2020年7月8日

メルボルン全域ロックダウン

昨日の定例会見がまた遅かったんです。お昼を過ぎても何の発表もない時は、

ヤバいんです…

そのうち、この日の新規感染者数が191人というニュースが伝わってきました。191人は、一日の新規感染者数としてはこれまでの最多です。

会見が遅れに遅れるということは、更にロックダウンされる町が増えるなと確信しましたけど、メルボルン都市圏外でも感染者が見つかっているという話を聞いて、私はもう覚悟しました。

そうしたらやっぱり都市圏全域ロックダウンとなることが決まったそうです。メルボルン都市圏の北側の行政区域もです。今夜から始まります。

3月の「ついにロックダウン始まる」の時とほぼ同じレベル3の規制になりますから、前回同様に家から出てもよいのは、次の場合だけ。
  1. 食料や生活必需品の買いもの
  2. 医療や介護
  3. 運動
  4. 在宅で行えない場合の労働と教育
詳細な規制の内容はこちらで。

来週から3学期が始まる学校は、卒業資格 VCE の試験に向けて重要な時期となる11年生と12年生(一部の10年生も)は、月曜日から予定通り3学期が始まり、学校に行きます。年齢的に、ソーシャルディスタンシングや手洗いなどの感染予防が自主的に行えるはずですし。

他の学年の生徒は冬休みが1週間延長されます。その間に先生達は今後の計画や授業の準備を行うそうです。

特別支援学校も月曜日から3学期が始まります。保護者が在宅で働けない場合は、子供達は学校に行くことができます。前回の教訓からいろいろ学んでいますから、規制のあり方も改善されています。

お気の毒なのは、やっと営業を再開したばかりの飲食店や小売店や各種サービス施設ですよ。経営者は大変だろうと思います。

今回の感染者の激増ぶりは3月以上ですし、3月の時は感染者のほとんどが海外からの帰国者や旅行者とその関係者だったのに対し、今回はほとんどが市中感染者か感染経路不明者ですからね、危機感が高いです。

メルボルン東部は感染者が出ていないのですけど、やはりロックダウンが必要なんでしょうか。

3月の時は、「ヴィクトリア州は規制が厳しすぎる」とか「ヴィクトリア州はやりすぎだ」と批判されたんですけど、今回は「今ロックダウンしないと数百人あるいは数千人の感染者が出る可能性が大きい」ということなんですよね。

まあ増え方から判断すれば、有り得る話ではあるんです。

今度うちの夫が休みが取れたら、久しぶりに友人のエクリーさん夫婦を食事に呼びたいと思っていたんですけどね、それはできなくなりました。

これから少なくとも6週間は、再び家にこもる日々となります。

私の暮らしはあまり変わりません。

夫の仕事は、影響はほぼ無いでしょう。お客が減って少しは休めるといいのですけどね、スタッフに風邪の症状が出たり咳が出たりすると検査を受けに行くので、検査結果が出るまで仕事を休まなければなりません。そうすると、スタッフ不足となり夫は休めなくなるのです。ですから、本人に風邪の症状が出ても検査を受けに行きません。それはいけませんよ。

娘は引き続きオンラインで大学の勉強を続けます。

息子は、

ああ…

息子は、待っていますよ、例の手術を。

前回電話での診察を受けた時に、早くて7月頃に手術ができると言われたんですけど、急激に感染者が増えて入院患者も増えているし、メルボルンの主要病院で医療スタッフの感染が次々に見つかっているんですよ。そうした病院で対応ができなくなって感染者が東部の病院に回されてきたら、命に関わらない「いぼ痔」の手術なんて再び延期でしょう。

いつまで待たされることか…


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