2020年6月5日

電話で診察それから怒り

うちの息子が、長年密かに肛門の痛みに苦しんでいるということをGP(一般家庭医)に相談したのが昨年の12月のこと。

重症の痔核(通称いぼ痔)だということで、医者は直ちに専門医に診てもらえるよう手配してくれたのですが、あれから半年が経ちました。

「クローン病」という病気の疑いがあるということだったので、大小腸内視鏡検査を受け、検査の結果を聞きに行くとクローン病かどうか良く分からない言われ、別の検査を受け、再び内視鏡検査を受け、その度に平均2週間待たされました。

オーストラリアでは専門医のいる公立の病院で診察や治療を受ける場合、順番待ちが凄いことになっておりましてね、診療や検査を受ける日を選ぶなんていうチョイスはないのです。

どうやら「クローン病」ではないようだということが分かって、次は外科手術という話になった時に、

新型コロナが始まった!

全ての病院は新型コロナの感染者対応が最優先ということになり、命に関わらない「Elective Surgery(選択的外科手術、待機手術)」は当面中止となりましたので、うちの息子は痛いお尻に耐える日々がずっと続いていたのでございます。

ヴィクトリア州の新型コロナ感染被害は、当初心配されたよりも大変少なくて、「ヴィクトリア州は規制をし過ぎ」などと批判をされたりして、先月には「Elective Surgery」が再開されたんです。

そして、我が家のレンダーには今日のところにうちの息子の病院の予約時間が書かれていたので、私はてっきりやっと手術をしてもらえるんだと思いこんでいたんですけど、

今日の予約は、手術じゃあなくて、診察でした。

また診察か…

まあね、前回の診察から2ヶ月も時間が経っているし、手術前に診察する必要もあるのだろうと思っていましたら、今日の診察は電話でおこなうとの連絡があったそうです。

電話では、医者が息子のお尻を見ることは不可能なのでしてね、じゃあ何を話し合うんだ?

外科手術が必要ということは、もうとっくの前から分かっているんだからな。

手術日でも教えてくれるのか?

そんな事を考えておりましたら、予約時刻を1時間半過ぎた頃に電話があり、電話をしてきたのは今まで担当していた医者ではなく、息子の問題について何も知らない医者でして、その医者が言ったことは、

「What's going on?(何がどういうことになっているんですか?)」

何だそれ!

ふざけてるのか?

その医者は、息子の問題については何も分からないので、これまでうちの息子を担当していた医者と相談の上、今後のことを決めてから再び連絡すると言ったそうです。

何だそれ!

ジョーダンもほどほどにしろよ!


ええっと、その後連絡がありましてね、痔核(通称いぼ痔)というのは命に関わる病気ではないので、命に関わる病気の手術が優先されるので、息子は命に関わらない手術の順番待ちリストに入れられることになりまして、早くて2〜3ヶ月後に手術を受けられる可能性があるそうです。

ううううううううっ

そんなことはもうとっくの前から分かっていたことじゃん!なんで今さらそんなことを言う!


お帰りの前に1クリックを!



0 件のコメント:

コメントを投稿