2020年10月1日

数カ月ぶりに友人に会う

新型コロナ感染拡大予防の規制が先日緩和されまして、5人までの集会が可能になり、屋外での飲食も許可されたことから、うちの夫は、仕事が休みだった昨日、友人のエクリーさん夫婦と公園で会うという計画を立てました。

計画を立てたのは男2人です。

最初はピクニックをするという計画だったらしいですが、夫が私にそれをちゃんと言わなかったために私は会うということしか知りませんでした。

当日になって、天気が悪くなりそうだったから散歩だけにしようと男2人で決めたのだそうで、私には散歩をするだけだと言いました。

でも、エクリーさん夫婦は最初の予定通りピクニックの準備をしてやって来たのです。

何も知らない私は完全な手ぶらで出かけ、エクリーさん達が食べ物飲み物(ティーカップまで)準備万端なのを見て大変恥ずかしい思いをしました。

それはともかく…

行ったのは、彼らの家と私達の家の中間にある公園です。ここならお互いに5キロ圏内です。

子供用の遊び場や屋根付きのBBQ施設なども完備されている公園で、うちの子供達が小さかった頃にはよく行きました。

行ってみると、駐車場も主要道路から駐車場までの道路も車で一杯で、車を停める場所なんて全く無くて、公園にはものすごい数の人が集まっていました。

ダメじゃんこんなに集まっちゃあ!

大混雑の公園はやめにして、近くのスポーツ公園に行きました。

遊び場もBBQ施設も無いただのスポーツ公園の方には人はほとんどいませんでした。私達はそこの駐車場でエクリーさんの車の後ろに食べ物を広げ、立ったまま食べたりおしゃべりをしたりしたわけです。

私は帽子をかぶって行くつもりだったのに、夫に急かされて慌てて出かけたので帽子を忘れてしまい、この見苦しい頭が丸見えでした。エクリーさんの奥さんは帽子かぶっていました。

美容院の話題になった時に見せてくれたのですけど、ブロンドに染めていたショートヘアは、地毛の白髪交じりの茶色い髪の毛が伸びて頭はボッサボサでした。だから、彼女にとって帽子は必需品になっているのでした。

やっぱり皆んなそうなんだ!

彼らは新型コロナのパンデミックが始まってから飼い始めた犬のデイジーを連れて来ました。ところどころに茶色の混じっている灰色のモップみたいな犬です。パンデミックが始めってから在宅ワークになっている旦那さんも、専業主婦状態の奥さんも、デイジーのおかげで毎日が楽しくてしようがないという様子でした。

羨ましいことです。

ニュースがいろいろありました。

まず、彼らがヴィーガンになったということ。彼らはここ数年ベジタリアンになっていましたが、旦那さんが畜産業界の問題や環境問題に関心が深く、ついに一切の動物食品を取るのをやめてしまったのだそうです。

奥さんの方は、我慢ができなくなって最近チーズを食べ始めたと言っていました。お料理が好きな人ですから、かつて楽しんでいた多くの料理がもうできないことを残念がっていましたが、旦那さんの方は厳格なヴィーガン生活だそうです。

通りでやせ細ってガリガリしわしわになっていたわけです。

巨大な太鼓腹が突き出たうちの夫の隣に立っていると、そのガリガリぶりが際立っていましたけど、その逆にうちの夫の肥満ぶりも際立っていたのでした。横から見ると身体の厚みが倍くらい違いましたからね。

エクリーさんの奥さんの妹さんとも私は知り合いなのですが、この新型コロナパンデミックの中、妹さんは旦那さんと別れたそうです。コロナ離婚というやつです。

エクリーさんの2人のお嬢さんは、今年は大学を休んで仕事と旅行を楽しむギャップ・イヤーにしていました。6月からは1ヶ月間日本を旅行する計画でしたが、新型コロナで海外渡航が禁止となり旅行はキャンセル。働いていたワイナリーやレストランも休業になったそうです。

上のお嬢さんは、ヤラバレーの有名なシャトー・イェリング(Chateau Yering)というホテルのエレノアズ・レストラン(Eleonore’s Restaurant)で働いていましたが、観光客の激減で経営が破綻し、この歴史的な由緒あるホテルとレストラン・カフェ及びワイナリーは、中国人に買収されたそうです。

エクリーさん夫婦に最後に会ったのは1月だったと思いますから、あれから8ヶ月にもなるのです。8ヶ月もあればいろいろなことが起きますね。

次の規制緩和が行われて、家を訪問し合えるようになったら、晩ご飯を食べに来てねと約束して別れました。和食のヴィーガン食を作ってあげたいです。

それにしても、ピクニックに手ぶらで行ったのは、ホント恥ずかしかったですよ。


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