関節の変形や痛みの原因については自分でいろいろ調べていたのですけど、実を言うとブログをお読みの方から「こういう治療法がありますよ」とか「痛みを和らげるのにこれが効果的ですよ」とか、そういう情報をいただけるかもしれないと期待していたのでございますよ。
しかし、コメントをくださった方のお話は、私が思っていたことと一致!
関節の変形や痛みは加齢に伴うトラブルで、治療法は無いからどうしようもないのです。遺伝的なものもあるそうですが、私と同年齢の知人や義母(夫の母親)も同じような問題が起きています。更年期以降の女性には特に多いそうです。
一番変形しているのが左手の親指の付け根の関節で、甲側の手首に近いあたりに骨が突き出てコブのようになっているわけですけど、一番痛いのもそこです。
何もしていなくてもその部分は痛むんですが、何かしている時に「あうう!」と声が出るほど痛いことがあります。昨日、晩ご飯を作っていて、スープの味見をするのに左手で小皿を持っただけで痛かったです。
その後、洗い物をしている時に思い出したことがありました。
私が若い頃に勤めていた小学校は市の給食センターから遠かったので、その小学校と近くの中学校の給食を作る小さな給食センターが小学校の敷地内にありました。
小さな給食センターとは言っても、毎日250人分くらいの給食を3人の調理員の方達が作っておられたんですが、使用後の食器は手洗いされていたんですよ。調理員の方達が、皿洗いのせいで左手が痛いとおっしゃっていたことを思い出したんです。左手の親指が曲がってしまったともおしゃっていました。
お皿を洗うにも、鍋の蓋を洗うにも、何を洗うにも、スポンジを持っている右手に力を入れることはまずありません。焦げ付いた鍋とかなら別ですが。力を入れているのは、お皿や鍋の蓋を持っている左手の親指の付け根なんですよ。
私は右利きだから、物を持つのはいつも左手。そして、左手の親指に力を入れて支えるように持たないといけないものは多いです。編み物をする時も、特にかぎ針編みの時には、編み地を持つ左手の親指に負荷がかかるんです。
右手の場合、力を入れるのは親指だけではありません。一番負荷がかかるのは人差し指と中指の先なんです。だから、その指の第1関節が変形して来ているんでしょう。
もう編み物も縫い物もあきらめましたし、草取りや庭仕事はほとんどしていませんが、お料理は趣味として続けたいんです。ウェブサイトに載せているレシピの数も3000に近づいて来ていますので、これからも頑張りたいんですけど。
お料理で一番つらいのは洗い物なんです。食器洗い機はありますが、手洗いするしか無いものはたくさんあります。左手親指の付け根が痛くならない洗い方を見つけないといけません。
シンクが小さいし、蛇口は低いしハンドルを回さなくちゃあいけないし、何を洗うにも苦労するんですよ。左手親指に力を入れない洗い方ねえ。
左右を逆にしてみるかな…
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