私は自分の iPhone に「Find My」というアプリを入れています。
これは、もしも iPhone などのデバイスを紛失した時にその場所を特定できるだけでなく、家族の居場所も特定することができます。居場所をしシェアしていればですけど。
私が居場所をシェアしているのはうちの夫だけ。
夫が私の居場所を確認する必要はないでしょう。いつも家にいるんですからね。
私が夫の居場所を確認するのは夕方です。勤めているツールショップの閉店時間は5時半ですから、帰宅は6時半から7時の間です。居場所を確認するのは、帰宅の時間に合わせて晩ご飯を作るためです。
この努力のおかげで、うちの夫は家に帰るとすぐに出来たての晩ご飯を食べることができるというわけです。
すぐに晩ご飯が食べられないと、待つことができない夫はチーズやクラッカーやグラノーラやトーストなどを食べてしまい、その後晩ご飯もちゃんと食べるので、食べ過ぎ必至!
夫の食べ過ぎ防止のためにも「帰ったらすぐ晩ご飯!」ということにしているのです。
さて、昨晩のこと…
「今どの辺まで帰って来てるかなあ?」と Find My アプリで確認すると、6時前だと言うのにまだツールショップにいました。お客が閉店時間を過ぎても帰らなかったり、トラブルがあったりして、遅くなることはよくあります。
しばらくして再びチェックすると、ツールショップは出ていました。
昨日の晩ご飯は手作りピッツァでしたから、オーブンを温め始めるタイミングは夫がどの辺りまで帰って来ているかにかかっていまして、お腹をすかせたうちの娘が夫の居場所を調べるようにと度々急かすのでした。
しばらくして再びチェックすると、帰り道にあるマクドナルドにいました。
更に10分ほどしてチェックすると、
なんでまだマクドナルドにいるの…
まさか…
と、その時です。
電話がかかってきました。息子が出ました。
「お父さん、帰りが少し遅くなるから晩ご飯は待たずに先に食べてだって!」
我慢して待ち続けていた娘は「もうっ!」と声を上げ、オーブンを温め始めました。
さて、
それほど遅くならずに7時過ぎには帰宅した夫ですが、残してあったピッツァではなくチョコレートケーキを食べ始めました。
「ケーキ食べてるの?」
「うん…」
「今日の晩ご飯はピッツァだったのよ」
「うん…」
「あなたの分は残してあるわよ」
「…」
「帰りにマクドナルドで食べたから…」
娘と私は「やっぱりな」と視線を合わせたのでございました。空腹過ぎて家に帰るまで待てない時があるようです。
お帰りの前に1クリックを!
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