2020年8月29日

ほほ寝たきり生活の息子

今年の11月に24歳になるうちの息子ですが、ビデオゲームのグラフィックスを描くアーティストになることを夢見て AIE(Academy of Interactive Entertainment)という専門学校で2年間勉強しました。卒業して4年間近くになります。

同じ年に卒業した生徒の就職率ゼロという衝撃的な事実は、あまり知られていません。

昨年の今頃、「引きこもりで無職」という記事を書いていますが、あれから1年、いまだに無職で毎日家にいて、どこにも出かけません。

AIE 卒業後に始めたオンラインのコースも4年目。今年はいくら何でもそのオンラインのコースは終了して、フリーランスのアーティストとして報酬を得られる仕事をし始めるのかと思っていたんですけど。

現在、息子の絵を描くという仕事を難しくしているのは、

座っていることが困難という事実です!

このブログを継続してお読みくださっている方はもうご存知でしょう。

息子はね、昨年の12月、長年お尻の痛みに苦しんでいたことをついに医者に相談しましたところ、重症の痔核(通称いぼ痔)だということで専門医に会うことを勧められまして。

その後、長い順番待ちの後やっと専門医の診察を受けたら「クローン病かもしれない」と言われて、再び長い順番待ちの後に内視鏡検査を受け、その後また待たされて、やっと診断を聞くと、クローン病かどうかが分からなかったから再検査が必要と言われ、

(その間いぼ痔は悪化して)

再び長い順番待ちの後、再び内視鏡検査をしてもらってから、さらに待たされてやっと診断が確定し、クローン病ではないと分かったから次は手術ということになった時に、新型コロナのせいで命に関わらない手術は中止ということになりまして、

(いぼ痔はさらに悪化して)

いつ手術してもらえるかなんてもう全く分からない状況になってます。

最近はドーナツ型クッションを使っても座り続けることは困難だそうで、仕事部屋のデスクで絵を描いている姿を見ることもほとんどなくなりました。

時々大出血しているそうですし、ジンジンと激しく痛んで立っているのもツライとか。仕方がないからベッドに痛くない体勢に寝転んで iPad を使って絵を描いているそうです。いつも左のお尻を下にして身体を捻った状態で、クッションやまくらを駆使して安定させているそうですが、

どおりで最近息子のスボンがどれも左臀部が擦り切れて穴が開いてきているわけだわ!

痛くて座っていられない、立っていても痛い、歩くのも痛くて困難となると、できることは限られていますね。アルバイトも不可能なわけですから新しいズボンを買うお金もないんだろうなと可哀想に思ったお母さんは、こっそりユニクロのジョガーパンツを2着注文しました。

お尻が痛いのはつらいですよ。私も経験しているから分かりますけど。

携帯用ウォシュレットと使い捨てカイロが救いです。

新型コロナの規制緩和が待ち遠しいのは、早く美容院に行きたいお母さんよりも遥かに切実です。


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