2020年12月18日

自動車教習はやっぱり怖い

このブログを「教習」というキーワードで検索していただくと、汗と涙の教習エピソードをいろいろ読んでいただけます。

オーストラリアには自動車教習所のような所はありませんので、運転の練習は有料の教習サービスを利用するか家族のうち運転免許を持っている成人が助手席に座っておこなうことになります。(家族がやる場合には色々決まりがあります。)

想像してみてください、ある程度の運転技術が身につくまで安全な教習所内で練習するという段階が無くて、最初っからいきなり道路に出て運転するんです。運転する方も怖いでしょうが助手席に座っている方も、

怖いんですよ!

助手席に座っているだけで、疲労と緊張でクタクタになり、心臓に悪いしメンタルにも悪いし、私は2、3回やってあまりのサスペンスにギブアップしたんです。

夫も仕事でなかなか時間が取れないので、結局は有料の教習サービスを利用することになりましてね、超ビクビク慎重運転の息子は無事に免許を取れたのですけど、慎重さが足りない娘は2回目の運転実技試験で1回目と全く同じ場所で全く同じミスをして再び不合格になり、そのトラウマがひどくて運転の「う」の字も口に出せないようなことになっていたんです。

もちろん、それ以来一度も運転に再挑戦しようとはしませんでした。

あれから2年近くが経ちました。

その娘が、最近再び運転に取り組むようになっていたんです。そのきっかけは、

マンゴーを受け取りに行くため!

先日チェリーピッキングに行って5キロもチェリーを持って帰った娘ですが、何でもクイーンズランドのマンゴー農家をサポートするプロジェクトでマンゴー1箱20個入りを注文し、それを受け取りにメルボルンの南東にある Malvern という街まで行かなくてはならなくなっていたのです。

最近お母さんが気持ち良く送り迎えをやってくれないので、出かける必要がある度にお母さんに送り迎えを頼むのがストレスになっていたらしく、マンゴーの受け取り場所まで連れて行ってくれとはとても頼めないと考えたようで。

娘に大甘のお父さんが休みで家にいればもちろん連れて行ってくれるでしょうが、受け取り予定日にお父さんは仕事が休めない。お母さんには Malvern までの運転を頼みにくい。娘は、自分で運転するから助手席に座ってくれないか、となら頼めると考えたようなんです。

そのために、

お父さんが仕事が休みの日に、受け取り先まで運転の練習をして道を覚えるという熱の入れようで。

ということで、2年近くほとんど運転をしてなかった娘の運転に付き合って、昨日は助手席に座ったのです。

3回ほど死ぬかと思いました…

でも、無事にマンゴーを受け取り、無事故で帰宅しました。車もこすりませんでした。何度もこする寸前にはなったんですけど。

怖かったです。

心臓に悪いです。

メンタルに悪いです。

助手席に座りたくないです。

娘が3回目の運転実技試験に挑戦するには、相当な練習が必要です。


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