トマト炒めと新年の抱負

お雑煮もおせちもない元旦ですが、晩ご飯に何を作るかは数日前から決めていました。「サン・チョイ・バウ」という豚のひき肉と野菜を甘辛く炒めたのをレタスに乗せて食べる料理です。

クリスマスの日に、義母（夫の母親）の事実婚パートナーであるロジャーにレシピをウェブサイトに載せてくれとリクエストされていたのですよ。

暑い元旦の晩ご飯にぴったりだと思ったんですが、昨日は39度の暑さに負けてやる気を失いました。代わりに作ったのは、トマトとニンニクの炒めものです。

簡単なんですけど、美味しいんですよ。これを晩ご飯に作ってがっかりされたことがありませんが、昨日は他のおかずを作る元気がなかったんですから、卵と豆腐も入れました。

作り方はこんな感じ。

１．まずフライパンに油を熱して卵を柔らかい炒り卵（スクランブルエッグ状）にします。卵を溶きほぐすのに使ったボウルに移しておきます。お皿に移してもいいですけど。

２．必要ならフライパンに油を追加して、ニンニクとトマトを炒めます。唐辛子を入れてもいいです。トマトから汁が出て柔らかくなってきたら醤油で味付けし、豆腐とネギを加えます。豆腐が崩れないようにそっと混ぜ合わせます。

３．最後に柔らかい炒り卵を加えて混ぜて出来上がりです。ご飯と一緒に食べます。

元旦の晩ご飯にこれを作ろうと思ったのは、どこかの誰かがこれを作ってメッセージを送って下さったからでした。その方が作ってくださったのは、豆腐ではなくてエビで作るレシピでしたが、昨日私が作ったのはそれをもっと簡単にしたものです。

お粗末さまでした。

でも夫も息子も喜んで食べていましたよ。（写真は撮り忘れました。）

私は、自分のウェブサイトに載せているレシピの多くを英語版クックパッドに投稿しているんですけど、皆さんご存知だと思いますが、クックパッドには「つくれぽ」というのがありますよねえ。利用者が投稿したレシピを実際に作ってみて、そのレポートを投稿するというものです。

英語版ではこれをクックスナップ（Cooksnap）と呼んでいますが、時々私のレシピを作ってみたよというクックスナップが投稿されることがあるんですよ。

私のウェブサイト上にそうしたコメントを書き込んでくださる方もおられますし、レシピを紹介しているフェイスブックでもメッセージを頂くことがあります。

こうして、会ったこともない世界中の人々とレシピを通じて知り合いになり、すっかり親しい友人みたいになっている人もいて、そうした方々とメッセージをやり取りをするのが楽しみになっているのです。

ロックダウン中のどこにも出かけられない暮らしを我慢できたのは、レシピづくりやレシピを通じた人とのつながりを楽しんでいたからです。毎日家にいることをそれほど苦痛に感じませんでしたからね。

クックパッドに投稿するようになったのは、自分のウェブサイトが無くなったり自分が死んだりした後にもレシピが残るようにするためでしたが、クックパッドの利用者は世界中にいますし、どんどん増えていますからね、より多くの人々とのつながることができます。

とても楽しいですよ。

現在私のウェブサイトには、1732個のレシピを載せています。（1ページに複数載っている場合もあるので実際にはそれ以上！）

1732もの料理をして、写真を撮って、レシピを書いて、ウェブサイトに載せたんですよ。自分でも良くやったなあと感心します。一番最初のレシピを載せたのは2012年の5月ですから、今年で10年になるのです。

2022年中にレシピの数が2000を超えるかもしれません。2000レシピを達成した時には、お祝いをしたいと思っているんですよ。

私の今年最大の目標はそれです。

めざせ2000レシピ！

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