2020年7月15日

新型コロナとバカモノ達

一昨日、新規感染者数が177人と200人を下回ったので「減ったぞ」と喜んだ私ですが、昨日の新規感染者数は 270人でした。

新型コロナが始まって以来3番目に多い数だそうです。そして、ほとんどが感染経路が不明な市中感染です。1回目のピーク時との大きな違いはそこです。1回目の時は、感染者のほとんどが海外からの帰国者と渡航者およびその関係者で、感染経路の追跡もできていたのです。

ここ1週間の新規感染者数が1,523人ということになっておりまして、感染経路の追跡も数的に困難を極めているそうです。市中感染が次々に発生しているので、とにかく最も効果的な感染拡大防止方法は人の動きを抑えることだそうですから。

メルボルン市民の多くは、真面目に規則に従って我慢していますけどね、

バカモノはいっぱいいるんですよ!

ホントにね、一体どこまでバカなんだか。月曜日の発表だと、罰金を科された違反の件数が一日で133件だったそうです。大勢が集まってパーティーをしていたり、遊びに行こうとしていたり。

バカモノ自身かバカモノ仲間が感染して死ぬとかしない限り、分からないんでしょうね。

米国のバカモノは、メルボルンのバカモノの比ではないように見えます。新型コロナ感染者が主催した「コロナパーティー」に参加した人が感染して亡くなったそうですが、「新型コロナはデマである」とか「陰謀である」と本気で信じている人達は、自分が感染して病気にならない限り、何を言われても聞く耳を持たないでしょう。

ところで、

先日テレビで、新型コロナで死にそうになったものの何とか命は助かったという人のインタビューを見ました。その人は人工肺に2週間も繋がれていたそうです。

新型コロナは、少し重症の風邪と考えるのは大間違いだということを話していました。まさに風邪程度の症状の人もいますけど、脳がやられて後遺症が残る人が大勢いるそうですよ。

呼吸器系の症状ばかりが注目されていますけど、それすら知らない人も多いですけど、新型コロナは脳の損傷を引き起こすことが分かってきたそうです。

味覚や嗅覚が無くなったとか幻覚を見たという患者の話もよく耳にしますが、脳がやられるわけですよ。

脳は私達の身体の中でも最も重要な、運動・知覚・生命維持の中枢ですからね。脳が損傷すれば、命は助かっても身体的な障害を残すというのは納得です。

インタビューに答えた人も、下肢の感覚を失ったため歩行が困難になっていると話していました。

脳が損傷すれば、運動障害だけではなく精神障害を引き起こす場合もあります。

新型コロナは始まったばかりで、感染した人の長期的なウイルスによる影響は何も分かっていません。

こういうことをバカモノたちに教えてやるには、彼らが一目置いている有名人が言って聞かせるのが一番良いと思います。例えば、バカモノ達のアイドル、大うそつきのドナルド・トランプとか。

あいつが新型コロナに感染して、ブラジルのボルソナーロみたいに軽症で終わるんじゃあなくて、重症化してものすごいくつらい目にあって、「オレサマ間違っていました、新型コロナはマジよ、皆さん用心してください」とテレビで言えば、世の中だいぶマシになる気がするけどねえ。


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