うちの夫の話題が続いていますが、今回の「騒動」については今日が最後です。良い結末になったので、もう少し書いておきたいのです。
簡単に言いますと、うちの夫が業務範囲を超えて、あるお客さんに親切心からしてあげたことを巡って、地域運営責任者であるXさんという人があれこれ批判するので言い合いになり、夫に対して「文書による警告」を出そうとしたという「騒動」です。
何度も書きましたが、夫が勤めるツールショップ会社には「6ヶ月間で3回文書による警告を出されたらクビになる」と言う規則があるのですよ。Xさんが警告の理由としたのは、「業務を利用してお客に個人的に商品を売り、領収書も発行せずに不正にお金を受け取った」ということでした。
しかし、実際に起きたのは不正行為でも何でもなかったんです。
その「あるお客さん」というのは、両手が不自由な高齢の男性でした。その人は、ある道具が買いたくてお店に来られたんですが、うちの夫が確認したところ、その道具はその人が使おうとしていた物には使えないことが分かりました。
うちの夫がいろいろ調べて、ある小さなアダプターを付ければ使えることが分かったので、夫はそのアダプターを個人的にアマゾンから購入して使えることを確認しました。夫から連絡をもらったお客さんは、大変喜んでお店から道具を購入しましたが、夫が個人的に買ってくれたアダプター代として、お金はいらないと言う夫に10ドルを受け取らせたという出来事でした。
1年前までは店長だったうちの夫と地域運営責任者のXさんとの間には因縁の過去がありまして、Xさんは夫を恨んでいるんです。些細なことを問題視して夫を批判し、うちの夫を辞めさせようと夫から多くの役割を奪い、何か理由を見つけると本部に報告して正式な「文書による警告」を出させて、夫を追い込んで来たわけなんです。
今回3回目の「文書による警告」を出されると、夫はクビになる可能性がありましたが、夫がツールショップ会社の社長に「親切心からしたことで罰を受けることになった」とメッセージを送ったことがきっかけで一気に解決したんです。
詳しい事情を知った社長から、直接Xさんに電話があったんです。Xさんが社長に何を言われたのか分かりませんけど、トラブルは終わりました。
実はですね、うちの夫と会社の社長は、長年直接メールや電話でやりとりをする間柄だったんですよ。うちの夫は、自分よりも一回り以上若いこの社長には一目置いていて、この人が成し遂げてきたことを尊敬しているんです。
会社が急成長し始めた10年前、ヴィクトリア州第1号店のオープンから関わって来たうちの夫とは、当時から直接連絡し合う間柄ではありましたが、夫がどこの誰かとも知らない他人に腎臓を提供した時に、関係はとても近いものになりました。夫の考えや行動に心を動かされた社長は、夫に特別な長期有給休暇をくれたのですよ。それについては、夫は繰り返し感謝して来ました。
関係が近いからと言って、Xさんから受ける扱いについて社長にいちいち相談したりしませんでしたが、今回3回目の「文書による警告」を出されるとクビになるわけですし、自分は何も間違ったことをしていないと思っていましたので、夫は社長に事実を知ってもらう必要があると思ってメッセージを送ったのです。
この出来事が起きた日の翌日に、社長から個人的なメールが届いたことは記事に書きましたけど、そのメールには、社長が夫の行為を称賛して支持しただけでなく感謝する旨も書かれていたわけですが、昨日もまた社長から新たなメールが届いたんだそうです。昨日のメールは、社長が夫側に立っていることを明確にする内容だったそうです。
全国に100以上の店舗を持つ会社の社長が、何千人もいる従業員のトラブルをいちいち把握しているわけがありませんが、今回の騒動をきっかけに社長はうちの夫とXさんとの間で起きていることについて知ることになったのです。
どうやら、これまでにXさんが出させて来た「文書による警告」についても確認したようです。「何でこんなことを理由に警告を出したのか?」と呆れるような理不尽な理由で「文書による警告」が出されていたことも分かり、社長も腹が立ったのではないでしょうか。
昨日、社長は夫が勤める店の新店長(Xさんの子分)に対して、お客さんがうちの夫に受け取らせた10ドルを夫が受け取るようにしろと直接指示を出した後、再び夫にメールを送って来たのです。
そのメールには、今度Xさんとの間に何かトラブルが起きた時には、社長自身かヴィクトリア州の運営トップであるWさんに直接連絡してくださいと書いてあったそうです。
うちの夫は、社長への感謝の返信の中に、自分の献血のことも書いたそうです。「次の献血が100回目になります。ツールショップのユニフォームを着て行って記念写真を撮ってもらいます」と書いたらしいです。
人のために役立つことをしたいと常々言って行動しているうちの夫のことを知っている社長は、100回目の献血と聞いてまた心を動かされたに違いないです。Xさんのせいで夫がクビになる可能性は、ほぼ無くなったと言えるでしょう。
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