2025年1月21日

薬のお届けとステーキ

昨日はうちの夫の忘れ物の多さについて書いたんですけど。

一昨日は、ズボンのベルトをし忘れて仕事に行って、息子にベルトを届けさせました。昨日は、朝出かける前にバタバタしたせいか、ランチを入れるバッグにランチを入れ忘れて、バッグだけ持って家を出ていました。気づいた私が玄関から叫んだので間に合ったんですけど。

ちなみに、バッグには着替えのポロシャツが入っていたので、空っぽではなかったんですよ。いくらなんでも、空っぽだったらランチを入れ忘れていることに気づくでしょうからね。

家を出る前にバタバタしたのは、薬が見つからなかったからです。

毎朝4種類(合計7錠)の薬を飲んでいるうちの夫は、薬の飲み忘れ防止のために1週間分の薬を1日分ずつ入れておける「薬ケース」を利用しているんですが、昨日の朝は新たに1週間分をケースに入れていたらしいです。そうしたら、1種類だけ薬が無くなっているから買って来てくれと言ったんです。

「今日の分はあったの?」
「いや、今日の分もなかった」

その薬は抗うつ薬で、私も15年近くも飲み続けた薬です。1日飲まなかったからと言ってすぐにうつ病が再発するわけじゃありませんが、私の場合は1日飲み忘れるとひどい目まいがしたものです。

薬屋が開店したらすぐに買いに行って、夫が勤めるツールショップに薬を届けることにしました。

夫が家を出てしばらくして、ふとダイニングテーブルの横にある黒いテーブルを見ました。お料理の写真撮影に私が使う小さなテーブルですが、最近夫の物置と化しているんですけど、そのテーブルのぐちゃぐちゃの中に見慣れた薬の箱が3つありました。

ここにあるじゃん!

おかしいと思ったんですよ。最近買ったばかりなのに無くなるというのが。物をいろいろな所に置きますからね、しょっちゅう何かが見つからなくて探しているんです。ホントに、なんでこんなに物を忘れたり失くしたりするんでしょうか。


とにかく、薬が見つかりましたのでツールショップに持って行きました。

お店の入口には直径が1メートルくらいある大きな扇風機が置いてあって、ブンブン回っていました。これはですね、外の涼しい空気を店内に入れていたんです。昨年から故障していると聞いていたエアコンは、まだ故障したままだったのですよ。

ここ数日、最高気温が35度くらいの日が続いているんですが、お店の中はさぞ暑いことでしょう。お客さんからは「お店が暑い!」と苦情が出ると言っていましたが、夫が勤めるツールショップは建物が古いので、先日大雨が降った時には滝のような雨漏りがして夫はずぶ濡れになって商品を動かしたそうですが、冬は暖房が効かないから寒くて、夏は冷房が効かないから暑い。

こういうお店で働いて、難しいお客に対応するのも店長の夫だし、苦労が尽きないわけですね。仕事から帰宅して不機嫌な日があるのも当然です。目が見えなくなって来ているのに、頑張って働いてくれてありがたいと思いましたので、昨夜は夫の好きな晩ご飯にしました。

夫の大好物は「肉を焼いたのと蒸し野菜」ですからね、何ヶ月ぶりかでステーキを焼いて、蒸し野菜(味付けなし)とサラダを作りました。ステーキを焼く匂いに興奮していました。

塩コショウしただけのステーキですよ。これに粒マスタードを付けて食べるのが好きなんですけど、「んんん〜んんん〜」と唸りながら目をつぶって食べていました。よっぽど美味しかったんでしょう。

ステーキを食べ終えた夫は、私にお礼を言いました。テーブルを離れる時にもお礼を言いました。油でギトギトになったガスコンロ周りを掃除しながら、私もちゃんと言葉にして夫にお礼を言えば良かったなと思いました。


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2025年1月20日

忘れ物お届け係

うちの夫は昨日の日曜日も仕事だったんですが、日曜日は朝の8時開店ですから7時半頃に家を出ました。勤めているツールショップまで歩いて5分です。

夫が出かけてしばらくして、息子が玄関で靴を履いていました。息子が朝から出かけることは滅多にありません。

「あら、今日はお出かけなの?」
「違う。お父さんがベルトを忘れたから持って来てくれって」
「ベルトって何?ズボンのベルト?」
「うん」

何だそれ!

どこの誰がズボンのベルトをし忘れて仕事に行くか?

そして、それを職場まで持って来てくれと家族に頼むか?

うちの夫があまりにもいろいろ忘れ物をするので、家を出る時には決まり文句「財布・携帯・鍵・メガネ」というのを言うんですけど、最近は「薬は飲んだ?」も言ったりしますけど。

今朝は決まり文句を言わなかったんですが、夫が玄関を出た時にハッと気づいて冷蔵庫を見たら、ランチ用に晩ご飯の残りを詰めたのがありました。

大急ぎで玄関に走って行って外に出たら、まだ夫の姿が見えました。

「ランチを忘れてるよ!」
「あ、そうか…」

ランチを持って行くのに使うバッグは手に持っていましたけどね、バッグにランチは入っていなかったんです。

バッグにランチを入れて、再び玄関から出て行く夫に私は叫びました。

財布・携帯・鍵・メガネ・ベルト!

まったくもうどうなってんの…


夫が忘れ物をするたびに、私はお届け係をさせられていました。

以前住んでいた家から現在勤めているツールショップの店舗までは片道20分の運転でしたけど、メガネや携帯といった無くてはならない物を忘れて行くと仕方がないから届けに行っていたんですよ。

それが頻繁でウンザリさせられたので、朝の決まり文句を言うようになったわけですけど。

今の家からは車で行けば2分もかかりませんから、忘れ物を届けるのも大事ではないんですが、私は忘れ物お届け係だけではなく商品の配達の手伝いもさせられていましたからね。トラックを運転させられて、トレーラーを牽引したりもして、商品を配達していたんですよ。

スタッフが飲むペットボトルの水だとかトイレットペーパーなどの買い物もです。

夫は車の運転が出来なくなっていますので、こういうことを私にさせるわけですが、「また忘れたの?」「なんでお店のスタッフが出来ないの?」と、私は必ず何か言います。頼まれたことを気持ちよくお手伝いしてあげないので、夫は私には頼まなくなりました。

代わりにこういうことをさせられているのは、うちの息子です。

いつも嫌そうな顔をしながらやっていますが、息子はお父さんに文句など言いませんからね、昨日の朝も黙ってベルトを届けに行きました。

「アンタね、お父さんの雑用係をしたくなかったら、この家を出るしかないわよ!」と私は言っているんですけど、息子が家を出たら、また私がさせられるんですよねえ。


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2025年1月19日

最悪の選択とハイキング

最悪の選択とは、

クソ暑い日の炒め物!

昨日の朝は寒くてね、私は厚手のカーディガンを着ていたほどだったんですけど、お天気は快晴で気温はぐんぐん上がり、晩ご飯を作る頃には32度でした。

40度を超えることもあるメルボルンで32度なんて大した暑さではないですけど、何度も書いていますように現在住んでいる家のキッチンは西向きなので恐ろしい暑さになるんですよ。

西日が差し込み始めると、分厚いカーテンを全部締めて、シーリングファン(天井に付いている扇風機)をブンブン回しながら料理をするんですが、暑くなると分かっている日には出来るだけ火を使わない料理にするんですけど。

昨日はハイキングから戻って来たうちの娘がいたので、久しぶりに晩ご飯を4人分作らなきゃあいけなかったのに食材が乏しかった。霜取りを完了したばかりの冷凍庫はまだ空っぽでしたしね。

冷蔵庫にある物を見て、作れそうだったのは炒め物だったんです。

厚揚げがあったので、メインのおかずは「厚揚げとキャベツのごま味噌炒め」にしました。これは美味しいですよ。私のレシピの中でも人気があるレシピです。


厚揚げとキャベツ以外に冷蔵庫にあったのは、ブロッコリ、ナスが1個、紫キャベツ、ニンジン、トマトが2個、ネギ、卵がたくさん、そして牛肉が少し。これで何を作る?

すでに猛烈な暑さになりかけたキッチンで頭も回らず、炒め物を作ることにしたんですよ。つまり、炒め物を2つ作るということです。ガスコンロの前に立ち続けなくてはいけません。

何と愚かな選択だったかと自分を呪いながら炒めましたよ。首のところの髪の毛から汗が滴り落ちました。西向きの窓は分厚いカーテンを閉めていますが、西日で熱くなったカーテンからは熱が伝わって来ますからね、ちょっと野菜を洗う時も顔の前にはヒーターがあるという状況ですし。

家族は扇風機に当たりながら居間でテレビドラマをビンジウォッチングしていました。私一人が、このクソ暑いキッチンでこんな目に遭っているということに、だんだん腹が立って来ました。

しかし、炒め物を2品も作ると決めたのは、この私です。この料理を作ってくれと頼まれたわけでもなく、自分で作ろうと決めたんですから腹を立ててもしようがないんですけど、腹が立ってしようがなかった。

久しぶりに4人で食卓を囲んだのに、一人だけ大汗を流して機嫌が悪い私でした。


ところで、一昨日ハイキングに行ったうちの息子と娘のことなんですけど、やっぱりカセドラル山脈の尾根を歩いたらしいですよ。気温が低めだったとは言え快晴でしたからね、日陰のない山の尾根を歩くのは暑かったようです。


いろいろハプニングがあったそうですよ。

岩山を登っていてポケットに入れていた iPhone を落としたのは息子です。頑丈な手帳型ケースに入れていたおかげで奇跡的に無傷だったそうですが、ずっと一緒に行動していた息子と娘が別行動をしていた時に落としたのです。


息子はすぐに戻って来るはずだったのに、落とした iPhone を拾うために岩山を降りていましたからなかなか戻って来ませんでした。

心配になった娘は電話をしたそうですが、もちろん息子は電話に出ません。

何度電話をしても息子が出ないので心配になった娘は、息子の名前を大声で叫んだそうですよ。最近悪いニュースが続いていましたからね、ハイキング中に行方不明になった人とか、岩山から転落した人とか。

電話にも出ないし名前を叫んでも声が聞こえないということで、娘はちょっとパニックになったらしいですけど、笑い話で済んで良かったです。iPhone も無傷だったし。

5時間もハイキングして持参した水はすぐに無くなってしまったので、喉の乾きに苦しんだそうです。つまり息子は尿路結石の疑いがあるのに水分補給が出来なかったわけですけど、ハイキングを終えて車に戻ったらシートの下にまだ水が半分残ったペットボトルが転がっているのを見つけて二人で歓喜したそうです。

いろいろハプニング満載の楽しいハイキングだったようです。


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2025年1月18日

兄妹二人でハイキング

うちの娘は、心理カウンセラーとして就職することが決まり、現在は正式に臨床心理士として登録されるのを待っている段階なので、はっきり言ってあまりすることがありません。

毎日勉強とアルバイトと研修とクラヴ・マガのトレーニングとで超多忙だった娘は、することがないという現在の状況が耐えられないと言って、誰かを誘ってはどこかに行っていますが、昨日は自分の兄(うちの息子)を誘ってハイキングに行きました。

息子はと言えば、治験に参加しているはずが失格となって帰って来まして、もしかしたら尿路結石が出来ているかもしれないということでGP(一般家庭医)の診察を待っているところなので、妹に誘われて行くことにしたみたいです。

昨日は気温が低めでハイキングには絶好の天気でした。

行ったのは、カセドラル山脈州立公園(Cathedral Range State Park)です。息子は、昨年11月にマウントバッファローにハイキングに行った時に、途中でここに寄り少しハイキングしたと言っていました。これはその時に撮ったカセドラル山の写真。


私が生まれ育った岡山の町にある山くらいの大きさですから、簡単なハイキングコースなんだろうと思っていたら、簡単ではないと息子が言いましたので、二人が出発した後 YouTube で動画を探してみたんです。

カセドラル山脈でのハイキング動画はいくつかありました。例えばこれ。


簡単なハイキングコースではないですね。

最近、ハイキング中に行方不明になった人が2週間ぶりに救助されたとか、ハイカーが岩山から落下して死んだといったニュースが続いているんですけど、ちょっと心配になるような場所ですよ。

11時頃、息子から「カセドラル山脈に今着きました。これからハイキングに行きます」というメッセージが届きました。「楽しんでね!行方不明にはならないでよ!」と返事を送りました。

しばらくして、GPSで居場所がわかる「Find My」アプリで居場所を確認したら、息子はこんなところにいたんです。


山の尾根の上にいるじゃん!

YouTube 動画によると、カセドラル山脈のハイキングでは、岩を登ったり降りたりしなくちゃあいけないようですから、落ちて死ぬようなことは無いとしても、怪我をしたりしませんようにと思っていたんですけど。

無事にハイキングから車に戻ったという連絡があったのは4時前でした。ハイキングに要した時間は5時間でした。

うちの夫がすかさず「水を飲め!」というメッセージを送っていました。

そうですよ。尿路結石排出のためには、しっかり水を飲むことが肝心なんです。水をしっかり飲まずに5時間もハイキングしては、状況を悪化させます。


息子と娘は、昨晩はヒールズビルという町の外れに住む義母の家に泊めてもらったので、今日帰って来ます。兄妹二人で旅行に行ったことは、これが初めてでしょう。

帰って来たら、話を聞くのが今から楽しみです。
 

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2025年1月17日

冷凍庫の霜取り大変記

先日から話題にしている冷凍庫の件ですが。電力会社が点検整備作業をするから停電になると連絡して来たので、それを機に冷凍庫の霜取りをしようと思ったわけなんですけど。

結局、作業は中止になったから停電にはならなかったのですけど、霜取りをするつもりで冷凍庫の中にあった食品の消費に務めたおかげで、夫が買って来ていた超お徳用ミックスベジタブルを除けば冷凍庫は空っぽになりましたので、昨日霜取りをしたんです。

我が家の冷凍庫は、冷蔵庫とは独立した冷凍だけをする縦型冷凍庫で、小さめの冷蔵庫くらいの大きさがあります。その霜取りをするのにヘアドライヤーを使うつもりだと言う私に、夫が言いました。

「ヘアドライヤー?外に持って出てホースで水をかけるのが一番早いよ!」

そういう選択肢を簡単に提案するな!

夫の馬鹿力をもってすれば、あの冷凍庫は台車など無くても家の外に持って出られるでしょうけど。

実を言いますとね、以前住んでいた家ではそうやって霜取りをしていたんですよ。キッチンから玄関前の階段のところまで、台車を使えば馬鹿力は無くても出せましたからね。

しかし、今住んでいる家ではそう簡単には行かないんです。冷凍庫は狭い洗濯室に置いてあるので、外に出すためには邪魔になる物をいろいろ動かさなくてはいけません。

だから、冷凍庫は動かさずに、ヘアドライヤーで霜を溶かして拭き取ることにしたのですけど、

私の考えは甘かったのだった!

まず、最大の問題はガチガチに凍り付いている霜の量が半端じゃなかったことです。奥の方は5センチくらいある分厚い氷になっていましたからね、霜取りなんて呼べるレベルじゃあないわけです。ヘアドライヤーなんかじゃ氷の塊は簡単には溶けないんですよ。

仕方がないので、自然に溶けるのを待つことにしましたが、庫内の温度を上げるために時々ヘアドライヤーを使いました。すぐにポタポタと水が滴り落ち始めました。

それをバスタオルで受け止めたのが、大失敗でしたね。水をたっぷり吸ったバスタオルを手で絞るなんていうのは不可能なんですよ。

何枚もバスタオルを持っていれば、ベチャベチャになったら別の乾いたのを使うという手もありますが、絞って繰り返し使おうと思った私は甘かったです。

ハンドタオルでやった方が良いです。ハンドタオルだとすぐにベチョベチョになりますけど、簡単に絞れますから繰り返し使えます。

バスタオルは、冷凍庫の前に水や氷が飛び散って濡れるのを防ぐのに敷きました。

落ちてくる氷の塊は、ボウルに集めてシンクに流しました。氷が柔らかくなって来てからは、棒でつついて落としましたが、量がすごかったですよ。下の写真は落ちてきた氷の一部です。


朝のうちに作業を始めて、終わったのはお昼頃でした。大変だったけど、いい運動になりました。



冷凍庫を外に持って出てホースで水をかける方法は、遥かに簡単だし楽だし早く終わりますから、次回はうちの夫が家にいる時にやってもらおうと思います。

夫はねえ、冷凍庫を動かしてくれたことはあるし、ホースで水をかけてくれたこともありますけど、乾いたタオルで水を拭き取ったり、ホースを片付けたり使ったタオルを洗濯機に入れたり、最後まで全部やったことは一度も無いですから。

目がよく見えませんので、私の手伝いなしでは出来ないだろうとは思いますけど、馬鹿力は健在ですからね。オススメの方法でやってもらいますよ。


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2025年1月16日

ヘリコプターと電力会社に大迷惑

昨日の私はゾンビみたいでした。夜中の2時半に目が覚めた後、眠れなかったからです。

2時半までは眠れたわけじゃあなくて、少し眠った後すぐに目が覚めて、1時頃まで起きていたんですから、合計睡眠時間は3時間ほどでした。最近は、ある程度は眠れていたんですけどねえ。

せっかく眠っているのに目が覚めてしまう最大の原因は、

ヘリコプターです!

夜中に警察のヘリコプターが飛ぶことが良くあるんですよ。旋回しているし、結構低いところを飛んでいるから音が大きいんです。何か事件が起きているから飛んでいるわけで、夜中でも働いていらっしゃる皆さんのことを考えると文句なんか言えませんけど。

昨夜は、何度も目が覚めながらも何とか眠ったんですが、朝4時18分に目が覚めてしまいました。ヘリコプターの爆音で。旋回するんじゃあなくて一方向に飛んで行きましたから、救急のヘリコプターかもしれません。

面白い夢を見ていたので、あのまま眠っていたら5時頃までは眠れたかもしれないのに、もったいなかったです。

山の中の家に住んでいた時には、クッカバーラ(日本名はワライカワセミ)が空が白み始める早朝に「ウワーハッハハハハ」とけたたましい鳴き声を上げるから、それで目が覚めていましたが。

街に住むとヘリコプターですよ。毎朝ではないので、クッカバーラよりはマシですけど。


ところで、火曜日の停電の件なんですが。

私達が住んでいるエリアで計画停電が予定されていたんです。1ヶ月ほど前に電力会社からお知らせが届いて、点検整備作業のために朝の8時から午後4時の間に停電が発生するということだったんです。

停電がどのくらい長いのか分かりませんから、もしも長かったら冷凍庫の中の物が解けますからね、私は停電に備えて来たんです。「停電とお徳用ミックスベジタブル」にも書きましたけど。

急に停電になったら困るので、この日はコンピューターも8時過ぎには切りましたが、いつまで経っても停電にはなりません。

11時頃になって急遽うちの夫を以前住んでいた家に連れて行かなくてはいけなくなり、1時間ほど出かけました。

帰って来たのが12時頃。その後も一向に停電にはなりません。

もしかしたら出かけていた1時間の間に停電になって、点検整備作業は終わっちゃったのかもしれないと思ったりもしましたが、結局停電にはなりませんでした。

そして、5時頃のことです。その日は早く家に帰って昼寝をしていた夫が起きて来て言いました。

「今日の電気の作業は中止になったって。日を改めてやりますって」
「何それ?電力会社からメッセージが来たの?」
「そう」
「そのメッセージ何時に送って来た?」
「ええっと…3時」

遅すぎる!

作業中止は3時に決まったわけじゃあないでしょう?なんでもっと早く連絡して来ないの?

夫が勤めるツールショップでは、停電してコンピューター機器が使えなくなると仕事になりませんし、店内の照明が無いと営業不可能ですからね、前日から発電機やランプを準備して、今か今かと停電に備えたそうですよ。

3時なんかに作業中止の連絡をして来るなよ!


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2025年1月15日

二人暮らしは1日で終わり

月曜日から治験に参加していたうちの息子が、火曜日に帰って来ました。

治験直前の検査で、血液中の「電解質」の濃度が低いことが分かり、追加の検査をしたら問題が見つかって失格になったのだそうです。

「電解質」とは、理科の授業で聞いたことがある言葉ですけど、水に溶けると電気を通す物質のことです。

主な電解質には、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどがあります。重要な栄養素で「ミネラル」と呼ばれるものですね。人間の体液(細胞内液や血液)には、こうした電解質が含まれているんです。

電解質は水に溶けると陽イオンと陰イオンに分かれます。この陽イオンと陰イオンのバランスによって、血管、細胞、神経、筋肉などの動きを調節しているんだそうです。

身体の働きに重要な役割を果たしていますので、少な過ぎても多過ぎてもいけませんが、うちの息子は血液中の電解質が少なかったそうなんですよ。

それで追加の検査をしたところ、尿に血液や結晶が混じっていることが分かったそうです。肉眼では分からないレベルですが。

原因はいろいろ考えられるそうですけど、治験に参加するには不適格と判断されたそうです。医者からは、GP(一般家庭医)に相談して検査を受けて、原因を明らかにした方が良いと勧められたそうです。

これを聞いてピンと来たのがうちの夫ですよ。

ちょうど息子と同じ年齢の時に、うちの夫は尿路結石でひどい目に遭っているんです。尿に血液と結晶が混じっているということは、結石が出来ている可能性が大きいと夫は言うのです。

夫が言うには、尿路結石の痛みは出産の痛みよりも痛いそうですよ。夫は出産の痛みを経験していませんけどね。

それでもまあ、あの時は、

のたうち回りましたからね!

夜遅くなってからの突然の激痛で、ギャオギャオ叫んで床をのたうち回り、私はパジャマを着替える間もなく大急ぎで病院に連れて行ったんですよ。

翌日に尿と一緒に排出された石は、小豆くらいの大きさの金平糖のような形をした石でしたが、こんな小さな石のせいであんなに痛かったのかと驚いたのでございます。

あれから30年近くが経ち、一度も再発していません。それは本人が気を付けているからだそうです。あの時痛かったお腹の辺りにわずかでも違和感を感じたら、とにかくたっぷり水を飲むようにしているんだそうですよ。

この治験の報酬で日本に旅行に行くつもりだった息子は、当然がっかりしていますけど、尿に血液と結晶が混じっている原因が分かって、治療が必要なら治療をして、問題が解決したら別の治験に応募するそうです。


前回の治験参加時には肝臓に問題が見つかって、いろいろ検査をした結果、「ヘモクロマトーシス」という肝臓などに鉄が過剰に蓄積される先天性の病気の遺伝子をうちの夫から受け継いでいることが分かりましたし、今回は尿路結石のリスクに気づけたかもしれませんしね。

もちろん別の病気かもしれませんが、この治験に参加していなかったらどちらも気が付かないままになっていたと思いますから、参加して良かったですよ。

ところで、今回の治験に参加した人で、息子のように治験直前の検査で失格になった人は数人いたそうです。そのうちの一人は、南オーストラリア州のアデレードからバスで12時間もかけて来ていたそうです。

別の治験では、はるばるクイーンズランド州から飛行機でやって来て、直前の検査で失格になった人もいたそうです。その人は納得せず、帰ることを拒否して病院で騒いだので、警察が出動したそうですよ。

2日間分の報酬はもらえるので、飛行機で来ていても赤字にはならないはずですが、よほどがっかりしたんでしょうね。

息子は、病院から1時間もかからない所に住んでいるので、失格になったらすぐに家に帰れますけど、遠くから来ている人達は大変です。

尿に血液と結晶が混じっている原因が悪い病気ではないことを祈ります。尿路結石だとしたら、夫のアドバイスに従ってしっかり水を飲むことです。


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2025年1月14日

停電とお徳用ミックスベジタブル

今日は計画停電が予定されています。

1ヶ月ほど前、郵便受けに停電のお知らせが入っていたんです。1月14日火曜日の午前8時から午後4時まで、このエリアの点検整備作業をするので停電しますから、ご理解の程よろしくお願いいたしますという内容でした。

早速カレンダーに書き込んで、停電に備えて来ました。真夏の停電で一番困るのは冷凍庫ですからね、冷凍食品を買わないようにして来たんです。

我が家の冷凍庫は、冷蔵庫とは独立した冷凍だけのやつで、小さめの冷蔵庫くらいの大きさがあります。キッチンには置く場所がないので洗濯室に置いてあるので大変不便なんですけど。

引っ越し以来1年以上が経ち、冷凍庫の中は霜が分厚くなってガチガチになっていますから、停電を機にいったん空っぽにして霜取りをしようと思っていました。

ですから、冷凍食品を買わないようにするだけでなく、冷凍庫に入っているものを停電の日までに消費しようと晩ご飯作りに使って来たんですけど、今日になってもまだ使い切れていないものがあるんですよ。

うちの夫がランチに持って行くと言って買って来た、

超お徳用冷凍ミックスベジタブル2キロ入り!

これが2袋もあったのだった!


なんでこういうのを買って来るんですかねえ。スーパーは家から近いので、無くなりかけてから次のを買えばいいんだし、最近は晩ご飯の残りを持って行ったり他のスタッフと食べに行ったりしているから、ランチにミックスベジタブルを持って行かないんですよ。

夫は減量のために、以前はダイエットシェイクをランチに飲んでいました。これは大変高くつくしお腹が空くし効果があまり無かったので、冷凍ミックスベジタブルを持って行くようになったんです。これをチンして食べるわけです。ゆで卵と一緒に。

私は、冷凍ミックスベジタブルを料理に使うことはありませんから買いません。あれに入っているニンジンは不味いですよ。

しかし、停電までに使わないといけないので、エビの炊き込みご飯に入れたりカレーに入れたり炒め物にしたりといろいろ使って来ましたが、まだ1キロ近く残っている。

もう知らん!


何でもたくさん買う方が割安だと言ってまとめ買いをする傾向がある夫は、これまでに度を超えたまとめ買いをしてお金を無駄にして来ましたが、ホントに困ります。

私と一緒に買いに行くと、ああだこうだと言われるから一人で行って買って来るんですよ。最近は体重問題が深刻なので、巨大なかたまり肉を買って来たりはしていないですけど、冷凍ミックスベジタブルの巨大袋を買って来るわけ。

停電を機に霜取りをする予定でしたが、ミックスベジタブルがまだ使い切れていないので困っていると私が言ったら、夫は「霜取りはしなくてもいいでしょ?停電してもドアを開けないでおけば大丈夫だよ」と言いました。

停電すると中の物が解けるから「冷凍食品を買うな」「停電までに使え」と言ったのは誰だ?

冷凍庫内の製氷皿を置く棚は、ガチガチになった分厚い霜でスペースが無くなっていますから、やっぱり霜取りはしなくちゃあいけません。こりゃあもう今日も明日もミックスベジタブル料理ですよ。

そして、ミックスベジタブルを消費し終えて霜取りが完了したあかつきには、夫は再び「超お徳用冷凍ミックスベジタブル2キロ入り」を買って来るに決まっています。


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2025年1月13日

秋を感じる朝と二人暮らし

うちの夫の目覚ましが鳴るのは朝5時半ですが、私はいつも4時頃には目が覚めます。もう一眠り出来る時もあるけど、いずれにしても夫が起きると私も起きます。

その頃には、カーテンの外はすでに明るかったんですけどね、最近「あれ?雨降ってるの?」と思う暗さなんです。天気は快晴で暑くなるような日でも暗いということは、日が短くなって来たということですよね。

今はまだ真夏です。夏時間で時計の針を1時間進めていますから、夜は9時頃でもまだ明るかったのに、最近はもう薄暗いです。

朝夕に秋を感じ始めた今日この頃です。

日が短くなって来ると、どういうわけかメランコリックな気分になりますよね。特に理由など無いんですが、不思議です。


今朝は、うちの息子を駅まで送って行きました。今日からクリニカル・トライアル(治験)のボランティアとして2週間入院します。

2週間もベッドに寝転んで過ごすのは退屈でしょうが、これも仕事だと思えば耐えられるでしょう。1時間寝転んでいれば何十ドルかの報酬ですからね。こんな楽な仕事は無いですよ。

実際には、ずっとベッドで寝転んで過ごすわけではなくて、ソファやワークデスクのあるラウンジもあるので、身体を動かすことは出来るんだそうです。息子はスケッチブックを持って行きましたから、絵を描くつもりなんでしょう。

9日間治験の薬を飲んでデータを集めるための検査をするんだそうです。最後の3日間は薬を飲まず、体内の薬のレベルがどのように減って行くかを調べるそうです。

治験終了後数日してから、さらに体内の薬のレベルがどうなっているかを調べるために病院に行って検査をするそうです。

息子が家にいない2週間は夫と私の二人暮らしになるわけですが、2週間も二人だけというのは初めてです。いずれはこういう暮らしになると分かっていましたが、どうなるでしょうか。

夫は家にいる時には、いつもオーディオブックを聞いているかロシア語の勉強をしていますから、話をすることは少ないです。二人暮らしになっても普段と変わらず、ほとんど喋らない暮らしになるんじゃあないかと思いますよ。


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2025年1月12日

もしも結婚式の前日に

うちの夫の父親が売りに出して長い間売れなかった家のことは、このブログでも度々話題にしましたが、私達が家を引っ越したために置き場がなくなったトラクター型草刈機や大きな道具をそこに置いていました。

家が売れたので置いていた道具は義母が住む牧場に持って行ったんですけど、トレーラーの屋根の部分だけがまだ置きっ放しになっているんです。

昨日は義弟(夫の弟)にジープでトレーラーを牽引してもらって取りに行く予定になっていたんですが、義弟に急な仕事が入ったので行けなくなりました。

急な仕事というのはウェディングの写真撮影です。義弟はウェディングを専門とするフォトグラファーなんです。

近頃のウェディング写真というのは、結婚式の写真を撮るだけではなく、思い出のための様々な写真を撮りますよね。フォトグラファーは、いつどこでどのような写真を撮るかをお客様と相談してあらかじめ決めますから、急に撮影の仕事が入るというのはおかしな話でしょ?

義弟はウェディング・フォトグラファーとしてある程度知名度が上がったので仕事量が増え、とても一人では全部出来ない状況になったので、写真編集の仕事を専門のスタッフにやってもらようになったんです。

同じ悩みを持つフォトグラファーが大勢いたらしくて、写真編集をアウトソース出来るビジネスを立ち上げたらそれが成長し、撮影の仕事もチームで行うようになり、今では義弟はビジネスの運営に専念しているので、実際に結婚式に行って写真を撮ることはほとんど無くなっていたんですよ。

ところが、昨日撮影に行く予定だった一人のフォトグラファーが、ウェディング前日に脳動脈瘤で倒れて病院に運ばれたんですって。

皆さんね、自分の結婚式前日にフォトグラファーが脳動脈瘤で入院したと考えてご覧なさい。これは一大事ですよ。

ウェディングは、時間と費用をかけて準備する一生に一度の特別なイベントじゃあないでか?それを記録してもらうはずのフォトグラファーが、来れなくなったらどうしますか?

しかし、義弟のところはチームでやっているから対応出来たんです。

撮影に関することはお客様との話し合いで全て決まっていますからね、急遽代わりに行くことになった義弟も、何時にどこに行ってどういう写真を撮ればいいのかが分かっていたので、突然のピンチヒッターも務められたというわけです。

義弟が住むヤラバレーという地域には、おしゃれなワイナリーやレストランがたくさんあって、ウェディングの場所としてはとても人気があるんですよ。ヤラバレーでの結婚式をお考えの皆さん、フォトグラファーをお探しの方は「Rick Liston + Co」をぜひご一考ください。


この義弟のリックですが、うちの夫が高校生の時に生まれたんです。父親が出産に立ち会いたくないと言うので、高校生だった夫が立ち会って生まれたんですよ。歳が離れているせいか、夫にとっては特別に大事な弟です。

私が初めて会った時には小学校3年生でした。当時はリッキーと呼ばれていました。

リッキーは、私が勤めていた小学校に通っていましたから、リッキーが学校で具合が悪くなった時には、母親に頼まれて私がお昼休みに家に連れて帰ったりしましたよ。ヘアカットに連れて行ったり、晩ご飯を作って食べさせたり。私達家族と一緒に住んでいた時期もあるんです。

そのリッキーがフォトグラファーとして活躍しているのを見るのは、親子ほど歳の離れた義姉の私にとっても嬉しいことです。


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2025年1月11日

人間モルモット再び

今朝6時頃に起きてキッチンでコーヒーを淹れていたら、西向きの窓の外の木の枝の間から、熱気球が2つ見えました。あの方向だとメルボルン上空を飛んでいたと思います。

熱気球はどんどん南に動いていました。コーヒーを持ってデスクのある部屋に行ったら、南側の道路向かいの家の向こうに熱気球が5つも見えました。


今朝も雲一つない快晴ですから、熱気球に乗っていた皆さんはきれいな景色を楽しんだことでしょう。私も一度は乗ってみたいです。

さて、今日の我が家のニュースは、うちの息子のことです。

ここ数年間見たことがなかったほどウキウキしていて、いろいろ前向きになっているんです。昨日はショッピングセンターに買い物にも行って、ユニクロで買ったという新しいTシャツを見せてくれましたよ。おどろおどろしい妖怪の浮世絵がプリントされたTシャツでした。

「気持ち悪い!なんでそんなのを買うの?」と私が言うと、「いいの!オレはこういうのが好きなの!」とニコニコしていました。

持って行くものリストをチェックしながらスーツケースを詰めていました。

まるで旅行に行くみたいですけど、違うんです。行き先はメルボルンの病院なんです。治験ボランティアに採用されたので張り切っているんですよ。

今から5年ほど前に「人間モルモット進行中」という記事を書いていますけど、あの時が最初の治験ボランティアでした。

治験のボランティアは高額な報酬がもらえる場合もあるので、無職あるいは低所得の若者には「魅力的なアルバイト」らしいのです。旅行ばかりしていて安定した収入がなかった義弟(うちの夫の弟)は、これでお金を稼いでいました。

過去には死者が出た治験もありましたしね、副作用とかの問題もありますから「ちょっと怖いアルバイト」ではあるんですけど、まだ就職活動をするところまでメンタルが回復していない息子にとっては、この治験ボランティアの報酬で日本に旅行出来ると分かって前向きになっているんです。

再び治験ボランティアをしようと思ったのは、その治験会社から電話がかかってきたことがきっかけだったそうです。ある治験のボランティアがなかなか見つからないから、以前参加したことがある人達に「やってみませんか?」と電話をしていたようです。

報酬は100万円以上でした。どうしてそんなに高額かというと、リスクが大きいからではなく、条件がたくさんあったからです。治験後1年間はメルボルンから出てはいけないという条件は、ボランティアが見つからない一番の原因だったと思います。

息子は費用さえ準備出来たらすぐにでも日本へ旅行したかったので、残念ながら断ったのですけど、別の治験を勧められたのですよ。その治験も報酬はかなり高額でした。

治験後のフォローアップ検査の回数も少なかったのに報酬が高額だったのは、2週間も入院しなければならなかったことと、この治験も条件がたくさんあったからでした。

いかなる薬も飲んでいないという条件は当然ですが、それ以外にあれを食べてはいけない、これを飲んではいけない、これをしてはいけない(運動を含む)などたくさん条件がありました。

事前検査もありましたし、息子は肝臓の病気である「ヘモクロマトーシス」という肝臓などに鉄が過剰に蓄積される先天性の病気の遺伝子を受け継いでいるので、その遺伝子の種類を調べる必要もあったりして、この治験に採用されるかどうかは簡単には決まらなかったんですよ。

採用の知らせが来た時には、これで日本に行けると分かったので息子は大喜びでした。私に言わせると、治験のボランティアというのは「人間モルモット」になることですから嬉しくもなんともないんですけど、メンタルヘルス改善の良いきっかけになる可能性があるので、黙って見守っています。

今回の治験は、システィック・ファイブローシス(Cystic Fibrosis)という難病の治療薬に関するものです。この病気は、日本では嚢胞性線維症(のうほうせいせんいしょう)と呼ばれるそうです。

分泌腺が異常に粘り気の強い分泌物を生産し、その分泌物が肺などの臓器の働きを妨げる疾患だそうです。遺伝子変異を親から引き継ぐことで発生します。

この治験はすでに何回か行われていて、安全であることは証明済みだということなので心配はしていません。月曜日から2週間入院します。

息子にとっては、この治験イコール日本旅行ですからね、ワクワクするのも分かります。報酬がもらえたらすぐに日本に行きたいそうですから、問題なく治験が終わることを祈ります。


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2025年1月10日

心から信頼できる真の友人

うちの夫が勤めるツールショップの同僚Cさんは、今の夫にとって最も親しい友人と呼べる人だそうです。

Cさんは「末日聖徒イエス・キリスト教会」の信者です。「モルモン教」と通称されている教会です。一方うちの夫はエイシエスト(無神論者)です。

夫とCさんは宗教についても本音で話をするそうです。異なる価値観を持っていても、お互いの考えを尊重し合っているし、基本的には人間としてお互いに好感をもっているから強い友情が育ったのでしょう。

Cさんは、夫が以前勤めていた店舗から転勤して来た現在勤めている店舗のスタッフでした。はっきり言って、ツールショップで働くには職歴も頭脳も優秀過ぎる方ですが、お父さんが認知症で介護施設に入所した頃にお母さんに脳のがんが見つかり、ご両親の世話をするために家から近くて勤務時間が短くて済むツールショップに転職されたんです。

Cさんは離婚していて現在は独身ですが、パートナーはいらっしゃいます。お母さんに脳のがんが見つかった後、自分の家は借家にして、実家でお母さんと二人暮らしをされて来ました。

ツールショップに転勤して来たうちの夫と親しくなり、うちの夫が目の病気で車の運転が出来なくなっていることを知ると、毎朝のように我が家まで夫を迎えに来て車に乗せてくださるようになりました。

Cさんの家からは随分遠回りをしなくてはいけないし、20分くらい早めに家を出ないといけなかったでしょうけど。送り迎えをしなくて済むようになった私は助かったんです。

一昨年の引っ越しの時には、何度も手伝いに来てくださいました。

Cさんは、介護施設に入っていたお父さんに毎週2〜3回会いに行っていたそうです。土曜日にはお母さんも一緒に決まったレストランで3人で食事をして、日曜日には一緒に教会に行く、そういう暮らしを続けて来たそうです。

しかし、お父さんは認知症が悪化して、昨年お亡くなりになりました。血栓による下肢の壊死や腎臓が機能しなくなったことなどで、大変ひどい人生の終わり方をされたんですけど。

脳のがんが見つかったお母さんは、認知症の症状が出始めて日常の活動が徐々に出来なくなっていると聞いていましたが、お会いして話をすると認知症とは思えないほど頭脳明晰な方でした。

最後にお会いしたのは、お父さんのお葬式の時です。弔事というか思い出話をされたんですが、聡明さに溢れた素晴らしいスピーチだったんですよ。

あれから半年が過ぎて、お母さんの状態が悪化したそうです。

日常の活動が困難になってからは、お料理も洗濯も家事は全てCさんがやって来たわけですけど、日中はCさんが仕事に出ているのでお母さんは家で一人になります。

ピアニストだったというお母さんは、好きなピアノを弾いたり(家にグランドピアノがあるんですよ!)読書をしたりして一人で過ごしておられたんですが、先日Cさんが仕事から帰宅したらお母さんは居間の床に寝転んでいたんですって。

「そんなところで何をしているの?」と聞いたら、「お昼頃に転んでしまって起き上がれなかった」とおっしゃったそうです。お昼頃から夕方までずっとそこに寝転んだまま動けなかったと。

そして先日は、外に出て家の近くを散歩していたら家に帰れなくなったそうなんです。何十年も住んでいる家の近所で道で迷ったのです。

これをきっかけに、Cさんはお母さんに施設に入ってもらうことを考えなくてはならなくなりました。そして来週、お母さんの世話から1週間の休みを取ると決めました。その間、お母さんは介護施設にトライアル入所をするんだそうです。

その施設が気に入ったら、お母さんはその施設で暮らすことになるそうです。きっとその施設にはピアノがあるんでしょう。不思議なことですが、認知症が進んでいろいろなことを忘れても、ピアノは弾けるんだそうです。

急激に認知症が悪化しているそうですから施設に入った方が賢明だし、それ以外に選択肢は無いと分かっていますが、Cさんにとってご両親は本当に大事な人達なので、お父さんがお亡くなりになった半年後にお母さんが施設に入るということはCさんにはつらいことです。

昨日のお昼休み、ランチを一緒に食べに行こうとCさんがうちの夫を誘ったそうです。そして、一緒にランチを食べながら最近のいろいろな出来事をうちの夫に話したそうですよ。

教会の仲間やパートナーの方のサポートはあるんでしょうけど、こういう時に本当に力になってくれるのが親友ですよね。

Cさんとうちの夫は、心から信頼し合っている真の友人です。お互いを尊敬し、お互いを気にかけ、本音で話し合える間柄です。こういう人に仕事場で巡り合ったのは、幸運なことですよ。


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2025年1月9日

イチジクの直撃

昨日は、うちの娘に誘われてフルーツピッキング(果物狩り)に行って来ました。

天気は快晴で予想最高気温が32度でしたからね、そういう暑い日にフルーツピッキングなんて行きたくないと最初は思ったんですけど、「今年も出来るだけたくさん楽しいことをする」という新年の抱負を立てましたし、せっかく娘が誘ってくれたので行くことにしました。

誘ってはくれたけど、料金は自分で払ってくれと言われましたけど。

娘はお昼頃に行きたかったようですが、それでは暑くなり過ぎると思いましたので朝一番早い9時のツアーにしたかったのですが、娘が早起きをしたくないと言うもんですから、お互いに妥協して10時のツアーにしたんですけど、それでも暑かったですよ。

行ったのはレイナーズ・オーチャード(Rayner's Orchard)という農園で、ウーリ・ヤロック(Woori Yallock)というところにありました。私達が住んでいる家からは1時間ちょっとかかりました。

農園には450種類の果物が植えてあるそうですが、現在収穫できるのは桃、ネクタリン、アンズ、プラム、イチジクだけでした。私はイチゴなどのベリー類とかサクランボを期待していたんですけど、シーズンが終わっていました。


ちなみに、ハロウィーンのシャツが好き過ぎて一年中着ているのはうちの娘です。暑いのに日焼け防止の腕カバーを付けています。

農園は広いので、ガイドの方(下の写真)が運転するトラクターが引っ張る乗り物に乗って回るんですけど、収穫可能な木の前に止まってフルーツの説明やどういう実を選んだら良いかとかいろいろ教えてくれますから、アドバイスに従って実を取ります。


いくらでも好きなだけ自分で木からもぎ取って食べていいんですけどね、一般的な日本人にはちょっと抵抗があると思いますよ。木からもぎ取ったばかりの桃を、洗いもせず、皮もむかずにかぶりついて食べるんですから。

以前の私には出来なかったけど、今では桃の皮をむいたりしません。

私は上の前歯2本を7千ドル以上かけて治療してもらって歯冠をつけていますから、「これが取れたり折れたりしたらもうオシマイだ…」とヒヤヒヤしながら食べました。


気に入った果物は好きなだけ取って、もらった袋に入れて持って帰れるんですけど、持って帰る果物は1キロあたり7ドル払わなくちゃあいけません。これが問題でした。

ツアー料金は大人1人当たり40ドル(正確には39ドル90セント)を払っているんですよ。でも、その代金には持ち帰るフルーツ代は全く含まれていないのです。1キロまでは含まれていて、それを超えたら追加の代金を払うとかなら良かったのに。

桃やネクタリンは今が旬なのでね、お店で買うと1キロあたり4ドルくらいです。1キロ7ドルはお店で買う2倍近い値段なんですよ。だから、たくさん買って帰る気がしませんでした。

文句ばっかり言うお母さんにバチが当たったのは、イチジクの木のところ。

ほぼシーズンが終わりかけでイチジクはたくさん残っていませんでしたから、美味しそうな紫色になったのを一生懸命探していた私は、突然びちゃっと何かで濡れたんです。

「あれ?」と思った途端に腐った果物の臭いがして来て、見ると斜め掛けしていたユニクロのミニバッグと手に持っていた iPhone がドロドロしたもので覆われていたのでございますよ。

腐ったイチジクの直撃でした!

ドロドロは服にも付いていました。

私は必ずティッシュとハンカチをバッグに入れて持ち歩いていますからね、ドロドロしたものは拭き取れましたけど、家に帰るまで腐ったイチジクの臭いに付きまとわれたのでございます。

果物狩りは1時間もせずに終わりました。農園にはカフェレストランもありましたけど、私達は持ち帰り用の果物代を払ってすぐに帰りましたよ。腐ったイチジクの臭いが気になってね。


持ち帰り用に取った果物の代金は10ドルほどでしたが、それは高くつくからあまり取らないようにしたからです。でも、このアンズは超美味しかったんですよ。ケチケチせずにもっと買って帰れば良かったです。

あんなに美味しい新鮮なアンズは、初めて食べました。


レイナーズ・オーチャードという農園のフルーツピッキングをオススメするかと聞かれたら、「うーん」と答えに困りますね。

昨日のフルーツピッキングに合計50ドル使ったわけですが、50ドルの価値があったかと言われたら、あったとは言えないのが正直な気持ちですけど、物価の高騰を考えると妥当な値段なんでしょうかね。

まあ、娘と二人で過ごした時間のことを思えば行って良かったと思いますよ。イチジクにやられなかったらもっとゆっくりして帰ったんですけど。

この農園では、イチジクの木以外はネットで保護されていませんでしたから、鳥につつかれた果物もたくさんあったし、鳥につつかれた果物にはハチがたかっていたし、手入れが間に合わないのか落ちて腐った果物も木の下にいっぱいあったし、草が伸び過ぎている場所もありました。

そういう自然な感じの農園で果物狩りがしたい方にはいいかもしれませんよ。家族で行くとなると、しかもここのカフェで食事もして果物の持ち帰りもするとなると、数万円の出費になるでしょうけど。

行くなら、予約をする前に収穫可能な果物を確認した方がいいと思います。ベリー類もサクランボも無いと知っていたら、私は別の時期を選んだでしょう。


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2025年1月8日

小豆の煮込み

昨日は七草粥を食べる日でしたね。そんなことはすっかり忘れていましたが、私は昨日は肉も魚も食べたくなかったです。

晩ご飯作りに毎日お肉を使っています。時には鮭やシーフードを使うことがありますけど、ほとんどお肉です。うちの夫がお肉を食べたいからです。「晩ご飯は何を食べたい?」と聞くと、食べたい肉の種類を答えますからね。チキン、ポーク、ビーフ、ラムのどれかですよ。

でも、昨日はお肉を使いたくなかったんです。毎日毎日肉を食べる必要もないでしょう。

肉を食べたくない時は、豆と野菜を煮込んだ料理を作ることが多いです。夫には好評ではありません。肉が全く入っていない豆料理は特に嫌いますけど、私はそういうのが食べたい時があるんです。

よく使うのが、チックピーズ(ひよこ豆)とキドニービーンズ(赤いんげん豆)ですけど、バタービーンズと呼ばれる大きな白い豆やカンネッリー二(白いんげん豆)やブラックビーンズなども使います。缶詰で売っているので手軽に使えるからです。

大豆はあまり使いません。大豆の水煮は売っていないので、乾燥大豆を自分で煮なくちゃあいけないからです。

昨日はトマト味の煮込みを作りたかったんですけど、あいにく使いたいと思う豆の缶詰がありませんでした。乾燥豆はいろいろあったんですけど、水に漬けておかないと柔らかくなるのに時間がかかります。

レンズ豆は水に漬けておかなくてもすぐに煮込めるので便利ですが、昨日は小豆を使ってみることにしました。少しでも調理時間を節約するためにお昼頃から水に漬けておきました。

作り方は簡単で、小さく切った玉ねぎ、セロリ、ニンニクを油で炒めてから、赤ピーマンと野菜スープストックとトマトペーストと小豆を加えます。好みのスパイスやハーブを加えてから小豆が柔らかくなるまで煮て、最後に塩コショウで味を整えたら完成です。


昨日はご飯といっしょに食べました。水を多めに煮てスープのように食べても美味しいでしょう。唐辛子を結構入れたので、ピリ辛に仕上がりました。パセリがなかったのでネギを散らしましたが、とても美味しかったですよ。

レシピを書いてウェブサイトに載せようと思っています。

とても美味しかったんですけど、うちの夫は少ししか食べませんでした。当然お腹がいっぱいになっていませんからね、食べた直後にトーストを焼いて食べていましたよ。


肉を入れたい方は、豚肉や牛肉、あるいはソーセージなんかを入れたら美味しいでしょうけど、私は昨日は動物性食品は一切使わなかったからヴィーガン料理となりました。

時にはこういうのでいいんですよ。毎日お肉を食べては、身体にもお財布にも良くないんだから。

小豆はあんこに使うことが多いですけど、サラダにしても美味しいです。小豆とニンジンのサラダとか小豆とサツマイモのサラダとか。


小豆の缶詰も売っていますが、私は缶詰の小豆は渋味が気になります。使う前に少し煮ると渋味が取れますが、柔らかくなり過ぎる場合があります。サラダに入れる場合は、乾燥小豆を煮た方がいいです。

でも、あんこを作るには缶詰の小豆は便利ですよ。缶詰の小豆で作るあんこのレシピはこちらです。



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2025年1月7日

ハイキング中に死ぬ人続出?

ハイキングと聞いて想像するのは、山や林など自然の中のある程度は整備された道をリュックサックを背負った人達が景色を楽しみながら歩く姿です。

ハイキング愛好者に人気のスポットは、ビクトリア州にもいろいろあります。うちの息子は、昨年11月にマウント・バッファローという山にハイキングに行ったんですが、ハイキングでしかたどり着けない山の中のキャンプ場所で出会ったベテランのハイカーが勧めた場所の一つが、タスマニア州でした。

タスマニアには原生林の残る国立公園とか自然保護区がいくつもあって、雄大な自然を眺めながら歩きたい方には絶好のハイキングコースがたくさんあるそうなんですけど、ハイキング中に人が死んだというニュースを度々聞くんですよ。

つい先日もABC放送のニュースサイトに記事が出ていて、クリスマス以来3人目の死者だと書いてありました。「ハイキング中に死ぬ人が続出するってどういうこと?」と、私は思いました。

サウスウエスト国立公園のフェデレーション・ピーク(Federation Peak)と呼ばれる山でハイカー(オーストラリアではブッシュウォーカーとも呼ばれます)の死亡事故が続いているらしいんです。

記事によると、ハイカーが死んだのは落下事故が原因でした。このABC放送の記事の写真を見てくださいよ。


この人達がやっていることはハイキングですか?

なんであんなところを歩くのよ?

落ちたら死ぬじゃん!


オーストラリアにも山はたくさんありますが、エドモンド・ヒラリーという人類初のエベレスト山頂到達に成功した方が、オーストラリアの山の中でホンモノの山と呼べるのは、タスマニアのフェデレーション・ピークだけだとおっしゃったそうです。

これがそのフェデレーションピークです。


フェデレーション・ピークの山頂に立ってみたい考える人は多いらしいですけど、この岩山はそこまで行くのが大変で、高さ600メートルの切り立つ岩山に登るには、ロープとか道具に頼らずに、自分の体力とスキルだけを頼りに登ることになるんだそうですよ。

インスタグラムとかで山頂に到達した皆さんの写真を見て「よし自分も!」と考える人は多いのでしょうが、「決して気軽にハイキング出来る山ではないということを理解してください」と警察の方が話しているのを見ました。

フェデレーション・ピークは、体力と経験とスキルのある人でも困難な山なんだそうです。というか、これはもうハイキングと呼べるものじゃあないでしょ?

落ちたら死ぬと分かっていて自己責任で登る皆さんにどうこう言うつもりはないですけど、事故があるたびに救助だとか遺体回収とかで警察やレスキューボランティアなど大勢の人が関わるわけです。

タスマニアでは、先週の土日だけで3件の救助が行われたそうですよ。ハイキング中に体調が悪くなった方もいましたが、岩山の側面で身動きが取れなくなった2人の救助というのもあったそうです。


私はいつも思うんですけどね、誰がその費用を払うんですか?レスキュー隊員はボランティアということですけど、ヘリコプターを飛ばしたりしないといけないでしょ?それも無料なんでしょうか?

オーストラリアでは救急車は有料ですからね、救助に救急車や救急ヘリコプターが必要な場合は、無料なわけが無いと思いますけど。

日本には山岳救助保険みたいなものがあると聞いたことがありますが、オーストラリアでは聞いたことがありません。そもそも命の危険があるような山があまり無いですからね。しかし、タスマニアは話が違うのです。

上の写真の2人は岩山を降りているうちに身動きが取れなくなって、救助を要請したのは午後5時だそうですよ。つまり、救助活動は夜間に行われたんです。レスキュー隊員はヘリコプターで現地に到着し、空と陸から救助が行われたそうです。

こうした救助活動で多額の費用を請求されたなんていうニュースを聞いたことがありませんから、無料で行われているのかもしれませんね。

無料でやっているということは、政府から予算が出ているということですから国民の税金を使っているんですよ。ちょっと納得いきません。


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2025年1月6日

あげて良かったクリスマスプレゼント

昨日は気温が41度まで上がりました。乾燥していますからそれほど暑くは感じませんし、朝のうちに家の中を冷やしておきましたのでね、扇風機で十分耐えられる暑さでしたけど、水分の補給だけは気をつけました。

今朝早くにクールチェンジが来て今はとても涼しいです。水曜日からはずっと30度超えが続くようです。夏はまだまだこれからです。

さて、昨日は義弟から嬉しくなる写真が届きました。

今年小学校5年生になる義弟の娘のヴェドラちゃんが、義弟のTシャツのほつれを繕ろっている写真でした。ヴェドラちゃんは、私がクリスマスにプレゼントした裁縫セットを使ってくれているんですよ。

日本では5年生から家庭科で縫い物を習い始めますよね。オーストラリアの小学校では家庭科という教科はないし、縫い物なんて知らないまま大人になる人も多いですけど、私はクリスマスに日本のアマゾンで小学生用の裁縫セットを買ってヴェドラちゃんにプレゼントしたんです。

私が小学校の先生をしていた頃は、裁縫セットというのはプラスチックのケースに入っていましたけど、近ごろのはおしゃれな手持ちバッグみたいなのに入っているんですね。

私が買ったのはこの商品です。ヴェドラちゃんが好きそうなデザインだったのでこれにしました。


ヴェドラちゃんは包みを開けた時にはただのバッグだと思ったようですが、「ただのバッグじゃないのよ」と私が言ったら、スペイン人のお母さんが「裁縫セット?」と叫びましたよ。

そして、裁縫セットだと分かるとヴェドラちゃんもお母さんもとても嬉しそうだったんですけど、誰かが針や糸の使い方や縫い方を教えないといけませんからね、使うかどうかは分からないと思っていたんですが。

ヴェドラちゃんは教えてもらったようです。翌日には義弟が写真を送ってくれました。ヴェドラちゃんの生まれて初めての縫い物作品は、小さな袋状の物でした。なみ縫いで白い布を袋状に縫っていましたが、ピンク色の糸で「LOVE」と刺繍がしてあったんですよ。

細い縫い糸で巻きかがりの要領で刺繍していましたから、時間がかかっただろうと思います。

昨日送ってくれた写真は、義弟のTシャツの縫い目がほつれたのをヴェドラちゃんが直している写真でした。プレゼントした裁縫セットを使ってくれていると分かって嬉しかったです。

ほつれた縫い目を直したり、靴下の穴を繕ったり、取れたボタンを付けたり、そういうことは自分で出来るようになっておいた方がいいですからね。


これを機会に裁縫に興味を持って、バッグとか身につける物を作りたくなるかもしれませんよ。そうしたらミシンが必要になりますね。

うちの娘は5年生の頃には、ミシンを使っていろいろ作っていました。

最初は手芸店の子供裁縫教室に通ってミシンの使い方を習ったんです。お友達と一緒に行きました。あの時はウエストがゴムのスカートを作ったと思います。

その後、ハロウィーンの時期になると自分で衣装を作るようになりましたけどね、もう何年もミシンには触っていませんから今でも使い方を覚えているかどうかは疑問です。

ヴェドラちゃんに裁縫セットをあげたのは、いいアイデアだったと思います。


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2025年1月5日

猛暑とストイックな叔父さん

昨日は暑かったですよ。朝のうちには30度を超えて、午後からは風も出て、最高気温は39度。乾燥していて高温で風が強いという天気ですから、外に干した洗濯物があっという間にカラッカラに乾きました。

そんな日には外出したくないですし、うちの夫と息子が叔父さんを送ってペンズハースト(Penshurst)に行っていたから車もないし、私はカーテンを締め切った暗い家の中で一日を過ごしました。

今日も暑くなる予報です。

予想最高気温は40度ですよ!

朝のうちに家の中を冷やしておこうと思って、今はエヴァポラティブクーラー(蒸発冷却式クーラー)をつけています。カーディガンをはおらないと寒いほどの冷風が吹き出ています。

お日様が出たらクーラーを消して、窓を全部閉めてカーテンも閉めます。こうやって外の熱気ができるだけ家の中に入って来ないようにすると、エアコンがなくても何とか過ごせます。夕方にはまたエヴァポラティブクーラーをつけますから。

私は昨日からとてもフラフラしているので、どうせ今日もどこにも行けません。目が回っているわけではないのですが、バランス感覚がおかしいです。ここ数日眠れていないので、そのせいかもしれません。


夫と息子は、無事に叔父さんをペンズハーストの家まで送り届け、昨日の午後に帰って来ました。

叔父さんの家は、元小学校の校舎をリフォームしたものなんですよ。下の写真は、昨年9月に行った時に撮ったものです。


7週間のがん治療を終えたばかりの叔父さんは痩せて弱ってはいたけど、思っていたよりは元気だったそうです。

体力が戻り次第、仕事に復帰したいと言っていたそうですよ。

以前にも書きましたけど、叔父さんの仕事はバスの洗車&清掃です。友人と二人でそういうビジネスをやっているんですけど、人を雇うと利益が出ないということで自分達でやっているんです。仕事場所はメルボルンですから、バスと電車で片道6時間かけて通うのです。

舌がんになったのを機にリタイアしたのかと思ったけど、そうじゃあなかったんですね。

叔父さんはとてもストイックな人で、じっとしていることが出来ないんだそうです。バスや電車などの乗り物が大好きで、バスの洗車&清掃の仕事も好きだからやっているんですって。

バスの洗車&清掃は体力がいる仕事です。仕事に戻りたいと言っているんですから早く元気になるといいですけど、胃ろうで栄養剤を注入していたんでは難しいでしょうね。

口から食べ物を食べられるようにならないと。

叔父さん本人は、がんのことには楽観的だそうです。7週間の治療を終えて、ある程度以前と同じ暮らしが出来るようになると思っているらしいです。そうなることを祈ります。


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2025年1月4日

7週間のがん治療が終わって

進行した舌がんになっていることが分かったうちの夫の叔父さんのことですが、7週間に渡った放射線治療と抗がん剤治療が昨日の金曜日に終わりました。

舌がんは首のリンパ節や喉にも転移していて、全身のリンパ組織にも広がっているわけですけど、この治療でがんがどの程度小さくなったかが分かったら余命の判断が出来るんだそうで、今後の治療の方針も決められるということです。

治療が始まって最初のうちは、まだ食べ物を口から食べることが出来ていたんですが、現在は不可能なので胃ろうになっています。胃ろうというのは、皆さんご存知だと思いますけど、胃に穴を開けて栄養剤をチューブを通して直接送り込む装置のことです。

食べることが困難になってからは体重が減っていましたが、治療の影響で口からの飲食が不可能になってからは体重はどんどん減り続けて、かつては肥満だったという叔父さんが現在は70キロになっているそうです。

飲食が不可能になっただけでなく、話すことが出来なくなっているので、スマートフォンでメッセージをやり取りして意思の疎通をしているそうです。

叔父さんの家はペンズハースト(Penshurst)という小さな町にあるんですが、メルボルンの病院までは電車とバスを乗り継いで片道6時間ぐらいかかります。

下の写真は、叔父さんの家の近くの山の上から撮ったペンズハーストです。


治療中は奥さんと2匹の犬と一緒にメルボルンに滞在するという話だったんですけど、叔父さんはこの7週間中、治療のある日には病院に近い宿泊施設に一人で滞在し、治療のない週末にはペンズハーストの家に帰っていたんだそうです。

昨日で治療は終わりましたけど、体力が無くなっている叔父さんは自力でペンズハーストまで帰ることが出来ないということでした。奥さんが車でメルボルンまで迎えに来ることも出来ないということだったので、うちの夫が送って行くことにしたんです。

とは言っても、うちの夫は遺伝性の黄斑変性「スターガルト病」で目が見えなくなって来ていますから車の運転が出来ないんですからね、うちの息子に私のカローラを運転してもらって叔父さんをペンズハーストまで連れて帰ったのです。私が運転して行く覚悟でしたが、息子が行ってくれました。

4時間以上かかったそうです。


今日は、叔父さんの家の草切りをしてから帰って来るそうです。

敷地が広いのでトラクター型の草刈り機でないと草切りが出来ないんですが、叔父さんの体力が無くなってからは切っていないので草が伸びているんですって。

これからどうするんですかねえ。がんは治りませんからね、草切りが出来なくなる時が来ますよ。うちの夫が草切りのために叔父さんの家に通うとか言い出すかもしれませんけど、片道4時間は大変過ぎます。

今日は予想最高気温が39度です。草切りは朝の涼しいうちにするんでしょうけど、草切りが終わってからまた4時間以上かけて帰って来るんですよ。明日からまた仕事ですし、明日の予想最高気温は40度です。疲れますよ。

叔父さんのために自分が出来ることをしたいという夫の気持ちは分かりますけど、息子が車の運転をしてくれないと何も出来ないわけですから、助けてくれている息子に感謝ですよ。


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2025年1月3日

夫の伯母さんとバタバタした朝

昨日は、うちの夫の伯母さんのジョーンがお昼ご飯を食べに来ることになり、うちの娘もジョーンに会いたいから来るというので、朝から大変バタバタしました。

バタバタする必要はなかったのにバタバタしたのは、こういう理由です。

お昼ご飯は、鮭の照り焼きを乗せた寿司ライスボウルにするつもりでした。下の写真の豪華版みたいなのです。


おつまみも何種類か作るつもりでしたから、前日の元旦に材料を買いに行く必要があったのに、元旦は iMac に時間を取られてしまって買い物に行けなかったんです。

ですからね、昨日の朝、買い物に行かなくちゃあいけなかったのに、家には車がなかったんですよ。うちの夫と息子が、私達が以前住んでいた義妹所有の家の草切りをしに私のカローラで行ったからです。

洗濯や片付けなどの毎朝やっている家事をしながら、「スパイシーアーモンド」(誰かが来る時にはいつも作る大人気のおつまみ)を作り、ご飯を炊く準備をして、寿司酢を作って、炊飯器のスイッチを入れてから、

歩いて買い物に行きました!

思っていたよりも買った物が多かったので、ショッピングトロリーをパンパンにして、ゴロゴロ引っ張って帰りました。昨日の朝は涼しかったけど、私は大汗をかきましたよ。

ショッピングトロリーというのはこれです。ジョーンにもらったものです。


ハアハア言いながらトロリーを引っ張って帰ったらご飯がもう炊けていたので、大急ぎで寿司飯を作りました。それから、錦糸卵を作り、トッピングの野菜の準備をして、鮭に酒と塩をふってから、おつまみを用意して、テーブルの準備をしてから、最後に鮭の照り焼きを作ってと、大変忙しくてバタバタしたんです。

お昼が近づいた頃に、やっと夫と息子が帰宅しましたが、草切りをして来たんですからシャワーを浴びなくちゃあいけませんからね、手伝いは頼めません。娘がやって来た時には、準備は全部終わっていました、と思っていました。

実は、海老団子入りのお吸い物も作る予定だったんですが、お吸い物はすっかり忘れてしまったんです。とにかく焦っていましたからね。間に合わないかと思って。

お客様がお昼にいらっしゃるような時に、当日の朝、しかも歩いて買い物に行くなんていうことは、しない方がいいですよ、皆さん。


ジョーンのことは、度々このブログで紹介していますが、義母(うちの夫の母)の姉です。もうすぐ80歳になるんですけど、大変若々しくて活発な人です。生涯独身でしたが、3人の妹達の家族と親しいですし、友人も多いので孤独とは無縁の暮らしです。

看護師としてオーストラリア国内だけでなく世界のいろいろな場所で働いたキャリアウーマンです。考え方が進歩的で、自分が死んだら24時間以内にメルボルン大学の医学部に献体する手配をしているという、そういう人です。

お葬式もお墓も何もいらない。医学に少しでも貢献したいと昨日も言っていました。

お料理が好きな人なので、私が作った寿司ライスボウルが、実は手間がかかっていることに気づいて、何度も感謝の言葉を言ってくれましたよ。

大きな深皿で出した寿司ライスボウルは、ちょっと量が多すぎて食べきれないだろうと思ったんですが、ジョーンは全部食べました。私はスプーンを使って食べたけど、ジョーンは最後までお箸で食べて、深皿は空っぽになっていました。

「美味しかった〜!」と言ったので、本当に美味しかったんでしょう。

ジョーンは、ギリシャ系の老人介護施設にディレクターとして勤めていたこともありますし、看護師を指導する仕事もしていました。一族の中で医療関係の仕事についた唯一の人でしたが、うちの娘が8年がかりで臨床心理士になったことをことのほか喜んでくれています。

医療の現場で様々な経験をしていますから、うちの娘とも共通の話題があります。とても充実した人生を生きて来たジョーンは、娘にとってロールモデル(模範となる人)のようですから、そのジョーンが来ると知って娘も帰って来たようです。

バタバタしたけど良い一日でした。


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2025年1月2日

元旦にやって来た iMac

義弟(うちの夫の弟)がフェイスブックのマーケットプレースで iMac を売りに出しているのを偶然に見て「私が買う!」と叫んだ話は、「その iMac 私が買う!」という記事に書きましたが。

義弟の iMac は2017年型だから新しくはないですけど、私の死にかけ iMac よりは3〜4年は新しい型ですから「Ventura」というOSが入っていました。この「Ventura」はまだウイルス対策のアップデートが続いています。

クリスマスの日に義弟の家に行ったので、その時に買って帰るはずだったのに私も義弟もすっかり忘れてしまっていて。

昨日の元旦、うちの夫が義母の家に何年も放置してあった手押し草刈り機を譲り受けるとかで、それをもらって来てくれとうちの息子に頼みまして。夫は昨日も仕事でしたからね。そのついでに iMac も義弟の家からもらって来てくれと頼みましてね。

うちの息子が行ってくれたんですよ。片道1時間以上かけて。

おかげで、元旦早々に iMac が私のデスクにやって来たんです。お金はまだ払っていません。900ドルですが、そのうち夫が払ってくれるそうです。

義弟は売りに出すにあたって iMac のデータを全部消して完全に空っぽにしていました。もらって来た iMac はOSをインストールしないと動きません。これが上手く行かなくてね。

義弟は「コマンド+R」を押せばOSがインストール出来ると言ったけど、私の古いワイヤレスキーボードをこの iMac が認識しないから使えなかったんですよ。

それで、息子が持っている Windows 用のキーボードを使ったんですが、キーが Mac と違うから義弟から教えてもらった通りには出来なかったんです。

「コマンド+R」に相当するキーで始まったのは「Ventura」よりも古い「Sierra」というOSのインストールで、これは2回も失敗。

結果的には、息子に助けてもらいながら「Ventura」はインストール出来たので、あとは自分でセッティングをしたりソフトをインストールしたりして、こうして使えるようになりました。

ちなみに、Windows 用キーボードでは「Windows+alt+R」で「Ventura」がインストール出来ました。


義弟の iMac は27インチですからディスプレイが大きいです。この大きな画面で、私は全てを拡大表示させています。

「なんでこんなに大きくするの?」と、いつだったか娘が私の iMac を見てびっくりしていましたが、あれよりもさらに大きく表示しています。大きな文字は読みやすいですよ。

そしてね、とにかく速いです。私の iMac はメモリが8GBですけど、義弟のは40GBですからパワーがあるんです。起動する時でも延々時間がかかっていたんですが、義弟のはあっという間です。

大事に使って行きたいと思います。


それはさておき、昨日はOSをインストールするのにトラブったから、うちの息子に助けてもらったんですが、息子の読む速度とキーボード入力の速度にはびっくり仰天しました。

説明を読んだりグーグルで解決策を探したりしながらインストールを試みたわけですが、息子は私の100倍くらいの速度で読みますよ。

見た瞬間に書いてあることが読解出来ているみたいな。

キーボードもですね、キーを見なくても入力できるので、iPhone に表示させた説明を読みながら、わけが分からないウインドウを出してそこに超高速で文字を入力して行くんです。

そして、その小さなウインドウに表示された胡麻粒くらいの小さな文字が読める。

今時の若者は、こういうのが普通のレベルなのか、うちの息子は普通以上のレベルなのか。まあ、びっくりしました。

私はねえ、こういうのは結構得意だったんですけど、昨日は息子がいなかったら出来なかったです。息子に感謝です。


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2025年1月1日

楽しいことが起きそうな予感のする新年

皆さん、明けましておめでとうございます。

昨夜のかけ蕎麦は、作りながら大いに後悔しましたよ。キッチンが暑すぎて、熱中症になりそうでした。

気温は30度もなかったけど快晴でしたからね、準備を始めた4時半頃には西日が入り始めてキッチンが暑くなりました。カーテンを全部閉めてシーリングファン(天井に付いている扇風機)をブンブン回しながら料理をしたんですけど。

汁を作るのも、鶏肉やキノコを焼くのも、蕎麦や青梗菜を茹でるのも、火の前に立っているから暑くてたまらないんですよ。そして、盛り付けするのも暑かった。食べるのも暑かった。

とにかく暑かった!

家族は喜んで食べていましたけどね、私は大汗をかきながら熱々のかけ蕎麦を食べました。大晦日の麺料理は、やっぱり冷たい麺料理にした方がいいです。

さて、例年通り全く特別な感じのしない元旦の朝です。うちの夫は仕事ですし、普通の日と何も変わりません。お節もお雑煮もありませんしね。それでも、元旦なんですから今年の抱負というのを考えてみました。

昨年の元旦には「2024年こそ何か楽しいことが起きますようにと祈りたい気分です」なんてことを書いているんですが、この考え方が間違っていたわけですよ。楽しいことというのは、起きるのを待っていても起きないんです。自分で起こさないといけないのです。

昨年は「出来るだけたくさん楽しいことをする」という新年の抱負を立てたことが、重い腰を上げるきっかけになり続けました。

「ちょっと気が乗らないな」とか「面倒くさいな」という思うようなことでも、「やってみるか」と考えるように出来たのは、新年の抱負のお陰でした。

引っ越したせいで心にゆとりが生まれたことも影響したと思います。

それまではね、車の運転が出来なくなったうちの夫の運転手として、毎日運転ばっかりして疲れていたんですよ。

夫が勤めているツールショップへの送り迎えを毎日していました。高速道路を使って往復で1時間近くかかる店舗に勤めていた時期が長かったですし、送り迎えは朝と夜の2回ということも度々でした。晩ご飯を作って片付けをした後に高速道路を走って夜の8時に迎えに行くとかいうのは、大変なんですよ。

通勤だけではありませんでした。交通の便の良くない場所に住んでいましたから、買い物に連れて行くとか病院への送り迎えとか、本当に毎日毎日運転手をやっていて、高熱が出ているような病気の時でも送り迎えのために運転をしなくてはいけなくてね。

商品の配達の手伝いもさせられていましたよ。それもトラックを運転してトレーラーを牽引してですから、本当にストレスが溜まりました。

引っ越して来た家からは、夫が現在勤めている店舗まで歩いて行けますし、駅も近いので電車やバスを利用してどこにでも夫は自分で行けますから、私が車の運転をしなくてはいけないというプレッシャーがなくなりました。

さらに、夫はうちの娘の友人のLさんにトラックを売ったので、もうトラックを運転させられることもないのです。

そういうわけで、心にゆとりが生まれて前向きになった昨年は、長年行ってみたいと思いながら行くことがなかったグレートオーシャンロードにも1000キロ運転旅行に行ったりしたのですからね、2025年の抱負も昨年に引き続き「出来るだけたくさん楽しいことをする」にしたいと思います。

今年も1回くらいはどこかに旅行に行きたいです。1000キロ運転だって数日に分けて行けば出来ないことではないんですから、今度はヴィクトリア州の東側に行ってみたいと思います。


さて、昨年は「出来るだけたくさん楽しいことをする」という目標以外に、大きな願いがありました。それは、うちの息子が働き始めることでした。

息子は、痔の問題があってここ数年間を無駄にして来たんです。手術を受けることが決まった頃に新型コロナのパンデミックが発生し、命に関わらない手術が中止されたために治療が遅れて症状が悪化しました。一時は寝たきりになっていました。

これ以上待てないということで、結局は費用を全額自己負担して民間の病院で手術を受けたんですけど、1回の手術では治らなくてね。3回も手術を受けたんですが、これに数年を要しました。3回目の手術からの回復には時間がかかりました。

自分の部屋から出ることがめったにない暮らしが何年も続きましたので、メンタルヘルスの問題も発生して本当に気の毒な状況が続きました。

昨年は、身体の方も回復して、心理セラピストのカウンセリングのおかげでメンタルの方も良くなって来て、息子が好きだったキャンプやハイキングを楽しめるようになって来ましたが、働き始めるところまで行っていません。

今年こそは、良い変化が起きることを祈っています。

うちの娘は、臨床心理士になるための8年がかりの勉強がついに終わりました。面接が上手く行かなかったと悲観していた医療会社に採用されることが決まりました。臨床心理士として登録され次第働き始めるそうです。

精神的な問題を抱える人達にカウンセリングを行うのが主な仕事です。娘が将来やりたいと希望している分野とは少し違うんですが、まずはこの会社で経験を積んで、臨床心理士のさらに上の資格を取るための勉強も始めるそうです。

娘は今年の10月頃に休暇が取れたら日本に旅行に行くそうです。息子も費用が準備でき次第日本に行くそうです。

いろいろ楽しいことが起きそうな予感がする2025年の始まりです。


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