本当に便利な世の中です。かつては通話料の高額な国際電話しか手段がなかったですけど、今はインターネットに接続さえ出来れば簡単に顔を見ながら話せます。私は日本にいる家族が利用しているLINEを使っています。
一昨日の朝、母とビデオ電話をしていたら食べ物の話になって、母が朝ご飯の後に食べたと言う和菓子の包みを見せました。「金平饅頭」(きんべいまんじゅう)という和菓子です。
この「金平饅頭」は、私が生まれ育った岡山県中西部にある成羽町という町にある三宅製菓店が作る銘菓でしてね、何か手土産が必要な時などには第一候補になるのは間違いない食べ物で、これをもらって嬉しくない人はいない美味しさで、町では有名なお菓子なんです。
三宅製菓店のウェブサイトによると、創業から100年以上続く伝統の味だそうです。創業者の三宅⾦太郎さんという方は、金平(きんべい)の愛称で親しまれていたそうで、⾦太郎さんの作る饅頭はいつしか「⾦平饅頭」と呼ばれるようになったそうですよ。
以前、岡山市在住の友人J子が、買い物に出かけた高島屋で偶然この「金平饅頭」を見かけ、私がブログに「食べたい…」と書いていたのを思い出して、わざわざ国際スピード郵便で送ってくれたこともありました。
その時の写真がこれ。
あっさりとした⽩餡をカステラ⾵の⽣地で包んで焼いてあります。この白餡が美味しいんです。
「金平饅頭」を食べてみたいと思われた方は、ヤマト運輸が配達をしてくれる地域にお住まいなら三宅製菓店のウェブサイトから注文できますよ。
三宅製菓店には「備中神楽面最中」(びっちゅうかぐらめんもなか)という商品もあるんですが、こちらは小豆のあんこが私にはちょっと甘過ぎて、最中の皮がポソポソするのも苦手なんですけど、それは私の個人的な好みの問題です。
10月に日本に行く予定ですが、「金平饅頭」は食べたい物トップ10に入っているのでございます。

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