2026年7月12日

久しぶりにパン焼き

お腹の不調が続いていた昨日、久しぶりにパンを焼きました。


私がいつも焼いているこのパンは、日本の食パンのような柔らかいパンではありません。イタリア語で「家庭のパン」を意味する「パネ・ディ・カーザ」(Pane di Casa)と呼ばれる人気のパンがあるんですが、それに近いパンです。

皮はフランスパンのようにパリッとしていて、中は気泡が大きめでモチモチしています。基本の材料は「強力粉、イースト、塩、お湯」ですが、私はイーストの発酵を促すための砂糖も少し入れます。最近は油も大さじ1〜2杯くらい入れています。油を入れた方が食感がいいので、サンフラワーオイルか香りの無いオリーブオイルを入れています。

パン焼き用の大きな型に入れて焼きますが、丸く成形したのをオーブントレーに乗せて焼いてもいいし、小さめに丸めて焼いてもいいです。強力粉とお湯の割合は2対1にしますけど、少しお湯を多めにすると気泡がさらに大きくてモッチモチのチャバッタ(Ciabatta)みたいなパンになりますよ。

いつも4カップ(1カップは250mlだから1リットル分)の強力粉で焼くんですが、焼き立てのこのパンをうちの夫は一人で半分も食べたことがあります。こういう食べ過ぎが肥満の原因なわけですけど、この素朴な味のパンが夫は大好きなのです。英語で書いたレシピはこちらです。

夫は炭水化物を出来るだけ食べない減量ダイエットをしているので、パンなんて食べちゃあいけないのに、毎朝2切れ食べています。トーストにしてバターをたっぷり塗ってから、コテッジチーズとアボカドと目玉焼きを乗せて。かなり高カロリーの朝ご飯ですよ。体重が減らないのも納得なんですよ。

食べても良いパンは、管理栄養士に勧められた雑穀入りのサワードウのパンに限るそうです。サワードウのパンも炭水化物ですが、発酵の過程で酵母と乳酸菌が糖を分解するので、血糖値が上がりにくい低GIなんだそうです。

私のパンは低GIではありませんから、食べてはダメな炭水化物だそうです。食べてはいけないと分かっていても、家にあると我慢するのが苦しいから焼かないでくれと夫が言うので、私はパンを焼かなくなったわけですが。

5キロ入りの袋で買った強力粉がたくさん残っていて古くなって来ていますからね、使わないともったいないので、夫がいないこの2週間の間に使いたいと思っています。


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2026年7月11日

楽しみにしていたのに

うちの夫がクイーンズランドのモートン島に行きましたので、25日に帰って来るまでの2週間、私は晩ご飯作りがラクになります。

炭水化物を食べたくない夫がいると、晩ご飯の献立が難しいんですよ。一番多い献立は、夫の希望に合わせて「肉を焼いたの」と「蒸し野菜」ですが、必ず野菜料理をもう一品作ります。サラダが多いですけど。

こういうのが毎日続くと息子と私はウンザリするので、時にはカレーライスとか親子丼なんていうのを作ることもあるわけですが、炭水化物を食べたくない夫のために米の代替品が必要なので、結局「蒸し野菜」を作ったり、まとめて炊いて冷凍してあるパールバーリーを温めたりと、仕事が増えるのです。

「蒸し野菜」は、野菜を蒸すだけだから簡単だろうと思った貴方はあまり料理をしない人でしょうね。蒸すためには、野菜を洗って切って蒸し器に詰めてと、結構手間がかかるんですよ。洗い物も増えるし。

夫がいない2週間は、スイッチ一つで炊きあがる白米とおかずというのでOKです。お寿司でも丼ものでも何でもありです。芋や麺類も使えますから選択肢が広がります。

初日の昨日は炊き込みご飯を作るつもりでしたが、息子が前の晩に炊いたご飯が残っていたので、オムライスを作ろうと考えていた午後3時頃、突然お腹が痛くなりました。

「この痛みは、便秘薬を飲んだ時の痛みと同じだ…」

私は最近全く便秘とは無縁なので、薬のせいではないんです。「下痢になるってこと?」「何も変なものは食べていないのに」と思っていたら、

来た!来た!来た!

身動き出来ないような痛みでしたけど、おトイレに走りしましたよ。

その後、特に吐き気がしたりはしなかったんですけど、何度も何度もおトイレに走る羽目になり、オムライスを作るどころじゃあなくなったのでございます。


息子は、晩ご飯を楽しみにして仕事から帰って来たかもしれません。いつもなら、玄関のドアを開けると美味しそうなにおいがしているはずですが、昨日はにおいがしていなかったから「あれ?」と思ったでしょうね。

腹痛が続いていたのでベッドで横になっていた私は、息子に晩ご飯は自分で何とかするように言って、そのまま何も食べずに寝ました。

今朝は、お腹はもう痛くなかったので、朝ご飯を普通に食べました。この後どうなるかですよ。

それにしても、なんであんなことになったんだろう…

せっかく好きな物を食べれるチャンスなのに、そういう時に限って下痢になるなんて、まさに「マーフィーの法則」ですよ。


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2026年7月10日

再び牡蠣の養殖場へ

うちの夫は、今日から2週間、再びクイーンズランドのモートン島で従弟(いとこ)がやっている牡蠣の養殖場の手伝いに行きます。今回は友人のエクリーさんと一緒に行くので、きっと楽しいでしょう。


エクリーさんは産業エンジニアなんですが、仕事は引退したも同然の暮らしで時間を持て余しているようなので、モートン島に行くことになって大喜びです。エクリーさんもうちの夫もDIYの達人なので、養殖場では牡蠣の仕事以外に大工仕事もするそうです。

夫は、また有給休暇を取って行くのですよ。勤めているツールショップは、6月の税制年度末セールが終わったばかりで暇なので、休暇を取りやすいそうです。

店長だった頃に有給休暇を使い切れていなくて、繰り越された休暇が溜まっていたことと、休日出勤や延長勤務をした分を休まなければいけないことから、こんなに有給休暇を取れるそうなんですけど、それにしたってオーストラリアの労働者は恵まれていると思います。


このモートン島ですが、私が思っているほど辺ぴな島ではないようなんですよ。ブリスベン(Brisbane)の港から船で1時間半ほどと近いので、週末や学校の休みに遊びに行く場所として人気があるんだそうです。


世界的にも超有名なゴールドコースト(Gold Coast)が上の地図の下の方に見えると思いますが、ブリスベンはそこからさらに北(赤道に近い方)にあります。そのブリスベンの北東にある大きな細長い島がモートン島(Moreton Island)です。

モートン島の船着き場は、ピンク色の星印をつけているタンガルーマ(Tangalooma)というところにあるんですが、船着き場の近くにはホテルや貸別荘などの宿泊施設がたくさんあるそうです。

夫の従弟がやっている牡蠣の養殖場は、そこから直線距離で20キロも離れた南の方にあるんですけど、そこからさらに南に行った島の南端に近いクーリンガル(Kooringal)というところには「Gutter Bar」(ガター・バー)という有名なバーがあって、観光客に大変人気があるそうです。

船着き場からクーリンガルまでは整備された道路がありませんので、観光客がどうやってそこまで行くのかと思ったら、ジェットスキーやボートでやって来るそうですよ。そういうツアーがあるんだそうです。

自分のボートを持っている人も多いので、そういう人達はブリスベン近くの海岸から2時間くらいかけてやって来るそうです。そして、広い砂浜で釣りをするのです。

船着き場などありませんので、ジェットスキーやボートは砂浜近くの浅瀬に停めるしかありません。潮の干満に注意しないと、バーで飲んだり釣りをして楽しんでいる間に潮が引いて立ち往生することになります。

4WDに乗ってブリスベンからフェリーでタンガルーマまで行き、そこから砂浜やブッシュの中の砂道を走ってやって来る人もいるそうです。経済力のある人達は飛行機やヘリコプターで来るので、小さな飛行場やヘリポートもあるんだそうです。

私には、もう別世界の話ですよ。興味がある方は、ガター・バーのインスタグラムで島の様子を見れます。

行ってみたい気もするんですけどねえ、モートン島には吸血虫ミッジがいるので、吸血虫に好かれる体質の私にはそれが一番の問題なんです。モートン島に遊びに行ってミッジに咬まれた写真をインスタグラムやフェイスブックに載せている人も多いですよ。ABC放送のニュースサイトにもこんな記事がありました。

前回行った時には、夫はミッジに咬まれまくって帰って来ました。今は冬ですから蒸し暑くないのでミッジの数も少ないと聞きますが、どうなるでしょうか。

まあとにかく、エクリーさんと一緒に楽しんで来て欲しいです。


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2026年7月9日

気の毒だけどどうしようもない

昨日、運転免許証の再交付を願って視力検査に行ったうちの夫ですが、再び車を運転できる可能性は、

完全にゼロだったそうです!

運転免許証を返納したのは5年前の今頃なんですけど、あの時、ヴィクトリア州の交通局 VicRoads から求められた「視野検査」を受けて、運転に適正な視力が無いと判断されたのです。

あれから5年も経って視力は確実に悪化しているわけですから、「運転免許証の再交付なんてありえない」と私は思いましたが、夫は特定の条件での限定的な運転なら出来るのではないかと期待していたのです。

5年前に受けたのと同じ「視野検査」を受けたそうです。その検査は、画面の中心を見つめながら視野のどこかで光の点滅が見えたらボタンを押すという単純な検査です。

5年前は、検査中に光が全く点滅しない時間が度々あったそうです。点滅していなかったのではなくて、光の点滅が夫には見えていなかったわけですけど。

昨日は、視野の中心部分では光の点滅は全く見えなかったそうです。視野の外側の方では見えたそうですけど、運転をする時に見ているはずの部分では見えないということです。

そんなことは検査をしなくても分かっていたことなんですよ。夫の目は視野の中心部分は黒くなっているんですから。

今年の1月に撮ってもらった眼底の写真を見てもらえれば、皆さんにも想像していただけると思いますが、網膜の黄斑と呼ばれる視野の中心となる部分の視細胞は、ほぼ死んでしまっているんです。視細胞が死んでしまうと光も感じませんから、視野の中心部分が黒くなっているのです。

それでもまだ文字が読めるのは、焦点を合わせる位置を見ようとする文字からあっちやこっちにずらすことで、視細胞が生き残っている部分、すなわちまだ見える部分を見つけることが出来るからです。

これを日常的に無意識のうちにやりながら、左右の目でそれぞれを補いながら見ていますから、本人はまだ見えていると思っているんですよ。でも実際には見えていない物があるので、そうした物につまずいて転倒したりするわけですよ。

焦点を合わせる位置をあっちやこっちにずらすことで、そこにあると分かっている物を見ることは出来ても、何があるか分からない場所でそのようなことは出来ません。ましてや車の運転中になど無理な話です。

昨日は少なからず期待していたようですが、検眼医に車の運転は100パーセント不可能だと言われ、自分でも見えないことを自覚しましたので、夫は納得したようです。納得はしても悲しそうでした。


計画しているキャリアチェンジの障害になるようですけど、こればかりはどうしようもありません。「だから無理だって言ったでしょ!」なんて言えませんからね、私は「残念だったね」と慰めました。

すると、夫は言いました。

「でもね、良かったですよ。もしも、まだ運転ができるという結果になっていたら、これまでの5年間、トラックまで運転させられて来たヒロコは頭に来たでしょ?」
「そりゃあ頭に来たわよ!トレーラーまで牽引して商品の配達まで手伝わされて、どれだけ苦労したことか!」

冗談を言って、ギャハハと笑いながら、心の中では夫がとても気の毒でした。

遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」は、治療法も進行を遅らせる方法もありません。これからさらに視力を失って行くだけです。どうしようもないんです。

せめて、キャリアチェンジが上手く行って、たとえ1〜2年でも「やりがい」のある仕事ができたらいいのでしょうが、夫がやりたいと考えている仕事に車の運転が必要なのなら、残念ながらこのキャリアチェンジは無理な話です。


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2026年7月8日

大事な日にまた忘れ物

うちの夫のことなんですが、キャリアチェンジを考えていることは先日話題にしましたけど、その仕事をする上で運転免許証が無いと大変苦労するということで、再発行してもらうことを考えているらしいんです。

運転に適正な視力がないから免許証を返納するようにと言われて返納したのに、そして返納してから5年以上が経って視力はさらに悪化しているのに、「再発行なんてしてもらえるわけがないだろう!」と私は言ったんですけど。

何事にも楽観的な夫は、相談してみないと分からないと言うのですよ。

一般道路を運転するつもりはないんだそうです。どういう状況で運転する必要があるのか良く知りませんが、今日は献血に行った後で、ヴィクトリア州の交通局 VicRoads に行って相談するそうです。

その前に、いつもお世話になっている検眼医にも相談に行き、視力検査をしてもらう予約を入れていると言いました。夫の目は、視野の中心は見えなくなって来ていますけど、まだ文字を読むことは出来るのでしてね。運転技術はいまだに私の100倍は上手ですから、視力検査の結果、特定の環境での限定的な運転なら出来ると判断されたら VicRoads に相談に行くそうです。

おそらくそういう理由からでしょう、いつもなら献血に行く時には蛍光オレンジ色のハイビズシャツを着て行くのに、今朝はちゃんとしたシャツを着て身なりを整えていました。いつも通り、6時前には家を出ました。

夫が家を出てからしばらくして、どこかから「ピーン」という着信音が聞こえました。「あれ?ピーンって音がしたような…」と思っていると、また「ピーン」と聞こえました。夫のデスクから聞こえました。

嫌な予感がして行ってみると、

携帯電話を忘れて行ってる!

油断してたわ!

今朝は仕事じゃあなかったから、私は忘れ物防止の決まり文句を言わなかった!

家の中を探したら夫の財布は見当たらなかったので、財布は持って行ったようですけど、献血に行く時にいつも背負っていくバックパックは持って行っていませんでした。

もちろん眼鏡は無いと見えないので常に身につけていますから、忘れてはいませんでしたが、身につけている眼鏡は、手元と少し離れたコンピューターの画面を見るための一つの眼鏡を上下に分けてある眼鏡なんです。

少し離れたところを見るための眼鏡は、テレビの前に置いたままでした。この眼鏡がないと視力検査に困ると思いますよ。どうするんでしょうか。

ああホントにもう…

これを書いている今は7時半。夫は献血中のはずです。持って来てくれと電話がかかってくる可能性があります。でも、私の携帯電話の番号を覚えていないだろうなあ。ということは、電話も出来ないか…


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