同じことが起きたのは2年前のちょうど今頃でした。
あの時、二度と飲まないと誓ったのに、2年も経つと苦しさの記憶も薄れると言うか、また飲んでしまったのが「ダルコラックス(Dulcolax)」という薬です。
「ダルコラックス」と言うのは、日本で有名な「コーラック」という薬と同じような下剤です。主成分が同じビサコジル(Bisacodyl)で、錠剤の大きさも同じような小粒で、色はピンクじゃあなくて黄色いんですけど、これを就寝前に2錠服用するようにと書いてあります。
かつて私が愛用していた頃の「コーラック」は、「ピンクの小粒コーラック」というTVコマーシャルで有名でしたが、現在は種類がいろいろあるようですね。
「コーラック」のウェブサイトを見たら、服用量は大人の場合は2錠と書いてあります。以前は1錠でしたけど、薬剤の量が変わったんでしょうか。
「コーラック」はよく効く薬でした。たいていは効き過ぎました。寝る前に1錠服用すると、コマーシャルでは「翌朝目覚めの頃に穏やかなお通じ」ということでしたが、私の場合は翌日の午前中のいつ頃かは分からないけど突然に「激痛を伴って便意が襲ってくる」ので、休みの日にしか飲めませんでしたよ。
オーストラリアでは、「ダルコラックス」が最も一般的な便秘薬です。スーパーでも売っています。この薬もよく効いていたんですよ。お腹は少し痛くなりますが、便秘解消に効果のある薬でした。
ところが、ある時、いつものように2錠服用した日の夜中に恐ろしい腹痛と下痢に襲われて筆舌に尽くしがたい苦しみを味わったのでございます。あれ以来怖くて「ダルコラックス」は飲めなくなっていたんですけど。
再び「ダルコラックス」に手を出したのが2年前のこと。その時は、さすがに2錠飲むのは怖かったので1錠だけ飲んだのですが、夜中に始まった痛みが朝の5時頃には激痛になりまして。
震える寒さのバスルームで、服が濡れるほどの大汗が出て、目まいもして、とんでもない下痢になり、私はただただ後悔したのでした。そして、二度と飲まないと誓ったのに、昨夜また飲んだのですよ。1錠だけですけど。
そして同じことが起きました。
体力的に、ダメージが前回よりも大きいです。「ダルコラックス」は捨てました。もう飲んじゃあダメです。
オーストラリアにお住まいの皆さんの中で便秘でお困りの方は、「コーラック」によく似た「ダルコラックス」を試してみようとお思いになるかもしれません。
最初から2錠は止めた方がいいですよ。まず1錠で様子を見て、もし効き目が弱かったら2錠にすればいいんですから。そして、初めて飲む時は、お休みの前の日にした方がいいと思います。
どんな事が起きるか分かりませんからね。服用後、効果が出るまでに要する時間も個人差がありますし。学校や仕事に行っている時に突然激痛が襲って来るということも考えられるわけですから。
それにしても、今朝の体力消耗感はハンパないです。
絶対にもう二度と買いません。
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