2020年8月21日

ミシェル・オバマも大汗を経験

先日、米国民主党のバーチャル全国大会でのスピーチが話題の前大統領夫人ミシェル・オバマさんが Spotify でポッドキャストをやっていらっしゃいます。

第1回目のゲストは夫のバラク・オバマ前大統領でした。

こんなにリラックスした感じで録音していたんですね。



様々な話題を取り上げていらっしゃいますが、先日は更年期のホットフラッシュの問題も取り上げたんですよ。

ミシェルさんも突然暑くなって大汗が出るホットフラッシュの経験者だったんです。

また、夫のバラクさんが大統領だった頃には、更年期を経験している女性のスタッフが大勢いたので、汗を滴らせている女性スタッフがいても「暑いのならエアコンを付けなさい」という感じでね、女性のこうした問題を当たり前のことと受け入れていたようです。

私は非常に気持ちが軽くなりました!

真冬なのに大汗をかいたり、一人だけ真っ赤な顔をしてバッグから扇子を取り出して扇いだりすることを、別に恥ずかしいことと考える必要はないんですよ。

女性の身体はホルモンの変化によって変わります。ある程度は教えられますが、それは身体が大きく変化する思春期や出産を経験する成熟期のことがほとんどです。更年期の身体の変化について教えられたことは私はないですよ。

閉経の頃の月経不順について誰かアドバイスしてくれたか?

そんなのまったくゼロですよ!

私はね、大量出血で死ぬんじゃあないかってくらい出血していた時期があります。インターネットのおかげですぐに色々なことを調べることができて、自分の身体に起きていることを理解する助けにはなりましたけど。

ところが、その頃に始まったのがホットフラッシュと呼ばれる身体のほてりやのぼせ。そして、ちょっと動き回ると大汗をかくようになって。

忘れられないのは、友人主催のホームパーティーで、私は暑くてたまらず、顔を汗が流れ落ちるほど大汗が出て「あなた一体どうしたの?」という顔で見られたことがありました。

それは1回や2回ではないんですけど、ある年のパーティーで出会った見ず知らずの女性に「それはホットフラッシュね、私も時々なるのよ、ホルモンのせいよ」って言われて、とてもありがたかったんです。

暑くてたまらない時にエアコンを付けると、夫から「寒いじゃないか」と非難されたりしましたが、更年期の症状の一つでそういうこともあると分かってくれてからは何も言わなくなりました。

自分の身体に起きていること、起きる可能性があることを知らなかった自分も残念なことでしたが、更年期のことをよく知らない女性は多いですよ。女性自身が知らないんですから、男性達が知るはずもなく。

そして、月経の問題とか更年期の閉経やホルモンの変化のことを話題にすることがまるで恥ずかしいことのように考える社会的文化的なタブーみたいなものがあるじゃあないですか?

日本には、女性の月経を不浄なものとさえ考える文化もありますよ。

女性をなんだと思ってるんだ!

これは生理現象のひとつなんだよ!

男性達の多くは、そもそも月経がどういうものかすら知りません。出血するらしいということは知っていても、その出血の状態なんて想像もできないでしょう。

私は長年月経痛に苦しみましたけど、月経痛なんてどんなものなのか、経験していない人には分からないでしょうね。陣痛を経験していない人があの痛みを想像すらできないというのと同じでね。

女性の方も男性の身体の変化について分かっていませんよ。

教え合わないといけません。話し合わないといけません。子供がいる方は、子供達にこうしたことを話題にすることが恥ずかしいことでもなんでもないということを教えていくべきです。


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