2026年3月10日

息子が作った晩ご飯

実を言いますと、私は土曜日頃からちょっと理由があって座ることが出来なくなりまして、この記事もデスク前の床にひざまずいて書いているんですよ。

座らないわけには行かないから、ドーナッツクッションを使っていたんですが、症状が悪化してしまいました。日曜日にはスーパーの買い物に行かなければならなくて頑張って歩いて行ったら、もっと悪化してしまい。

座っていることも立っていることも難しくなったので、

ずっと寝ころんだまま!

それも仰向けに寝転ぶとつらいので、横に寝ころんだままでした。これは結構きついですよ。ずっと寝ころんでいるとウトウトして眠ることが出来たのは良かったですけど。

晩ご飯は頑張れば作れましたが、息子が3連休で家にいたので頼みました。息子は長年痔の問題で苦労しましてね、3回も手術を受けて現在の私のような寝ころんでいるしかない状況を何度も経験していますから、とても同情的です。頼んだら作ってくれました。

3連休中も毎日仕事だったうちの夫のために、弁当も作ってくれましたよ。

昨日も息子に頼んだのですが、快く引き受けてくれました。冷蔵庫にひき肉があるのを見て息子が作ったのが「Oven-baked ‘Golubtsi’ Burgers」でした。


これは、私のレシピサイトを見た北米にお住いの方に教えていただいた「ゴルブツィ」(Golubtsi)という料理にヒントを得たヘルシーハンバーグです。キャベツが大量に入るのが特徴ですが、うちの息子は400グラムのキャベツと玉ねぎを1個、ニンジンも1本入れたそうです。

オーブンで焼くだけなので簡単だしヘルシーです。上の写真のようにサラダと一緒に出したそうです。減量しなくちゃあいけないうちの夫にとっては、最適のメニューですよ。うちの息子、なかなかやりますねえ。

夫の体重は、今朝は106キロ台になったそうです。確実に減って来ています。これも家族の協力があってこそですよ。

そして、私だって晩ご飯が作れない時に代わりに作ってくれる息子がいて助かっています。レシピサイトのおかげでもあります。


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2026年3月9日

韓国の雑穀ご飯

毎日、晩ご飯づくりに頭を悩ませています。

皆さんもご存知のように、食品を栄養学的に分類すると6つのグループに分けられますよね。

1.たんぱく質源(肉、魚貝類、卵、大豆製品)
2.カルシウム源(牛乳、乳製品、海草、小魚)
3.緑黄色野菜
4.その他の野菜と果物
5.糖質系エネルギー源(米、パン、砂糖、芋類、麺類、小麦製品)
6.油脂系エネルギー源(油、バター、油脂類)

目指すべき一日の摂取量というのが決まっているのは「減量と晩ご飯作り」に書いた通りなんですが、管理栄養士からは、カロリーについてはそれほど気にしなくていいと言われたんです。

カロリーが気になる油脂系食品については、「食事と食事の間をもたせるつなぎの役目」くらいに考えろと言われましたし、食べる量がしれていますから気にしていません。

果物や野菜は問題ではなくて、カルシウム源は牛乳と乳製を程々に食べています。たんぱく質は少々摂りすぎても大丈夫だと思っていますから、やっぱり一番の問題は糖質系なんですよ。

晩ご飯に白米は食べなくなっていますが、昨夜は韓国の雑穀ご飯を炊きました。ほんのり紫色の美味しい雑穀ご飯です。これと蒸し野菜に、牛肉とマッシュルームで作ったカレーを少しだけかけて食べました。カレールウが大量にあるもんですからね、これを消費するために時々こういう晩ご飯にしているんです。

我が家では、食事はセルフサービスなので、自分で好きなだけお皿に取るんですが、横で見張っていると夫は2カップ分くらいの雑穀ご飯をお皿に取りました。一日に食べていい炭水化物は計量カップ1杯分ですが、朝ご飯にシード入りのパンを2枚食べていますから、晩ご飯に食べていいのは最大でも半カップくらいなんです。

私が「雑穀ご飯を取りすぎだ。もっと蒸し野菜を取れ」と指摘しましたら、おとなしく言われた通りにしましたが、私があれこれ言わなくても、自分で考えて食べるものを選び、量に気をつけるようになってもらわないといけません。

ところで、体重なんですが、義妹が一時帰国した時に外食が続いてリバウンドしましたが、徐々に減って来ているそうです。一昨日は、ついに107キロ台になったと喜んでいました。少しずつでも体重が減っているので、やる気も続いているようです。


ところで、韓国の雑穀ご飯ですが、私は下の写真の雑穀ミックスを使っています。黒米が入っているので、炊きあがるとほんのりとした紫色になるんです。韓国食品店に行くといろいろなタイプの雑穀ミックスを売っています。


結構大きな豆も入っていますが、普通に炊いただけでちゃんと柔らかくなります。私は白米と押し麦を混ぜたの2合と雑穀ミックス1合を普通に炊いています。少し塩を加えて炊くと美味しいだろうなあ思ったりしますが、減塩のために塩は入れません。


上の写真では色が薄く写っています。もう少し濃い色になります。

私はこの雑穀ご飯がとても気に入っていて、最近は白米が食べたいとも思わないんですが、お寿司は時々食べたくなるんですよ。

今日からまた暑い日が続くんですけど、暑い日の晩ご飯の定番だった「寿司ライスボウル」は、砂糖がたっぷり入った白米の寿司飯では作れません。雑穀ご飯か玄米ご飯を少量だけなら大丈夫かもしれませんけど。


定番の一つだった「冷やし中華」もダメなんですよねえ。ああ、今日の晩ご飯は何にしようかなあ。

やっぱり、蒸し野菜とサラダと肉を焼いたのになりそうだな。


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2026年3月8日

災難続きの旅行とムーンブーツ

私、知らなかったんですよ。下の写真のような医療用の固定具のことを「ムーンブーツ」と呼ぶということを。


骨折とか捻挫とかで足首を固定する必要がある時に使われるものです。ギプスよりも軽くて快適で、取り外しが可能ですから入浴も出来ますし、近頃は広く利用されているそうです。

「ムーンブーツ」というのは、元々は月面着陸した宇宙飛行士のブーツにヒントを得て作られたスキー用のブーツのことなんだそうですけど、それに形状が似ていることから「ムーンブーツ」と呼ばれるそうです。

ウインタースポーツが盛んではないオーストラリアでは、「ムーンブーツ」と言えば、この医療用の固定具のことを連想する人が多いそうなんですけど。

私自身も家族の誰も、これのお世話になったことが無かったから知らなかったわけですが、どうして今日こんなことを話題にしているかと言うと、「ディザスタラスな旅行」という記事に関係しているんです。

その記事では、うちの息子の同僚であるWさんの災難続きだった旅行のことを話題にしました。有給休暇を取って、予算も奮発して、婚約者と2人で1週間の旅行に行ったWさんですが、信じられないほど災難が続いて、最後にはWさん自身が足を痛めて帰って来たんです。

翌週から仕事に来ましたが、足の痛みが良くならないので医者に相談して、検査を受けたんだそうです。そうしたら、足首の腱が断裂していることが分かって、4週間から6週間は「ムーンブーツ」で足を固定することが必要だと言われたんですって。

Wさんが働いているのは、商品の受け取りや管理、注文品の発送などの業務を行う部署です。倉庫内を歩き回ったりフォークリフトを操作したり重い荷物を持ったりする必要があります。スチールキャップの安全靴着用が不可欠なんだそうですよ。

ですからね、これから4週間から6週間、治るまで仕事を休むことになったんですが、Wさんは有給休暇も病気休暇も全部使ってしまっているため、その間は無給になるんだそうです。

仕事とは無関係の理由で怪我をして、1ヶ月も休むことになったという理由でクビになったりはしないようですが、完治した後これまで通りの部署に復帰できるという確約は無いんだそうです。

旅行に何千ドルも使ったばかりですしね、1ヶ月以上も収入が無くなるのは厳しいでしょう。

災難続きだった「ディザスタラスな旅行」は、ひどい結末を迎えることになり、踏んだり蹴ったりと言うか、泣きっ面に蜂と言うか。こういう不測の事態に備えて、ちゃんと貯金をしているといいですけど。


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2026年3月7日

「スターガルト病」の研究に協力へ

先日、うちの夫にメルボルン大学医学部からメールが届いたそうです。夫は、死んだ後に献体することを登録済みなので、その件かと思ったんですが違いました。メールは先天性の黄斑変性「スターガルト病」(Stargardt Disease)を研究しているチームからでした。

うちの夫が「スターガルト病」で目が見えなくなって来ていることは、このブログでも度々話題にしています。

初めてこの病気があることが分かったのは、今から10年前の2016年でした。眼鏡が必要になって視力検査をした時に偶然見つかったんです。その時に撮ってもらった網膜の写真がこれです。


放射線状の細い血管が集まっている大きな黒い丸は、視神経が集まって束になっている部分です。その横に薄っすらと少し小さめの丸が見えます。それが「黄斑」です。

視細胞が密集していて黄色っぽく見えるので「黄斑」と呼ばれるそうです。目の中に入ってきた像が結ぶところで、視野の中心になる部分です。

黄斑周辺が黒ずんで見えていますが、真っ黒いシミのような点々が見えると思います。それが視細胞が完全に死んでしまっている部分です。この時点では視力の異常は自覚していませんでした。

あれから10年、黒い点々は徐々に増えて、それぞれが広がって隣りの黒い点とつながったりしながら大きくなり、現在は下の写真のように全滅に近づいています。


黄斑変性という病気には、加齢が原因のものもありますが、先天性の「スターガルト病」は、特定の遺伝子に変異が起きて発症します。夫の場合は、母親からその変異が遺伝しました。

「スターガルト病」には、現在のところ治療法も進行を遅らせる方法も見つかっていません。病気が見つかった時には、「出来ることは見えなくなる時に備えることだけだ」と言われたんですよ。失明の宣告です。

この病気だと分かった時に、眼科医からメルボルン大学に連絡が行き、うちの夫は大学に依頼されて研究に協力したんですが、今回新たに協力を依頼されて、先日電話でインタビューを受けたそうです。

メルボルン大学の研究チームが、この遺伝子変異のメカニズムを解明して、どういう変異がどのように病気を引き起こすのか、そして病気がどのように進行していくのかを突き止めようとしていると聞いた夫は言いました。

「2016年に病気が分かってから10年間、毎年1回網膜の写真を撮ってもらって来たんですけど、その写真に興味がありますか?」
「え?10年分の写真?あるんですか!」
「あらゆる検査も毎年受けて来たので、そのデータも10年分あります」
「本当ですか!」

研究者は大興奮だったそうですよ!


「スターガルト病」は、患者数の少ない稀な病気です。そして、毎年検査を受けても、患者にとっては何のメリットも無いんです。治療法が無いんですからね。写真を撮ってもらっても、「1年でこのくらい悪くなったんだな」と分かるだけです。

それに、写真も検査も結構な費用がかかりますから、「スターガルト病」の患者で毎年網膜の写真を撮ってもらって検査を受けている人なんて、まずいないと思いますよ。

10年分の写真は夫も私も持っていますが、検査のデータは眼科医が持っていますので、そのデータをメルボルン大学の研究に役立ててもらうことになりました。また、DNAを提供して遺伝子変異の研究にも協力することになったそうです。

研究に協力するための同意書がメルボルン大学から送られて来たので、夫が署名をして送っていましたよ。10年分の写真と検査データが研究の役に立つことになって、夫は大変喜んでいます。いつかこういうことがあるかもしれないと期待してやって来たんだそうですから。

そして、研究によって「スターガルト病」の遺伝子治療が開発されたら、うちの息子や娘にも恩恵があるかもしれません。この病気の遺伝子変異は遺伝するので、もしかしたら息子や娘にも遺伝しているかもしれないからです。


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2026年3月6日

夫の友人の物忘れ問題

一昨日、舌がんの叔父さんが帰った後、うちの夫の友人Cさんが、仕事を終えた後に我が家に立ち寄りました。夫とは同じツールショップに勤めていますが、働いている部署が違います。何かプライベートで相談したいことがあるということでした。

Cさんは、うちの夫にとって最も信頼している大親友と言ってもいい人です。一緒にどこかに遊びに行ったりすることも多いです。先日、マカロニ・ウエスタン映画音楽のコンサートに一緒に行ったのもCさんでした。

2人が話しているのが隣りの部屋にいた私にも聞こえて来ました。

Cさんは、自分の物忘れを自覚していますが、一緒にいることが多いうちの夫に、それが最近ひどくなって来ていると思うかと聞いていました。そして、どうして自分が物忘れをするのか原因を知りたいとか、過去に経験した脳しんとうについて話していました。

うちの夫は、Cさんがいろいろなことを忘れやすいことは、数年前に知り合った時から知っているんだそうです。だから、仕事上のことでもプライベートなことでも、約束した予定や時間やあらゆることをCさんが忘れないように、頻繁にテキストメッセージを送って念押ししているそうなんです。

それを聞いて思い出したのが、「シビル・ウォー」という映画を夫と観に行った時のことです。Cさんも一緒に行ったんですが、観た後で分かったことなんですけど、Cさんは前の週にその映画を観ていたんですよ。パートナーの女性と2人で、同じ映画館に観に行っていたんです。

私達とその映画を観ているうちに思い出したと言うので、夫も私もびっくりしたんです。それはちょっと「物忘れ」というレベルではないと思いました。何かもっと深刻な問題が起きているに違いないから、医者に相談した方がいいと夫には言ったんですけど。

さて、つい先日のことなんですが、Cさんは医者の診察を受けたそうです。物忘れのことではありませんでした。「大腸内視鏡検査」を受けたので、その結果を聞くためでした。胸に電極を貼って心臓をモニターしながらの検査だったらしいです。

医者が検査のことを話し始めましたが、Cさんには何のことを話しているのか分からなかったんですって。自分が大腸内視鏡検査を受けたことを覚えていなかったからです。全く記憶になかったのだそうです。

びっくりしたのは医者ですよ!

どういう理由で大腸内視鏡検査を受けたのかは知りませんが、医者はCさんが別の重大な問題を抱えていることに気が付きました。それで、これまでの物忘れについて質問されたそうなんです。

そして、その物忘れが悪化して来てはいないかとも聞かれたそうなんですが、一人暮らしのCさんにはよく分からないし、いろんなことをすぐに忘れてしまいますから、うちの夫に聞きに来たということなんです。


Cさんは、まだ50歳になっていないはずです。

これから専門医の診察を受けるそうですから、どういう病気なのか分かると思いますけど、Cさんのお父さんは認知症で介護施設に入っておられましたので、自分も認知症ではないかと考えているようです。

うちの夫は、こう言ったそうです。

「認知症だとしても脳しんとうの後遺症だとしても、物忘れは治らないだろう。自分が目が見えなくなって来ているのと同じで、Cさんに出来ることは忘れるという事実に備えて、出来る手立てを講じながら暮らしていくことだけだよ」

世の中、本当に不公平と言うか、思うようにならないと言うか。真面目に生きている善良な人が、しかもとても優秀で才能もあったりする人が、健康に恵まれなかったりしますよね。

Cさんが認知症ではないことを祈ります。


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