どのくらいすぐに売りたいのか時間的なことはまだ聞いていませんが、私達がこの家を出ていかなくてはいけないことは確定しましたので、正直ホッとしました。
中途半端な状態が6ヶ月も続いていましたからね。ダンボール箱を捨ててしまわなくて良かったですよ。
現在クイーンズランドを旅行中の義妹がメルボルンに帰って来てから詳しいことは決まるんでしょうけど、引っ越さなければいけないことだけは確定したわけです。
最初にこういう話になった3月に、私は自分の持ち物をほとんど処分しましたが、まだ残っているものをさらに断舎離して身軽になりたいと思います。持っていた大量の本はほぼ全部処分しましたけど、今になって後悔する気持ちはゼロですから処分して良かったです。
これが最後の引っ越しにはなりません。少なくとも、夫の目が見えなくなって仕事を続けられなくなった時には、再び引っ越さなくてはいけません。
経験から言うと、賃貸住宅に住んでいると家主の都合次第で毎年引っ越す羽目になることも考えられますから、できるだけ持ち物も家具も少なくしておきたいです。
うちの息子は、この引っ越しを機に友人とのシェアハウスを考え始めたようです。そのためには、仕事探しをしなくてはいけません。
3回目の手術からの回復が遅れていましたが、かなり良くなって来たようです。先週は、ついに2階の寝室に持って上がっていたコンピューターやデジタルで絵を描くツールなどを本来の仕事部屋である床がタイルの部屋(別名ミミズが出る部屋)に全部持って降りて、再び絵を描き始めました。
絵を描く仕事だけでは生活していけないことは知っていますから、生活のための仕事もするそうです。これを機に自立できたら、お母さんは大変嬉しいです。
息子がいなくなると、車の運転ができるのは私だけになりますから、引越し先はとにかく交通の便が良いことと夫が勤めるツールショップに近いことが条件です。
さて、普通家を売る時には、まず住人が家を出て、家の中をきれいに掃除をしてからペンキの塗り替えなどもして、場合によってはおしゃれなレンタル家具やインテリア用品などを置いて見た目を良くし、家の外や庭も見栄え良くキレイに整えてから写真を撮って売りに出すわけですが。
高い確率で、買い手はこの家を壊して自分達のドリームハウスを建てるだろうと聞いていますからね、おそらくそんなお金がかかることはしないと思いますが、今の状態では写真は撮れません。
何しろ、夫の寝室と夫のデスクがある仕事部屋の半分は大散らかりなんですし、ごみ屋敷状態のガレージがあるんですからね。
車が3台は入る広さのガレージは、道具や機械やガラクタでいっぱいで足の踏み場が無いほどですからね、あれを一体どうやって空にするのかというのが引っ越し最大の障害であることは、このブログでも度々話題にして来ました。
私には想像も出来ませんけど、夫はその途方もない仕事に取り組まなければいけません。この家を売ることになったのですから、もう逃げられません。頑張るしかないのです。
何度も言っていますけど、私はしませんからね。手伝ってくれと頼まれたら、そりゃあまあ拒否はしませんけど、夫は意地でも私に頼んだりしないと思います。
今はきっとストレスを感じているはずですし、普段からガレージの片付けのことを話題にすると怒るので、私はあれこれ質問はできないんですけど、「どうしようと思ってるの?」とさり気なく聞いてみましたらね、「ファームに持って行く」と言いましたよ。
「ファーム」とは、おそらく夫の父親が昨年の8月に売りに出していまだに売れていない家か義母の家かのどちらかです。
どちらの家にも大きな物置はありますけど、父親が売りに出した家というのは売ろうとしているわけですから、その家の物置に道具や機械を持って行っても、家が売れたらどうするんですかねえ。
ガレージにあるものを処分せずに別の場所に持って行くだけだと、ごみ屋敷を別の場所に移動するだけになってしまう可能性があります。使わない道具や機械は処分するべきだと私は思いますけど、あれこれ言っても聞く耳を持っていませんから。本人がしたいようにするでしょう。
たとえ使うことがなくても、すっかり目が見えなくなるまでは手放したくないのかもしれませんし。死ぬまで手放せないのかもしれません。私はもうどうでもいいです。とにかく今あるごみ屋敷がなくなってくれたらそれでいいです。
夫は10月に腎臓摘出の手術が控えていますから、引っ越しをするとしたら、今月中か手術後に体力が回復してからになります。手術後ということになると見通しが立ちませんけど。
今朝の玄関からの眺めです。今日は快晴です。
家の周囲は360度ぐるりと木だけ。この景色がいつか懐かしく思い出されるんでしょうか。それは無いと思うなあ。
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