2020年7月17日

新型コロナと手術の再延期

昨日、新型コロナの一日の新規感染者が317人という、パンデミックが始まって以来のオーストラリアの最多記録となったメルボルンですが、

今日の新規感染者は428人です。

感染者のほとんどがメルボルンの北西部に集中しています。私達家族が住んでいる東部では感染者が増えておりませんので、規制のおかげだと思います。

規制がなくて人々がもっと自由に動いていたら、東部の住民がメルボルン中心部で感染してウイルスを持ち帰り、その家族が感染してそこから感染が広がり始め、その後はもうどこで誰に感染るか分からないということになるのでしょうから。

先月、連日2桁の感染者が見つかっていた北西部の町がロックダウンされた頃には、「そこまでやるほどのことか」と多くの人が疑問を抱いたと思うんですけど。あの時ロックダウンしていなかったら、今頃は何千という感染者が出ていたでしょう。

専門家というのは大したものです。

データに基づいて判断し、対策を勧めてくれる彼らの言うことは、ちゃんと聞いた方が良いのです。米国政府もファウチ博士の言うことはちゃんと聞いたほうがいいのにねえ。

州首相が繰り返すのは、感染を拡大させないために、自分が何をするべきか、常識に従って適切に判断してくださいということです。

常識…

それが無い人がいるので困るんですけど。

さて、ヴィクトリア州の現在症状のある感染者は、おそらく今日で2,500人を超えたでしょう。いくつもの高齢者介護施設で集団感染が発生して、入院したり集中治療室に入ったりする人が急増していますし、医者や看護師など医療スタッフの感染も増えています。

感染したスタッフだけでなく濃厚接触者も隔離されますので、病院の医療スタッフ不足が心配され始めました。

ということで、

命に関わらない「Elective Surgery(選択的外科手術、待機手術)」は、心配していた通り中止となりました。早くて7月頃には手術がしてもらえると期待していたうちの息子は、そのニュースにガックリと肩を落としています。

どんなに痛くても「いぼ痔」は命に関わらないのでね、後回しにされるのは確実ですから、一体いつ手術をしてもらえるのか見当もつきません。

TOTOの携帯ウォシュレットとリングクッションだけが頼りの日々がまだまだ続きます。痛みに耐えかねてついに医師に診てもらったのが昨年の12月ですからね、あれからもう7ヶ月以上も我慢し続けているのです。

ホントにねえ…

その痛みを知らない人には想像もつかないでしょうが、ツライんですよ。


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