2020年12月3日

心配だけど楽しみな柚子

実は、このことはずっと前に記事に書こうかと思ったのですけど、ぬか喜びに終わりそうな気がして、書くのを我慢していたのです。

私が植木鉢で育てている柚子のことです。

クイーンズランドの苗木屋にオンラインで注文して送ってもらった柚子の若木は、植えて2年間くらいはほとんど大きくまりませんでした。それでも葉っぱが枯れないところを見ると、生きていることは確かという、そんな程度でした。

新しい葉っぱが出て少し花も咲いたのが昨年。そしてついに、ビー玉くらいの大きさでしたがユズの実が一つなったんです。ちゃんと柚子の香りがしました。


お吸い物に入れて香りを楽しんだ後、残りの皮は乾かして七味を作りました。これが史上最高の七味となりまして、七味は手作りに限ると思い知ったわけですが。

今年の冬から春にかけては、気温が低めの雨の多い天気が多かったのですけど、そこそこに暖かい日ももちろんあって、メルボルンのことですから時には汗ばむような日もあったりもして。

そういう天気が良かったのか、雨が多かったのが良かったような気もしますが、柚子の木にですね、今年の春はたくさんの花が咲いたのです。10月のことです。


こんなにたくさん花を咲かせているということは、どんなに下手をしても一つや二つは実をつけるでしょうから楽しみだと記事に書いたのですけど、実はその後、これらの花の後にはたくさんの実ができました。

少しは落ちてしまいましたが、落ちずに大きくなってきている実が、数えてみたら、

100個以上あるんです!

こんなふうに、すでに1センチくらいの大きさになっているのもあります。


こんなヒョロヒョロの木に100個も実がなると折れてしまいますからね、困ったなあといらぬ心配をしつつも、収穫できる日が来るのを楽しみにしています。

私が買った若木は接ぎ木で育てたものでしたが、柚子は種からも育てられるので、たくさん柚子の実ができたら、種から柚子を育ててみようかと思っています。


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