2ヶ月ほど前、うちの息子と同じツールショップに勤めるKさんが泥棒に入られました。Kさんは自室で寝ていたそうです。何を盗まれたのかは知りませんが被害はひどかったそうです。窓も壊されたし。
それを聞いた同じ部署に勤めているWさんは、家にコンピューターや3Dプリンターなどかなり高価な機器をいろいろ持っているので心配になって、防犯カメラを3台も設置したそうです。
そんな話をしていた先週のこと。
今度はKさんの長年のパートナーさんの家に不審者が侵入したんです。パートナーさんは小学生の子供さんと暮らしています。近々Kさんも同居することになっているそうなんですが、その日は一人でした。
夜中だったそうです。物音がするのに気が付いたパートナーさんが寝室から出て様子を見に行くと、暗い家の中に知らない男がいたんですって。男は携帯電話で誰かと話していたそうです。
「アナタだれ!他人の家で何してるの!」と叫ぶと、男は慌てる様子もなく玄関から出て行ったそうです。泥棒の常習犯だと思われますが、襲うのが目的じゃあなかったから良かったですよ。被害がなかったのは幸いでした。
ちなみに、その男は玄関から入って来たとしか考えられないそうですけど、どうやって鍵を開けたのかが分からないんです。
こういう話を聞いて、心配性のうちの息子が早速買ったのが、
防犯カメラ!
ダイニングルームの棚の上に、玄関に向けて設置しました。
スマートフォンのアプリを使えばどこにいてもリアルタイムで監視でき、動体を検知するとアラートが送られて来ます。アプリでカメラを動かすことも出来て、内蔵されたマイクとスピーカーを使って会話も出来るそうです。もちろん夜間も撮影出来ます。
そして、今どきの監視カメラはAI(人工知能)のおかげで動体検知能力が進化していましてね、動物や木の葉っぱなどを感知してもアラートを送らないし、人間の動きを検知しても家族などは顔認識してアラートを送らないように出来るんですって。
息子がやりたいと思うなら別に私は反対する理由もないと思ったんですけど、実際に使ってみるとなんだか私は監視されている気分になったんです。
カメラは玄関の方に向けて置いてありましたけど、動かそうと思えばツールショップにいる息子が動かせるわけですよ。キッチンと同じ部屋にあるので、私は息子に監視されているようでね。小腹が空いて戸棚を開けたり冷蔵庫を物色したりして何か食べていると、「お母さんまた食べてる」と思われているような気がして。
こうなると、防犯カメラと言うよりも監視カメラですよ。何だか緊張するんです。実際には見られていなくても、見られているかもしれないと思うだけで嫌な気分なんです。うちの娘にも非難された息子は、誰かが家にいる時には使わないことにしたようです。
今はカメラは壁に向けて置いてあります。家族全員が旅行なり仕事なりで留守になる時に使うつもりのようですが、泥棒が侵入したことが分かったとしても実際には何も出来ませんよねえ。犯人の顔や姿が写っていれば証拠にはなりますが。
私達が住んでいる所はとても安全なんです。近所で泥棒に入られたなんていう話は聞いたこともありません。
私はほぼ毎日家にいるわけですし、真っ昼間に人がいる家に泥棒が入って来るとも思えませんので、ドアに鍵など掛けていませんでしたけど、最近は掛けるようにしています。
ちなみに、Kさんのパートナーさんですが、あの一件以来大変不安になってパラノイア状態だったそうです。Kさんからうちの息子が買った防犯カメラの話を聞いて、彼女も2台購入して設置したそうですよ。
彼女の場合は必要でしょうね。一度入られているわけですし、不審者は玄関の鍵を開けて侵入しているんですし。メンタルヘルス的にも、カメラを設置することで少しでも安心できるなら意味があります。
しかし、防犯カメラ以上に、ドアガードを付けるとか補助錠を付けるといった対策が必要でしょう。
ちなみに、私達が住んでいる家の玄関には3つの錠が付いています。外側の鉄製網戸に1つ、内側の木製ドアに2つです。そして玄関は道路から見えるので、これをこじ開けて侵入するのは簡単ではありません。
家の裏のドア2つも同様の2重ドアになっています。裏側に侵入するには塀を乗り越えなくちゃあいけないし、不審者が入って来るにはかなり手強い家です。
と言っても、どのドアにも鍵が掛かっていないんじゃあ意味がないです。これからは鍵を掛けるようにします。
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