2026年5月11日

母の日に思ったこと

このブログを読み返すと、昨年の母の日には、一日前の土曜日に義母(夫の母親)とパートナーが我が家に来て、一緒に会食をしています。

うちの息子がラザーニャとシーザーサラダを作ったと書いています。確かにそういうことがあったなと思い出しましたが、なんだか何年も前のことのように感じます。

息子は、今年も母の日には自分が料理をしようと思っていたんでしょう、「何を食べたい?」と聞いてくれましたので、私は迷うことなく「お寿司」と答えました。それも、お刺身が乗った握り寿司です。

それを息子が作るのは困難です。具材が手に入りませんから。お刺身を売っているお店は近くに1軒あるんですが、私の誕生日に刺身が食べたいと言ったら買いに行ってくれたんですけど、その店では鮭の刺身しかなかったですし、非常に高額でした。

だから、息子は寿司の盛り合わせを買って来ることにしました。糖質(炭水化物)カットの減量ダイエットをしている夫のために、刺身も買って来ました。しかし、やはり鮭の刺身しかありませんでした。


買って来た寿司の盛り合わせも、鮭とハマチと卵だけでしたから、色合いが黄色っぽいです。マグロとか海老とかイカとか、そういう定番の具材を何故使わないんですかねえ。

息子は、卵とネギのお汁を作ってくれました。デザートにマカロンというお菓子も買って来ていました。全部で100ドル(1万円)以上かかっています。

お寿司の盛り合わせは電話で予約しておく必要がありましたが、それも息子がやっていました。息子は、電話に対する恐怖心が強くて、電話が出来ない時期があったんですけど、仕事では電話をしないわけには行かないので徐々に慣れて、どうやら電話恐怖症は克服したようです。

私自身が電話恐怖症になっていた時期があるので、気持ちは分かるんです。普通に電話が出来るようになった今となっては不思議なんですけど、怖くて電話に出ることも出来なかったんですよ。メンタルヘルスの問題って複雑です。

美味しい卵のお汁と一緒にお寿司をいただいて、「こんな日が来るとは…」と私は感慨深かったです。うちの息子が長年いろいろと苦労して来たことはこのブログに書いてきましたが、長い長いトンネルでした。

でも、永遠に続くトンネルなんて無いんです。いつかは暗いトンネルからは出ることが出来るんですよ。

昨年の今頃は、息子はやっと意欲を取り戻して前向きになり、長年の夢だった日本旅行を実現するためにアルバイトに励むようになっていました。そして、念願かなって日本旅行に行くことが出来て、日本から帰って来てから一時はメンタルヘルスが悪化したりもしましたけど、就職することが出来ました。

そして、今は安定した収入を得ることが出来るようになり、昨日のようなご馳走を食べさせてくれたわけでね、私は嬉しかったです。

人生ってね、自分が思うようにならないことは多いです。多くの人が「普通」と考える順序や年齢で物事を達成していくことが出来なかったりもしますけど、皆んな違ってあたりまえなんですから、自分のペースで自分らしく行きていけばいいんだとあらためて思います。

晩ご飯を食べ終えた後、キッチンの片付けをしている息子を見ながら、こうして母の日を祝ってもらって感謝されて、私は幸せを感じました。


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2026年5月10日

母の日の前のブランチ

毎年「5月の第2日曜日」は母の日です。この日は家族がレストランかどこかに集まってランチを楽しむのがオーストラリアでは定番の過ごし方なんですけど、うちの夫は日曜日はいつも仕事なので、そういうのには参加できませんから、母の日の前日の土曜日に会って一緒に食事をするのが恒例になっています。

夫の母が住むヒールズビルという街の外れにある家は、私達が住んでいる家から行くと1時間半はかかりますので、ちょうど中間辺りにあるリリーデイル(Lilydale)という街のカフェレストランで会うことが多いです。

昼だったら大抵この「Locavore」(ロカヴォーレ)というカフェレストランに集まります。義弟の知り合いでケータリングのビジネスをやっている人がいて、その人が始めたお店なんだそうです。

すぐ隣りではギフトショップもやっています。


このカフェレストランは、一歩店内に入ると、素晴らしいコーヒーの香りに圧倒されます。「ああいい匂い!」と思います。

昨日はランチではなくブランチにしようということで10時半に行ったのですけど、母の日の前日だからか店内のテーブルも店の外のテーブルも満席でした。義母とパートナーがテーブルを予約してくれていなかったら座れませんでしたよ。


義母は10代の時にうちの夫を産んでいますので、夫よりも8歳上の私とは12歳も離れていません。現在77歳でまだまだ元気なんですけど、黄斑変性で目はほぼ見えなくなっています。しかし、頭は非常に冴えていますからね、毎回会うたびに喋りまくるんですよ。

「よくもまあ話題が尽きないことだ!」と感心させられるほど、昨日も会った瞬間から分かれるまで彼女のお喋りが止まることはありませんでした。しかも、彼女の声は大きくて、遠くまで通るんです。「ザ・ベストテン」をやっていらっしゃった頃の黒柳徹子さんのパワー全開マシンガントークに匹敵するおしゃべり能力だと断言できます。

義母達と分かれた後、私はうちの夫に言いました。「いつかその時が来たら、彼女のことで懐かしく思い出すのは、まずはあのおしゃべりよね!本当にもうすごいわ!」

多くの友人や知人がいて、素晴らしいパートナーとともに充実した暮らしをしています。前夫(うちの夫の父親)との間では苦労したそうですが、母親も父親も今は別のパートナーと幸せに暮らしています。

本当の母の日の今日は、同じ敷地に住む義弟家族とランチに行くようです。


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2026年5月9日

スーパーも八百屋も花でいっぱい!

今週はいろいろ用事があって近所のショッピングスクエアに何度も足を運んだんですが、目が留まったのは日に日に増えていく花、花、花!

ショッピングスクエア内には花屋さんもあるんですけど、私がいつも野菜を買っている八百屋でも花を売っています。いつもなら花売り場は3メートルほどなのに、今週はそれが拡大してこんなことになっていました。


何だこの大ぼけ写真は?

私も今この写真を載せようとしてびっくりしたところです。

いつもiPhoneで写真を撮っていますけど、こんなにボケたことはなかったんですけど。実はつい先日、カメラにヒビが入っていることに気づいて交換してもらったんです。写真がボケていたこととカメラのヒビに関係があったのかもしれません。

まあとにかく、お見苦しい写真を載せて申し訳ないですが、美しい光景だったんです。

スーパーの花売り場も急拡大していて、入り口付近はお花畑状態でした。昨日は韓国食品店に米を買いに行った帰りに別のスーパーにも寄ったんですが、そのスーパーの花売り場は日本のコンビニ1軒分以上の広さでしたよ。

私達が山の中の家に住んでいた頃によく行ったスーパーなんですが、イタリア系やギリシャ系住民が多く住むエリアにあるんです。日頃から花の需要が高いのか花をたくさん売っているんですけど。

昨日はもうすごい花の量だったから、私は見るだけで幸せな気分になりました。

スーパーや八百屋がこれほど花の販売に力を入れている理由は唯一つ、

明日の日曜日が母の日だからです!

オーストラリアでも、母の日には花を贈ります。カーネーションという特定の花が人気があるわけではありません。八百屋に並んでいた花束の中には、白い菊と薄い紫の花のアレンジで、仏壇にお供えするようなやつもありましたよ。

花をもらって嬉しくない人はいませんけどね、母の日にあの花束をもらったら私はショックを受けるでしょう。まあね、文化というのは民族によって違いますから、私にとっては仏壇の花でももらって嬉しい人はいるんでしょうけど。


母の日には、レストランかどこか素敵な場所に家族が集まってランチを楽しむというのも定番です。もちろん自宅で会食をする人も多いんでしょうが、母の日にはお母さんに料理や片付けをさせるわけには行きませんよ。

うちの夫はいつも日曜日は仕事だし、今日バリ島から帰って来るうちの娘は、明日から友人の家で犬の世話を頼まれているそうで、私達家族は日曜日に集まってランチを食べることは出来ません。

晩ご飯は息子が私のリクエストに答えてお寿司を注文してくれているので、それを家で食べる予定です。卵と豆腐のお汁も作ってくれると言っていますので、楽しみです。


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2026年5月8日

ダニと哺乳類の肉アレルギー

今から4年前の2022年、ニューサウスウェールズ州のセントラルコースト(Central Coast)に住むジェレミー・ウェブ(Jeremy Webb)さん(当時16歳)が、友人達と出かけたキャンプでビーフソーセージを食べた後に呼吸困難となり亡くなりました。

最初は喘息の発作と診断されたそうです。ジェレミーさんは、それまでにも度々呼吸が苦しくなる症状を経験していたそうですが、喘息の発作が原因で亡くなったとは納得できなかったご両親が詳しい検査を求めておられたそうです。

そして、ようやくジェレミーさんが亡くなった本当の原因が分かったというニュースがありました。ダニに咬まれたことによる哺乳類の肉アレルギー(Mammalian Meat Allergy)が原因だったそうです。

聞いたこともない話だったので私はびっくりしたんですが、おそらくこれをお読み皆さんもご存じではないだろうと思います。

このアレルギーは、アルファ・ガラクトースという炭水化物に対するアレルギーで、この物質は肉以外にも牛乳やゼラチンなどの哺乳類製品に含まれるそうです。

そして、驚いたのは、このアレルギーが特定のダニに咬まれることで発症するということなんですよ。

この特定のダニというのは、オーストラリアの南東部沿岸地域に多く生息しているそうで、ジェレミーさんは子供の頃に何度もダニに咬まれたことがあったんですって。

アレルギーの症状は、軽いものから命に関わるアナフィラキシー反応までいろいろです。このアレルギーが原因で亡くなったと確認されたのはジェレミーさんが世界で2人目だそうですけど、まだあまり知られていないアレルギーですから、分かっていないだけかもしれません。

ABC放送のウェブサイトには、牛肉を食べて心停止となり病院に搬送されたシドニー在住の女性の記事もありました。

この女性は命が助かりましたが、4日間の検査でも原因は分からなかったそうです。しかし、後日この哺乳類の肉アレルギーだったことが分かったのです。肉を食べて心停止になった日の10日前に、ダニに咬まれていました。

ちなみに、この女性は住んでいたシドニーからダニのいないタスマニア州のホバートに引っ越したそうですよ。ダニのいるシドニーでは、庭で洗濯物を干すことがサメのいる海で泳いでいることくらいに感じるようになったからだそうです。


ダニに咬まれることにより発症する哺乳類の肉アレルギーが初めて報告されたのは、2007年だそうです。その後、報告は増えているそうですけど、ダニが増えているのか、このアレルギーが知られるようになって検査ができるようになったから診断が増えているのか、そこのところは不明です。

報告される国や地域が増えていることから、このアレルギーを引き起こすダニが、すでに分かっているダニ以外にもいるのかもしれないそうです。

しかし、私達にはダニを見てアレルギーを引き起こすやつかどうかを判断するなんて出来ませんからね、大事なことは咬まれないようにすることしかないでしょう。

蚊に刺されたりダニ咬まれたりして感染する病気は、日本脳炎とかマラリアとかライム病とかいろいろいますけど、哺乳類の肉アレルギーになることもあると私は初めて知りました。

うちの夫がクイーンズランドのモートン島で咬まれまくったミッジは、病気を媒介するとは考えられていませんが、分かっていないリスクがあるかもしれませんしね。大事なことは咬まれないことです。

家の周囲に蚊やダニが発生しないように手入れをするとか、吸血虫がいる場所に行く時には服装に注意して虫除けスプレーを使うとか、とにかく刺されない咬まれないための対策が重要ですよ。

私は普通の人以上に吸血虫に好かれる体質で、うちの夫なんて「ヒロコが一緒だと蚊に刺されない」と断言するくらいなんですけど、私の対策は吸血虫のいる場所には「近寄らない」でございます。

アウトドア派の皆さん、山歩きやキャンプがお好きな皆さん、特にオーストラリアでそういうことをやろうかと思っている方は、吸血虫以外にも危ない虫や毒ヘビがいろいろいますので、行く前によく学習してください。


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2026年5月7日

豚の皮の災難とトラブルいろいろ

うちの夫がクイーンズランドのモートン島でローストポークのカリカリになった固い皮を食べて歯が割れて、最も安い「樹脂を詰めてくっつける」という方法で治療を受けて600ドルを払った話を先週書きましたが。

治療をしなかった他の歯の検査とクリーニングをしてもらいに、仕事が休みだった昨日再び歯医者に行ったんですが、割れた奥歯のその奥の親知らずも割れていたそうです。また来週行って、その親知らずを抜くことになったそうです。

どれだけ費用がかかるんでしょうか。歯が割れるほど固くなった豚の皮を無理して食べるもんじゃあないですよ。


その夫ですが、昨夜はうちの息子と心友のCさんと3人で、有名英国人コメディアンのジミー・カー(Jimmy Carr)の公演に行くことになっていました。

会場のジョン・ケイン・アリーナ(John Cain Arena)は、全豪オープンテニスが行われることでも知られるメルボルン・パークにあって、そこはリッチモンド駅(Richmond)から歩いてすぐなんです。

そして、リッチモンドという街は美味しい食べ物屋がたくさんあることでも有名です。夜8時開演ということでしたから、3人は電車でリッチモンドまで行き、そこで腹ごしらえをしてからジミー・カーの公演に行くことにしていたそうです。

水曜日でしたから予約をしなくてもどこかで食べられるだろうと思っていたらしいんですが、美味しい食べ物屋がたくさんあるとは言っても、メルボルン・パークに近いエリアだと数は限られるわけですよ。

そして、ジミー・カーの公演に来た人も大勢いたわけですから、どこも予約がいっぱいだったり満席だったりして入れなかったそうです。やっと見つけた店はラテン系のバーでした。

小さな店だったそうですが、奥の壁に置いてある自動販売機のボタンを押すと、自動販売機が扉になっていて開き、その奥にバーがあったんですって。

バーですから、お酒を飲みに来る店ですけど、食べ物もあったのでタコスを注文したそうです。ところが、待っても待ってもタコスは出てこない。うちの夫は酒類を飲まなくなっていますし、息子はアルコール飲料が嫌いです。Cさんはモルモン教徒なので、お酒など飲みません。

そういう3人が、場違いなバーでタコスを待ち続けること45分。やっと出てきたタコスはとっても小さくて、3人の男達の空腹を満たす量ではありませんでした。そりゃあそうですよ。お酒のおつまみ的なものなんでしょうから。

まだお腹は空いていたけど、開演までもうあまり時間がないということで、3人は会場のジョン・ケイン・アリーナに移動することにしました。

ところが、運悪く雨が降り出して、傘は持って来ていたそうですが、歩いているうちに横殴りの大雨になり、ジョン・ケイン・アリーナに着いた時には服やズボンがびしょ濡れだったそうです。

ジミー・カーの公演はそれなりに楽しんだそうですけど、席が後ろの上の方で舞台にいるジミー・カーは豆粒のようにしか見えず、スクリーンに映し出されるジミー・カーを見ながら聞いたので、普段テレビで見るのと変わりはなかったそうですよ。

公演が終わったのは10時頃。気温が下がっていましたが、雨は降っていませんでした。リッチモンド駅まで歩き、やっと電車に乗ったのはいいけど、キャンバーウェル駅(Camberwell)からボックスヒル駅(Box Hill)の間は工事のために電車が運休と分かりました。

こういう時は代行バスが走るんですけど、代行バスは時間がかかるんですよ。この調子では帰宅するのが夜中の12時を過ぎると思った3人は、キャンバーウェル駅で電車を降りて、そこからウーバーを呼んで帰宅したそうです。

家に着いたのは11時半ごろだったそうです。Cさんの家は私達の家よりもっと遠いので、帰宅は12時を過ぎたでしょう。

そして息子は、今朝も5時前に起床していつものように仕事に行きました。うちの夫は、今日は遅番で9時からの勤務だそうですから、まだ寝ています。

今朝は気温が5度と寒いです。大雨が降っています。


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