2020年9月3日

娘によるヘアカットの出来は

「おがっそう」(髪の毛が伸びてぼさぼさの状態を表す方言)を通り越して伸びまくっているのに、くせ毛のせいでふんわり感があって、それなりに見えていたうちの息子の頭ですが、前髪が顔を覆うようになっていました。

今日の午後、2階のバスルームで何やら娘と楽しそうに会話している声が聞こえてきたんですけど、何をしているのかと思ったら、

ヘアカット!

我が家には、バリカン一式は揃っているんです。うちの夫がいつも娘にヘアカットをしてもらいますので。

夫のヘアカットは、ほとんど丸坊主ですから簡単です。頭頂部だけをやや長くし、それ以外は短く刈り上げてから境目をぼかすという手法で、素人がやってもそれなりに見えるようにはできます。

しかし、スタイルカットは難しいですね。

うちの息子も妹にやってもらうようになったのですけど、頭頂部の髪の毛が長いスタイルなので、夫と同じ手法では上手くいきません。

いきなり頭頂部近くまで短く刈り上げてしまって、まるで「ヤシの木」だったのが第1回目。

「ここから突然長くなるとおかしいじゃないの?もっと徐々に長さを変えないと!」

自分はやらないくせに、ああだこうだと口を挟むお母さん。大変嫌がられましたので、もう黙っていることにしました。

2回目は「ヤシの木」は免れましたけど、後頭部が全面均一的に丸刈り状態というのがヘンテコでねえ。それにつむじ周辺の髪の毛は真上に立っていました。まあ息子は家から出ることが無いのでいいかと思ったら、次の日に病院に行ったりしたんです。帽子で隠しもせずに。

若いのに外見にこだわらない性質です…

後頭部は見えないから知らなかったのかもしれません。

そう言えば、旅行前日に「悲劇の丸刈り」ということもあったなあ。あれは娘のうっかりのせいで、丸刈りするしか無くなって、息子が自ら刈り上げたのでした。

そんな娘も、YouTube 動画で学んだおかげか、それなりにヘアカット技術が向上しておりまして、今日のヘアカットはバリカンだけではなくハサミも駆使していました。

仕上がり具合は、一言で言うと「バート・シンプソン」。

後頭部は相変わらず全面均一的に丸刈りで大変寒そうですが、なんというかそれなりに整って見えたのは、やはり境目の髪の毛の処理によるのでしょう。

進歩しているというのは良いことです。

でも、お母さんの頭はやってくれません。お母さんもやってもらおうなどとは思いません。「ヤシの木」にはならないでしょうけど、中世の修道士みたいなボウルカットというかね、河童風とか、いやあ可能性高そうで想像するのも怖いわ!


メルボルンの新規感染者は、再び100人を超えて今日は113人となりまして、レベル4の規制が2週間延長されました。

私は、毎朝スタイリングに苦労しています。

あと1ヶ月もすれば、さらに1センチ半くらい伸びるんでしょ?スタイリングなんてもうどうにもならなくなりますよ。でも、娘にやってもらうわけにはいかないの。


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