますよ。一番しなくてはいけないのは、娘がくれた傷みかけの食品をどうにかすることです。

「家の中に花がたくさんある理由」という記事に書きましたけど、うちの娘はスーパーが廃棄する食品をチャリティ団体に寄付してもらう活動をしているんです。毎週火曜日の夕方に協賛するスーパーに行って商品を受け取り、それをチャリティ団体に届けて、自分も少しもらって来るんですけど。

先週は、土曜日にも行ったんです。家から随分遠くのスーパーでしたが、そのお店担当の人が行けなくなったとかで、娘が代わりに行きました。

こうした事情で、私達はたくさんの食品を娘からもらったんです。廃棄予定の野菜や果物は、もらった時点で傷みかけているものもありますから、すぐに食べないと腐ってしまいます。

先週は酷暑でお料理なんてしたくなかったし、土日はめまいのせいでお料理なんて出来なかったから、せっかくもらった野菜や果物が傷んでいるんです。廃棄してしまうのはもったいないので、今日は傷んだ部分を取り除いて料理に使い、冷凍出来るものは冷凍します。

そして、明日はうちの夫の目の検査です。「スターガルト病」の進行具合が分かると、今後の見通しが立つと思います。めまいがしなくなったので、私が車を運転して一緒に行く予定です。


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2026年1月12日

めまいと森林火災のその後

今朝の気温は9度です。金曜日に44度を超えたのがウソのように寒いです。

私は、昨夜からめまいがひどいです。回転するめまいではなくて、クラクラしているだけですが、吐き気がするめまいです。

こういう時は、車の運転は怖くて出来ませんけど、スーパーまで歩くのも苦しいので困ります。牛乳を買いに行かないといけないんですけどねえ。うちの男達に頼むしかないです。


ヴィクトリア州各地で発生した森林火災は、まだ燃え続けています。気温が下がって消火活動は楽になったかもしれませんが、全てが鎮火するまでには時間がかかるでしょう。

気象条件が悪化すると再び燃え広がりますから、大規模森林火災は収束までに数ヶ月を要することもあるんです。木曜日にまとまった雨が降る可能性があるようなので、鎮火することを祈ります。

ヴィクトリア州は地図で見ると小さく見えますが、面積は日本の本州と同じくらいです。メルボルン都市圏には州の消防機関があって、正規に雇用されたプロの消防隊員がいますけど、森林火災が起きるような地方にはいません。森林火災の消火活動は、圧倒的にボランティアの消防団員が担っているんです。

彼等は地域の一般住民です。今回のような大規模な森林火災が起きた際には、自分達の生活や仕事を犠牲にして出動します。消火活動をしている間に自分の家が燃えて失くなったという話はよく聞きます。

うちの夫も、若い頃にボランティア消防団員だったことがあるんですが、火災だけでなく交通事故などでも、昼夜関係なくしょっちゅう出動していました。訓練もありましたから家にいないことが多くて、私も大変でした。

大規模森林火災となれば命の危険もあるわけですから、無給でコミュニティーに奉仕するボランディア消防団員の皆さんとそのご家族には、尊敬しかありません。


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2026年1月11日

英語版「紅の豚」がひどすぎる

オーストラリアにお住まいの皆さんでSBSを知らない人はいないとは思いますけど、知らない人のためにちょっと説明しますと、SBSというのはスペシャル・ブロードキャスティング・サービス(Special Broadcasting Service)の略で、オーストラリアの公共放送局の一つです。

オーストラリアは、英語圏以外からの移民が大勢住んでいる多文化社会です。こうした社会の特徴を背景に、多言語放送を行っているのがSBSです。海外制作のテレビ番組や映画を多く放送しています。

ちなみに、もう一つの公共放送局はABCで、オーストラリアン・ブロードキャスティング・コーポレーション(Australian Broadcasting Corporation)の略です。こちらは日本のNHKのような放送局です。

ABCもSBSも連邦政府の予算(税金)によって運営されているので、受信料を支払う必要はなく、誰でも無料で番組を視聴することが出来ます。

オンラインでもテレビ番組や映画を見ることが出来ますが、SBSオンデマンドでは最近「スタジオジブリ映画特集」をやっているんですよ。オリジナルの日本語版(英語字幕付き)と英語吹き替え版の両方が見れます。

スタジオジブリの映画は、うちの息子と娘が子供の頃にたくさん見ましたけど、今回せっかくの機会なので英語吹き替え版を見てみることにしました。

「となりのトトロ」の英語版は、違和感はありませんでした。「千と千尋の神隠し」は、千尋の声が幼稚に感じましたが悪くなかったです。

昨夜は「紅の豚」を見ることにしました。

「紅の豚」は大人の映画です。私はこの映画が大好きで、これまでに何度も見ています。いつだったかフランス語吹き替え版のポルコの声をフランス人俳優のジャン・レノさんが務めると聞いたことがあったのを思い出し、てっきり英語版でもああいう太い声の俳優さんがポルコの声を演じるんだろうと思いながら見始めました。

最初から最後までストーリーも登場人物も全部よく知っています。映画が始まり、ポルコの隠れ家の島が現れました。ポルコが砂浜で居眠りをしています。電話がかかって来て、ついにポルコが口を開きました。

そして聞こえたその声は、

えー!何なのそれ?

ポルコ・ロッソは、渋い男でなくちゃあいけないんですよ。シニカルでぶっきらぼうだけど、正義感や仲間への忠義心を持つ、頑固で強い男なんです。軍に戻ることを拒否して自分に魔法をかけて豚になったような男ですよ。

そいういうキャラクターに、オリジナル日本語版の森山周一郎さんの渋い声はぴったりでした。しかし、英語版のポルコは、平坦で特徴がなくて、やる気のない俳優が台本を読んでいるだけみたいな感じでした。

あまりにも魅力に欠けます。誰がポルコの声をやったんだろうと思って調べたら、米国人俳優マイケル・キートンじゃあないですか。マイケル・キートンは名優だけど、これはミスキャストでしょ!

同じくらいダメなのがマンマユート団のボス。このキャラクターはね、上條恒彦さんのあのパワフルな声でないとダメだわ。せめて似たような声の人にやって欲しかったけど、特徴のない声でした。マンマユートの手下達の声もイマイチでした。

カーチスの声も残念でしたよ。映画「プリンセス・ブライド」でウェスリー役を演じた英国人俳優ケイリー・エルウィスだそうですが、これもまた特徴のない声でした。

ジーナの声も弱すぎました。エレガントであっても芯のある強さが必要なのに。

英語のセリフはですね、普通の会話の部分なら悪くないんですけど、ユーモアのある部分とか、ポルコやマンマユートやカーティスが毒づいたり皮肉を言ったりする時の言葉は、英語にするとニュアンスが失われてしまうんですよ。

「てめぇ、おちょくる気か!」が「Are you messing with me?」になるともう、違うんですよ、伝わって来るものが。

「てめぇ、おめぇ、きさま、あなた、あんた、きみ、おまえ、おぬし」こういうのが全部、英語では「You」なっちゃうのが残念すぎる。


まあとにかくね、英語版「紅の豚」はひどすぎて、とても見続けることが出来ませんでした。マイケル・キートンの声は、ポルコ・ロッソじゃあないです。

この映画は子供用の映画じゃないですから、大人が見るなら日本語版を英語字幕付きで見るべきだと思いますよ。英語吹き替え版でなければ理解できない人は少ないと思いますから。日本語版で見て、声から伝わるキャラクターの特徴を感じてもらいたいです。

それにしても、スタジオジブリはマイケル・キートンでOKしたんですかねえ?ポルコ・ロッソにあの声は、ありえないと思うんだけどなあ。


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