2019年1月7日

ズボンの裾上げ大変記

最近、視力の衰えが激しくて、新しい老眼鏡が必要だとは思っているんですけど。

老眼鏡よりも欲しいのがある。

新しい前歯!

歯根の治療後に新しい歯冠を作ってもらうまでの一時的な仮の歯冠(樹脂製)を、結局そのままつけ続けているんですよ。

歯根の治療だけで4000ドルもかかり、新しい歯冠を作ってもらうには安いので1本1500ドルということは2本必要なんだから3000ドルもかかるんですよ。

一応新しい歯冠を作ってもらうための貯金はしたんだけど、歯に3000ドルも使うのが惜しくてね。

そうこうしているうちに、今日はもう本当に歯冠よりも何よりも、新しい老眼鏡が必要だと実感したのでございます。

実は先日パジャマ代わりに着る薄手のズボンをユニクロで買ったんですが、前回買ったものと瓜二つの商品で名前も同じで、模様がやや違うだけだったから、試着などせずに買ってきたら、

長過ぎる!

でも、大丈夫なのよ。

裾上げなんて貴方、何十年もやってきているんですから、慣れたものです。

いつものように股下の長さを測って印をつけ、裾をバッサリと切り落とし、三つ折りにしてアイロンを掛け、後は縫うだけ。

ところが、

今日に限って、ミシンを出すのが面倒に感じたので、久しぶりにまつり縫いで仕上げようと思ったんですよ。

手縫いは久しぶりです!

ところがどっこい。

生地は黒っぽい色だから糸は黒。さあ、針に糸を通そうと…

あれ?

見えない!

針の穴はどこなの?

腕を伸ばして焦点を合わせると、針の穴は見えたけど糸が通らない。

手が震えるし!

こういう時のためにスレダー(糸通し器)という便利なものがあるのだけど、肝心の細い針金部分が針に通らない!見えない!

長年の勘を頼りに、何とかやっと糸を通せたものの、やろうとしているのは「まつり縫い」ですよ。

生地の糸をすくう針の先なんてね、

見えるわけないじゃん!

それでも、やはり長年の勘というか、指先に触れる針先の感じと針を通した時の引っ張り具合だけを頼りに大きめの目で縫いました。どうせパジャマだし。

ああ…

よく見える老眼鏡だけじゃなくて、拡大鏡付きランプが必要です。

もっと簡単に糸を通せる糸通しも必要です。


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