2026年6月17日

見つからなかった煮豚

お昼ご飯に「肉を焼いたのと蒸した野菜」を仕事に持って行くことが多いうちの夫のために、先日3キロ近い豚のかたまり肉でローストポークを作ったんですけど、あまりに美味しくてすぐになくなってしまったので、今度は煮豚を作りました。

煮豚はいいですね。作るのが簡単だし、片付けは鍋を洗うだけですから。スライスしてから半分は冷凍し、半分は透明なプラスチック容器に入れて冷蔵庫に置いておきました。

ラーメンのトッピングには最適です。うちの息子は、早速ラーメンを買いに行って煮豚を乗せて食べていましたよ。作ったことがない方は、一度作ってみてください。英語で書いたレシピはこちらです。


上の写真は、茹でた後に少量の醤油とみりんに漬けていますが、下の豚ばら肉で作った煮豚は、茹でる時に醤油を少しだけ足して、茹でた後には醤油に漬けていません。どちらも美味しいです。


さて、一昨日のことなんですが。

晩ご飯の後、うちの夫のお昼ご飯用に蒸した野菜と煮豚を赤い弁当箱(加熱用プラスチック容器)に詰めようと思ったら、煮豚がもう1枚しかなかったので、冷凍してあったのを少し出しました。

翌朝には解凍していますからね、仕事に行く前に弁当箱に好きなだけ入れるようにと夫には言っておきました。夫が仕事に行く時間に私がまだ寝ている可能性がありますから、自分でやってくれるように頼んでおくのです。

蒸した野菜が入った赤い弁当箱は、冷蔵庫のいつも置いておく棚に置き、その下のほぼ空っぽだった棚に煮豚が入った透明容器を置いておきました。透明ですから中に入っている煮豚をスライスしたのがよく見えます。

そして翌朝、私が起きた時には夫はもう朝ご飯を食べ終えていて、仕事に行く準備をしているところでした。冷蔵庫を開けると赤い弁当箱は消えていましたが、煮豚は全く減っていませんでした。

「あれ?煮豚はお弁当箱に入れなかったの?」
「見つからなかった」

見つからなかった?

赤い弁当箱が置いてあった棚のすぐ下の、ほぼ空っぽの棚に置いてあったんですよ。周囲には何も置いていなかったので、見つからないということはないはずでしたが。

グレーっぽく見えるガラスの棚に置かれたグレーっぽい煮豚が入っているグレーっぽく見える容器は、夫の目には見えなかったそうです。

置かれた物と背景の色が似ていると見えにくいということは知っていましたけど、あの煮豚が入った容器が見えなかったと言うのには驚きました。

もう透明の容器を使うのは止めますよ。はっきりと識別できる色で、背景の色とのコントラストがなくては見えないようですからね。

冷蔵庫は夫が物を見つけやすいように、卵でもバターでもヨーグルトでも、置く場所を決めていますし、たくさん入れないようにしているんですけど。これからは、色も大事だと分かりました。


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2026年6月16日

アンタ、痩せたねえ!

うちの夫が一日で一番楽しみにしていることが「仕事から帰って来て、ズボンを脱いでトラックパンツ(ウエストゴムの)に着替えること」だという話を、先日記事に書いたばかりですが。

減量ダイエットは、2月からずっと続けているんです。基本的には、炭水化物の摂取を出来るだけ減らし、たんぱく質をしっかり摂るというダイエットなんですけど、夫はカロリーを気にせずに食べています。

朝ご飯は「目玉焼き2個とコッテージチーズとアボカドを乗せたサワードウパンのトースト」、昼と夜は「肉を焼いたのと蒸した野菜かサラダ」が多いです。減塩も気をつけなくてはいけませんから、軽く味付けして焼いた肉か鮭がメインです。

お肉は、低カロリーの鶏胸肉やささみにして、量もひかえめにすれば体重は減ると思うんですけど、脂身のある豚肉や牛肉のステーキを好みます。鶏肉ならもも肉です。

米を食べたくないと言うんですが、「白米とお汁とおかず」とか「カレーライス」という日もあるんですよ。息子と私は、毎晩「肉を焼いたのと蒸した野菜」なんてイヤですから。そういう日は、夫は白米の代わりに蒸した野菜かパールバーリー(丸いままの加工していない大麦)を食べます。

2月に減量ダイエットを始めた後、順調に体重は減っていたんですけど、クイーンズランドのモートン島で従兄弟がやっている牡蠣の養殖場の手伝いに行った時に食べ過ぎて、リバウンドしてしまいました。体重はあっと言う間に元に戻ったそうです。

その後も、外食する度にダイエットのことを忘れて好きなだけ食べて、甘いデザートまでたらふく食べたりするから、私は料理を頑張る気がしなくなったりもしました。

まあとにかく、リバウンドした後は痩せたようには見えなかったし、体重が減ったとも聞いていなかったんですけど。

昨日、ツールショップに久しぶりにやって来たお客さんに「アンタ、痩せたねえ!」と言われたんだそうですよ。しかも、一日に2人のお客さんから言われたそうなんです。

そう言われて見ると、以前はお腹が臨月の妊婦並みに突き出ていたのに、今は臨月とは言えません。体重は減っていなくても、体脂肪率が減り筋肉が増えているそうなので、お客さんが気がつく程度には細くなったのでしょう。


夫が減量ダイエットを始めた理由は、腎臓を提供した後に体重が激増して高血圧になり、糖尿病の心配があったからです。医者からも指導を受けました。着られる服がないという問題もありましたよ。

服はですね、買おうと思えば買えるんです。7XLの服だって売っているんですから。オンラインショップなら、11XLでも手に入ります。ただし、うちの夫は2XLの服がきつくなって危機感を感じたようです。あの頃は膝も痛くなっていました。

まあとにかく、誰かから「痩せたねえ」と言われるのは、モチベーションを高めるのに役立ちますね。最近体重を測っていなかったと言う夫ですが、久しぶりに測ってみたら、クイーンズランドへ行ってリバウンドする前のレベル近くまで減っていたそうです。

もう4ヶ月半も減量ダイエットをしているんですからね、そろそろウエストがゆるくなってもいい頃です。

お客さんに「痩せたねえ!」と言われたのを励みに頑張って、リバウンドだけは避けてもらいたいです。クイーンズランドでのリバウンドが無かったら、今頃は100キロを切っていたかもしれないんだから。


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2026年6月15日

クラックリング付きローストポーク

昨日の続きです。

私が見た有名シェフのカーティス・ストーンさんの動画というのはこれです。


ストーンさんがこの動画ですすめている焼き方を元に、自分なりに工夫して焼いたローストポークが史上最高の出来で、特に皮が完璧なサクサクのクラックリングになっていたのでびっくりしたわけなんですけど。今日はその焼き方の紹介です。

まずは、長年従って来た義母(うちの夫の母親)の焼き方から。言っちゃあなんですが、経験豊富な義母が焼いても必ずクラックリングになっていない固い部分が出来るんですから、ベストな方法ではないんでしょう。


義母の焼き方

  1. 豚肉はペーパータオルで水気を拭き取り、皮に切れ目を入れ、バターをたっぷり塗って、しっかりと塩をすり込む。(バターを塗ってから塩をするので焼き始めると溶けたバターと一緒に塩が落ちる。)
  2. ローストパン(深型のオーブントレイ)に玉ねぎを敷き、その上に皮を上にして豚肉を乗せる。
  3. オーブンを最高温度(250度)に熱くして、豚肉を入れる。皮が茶色になりブクブクと小さな泡が出来てクラックリングになったら、温度を180度に下げる。(このやり方だと、どうしてもクラックリングにならない部分ができる。)
  4. 中まで火が通るまで焼く。焼くのに要する時間は、合計で肉が2キロなら2時間くらいが目安。(中まで焼けたかどうかの判断が難しい。)

ストーンさんがすすめる焼き方

  1. 豚肉はペーパータオルで水気を拭き取り、半日から1日、あるいは2日くらいラップをせずに冷蔵庫に置いておいて十分に乾燥させる。
  2. 皮に切れ目を入れ(肉を切らないように)、しっかりと全体に塩をすり込む。
  3. ローストパン(深型のオーブントレイ)にラック(金属製の台)を入れて(肉とローストパンの間に隙間を作るため)皮を上にして豚肉を乗せる。
  4. 150度(ファン付きなら130度)の低温のオーブンに入れて、2時間から2時間半くらい焼く。この時アルミフォイルとかを被せないこと。
  5. 肉を取り出して、オーブンの温度を最高温度(250度)に上げる。温度計で肉の中心部分の温度が50度になっていることを確認する。ローストパンに溜まっている油や肉汁を器に移しておくと良い。
  6. 高温になったオーブンに肉を戻し、皮にブクブクと小さな泡が出来てクラックリングになるまで30分くらい焼く。

私なりの工夫

1〜2日もかけて肉を乾燥させるわけには行かなかいので、ペーパータオルで水気を拭き取った後、1時間ほど室温に放置して乾燥させました。大して乾燥していませんでしたけど、それで大丈夫でしたよ。

塩をする時に、乾燥した皮には塩がくっつきませんから、油を薄く塗ってから塩をしました。そうすると切れ目以外の皮の部分にも塩が付きます。そして、低温で焼く時にローストパンには焦げ防止のために半カップほどの水を入れて焼きました。

温度は140度にしました。野菜も一緒に焼いたのでタイミングが難しくて、何度かオーブンのドアを開けました。低温のオーブンに入っていた時間は、2時間ちょっとです。

肉を取り出した後、肉の中心部分の温度を測ったりしていません。そんな特別な温度計など持っていませんから。

温度を最高温度(250度)に上げて焼くのはクラックリングを作るためです。2時間以上も低温で焼いているんですからね、温度を上げて焼いて皮がクラックリングになった頃には火は通っていますよ。40分くらい焼きました。

肉が柔らかくなっていたのは、低温で2時間以上も焼いたせいだと思います。クラックリングになっていない部分が無かったのにはびっくりしましたよ。

出来上がった時、脂まみれのオーブンを見て「もう二度とローストポークなんて作りません!」と宣言した私でしたが、一口食べたら考えは変わりました。あんなに美味しいクラックリング付きのローストポークが作れるのなら、特別の機会にまた作りたいです。

掃除はやはり大変でしたけど、それだけの価値があるローストポークでした。


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2026年6月14日

史上最高の出来だったローストポーク

私にとって、大きなかたまり肉をオーブンで焼くロースト料理は、オーストラリアに来てから知った料理です。義母(うちの夫の母親)がまだ目が見えていた頃には、家族が集まる時のご馳走といえば、いつもロースト料理でした。

使う肉はいろいろで、丸ごとのニワトリやアヒルを使うこともありましたが、牛肉を使ったことはほとんどなくて、最もよく使ったのは豚肉かラム(子羊)肉でした。

ロースト料理って、基本的には肉をオーブンに入れて焼くだけですから難しくはないんですけど、肉の焼き加減や、付け合せの芋や野菜が同じ時に出来上がるように、タイミングを合わせるのは簡単ではありません。

そして、焼くのが難しい肉もあるんですよ。

最も難しいと私が長年思って来たのは、皮と分厚い脂肪層が付いた豚肉です。2〜3キロあるかたまり肉は、ただ火が通るまで焼けばいいわけではないんです。皮を「クラックリング」と呼ばれるサクサクカリカリした煎餅みたいな食感になるように焼くのが難しいのです。

義母のやり方を教えてもらって、それで何度か焼きましたけど、ちゃんと煎餅みたいにカリカリになる部分もあるんですけど、カッチンカッチンになって歯が割れそうな固さになってしまう部分やゴムみたいな食感のままの部分もあって、いつもガッカリするんですよ。

経験豊富な義母が焼いたってそういう部分は出来るので、一概に私が下手だからとは言えないんですけど。

おまけに、豚肉やラム肉を焼くと脂が散ってオーブンが汚れます。掃除が大変なので、私は次第にロースト料理を避けるようになりました。

夫や息子がロースト料理をしたい時には、洗い物や片付けを自分でちゃんとするという同意のもとでやってもらっていますけど、あの2人がオーブン掃除をしたことはありません。

そんな私が、ロースト料理をすることにしたんです。夫の弁当用に、まとめて肉を焼いておきたかったからです。

うちの夫が仕事に持って行く弁当は、基本的に蒸した野菜と焼いた肉なんですけど、大きな肉を焼いたのをスライスして冷凍しておけば弁当作りが楽になると思ったんですよ。

夫がショッピングスクエアに行く用事があった時に、「食べたい肉を買って来て」と頼んだら、3キロ近い豚のかたまり肉を買って来ました。もちろん皮付き、分厚い脂肪層付きでした。

私は一気に緊張しましたよ。上手にクラックリングを作る自信がなかったからです。

そこで、インターネットでクラックリングを失敗しないコツを調べたんです。最初に見たのは、私がいつも買い物をしているColes(コールズ)というスーパーマーケットと提携している有名シェフのカーティス・ストーンさんの動画でした。そして、ストーンさんがすすめる焼き方が、うちの義母の焼き方とは大違いだったんです。

成功したことがない義母直伝の方法をやめて、カーティス・ストーンさんがすすめる方法で焼いてみました。3時間くらいかかりましたよ。オーブンはどんどん脂まみれになるし、オーブンから煙が出て煙探知機がピーピー鳴るし、野菜のタイミングを合わせるのにも手間がかかって大汗をかき、私は辟易してしまいました。

出来上がった時には、「もう二度とローストポークなんて作りません!」と宣言したのですが、うちの夫がそのローストポークを食べながら「美味しいよ!」を何度も繰り返すのです。肉を焼いたのを晩ご飯に出すといつでも「美味しいよ!」と言う人ですが、その時は何度も繰り返し言ったんです。

そこで、肉を食べるつもりは無かった私も一口食べてみました。

「おお、これは…」

目を見開いた私を見て、夫が「でしょ?美味しいでしょ?」と言いました。

うん!これは美味しい!

お肉がとても柔らかくなっていたんです。そして、問題のクラックリングですが、端っこの少し固そうに見えた部分を食べたんですけど、サクサクだったんですよ。その部分がサクサクだったということは、皮は100%完璧なクラックリングになっていたはずです。

これまで食べたどのローストポークよりも美味しかったです。味付けには塩しか使わなかったんですけど、あまりの美味しさにびっくりしました。オーブンの温度を上げている間に取り出した肉汁と脂で作ったソースも美味しかったです。

私はすぐに作り方をメモしました。カーティス・ストーンさんが動画で言っていたやり方を私流に少しアレンジしましたのでね。

「もう二度とローストポークなんて作りません!」と宣言した私ですが、あんなに完璧なクラックリング付きローストポークが作れるのなら、また作りたいと思います。その時には写真を撮って、作り方をウェブサイトに載せようと思っています。

「それまで待てない!」「早く作り方を教えて!」という方のために、明日はどうやって完璧なクラックリング付きローストポークを焼いたかを紹介しますよ。お楽しみに!


写真を撮れば良かったんですけど撮らなかったんですよ。クラックリング付きローストポークというのがどんなものかご存知でない方は、「roast pork with crackling」のキーワードでグーグルしてみてください。


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2026年6月13日

ボクには分かりません

昨日書きました通り、うちの夫は眼科の専門医のところへ行ったんです。半年以上ずっと左目が赤くなっていて痛いのが治らないもんですから。

半年前にこの問題を相談したのは、これまで何年もお世話になっている検眼医で、その医者は左目が赤いのは何かのアレルギーだろうと言いました。そして、痛いのはドライアイの可能性が大きいと言いました。

遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」で目が見えなくなって来ている夫は、まだ視細胞が生き残っている部分を駆使してものを見ていますが、かなり目を酷使していますので、眼精疲労とかドライアイは考えられることです。

2種類の目薬を勧められましたので、言われた通りにアレルギー用とドライアイ用の目薬を購入して使って来ましたけど、赤いのも痛いのも治らないんです。一般医にも相談して、服用している血圧の薬を変えてみたりもしたんですが、良くならないまま半年以上が過ぎました。

義妹(うちの夫の妹)の知人の医者が血圧のせいではないかと言うので気になり始め、専門医を紹介してもらったわけです。ところが、紹介してもらった専門医は8月まで予約でいっぱいだったので、同じクリニックの別の専門医に診てもらったんですけど、若い中国系の医者だったそうです。

中国系というのは問題ではありません。長年お世話になっている検眼医も中国系の女性ですし、私達家族が長年お世話になっているGP(一般開業医)も中国系です。

不安だったのは、経験年数の少ない若い医者というところ。

その若い医者は、2時間もかけていろいろ検査をしたそうですが、最後には「ボクには分かりません」と言ったそうです。

何だそれ!

1か月後にもう一度行くことになっていて、症状が続いているようだったらステロイド薬を処方すると言ったそうですけど、もう半年以上続いているんですよ。

眼球やまぶたの内側などから組織を採取したそうです。その検査結果が分かったら診断がつくんでしょうか。


昨日は仕事でとても嫌なことがあったそうで、ただでもご機嫌は良くなかったらしいんですけど、2時間もかけて検査をして医者が「ボクには分からない」と言ったので、夫は「F***ing useless!」(まったく役に立たない!)と怒っていました。

ドライアイ用の目薬のサンプルを2種類もらって帰りましたので、家には4種類のドライアイ用の目薬がありますよ。目薬を使っても痛みは治まらないんですけどねえ。

夫は頭の左側を下にして横向きで寝る傾向があって、朝起きた時やソファーで昼寝をして目が覚めた時に特に赤くなっていて痛みも強いと言うんですけど。アレルギーやドライアイが原因なら、寝て起きた時がひどいというのはどういうこと?

見た目もアレですが、痛みが続いているのが気の毒です。少なくとももう1か月は、今の状態が続く見込みです。


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