2026年3月23日

朝ドラ「ばけばけ」最終週

近頃は朝の7時過ぎでもまだ薄暗いです。夏時間が終わるのは4月5日、早く終わって欲しいです。

メルボルンは今は秋ですが、現在暑さが戻って来ていて、昨日は気温が30度を超えました。木曜日からまた涼しくなるようです。

さて…

今週の話題は、私的には何と言ってもNHKの朝ドラ「ばけばけ」が最終週であることです。こんなに毎日楽しみに見続けた朝ドラは初めてでしたから、終わるのは寂しいです。

朝ドラって、学生だった頃や勤めていた頃には見る機会がなかったですし、1993年にオーストラリアに来てからはもちろん見る機会がなかったわけですが、「ばけばけ」は昨年私が一時帰国していた頃に放送していたので観初めたのです。

テクノロジーの進歩のおかげで、昨今はこうしたTVドラマを視聴する方法がいろいろありますので、私はメルボルンに戻ってからも観続けることが出来ました。

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻であったセツさんの史実を元にしたドラマですから、今週どういう事が起きるのかは知っているわけですけど、それをどういうふうに描くのか楽しみにしています。

これまで、どうでもいいようなエピソードに時間をかけ、肝心の怪談執筆エピソードは随分はしょって15分間で見せてしまいまして、ちょっとガッカリしたんですが、それも理解は出来るんですよ。

主人公達の人生を描いているドラマですからね、怪談執筆は確かに有名な話ではあるけど、彼等にとっては人生のごく一部だったわけですから。

「ばけばけ」は、明治という時代を生きた名もなき人々の物語とされています。苦難の末に偉業を成し遂げた人の話ではありません。

悲しい場面はありましたが、このドラマには「いじめ」とか「差別」とか見ていて不快になるような場面がほとんどなくて、つらいことが起きても常に家族が寄り添い続け、重苦しい空気にならなかったのが良かったです。

主人公のおトキちゃんとヘブンさんは、それぞれ恨めしいことがいっぱいの人生を生きて来ましたが、松江の町で出会って幸せを得ました。苦労は続きましたけど、いつでも愛情にあふれた家族や友達が寄り添い、「ああよかった」という展開になりました。

登場人物の一人である錦織さんは、偉大なことを成し遂げる能力に恵まれていながら、いろいろな事情から不遇な短い人生になってしまいます。それでも、最後には「いいこともあった」と微笑むことが出来ました。

「ばけばけ」を見続けたのは、「人生いろいろつらいことや恨めしいことは起きるけど、素晴らしいこともある」という肯定的な物語だったからだろうと思います。

あと5日で終りです。最後まで見届けたいと思います。


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2026年3月22日

今日はうちの母の誕生日

今日は3月22日、うちの母の誕生日です。今日で91歳になりました。昨年父が亡くなってからは一人暮らしをしていますが、母は大変元気です。

車がないとどこにも行けないような岡山の田舎に住んでいるので、食品や日用品の買い物はコープの配達を利用しています。困ることはないと言っています。

高齢化が進む過疎の町ではタクシーが住民の大きな助けになっているようですが、上の妹夫婦が同じ町内に住んでいるので、必要な時には助けてくれます。

その妹は、毎週木曜日には仕事帰りに実家に寄り、母と一緒に晩ご飯を食べています。このことが、うちの母にとっては料理を頑張ろうという意欲の源になっているようです。

妹の夫の分も必要ですからね、うちの母は3人分以上の料理をいろいろ作って妹の帰りを待ち、一緒に食べた後、残った料理を妹に持たせるわけです。

結構手間がかかる料理を作るんですよ。天ぷらとかお寿司とか。母の料理の腕は90歳を過ぎても衰えを知らず、妹達も私も負けそうです、と言うか負けています。

手際の良さが違うんですよ。

様々な食材や調理済みの食べ物を冷凍保存していますし、大抵の食品は常時ストックしていますから、何か思いつくとすぐに作るんです。昨年の10月に私が実家に帰った時にも、私が食べたいと言えば何でもあっと言う間に作ってくれました。

「あんこの和菓子が食べたい」なんてポロッとつぶやくと、たちまち大鍋いっぱいのこしあんが完成!つぶあんじゃあないですからね、こしあんですから、手間がかかるんですよ。


「お昼ご飯はお寿司にする?」と言えば、私はお店でお寿司を買って来ることを考えているわけですけど、いつの間にかこういうのが完成している。


身体が元気だというのは本当に幸運なことだと思います。先日の定期健康検診では、見つかった唯一の問題は「大腿骨の骨密度がやや低いということ」だったと聞きましたけど、それってね、どこにも悪いところがないってことですよ。

身体が健康なだけでなく、うちの母は頭脳明晰、記憶力抜群です。毎週日曜日に取り組んでいる数独なんて、私も負けそうなのでございますよ。山陽新聞の日曜日版に数独パズルが載るんです。難易度が高いほど面白いと言い、写真に撮って私に送ってくれることもあるんですけど、母に負けたくないから私も必死になります。


山陽新聞にはよく投稿していたんですが、最近は投稿はしていないそうですけど、代わりに気に入った記事を書き写すというのをやっているそうです。頭の体操と文字を書く練習を兼ねてです。母はものすごい達筆です。


地域の皆さんが集まるコミュニティーハウスの活動には、これまで積極的に関わって来ていますが、世話係は引退して今は参加して楽しむことにしたそうです。

毎年お正月にはおせち料理を作っていますし、季節折々の行事食もちゃんと作るんです。ちょっと特別なものを作る時には、いつでも多めに作ってご近所の皆さんにもお分けしているそうですし、母の一人暮らしは孤独ではありません。

昨年私が実家にいた時には、つるし柿を作っていました。私も手伝ったので、どうやって作るのかを初めて習いました。


孫もひ孫も大勢いて、家族が集まると賑やかです。私達娘3人、孫6人、ひ孫4人、皆んなが大好きで尊敬するうちの母には、これからも元気で楽しく暮らして欲しいです。


一番心配しているのは転倒して骨折すること。骨折をきっかけに身体が弱ることが多いですからね。

地域のごみ収集場所が、実家から少し距離があって途中に坂があるんですよ。道路が凍結した冬の朝に、あの坂で転んで骨折するというのを私は一番心配しています。

雪が降った朝に、雪景色の写真を撮って送ってくれるのは嬉しいのですが、この写真を撮るために雪の上を歩いたんだと思うと、やっぱりまた心配になります。

冬は終わりましたけど、どこで油断して転ぶか分かりませんからね、くれぐれも転倒には注意してもらいたいです。

さあ、もう少ししたらLINEでおめでとうを言わなくちゃ!


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2026年3月21日

自分の家に帰れない

先月ドバイ在住の義妹がオーストラリアに一時帰国していたことは、このブログで何度か話題にしました。英国人のパートナーと一緒に来ていたんですが、メルボルンには2週間ほどしかいなかったんです。

その後、二人はクイーンズランド州のブリスベンに行きまして、しばらくそこに滞在した後、仕事の関係でフィリピンに行ったんです。そして、今月初めにドバイに帰る予定だったんですけど。

イスラエルと米国がイランを攻撃したもんですからね、帰れなくなったんですよ。どういう理由か私はよく分かりませんけど、イランは報復としてドバイも攻撃したでしょう?

一番最初に攻撃を受けて燃え上がったホテルは、うちの夫と私がドバイに行った時に泊めてもらった義妹のマンションのすぐ隣りだったのでびっくりしましたよ。

ドバイ空港にも攻撃が続いて、空港が閉鎖されたりドバイ発着便が欠航になったりしました。現在二人が住んでいる家は空港に近いそうなので、危なくて家に帰れなくなったのです。

そこで、事態が収まるまで旅行でもしようということになり、帰りの便をベトナム経由に変えてベトナム旅行をしたんです。

そして、現在もまだベトナムにいるんですよ。イラン戦争は3週間が経った今も続いていますし、まだまだ終わりそうにはないですからね。

安心してドバイの家に帰れる状態ではないことと、税金上の問題からオーストラリアに戻って来るわけには行かないということで、パートナーの家族がいるイギリスに行こうかと考えたらしいんです。

ところが、中東各地への無人機(ドローン)やミサイル攻撃が続いていますから、ドバイやアブダビやカタールなどを経由する便は大幅に減っています。運行されるかどうかも毎日流動的です。

そのため、中東を経由しない便に需要が集中しているせいで運賃が高騰して、ものすごいことになっているんだそうです。クルーズ船で行った方が安いくらいだと義妹は言っているんですけど、そんなに高くなっているんですか?

義妹達が足止めされているベトナムは、早ければ4月には航空燃料不足に直面する可能性があるそうですから、今はまだ運行しているアジア系の航空会社も今後どうなるか分からないということです。

どうするんでしょうか。危ないけど、やっぱりドバイの家に帰るのかなあ。


イラン戦争のせいで原油価格が急騰しています。航空燃料のコスト高と供給不安もあって、多くの航空会社がサーチャージを引き上げ、減便に踏み切る動きも出ているそうですね。

オーストラリアと日本間の便も、影響は避けられないでしょう。

うちの息子と娘は今年の秋に再び日本への旅行を計画しているのですが、娘はすでに航空券を買っていますけど、息子はまだ買っていません。戦争が長引けば航空運賃は確実に値上がりするでしょうが、どうするんでしょうか。

絶対に行きたいのなら、値上がりする前に買うべきでしょうけど。

航空運賃だけじゃあないですよね。ガソリンが値上がりすれば、ありとあらゆる物の値段が上がりますよ。電気代もガス代も上がります。食品も日用品も何もかも値上がりして、一般市民の生活に直撃ですよ。


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2026年3月20日

夫の減量と晩ご飯作り

先日の記事で、食品の買い物は私がやっているんだけど、うちの夫と息子がそれぞれ食べたいものを買って来るようになったせいで、冷蔵庫がいっぱいになって困っているという話を書きましたが。

以前の夫なら、買って来るのは「大きなかたまり肉」と「カマンベールチーズ」と「クラッカービスケット」と「チョコレート」というのが定番でしたが、減量に取り組んでいる今は「控えめな量の脂身のない肉」と「低カロリーのチーズ」と「野菜」を買って来るようになりました。

そして、毎回必ず買って来るのが、

ナスなんです!

ナスなんて子供の頃からほとんど食べたことがなく、美味しいと思ったこともなかったそうですが、私が作る味噌炒めや煮浸しなどでナスの美味しさを知って、大好きな野菜になったんです。

ところがですね、オーストラリアのナスは大きくて、皮も厚いし料理しにくいんです。1個500グラムくらいのサイズが普通なんですよ。

それに、夫の大好物である味噌炒めは塩分が多めになるし、ご飯が進んでしまうというのも問題でしてね。うちの夫は最近ご飯を食べないようにしていますから。

買い物に行く度にナスを買って来るので、よほどナスが食べたいんだろうと思いまして、昨夜は「Miso & Mozzarella Baked Eggplant」というのを作りました。これは、オーブンで焼くだけなので簡単なんです。


大き過ぎるオーストラリアのナスには最適の料理法なんですよ。味付けは少量の味噌で済みますから、塩分摂り過ぎの心配もありません。

ピーマンによく似た緑色のカプシカム(日本ではパプリカと言うんですか?)も買って来たので、それはニンジンと一緒に炒めて薄味のキンピラみたいにしました。

この2つの料理に、残り物の蒸し野菜と、ごくありきたりのサラダと、夫が買って来たビーフステーキというのが、昨日の晩ご飯でした。炭水化物はゼロでしたよ。よほど美味しかったのか、減量していることを忘れてナスはお代わりしていました。

ちょっと食べ過ぎていましたが、ステーキ以外は野菜ばっかりですから、私は何も言いませんでした。


ところが!

昨日は「Banana & Oats Slice」というのを作っていたんです。真っ黒になったバナナの消費には最適なんです。以前ならバナナケーキを作っていたところですが、今はそういうものは食べちゃあいけませんから作りません。


熟してブヨブヨになったバナナをつぶし、ハチミツを加えて甘みを足し、後は他の材料と混ぜて焼くだけなので簡単に作れます。ヘルシーで栄養もあります。

これを、すぐ見える場所に置いていた私が悪かった!

せっかく炭水化物なしの晩ご飯を久しぶりに腹いっぱい食べて満足していたはずの夫は、これを見ると躊躇なく食べていました。晩ご飯の直後なのに、腹いっぱいになっていたはずなのに。

「それは食べない方がいいわよ」と言いましたら、時にはいいんだと言って食べました。そうですね、我慢のし過ぎも良くないから、時にはいいです。今日からまたちゃんと自分でコントロールが出来るならですけど。

昨夜のような「好きなだけ食べる」がきっかけになってドカ食いをすると、あっと言う間にリバウンドしますから。

体重は徐々に減っていて、もう少し頑張ると「太り過ぎの肥満」を脱して「太り気味の肥満」になるようです。

健康体重域までは遠い道のりです。あと20キロも減らさないといけないので、今は到達不可能に感じているようですけど、少しでも健康体重域に近づいてもらいたいですから、私も晩ご飯作りで協力しますよ。

ただし、夫の大好物はあまり作らない方が良さそうです。今日は具だくさんスープだけにしようと思っています。


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2026年3月19日

新型コロナの抗体検査

昨日の水曜日、仕事が休みだったうちの夫は、いつも以上に早起きをして献血に行き、息子はいつも通りに仕事に行きまして、私はブログを書いていました。

そしたら、仕事に行ったばかりの息子が突然帰って来たのでびっくり。

「どうしたの?何かあったの?」
「新型コロナかもしれないから帰れって言われた」

新型コロナ?

息子の話によりますと、昨日の朝、息子は風邪を引いたような感じがしていたんだそうです。喉が痛いのと少し咳が出る程度で大したことはなかったので仕事には行ったそうですが、マスクを着けて行ったのです。

マスクを着けて出勤したから他のスタッフから「どうしたの?」と聞かれますよねえ。「ちょっと風邪気味なんだ」と話していると、具合が悪くて休んでいる営業スタッフのMさんが新型コロナだったというニュースが入って来たんですって。

そして、息子とMさんは土曜日に一緒に仕事をしていたことが分かり、それを聞いた倉庫スタッフのリーダーから「今日は家に帰って休め。新型コロナの抗体検査をして、陰性だったら明日から出勤しろ」と言われたそうなんです。

新型コロナには、うちの家族は私以外の全員が感染して寝込みましたけど、一度感染しても再感染する可能性があるそうですね。感染によって抗体が作られると免疫が出来ますが、免疫は時間とともに低下するし、新しい変異ウイルスに対しては効果が弱くなるからだそうです。

寝込んだ家族の世話をした私は、感染する可能性があったのに症状が出ることはありませんでした。感染しなかったのか、感染したけど症状が出なかったのか、それは分かりません。「感染しない人」がいるというのが話題になったりもしましたよね。私は「感染しない人」なんだろうと思っているんですけど。

献血に行っていた夫が抗体検査キットを買って来てくれたので、息子は検査をしました。陰性でした。熱は出なかったし、今朝は咳もしていなかったので仕事に行きました。

うちの夫の話によると、新型コロナに対する会社の対応は風邪やインフルエンザと同じような扱いだそうです。他のスタッフに感染する可能性が大きいので、新型コロナだと分かったら当然病休になるんですが。

風邪の症状があっても仕事に来る人はいるんです。その風邪がもしかしたら新型コロナかもしれないんですけど、抗体検査を義務付けられているわけではないそうです。もう特別な注意が必要な病気ではないのですね。


新型コロナでは、大変多くの方がお亡くなりになりました。世界中で爆発的に感染者が増え続けましたよね。感染したら死ぬかもしれないと思うと、ワクチンが開発されるまでは怖かったですけど。

メルボルンは、世界最長のロックダウンをしたんですよ。スーパーの買い物以外は外出しない暮らしが長く続きました。ロックダウンで一番思い出すのは、何と言っても頭がボーボーになったことです。

美容院の営業が何ヶ月も禁止されましたのでね、刈り上げていた襟足はカッパみたいになっちゃって、それがさらに伸びてマレットヘアみたいになり、前髪も伸びてヘアピンで留めなくちゃあいけないほどで。

そんな頭で人様の前に出たくないので、私は帽子で頭を隠してスーパーに行ったものですよ。もちろんマスクをしてね。

なんだか遠い昔の話のような気がします。


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