2022年1月30日

モデムじゃないけどモデム死す

一昨日、雷が落ちたことを書きましたが、回路ブレーカーが落ちたということは、雷が結構近くに落ちたのは間違いないのです。

ブレーカーを元に戻したら、電気製品は再び通常通りに動き始めたのですが、モデムだけは調子がおかしくなりましてね。

オーストラリアでは、多くの地域でインターネット接続はNBNになっています。NBNというのは「National Broadband Network」のことで、オーストラリア全国を光ファイバーケーブルで結ぶ高速ブロードバンド回線のことです。

インターネット接続サービスを利用している家庭には、NBNの白い「モデム」があると思うんですけど、これは本当は「モデム」と呼んでは間違いなんですよ。


この装置はね「FTTC Network Connection Device」と書いてある通り、日本語にするなら「FTTCネットワーク接続機器」というものです。

建物の手前まで引かれた光ファイバーからの光信号を、この「ネットワーク接続機器」で電気信号へと変換して、それを建物内で金属のケーブルとかルーターを使ってネットワークを形成するということをするための「信号変換機」のようなものなのです。

「信号変換機」ということなら「モデム」と同じような働きをするわけですし、「FTTCネットワーク接続機器」などと呼ぶのもアレなので、うちの家族は「モデム」と呼んでいるんです。

多分多くの人がモデムと呼んでいると思いますよ。

とにかく、これが雷が落ちた後で不安定になりまして、昨日突然死んだのです。

スイッチすら入らなくなりました。

こういう時は、直接NBNの会社に連絡を取ってもダメです。NBNを使ったインターネット接続サービスを提供している会社に連絡を取ります。我が家は Telstra という通信最大手の会社を利用していますので、ここに連絡を取ることにしました。

ところが、

オンラインで問い合わせをするのはシステムが上手く機能していないのか埒が明かなくて、問い合わせ番号に電話をしてもなかなか通じないし、一番いいのは Telstra の店舗に行くことだと思いましたので、今朝一番に近くのショッピングセンター内の Telstra の店舗に行ったのです。

行ったのはうちの息子と娘です。息子は、インターネットが使えないと仕事もできないし楽しみも無いという人ですから、インターネットが使えないというのは切実な問題でしたからね。壊れた「FTTCネットワーク接続機器」を持って行きました。

これが壊れたと言えば済むので、説明の手間が省けます。

結果としては、雷が落ちてその機器が使えなくなったという事情を説明したら、新しいのをくれたそうです。無料でした。

ということで、

オーストラリアにお住まいの皆さん、もしも悪天候などの影響でこの「FTTCネットワーク接続機器」というのが壊れちゃったら、インターネット接続サービスを利用している会社の店舗に持って行くのが一番の早道です。無料で新しいのをくれるはずです。

それにしもて、我が家は次々にいろんなものが壊れます。

もうこれ以上壊れそうなものは無いと思ったけど、まさか雷が落ちるとは。

次は何が起きるでしょうか。


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