2026年6月13日

ボクには分かりません

昨日書きました通り、うちの夫は眼科の専門医のところへ行ったんです。半年以上ずっと左目が赤くなっていて痛いのが治らないもんですから。

半年前にこの問題を相談したのは、これまで何年もお世話になっている検眼医で、その医者は左目が赤いのは何かのアレルギーだろうと言いました。そして、痛いのはドライアイの可能性が大きいと言いました。

遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」で目が見えなくなって来ている夫は、まだ視細胞が生き残っている部分を駆使してものを見ていますが、かなり目を酷使していますので、眼精疲労とかドライアイは考えられることです。

2種類の目薬を勧められましたので、言われた通りにアレルギー用とドライアイ用の目薬を購入して使って来ましたけど、赤いのも痛いのも治らないんです。一般医にも相談して、服用している血圧の薬を変えてみたりもしたんですが、良くならないまま半年以上が過ぎました。

義妹(うちの夫の妹)の知人の医者が血圧のせいではないかと言うので気になり始め、専門医を紹介してもらったわけです。ところが、紹介してもらった専門医は8月まで予約でいっぱいだったので、同じクリニックの別の専門医に診てもらったんですけど、若い中国系の医者だったそうです。

中国系というのは問題ではありません。長年お世話になっている検眼医も中国系の女性ですし、私達家族が長年お世話になっているGP(一般開業医)も中国系です。

不安だったのは、経験年数の少ない若い医者というところ。

その若い医者は、2時間もかけていろいろ検査をしたそうですが、最後には「ボクには分かりません」と言ったそうです。

何だそれ!

1か月後にもう一度行くことになっていて、症状が続いているようだったらステロイド薬を処方すると言ったそうですけど、もう半年以上続いているんですよ。

眼球やまぶたの内側などから組織を採取したそうです。その検査結果が分かったら診断がつくんでしょうか。


昨日は仕事でとても嫌なことがあったそうで、ただでもご機嫌は良くなかったらしいんですけど、2時間もかけて検査をして医者が「ボクには分からない」と言ったので、夫は「F***ing useless!」(まったく役に立たない!)と怒っていました。

ドライアイ用の目薬のサンプルを2種類もらって帰りましたので、家には4種類のドライアイ用の目薬がありますよ。目薬を使っても痛みは治まらないんですけどねえ。

夫は頭の左側を下にして横向きで寝る傾向があって、朝起きた時やソファーで昼寝をして目が覚めた時に特に赤くなっていて痛みも強いと言うんですけど。アレルギーやドライアイが原因なら、寝て起きた時がひどいというのはどういうこと?

見た目もアレですが、痛みが続いているのが気の毒です。少なくとももう1か月は、今の状態が続く見込みです。


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2026年6月12日

発音が難しい「眼科医」

今日、うちの夫は眼科の専門医の検査を受けることになっています。半年以上前からずっと左目が赤くなっていて痛いのが治らないのです。

いつもお世話になっている検眼医に相談し、専門医を紹介してもらったんですが、順番待ちが1ヶ月くらいだと聞いていたその医者は、8月まで予約で埋まっていると分かりました。

そんなに待てないと言う夫は別の専門医に予約を入れたんですが、1週間先に予約が出来たので「そんなに早く診察が受けられる医者で大丈夫か?」と思ってしまったところに、オーストラリアの公的医療制度の問題を感じていただけるでしょう。

順番待ちが数週間というのが普通なのでね、予約で埋まっていない(患者が少ない)医者を「信用できるんだろうか」とつい思ってしまうのですよ。

いつもなら、夫の目の検査には私も一緒に行くんですが、今日の検査は2時間もかかるそうなので一緒に行きません。半日有給休暇を取って、電車で行くそうです。夫に場所を確認したら、間違った場所に行くつもりだったと分かりました。

確認して良かったです。


ところで、眼の問題が生じた時に最初に相談するのは、眼鏡店にいることの多い「Optometrist」(オプメトリスト)と呼ばれるお医者さんです。太字の「ト」のところを強く発音します。

このお医者さんのことをこれまで「眼科医」と書いて来ましたが、「オプトメトリスト」は「検眼医」と訳した方がいいみたいですね。オーストラリアと日本とでは資格に違いがあるようですが、オーストラリアでは大学で学位を取得して検眼学の国家資格を持つ眼のお医者さんです。

視機能全般にかかわる検査をしてくれて、眼鏡やコンタクトレンズなどの処方をしてくれるだけでなく、軽度の眼の疾患にも対応します。遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」で目が見えなくなって来ているうちの夫は、長年この「オプトメトリスト」にお世話になって来ました。

専門的な検査や治療が必要になると、「Ophthalmologist」と呼ばれる眼科の専門医を紹介されるんですが、この言葉は発音が難しいのですよ。カタカナで書くと「オフサルロジスト」です。「モ」のところを強く発音しますが、カタカナ発音とは全く違うんです。

「フ」の部分は「ph」ですから「f」と同じ発音ですし、「サ」の部分は「th」ですから舌の先を少し噛むようにして発音しなくてはいけません。

日本人が苦手とする「f」と「th」の音が連続するわけで、私はこの言葉を発音するのにいつも苦労するんですけど、こちらは「眼科医」と呼ぶべき高度の眼科医療を担うお医者さんです。

大学で学位を取得した後、2年以上の医療経験を積んだ後で、オーストラリア・ニュージーランド王立眼科医大学が実施する5年間の専門研修プログラムを修了する必要があるんだそうですよ。

まさに眼科の専門医なんですからね、順番待ちがたったの1週間の医者でも、うちの夫の左目が半年以上も赤くなっていて痛い理由が分かるはずだと期待しているわけですけど。

治療法が分かって痛いのが治るといいんですけどねえ。


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2026年6月11日

小さい柚子が14個

昨日、ごみ出しのために久しぶりに裏庭に出たら、柚子を収穫するのを忘れていたことに気が付きました。

「柚子が色づきました」という記事を書いたのは5月23日ですから、あれから2週間以上も経っています。あわてて収穫しましたが、皮が少し傷んでいたり、ぶよぶよになったりしているのもありました。もっと早く収穫するべきでした。

全部で14個です。小さいですけど、収穫数は過去最多です。


果汁を絞ってドレッシングにしようと思ったこともあるんですが、毎年切ってみてがっかりするんです。小さい実の中には普通サイズの種がびっしりと入っていて、果汁なんて取れないんですよ。

しかし、小さくても柚子ですからね、皮をお吸い物に入れると素晴らしい香りがしますが、それをありがたがるのは私だけ。うちの家族は、柚子の香りをありがたがりません。

梅干しも青じそも苦手だと言います。私の大好物のふりかけ「ゆかり」だって、においが好きじゃあないそうです。いつかは種を手に入れて育てたいと思っている山椒の葉っぱも、苦労して育てたとしても、臭いと言うんじゃあないでしょうかね。

柚子は果汁が取れないので、皮を楽しむだけです。皮を乾燥させて七味を作るのが、毎年この時期の楽しみになっています。柚子の皮とミカンの皮が入った手作りの七味は、お店で売っているものとは比べ物になりません。

市販品でもいいですから、乾燥させた柚子の皮が手に入る方は、一度手作りしてみることをおすすめしますよ。英語で書いた作り方はこちら。好きな材料をしっかり乾燥させてから、グラインダーでガーッとやるだけです。


私は、柚子の皮とミカンの皮、生姜、唐辛子(チリ・フレークス)、そして炒った胡麻を使って作ります。正確には七味じゃあないんですけど、これを作るようになってからは、お店で売っているものでは物足りません。

グラインダーでガーッとやるだけと書きましたが、胡麻は最後に加えて、ほんの一瞬ガッとやるだけにします。


今年は14個も採れたので、何個かを使って冬至の日にゆず湯に入るつもりですよ。楽しみです。


オーストラリアにお住まいの方で柚子を手に入れたい方、柚子の若木を売っている園芸店が増えてきていますよ。家の裏庭に柚子の木を植えているという話はよく聞きます。

私は10年くらい前にクイーンズランドの苗木屋からオンラインで買いました。植木鉢で育てているし、ゴールワスプ(Gall Wasp)の被害にもあったので大きくなっていませんが、ちゃんと地面に植えていたら今頃はもっと大きな実がなるようになっていただろうと思います。


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2026年6月10日

一日で一番楽しみにしていること

うちの息子も夫もツールショップに勤めているんですけど、二人とも仕事で嫌なことがあった日は帰って来ても何もしゃべらず、自分の部屋に直行してしまいますが、昨日は二人ともまずキッチンにやって来ました。

最初に帰って来たのは息子でした。ランチの容器を自分で食器洗い機に入れてから、一日の出来事やこれからの予定など仕事のことをいろいろと教えてくれました。6月はオーストラリアでは税制年度末ですからね、小売店はセールで忙しいのですよ。

おしゃべりが終わるとシャワーに行きました。毎日のルーティーンです。仕事から帰ったら、息子はまずシャワーを浴びてスッキリするのです。汗をかいても寝る前にシャワーを浴びないうちの夫とは、大違いなのでございます。

息子はシャワーの中でスタジオジブリの映画「紅の豚」の音楽を口笛で奏でていました。ポルコ・ロッソの飛行艇をアドリアーノの庭からジーナが見上げて、若かった頃のことを回想するシーンで流れていた名曲です。バスルームから聞こえてきたその音楽が、私の頭から離れなくなってしまいました。

そこへ帰宅したのが夫です。キッチンにやって来ると、まず最初にランチの容器を自分で食器洗い機に入れました。

これね、先日私が頭に来て、「汚れた食器を放置するな」「自分で食器洗い機に入れろ」と厳しく申し伝えてからは、二人ともちゃんとやってくれているんです。おかげで、私も腹が立たなくて済んでいるんですけど。

容器を食器洗い機に入れながら、夫が言いました。

「ああ、ボクが一日で一番楽しみにしていることは何だと思いますか?」
「お昼ご飯?晩ご飯?」
「ボクが一日で一番楽しみにしていることはねえ、仕事から帰って来て、ズボンを脱いでトラックパンツ(ウエストゴムの)に着替えることですよ!」

ちょっとそれって…

減量がうまく行っていないってことですよね。1〜2キロでも体重が減ったら、その分ズボンのウエストはゆるくなるはずですよ。

寝室から夫がベルトを外す音がして、「ひょお〜」という声が聞こえました。トラックパンツに着替えてお腹まわりが楽になる、その瞬間が一日で一番楽しみなんですか。

トラックパンツに着替えた夫が、テレビの前に座って「明日は休み〜!」と叫ぶのが聞こえました。水曜日は仕事が休みです。今朝もいつも通りに早起きして、献血に行きましたよ。献血は夫が最も楽しみにしているアクティビティーなのでございます。

まあ、いいですけど…


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2026年6月9日

日の当たらない家

昨日の月曜日は「キングズ・バースデー」(King's Birthday)という祝日でした。「国王の誕生日」です。オーストラリアに国王がいるのかと驚く人がいますけど、オーストラリアは日本と同じく立憲君主制の国なんですよ。

英国の流刑地および植民地として始まった歴史がありまして、現在も英連邦王国の1つなので、国の元首は英国の国王なのです。つまり、現在の元首はチャールズ国王なのでございます。

英国の国王を元首に戴く立憲君主制を維持するべきか、共和制に移行するべきかという議論は長年にわたって続いていますが、最近はなんと共和制に移行するべきと考える人が減っているそうなので、地球の裏側の国の国王を元首とする体制が続きそうです。

それはともかく…

3連休最後の昨日は、とてもいい天気でした。うちの娘が当分の間はハウスシッター暮らし(他人の家に留守番として住むこと)になり、私達が住んでいる家で寝泊まりすることは無いと言うので、娘が使っていた布団を干して片付けたかったんですが、布団干しには絶好の天気になりました。

この家は、お日様が出る北側には裏隣りのジュリーさん達の家がありますので、北側には窓もないし外のスペースもありません。洗濯物干し場があるのは家の西側ですが、西隣り家の大きな木々のせいで真夏以外は日が当たりません。

それでも、ダイニングルームから外に出る低い階段の手すりには午後から日が当たると思っていましたので、布団はそこに干すつもりだったんですけど。

1時を過ぎても2時になってもお日様は当たらない。やっと日が当たり始めたのは2時半頃で、その頃には雲が出ました。そして、3時半にはお日様は西隣りの家の屋根に隠れてしまったのです。ここまで日が当たらないとは思っていませんでしたよ。


仕方がないので、室内の温風吹き出し口の周りに布団を立てかけて乾燥させました。あっと言う間にフカフカになりました。温風吹き出し口は各部屋にありますから、それを利用すると洗濯物がすぐに乾くんですが、布団も乾かせるのだと今になって気が付きました。


ちなみに、布団の両側にある黒くて赤い部分があるのは、うちの夫のダンベルセットです。買ってから2回使っただけで、三日坊主にもなっていないシロモノです。


シーツを乾かすのにコインランドリーの乾燥機を利用して来ましたけど、そんなものにお金を使うのはもう止めます。床から吹き出る温風は本当に最強ですからね、それをもっと効率的に使えるようにシーツを干すための室内用物干し竿を買うことにしました。

この家にはエアコンがないので夏の暑さには苦労しますが、冬は寒さ知らずで快適です。洗濯物は温風のおかげで毎日カラリと乾きますし、室内用物干し竿が届いたらシーツを乾かす苦労も無くなりますよ。電気代とガス代は心配ですけど。

日当たりが悪すぎて暗いので、昼間も電灯をつけています。この家を建てた頃には、天窓っていうものが無かったんですかねえ。天窓が一つあればここまで暗くはないと思いますよ。

ただし、天窓があると夏にもっと暑くなるな。それは困る…


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