私のブログによくコメントをくださるウォンバットさんが、先日文化比較学的見解をご自身のブログに書いておられた。勝手に一部抜粋させていただく。
もうひとつ驚いたこと、これはシャワーに関してですが、何で朝浴びる人が多いんですかね?
仕事して、汗だくだったりするじゃないですか、家に帰ってきたらさっぱりしたいと思うのが日本人でしょ?寝る前には必ず、シャワーなり風呂に入るでしょ?
それがオーストラリア人、夜はシャワー浴びないで、朝出勤前、朝起きたら、浴びる人が多いんです。ってことは、ベッドのシーツはどんなことになってるのさ?
っておもうんです。
枕カバーどうなってるのさ?
ああ...私は耐えてきた。結婚以来、いや結婚以前に1年間一緒に住んでいたからもう20年近くも。
夫は、シャワーを朝浴びる...というか出かける前に浴びる。だから、出かける用事がなければ朝も浴びない。
大工仕事や農場仕事でよほど汚れていれば、そりゃ昼でも夜でもシャワーするけどね。
問題は、暑い日が多くなる季節!
当然汗をかくでしょう?でも、夫はほとんどの場合、風呂にも入らなければシャワーを浴びずにそのまま寝るの。顔も洗わないで。しかも、裸で!
身体を覆っている一日分の汗と脂は、当然シーツにしみ込む!枕カバーにしみ込む!だから、ベッドがすぐに臭くなる。せめて裸で寝るのをやめて欲しいのだけど、暑いからTシャツなど着たくないと言う。それどころか、私にも裸で寝ることをすすめるのだ。「きもちいいよー!」って。
一晩中暑いということはメルボルンではまれなことだから、気温が下がってくると裸で寝ている夫は寒いのだろう。布団に包まるようにして寝ている。だから掛け布団も臭くなる。
枕カバーは簡単に洗濯できるけれども、クイーンサイズのベッドカバーやマットレス・プロテクターやシーツの洗濯は面倒だ。我が家の洗濯機では、他の洗濯物もあることだし3杯分にはなる。
洗うのも面倒だが、これを干すのも取り付けるのも面倒だ。じゃあ、汚れて臭くなっているベッドで我慢して寝るか?臭いのは夫側の半分だけだけど、臭いは半分では止まってくれない。
だから、私は、仕方なく洗濯するわけ。
そして、仕事から帰ってきた夫は、清潔なサラッサラの気持ちの良いベッドに、汗と脂まみれのまま裸で横たわり、「ああ、気持ちがいい!」と声を上げるのよ。
以前、家族で日本に住んでいた時、義母とパートナーのロジャーが来日して我が家に泊まったことがある。ロジャーも夜にシャワーを浴びなかった。むし暑い日本の夏。お布団が臭くなるから寝る前にシャワーして欲しかったけど...。そして、ロジャーも裸で寝る。彼の場合はすっぽんぽんで寝る。日本の小さなマンションで、暑いから部屋のドアも開けっ放しで寝ていて、私は目を覆ったものだった。
文化の違いということで驚かされることはいろいろあるけれども、耐えがたい事の一つだな、これは!(洗剤で洗った食器をすすがないで泡が滴るまま乾かすっていうのは、もっと耐えがたいけど!)
ちなみに、私もオーストラリア生活が長くなり、今ではすっかり朝シャワー派です。でも、寝る前に必ず汗や汚れを落とさずにはいられないから、夜はクイックシャワー。冬場にはシャワーを浴びずに顔だけ洗って寝ることもあるけどね。
まあ、とにかく、清潔好きの私がいなければ、うちの夫は、汗と脂で黒ずみ悪臭を放つベッドで何週間でも寝るのだろうと思う。
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こんにちは。涼しい土曜日です。
返信削除記事を紹介してくれてありがとうございます。
20年耐えてきたヒロコさん偉いです!
とても魅力的な記事でした!!
返信削除また遊びに来ます!!
ありがとうございます。