2023年12月11日

S&Bのカレー粉と手作りソース

私達家族が引っ越してきた家は、ブラックバーン・スクエア(Blackburn Square)というショッピングセンターに歩いても行ける距離にあります。買った物を持って帰るのが大変ですから歩いては行きませんけど。

ショッピングセンターと呼ぶには小さ過ぎるし、ここに入っているのは大手スーパー3店と食品を売る店がほとんどなので、ショッピングを楽しむ場所ではないです。

それでも、必要なものはここで揃うので便利なんですけど、

唯一の例外は日本食品!

最近はマヨネーズでも味噌でも大抵のものはスーパーで手に入りますが、やはりアジア食品店に行かないと手に入らない物がいくつかあります。

ブラックバーン・スクエアにもアジア食品店はあるんですが、その店は半分がお菓子とラーメン売り場なんですよ。

取り扱っている商品のほとんどは中国語が書いてある商品で、わずかに日本語や韓国語が書いてある商品もありますけど、日本食品はほんのわずかしか置いてありません。

S&Bのカレールウは売っていますが、S&Bのカレー粉は売っていないんです。私はここ2週間ほどS&Bのカレー粉を探していたんですよ。

S&Bにこだわらなければカレー粉なんてどこでも簡単に手に入りますが、やはり味が違いますからね。私はS&Bのカレー粉が好きなんです。

リングウッド(Ringwood)の街にあるイーストランドというショッピングセンターに入っているアジア食品店でいつも買っていたんですが、引っ越して来た家からはちょっと遠いんです。

できるだけ家に近いアジア食品店で売っている所を見つけた方が良いと思ったので、いろいろ行ってみたんですけど売っていないんです。

そこで、昨日はミッチャム(Mitcham)という街にある韓国食品店に行きました。ここは日本食材もたくさん取り扱っていましたし、S&Bのカレー粉も見たことがありました。

久しぶりに行ってみると、店内はかなり変わっていて新鮮な野菜もたくさん売っていて品揃えが良くなったなあと思ったら、日本食品売り場が小さくなっていました。

以前はいろいろ売っていたのに、もうほとんど無いと言っても過言ではないです。もちろんS&Bのカレー粉も売っていなかったのでがっかりしました。

もう少しリングウッドの方に行くと、私がいつも米を買っていたアジア食品店があります。どうせここまで来たんだからと思って行ってみたら、日曜日は営業していませんでした。

激しくがっかりし、どうせここまで来たんだからイーストランドまで行こうと思って行ったんです。イーストランドのアジア食品店は必ず売っていますからね。

そうしたら、

車を停める場所がない!

クリスマス前のイーストランドがクレイジーなほど混雑することを忘れていました。しかも昨日は日曜日ですよ。駐車場は遥か向こうの方までびっしりと車が停まっていました。

どうする?あきらめるか?

あきらめられるわけがないです。せっかくここまで来たのに。

というわけで、私は遥か向こうの端っこの方に車を停めて、ショッピングセンター入り口まで延々と歩き、アジア食品店でS&Bのカレー粉を買ったのでございました。

ついでにおたふくのお好み焼きソースも買いましたよ。これも近くのお店では手に入らないので。


我が家の近くのお店では手に入らないのなら、リングウッドの街まで行くことを考えたら「すずらん」という有名な日本食品店まで行くのも距離的に大して変わらないなあと思います。

「すずらん」にはもう何年も行っていませんが、まだ同じ場所で営業し続けているようですから、今度行ってみようかなあ。

20年以上も前、まだヒールズビル(Healesville)という田舎の町の外れに住んでいた頃、当時は普通のスーパーではキッコーマンのしょうゆ以外は何も手に入りませんでしたし、アジア食品店も限られた場所にしか無かったですからね、わざわざ片道2時間近くもかけて「すずらん」まで買いに行っていたんですよ。

味噌とか酢とか海苔、だしの素、マヨネーズ、カレー、そういう基本的なものですけど、他の代替品がない物を一日がかりで買いに行っていたんです。

お寿司を作る酢もね、当時スーパーで手に入ったホワイトビネガーというので作ってみたこともあるんですけど、あれは美味しくなかったです。

今ではスーパーで大抵のものは手に入ります。アジア人の人口が増えたせいだと思いますし、オーストラリア人の食生活が変わったせいもあります。本当に便利になりました。

ところで、お好み焼きソースですが、手に入らなかった頃に作っていたお好み焼きソースのレシピがあります。

この記事をお読みの皆さんの中には、お好み焼きソースが手に入らない所に住んでいらっしゃる方もあるでしょう。

この手作りソースは、どこでも手に入る材料で作れます。市販のソースとは味が違いますけど、このソースでお好み焼きを楽しむことが出来ますよ。


必要な材料は、砂糖、Lea & Perrins のウスターソース、ケチャップ、しょうゆ、コーンスターチ、オイスターソースです。

Lea & Perrins のウスターソースは大抵の国で売っています。オーストラリアではどんな田舎の小さなスーパーでも売っていると思いますが、無かったら手に入るウスターソースでやってみてください。

今思ったけど、日本のとんかつソースに似たBBQソースというのが使えるかもしれません。ちなみにとんかつソースのレシピもありますよ。

いろいろなものが手に入らなかった頃は、工夫して自分で作っていたのですよ。料理を普通以上に頑張るようになったのは、食べたいものが簡単には手に入らなかったせいでしょう。

食べたいものを食べるには自分で作るしかないという環境のせいですよ。

お好み焼きソースもとんかつソースも、切らしている時には今でも作りますけど、この味に慣れたせいか悪くないと思います。とにかく簡単に安く作れますから。


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