2026年9月15日

心配していたことが起きた

最近しょっちゅう睡眠薬のお世話になっています。睡眠が上手く行かないのは、やはりストレスのせいだと思います。ストレスの原因はうちの夫のことです。メンタルが不安定なのですよ。

今月下旬から、再びクイーンズランドのモートン島で従弟がやっている牡蠣の養殖場の手伝いに行くはずだったんですが、急に従弟から「来てもらわなくいてもいい」と言われて、養殖場の経営改善のために設備を導入するプロジェクトも、夫の目のことを理由に夫には任せられないと言われまして。

うちの夫が遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」で目が見えなくなって来ていることはこのブログで度々話題にしていますが、近い将来、目が見えなくなることは確実なんです。その時が来るまでの最後に、何かやりがいを感じることに取り組みたかったんだそうです。それが牡蠣の養殖場のプロジェクトだったわけで、だからあんなにのめり込んで計画作りに取り組んだのですよ。

ツールショップは10月くらいには長期休職か退職するつもりだったようですけど、すべてが水の泡と消えてしまいまして、従弟が設備を導入する気があるのかどうかも分からなくなっているそうです。期待していたことも夢見ていたことも突然あっけなく消えてしまったら、そりゃあまあガッカリしますよね。

生活のためにはツールショップで働き続けるしかないわけですが、ツールショップでは店長というリーダーとしての役割を奪われて、スタッフの指導や店舗の運営に関わる仕事も一切するなと言われて、どんどん脇へ追いやられているので、イライラが溜まっているのです。


そして、うちの夫には双極性障害という問題もあります。「躁状態」の特徴の1つが、怒りやイライラを抑えられなくなることです。普段は穏やかな性格なのに、人が変わったように「突然激昂してキレる人」になるのですよ。些細なことが原因になります。私に対して大声を上げたことが何度もあります。

昨日、お店でそういう状態になって「ヤバいこと」をしてしまったようです。息子から連絡をもらって、私は大変心配しました。仕事をクビになって帰って来るんじゃあなかと思いました。これまでに、そういうことが何度かありますので、私が一番心配しているのがそれなんです。

もしもクビになったら、目が見えなくなって来ている夫には、再就職が難しいです。それに、メンタルが不安定になっている時は、失業だとか経済的な問題といった大きなストレスに耐えられませんから、「うつ状態突入」というのがいつものパターンです。

何度もそういう状況を乗り越えて来ましたけど、今は歳も歳だし、目のことがありますからね、どうやって乗り越えるか私には想像も出来ません。昨日はクビにはなりませんでしたが、私は「文書による警告」が送られて来ないことを祈っています。

夫が勤めるツールショップ会社では、6ヶ月間に3回「文書による警告」をもらうとクビなんだそうですが、つい先日2つ目をもらったんですよ。売り上げが目標に達していないという理由で。昨日の出来事を理由に3つ目が送られて来たらアウトです。

今朝は何度も深いため息をついていましたから、しんどいのだろうと思いました。メンタルが落ち着くまで病気休暇を取って休んだらどうかと私は言ったんですが、夫は仕事に行きました。明日の水曜日は休みです。楽しみにしている献血に行く日です。

落ち着くにはいい休みになるはずです。


お帰りの前に1クリックを!



2026年9月14日

異常な椿の木とポッサムのこと

暦の上では春でもまだまだ寒い日が続くメルボルンですが、土日は暖かくて春らしい天気でした。昨日の最高気温は25度近かったんですよ。久しぶりに洗濯物を外に干しました。物干し場にはほとんど日が当たりませんので、タオル類は乾きませんでしたけど、洗濯物を外に干すは気持ちが良かったです。

裏庭に出たついでに、また掃き掃除をしました。裏庭の掃き掃除は毎週1回以上やっていますが、つい先日きれいにしたばかりだったのに、こんなことになっていたんです。


椿の木が異常なんです!

「掃いても掃いてもキリがない」と言う記事を書いたのは1ヶ月以上前のことです。裏庭には6本の椿の木があるんですが、そのうちの3本は椿としては巨木です。

そのうちの1本は、これまで花をつけているのを見たことがなかったんですけど、今年の7月の終わりに花が咲いているのを見て、初めて椿の木だったと気づいたわけなんです。その木が毎日大量の花を落とし続けているんです。

1ヶ月半も過ぎ、そろそろ花も減るだろうと期待していたのに、昨日の時点でまだこういう状態ですよ。


よく見るとまだまだたくさんの蕾を付けているのが分かります。何年も花を咲かせずに蓄えたエネルギーを、今年一気に発散しているんでしょうか。すでに何千個もの花を咲かせたと思いますけど、まだ終わりは見えません。全く異常です。

この木の隣りには、毎年赤い花を咲かせる椿の木がありますが、今年は花が少なめです。少なめと言ってもこれまでの年との比較ですからね、現在はこんな感じで、この木も毎日たくさんの花を落としています。


椿の木は、裏庭だけじゃあなくて前庭にもあるわけでして、大変過ぎる掃除のせいで、私は椿(カメリア)っていう植物が大嫌いになりましたよ。


ところで、先月のことなんですが、洗濯物干し場の近くにポッサムのうんちが落ちているのを見て、「今年もまた始まったか」とさらにウンザリしたんですけど、思っていたのと違う状況になっています。

昨年は、うっかり歩けないほどの大量のうんちが落ちていて、うんちが柔らかいうちは掃き取れませんからね、私は棒を使って集めたりもしたんです。あまりに量が多かったので、ポッサムが大発生しているのかもしれないと思ったりもしたんですけど。

今年は激減しているんですよ。昨日は、最後に掃き掃除をしてから1週間ほど経っていましたから、きっとたくさん落ちているだろうと覚悟していたんですが、うんちはわずかしかありませんでした。すでに乾燥していたので、ほうきで簡単に掃き取れました。

もしかしたら、

私の判断が実を結んだのかもしれません!

昨年あまりにウンザリしたのでね、どうすればこの場所にポッサムが来なくなるかを考えたんですよ。そこには大きな木が1本あって、その木が隣りの家の屋根と私達の家の屋根と垣根を結ぶ橋の役目を果たしていたので、ポッサム達の通り道になっているんじゃあないかと思ったのです。

それで、うちの夫に頼んで大きな枝を何本か切り落としてもらったのです。現在は、木と屋根はこれだけ離れています。これだけ離れていると、ポッサムも簡単には屋根に飛び移れませんから通り道にはなりません。そうなるとこの木にやって来る理由がなくなりますよね。


毎日この木のルートで移動していたポッサム達は、今年は別のルートを使っているに違いないです。だからうんちが減ったのでしょう。

この大きな木は隣りの家の木です。この木がないと我が家の物干し場にも日が当たるんですよ。上の写真は太陽の出る北の空で、物干し場に日が当たるのは屋根と木の枝の間を太陽が通るわずかな時間だけだということが分かっていただけると思いますが。

隣りの家も賃貸住宅です。どの不動産屋が管理しているのかが分かれば家の持ち主を見つけることは出来るでしょうけど、そこまでして持ち主と木を切る交渉をする気もありません。我が家の屋根に近い枝は、私達の判断でもう少し切り落としてもいいかなと思います。


お帰りの前に1クリックを!



2026年9月13日

お隣りのテイラーさん

私達家族は、現在住んでいる家に引っ越してくる前の10年間は、山の中の家に住んでいたんですが、その隣りの家に住んでいたのがテイラーさん夫婦です。旦那さんのドンさんは高校の数学の先生をされていたそうで、奥さんのミリアムさんは小学校の先生でした。現在はお二人とも80代です。

テイラーさんの家と私達が住んでいた家は、フェンスを挟んですぐ隣りでしたが、訪問し合うにはお互い一旦道路まで出なくてはいけなくて、それぞれ家から道路まで距離があったので、坂道をかなり歩かなくてはいけませんでした。

それでも、ドンさんはしょっちゅう私達の家にやって来ました。釣りが趣味のドンさんは大きなボートを持っていて、よく息子さん達と海に釣りに行っていたのですが、釣って来た魚を私達にくださるのです。自分でちゃんと切り身にしたのを持って来てくださるので、私は嬉しかったです。

魚だけではなく、庭で採れた果物や野菜も良く持って来てくださいました。グレープフルーツだけはいらないと何度も断ったのに、「誰ももらってくれないから食べてくれ」と言って持って来られるので困りました。

ドンさんは、心の底から親切な方です。

うちの娘がハイスクールの時に、数学で困っていると聞いた時は教えに来てくださいました。1回教えてもらって分からなかったことが理解できた娘は、試験で良い成績が取れました。

私が回転する目まいで倒れて救急車を呼んだ時には、懐中電灯を持って家の外を走るうちの夫に気づいて事情を聞いてくださって、雨が降る中、道路脇に立って救急車が来るのを待ち、家まで誘導してくだいました。

うちの夫の目の病気を知った時も、夫がうつ状態になって苦しんでいた時も、本当にいろいろと気遣ってくださいました。夫のことだけでなくて、私のことを気遣ってくださるので本当に有難かったです。

私がテイラーさん夫婦に最後に会ったのは、うちの夫の父親の「80歳の誕生日パーティー」でした。今年の6月のことです。私達が住んでいた家には、現在は夫の父親と中国人の奥さんが住んでいて、夫の父親とドンさんは良い友人になっているそうなんです。

パーティーで久しぶりに会ったドンさんは、とても痩せていました。そして、顔色が黄色い灰色だったので、私は肝臓が悪いのではないかと思ったのですけど、ドンさんは自分は健康だし、痩せたのは膝が痛むからダイエットをして体重を落としたのだと言っていたんですが。

先日、ドンさんが血液のがんだと聞きました。がん細胞が蓄積した肝臓は、もはや手の施しようがない状態なんだそうです。やはり肝臓が悪かったのだと思いました。

うちの夫の話によると、ドンさんは持ち物の整理を始めたそうです。そして、ジェネレーター(発電機)が故障していることが分かって、2週間ほど前ですが、うちの夫に修理を頼んだのです。夫とドンさんは道具を貸したり借りたりする仲でしたし、夫が機械の修理が得意なことも知っているのです。

夫は頼まれてすぐに修理にしに行きましたが、部品がないと直せなかったそうです。注文していた部品が届いたので、昨日の朝、もう一度修理をしに行きました。ジェネレーターはすぐに直ったそうです。「ドンさんの様子はどうだった?」と私が聞くと、「元気そうだったけど弱って来ている」と夫は言いました。

そして、昨日は息子さんが来られていたそうです。お父さんのドンさんと釣りに行くんだとおっしゃったそうです。「For one last time」(最後にもう一度)とおっしゃったそうです。昨日は暖かくて穏やかな天気でしたから、父と息子で釣りを楽しまれたはずです。

夫は、修理のお礼に庭で採れたオレンジを袋いっぱいもらって帰りました。毎年ドンさんにもらって食べていたオレンジです。小ぶりですが味の濃い美味しいオレンジなんです。

そのオレンジを食べながら、私はいろんなことを思い出しました。よい思い出しかありません。


お帰りの前に1クリックを!



2026年9月12日

良いニュースが2つ

気分が沈むような話が続いていましたが、今朝は良いニュースが2つあります。

1つは、うちの夫が元気そうなことです。水曜日に元気が無くなってほとんど喋らなくなり、このまま「うつ状態」突入かもしれないと私は覚悟していましたが、今朝の様子から判断すると大丈夫のようです。

今日は仕事が休みなので、以前住んでいた家の隣人テイラーさんに頼まれたジェネレーターの修理をするんだそうです。先ほど夫の父親が迎えに来たので、道具を積んで出かけて行きました。

私達が以前住んでいた家というのは義妹(夫の妹)が所有する家で、現在は夫の父親と中国人の奥さんが住んでいるんですが、テイラーさんのジェネレーターの修理が終わったら、その家の修理や草切りもすることになっているそうです。

DIYの達人であるうちの夫は、目のせいで出来ないことも増えていますが、得意な仕事に取り組んでいれば牡蠣の養殖場への失望感もまぎれるでしょう。

「じゃあ、行ってきま〜す」と日本語で言って出かけましたけど、その言い方も声の調子も大きさも「大丈夫そうだな」と思えるものでしたから、私はホッとしました。


そしてもう1つの良いニュースは、夫と同じツールショップに勤める同僚で、夫の親友でもあるCさんのことです。この人の物忘れについては、これまで何度も話題にしているんですが、「物忘れ」というレベルじゃあない状況になって来ているんですけど、仕事上の問題も起きていたんです。

Cさんの仕事ではフォークリフトの運転が出来ることが不可欠なのですが、フォークリフト免許の有効期限が近づいていることを忘れ続けて、ついに免許が切れてしまったんです。

オーストラリアではフォークリフト免許は5年間有効で、運転免許と同じように有効期限が切れる前に更新の手続きをすれば簡単に更新してもらえるんです。うっかり期限を過ぎてしまっても、一定期間内なら学科試験や技能試験を受けずに更新してもらえるんですけど。

Cさんは更新手続きをしなくてはいけないことを忘れ続けたために、免許を取り直さなくてはいけなくなったのです。この間、ずっと「無免許運転」状態でしたが、店長はこれを把握していませんでしたから、普通に仕事をしていました。

ゼロからの受験となってしまったCさんは、フォークリフト免許講習の予約を入れましたが、そのことを忘れて別の予定を入れてしまったために講習に行けませんでした。そういうことが2回もあったんですよ。

そしてついに、店長がCさんのフォークリフト免許が切れていることを知ることになり、Cさんは免許を再取得するまでは部署の責任者から降格となりました。

ところが、その後も免許講習の予約を入れるのを忘れるので、うちの夫が何度も思い出させて予約を入れさせ、やっと昨日の金曜日に講習を受けることになっていたんです。

フォークリフトの運転に関してはベテランですからね、技能試験は問題なく合格すると思われましたが、記憶力の問題から学科試験を心配したCさんは、木曜日に仕事を休んで勉強したそうです。勉強して覚えた内容を一晩寝たら忘れるんじゃあないかと、うちの夫も息子も心配していましたけど。

とにかく、この講習を逃すわけには行きませんから、夫は何度もCさんに金曜日に講習があることを思い出させたそうです。「そこまでするか?」というレベルなんですから、そこまでしなくちゃあいけないんです。

そして昨晩、Cさんから無事に学科試験も技能試験も合格し、フォークリフト免許を再取得できたとの連絡があったそうです。

良かった、良かった。


お帰りの前に1クリックを!



2026年9月11日

大きな失望感と気分の落ち込み

昨日の記事で、うちの夫がクイーンズランドのモートン島で従弟がやっている牡蠣の養殖場の手伝いに行くことになっていたのに、突然行かないことになってガッカリしているという話を書きました。そして、気分が沈んでいても料理をした後の片付けはちゃんとやってもらいたいという話を書いたんですけど。

昨日の時点では私が知らなかったことがあったんです。

夫はモートン島に行かないことが決まった翌日の水曜日は仕事が休みで家にいましたが、一日中ほとんど喋りませんでした。ガッカリしているんだろうと私は思っていたんですが、今思えば手伝いに行かなくなっただけにしてはあまりにも元気がなかったのです。

昨日の朝はさらに元気がなくなっていて、夕方仕事から帰って来た時には明らかに様子がおかしかったです。昨日は、勤めているツールショップで売り上げが目標に達していないことを理由に会社から「書面による警告」をもらったそうです。夫の勤める会社では「書面による警告」を6ヶ月間に3回もらうとクビになります。

気持ちが沈んでいる時にそんなものをもらうと余計に気持ちが沈むのは当たり前ですけど、それにしてもあまりに元気がないので話を聞いてみると、実はもっと気持ちが沈むような出来事があったのでした。

牡蠣の養殖場の経営改善計画ですけど、経営改善のために必要な設備を導入することが決まったら、大学の先生でもある多忙な従弟に代わって島に常駐する運営責任者が必要なわけですよ。うちの夫は、それを自分がやりたかったのです。

勤めているツールショップを長期休職するか退職してでも行くつもりだったようですけど、従弟から夫の視力を理由に断られたんだそうです。うちの夫が遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」で目が見えなくなって来ていることは度々話題にしていますけど、車の運転が出来ずボート免許の取得も出来ないうちの夫には運営を任せられないと言われたそうです。

夫の目のことは最初から分かっていたことですから、もっと早い段階ではっきり言ってくれていたら、夫もいろいろ期待したり夢見たりすることもなかったし、経営改善計画だってあそこまでのめり込んで取り組んだりもしなかったでしょう。


双極性障害のうちの夫はですね、最近は自分でも「躁状態」だと言っていましたが、毎日エネルギーに満ち溢れていて、養殖場の経営改善計画にのめり込むように取り組んで来たわけですけど、双極性障害っていうのは「躁状態」の後には「うつ状態」が来るのです。

気持ちが沈むような出来事がきっかけで「うつ状態」になってしまったことが度々ありました。薬のおかげで「躁状態」も「うつ状態」も極端にひどい状態にはなりませんけど、「うつ状態」になると仕事に行くのがつらくなりますから大変なのです。

2日間ほとんど喋らなかった夫ですが、今朝はこれまで私に教えてくれていなかった話もしてくれました。

今回手伝いに行かないことが急に決まった理由は、従弟の妹夫婦が手伝いに行くことになったからという理由でしたけど、妹夫婦が手伝いに行くという話は現時点では決まっていないことが別ルートから分かったそうです。

事業の出資者でもあるドバイ在住の義妹(夫の妹)が来ることは確かなんですが、義妹とパートナーの手伝いだけでは今回の大量の収穫作業は不可能なので、従弟がどうするつもりなのか誰も知りません。

私はね、従弟のメンタルヘルスも心配していますよ。大学の先生でもある従弟は養殖場とのかけ持ちで非常に多忙なわけですが、共同出資者かつ共同経営者だった奥さんとは現在離婚協議中なんだそうです。

養殖場は経営継続が困難なため売ろうとして来たわけですが、売れない状況が続いていますし、収穫作業をしないわけにもいかないし、従弟は身体的にも精神的にもすごいストレスを感じているはずです。

将来的にこの牡蠣養殖事業に夫が関わることは出来なくなりましたが、視力のことは私が繰り返し指摘して来た問題ですから、予測出来たことではあります。私は正直言って無理だと思っていました。

もしも、夫が作った経営改善計画も無駄になって、夫が夢描いていたことが何も起きないということになれば、さらにガッカリするでしょうね。たとえそうなっても、そのせいで「うつ状態」にならないように気持ちを入れ替えて、何か別のプロジェクトに取り組んで欲しいです。


お帰りの前に1クリックを!