2026年5月19日

汚れた食器放置の件の続き

昨日の話の続きです。

日本人にありがちな、「自分で気づいて欲しい」とか「察して欲しい」というのは、期待しても無駄なこととだとよく分かっています。特にうちの夫には、何事も言葉にして言わなくちゃあ伝わらないと痛感させられ続けて来ましたから。

伝え続け、頼み続けて30年以上、どうにもならないこともありますよ。片付けをしないこと、脱いだ服を床に脱ぎ散らかすことは、どうにもなりません。私が片付けるのはもうごめんなので、家の中やガレージが散らかっていても気にしないことにしています。

小さなイライラやモヤモヤも言葉にして伝えますけど、言われた方は気分が良くないですからね、私が何か言うたびに険悪なムードになることが多いです。

でも、昨夜は言いました。

夫と息子と娘の3人が揃って晩ご飯を食べていたので、良い機会でしたから。私が言ったのは、汚れた食器や容器は自分で食器洗い機に入れて欲しいということと、使った調理器具は自分で洗って片付けて欲しいということです。

その2つだけですよ。過渡の要求とは思いません。

息子はすぐに「もう自分で入れた」と言いました。

娘はいろいろと言い返しましたし、昨日はちゃんと使った器具を片付けていたので私に文句を言われる筋合いはないという態度でしたけど、昨日だけではなくいつでもちゃんとやってくれと私は言いました。(こういう会話はこれまでに何度も繰り返して来ているんですよ。)

夫は無言。

目が見えなくなって来ていますから、汚れた食器を食器洗い機に入れていいのかどうか判断できないことがあることは理解していると私も言いました。しかし、自分で入れようともせずに、私がするのが当然という態度で、自分が使った食器も弁当の容器も何もかも放置されると私は腹が立つんですから、そのことを伝えないと解決しません。


洗濯や掃除や料理など、家族のためにやっている仕事はたくさんあります。その中でイライラさせられることはあっても、そんなに腹が立ったりはしませんよ。靴下が裏表になっていても、一度に大量の靴下が洗濯に出ても、それでカーッと頭に血が上ったりはしません。

しかし、理由は分からないんですけど、汚れた食器類や調理道具を放置されると我慢できないほど腹が立つんです。怒りのスイッチが入る感じで。

何度も何度も自分でちゃんとやってくれと頼んで来たのに、繰り返されるこの問題。長年の積もり積もった不満やイライラの記憶と結びついているんですかねえ。

まあとにかく、昨夜ちゃんと言葉にして伝えましたから、しばらくの間は自分でちゃんとやるでしょう。


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2026年5月18日

頭に来る小さなこと

誰かと一緒に暮らしている場合、それはパートナーとか子供とか同居人とかいろいろあるでしょうけど、家事を分担していることが多いと思います。

その分担があまりに自分だけに偏っていると、

腹が立ちませんか?

私は新型コロナの頃から仕事がなくなり専業主婦状態になったので、家事は自分の仕事と割り切ってほとんど全部やって来ましたけど、割り切ってやるにしても腹が立つことがいろいろあるんですよ。

靴下を裏表にして洗濯に出すとか、下着がズボンにからまった状態で出すとか、脱いだ服を床に投げ散らかすから掃除機をかける時にはそういうのを拾って歩かなくちゃあいけないとか、新しいトイレットパーパーに付け替えた時に芯を放置するとか、イラッとすることはいろいろあります。

小さなことばかりですけど、そういうのが積もり積もると大問題になるんですよ。

私が一番頭に来るのは、汚れた食器やお昼ご飯やおやつを詰めて仕事に持って行くプラスチック容器や料理に使った鍋やフライパンやボウルや料理道具を、汚れたまま放置していること。夫も息子も娘も、3人とも毎日のように放置します。

汚れた食器や容器はね、手洗いする必要はないんですよ。大きな食器洗い機がありますから、それに入れりゃあいいんです。それをしないでワークトップの上か流しの中に放置するのです。私が片付けると思っているわけですよ。

夫や息子が仕事から帰って来る頃って、私はキッチンで料理をしているわけですけど、そういう時に汚れたプラスチック容器をワークトップや流しの置いて行くとね、料理のじゃまになるんですよ。

自分で食器洗い機に入れてくださいと、

これまで何度頼んで来たことか!

昨夜はもうとにかく完全に頭に来ちゃって、放置された汚れ物は全部そのまま、フライパンを洗うこともしなかったし、晩ご飯の残りをお弁当に詰めることもしなかった。

今朝も怒りは収まらず、全部放ったらかしておいたら、うちの夫が洗い物をしてから仕事に行きましたけど。私の機嫌が悪いからやったんでしょうから、私の機嫌が直ったらまた同じことを繰り返しますよ。

今夜はまた、家族に伝えなければいけません。汚れた食器を放置するな、使った道具は片付けろと。


夫は目が悪いので、食器洗い機の中に入っているものが汚れているのかキレイなのかが判断できなくて、そのせいで汚れた食器をワークトップに置いていくことがありますが、それは仕方がないですことです。

しかし、流しの中には放置するなと繰り返し頼んでいるのに、しょっちゅう流しの中に入れたままにするのは許せないし、最初っから私がすることと決めつけたように放置されると頭に来るんですよ。

そして、夫が汚れ物を放置すると息子や娘も同じことをするのは許せないの!

裏返しの靴下を直すのも、床に脱ぎ散らかした服を拾って歩くのも、トイレットペーパーの芯をリサイクルごみ箱に入れるのも、誰かの仕事になるべきじゃあないんですよ。各自が気をつければ済むことなんです。


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2026年5月17日

ずぶ濡れの仕事着

私達が住んでいる家の洗濯干し場は、西隣りの家の大きな木々のせいで夏以外はほとんどお日様が当たりません。つまり、夏以外はそこに干しても洗濯物は乾かないのです。

それでも、暖かい日ならもう一息という程度までは乾くので、夕方家の中に干し直すと朝までには確実に乾くわけでして、昨日も私はそう考えたのですよ。昨日は気温が23度まで上がりましたから。

ただし、一日に2回も干すのは面倒ですからね、うちの夫と息子の分厚い仕事着だけを外に干しました。室内干しではなかなか乾かないので。

晩ご飯の支度を始めた時に洗濯物干し場が目に入り、仕事着を外に干していたことを思い出しましたが、ご飯を炊き始めてから入れようと思っていたら忘れてしまいました。

晩ご飯を食べ終えた頃、外はもう真っ暗でしたが、洗濯物を入れるのを忘れていたことに気づきました。ちょうどおトイレに行くところだったので、おトイレを済ませてから入れろうと思ったら、また忘れてしまいました。

なんという記憶力…

夜中に雨が降り始めました。いつものように早朝4時過ぎに目が覚めた時にはザンザン降りでしたが、この時にはもう完全に洗濯物のことなど忘れていました。

朝ご飯のポリッジを食べていたら、シャワーから出てきた夫がいつも洗濯物を干している居間と仕事部屋の境の鴨居のところにやって来て「あれ?」と言いました。

「あれ?仕事のズボンがないなあ。昨日洗濯に出したんだけど」
「仕事のズボン?ちゃんと干したわよ」

あっ!取り込むのを忘れてた!

思い出すのに3秒くらいかかりましたよ。なんという記憶力…

早朝のザンザン降りでずぶ濡れになった仕事着は、とても着ることは出来ません。

ポロシャツとジャケットはいいんです。複数持っていますからね。問題はズボンです。ズボンも複数持っているんですけど、太ってスボンが入らなくなるたびに新しいのを買って来たから複数持っているのでして。

夏に着ていた半ズボンなら入るはずでしたが、寒いので夫は半ズボンを着る気はなかったようで、引き出しから長ズボンを探し出しました。何とか入るのがありましたけど、キツキツでした。

あれは、お腹を圧迫しすぎて苦しいかもしれません。ボタンを外して、ずり落ちないようにベルトで止めて、ジャケットでお腹を隠せばなんとかなるでしょう。

楽に着ることができるズボンを1本しか持っていなかったとは知りませんでしたよ。スペアを持っていないのは問題ですから、買った方がいいと思いますけど、もっと頑張って減量すればズボンはたくさんあります。でもやっぱり買った方がいいです。買うしかないです。


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2026年5月16日

頼りになる「フェア・ワーク」

先月うちの夫が手伝いに行った従兄弟がやっている牡蠣の養殖場ですが、事業を販売する話はまだ結論が出ていないようです。新しい投資の申し出があったとか、いろいろ話は聞いています。

うちの夫が電話で誰かとこの話をしていて、手伝いに行った時のことを話していました。必要ならまた手伝いに行きたいと言っていました。有給休暇だけでなく、ロング・サービス・リーブ(Long Service Leave)も使って、長期間で行ってもいいと話していましたよ。

この「ロング・サービス・リーブ」というのは、日本の皆さんには聞き慣れない言葉だろうと思います。同一雇用主のもとで必要長期間(ヴィクトリア州では10年間)継続勤務した従業員に与えられる2か月ほどの長期有給休暇のことです。

10年になる前に退職した場合でも、7年以上継続勤務していれば一定期間分を賃金として受け取ることも出来るそうです。特別ボーナスというわけです。

継続勤務年数が10年を超えて5年が経過すると、さらに1ヶ月ほどの長期有給休暇が与えられるそうですが、私がロング・サービス・リーブのことを初めて知ったのは、小学校の教師をしていた時でした。

私は日本でも小学校の教師だったんですが、同じ小学校の教師でも労働条件が雲泥の差と言いますか、オーストラリアの先生達は恵まれていると思っていたんですけど、ロング・サービス・リーブというものを使って1学期休んで旅行に行った先生がいたんですよ。その時に初めて知りました。

オーストラリアの労働者は本当に恵まれていると、私は常々思っています。最低賃金は日本とオーストラリアでは倍くらい違いますし、労働時間とか有給休暇についても大きな違いがあります。

今年の1月からツールショップで働き始めたうちの息子は、10月に3週間の日本旅行をする予定ですが、2週間も3週間も仕事を休んで旅行に行くなんて、日本じゃあまず不可能でしょ?

オーストラリアでは、基本的に一年当たり20日の有給休暇と、病気や怪我あるいは家族の介護のための有給休暇が10日、合わせて30日の有給休暇が与えられます。それとは別に、家庭内暴力の被害者には10日の有給休暇が与えられますし、家族休暇(出産育児)はもちろんあります。

基本の有給休暇は、年度内に使わなかった分は翌年度に持ち越すそうですから、ちゃんと消費しないとたまって行きますのでね、うちの夫や息子が勤めるツールショップ会社では有給休暇を消費するようにと社員に奨励しているんですよ。

有給を使って旅行に行くというのは誰もがしていることですから、うちの息子も気兼ねなく旅行が出来るわけです。


ちなみに、オーストラリアではサービス残業とかサービス出勤なんていうのはありえない話です。働かせた時間分の報酬を払っていない雇用者は罰せされますからね。でも、そういうずるいことをやっている会社や経営者はいるんですよ。よく聞くのが飲食店。

オーストラリアの法律をよく知らない外国人学生や移民などを不当に安い報酬で働かせていたとか、残業をさせて報酬を払っていなかったなんてことが当局にバレて、高額な罰金を課せられたとか起訴されたなんていうニュースを聞くことがあるんです。

その当局というのがフェア・ワーク(Fair Work)です。もしもこれをお読みの皆さんの中に、雇用者との間に報酬や有給休暇をめぐるトラブルやハラスメントなどを経験されている方がいらっしゃったら、フェア・ワークに相談すると力になってくれますよ。

ウェブサイトでは労働者の権利について、多言語で説明してあります。日本語もありますよ。フェア・ワークに相談したい方は、自分の母国語で相談できるとも書いてあります。

日本にも、労働基準監督署などの相談機関がありますけど、オーストラリアのフェア・ワークは、明らかに労働者側に立って活動していて、強い法的権限を持っていますから、かなり頼りになるんです。

ずるいことをやっている経営者は、フェア・ワークにバレたらはっきり言っておしまいです。調査員が突然やって来て、記録を調べたり従業員に聞き取り調査を行うなんてことも出来るんだそうで、悪質な経営者は起訴される可能性があります。

未払い賃金を強制的に払わされて、罰金も受けて、起訴までされたら小さい会社はおしまいですよ。

職場の安全に関することで懸念されることがあれば、ヴィクトリア州ならワーク・セーフ(WorkSafe)に相談すると良いでしょう。こちらも強い権限を持った機関です。改善命令を出されて対応を怠ると、業務停止命令が出されたりします。

「フェア・ワーク」も「ワーク・セーフ」も、経営者にとっては怖いところらしいです。


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2026年5月15日

爆弾おにぎりの思い出

「爆弾おにぎり」の定義は、私は良く知らないんですが、我が家では丸いおにぎりを真っ黒になるように海苔で包んだのをそう呼んでいました。


中に具を入れたり混ぜご飯で作ったりしても美味しいでしょうけど、私が作る爆弾おにぎりには何も入っていませんでした。作る時はいつも決まっていて、大量に作る必要があって、何も入っていない塩味だけのが好まれたのですよ。

どういう時に作ったのかと言うと、それはうちの息子が通っていた小学校で、食べ物を持ち寄る機会があった時です。

最初に作ったのは4年生の時です。短期間住んだ日本からメルボルンに帰って来た年でした。その小学校では日本語を教えていたこともあり、私は日本の食べ物を持って行かそうと思いました。

巻き寿司は作るのが大変ですから、小さめのおにぎりを作ることにしたんですが、子供達に受けるかもしれないと思って海苔で包んだ真っ黒の爆弾おにぎりにしたんですよ。

海苔のことを「シーウィード」と呼んで嫌っていたオーストラリア人達が、喜んで寿司ロールを食べるようになった頃でしたから、海苔に拒否反応はないだろうと思ったし、ご飯を塩で握っただけですからね、好き嫌いのある子も食べるだろうと思ったんですけど。

ライスボム(Rice Bombs)と名付けて持たせた爆弾おにぎりは、特に男の子達に大好評でね、あっと言う間に無くなったと息子が言いました。

その後、食べ物を持ち寄る機会があるたびに、息子の友達がライスボムをリクエストするもんですから、私はいつも爆弾おにぎりを作って持たせたんです。

食べ物アレルギーの問題とか衛生問題もありますからね、手作りの食べ物を学校に持ち寄って皆んなで食べるなんてことには問題があるように思いますけど、もう20年も前のことです。今でもこういうことをやっている学校があるかどうかは知りません。


学校全体でやっていたイベントではなくて、クラスの学習活動の一環だったと思います。

担任の先生からの手紙には、食べ物を持ち寄る趣旨と、持って来るのは任意であること、協力していただけると助かりますみたいなことが書いてあるんですが、何も持って来れない子供達は悲しい思いをしますよね。

市販のお菓子を持って来る子も多かったようです。

ちなみに、うちの娘も同じ小学校に通いましたが、娘のために学校に持ち寄る食べ物を準備した記憶がありません。娘も食べ物を持ち寄ったりしたことがあるのか聞いてみましたら、フルーツとチョコレートガナッシュを持って行ったことがあると言いましたよ。

きっと娘のリクエストで作ったんでしょうけど、そんなものを作った記憶はありません。

覚えているのは、息子に持って行かせた爆弾おにぎりのことばかり。何度も作りましたからね。そして、毎回期待されていたわけですから、いつも大好評でした。

どうして突然こんな話を書いているかと言うと、昨日炊飯器に残った少しのご飯をおにぎりにした時に、海苔で包んだら爆弾おにぎりのようになって、それで思い出したのです。

息子にとって爆弾おにぎりを学校に持って行ったことは良い思い出だと思いますけど、当時いろいろとしんどいことが続いていた私にとっても良い思い出の一つです。


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