毎年冬の終わり頃に咲くこの球根植物。
スイセンの仲間だろうとは察しが付きます。
とても美しいのですけどね、問題があるです。
この花には強いにおいがありまして、それは花らしい甘い匂いと便所の臭いが混じったようなビミョーなにおい。「おトイレ」ではなくわざわざ「便所」と書いている点にご注目!
要するにね、
臭いんですよ!
こんな臭い花の球根をわざわざ植えたのは、私達ではありません。この家の前の持ち主です。パッケージの写真の美しさに惹かれて植えたんでしょうね。咲いた花の臭いにショックを受けたに違いありません。
一体どういう名前の花なんだろうと、球根を取り扱うオンラインショップに載っていたのを片っ端から全部調べてみた結果、Jonquil Erlicheer というやつではないかと思います。
説明によると、強く甘い芳香があると書いてあります。においが強いことは確かですが、便所の臭いがするとは書いてありません。
美しいクリーム色の花はたしかに美しくて、家の中から見ている分には良いのですが、花瓶に生けたり鉢で育てたりして家の中に置くことは絶対にできません。
この家に引っ越して来たばかりの頃、花瓶に生けたことがあるのです。
なんだかビミョーなにおいだなあとは思ったのですけどね、しばらくすると「何かが臭い」と家族が騒ぎ出して。あれほど家の中が臭くなるとは驚きでした。
庭に球根でも植えようとお考えの貴方、この花を植えるなら臭いを覚悟しておかないといけません。
警告です!
文句なしに芳香が素晴らしいのはダフネ。唯一の欠点は、日本名「ジンチョウゲ」の響きが美しくないこと。ダフネにしたらいいのに。
我が家の玄関外に植えているダフネは、ただいま満開です。
外に出るたびにいい匂いがします。
この匂いをかぐたびに、うちの夫は亡くなった祖母モニカのことを思うそうです。
お帰りの前に1クリックを!
0 件のコメント:
コメントを投稿