Wikipediaによりますと、
クラヴ・マガ(英語: Krav Maga、ヘブライ語: קרב מגע)は、20世紀前半、戦火が絶えなかったイスラエルで考案された近接格闘術。一切の無駄を省いたシンプルかつ合理的な格闘術であることから、モサドを始め様々なイスラエル治安機関に採用されることで洗練され、現在、CIAやFBIなど世界中の軍・警察が導入している。一般市民向けには、軍・警察関係者向けに教えられている殺人術は除外する形で、護身術やエクササイズの一環として防御に重点を置いたレッスンが提供されている。
というものです。
うちの娘が、メルボルンにあるクラヴ・マガの学校で、女性専門の「Women’s Self-Defence」という自己防衛術のコースを受けています。レベル1とレベル2のそれぞれ6週間コースを12週間かけてやるのだそうです。
このクラヴ・マガにですね、うちの娘はすっかり夢中なのですよ。
ちなみに、クラヴ・マガ(Krav Maga)の発音ですけど「くらっまがあ」という感じに「があ」のところを強く発音するのが正しいようです。
女性専門の自己防衛術のクラスは毎週土曜日におこなわれていますが、このクラスに毎週欠かさず行っているだけでなく、土曜日以外の夕方行われている一般のトレーニングにも行っているんですよ。
「随分楽しんでいるようだけど、何がそんなに良いの?」と聞いてみたら、最も気に入っているのは「渾身の力を振り絞って相手を倒そうとするところ」なんだそうです。自分の身体が持っている力を出し切って相手に勝とうとすることが、とにかく魅力なんだそうです。
私は、そういう経験はしたことがないです。
いざという時にどれほどの力が出るのかも知りませんし、相手だって渾身の力で攻撃してくるんでしょうから、そういう場面でどうやって反撃するのか、経験したことがないから想像もできません。
ちなみに、先週の自己防衛術のクラスのテーマは「ナイフを持った相手への反撃」だったそうです。怖いですねえ。どうやって反撃するんでしょうか。
自己防衛術は、女性なら習っておくべきなのでしょうが、そうした機会がない人も多いと思います。YouTubeでは、クラヴ・マガに限らず、全ての女性が知っておくべき様々な自己防衛術が紹介されていますよ。
この動画はクラヴ・マガではありませんが、後ろから羽交い締めにされたとか、馬乗りなって首を絞められたとかいう絶体絶命のピンチから逃げる方法というのを教えてくれます。攻撃者が男性の場合、急所を攻撃すれば良いと考える人も多いでしょうが、その危険性も教えています。
攻撃者はアドレナリン全開で、多くの場合アルコールや薬物の影響を受けているので、痛みを感じにくくなっているから、急所への攻撃が失敗に終わる可能性も大きいと。
首を絞められた時に逃げる方法は、単純ですけど知らなかったら考えも付きません。
女性に限らず、自己防衛術というのは、知っておくだけでも役に立つ時があるかもしれません。
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