ジャシンダ・アーダーン首相は、オーストラリアでも人気があるんですよ。オーストラリア人が最も信頼する政治家のナンバーワンですから。オーストラリアの政治家じゃあないですけど。
場内拍手!
ニュージーランド労働党がこれまで連立政権を組んでいたニュージーランド・ファースト党は、議席を失いました。ナショナリズムの時代じゃあないってことです。
このニュージーランド・ファースト党首のウインストン・ピータース氏が、今回の総選挙に向けた選挙活動中に、ある集会で聴衆の質問に答えるこの動画、世界中のメディアで紹介されましたから皆さんもご覧になったかもしれませんが、紹介したいと思います。
ニュージーランド・ファースト党というのは、その名前「ニュージーランド第一」が示すように、保守主義とナショナリズムを政治理念とする政党ですよ。
この集会で、聴衆の一人が立ち上がりアメリカ訛り英語で質問します。
実はこの男性、質問は一人一つと言われているのにこの質問の前にいくつか質問していて、しつこいのでピータース氏はちょっとイラッときているんですけど。
この男性は、新型コロナ COVID-19 が本当に病気を引き起こしているという証拠がどこにあるんだ?証拠を示せと言うんです。
ピータース氏の返答。
Sit down, sit down, sit down. We’ve got someone who obviously got an education in America. 220,000 people have died in the US, where there are eight million cases to date. We’ve got 79,000 cases just today, probably in India, and here is someone who gets up and says ‘the Earth is flat’.
Sorry, sunshine, wrong place!
はいはいちょっと座りなさい。 どうやらアメリカで教育を受けている人がいるようですな。アメリカではこれまで22万人が亡くなっているんですよ。800万人が感染しているんです。今日一日で79000人の新規感染者が出ている、インドだったかな。そして、ここに「地球は平らだ」と言う人がいる。
場所を間違ってるんだよ、キミ!
場内拍手!
バカ者を「Sunshine」と呼んでシャットアウトしたピータース氏。この後まだ引き下がらなかったこの男性に、ピータース氏は「Quiet, we have manners at our meetings as well」(静かにしなさい、我々の集会では礼儀を大事にしているんだ)と言ったんですよ。
これが普通。
大統領が先頭に立ってバカ者たちの親分をやっているアメリカが異常。
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