2026年9月29日

夫が買った新しい道具

ここ数日睡眠不足でフラフラなのに、昨日は買い物に行かなくてはいけなくなり、歩いて行く元気は無かったので車で行ったら、運転が恐いもんだから時速40キロ以下でノロノロ走り、後続車に迷惑をかけました。100メートルほどの距離ですけど。

スーパーに行って帰っただけで体力の限界。それでも晩ご飯は作りましたが、作り終えたらすぐにベッドで横になるくらいに困憊し、昨夜は他に選択肢が無いということで睡眠薬を飲みました。

1錠飲むとヤバいことになると知っていますが、半錠じゃあ効き目が足りないと思ったのでので、2分の3錠くらい飲んだら6時間くらい眠りました。

今朝は気分はマシですが、薬で眠った時は朝起きてからもフラフラ感が残ります。しかし、起きてキッチンに行ってこれを見た途端、そんなフラフラ感は吹き飛びました。


高さ30センチ、胴囲が90センチもあるスキャンパン(SCANPAN)ブランドの巨大鍋。2万円以上するんじゃあないでしょうか。

「ビーフ・ウェリントン」の成功以来、人を招待して料理をふるまうことに夢中になっているうちの夫が、土曜日に続いて明日の水曜日には伯母のジョーンを昼食に呼ぶことにしたのです。

かつては私に相談なく人を呼んでいましたが、近頃は必ず私に「呼んでもいいか」と聞いて、私の同意を得てから実行するようになっています。今回も私の同意を得てから招待しました。

料理は「子羊肉のスープ」を作ると言いました。スープなら簡単だし、材料を考えてもそのスープを作るために再び散財することはないだろうと思っていたんですけど、

考えが甘かったわ!

最近よく夫の料理のことを話題にしていますが、先日はその問題点についても書いたんですけどね、「最大の問題」はお金がかかることと無駄が出ることだと書きました。レシピ通りに作るので、必要な道具や食材を金に糸目をつけずに買って来ますからお金がかかるんですけど。

「ビーフ・ウェリントン」を作った時に、夫はある問題で苦労したのですよ。ソースを作るためにスープストック(出汁)が必要だったんですが、夫は牛の骨を煮て作ったんですけど、我が家にある一番大きな鍋でも骨が全部入らなかったので、2つの鍋で煮るしかなかったのです。

明日作る予定の子羊肉のスープも、子羊の骨を煮てスープストックから手作りするらしいんです。そのために昨日骨を買って来たんですが、鍋も買って来ていたとは知らなかったわ。

こんな大きな鍋、キッチンには置いておく場所がありません。


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2026年9月28日

睡眠が難しい件

何の苦労もなく眠れる人は、それが普通だと思わない方がいいですよ。

普通にものが食べられるとか、手足が自分の意思通りに動かせるとか、目を開ければものが見え、自然に人の声や音が聞こえるとか。そういうことが苦労なく出来る人には、出来ないっていう状況が想像も出来ないでしょうけど、それと同じで。

長年不眠で苦労して来た私は、なかなか寝付けない入眠困難と、夜中に何度も目が覚める中途覚醒と、4時頃には目が覚めてしまう早朝覚醒というトリプル障害なんですけど、最近ちょっと睡眠が上手く行かなくなっていて、とりあえず入眠するために睡眠薬に頼ることが増えています。

頼り過ぎると睡眠薬依存になりますからね、昨晩は薬は飲まないと決めていました。そして、何とか薬なしで眠れたんですけど2時頃には目が覚めてしまって、朝まで起きていました。

困ったもんです。


睡眠不足の影響が大きいと思うんですが、頭がフラフラしています。回転するめまいではありませんが、四六時中フラフラしていると乗り物酔いのような状況になって吐き気がするので困ります。

不眠の原因として、最も多いのが心理的要因(ストレス)ですが、やっぱりねえ、これは大きいと思います。気にしていないつもりでも、いろいろと気になっているわけですよ。

運動不足も原因だと感じますが、頭がフラフラしていて家の中を歩き回るのにも苦労しているようだと、身体を動かして活動的に過ごすなんていうのは無理な話です。

まあとにかく、今日はゆっくり過ごすしかありません。


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2026年9月27日

ローストポークのディナー

昨日の朝、夫が作るロースト料理の材料を買いに行きました。夫は一人で歩いて行って来ると言いましたが、雨が降っていましたから、私が車を運転して一緒に行くことにしました。

買わなくてはいけないものは、今回もたくさんありました。使うのはわずかな量なのに、夫はレシピに書いてある通りのものを買おうとします。どれを買えばいいのか分からずに迷うと、私の意見を聞くのではなくてAI(人工知能)のチャットGPTに聞いていましたよ。

ローストポーク用のグレイビーソースを作るのに白ワインが必要だというのでお酒売り場に行った時にも、チャットGPTにオススメの白ワインを質問して、教えてもらった通りの特定メーカーの特定の白ワインをスタッフに見つけてもらって買っていました。

ちょっと異常…

ジャガイモを焼くための「アヒル(家鴨)の脂」も探しましたよ。そんなもの、私は見たこともないからスーパーで売っているのかどうかも知りませんでした。鶏肉を売っているコーナーにありました。

買い物を終えて家に帰ったのは10時頃です。夫は直ちに料理に取りかかりました。

まず最初に作ったのは、デザートの「レモンポセット」(Lemon Posset)でした。チャットGPTにローストポークに合うデザートを教えてくれと聞いたら、これを教えてくれたんだそうです。レシピは私もウェブサイトに載せていますが、クリームに砂糖とレモンの皮とレモン汁を入れて煮詰めたものです。チャットGPTが教えてくれた通りに作ったそうです。

メインの料理はローストポークでした。2日間乾燥させた3キロ近い豚のかたまり肉に、肉の中の温度を計る耐熱デジタル温度計を差し込んで、低温で2時間以上焼いた後に高温で焼いて、皮を「クラックリング」と呼ばれるサクサクカリカリした煎餅みたいな食感になるように焼き上げるわけですが、

これが大失敗!

高温に上げたタイミングで、野菜類を大量に入れたのでオーブンの温度が上がり切らず、皮は「クラックリング」にならなかったのです。一部はゴムのように、そしてほとんどはプラスチックのようにカチカチになっていました。強い歯と顎があってもちょっと食べられる状態ではなかったです。

夫は非常にガッカリしていました。あきらめきれない夫は、ガスバーナーを持って来て皮を焼いていましたが、あんなことをしても表面が焦げるだけでクラックリングにはなりません。

そして、野菜も同時に仕上がりませんでした。カボチャだけを大きく切り過ぎていたせいで、食べ始めた時にはまだ焼けていなかったんです。ロースト料理というのはタイミングが難しい料理なのです。

お料理は、クラックリングが失敗したことを除けば、どれも美味しかったですよ。手がかかったジャガイモは、特に美味しかったです。水に浸けてデンプンを取り除いてから茹でたのを乾燥させ、それをアヒル(家鴨)の脂で揚げ焼きにしたのを、最後にオーブンで焼いてカリカリにするのです。手間も時間もかかる料理です。


ちなみに、料理を盛り付けたのは夫です。



夫の父親と中国人の奥さんが帰った後、残された大量の食器と脂まみれのオーブントレーやローストパンや道具の数々。

この後片付けを、長年私が一人でやって来たわけですが、昨日は手伝う気もありませんでしたし、とにかく夫が散らかしたり汚したりしたものの後始末を私がさせられるのが嫌なんですから、もうしたくないんです。私はめまいがしていたのもあって、さっさと寝室に行って横になりました。

頭痛もしていたので薬を飲みにキッチンに戻ると、娘が一人で洗い物をしていました。夫はテレビを見ていましたよ。ロースト料理をした後の片付けを、うちの夫はまたしなかったのでございます。これでは大変さが分からずじまいになってしまうじゃあないですか?

まあとにかく、今回の料理は大成功とは行かなかったわけですが、また料理には挑戦するつもりのようですから、これからも「私は片付けをしない」という条件でやってもらいたいと思います。

それにしても、クラックリングが失敗したのは残念だったな。私が前回作ったローストポークは、100%完璧なクラックリングになって「史上最高の出来」だったんですよ。あの時は2日間も乾燥したりせず、1時間ほど室温に放置しただけだったんですが。

あの大成功がまぐれだったのではないことを証明するためにも、近いうちにもう一度作ってみる必要がありますね。脂汚れのことを考えると気が重いですけど。

ちなみに、今回はオーブンの庫内にあまり脂が散っていませんでした。皮が弾けてクラックリングになる時に脂を散らすから汚れるんですけど、それが起きなかったということです。野菜が入ったトレーやローストパンをたくさん入れていたせいもあるでしょう。

夫は今日は仕事なので、オーブン掃除は私がするしかないです。


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2026年9月26日

予定変更でも気を取り直して

昨日の金曜日は、「AFL(オーストラリアン・ルール・フットボールのトップリーグ)の決勝戦前日」という祝日でした。

メルボルンには、世界が驚く2つの祝日があることは度々話題にしていますが、この「AFL決勝戦前日」というのが一つで、もう一つは11月第一火曜日の「メルボルンカップ競馬の日」です。すごいですよねえ、フットボールや競馬のために学校も会社も休みになるんですから。

とは言っても、ツールショップに勤めるうちの男達や医療機関に勤めるうちの娘には、祝日は関係がありません。決勝戦がある今日は土曜日ですが、息子も娘も仕事です。しかし、夫はお休み。

今夜は、夫の父親と中国人の奥さんを夕食に招待していますからね、夫は食材の買い物と料理で忙しい一日になるのです。ローストポークを作るんだと私は思っていたんですが、実は普通のローストポークではなくて「ポルケッタ」(Porchetta)と呼ばれるイタリア風のローストポークを作るつもりだったようです。


そのためには大きな皮付きの豚バラのかたまり肉が必要なのですが、いつでも店頭で売られているような肉ではないので、夫はわざわざ肉屋まで行ってどういう肉が必要なのかを説明し説明し、注文していたのだそうです。

皮をサクサクカリカリした煎餅みたいな食感になるように焼くためには乾燥させておく必要があるので、夫は木曜日の仕事帰りに注文していた肉を受け取りに行ったそうです。

そうしたら、注文を受けたオジさんがすっかり注文のことを忘れてしまっていて、豚バラかたまり肉は準備していなかったんですって。ガックリ来た夫ですが、ローストポークを作ると決めていた夫は普通のローストポーク用のかたまり肉を買って来ました。3キロ近くもあるでっかい肉です。

レシピを読み、動画も見て手順を学習し、作るのを楽しみにしていたようですからまだ残念がっています。私も「ポルケッタ」は食べたことがないから食べてみたかったですけど、またの機会を待ちましょう。


夫の父親と中国人の奥さんとは、いろいろあって私は長年お付き合いを拒否して来たんですが、何だかどうでも良くなったので家族づきあいをするようになったのは最近のことです。ただし、この人達のために私がお料理したりおもてなしをする気はありません。

今日の夕食は、夫が全部するというから受け入れたことです。でも、夫の目のことを考えると、買い物には私が連れて行ってあげないといけませんし、料理の手伝いもしなくちゃあいけないだろうと思います。

娘が家にいれば手伝ってくれるでしょうけど、娘は今日はクライアントが6人もいるそうで、夕方まで仕事ですからね。息子も夕方まで仕事だし、私が手伝ってあげるしかありませんので。

夫は朝から、ローストポークの作り方動画を見て、手順の復習に余念がありません。肉以外の野菜料理もいろいろ計画しているようなので、することが多くてタイミングを合わせるのが難しいので、忙しくなりますよ。

さあ、まずは買い物です。


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2026年9月25日

ホームビデオを永遠に失ったかと

うちの息子が古いVHSテープのホームビデオをMP4ファイルにしてもらったという話を書いたのは、もう半年近くも前のことです。詳しい話は「ほっそーい!わっかーい!」を読んでいただくとして。

きっかけは、息子が昨年岡山の実家に行った時に見つけた自分が子供の頃のホームビデオのVHSテープが、カビがひどくて視聴不可能になっていたことでした。

ホームビデオをまとめたVHSテープは、日本の家族に送るものとは別に自分達用のも作っていましたが、確認してみると我が家にあるVHSテープにはカビは生えていませんでした。

VHSテープというのは時間とともに劣化して20~30年で寿命が来ると言われています。劣化したテープは切れてしまう可能性もありますから、息子は自分が子供の頃のホームビデオが永遠に失われてしまう前に何とかしようと思ったようです。

私達が住んでいる家からそれほど遠くない町で、VHSテープのデジタル化をやっている人がいると聞き、とりあえず3本だけMP4ファイルにしてもらいに行きました。その人は、オジイサンでした。お小遣い稼ぎに自宅でやっているとのことでした。1本25ドルという料金でやっていました。

3本のうちの2本は比較的画質は良かったのですが、1本は劣化のせいかテープの方式の違いからか白黒になってしまっていて、画像がひどくぼやけていました。白黒になっていたのが残念だったので、息子は残りのVHSテープはプロの業者に頼むことにしました。

キャンバーウェル(Camberwell)という街にある業者の店舗にVHSテープを10本持って行きました。

これが心配の始まり!

この時、この業者は閉店作業中だったんですよ。商売が上手く行っていなかったようで、店舗の家賃が払えなかったのです。

MP4ファイルへの変換は自分の家でしてくれると言いましたが、1本80ドルというぼったくり料金。ビデオが短かったら割り引きするという条件だったそうです。こういう状況での交渉が苦手な息子は、そのままVHSテープを置いて来たと言いました。

私は嫌な予感がしたんですよ。つぶれる寸前の業者が、客をだましてお金だけ受け取り姿を消す、良くある話です。キャンバーウェルの男とは、その後連絡がつかなくなりました。

店舗はもちろん空っぽになっています。2週間が過ぎ、4週間が過ぎても連絡はなく、「こりゃあだまされたな」と私は思いました。料金は後払いだったので、お金をだまし取られたわけではありませんが、ホームビデオを永遠に失ってしまったかもしれないということで息子は心配していました。

子供達が幼かった頃のビデオだけではなく、私の結婚式のために両親がメルボルンに来た時のビデオや、子供達が生まれた時に病院で撮ったビデオなど、大切な思い出のホームビデオです。オリジナルのビデオテープが行方不明なので、VHSテープを失うとオシマイです。

1ヶ月以上が過ぎてすっかりあきらめていたところ、息子が再びキャンバーウェルの男に連絡を取ると、今度は返事があったそうです。MP4ファイルへの変換が完了したと言うのですけど、

なんで今まで連絡して来なかった?

料金は700ドル近かったです。料金を振り込めばMP4ファイルとVHSテープを郵送してくれるということでしたが、私はこの男のことを信用していませんでしたので、「私だったら物々交換でないとお金は払わない」と息子に言ったんです。

息子がどういう交渉をしたのか知りませんが、物々交換をすることになったそうです。そして、息子がその男の家まで取りに行くのではなく、男が私達の家まで持って来るということになったのですよ。

ホントか?

約束の時間に家に居るために、息子は仕事を1時間早退して帰宅しました。息子は現金を用意して待っていましたが、私は疑っていました。人を信用しては裏切られるという経験を繰り返しして来ているうちの息子が、またガッカリさせられるんじゃあないかと思っていました。

そして、約束の時間を少し過ぎた時、玄関のチャイムが鳴ったのです。キャンバーウェルの男は、ちゃんとやって来たのでございますよ。

MP4ファイル(全部で25ギガバイト)が保存されたメモリースティックを渡され、全てのVHSテープが無事に手元に戻ったのです。息子は料金を現金で支払い、キャンバーウェルの男も現金を手にして嬉しそうでした。


キャンバーウェルの男が悪い人ではなかったのは良かったのですが、MP4ファイルに変換された動画を見てみると、お小遣い稼ぎにやっているオジイサンが変換してくれたものと画質に変わりはありませんでした。

オジイサンがやって白黒になったビデオは、キャンバーウェルの男がやっても白黒でしたから、原因は変換方法ではなかったのです。

無駄に3倍ものお金を使ってしまったと息子は言いましたが、まあ無事にビデオが戻ったんだし、デジタルしたホームビデオを今後失うことは無いと思いますから良かったです。


上の写真は、生まれたばかりの妹を抱く息子。ボケボケですけど、実際には画質はもう少し鮮明です。この時も、もちろん写真は撮りましたけど、ビデオではこの時の会話が記録されていますからね、写真では残らない感情が伝わります。

今回変換したホームビデオは、来月再び日本に行く時に岡山のおばあさんにあげるんだそうですよ。息子のことだから、おばあさんがちゃんと見れるようにしてくれるはずです。


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