米国が、同盟国に相談することなく、イスラエルと一緒になってイランを攻撃したことで始まったイラン戦争は、世界中に甚大な経済被害を引き起こしています。
イランと戦争すればホルムズ海峡を封鎖される可能性があるなんて、誰にでも予測できたことなのに、すべてが後手後手に回りましたよね。
今朝起きたら、イランがホルムズ海峡をすべての商業船舶に解放すると発表していました。イスラエルとレバノンが停戦したからということですけど、ホルムズ海峡の解放はイランが米国と合意した2週間の停戦期間中ということですから、あと数日のことです。
その後はどうなることやら…
オーストラリアでは、ホルムズ海峡封鎖の影響で燃料が値上がりしたり品不足になっているという話を「ガソリン満タン100ドル以上」という記事に書きましたが、燃料不足の問題はさらに深刻になって来ています。
オーストラリアは国内に製油所が2カ所しかないので、ガソリン、ディーゼル、ジェット燃料の多くをアジアの国々からの輸入していますが、それらの国々は中東から原油を輸入しているため、ホルムズ海峡の封鎖で供給が逼迫しているわけです。
国内に製油所が2カ所しかないと書きましたけど、そのうちの一つがメルボルンの西部にあります。この製油所は、ヴィクトリア州内の需要の50%以上を供給しているんですけど、そこで先日火災が発生しましてね、生産量が落ちているんですよ。
その影響で、メルボルンでは燃料の短期的な再値上げや品不足は避けられないとのことです。
イラン戦争はすぐに終わるとトランプは言っていましたけど、すでに2か月近くが経ちました。
戦争なんてものはね、始める時にあらゆる影響を考慮した計画を立てるはずですが、トランプやヘグセス戦争長官の発言を聞くと、まるでゲームでもしているかのようなノリなのでして、言うことが毎日コロコロと変わります。
昨日は、トランプが支持者に対して「イラン戦争はちょっとした気晴らしだった」と言ったそうじゃあないですか。開いた口が塞がらないとはこのことです。
世界から呆れられ、そっぽを向かれつつある米国ですが、
腐っても鯛!
相当落ちぶれていますけど、大きな影響力を持っていることには変わりないわけで、一応今のところはまだ自由と民主主義世界の仲間なわけですし。
大統領や国の政治を任す議員を選んでいるのは国民なんですからね、米国の有権者の皆さんには今後の選挙においては賢明な選択をして、国を正しい軌道に戻してもらいたいものです。
オーストラリアが、今後は中東の原油に依存し過ぎない体制にシフトしていくことは確実です。経済にしても国の防衛にしても、特定の国に依存することは避けなくてはいけません。それを痛感させたのは、ある意味トランプの最大の貢献かもしれませんよ。
ホントにねえ、あの米国がファシズムに向かう強権的な国になると、どこの誰が思いましたか。
人の振り見て我が振り直せ!
私達オーストラリア人も、州議員や連邦議員の選挙では正しい選択をしなくてはいけません。
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