2020年12月7日

外見に気を使わない人

その典型とも言えるのがうちの夫。若い頃すでにその傾向が見られましたけど、中年になって「どうでもいい感」に拍車がかかっています。

夫が身につける服は、平日は会社のユニフォームですが、ユニフォームの下に着るシャツとか下着や靴下は、基本的に引き出しの一番上にあるものを着るという方針であるらしく。

いや、方針というようなものでもないですね。ただ一番上にあるものを着るのですよ。

これを確かめるために、私は実験をしているんです。引き出しの下の方にあったものを一番上に置いておくとどうなるか。そうしたら、やっぱり一番上にあるものを着るのだということが分かりました。

休みの日には基本的にTシャツです。気温が低ければその上に長袖のシャツを着るわけです。

先月、ユニフォームの下に着る灰色のTシャツ3着セットを作業着とかを売っている店で買ってきたのですけど、最近は毎日それを着ています。平日はユニフォームの下に着て、休みの日もそのTシャツです。ウィルソンズ・プロムへ旅行した時にも、毎日その灰色Tシャツを着ていました。

下着Tシャツですからね、まさに「下着のシャツを着ています」という感じがぬぐえません。他のTシャツもいろいろ持っているのになあ。どうして着ないんだろう?

外出するとか、誰かに会うとか、レストランに行くとか、何かある時に着るシャツは、夏場ならユニクロのリネンの白シャツと決まっています。

数年前、そのユニクロのリネンの白シャツが気に入ったと言って、全く同じ白シャツを3着も買い、夏場は必ずそれを着ているんです。

何年も何年も同じ白シャツばっかり着続けて来たので、もうヨレヨレですし、生地が薄くなっているのでスケスケです。肥満の人がスケスケのシャツというのはあまり格好が良いものではありません。

他のシャツも持っているのに、夏はその白シャツと決めているのです。

昨日の日曜日は休みでしたが、またも仕事関連の用事でヴィクトリア州北東にあるシェパートンの街に行くと言いまして、朝シャワーを浴びている音がしました。そしてキッチンにやって来た夫を見たら、

やっぱりそのスケスケの白シャツを着ている!

ヨレヨレ過ぎるし透けて身体が丸見えでみっともないから、そのシャツはやめた方が良いと言っているのですがね、私の意見など聞きません。

さて…

午後遅くになって帰宅した夫。私はすぐに夫の白シャツの袖が破れているのに気づきました。左腕の裏側です。よく見ると穴が3つも開いていました。縫い目がほつれてとかじゃあないんですよ。布地が裂けて穴が開いているんです

右腕の裏側も破れて穴が開いているのが分かりました。

まるでボロぞうきん…

さらに、後ろから見ると背中の上辺りの少しきつそうなところが今にも破裂しそうな感じでした。

薄いガーゼのようにスケスケになっていましたから、破れて当然なんです。

それにしもて、そんなシャツで誰かに会ってきたのでしょうし、調査でライバル店にも行ってきたそうですし、どこかに寄ってランチを食べたりもしたんでしょうし。

せめて人に会う時には、ちゃんとした服装をして欲しいのですけど、本人はあれでちゃんとした服装をしていると思い込んでいるんだから、困ったことだ。

ともあれ、3着持っているユニクロの白シャツのうち1着はこれでゴミ箱行きとなりました。

あとの2着も早くゴミ箱に行ってもらいたいです。


本人がまだ着られると思っているうちは、いくらヨレヨレスケスケになっていても処分できないんですからね、早く破れてもらいたいです。

…と言うか、ちょっと引っ張れば破れそうではあるのよねえ。

やってみるか。

もしも本当に破れたら、それで良しということで。

こういうのをサボタージュっていうんですか?


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