2022年1月31日

観る元気もなかった歴史的決勝戦

1試合も見なかった今年の全豪オープンテニス大会が、歴史に残る感動的な試合で終わったというニュースを読みました。

ラファエル・ナダル選手が大方の予想に反して大逆転の勝利をおさめ、4大大会の優勝数で21勝目を上げたそうで。

試合時間5時間24分!

興味がなかった訳ではないんですけど、もうね私は体力的に観る元気がないというのが正直な話なんです。

昨晩の試合は、全豪オープン史上2番目に長い決勝戦だったそうですが、一番長かったのはやはりナダル選手が出場した試合です。2012年の決勝戦で、対戦相手はノバク・ジョコビッチ選手でした。あの決勝戦は、5時間53分とほとんど6時間もかかったのですよ。

私はあの試合は観たんです!

夜中になっても終わらなくてね、翌日の生活が(と言うかもう翌日になっていましたけど)心配だったのですけど、手に汗握る大接戦で途中で観るのを止めるということもできなくて、最後まで見ました。

どちらかと言えば勝って欲しかったナダル選手は、あの6時間にも及ぶ死闘の末に負けたのでした。

昨日は、簡単に第1セットを取られて勝ちそうな感じがしなかったナダル選手。私は9時前には寝てしまったのですが、11時半頃に目が覚めた時には「どうなったかなあ?」と思って試合結果を確認しました。

まだ試合が終わっていなかったので驚きました。1時頃に目が覚めて、もう結果が出ているだろうと思って確認したらまだ終わっていなかったので、すっかり目が覚めてしまいました。

真夜中に居間のテレビを観に行く元気はないので、ニュースサイトの速報を見ていたのですけど、ナダル選手が勝って良かったです。

頑張って観ていたら感動したのでしょうけど、夜の7時半スタートで夜中の1時半頃終了なんていう試合は、もう観る体力が無いのでございます。


ナダル選手も35歳。頭も薄くなってオジサンになりましたが、超人的なメンタルの強さは健在でしたね。昨年は足の故障や新型コロナの事情で何ヶ月も試合に出なかったそうですし、12月には新型コロナに感染して熱が出て寝込んだそうじゃあありませんか。

現役引退も考えたそうですけど、22勝目もあるかもしれませんね。

ところで、全豪オープンテニスは、地元メルボルンでやっているということで放送時間的に観やすいので長年観て来たんですけど、私が観た中でのベスト試合というのは、やはりナダル選手の試合です。

あんまり感動したので、その試合の録画DVDを買ったほどなんですよ。

その試合というのは、2009年の準決勝、同じスペインチームの仲間でもあるナダル選手とベルダスコ選手との間で行われました。まさに大激闘でした。試合時間は5時間14分。両選手スーパーショットの連発で、「すごい!」と叫び続けたことを覚えていますよ。本当に凄い試合だったんです。

その年の決勝はナダル選手対フェデラー選手で、ナダル選手が勝って全豪オープン初優勝だったんですが、決勝のことは余り覚えていません。表彰式でフェデラー選手が泣いたことは覚えていますけど。

ナダル選手が全豪オープンで優勝したのは、その2009年と今年の2回だけなんですよ。ちょっと意外です。何度も感動的な凄いテニスを見せてくれましたが、優勝はしていなかったんですね。

歴史に残る決勝で勝ててホントに良かったです。


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