2026年3月29日

ガソリン満タン100ドル以上

最近は車を使うことが少ないので、最後にガソリンを入れたのがいつだったか覚えていないくらいなんですが、久しぶりに昨日ガソリンを入れに行きました。

私のカローラは小型のハッチバックです。買ったのは無鉛ガソリンの一番安い「Unlead 91」で、ほぼ空っぽの状態から満タンにして107ドルでした。100ドルを超えたのは初めてでしたよ。

日本でもガソリンの値上げがニュースになっているようですが、メルボルンでは無鉛ガソリン「Unlead 91」は1リットルあたり2ドル60セントくらいになっています。1ドル100円と計算すると260円です。

昨日行ったガソリンスタンドでは、2ドル55セントでした。前回入れた時には確か1ドル70セントくらいでしたから、かなり値上がりしています。もちろんイラン戦争の影響です。

値上がりしていても買うことが出来るうちはいいですが、一部の地域ではガソリン不足になっているそうですよ。パニック買いが発生して売り切れてしまっているんだそうです。

オーストラリアは、国内に製油所が2カ所しかないため、ガソリン、ディーゼル、ジェット燃料の多くを輸入に頼っています。韓国、シンガポール、インドなどアジアの国々から輸入しているんですが、原油の供給が逼迫していますから、こうした国々では輸出を規制する動きが出ています。

ホルムズ海峡の封鎖が続く限り、燃料の値上げは避けられません。燃料だけではなくて、石油を原料とするあらゆる製品の値上げや品不足が発生しています。


うちの夫も息子も歩いて通勤していますし、私はスーパーの買い物は歩いていけますし、車がなくても暮らしが成り立つので、ガソリンの値上げの直接大きな影響はありませんけど、ガソリンが高くなれば運送費が高くなりますからあらゆる物が値上げされるでしょう。

ガス代も電気代も上がるはずです。暖房が必要な季節が近づいて来ています。今年の冬は暖房費が高く付くかもしれません。米国とイスラエルが始めたイラン戦争は、世界中の人々の暮らしに影響しています。

今ふと思いついてガソリンの値段を調べたら、昨日行ったガソリンスタンドの一番安い無鉛ガソリン「Unlead 91」の値段は、2ドル55セントから2ドル60セントに上がっていました。近いうちに3ドルを超えるでしょうね。

オーストラリアは広い国で、車がないと生活が成り立たない地域が多いです。ガソリンが無くなると死活問題ですよ。

それにしても、米国はホントに軽率でしたよね。同盟国に相談することなく、イスラエルと一緒になってイランを攻撃し、結果世界中に甚大な経済被害を引き起こしています。ホルムズ海峡の封鎖なんて、誰にでも予測できたことじゃあないですか?

戦争を始める前に、あらゆる影響を考慮した計画を立てるはずですが、トランプやヘグセス戦争長官の発言を聞くと、まるでゲームでもしているかのようなノリです。

とにかく、この戦争を早く終わらせてもらわないと…


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2026年3月28日

NHKの朝ドラ「ばけばけ」完結

昨年10月に一時帰国していた頃から見続けて来たNHKの朝ドラ「ばけばけ」が、昨日で終わりました。「ばけばけロス」なんて言葉も耳にしていますが、私はドラマが終わってしまった寂しさは感じていません。良いドラマを観たという感動を感じています。

最終回前日の段階で「あと1回で終われるのか?」という心配な状況だったわけですが、最終回の15分間で見事な展開となり、「ばけばけ」らしく笑いと涙の両方で胸が一杯になりました。おトキちゃんとヘブンさんの笑顔で終わったのは本当に良かったです。

このドラマは、登場人物達のつらい現実や苦労を見せはするものの重たくなり過ぎず、いつもどこかに救いがあり、笑いがありました。史実に基づいた物語でしたが、史実とは少し違って「ああ良かった」と思える方向に展開した部分にはホッとしました。

125話のうちには、正直言って「だるいな…」と思うような回もあったんですよ。余りにもどうでもいいような出来事を描くから、「こんな話にダラダラと時間を使って何か意味があるのか?」と思ったりもしたんですけど、最終回を見終えて思うことは、そういう出来事もおトキちゃんが生きて来た日々の一部だったんだということなのでして。

自分自身の人生をふり返っても、他愛もない出来事がたくさん起きましたけど、そういう出来事が懐かしく、そして愛おしく思い出されたりもするわけです。

「ばけばけ」は、脚本も演出も美術も音楽も素晴らしかったことは言うまでもありませんが、やはり演じた俳優さん達が素晴らしかったです。主人公のおトキちゃんを演じた髙石あかりさんは、演じているとは思えないほどおトキちゃんそのものでした。

トミー・バストウさんはとてもチャーミングで、誰もが好感をもってしまうヘブンさんを上手く演じました。映画「国宝」での演技が見事だった吉沢亮さんは、「どうしてこんな役を引き受けたんだろう?」と途中までは思っていたんですが、錦織さんの人間味と複雑な感情を見事に演じられました。

おトキちゃんの家族は、松野家も雨清水家も、皆さん素晴らしかった。特に素晴らしかったのは、育ての母親のおフミさん。頼りない司之介だって、おトキを大事に思う愛情深い父親でした。

おトキちゃんの家族は、本当にお互いを思いやる優しい人達で、最初から最後まで一貫しておトキちゃんを愛して大事にする人達でしたね。俳優さん達が演じているとは思えない、本当の家族のようでした。とことん温かい家族関係は、観ている私を幸せな気持ちにさせてくれました。

親友おサワちゃん、ヘブンさんに怪談「水飴を買う女」を語ったお寺の住職、ヘブンさんの生徒達、書き出したらきりがない。心に残る登場人物ばかりです。借金取りさえ人間味がありました。演じた俳優さん達が、皆さん素晴らしかったです。

このドラマを最後まで見続けたのは、物語から伝わって来るものが肯定的だったのが大きいと思います。「神回」とも呼ばれる心に残るエピソードがたくさんありました。最終回を前にちょっと心配しましたけど、エンディングは幸福を感じる素晴らしいものでした。

こんなに長く毎日毎日楽しみにして見続けたドラマは、本当に久しぶりでした。オーストラリアに帰ってからも見続けられたのは私の妹のおかげなので、この場を借りてもう一度お礼を言いたいと思います。ありがとうございました。

何も起きない平凡な自分の暮らしの、どうでもいいような他愛もないことが大事に思えるようになったのは、「ばけばけ」の影響です。そんなドラマを作って下さった皆さんにも、ありがとうと申し上げたいです。


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2026年3月27日

クイーンズランドの牡蠣養殖場

うちの夫が、来月2週間の有給休暇を取ってクイーンズランドに行くことになりました。観光旅行ではありません。お手伝いです。

夫の従兄弟の一人がクイーンズランドのモートン島(Moreton Island)で牡蠣の養殖をやっているんですよ。モートン島は、世界で3番目に大きい砂の島だそうです。

私は正直なことを言うと、この事業は上手く行かないような気がしていたんです。場所がですね、島の中でもアクセスの悪い不便なところにあるんです。そういう場所でも、そこに住んで牡蠣の養殖に専念すれば何とかなったでしょうが、この人は大学で農業を教えるセンセイでもあるんです。海外に指導に行ったりもする人なんです。二股でやって行くには無理があるのですよ。

従業員を雇うことも難しいらしくて、繁忙期には家族が手伝いに行ったりしていましたが、事業を続けて行くことは困難だということで養殖場を売りに出したんです。

やっと買い手がつき、事業売買の契約も交わされて手付金も支払われたそうですが、買い手の資金繰りが上手く行かなったらしくてね、契約は破談になったそうです。

従兄弟は新しい買い手を探しているわけですが、そうしているうちに収穫時期になってしまったんですよ。牡蠣を収穫しなくてはいけませんが人手が集まらず、「さあ困った!」という状況になっていると聞いて、困っている人を助けずにはいられないうちの夫が手を上げたというわけです。


ということで、夫は海中での作業に適したウェットパンツやクイーンズランドの日差しに備えてシャツや帽子を購入したりして、準備を進めています。

ウェットパンツは随分悩んで一番大きいXXLサイズを注文したそうです。夫は最近減量に取り組んでおりまして痩せて来ていますからね、XXLサイズでは大き過ぎるかもしれないと思ったそうなんです。

ところが、届いたXXLサイズのウェットパンツをはいてみたらピッチピチのキツキツで、「良かったあ、一番大きいのを買って!」と叫んでいましたよ。心配になるほどキツキツでしたが、「出発までにはもっと痩せるから大丈夫じゃない?」と私が言うと、「そうだな」と言いました。

牡蠣の養殖場は不便な場所にあるとは言え、観光客にも人気のあるモートン島ですからね、近くには黄金色の砂浜や砂丘があって、野生のウミガメが泳いでいたりもする美しい場所なんです。


夫からこの話を聞いた時には、私も一緒に行こうかと思ったんですよ。夫婦でどこかに旅行に行くなんて滅多に無いことだし、牡蠣の収穫作業は手伝えなくても、食事の準備や洗濯などの家事を手伝えるかと思って。

しかし、島は蒸し暑くて虫が多いと聞いたのでやめました。私は吸血系の虫には大変好かれる体質なんです。それに、虫だけじゃあなくて毒ヘビや毒グモもいて、海には毒ダコや毒クラゲも、そして、

最凶のサメもいるんですよ!

だから私は行きません。

心配なのは、夫の目のことです。例えばですね、海に入っての作業中にサメの背びれを見たらすぐに大声を出してボートに上がり、斧を持って攻撃に備えろということなんですけど、夫にはサメの背びれなんて見えないと思うんです。

見ようとする物と背景が同じような色合いだと見えないんですから。例えば、白いお皿に乗ったチーズとか黒っぽい物の上に置かれた黒いiPhoneは夫には見えないんですよ。青い海面から出たサメの背びれなんて見えるわけがないんです。

毒ダコや毒クラゲも、水中にいるものは見えないと思います。草むらの毒へビも毒グモも見えるわけがないです。

危ないですよ…


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2026年3月26日

放置された汚れた食器

ここ数日、睡眠の調子がよくありません。昨日は朝の3時から起きていたからフラフラでした。午前中に医者の診察の予約があったんですが、歩いて行くつもりだったのに歩く元気など無いので、車で行ったら運転が危なかったです。

お昼過ぎには起きていられないほど眠くなり、昼寝を試みたんですけどやっぱり眠れず、夜7時過ぎにはベッドに横になりましたが結局眠れず、10時頃に睡眠薬を飲んで眠りました。薬のお陰で合計すると6時間以上眠りましたので今朝は気分がマシです。

いつものように5時半頃には起きてキッチンに行きました。ワークトップに汚れた食器が置いてありました。どうして自分で食器洗い機に入れないんでしょうか?

仕方がないので、汚れた食器は私が食器洗い機に入れました。食器洗い機はいっぱいでした。食器を入れるスペースがないように見えましたが、それは入れ方のせいです。ちゃんと入りました。

そもそも、食器洗い機がいっぱいで食器を入れられないと思ったら、洗剤を入れて洗浄をスタートしてくれたらいいじゃあないですか?今はうちの娘も入れて私以外に3人もいるのに、誰もしないわけですよ。

「汚れた食器は自分で食器洗い機に入れてください」「食器洗い機がいっぱいになっていたら洗浄をスタートしてください」とまた言っておかなくてはいけません。何度も繰り返し言って来たことなんですが。


これまで、うちの夫と息子には、腹が立つことがいろいろありました。「なぜしてくれない?」「なぜ気が付かない?」としょっちゅうガッカリさせられたりイライラさせられたりして来たんですけど、言わないと気が付かない人達なのだと分かってからはストレスは減りました。

「気がつかない人」というのがいるんですよ。

腹が立つことがあって私が不機嫌な態度を見せても、そういう人達は私が不機嫌であることには気づいても、なぜ不機嫌になっているかさっぱり察することが出来ないらしいですから。いちいち言いたくないんですけど、いちいち言うしか他に方法がないので言うんです。

冷蔵庫から出したものは使い終わったら元に戻してください。
ジャムやピーナッツバターの瓶が空になったら、空のまま棚に戻さないでください。
お箸は食器洗い機に入れないで自分で洗ってください。

こんな細かいことをいちいち繰り返し言うのもアレですけど、塵も積もれば山となり、小さなイライラが溜まれば私のメンタルヘルスにも良くないですからね。出来るだけポジティブに、機嫌の悪い時は避けて、ちゃんと言葉にして言うんです。

ただし、最近のうちの夫は見えないから出来ない場合がありますので、汚れた食器を放置していても仕方がないと思うことはあります。

でも、今朝はガッカリしたわ。


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2026年3月25日

驚くべき精度のチャットGPTプラス

インターネットに繋がらなくなったiPhoneの修理を諦めたうちの夫が、父親から使っていない古いiPhoneをもらい、古いと言っても夫のiPhoneよりも新しかったんですけど、データを移そうとしてトラブルが発生し、もらったiPhoneが使えない状況が続いていました。

詳しいことは分かりませんが、昨日やっと使えるようになったそうです。うちの夫は目が見えなくなって来ていますので、iPhoneの機能には毎日大いに助けられているんですよ。

文字を入力したり読んだりするのが難しくなったので、iPhoneは声で使っていますが、iPhoneをもっと便利な道具にするアプリを入れたと教えてくれました。それが「チャットGPTプラス」(ChatGPT Plus)です。

夫が勤めるツールショップの店舗は、中国人のお客さんが多いんですが、英語がまったく話せない中国人も多いそうです。先日やって来たお客さんは、対応したうちの夫とのコミュニケーションに「チャットGPTプラス」を使っていたんだそうです。

テキストを入力したりすることはなく、お客さんとうちの夫の話す声だけで、そのアプリを使ってコミュニケーションが出来たそうなんですよ。

それに感心した夫は、やっとインターネットに繋がるようになったiPhoneに、その「チャットGPTプラス」のアプリを入れたんだそうです。そして、英語と日本語を使って息子と会話をしてみたら、その精度にびっくりしたと言うんです。

中国語ではどのくらいの精度なのか分からなかったわけですが、自分が理解できる日本語にしてみたら、その精度が分かったと言うんですけど。

そこで、日本語が得意の私が見せてもらいました。

iPhoneに向かって「次の英語を日本語に訳してくれ」と言ってから夫が話した英語はかなり長かったので、そんなに長々としゃべらずに区切ったほうが精度が上がるんじゃあないかと私は思ったんですが、チャットGPTプラスは違和感のない日本語で夫が話した長い英語を正確に訳しました。

びっくりした私が「すっごーい!あんな長い文章をちゃんと訳してる!」と叫ぶと、チャットGPTプラスが「ありがとうございます。長い文章もできるだけ正確に訳すよう努力しています」と返事をしました。

「すっごーい!私が言ったことに返事してるんじゃん!」と言うと、アプリはそれに対しても返事をし、私はしばらくチャットGPTプラスと会話をしたんですよ。それがもうほとんど違和感が無いと言うか、まるで人間と話をしているような感じだったのです。

男の声でした。声優さんのようないい声で、ちょっと息をついたりして機械が話しているとは全く感じない普通のしゃべり方でした。しかも、会話の間にAI(人工知能)が反応する間(ま)みたいなものはありませんでした。驚くべき精度でした。


ご存知ではない方のためにちょっと説明すると、「チャットGPTプラス」というのはOpenAI(オープンエーアイ)という会社が提供する「チャットGPT」というサービスの有料版です。オーストラリアでは、月額30ドルで利用できます。

私は使ったことがないので、無料版と有料版の違いは分かりませんが、夫の話では精度とスピードが違うようです。有料版は声だけで使えるというのが、夫にとっては利点のようです。

ウェブ検索やデータの分析、画像や動画の生成など、様々なことができるそうです。うちの夫は英語が通じないお客さんとのコミュニケーションと、声だけで調べ物が出来るという点から利用しようと思ったようです。

お店に写真を持って来て「こういう道具を探している」と言うお客さんがよくいるそうですが、そういう時はその写真を撮って「これは何だ?」とチャットGPTプラスに聞いて調べることも出来るし、ツールのトラブルの原因なども声だけで調べられると言っています。

AI(人工知能)というのは、もうすでに私達の暮らしの様々な場面でお世話になっているわけですけど、目が見えなくなりつつあるうちの夫には大きな助けになりそうです。


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