いよいよ手術日が近づいて来たので、最近はこの話題が続いていますが、腎臓提供者は、匿名と言うんですか、名前を明かさないことが方針として決められているそうなので、提供者が特定できるようなことは、
書いちゃあいけなかったらしいんですよ!
うちの夫が腎臓の提供者だということは、このブログの読者の皆さんにはもうバレバレじゃあないですか!
「腎臓関係の記事は削除しなくちゃあいけないの?」と聞きましたらね、削除しなくてもいいけど、手術日とかは絶対に書くなと言いました。手術日が分かると患者さんに提供者が特定されてしまうと言うんです。
手術日のことも何度も書いて来ましたよ!
それを聞いてすぐに、手術日のことを書いている記事を探し出して書き直したんですが、このブログをいつも読んでくださっている皆さん、手術日のことは忘れてください。
このブログや私のSNSなどからうちの夫の身元を特定して、インターネット上で「この日この病院で腎臓を提供するのはこの人だぞ!」とバラしたりしないでくださいね。よろしくお願いします。
腎臓の提供を受ける患者さんやご家族は、どこの誰から提供してもらうのかは分からないことになっているそうですし、夫も自分の腎臓を誰に提供するのかは知りたくないと言っています。
夫は入院中にメディアの取材を受けることになっているそうですが、顔が写らないようにするんですかね。あるいは番組内では顔をぼかすんでしょうか?インタビューされるだけかもしれませんね。
この生体腎臓移植プログラムですが、「Australian and New Zealand Paired Kidney Exchange (ANZKX) Program」という名前のプログラムです。2019年に設立されたそうですから、始まってまだ4年しか経っていません。
プログラムは、オーストラリア保健省の「Australian Organ and Tissue Authority」という組織とニュージーランド保健省から資金提供されて運営されています。
日本では、生体腎臓移植で提供者になれるのは、患者の家族(父、母、子供、兄弟姉妹、祖父母、伯父伯母、夫、妻など)に限られているそうですね。
日本移植学会の倫理指針で、生体臓器移植では親族からの提供に限るとされているそうですから、夫が参加しているようなプログラムを日本で行うのは不可能ということでしょうか。
単なる善意から腎臓を1つどこかの誰かに提供したいと考える人は、多くはなくてもいらっしゃると思いますし、家族の腎臓が適合しない患者さんにとっては、とても有益なプログラムだと思いますけどね。
ところで、お肉が大好きなうちの夫は、大きなかたまり肉のロースト料理を作るとすごい量の肉を食べます。
ハイスクールの時、学校から帰宅したら母親が晩ご飯用に作っていた子羊の骨付きモモ肉のローストがあったのを、空腹のティーンエイジャーだったうちの夫が少し食べたらが止まらなくなって、ほとんど一人で食べてしまったというエピソードもあるくらいなんですけど。
腎臓を摘出した後は一度にたくさんのお肉を食べられなくなると分かり、手術の前に最後のご馳走(?)にロースト料理を作ってくれと私に言っていたんですけどね。
手術前に肉を腹いっぱい食べたいという気持ちは分かりますけど、それは患者さんに対して無責任じゃあないのかと私が言おうとしたら、ロースト料理はもういらないと自分から言いましたよ。
これから手術日までは、ずっと健康的な食事を続けたいし、少しでも減量したいので、これまで通り晩ご飯は具だくさんスープでお願いしますと言いました。
そして、パンを焼くのをやめてくれとも言うんです。
私が家で焼くパンは、どうしても食べ過ぎてしまうし、あると食べたくなって我慢が出来ないから作らないでくれと。それに、パンを食べると便が固くなるとか。
「それはねえ、一度に1斤も食べたりするからよ!あなたはとにかく食べ過ぎなの!1切れで我慢すればパンを食べても何の問題もありません」
「じゃあ、焼いたパンは少しだけ出しておいて、あとは冷凍しておく?」
「そんなに我慢が出来ないの?」
我慢は出来ないようです。
昨日もパンを焼いたんですけど、食べるなと言っておいたのに一番最初に切って食べたのは夫ですよ。お代わりもしていました。ピーナッツバターをたっぷり塗って食べていました。
パンを焼くのをやめないといけないかもしれません。
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