2020年7月31日

手作りBBクリームもどき

新型コロナの新規感染者が723人となった昨日、私が住んでいる地域でも発症している患者数が増え、出歩いている人もめっきりと減っています。

週に一度の買い物以外は家から出ない暮らしですが、それでも私は毎日シャワーをした後に髪の毛をヘアワックスで整え、軽くメイクもしています。

メルボルンに住むようになってから、外見をちゃんと整えて良い服を着ていると店員の対応がまるで違うので、外出時はヘアもメイクも頑張るようになりましたが、家にいる間は手を抜いていました。

しかしね、歳をとってくると何もしていないとみっともなくて、短髪のせいもあって中年のオジサンみたいなのです。そして、ボサボサ感がひどいような日に限って、お隣のテイラーさんが野菜や魚のおすそ分けにやって来たり、急に外出をすることになったりして慌てるので、ヘアスタイリングもメイクも毎日するようになったのです。

歯磨きと同じように習慣になっていますから、もうしないわけには行かないというのもありますし、たとえ一日中家にいて家族以外には会わないにしても、小綺麗にしていると気分も良いのです。

しかし、ファンデーションを塗るのは肌が疲れるし、私はおばさんですから「塗っています」風は絶対に避けたいので、いつも薄塗りです。星の数ほどもあるそばかすやシミは隠せませんけど、私のメイクは気分の問題なのでそれでいいのです。

ある時、どうせ薄塗りならBBクリームというので良いだろうと思いました。

化粧水の後にBBクリームを塗って粉をはたいてハイ終了。時短で簡単で気分も良くなるのなら、一石三鳥ですね。

ところが、BBクリームというのは各メーカーから商品がいろいろ出ていて、選ぶのが面倒くさい。スキンケア商品は肌に合わずに痒くなるというのが私はいつも心配で、時々ヤバいことになったりするのです。長年QVブランドを使っているのは、QVのスキンケア商品は絶対に痒くならないと知っているから。

BBクリームで痒くなったらどうしよう…

おまけに、BBクリームは肌色がついているわけですからね、オーストラリアではアジア人の肌色に合う色を見つけることが容易ではないので、

色が合わなかったらどうしよう…

ということで、私はBBクリームを手作りすることにしたのでございます。

いや、手作りといいますか、要するにいつも使っているQVの日中用(日焼け止め入り)保湿クリームにいつも使っているファンデを小さな小豆粒ほど混ぜて塗るということをやってみたのです。

絶対に痒くならないと分かっている保湿クリームと肌色が合うことを知っている手持ちのファンデですからね、恐ろしい化学反応でも起こさない限り完璧な組み合わせなはずなのでした。

それで結果はどうだったのかといいますと、

バッチリ!

このおかげで、ファンデは長持ちするし、お肌は自然な感じで気持ちいいし、夜の洗顔は簡単だし、大変気に入ってずっとこのBBクリームもどきを使っているのですよ。最後に粉をはたくと、とっても自然な感じです。

塗っても塗らなくても変わりはないかもしれませんけど、気分の問題なので、これでいいのです。


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