2022年1月7日

運転手業と偏見のホンダ車

今朝は1時間以上運転しました。家を出たのは5時50分です。

いつものように、うちの夫を勤めているツールショップまで送って行ったわけですが、普通は片道は高速道路を使いますから往復で1時間もかからないのですけどね、今朝は寄り道をしなくてはいけなかったのです。

スタッフの一人が新型コロナ陽性者の濃厚接触者となって仕事を休んでいるのですが、最近ルールが変更されて自宅隔離は7日間と短縮されました。簡易抗体検査で陰性と確認できたら1週間後には出勤できるわけですが。

この抗体検査キットが現在品不足で手に入らなくなっているのですけど、夫が勤めるツールショップ会社は従業員用の抗体検査キットを常備しておりまして、その検査キットを休んでいるスタッフ(一人暮らし)に届けなければいけなかったんです。それを車の運転ができないうちの夫がするというのもアレなんですけど。

私が運転して持って行きました。その人の家は、夫の通勤ルートからそれほど遠くなかったので、大した時間はかかりませんでしたけど。それにしたって、運転するのは私なんですからね。

昨日も朝からいろいろと忙しい一日でした。

まずは、午前6時に家を出て夫を勤めているツールショップまで送って行きました。

その後は、夫のおしっこを持って行かなければいけませんでした。

このブログを定期的に読んでくださっている方は事情をご存知だと思いますが、うちの夫はですね、どこかの誰かに自分の腎臓を差し上げたいと希望しているのですよ。

腎臓を提供するためには、様々な検査を受けなければなりません。24時間分の採尿というのもありまして、3回行なわなければいけません。

すでに1回目は完了していましたので、2回目と3回目の採尿を今週の火曜日と水曜日の2日連続でおこなったのです。3回目の採尿は、完了した昨日の朝持って行かなくちゃあいけなかったんですけど夫は仕事ですから、代わりに私が持って行ってくれということで。

採尿容器は4リットル入りのポリ容器です。所定のナイロン袋に入れてありましたけど、中は丸見えです。4リットル容器は満タンにはなっていませんでしたけど、人間というのは24時間で結構たくさんおしっこをするのですね。

オーストラリアでは、こうした血液や尿や便といった検体の検査には、病院に行ったりしません。検体の採取を行う場所が各地にありますので、そういう場所に行きます。

朝早めに行きましたけど30分も待たされました。人と人が接近しないように、待合室の椅子は距離をあけて置いてあり、椅子は4つしかありませんでしたから、待合室には4人までしか入れませんでした。入れない人は廊下で間隔をあけて待つのです。

もちろんマスクは必着用で、建物に入る際にQRコードをスキャンしなくちゃあいけませんし、手の消毒もしなくちゃあいけません。

30分も待って夫のおしっこが入ったポリ容器を届け出た後は、ヘアカットの予定がありましたが、美容院のスタッフの家族が新型コロナに感染し、スタッフが濃厚接触者となったために予約はキャンセルされました。

どうか1週間で営業再開しますように!

夫のおしっこを届けた後、私は食品の買い出しをしてから家に帰ることにしました。

さて、

ここからが今日の本題です。

私の前を走っていたホンダ車のことなんですけど、ちょっと困った車だったんですよ。

つい先日、ホンダ車に乗ってダッシュボードのデザインに呆れたばかりですが、昨日私の前を走っていたホンダ車のデザインにもちょっと呆れました。

凝り過ぎと言うんですか。

後部のデザインがごちゃごちゃし過ぎで、五角形の黒い飾りが虫を連想させるんですけどね、ウイングなども付いていて、突然トランスフォーマーに変身しそうな車だったんです。

そのホンダ車が、何故か制限時速60キロの道を50キロ以下で走るのですよ。

トランスフォーマーに変身しそうな車にノロノロ運転は似合いません。

ちょっとスピード出しすぎじゃんという速度でピューと行っちゃうのが普通です。大きな排気パイプが3本も付いていたので、爆音でも響かせて走り去るのが似合うと思うんですけど。

なんでこんなにノロノロ運転するんだろう、

もしかして後ろの車への嫌がらせか?

とにかく狭い曲がりくねった道なので抜かせませんしね、私はずっとそのホンダ車の後をテイルゲート気味に走ったわけです。

交差点の前でやっと2車線になったので、私はどんな人が運転しているのか顔を見てやろうと思いまして、追い越す時に見たんですけど、

運転手はね、

小さなおばあさんだったんですよ!

もうとっくに運転免許証を返納していないと危ない年齢に見える、おそらく90歳は近いであろう(超えてるかもしれない)おばあさんだったんです。

ノロノロの理由はこれだったか…

トランスフォーマーに変身しそうなホンダ車を運転していそうな人ではありませんでしたから、私は思わず「えええ!」と叫んだのでございました。

エプロンを付けたおばさんがトラックを運転しているのよりは、カッコいい意外性ではありました。


ところで、昨日はいつものように新型コロナの検査場の前を通りましたがね、検査場のはるか手前から左車線には車が連なっていましたよ。検査場に並ぶ車の列だとすぐに分かったからいいようなものの、知らない人は困ったでしょうね。その道路からショッピングセンターの方に曲がるには、その左車線でないといけませんから。

車の列は500メートルはありましたよ。

検査場の入り口では、反対側の道路から右折して入ろうとする車も数台いて、その人達は気づいていなかったのかもしれませんけど横入りをしようとしているわけですからね、検査場付近の道路は大混乱だったんです。

検査を受けようとする人が多すぎて、検査場はパンク状態だし、簡易検査キットは手に入らないしで、メルボルンは大変なことになっています。

ちなみに、昨日のヴィクトリア州の新規感染者数は 21,997人でした。

今週中に1万人を超えるだろうという私の予測を大きく超えて、あっという間に2万人を超えました。公立病院も民間病院も、命に関わらない手術は中止となりましたので、うちの息子の2回目の痔の手術は当面不可能となりました。

民間の病院で費用自己負担で手術をしてもらうことを決めた矢先のことで、大変がっかりしています。


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