2020年8月7日

新型コロナと自殺者の増加

昨日の新型コロナ新規感染者数は、471人でした。前日の725人に比べると随分減ったように感じますが、471人は少ない数ではありません。

メルボルンの東部地域でも増えてきています。

新たに8人がお亡くなりになりましたので、ヴィクトリア州内の死亡者数は昨日までで170人ということになっていますが、ある記事によりますと、ヴィクトリア州内で約400人の自殺者が出ているそうです。

新型コロナに感染して亡くなった人の数よりも遥かに多いです。

長引く規制によって失業したり無収入となったりしたことで精神的に不安定になっている人が多いことは事実です。すでにメンタルの問題を抱えていた人達が、規制による孤立で症状を悪化させている場合も多いそうです。

自殺者は今後更に増えるだろうということで、早急な対策や支援が求められており、州政府も連邦政府もメンタルヘルス対策の追加予算を発表していますけど、精神的に参ってしまうと助けを求めに行動を起こすのも難しいのでして、孤立して暮らしていれば助けてくれる人も身近にいないわけですからね、困難な状況は予算が増えたからと言って直ぐに改善するものではありません。

先日の「ニュースになってるメルボルン」という記事で州保健省の主任医務官ブレット・サットン氏について書きましたが、見るからに疲れてやつれた感じになってきて、話し方も元気がなくなってきたので、私は少し心配していたのですけど。

今週になってサットン氏は定例会見に姿を表さなくなりました。副主任が代わりを務めています。

どうも、サットン氏は今週お休みをしているようです。ヴィクトリア州の感染拡大が危機的な状況である今のような時期に主任医務官が休暇を取るということは、サットン氏に何かあったのですね。

メンタルヘルスを軽視してはいけません。

具合が悪くなったら休まなくちゃあいけませんし、改善しない場合は早めに医師に相談した方がいいです。そして、具合が悪いということを身近な人に知らせましょう。

身近な人が最近元気がないと感じたら「元気がないように見えるけど大丈夫?」と声をかけましょう。話すことで症状が改善する場合もあります。

経済的な困難は、メンタルが悪化する大きな要因になります。

ああ、今思い出したわ…

私達家族が食べるものにも困って困窮していた時、肉や野菜を持ってきてくれた友人達がいました。

ある夫の友人は、その頃がんで余命が短いと分かっていた人ですが、度々肉を持ってきてくれました。

息子の小学校の同級生の母親は、偶然私達家族の状況を知って、自分の家の庭で採れたオレンジをレジ袋いっぱい持ってきてくれました。シングルマザーの彼女は、自身も仕事をなくして苦しんだ経験があったそうです。

またある友人は、スパゲッティと大きな容器いっぱいのミートソースを持ってきてくれました。

そして義妹からは生活費を支援してもらいました。

あの時、そうした親切にどれほど助けられたか。

「困っている」とか「苦しんでいる」ということを自分からは言えない人もいます。本当は助けが必要なのに「何とかやってるから大丈夫」などと言ってしまうのです。

皆んなでお互いを思いやり、助け合いたいものです。


州保健省の主任医務官ブレット・サットン氏は、今日の会見には出席して状況を説明したり質問に答えたりしていました。ヒゲはさらに伸びていましたけど、元気そうで安心しました。

心配しちゃったわ。


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