2026年6月21日

あの人が来ませんように

今日は、うちの夫の父親と中国人の奥さんが住んでいる家で、父親の80歳の誕生日を祝うパーティーがあります。義妹(夫の妹)が所有する家で、私達家族が以前に住んでいた家です。

「プレゼントは要らない」ということなので何も用意していません。夫の父親と中国人の奥さんは料理なんてしませんので、食べ物はケータリング業者に頼んでいるはずですけど、私はティラミスを作ったので持って行きます。

舌がんが進行して喉がんにもなった夫の叔父さん(父親の弟)も来るんですけど、食べ物を飲み込むことが難しい叔父さんにも食べやすい料理はあまり無いだろうと思ってティラミスを作ったんです。私のティラミスは、家族の間で人気があるんですよ。

ところで、昨年、夫の父親夫婦がその家に引っ越して来た時には、ハウスウォーミング・パーティーというのをしたんですが、その時、家族以外でパーティーに来た唯一の友人がXさんという人でした。

今日の誕生日パーティーには、どうぞXさんが来ませんようにと祈っています。何故なら、Xさんという人が非常に不愉快な人だったからです。

Xさんはとても成功した人で、お金持ちなんだそうです。メルボルンの高級住宅地にテニスコート付きの邸宅を持っているそうです。そんな人とうちの夫の父親が知り合ったきっかけは、メンサ(Mensa)の会合だったと聞きました。

メンサというのは、人類の全人口上位2%に入るIQ(知能指数)の持ち主であることが入会の条件となっている団体です。

Xさんはかなり高齢に見えましたが(髪の毛を真っ黒に染めていたけど)、若い中国人の奥さんとの間に小学生の息子さんがいて、その息子さんがメンサの子供会員なんだそうです。

メンサの会員であることを自慢する人というのは、自分は頭がいいんですよっていうことを誇りたいナルシストなんだと思いますが、うちの夫の父親はまさにそういう人です。

Xさんは、夫の父親とは比べ物にならない超ナルシストです。パーティーでは、自分がどれくらいすごいか、どれくらいいろんなスポーツが上手か、どんなに成功しているか、息子がどれくらい優秀か、そんな自慢話ばかりを延々と話していました。

どんな話題になっても、とにかく自分、自分、自分なんです。他人の話には興味がありません。聞いていてうんざりしましたよ。

夫の父親も自慢話をしたい人なので、息子(うちの夫じゃあなくて義弟)がスポーツ万能でテニスや卓球が上手だという話をしましたら、卓球が得意であると自分で言うXさんが義弟に挑戦することになりましてね。

卓球台が置いてある部屋に移動してプレイを始めたんですけど、Xさんがむやみやたらにスマッシュを打ち続けるので、義弟も楽しくないから不機嫌になって、それでも義弟は我慢して付き合っていましたけど、見ていた私は腹が立ってむかつきましたよ。

あまりにも不愉快で楽しくないパーティーだったので、私達家族も義弟も早々に家に帰ったんです。

あの人が来たら、パーティーは台無しです。

どうぞ来ませんように。


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2026年6月20日

また手伝いに行くそうです

クイーンズランドのモートン島で牡蠣の養殖場をやっている(大学の先生もやっている)うちの夫の従兄弟から、昨日電話がかかって来たそうです。


売りに出している養殖場はまだ買い手が見つかっていないようで、来月には再び収穫時期がやって来るのですよ。従兄弟は手伝いが必要なわけですが、「ぜひまた手伝いに来たい」とうちの夫が言っていたので、電話をして来たのです。

「イエース!」(やったあー!)と夫は叫んだそうですから、「また手伝いに来たい」と言ったのは本心からだったようです。ツールショップの仕事は、6月が税制年度末で、7月に入るとお客さんが減って暇になるので、有給休暇も取りやすいらしいですが。

ホントにまあオーストラリアの労働者は恵まれていますよ。未消化の有給休暇がたまっているからこんなに休めるわけですけどね。4月に2週間も休んで、また休めるんですから。

夫以外にもう一人手伝いが必要だと聞いたので、義弟(夫の弟)を誘ってみたらどうかと私は言いました。ウェディングフォトグラファーだった義弟は、現在は会社を作りフォトグラファーを雇っているんですが、自営業ですから時間は自分でなんとでもなるんだろうと思ったんです。

義弟はこれまでずっと従兄弟の牡蠣の養殖場に行ってみたいと思っていたんだそうで、良い機会なのでぜひ手伝いに行きたいと言ったそうです。これで、兄弟と従兄弟の3人で楽しい時間を過ごすことになりそうですよ。


4月に手伝いに行った時には、ミッジという吸血虫に咬まれまくって、赤黒い斑点だらけになってメルボルンに帰って来た夫ですが、もともと身体を動かす仕事が好きなんですから、お手伝いはよほど楽しかったんでしょう。

養殖場の故障したままだった機械や装置を修理して動かせるようにしたり、自分の能力を発揮できたことで達成感を感じたようですしね。

非日常の暮らしは冒険旅行のように楽しかったんでしょうが、従兄弟が作ってくれる毎日の食事も楽しみ過ぎて、ご馳走(基本的に肉を焼いたの)をたらふく食べてビールも毎日飲んで、2週間でリバウンドしてしまいました。

2月から始めた減量ダイエットは、私の協力のおかげもあってかなり順調だったんです。クイーンズランドに行く前には103キロまで減っていたんですけど、あっと言う間に数キロも増えて、減量ダイエットを始める前の体重に戻ってしまったのでした。

「気をつけないとまた努力が無駄になってしまいますよ。その努力というのは、あなた自身の努力だけじゃあないんです」と私が言うと、「分かってる」とは言いました。

さあて、どうなることでしょうか。


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2026年6月19日

目を温める方法

半年以上も続く左目の充血と痛みで困っているうちの夫の話を何度か話題にして来ましたが、昨晩は痛みがひどかったようで、目を開けていられないほどでした。

義母(夫の母親)がティーバッグ(お湯につけて絞ったもの)を使ってまぶたを温めると血行が良くなって痛みが和らぐと何度も勧めてくれるんですが、ティーバッグはお湯につけると茶色いお茶が出ますから、いろいろ面倒なんですよ。

うちの夫は、戸棚で見つけたらしい日本の手ぬぐいをお湯で濡らして温湿布をしていたようですが、手ぬぐいはすぐに冷たくなってしまうのであまり役に立たなかったようです。

そこで、私は昨年日本から持って帰った小さな厚手のタオルハンカチをお湯で濡らしてあげました。分厚いので手ぬぐいよりは温かさが長持ちしますけど、現在真冬で家の中が寒いのでね、やはりすぐに冷えてしまいます。

赤くなっている目を温めて良いのかどうか分かりませんが、温めると痛みは楽になるようでした。

そこで、私が戸棚から出して来たのが「小豆カイロ」です。


もう9年も前のことなんですけど、キッチンで転倒して床で顔面を強打した「キッチン転倒顔面強打事故」の後で作ったのです。

その事故では、顔面というか左側の眉毛のところの骨を強打したんです。レモン大のたんこぶが出来てひどい痛みに襲われましてね、私は救急車で病院に運ばれたのですよ。

詳しいことは、「キッチン転倒顔面強打事故」の後の愉快な記事をお読みいただくとして。

打った左眉のところに出来たたんこぶはなかなか治らず、痛みが続いて困ったんです。温めると気持ちが良かったし、血行が良くなって回復を助ける効果もあるらしいと分かり、小さな布の袋を縫って中に小豆を詰めた「小豆カイロ」を作ったのです。

電子レンジで温めるだけで繰り返し何度でも使えます。温める時間を調整すれば、温度も好みに調整できます。使い捨てカイロは温度が高くなり過ぎるし、ごみになりますけど、小豆は簡単に土に戻ります。

とても役に立った「小豆カイロ」なんですが、捨てずにずっと戸棚の中に置いてあったのですよ。9年も使っていなかったその「小豆カイロ」を電子レンジで温めて、夫に使ってもらいました。タオルハンカチよりも温かさが長持ちしますが、

問題は小豆のにおい!

9年も経っているせいと言うよりも、小豆のせいです。繰り返し加熱して使っていますから、レンジで温めるとかなりにおうんです。私は小豆のあんこが好きなので気になりませんが、豆類が嫌いなうちの夫には気になるにおいでしょう。

今日は、中に入っている小豆を捨ててパールバーリー(丸いままの加工していない大麦)に入れ替えてみようと思っています。小豆ほど強いにおいがしないようですし、小豆よりも小さいので凹凸にフィットしやすく、十分な水分もあるのでカイロに適しているらしいんですよ。玄米よりはにおいがマシですし。

本人は、タオルハンカチが一番良かったと言っていましたけど、タオルハンカチは温かさが長持ちしませんからね。


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2026年6月18日

人間関係の良い職場

うちの息子がツールショップに勤め始めてから半年が経ちました。本当はビデオゲームのグラフィックスを描く仕事をしたかったのですが、そういう分野は今や画像生成系AIが活用される時代になり、イラストレーターやアーティストの仕事は機械に取って代わられています。

しかし、人間にしか出来ない仕事っていうのもあるわけで、息子は絵を描くことをあきらめたわけではないらしいんですよ。今でも時間を見つけて描いています。でも、それだけで生計を立てて行くことは難しいでしょう。

勤めているツールショップの給料は悪くありません。2週間おきに振り込まれる給料のおかげで経済的な心配が無くなり、今年も日本へ旅行に行けるのは素晴らしいことなんですけど。

私が息子にとって一番良かったと思っているのは、職場の人間関係に恵まれたことです。

息子が働いているのはツールショップ内の倉庫で、商品の受け取りや管理、注文品の発送などの業務を行っているんですけど、その部署のスタッフは息子を入れて3人だけなんです。

こういう少人数の職場で人間関係に問題があると仕事を続けて行くのは難しいと思いますが、3人の人間関係がとても良いのです。

1人は「ディザスタラスな旅行」という記事で紹介したWさんです。あの旅行中、海岸で小石を踏んで足首を捻ったそうなんですけど、怪我は当初考えていたよりも遥かに重症で、Wさんは2か月近くも仕事を休む羽目になりました。息子とは興味のあることが似ているので話が合うようです。

リーダーのCさんは、厳しくも大変思いやりのある人です。3人は仕事をしながらいろいろな話をするそうで、先日は息子が自分の部屋の模様替えをしたこと、そして部屋に観葉植物が欲しいと思ったものの、自分には世話ができないと考えて、本物そっくりのフェイク(偽物)グリーンをアマゾンで買ったら、届いたのは一目で「偽物」と分かる低品質のプラスチック製品だったという話をしたらしいんです。

それを聞いたCさんが、本物の多肉植物の鉢をプレゼントしてくれたそうです。仕事から帰った息子が、とても嬉しそうに見せてくれました。


また、倉庫では音楽を流しているそうなんですけど、うちの息子の好きな音楽をかけたことは今までなかったらしくて、先日は息子が倉庫を離れている間にCさんとWさんが相談して、「きっとこれが好きに違いない」という音楽をダウンロードして、息子が倉庫に戻った時にはその音楽が流れていたそうです。

CさんとWさんが「きっとこれが好きに違いない」と考えた音楽というのは、

スタジオジブリの映画音楽でした!

息子は、これも嬉しかったようですよ。

倉庫には商品の受け取りのためにお客さんもやって来るそうですが、あるお客さんが入って来た時には「となりのトトロ」の名曲「さんぽ」がかかっていて、「あるっこー、あるっこー、わたしはーげんきー」と日本語が響いていたそうです。

多肉植物の鉢をプレゼントしてもらって嬉しかったのでしょう、息子は早速「細口のじょうろ」を買いました。鉢よりも大きいじょうろです。

しかし…

多肉植物って、せっせと水やりをしてはいけないんじゃあなかったですか?


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2026年6月17日

見つからなかった煮豚

お昼ご飯に「肉を焼いたのと蒸した野菜」を仕事に持って行くことが多いうちの夫のために、先日3キロ近い豚のかたまり肉でローストポークを作ったんですけど、あまりに美味しくてすぐになくなってしまったので、今度は煮豚を作りました。

煮豚はいいですね。作るのが簡単だし、片付けは鍋を洗うだけですから。スライスしてから半分は冷凍し、半分は透明なプラスチック容器に入れて冷蔵庫に置いておきました。

ラーメンのトッピングには最適です。うちの息子は、早速ラーメンを買いに行って煮豚を乗せて食べていましたよ。作ったことがない方は、一度作ってみてください。英語で書いたレシピはこちらです。


上の写真は、茹でた後に少量の醤油とみりんに漬けていますが、下の豚ばら肉で作った煮豚は、茹でる時に醤油を少しだけ足して、茹でた後には醤油に漬けていません。どちらも美味しいです。


さて、一昨日のことなんですが。

晩ご飯の後、うちの夫のお昼ご飯用に蒸した野菜と煮豚を赤い弁当箱(加熱用プラスチック容器)に詰めようと思ったら、煮豚がもう1枚しかなかったので、冷凍してあったのを少し出しました。

翌朝には解凍していますからね、仕事に行く前に弁当箱に好きなだけ入れるようにと夫には言っておきました。夫が仕事に行く時間に私がまだ寝ている可能性がありますから、自分でやってくれるように頼んでおくのです。

蒸した野菜が入った赤い弁当箱は、冷蔵庫のいつも置いておく棚に置き、その下のほぼ空っぽだった棚に煮豚が入った透明容器を置いておきました。透明ですから中に入っている煮豚をスライスしたのがよく見えます。

そして翌朝、私が起きた時には夫はもう朝ご飯を食べ終えていて、仕事に行く準備をしているところでした。冷蔵庫を開けると赤い弁当箱は消えていましたが、煮豚は全く減っていませんでした。

「あれ?煮豚はお弁当箱に入れなかったの?」
「見つからなかった」

見つからなかった?

赤い弁当箱が置いてあった棚のすぐ下の、ほぼ空っぽの棚に置いてあったんですよ。周囲には何も置いていなかったので、見つからないということはないはずでしたが。

グレーっぽく見えるガラスの棚に置かれたグレーっぽい煮豚が入っているグレーっぽく見える容器は、夫の目には見えなかったそうです。

置かれた物と背景の色が似ていると見えにくいということは知っていましたけど、あの煮豚が入った容器が見えなかったと言うのには驚きました。

もう透明の容器を使うのは止めますよ。はっきりと識別できる色で、背景の色とのコントラストがなくては見えないようですからね。

冷蔵庫は夫が物を見つけやすいように、卵でもバターでもヨーグルトでも、置く場所を決めていますし、たくさん入れないようにしているんですけど。これからは、色も大事だと分かりました。


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