昨晩の8時頃、私がごそごそと何かやっているのに気づいて、もう寝ようとしているのかもしれないと思ったうちの夫は、「どうぞまだ寝ませんように」と思っていたんだそうです。
何故なら、夫は朝からずっと「ある物」を密かに待ち続けていて、それを昨日のうちに私に渡したかったからだそうです。そして、その「ある物」とは、
花束だったのだった!
私はねえ、結婚記念日だろうが誕生日だろうがバレンタインデーだろうが、これまで33年間、夫から贈り物をもらったことは数えるほどしか無いんです。そして、結婚記念日に花束をもらったことなど一度も無いんですよ。
どうしちゃったの?
たったの5本だし、見た目はかなり寂しいですが、私はこれをもらって嬉しかったです。何故なら、白いカラーリリー(Calla Lily)は、私が一番好きな花だからです。
昨日の朝、うちの夫はちょっと散歩に行って来ると言って出かけたんですけど、どうやら運動のために行ったのではなくて、花を買うために近くのショッピングスクエアまで歩いて行ったらしいのですよ。
しかし、花屋さんにも八百屋にも(その八百屋は花も売っている)カラーリリーは売っていなかったので、夫はオンラインショップで注文したのだそうです。そして、その日のうちに配達してもらうように手配したのです。
ところが!
なかなか花は届かない。昼も過ぎ、夕方になり、夜になって、私が寝てしまいそうなのにまだ届かない。焦っていたところ、8時を過ぎてやっと届いたというわけです。
もらった時にはこんな風に包んであって、持つと花束とは思えない細さでした。枯れかけたように曲がった花の先が見えて、「何だこれ?」と最初は思ったんですけど、すぐにカラーリリーだと分かりました。
わざわざこの花を選んで注文してくれたってことは、私がこの花が好きだと知っていたってことですよ。「31回目の結婚記念日おめでとう。そして33年間いろいろありがとう。今日は二人だけで楽しく過ごしましょう」というメッセージも添えてあったんです。
うちの夫は大丈夫か?
昨日は、私から誘ってカフェにランチを食べに行きました。ナナワディング(Nunawading)という街の住宅地の中にあるペドラー・カフェ(The Peddler Cafe)という超人気のカフェです。うちの夫は、しょっちゅう父親と一緒にブランチを食べにこのカフェに行っているんですけど、ついに私も行くことが出来ました。
午前中は目にまぶしい蛍光オレンジ色のシャツを着ていた夫は、カフェに行く時にはちゃんとしたシャツに着替えていましたよ。これもまた珍しいことでした。
私は「イカのフライのタイ風サラダ」、夫は「韓国風チキンバーガー」を食べました。イカのフライは冷凍のをグリルで焼いただけみたいなものでしたが、細いライスヌードルとたっぷりのコリアンダー(香菜)が入ったサラダはとても美味しかったです。
晩ご飯は、夫の提案で寿司と刺身を買って来て食べました。豆腐とシメジと卵のお汁は私が作りました。
ブラックバーン駅の近くに日本人がやっている和食のテイクアウェイの店があると知って、そこに買いに来きました。
近くのショッピングスクエアにも寿司や刺身を売っている店はあるんですけど、いずれも中国人経営で、前回買いに行った時には刺身はサーモンしか無いと言われて、寿司もサーモンばかりでマヨネーズや「ふりかけ」がかけてあるヘンテコなのしか無くて、二度と行こうとは思いません。
昨日行ったのは「リトルアキタ」(Little Akita)という店でした。寿司も刺身も値段がすごいのはもうこのインフレの世の中では仕方がないことなので文句は言いませんけど、日本人経営というだけあってクオリティーは悪くなかったですよ。
この店のメニューには「牡蠣フライ弁当」(24ドル)というのがあったので、いつか買って食べてみようと思いました。
ということで、昨日の結婚記念日は良い一日になりました。うちの夫はたくさんお金を使ったはずです。カラーリリー5本だけで70ドルもしていましたし、それプラス配達料でしょ、そしてカフェでのランチが100ドル近くかかっている上に家族4人分の寿司と刺身ですからね。
それでもまあ、31年目の結婚記念日にして初めてこんなにいろいろ気を使ってもらったので、感謝したいと思います。
一番嬉しかったのは、やはりカラーリリーですよ。花をもらうのはいつでも嬉しいものですけど、私が一番好きな花をわざわざ注文して贈ってくれたのでね、ちゃんと考えてくれたっていうところが嬉しかったです。
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