ヒールズビルという町の外れに住む義弟の娘ヴェドラちゃんが、家のすぐ近くの草むらでエイリアンのような植物を見つけました。
興味を持った義弟は、ヴェドラちゃんにそのエイリアンが生えている場所に連れて行ってもらって、びっくり仰天!
見たこともない不思議な赤い植物が生えていたのです。
Wikipedia から拝借した写真ですが、これがそのエイリアンのような植物です。
形の気味悪さもさることながら、
とにかく臭いんですって!
キョーレツな汚臭を放つそのエイリアンのような植物は一体何なんだろうと思った義弟は、「誰か知っている人はいませんか」と、町のコミュニティー掲示板サイトに投稿したところ、正体が判明したそうです。
Octopus Stinkhorn(オクトバス・スティンクホーン)
Devil's Fingers(悪魔の指)とも呼ばれるようです。
一般的な Stinkhorn というキノコは、動物の角「Horn」のような形をしています。Stinkhorn の「Stink」は皆さんご存知のように「臭い」という意味ですから、「臭い角」というそのものズバリのネーミングなんですけど、ヴェドラちゃんが見つけたこの赤いキノコは Stinkhorn の仲間ですが、タコに似ていますから Octopus Stinkhorn という、こちらも分かりやすいネーミングですね。
Stinkhorn の仲間は、一般的なキノコが胞子を飛ばすのとは異なり、ハエを引き付ける臭い粘着質の胞子を作り、ハエに媒介させて胞子を拡散させるのだそうです。
仲間の中には、臭いもさることながら味もサイコーらしいトロトロの粘着質胞子を作り、ハエに食べさせて胞子を拡散する類もいるようです。
Egg(卵)と呼ばれる白い球状のキノコから成長しますが、この Octopus Stinkhorn の成長ぶりは、悪い夢を見そうなレベルなんですよ。
YouTube で見つけた動画をご覧ください。
足の数が5本ですが、聞く所ではこの赤い足についている黒いのが粘着質の胞子で、これがキョーレツに臭いんだそうです。
どんなに臭いのか、一度臭いを嗅いでみたいものです。
「Octopus Stinkhorn」というキーワードでグーグルすると、たくさん画像が見つけられますよ。一度本物を見てみたいですよねえ。
ヴェドラちゃんのおかげで勉強になりました。
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