2022年1月15日

スタッフ不足が深刻化

うちの夫が勤めるツールショップ会社の一つの店舗で、スタッフほぼ全員が新型コロナ陽性となってしまったために別の店舗から応援が行くことになりまして、うちの夫も応援の一人だったわけですが、そのせいで今週は休みを返上、この店舗のスタッフが陰性になって戻って来るまではずっとその店舗勤務となっていたはずなんですけど。

昨日の朝、電話をかけて来ましてね、通常勤務している店舗に行かなくてはいけないので迎えに来てくれと言うのでした。夫がいる店舗まで迎えに行って、それから通常勤めている店舗まで送って行くということですよ。

何故か?

通常勤務している店舗のスタッフも新型コロナ陽性になってスタッフが足りなくなったからです。

電話がかかってきた時、私は腹痛と下痢に苦しんでいたので息子が行ってくれました。スタッフが全滅した店舗まで迎えに行って、それから通常勤務の店舗へ送って行って、帰って来るのに1時間以上かかりましたよ。

電車とバスを乗り継げば自力で行けないことはないのですが、時間がかかりますからね。昨日は急を要したらしいのです。コンピューターだか何だか荷物を持って行く必要もあって、車が必要だったようです。夫も大変ですが、家族も大変なんです。

それはともかく…

現在ヴィクトリア州には24万人もの陽性患者がいるそうです。もうね、いつどこで感染るか分かりませんよ。それくらいの状況になって来ています。

毎日毎日数万人の新規感染者が出ているんですから。

そして、数万人の新規感染者の濃厚接触者は、自宅隔離しなくちゃあいけないんですよ。何十万人も自宅隔離していると聞きますけど、そのうち自宅隔離者は百万人を超えるんじゃあないでしょうか。

オミクロン変異種は重症化しないから、そんなに心配しなくても良いと油断している人もいますがね、こんなに増えると、たとえ重症化する人の割合は低くても人数は相当な数になるんですし、死亡する人だって増えているんですよ。

うちの家族の中で、一番感染りやすい状況にいるのは夫です。一店舗全滅した日にその店舗に行って消毒や掃除をしたうちの夫は、もしもその日に感染していたとしたら、そろそろ症状が出るなり陽性反応が出るなりする頃です。

どうぞ感染していませんように。


通常勤務している店舗のスタッフで陽性になっている一人は、有給休暇を取っていた人です。家族で南オーストラリアに旅行に行って、家族全員が感染したそうです。

少なくとも、この人から他のスタッフが感染した可能性は無いわけですけど、休暇を終えて仕事に戻ってくる予定だったのが戻れなくなりました。

もう一人のスタッフは昨日出勤していましたが、午前中に電話がかかって来て、一緒に暮らしているガールフレンドが感染していることが分かったので、この人も感染しているのは確実ですから自宅隔離のために家に帰りました。その時、店舗内で一緒にいたのが、よくうちの夫を家まで送ってくださるTさんです。

昨日が休みの日で出勤していなかったスタッフもいますし、予定通り有給休暇をとって休んでいたスタッフもいました。そして、うちの夫は別の店舗に応援に行っていたわけですから、この日のスタッフはTさん一人だけという事態になったんですって。

それで、うちの夫が大急ぎで戻らなければならなくなったのです。

こういうことがさらに別の店舗でも起きたら、もう臨時休業するしかなくなりますね。

シドニーのあるニュー・サウス・ウェールズ州の店舗でもスタッフ不足は厳しい状況で、会社の倉庫はスタッフ全滅で運営ができなくなっているそうです。

職種によっては濃厚接触者の自宅隔離期間をさらに短縮、あるいは隔離免除というような規制緩和が検討されていますけど、そんなことをすれば感染者はもっと増えますよ。スタッフ不足問題は軽減されるかもしれませんが、医療システムの逼迫はさらに深刻になるでしょう。

それにしても、Tさんですけど、昨日の午前中はその感染していたことが確実なスタッフとずっと一緒だったんです。Tさんは感染した可能性がありますよ。感染していたことが確実なそのスタッフと入れ違えで店に入ったうちの夫は、その後ずっとTさんと二人で勤務して、今日も二人体制だそうですけど。

感染らないでくださいよ。


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