2026年6月9日

日の当たらない家

昨日の月曜日は「キングズ・バースデー」(King's Birthday)という祝日でした。「国王の誕生日」です。オーストラリアに国王がいるのかと驚く人がいますけど、オーストラリアは日本と同じく立憲君主制の国なんですよ。

英国の流刑地および植民地として始まった歴史がありまして、現在も英連邦王国の1つなので、国の元首は英国の国王なのです。つまり、現在の元首はチャールズ国王なのでございます。

英国の国王を元首に戴く立憲君主制を維持するべきか、共和制に移行するべきかという議論は長年にわたって続いていますが、最近はなんと共和制に移行するべきと考える人が減っているそうなので、地球の裏側の国の国王を元首とする体制が続きそうです。

それはともかく…

3連休最後の昨日は、とてもいい天気でした。うちの娘が当分の間はハウスシッター暮らし(他人の家に留守番として住むこと)になり、私達が住んでいる家で寝泊まりすることは無いと言うので、娘が使っていた布団を干して片付けたかったんですが、布団干しには絶好の天気になりました。

この家は、お日様が出る北側には裏隣りのジュリーさん達の家がありますので、北側には窓もないし外のスペースもありません。洗濯物干し場があるのは家の西側ですが、西隣り家の大きな木々のせいで真夏以外は日が当たりません。

それでも、ダイニングルームから外に出る低い階段の手すりには午後から日が当たると思っていましたので、布団はそこに干すつもりだったんですけど。

1時を過ぎても2時になってもお日様は当たらない。やっと日が当たり始めたのは2時半頃で、その頃には雲が出ました。そして、3時半にはお日様は西隣りの家の屋根に隠れてしまったのです。ここまで日が当たらないとは思っていませんでしたよ。


仕方がないので、室内の温風吹き出し口の周りに布団を立てかけて乾燥させました。あっと言う間にフカフカになりました。温風吹き出し口は各部屋にありますから、それを利用すると洗濯物がすぐに乾くんですが、布団も乾かせるのだと今になって気が付きました。


ちなみに、布団の両側にある黒くて赤い部分があるのは、うちの夫のダンベルセットです。買ってから2回使っただけで、三日坊主にもなっていないシロモノです。


シーツを乾かすのにコインランドリーの乾燥機を利用して来ましたけど、そんなものにお金を使うのはもう止めます。床から吹き出る温風は本当に最強ですからね、それをもっと効率的に使えるようにシーツを干すための室内用物干し竿を買うことにしました。

この家にはエアコンがないので夏の暑さには苦労しますが、冬は寒さ知らずで快適です。洗濯物は温風のおかげで毎日カラリと乾きますし、室内用物干し竿が届いたらシーツを乾かす苦労も無くなりますよ。電気代とガス代は心配ですけど。

日当たりが悪すぎて暗いので、昼間も電灯をつけています。この家を建てた頃には、天窓っていうものが無かったんですかねえ。天窓が一つあればここまで暗くはないと思いますけど。

ただし、天窓があると夏にもっと暑くなるな。それは困る…


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2026年6月8日

間に合ったごみ出し

昨夜、寝る前にKindle本を読んでいましたら、左耳からポコポコポコポコ…と音がして来ました。

また始まったか!

前日の夜中のは「トトトトトトトト…」という感じでしたけど、昨夜のは「ポコポコポコポコポコポコポコポコ…」という感じでした。とても速いスピードで連続してずっと続くのは同じでした。

10分ほどして音はしなくなりましたから、音が気になって眠れないようなことはなかったんですけど、1時頃に目が覚めた後もう一度眠ることが出来なくなって、このまま眠れないと睡眠不足がさらに悪化するという危機感から、久しぶりに薬に頼りました。

薬のおかげで、朝の7時過ぎまでぐっすり眠ることは出来ましたが、7時は夫が勤めるツールショップの開店時間ですからね、夫はとっくに出かけた後でした。仕事が休みの息子もまだ寝ている様子で、家の中はとても静かでした。

コーヒーを淹れ、朝ご飯のポリッジを作って食べ始めた頃、家の前の道路からトラックの轟音が聞こえてきました。ごみ収集トラックです。

「そうだった!今日は月曜日だからごみの収集日なんだ!」

私はすっかり忘れていて、昨夜うちの息子にごみ容器を道路に出しておくことの念押しをしませんでした。容器を出すのはいつもうちの息子がやってくれていますが、忘れることがあるので「もう出してくれた?」といつも確認しているんです。

ごみ収集トラックは早朝に来ることもありますので、ごみ容器は夜の間に出しておかなくてはいけません。今日は、毎週収集の普通ごみ(赤い蓋)と隔週収集の草木やコンポストごみ(緑の蓋)の2種類を出しておかなくてはいけませんでした。

キッチンから出る生ごみを草木やコンポストごみ容器に入れるようになっていますので、これは隔週の収集ですからね、出し忘れると臭くなるんです。

あわてて窓に駆け寄って、ごみ容器が道路に出してあるかを確認していましたら、うちの息子もやって来ました。起きたばっかりという顔でした。ごみ収集トラックの音を聞いて目が覚めて、慌ててやって来たんでしょう。

緑の蓋の容器は2つ出ていましたが、赤い蓋の容器は1つしか見えません。

「アンタ、出してくれたの?」
「…(無言)」
「緑のやつは出ているみたいなんだけど、赤い方が…」
「出してない!」

息子はダダーっと走って洗濯室に行き、そこのドアから裏庭に出て、赤い蓋の普通ごみ容器をゴロゴロと転がして道路まで持って出ました。そして、裏隣りに住むジュリーさん達の容器を開けて確認していました。

私はそれを窓からずっと見ていたんですけど、息子は戻って来ると「間に合った!」と言いました。

さっき来た収集トラックは、草木やコンポストごみの収集トラックだったようです。草木やコンポストごみの容器は玄関前に置いてあったので、夫が仕事に出る時に出したようです。

やれやれ、間に合って良かった。


時々こういうことが起きます。出し忘れに気づくのが遅すぎたこともありますよ。決まった週に収集してもらわないと、容器に入り切らなくなったり腐って悪臭を放つようになったりしますからね。

息子が起きて来なかったら、私が走り回る羽目になっていました。

ごみ容器にはホイールが付いていて転がして動かせるので、重くなっても私の力で十分に運べるんですけど、我が家では長年うちの息子に任せているんです。以前住んでいた家では、家から道路までが遠かったですしね。

息子はたいていちゃんとやってくれるんですが、私達が住んでいるエリアのごみ収集日は月曜日なので祝日に重なることが多く、そういう時には忘れがちです。気をつけなくてはいけません。

祝日でも必ず収集して下さるスタッフの皆さんにも感謝ですよ。クリスマスが月曜日に重なっても、ちゃんと収集してくれますからね。


私達が住んでいるエリアの収集をしてくださるトラックの運転手さんは女性なんですよ。小さい子供さんがいらっしゃるかもしれないくらいの年齢の方です。毎週「ありがとうございます」と心の中で言っています。


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2026年6月7日

耳の中でトトトトトトトト

昨夜、いつものように夜中に目が覚めて、おトイレに行ってから再び眠ろうとしていた時です。左耳を下にして横向きだったんですけど、その左耳の中から音がすることに気づいたんですよ。

トトトトトトトト…

小さな音ですが、確かに聞こえます。向きを変えてみましたが、やはり聞こえます。左耳からだけです。かなり速いスピードで途切れること無く連続して聞こえて来ます。

聞こえにくい方の左耳ですし、炎症か何かが起きたのかと思って触れてみましたが、耳だれは出ていませんでした。痛みも感じません。目が回ってもいません。ただ音が聞こえるだけです。

音が気になって再び眠ることが出来なくなったので、iPhoneで原因を調べてみました。耳鳴りにもいろいろ種類があって、音の違いや他の症状などから考えられる原因もいろいろでした。

「トトトト…」と連続する音は、耳の周囲や鼓膜につながる小さな筋肉がけいれんして起こることが多く、疲れやストレスが引き金になると書いてありました。

確かに最近は睡眠不足気味で、前の日には左目の下がピクピク痙攣して困ったりもしたんです。音が一日中続いたり、めまいや難聴など他の症状がある場合は受診する必要があると書いてありました。

こういう時、オーストラリアでは、まずはGP(一般の開業医)に相談して、それから耳鼻科の専門医へのリファーラル(紹介状)をもらい、専門医の予約を取ってから何日も順番待ちがあるんだから、診てもらえるのはいつになることかと考えていたら、いつの間にか「トトトト…」は聞こえなくなっていました。


「キーン」とか「ピー」 という耳鳴りは、これまでに何度も経験していますけど、途切れること無く続く「トトトトトトトト…」というのは初めてでした。治ったから良かったですけど、筋肉のけいれんが原因ならまた起きる可能性がありますね。

「ドクドク」とか「ザクザク」という感じに脈拍に合わせて音がする場合は、重大な病気が原因のこともあるので注意が必要だそうですよ。

うちの夫が手伝いに行った牡蠣の養殖場をやっている従兄弟は、「ガサガサ」「ゴソゴソ」という耳鳴りで困ったことがあるそうです。

乾燥した耳垢が鼓膜に触れてそういう音がすることもあるそうですが、従兄弟の場合は耳の中に虫がいたんだそうですよ。専門医が特別な道具を使って耳の中にいた虫を取り出したそうです。

耳鳴りもいろいろです。


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2026年6月6日

「ありがとう」の一言

昨日の金曜日はスーパーの買い物には行きたくなかったんですが、昨日行っておかないと土日に行く羽目になるのは確実で、土日はいつも大混雑するので避けたかったので、雨が上がって晴れたお昼過ぎに行って来ました。

ショッピングスクエアの駐車場が満車状態だったのでびっくりしました。金曜日なのに買い物客があんなに多かったのは、今週末が3連休になる影響かもしれません。月曜日が「キングズ・バースデー」(King's Birthday)という祝日なのですよ。

「国王の誕生日」という意味ですけど、オーストラリアの元首は英国の国王なのです。つまり、現在の元首はチャールズ国王なのですよ。国の元首がよその国の王様というのはヘンですよねえ。毎年違和感を感じるんですけど。

ちなみに、この祝日はエリザベス女王がご存命の頃は「クイーンズ・バースデー」でしたが、エリザベス女王の誕生日もチャールズ国王の誕生日も6月ではありません。

しかし、元首の誕生日を祝う祝日は6月の第2月曜日と決まっているんです。6月のこの時期に連休を作るために作られた、本当の誕生日とは関係のない祝日なのでございます。

それはともかく…

買い物を終えて車に戻り、買ったものを車に積み込んでからショッピングカートを所定の場所に戻しに行きましたら、カート回収係のお兄さんが「不機嫌」を絵に描いたような顔をしてカートを整理していました。

ちょうど私が使ったのと同じColes(コールズ)というスーパーのカートを、大きいのと小さいのとに分けてつなげているところでした。

カートの回収は大変な仕事だと、私はいつも思っています。私だったら、腹が立ってしようがない仕事です。カートを戻す場所はたくさん作ってあるのに、ちゃんと戻さずに放置している馬鹿者がいるし、戻す場所は柵で3つに分けてあって、スーパーごとに分けて戻すように大きな看板ではっきりと表示されているのに、違うところに戻す馬鹿者もいる。

カートをつなげている鎖を変なところに無理やりつなげていたり、カートの中にゴミを入れた状態で戻している大馬鹿者もいるわけで、日頃からカート回収係の皆さんには同情と感謝を感じずにはいられないのです。

私が使ったのは、Coles(コールズ)というスーパーの小さい方のショッピングカートでした。お兄さんは小さい方はつなぎ終えて、大きい方をつなげているところでした。全部つなげたら結構な長さになります。

「すみません、私のカートもここにつなげていいですか?」
「…(無言でうなずく)」

お兄さんがいいと言ったと思ったので、私は小さいカートがつないである側の端に自分のカートをつなげました。お兄さんは向こう側の端に大きいカートをつなげてベルトで固定しようとしているところでした。

「サンキュー!」と言ったら、お兄さんが私を見ました。そして、なんと「Have a good one!」(良い一日を!)と言ってくれたんです。

きっと、カート回収の仕事をしていて、それに対して誰かに「ありがとう」と言ってもらうことなど滅多に無いのだろうと思いますよ。でもね、誰だって自分がやっていることに対して「ありがとう」と言われたら、それがストレスが溜まるような仕事であるばよけいに、報われた気持ちになるものじゃあないですかね。

「不機嫌」を絵に描いたような顔のお兄さんが、「Have a good one!」と言ってくれるとは期待していませんでしたから、私も言われて嬉しかったです。

「ありがとう」という言葉は、時々メンタルに大きな何かをもたらしますね。とても大事な言葉だと思います。


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2026年6月5日

「オフィスワークス」というお店

私は洗顔後に使う化粧水は、ビオレのトナーローションを長年使っています。日本に住んでいた頃は資生堂一辺倒でしたが、オーストラリアに住むようになってからいろいろ試したんです。

Dr. LeWinn's(ドクター・ルーウィンズ)というブランドの安くはない化粧水を使っていたこともあるんですけど、香料がきついのが問題でした。

生活が困窮していた頃に使い始めた超お安いビオレのローションは、安さよりも使い心地が気に入ったんです。脂性肌の私は中年になってもニキビが出たりしていましたし、今でも寝る前にクリームや乳液を塗ることもないんですけど、とにかくビオレのローションが気に入って使っているんです。

ところが、現在住んでいる家の近くにはそれを売っているお店が無いもんですから、昨日は少し離れたドラッグストアまで行ったのですよ。そのお店に行くには、「オフィスワークス」(Officeworks)という店の前を通るので、ついでに寄ったのです。

今日の話題はこの「オフィスワークス」についてです。

電子書籍のKindle本を読むために購入を考えているiPadミニを実際に見てみたかったのと、マウスパッドを書いたかったので寄ったんですが、

お店の凋落ぶりに目を見張らされました!

「オフィスワークス」は、オーストラリア国内最大の文房具・オフィス用品専門店チェーンです。家具やパソコンなどのテクノロジー製品も販売していて、印刷・コピーなどのサービスも提供しています。

うちの子供達が学生の頃や、私達が自宅に事務所を持って事業をやっていた頃には、大変頼りにしていた店でした。圧倒的な品揃えで全てはここに行けば揃うという具合でしたから。いつ行っても多くのお客さんでにぎわっていたものです。

ところが、昨日はお店に入った瞬間に違和感を感じたんですよ。整理整頓や掃除が行き届いていない感じがしました。広い店内にお客はほとんどいませんでした。

多くの商品が品切れの状態でした。私はマウスパッドを買いたかったんですが、値段3ドルのいかにも安物品質の商品しかありませんでしたよ。

スタッフもおしゃべりをしていてお客の私に注意を払う人などおらず、見たかったiPadミニらしいものは棚に置いてありましたが、値札どころか何の説明もありませんからその商品が何なのかも分からない有り様で。

「経営が傾いているお店」にありがちな特徴が明らかだったのでございます。


先週のことですが、「オフィスワークス」がIT関係やテクニカルサポート、カスタマーサービスなどの事務職をインドのベンガルールとフィリピンのマニラに移す計画であることを発表したというニュースがありました。

「コストの上昇、競争の激化、そして急速に変化する顧客の期待」に対応し、低価格を提供し続けるために戦略変更を余儀なくされたということでしたけど、昨日のお店を見て実情を垣間見た気がしました。

インド訛り英語のカスタマーサービスには、拒否感を持つオーストラリア人は多いですよ。インドのコールセンターは評判が悪いですからね。

フィリピンについては良く分かりませんけど、このニュースだけで「オフィスワークス」で買い物をしたくなくなった人も多いようですから、人件費を節約できても経営が改善するとは思えませんよ。

まあとにかく、「オフィスワークス」には失望しました。3ドルのマウスパッドは買って来ましたけど、表明が固すぎてデスクに直に置いて使っているのと代わりがありません。ガッカリです。


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