2022年1月11日

階段がツラい家と目の病気

身体が問題なく動いている頃は何とも思っていなかった我が家の階段が、右膝が痛くなってからツラいです。これからさらに歳をとれば絶対に大きな問題になると思います。

我が家は、車を停める車庫から家の方に歩いて行くと、まず3段の階段があって高くなり、そこからさらに階段を上がって行くと玄関にたどり着くという作りになっています。

この玄関と同じ高さの階に居間、キッチン、ダイニングがあるんですが、バスルームと寝室が2階にあるので、この2階へ上がる階段が最大の問題です。

私は2階にある夫婦の寝室ではもう寝ていませんが、タンスとかはそこにあるので着替えを取りに行ったりするの2階に上がらないわけにはいきませんし、そもそもバスルームが2階にあるのですから階段を上がることは避けられません。

タオル類や家族の洗濯物も2階へ持って上がらなければいけませんし。

バスルームはもう1つあるのですが、それは洗濯室兼おトイレ兼バスルームで、キッチン床が腐って工事をすることになった時に半年近くも便器の横でお料理をした部屋です。

そのバスルームに行くにはキッチンから階段を下りないといけません。私と息子のデスクがあるミミズの出る部屋に行くには、さらにもう1段下りないといけません。

庭に出るにも階段がそこら中にあります。

ということで、

毎日の暮らしに階段の上がり下りが欠かせないわけです。これね、目が回っていた頃にも問題だと感じましたけど、右膝が痛いと不便さを痛感します。

この家に引っ越してきた頃は、寝室と同じ2階にバスルームがあるのは便利でいいなあと思っていました。階段が家の内外にたくさんあることなど気にもしませんでしたけど。

これから歳を取っていくと、この家は住みにくいでしょう。

それに、うちの夫はいつかは目が見えなくなるんですからね、階段だらけの家は危ないです。

右膝がまた痛くなったのをきっかけに、最近これからの暮らし方を考えているのですが、いずれうちの息子もこの家を出る時が来るのですから、二人暮らしにはこの家は大きすぎますし、どこに行くにも車が必要というのも問題です。

夫の目がまだ見えているうちに引っ越したいです。見えなくなってからでは、荷物の整理が大変です。ごみ屋敷状態のガレージをどうするんですか?夫に片付けてもらわないと、私にはできませんよ。

引っ越し先は、交通の便の良い場所というのが最も重要な条件です。

だってね、私が運転できなくなってご覧なさい、夫は通勤に困りますし、食品や日用品の買い物にも困りますよ。今ならオンラインで買い物ができますから、宅配が来やすい場所というのも重要です。

田舎は無理です。二人暮らしの夫婦が二人とも運転ができないのに交通の便が悪い田舎に住むなど考えられません。様々なサービスが利用できる街の方がいいです。

私の視力はまだ大丈夫なんですけど、昨年回転性の目まいで入院したり鼻血で入院したりしまして、いつどんなことが起きるか分からないと痛感しましたから。いつまでも車の運転ができるつもりでいると、いざという時に困ります。

住みたい家は、階段のない平屋で、掃除がラクな小さな家がいいです。手入れをしなくてはいけない広い庭など無い、草切りも草取りもしなくて良い家です。

いずれ夫は目が見えなくなって草切りもできなくなりますからね。私も右膝が痛いのにしゃがんで草取りなんてごめんですから。

私達が今住んでいる家は、義妹(夫の妹)が所有する家で、義妹に家賃を払って住んでおりますが、3千平方メートルの敷地のほとんどが草地です。一年中葉っぱを落とすユーカリの大木に囲まれています。

とにかく、手入れをしないといけない場所が広すぎるんですよ。

これからのことを考えると、いつかはもっと便利な場所に引っ越す必要があるのです。


遺伝性黄斑変性症というのは、症状がゆっくり進行すると夫は言います。

いつかその時が来ると知っていましたから覚悟していましたが、ついに昨年その時が来て、私達の暮らしは激変しました。

左目に症状が出たと気づいた時は、まだ右目は見えるから運転もできるし大丈夫だと楽観していたのですけど、検査の結果、まだ見えると思っていた右目も十分に見えていないことが分かって、車の運転ができなくなりました。

左目は視野の中心がすでに欠損していて真っ黒だそうです。昨年6月の検査の時は、右目はまだ真っ黒にはなっていなかったのですけど、いつそれが始まるかは時間の問題です。

視野の中心というのは、見ようとしているものに焦点を合わせている部分です。視野の欠損はその中心部分から始まり、見えない部分(真っ黒の部分)は徐々に大きくなるんだそうですよ。

完全に何も見えなくなることはないらしいですが、ぼやけている視野の外側でものを見るのはとても疲れるそうです。見えている外側の部分も歪んだりぼやけたりしてくるそうですし。

右目の視野も真っ黒になり始めたら、夫は自転車通勤はできなくなるでしょう。危ないですからね。仕事をいつまで続けられるかという問題もありますが、自分にできる仕事がある限りツールショップに勤めたいそうです。

夫が言う通りに、ゆっくり進行してくれることを祈ります。

そして、すっかり見えなくなる前に、将来の引っ越しに備えるためにも、持ち物の整理をしなくてはいけませんよ。乗らないトラックやトレーラーや山ほどの道具とガラクタを、なんとかしなくちゃあ。


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