2020年10月3日

ZOOMで就職面接

「アルバイトはしたいけどできない」という状態が続いていたうちの娘。

パニック障害はなんとか克服し、大学には通えるようになっていましたけど、それは決まった駅から決まった路線の電車を利用してのことで、それにも準備がいろいろ大変なのです。

知り合いのお料理デモンストレーションのお手伝いに単発で行くことはありましたけど、定期的な決まった仕事をすることはできていませんでした。

ただしお金を稼ぎたいという気持ちは強いわけでして、娘が時々やっていたのは英文添削です。

大学には多くの外国人留学生がいます。メルボルン大学で勉強している留学生は十分な英語力があるはずですけど、論文やエッセイなどを提出する前に英語を母国語とする人に添削校正してもらいたいと希望する学生は多いのです。

ハイスクール時代から英語の科目では抜群の成績だったうちの娘は、文章を書くことにかけては自信があります。この仕事なら在宅でできるわけですし。

こうして始めた英文添削の仕事は、口コミで友人からその知り合いへと紹介が広がり、娘はそこそこのお金を稼いでいたようです。

そうしたところ、英文添削のお客様であるベトナム人学生のつてで、ある会社のライターの仕事を紹介されました。

その会社というのは、家の屋根や雨樋のメンテナンスをやっている会社だそうですが、ニュースレター等のコンテンツを書く人を探していたそうです。

人が書いた文章の添削をするよりも自分で文章を書くほうが断然得意なんですから、願ってもない仕事です。

昨日はその面接がありました。もちろん、現在は新型コロナ規制で面接に行ったりできませんから、ビデオ会議アプリのZOOMでやったわけですが、いつも大学の授業や話し合いでビデオ会議アプリは使っているのに、ZOOMは使ったことがなかったそうで「繋がらない!」と言って大騒ぎをし、面接には10分も遅刻したそうですけど採用されました。

在宅で文章を書くだけなら問題ないのでしょうけど、ライター以外の仕事もあるそうで1ヶ月に一度は事務所まで行かなければならないそうです。

娘は運転免許を持っていません。運転免許試験で2回も考えられないような同じミスをして不合格となり、それがトラウマになっていて車を運転する気がありません。

事務所があるのはメルボルン南東部で、我が家からバスを乗り継いでいけば1時間ほどで行けないことはないようですが、車で行けば20分ほどですよ。

お母さんの送り迎えなんてことになりませんように…

もうね、ホント勘弁してほしいんです。

トラウマになっているのなら、それを克服しなくちゃあいけません。克服するのにカウンセリングが必要ならカウンセリングを受け、必要なことをしなくちゃあいけません。


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