どんどん日が短くなり、うちの夫が出勤する朝の6時過ぎはもう真っ暗です。
夏時間が終われば時計の針を1時間戻すので、朝の6時は5時になりますから暗くても気分的にはマシなんですけど、夏時間が終わるのは今年は4月5日ですからまだまだ先です。
真っ暗と言っても街灯があるのでね、普通に目が見える人なら道を歩くのに困ることはありませんが、薄暗いと物が見えなくなるうちの夫には危険なので、頭にヘッドランプを付け、手には懐中電灯を持っての通勤です。
どのくらい見えなくなっているのか、私には分かりません。でも、時々驚かされる出来事があって、見えていないのだと分かるのです。昨日は、冷凍庫(小型冷蔵庫みたいなやつ)に入れておいたシード入りのパンが見つからないと言うので驚きました。
私が冷凍庫に入れておいたとしか言わなかったのがいけません。冷凍庫のどこに置いたのかを教えておくべきでした。目で見て探さなくてはいけないような状態では、夫には見つけられませんから。
息子が買って来たおやつや娘が持って帰った物で冷凍庫がごちゃごちゃしているのも良くないです。入っている物を減らす必要があります。
そして、物を置く場所を決めておく必要があるんですよ。冷蔵庫もそうです。バターはここ、スライスチーズはここ、卵はここという具合に、必ず決まった場所に置くんです。
ところが、時々決まった場所に戻さない人がいるんですよ。そうなると夫は困ります。必ず決まった場所に戻すように、家族全員が気をつけなくてはいけません。
そう言えば、先日は晩ご飯に作ったスープを鍋から食器に入れるのに、お玉を使わずにスプーン型のレードルを使っていたことがありました。「何でそんなものを使ってるの?」と聞くと、お玉が見つからなかったと言いました。
お玉はそのレードルと同じツールスタンドに入っていたのに見つからなかったと言ったので、それにも驚きました。
目が見えなくなって来ている夫がどういうことに苦労するのかは、暮らしの中で分かって来ますが、たくさんある物の中から何かを見つけるというのが一番難しいようです。
衣類を種類ごとに分けて置く場所を決めるのは誰でもやっていることでしょうが、私は靴下も種類ごとに分類していますよ。引き出しの中に箱を使って分けて入れています。そうしないと履きたい靴下を見つけるのに苦労しますから。
まだ文字が読めていることは驚くべきことなんですが、視野の中心が見えなくなって来ているので、見ようとする物が見えません。最近心配しているのは爪切りです。
切ろうとする爪がよく見えないので、指先の感触を頼りに切っているそうなんですが、自分で切れなくなったらどうするかということです。
私は自分の爪を切るのにも拡大鏡が必要だし、他人の爪を切るというのがちょっとアレで、夫の爪を切ってあげることは出来ません。
ネイルサロンで爪を切ってもらっているオジサンを何度か見かけたので、ネイルサロンで切ってもらえるんだろうと思っていますけどね。
当たり前過ぎて気にもしなかったことでも、最近は「夫に出来るのだろうか」と考えることが増えました。それは日々の小さな出来事がきっかけです。
先日ベッドのシーツを取り替えた時、私は例の問題で出来なかったので夫にやってもらったんですが、シーツを裏表に付けていました。どっちが表側か分からないのですね。
夫は、自分からは見えないとか困っているとは滅多に言いません。気がついたら、その都度対処するしかないです。何とかやっています。
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